JP2007215372A - 自動車用ジャンクションボックス - Google Patents

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JP2007215372A
JP2007215372A JP2006035104A JP2006035104A JP2007215372A JP 2007215372 A JP2007215372 A JP 2007215372A JP 2006035104 A JP2006035104 A JP 2006035104A JP 2006035104 A JP2006035104 A JP 2006035104A JP 2007215372 A JP2007215372 A JP 2007215372A
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一郎 照沼
Osamu Kusadome
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Abstract

【課題】異なる車種間で併用する際やマイナーチェンジなどで回路の変更があった場合にも莫大な費用を発生することなく、回路変更を容易に行うことができる自動車用ジャンクションボックスの提供。
【解決手段】ヒューズ上流側配線とヒューズ下流側配線とがヒューズを介して接続された電源体系を有する自動車用ジャンクションボックスにおいて、ヒューズ上流側が個別のバスバーで構成され、ヒューズ下流側が基板と該基板に接続されたタブ端子とによって構成されたことを特徴とする自動車用ジャンクションボックス。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車用ジャンクションボックスに関する。
従来、自動車用ジャンクションボックス(自動車用電気接続箱等とも称される。)の配線媒体としては、銅系の材料を打ち抜き、曲げ加工などを施したバスバー(ブスバー等とも称される。)が主流となっている(例えば、特許文献1〜5参照。)。
特許文献1には、導電路を構成するバスバーの両側縁の適宜箇所に打出しによりバスバーの幅から突出する圧入片を設け、絶縁基板にバスバーの幅よりも広くかつ両側縁の圧入片間の外法よりも狭い幅を持つ溝を設けると共に、溝の圧入片に対応する位置に屑収容溝を設け、溝にバスバーの両側縁の圧入片を圧入してバスバーを絶縁基板に固定すると共に、圧入片の溝への圧入時に生じる絶縁基板の削り屑を屑収容溝に収容し得るようにしたバスバーと絶縁基板の固定構造が開示されている。
特許文献2には、所望のパターンを有する複数のバスバーを絶縁基板に配設してなるバスバー配線板において、複数のバスバーが導電率の異なる二種以上の導電性金属板から選択的に打抜き形成されているバスバー配線板が開示されている。
特許文献3には、素材から内部回路を形成する形状に打ち抜き折り曲げてできた数種のバスバーを、ブリッジをカットせずに各層のバスバーのブリッジの位置を合わせて所望の間隔をあけて積み重ね、積み重ねたバスバーを絶縁材料によって一括して成型した後、各層のバスバーのブリッジをカットする電気接続箱の製造方法が開示されている。
特許文献4には、隣合うバスバー間に連結片を残して所望の回路パターンを有する複数のバスバーを金属板から一体に打抜いてバスバー回路網板を形成し、回路網板を合成樹脂絶縁体により一体にモールドした後、連結片を切断除去すると共に、バスバーの所望の位置にタブ圧入孔を開孔し、タブ圧入孔に外部接続用のタブを圧入固定することによりバスバー回路板を形成し、連結片の切断除去により生じた切断分離部に接着性の樹脂を注入充填してバスバー回路板を積層固定するバスバー回路板の製造方法が開示されている。
特許文献5には、配線基板の上に複数の所望のパターンを有するバスバーを所定の位置的関係をもって配設し、各バスバーには端部の折り曲げにより必要なタブ状端子を形成して成るバスバー配線板の製造に際し、複数のバスバーのなかで前記タブ状端子が展開状態にあるときに互に干渉するためにその打抜きスペースをパターン形成に利用できない関係にある隣接するバスバーを選び分けることにより、複数のバスバーを少なくとも2つの干渉のないバスバー群に分け、分画された各バスバー群を、該バスバー群を構成する複数のバスバー間に夫々つなぎを残して一枚の導電性金属薄板から打抜いて、必要なタブ状端子を形成することにより作製し、各バスバー群を構成する複数のバスバー相互間のつなぎを切断分離した後、分離された各バスバーを前記所定の位置的関係に従って配線基板の上に配設するバスバー配線板の製造方法が開示されている。
実公平7−47932号公報 特許第2503316号公報 特許第2555052号公報 特許第2561948号公報 特許第2733521号公報
前述したように、従来、自動車用ジャンクションボックスのバスバーは、銅板をプレスで打ち抜き、曲げなどによって作製しているため、設備や金型作製に莫大な費用がかかり、例えば車体のマイナーチェンジに合わせた回路変更などがあった場合、莫大な費用が発生してしまうといった問題があった。また、こうした事情により、異なる車種間の共用も困難となっている。
本発明は、前記事情に鑑みてなされ、異なる車種間で併用する際やマイナーチェンジなどで回路の変更があった場合にも莫大な費用を発生することなく、回路変更を容易に行うことができる自動車用ジャンクションボックスの提供を目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、ヒューズ上流側配線とヒューズ下流側配線とがヒューズを介して接続された電源体系を有する自動車用ジャンクションボックスにおいて、ヒューズ上流側が個別のバスバーで構成され、ヒューズ下流側が基板と該基板に接続されたタブ端子とによって構成されたことを特徴とする自動車用ジャンクションボックスを提供する。
本発明の自動車用ジャンクションボックスにおいて、ジャンクションボックスとは別体のジョイントコネクタによって回路のジョイント部分が形成されていることが好ましい。
本発明の自動車用ジャンクションボックスにおいて、基板とタブ端子とがフロー半田で接続されている構成とすることが好ましい。
本発明の自動車用ジャンクションボックスにおいて、基板とタブ端子とが半田ロボットで接続されている構成としてもよい。
本発明の自動車用ジャンクションボックスにおいて、基板とタブ端子とが接続部にバネ性を有するプレスフィット端子で接続されている構成としてもよい。
本発明の自動車用ジャンクションボックスは、ジャンクションボックスのヒューズ上流側と下流側を分けて、ヒューズ下流側を基板と該基板に接続されたタブ端子とによって構成したことにより、異なる車種間で使用する際やマイナーチェンジなどで回路の変更があった場合にも莫大な費用を発生することなく、回路変更を容易に行うことができる。
本発明の自動車用ジャンクションボックスは、図1に示すような電源体系図に基づき、設計が行われる。このジャンクションボックス1の電源体型は、ミニヒューズ3を境に、ヒューズ上流側配線2とヒューズ下流側配線4に分けることができる。ヒューズ上流側は、車種が異なってもほとんど変わることはなく、マイナーチェンジなどで変更することもほとんどないのに対し、ヒューズ下流側は、車種間の違いやマイナーチェンジ時の変更も多々起こるといった特徴がある。
そこでこの点に着目し、ヒューズ上流側は従来のような一括でプレスを行う方式から個別のバスバー(一般的に縦バスバーと呼ばれる。)に変更し、ヒューズ下流側は基板と該基板に接続されたタブ端子との組み合わせとする。この場合、基板に接続するタブ端子は専用品ではなく、他のアプリケーションでも使えるような汎用性を持たせた設計とする。
図2は、本発明の自動車用ジャンクションボックスの一実施形態を示す組立斜視図である。本実施形態の自動車用ジャンクションボックス10は、ハウジング11とベース16との間に、ヒューズ上流側回路となる縦バスバー12と、前記縦バスバー12にヒューズを介して一端側が接続された縦長細板状の多数のヒューズ下タブ13と、該ヒューズ下タブ13の他端側が接続された基板14と、前記基板14の下面側に配置され、一端側が前記基板14の所定位置と接続された縦長細板状の多数の出力側タブ15と、回路のジョイント部分をなす、自動車用ジャンクションボックス10とは別体のジョイントコネクタ17とを挟み込んだ構造になっている。
前記ハウジング11及びベース16を構成する材料としては、ポリアミド、ポリプロピレン等が挙げられる。このハウジング11及びベース16は、前記材料を射出成形法などによって成形して作製することができる。
前記縦バスバー12は、所望形状に加工した平板やFF端子などを組み合わせて作製することができる。なお、この縦バスバー12に代えて、積層バスバーを用いることも可能である。
前記ヒューズ下タブ13及び出力側タブ15としては、細板状に加工した音叉状端子等の汎用のタブ端子を用いることが好ましい。
前記基板14としては、ガラスエポキシ基板、紙フェノール基板、金属をコア材にしたメタルコア基板などが用いられる。
また前記ジョイントコネクタ17は、特に限定されることなく、従来より自動車用ジャンクションボックス等の分野で周知の各種のジョイントコネクタの中から適宜選択して使用することができる。
なお、本実施形態において、ヒューズは、ハウジング11の上部に突出して設けられている。
基板14とヒューズ下タブ13とは、フロー半田で接続されており、異なる車種間やマイナーチェンジ時の回路変更が起きた場合は、ヒューズ下流側のヒューズ下タブ13又はヒューズ下タブ13と基板14のみを変更すればよいので、バスバーのような莫大な費用を必要とせず、回路変更が行えるようになる。これにより、汎用性を持たせられるだけでなく、設計自由度も増加するといったメリットもある。
回路のジョイント部分に関しては、図2に示すように別体のジョイントコネクタ17(J/C)を付けてもよいし、基板回路内ですべて網羅する形でも構わない。
また、基板15とタブ端子などとの接続に関しては、半田の他に、プレスフィット方式、マイクロアーク方式、もしくは半田ロボットなどを用いてもよい。
図3は、半田を用いた接続方式を例示する断面図であり、この接続方式では、基板14の裏面側にヒューズ下タブ13を突出させ、又は出力側タブ15をセットし、そのタブ端子の周囲にフロー半田20を配し、加熱溶融させた後、放冷して固化させ、所望部分を半田で接続する。
図4は、プレスフィットを用いた接続方式を例示する断面図である。この接続方式では、基板14の所望位置に、図5(a)中の符号23に示すような下穴を設けておき、この下穴23に、接続部にバネ性を有するプレスフィット端子22を挿入し、接続する方式である。これに用いるプレスフィット端子22としては、図5(b)に示す角ピンディンプルスター24や、図5(c)に示す丸ピンディンプルスター25等を挙げることができるが、これらに限定されない。
図6は、マイクロアーク溶接を用いた接続方式を例示する断面図である。この接続方式では、基板14の裏面側にヒューズ下タブ13を突出させ、又は出力側タブ15をセットし、そのタブ端子にマイクロアーク溶接機26から発したマイクロアーク27を当てて溶接、接続する。
本発明の自動車用ジャンクションボックスは、ジャンクションボックスのヒューズ上流側と下流側を分けて、ヒューズ下流側を基板と該基板に接続されたタブ端子とによって構成したことにより、異なる車種間で使用する際やマイナーチェンジなどで回路の変更があった場合にも莫大な費用を発生することなく、回路変更を容易に行うことができる。
本発明の自動車用ジャンクションボックスの電源体系の概略図である。 本発明の自動車用ジャンクションボックスの一実施形態を示す組立斜視図である。 半田を用いた接続方式を例示する断面図である。 プレスフィットを用いた接続方式を例示する断面図である。 プレスフィット端子を例示する図である。 マイクロアーク溶接を用いた接続方式を例示する断面図である。
符号の説明
1,10…自動車用ジャンクションボックス、2…ヒューズ上流側配線、3…ミニヒューズ、4…ヒューズ下流側配線、11…ハウジング、12…縦バスバー、13…ヒューズ下タブ、14…基板、15…出力側タブ、16…ベース、17…ジョイントコネクタ、20…半田、21…プレスフィット部、22…プレスフィット端子、23…下穴、24…角ピンディンプルスター、25…丸ピンディンプルスター、26…マイクロアーク溶接機、27…マイクロアーク。

Claims (6)

  1. ヒューズ上流側配線とヒューズ下流側配線とがヒューズを介して接続された電源体系を有する自動車用ジャンクションボックスにおいて、
    ヒューズ上流側が個別のバスバーで構成され、ヒューズ下流側が基板と該基板に接続されたタブ端子とによって構成されたことを特徴とする自動車用ジャンクションボックス。
  2. ジャンクションボックスとは別体のジョイントコネクタによって回路のジョイント部分が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ジャンクションボックス。
  3. 基板とタブ端子とがフロー半田で接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用ジャンクションボックス。
  4. 基板とタブ端子とが半田ロボットで接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用ジャンクションボックス。
  5. 基板とタブ端子とが接続部にバネ性を有するプレスフィット端子で接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用ジャンクションボックス。
  6. 基板とタブ端子とがフロー半田で接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用ジャンクションボックス。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009158482A (ja) * 2007-12-07 2009-07-16 Nec Corp 基板同軸接続機構および基板同軸接続装置

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