JP2007263523A - 給湯システム - Google Patents

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康雄 三宅
Yasuhiro Okubo
泰宏 大久保
Kazuo Yamazaki
和生 山崎
Susumu Isoda
進 磯田
Yoshiro Tsubosaka
由朗 壷阪
Makoto Honda
真 本多
Hideaki Kajiwara
秀明 梶原
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Abstract

【課題】設備コストや維持管理コストを削減する。
【解決手段】給湯水を貯留する貯湯槽1、この貯湯槽1内の給湯水を循環させる循環給湯管2、この循環給湯管2に配設した循環ポンプ3、循環給湯管2に水を補給する補給水管4、給湯水を加熱する加熱器5、貯湯槽1内の給湯水の温度を検知する温度センサ6を有する給湯システムにおいて、加熱器5は、加熱すべき給湯水を循環させる循環供給管31、この循環供給管31に配設した循環供給ポンプ32、循環供給管31内を流れる給湯水に熱を与えるヒートポンプ熱源器34を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、ビル等の建物に設置される給湯システムに関し、特にヒートポンプ給湯機を適用した循環式の給湯システムに関するものである。
従来、ホテルや病院等の建物で使用される給湯水量の多い給湯システムは、加熱器で加熱した給湯水の所定量を貯湯槽で確保しつつ、循環給湯管によって各出湯個所に循環供給する場合が多い。
例えば、図12に示すように、従来の循環式の給湯システムは貯湯槽101を備えている。貯湯槽101には、低温の給湯水が流入する流入口102、加熱された給湯水が流出する流出口103、給湯水を加熱する加熱コイル104が備えられている。流入口102および流出口103には、循環給湯管105の両端が接続され、貯湯槽101内の給湯水が出湯個所106に循環供給されている。循環給湯管105には、給湯水を強制循環する循環ポンプ107が配設されているとともに、出湯個所106で給湯水が使用されたときに補給水を供給する補給水管108が接続されている。
また、循環給湯管105には、流入口102の直近において逆流防止弁109と開閉弁110が配設され、流出口103の上方等の空気の溜まりやすい個所に空気抜き弁111、112がそれぞれ配設され、貯湯槽101および循環給湯管105内の空気が系外に排除されている。補給水管108には、逆流防止弁113と開閉弁114が配設され、飲料水系統に循環給湯管105内の給湯水が逆流するのが防止されている。循環給湯管105を流れる給湯水は、その循環給湯管105から放熱したり、補給水が補給されたりすることによって低下するので、その給湯水の温度を上昇させるための加熱コイル104が貯湯槽101に設置されている。加熱コイル104は、貯湯槽101外の高温熱源と貯湯槽101内の給湯水との間で熱を交換する熱交換器とされている。高温熱源には、蒸気を作り出す蒸気ボイラ、温水を作り出す温水ボイラ、蒸気または高温水の熱源と電気を同時に作り出すコージェネレーター等が使用されている場合が多い。
近年、大型の建物には空気調和装置、いわゆるエアコンが設備されている場合が多い。この種のエアコンには、冷温水を使用する冷暖房方式が採用され、ボイラや冷温水発生器が備えられている。これらのボイラや冷温水発生器では蒸気や高温水が生成されるので、その一部が給湯システムの高温熱源として利用されている。すなわち、エアコンで生成された蒸気や高温水の一部が給湯システムの加熱コイル104に供給されている。そして、最近のエアコンにはヒートポンプの原理が利用され、この種のエアコンとしてヒートポンプエアコンやガスヒートポンプエアコンが知られている。
また、従来の給湯システムとして、高温熱源にボイラを使用したセントラル給湯システムも知られている。このセントラル給湯システムでは、高架水槽としての膨張タンクが建物の屋上に設置され、貯湯槽とボイラが地下等の最下層に集中して設置されている。膨張タンクと貯湯槽は配管によって連結され、給水が膨張タンクから貯湯槽に送られている。そして、貯湯槽とボイラとの間には、貯湯槽からボイラへと給水するための配管と、ボイラから貯湯槽へと給湯するための配管とが配設され、後者には補助ポンプが配設されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−55173号公報(段落番号0010、段落番号0011、図1)
ヒートポンプを利用したエアコンは、室外機から冷媒配管を介して熱をくみ上げ、その熱を室内機に導いて室内に放出する空調システムであるので、蒸気や高温水は不要であり、空調用にボイラや冷温水発生機は設置されない。したがって、貯湯槽101に取り付けてある加熱コイル104に蒸気や高温水を供給するためには、専用のボイラや冷温水発生機を設置する必要がある。このため、給湯システムを設置するための設置コストが増大し、問題となっていた。特に、ボイラを設置するための設備コストが必要となるうえに、ボイラを扱う有資格者の常駐が必要となるので、設備コストと維持管理コストの双方が増大するという問題もあった。
また、ボイラや冷温水発生機は、ガスや石油等を燃焼させて水を直接加熱する加熱器であるので、エネルギー消費効率(COP)が低いものとなっている。そして、最近では地球温暖化対策における炭酸ガス(CO2)の削減が至上命題となっているので、建築設備においても炭酸ガスの削減の要求が高くなっている。したがって、燃料を直接燃焼させて炭酸ガスを発生させたり、エネルギー消費効率の低い加熱器を使用したりすることは、環境面から問題となっている。また、特許文献1に開示されているセントラル給湯システムも、ボイラを必要としているので、同様な問題点を含んでいる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、ボイラや冷温水発生機を使用しないことにより、設備コストや維持管理コストを削減できる給湯システムを提供するものである。
この発明に係る給湯システムは、給湯水を循環供給する循環給湯管と、温度計測器を備えて循環給湯管に配設される貯湯槽と、給湯水を加熱する加熱器と、循環給湯管に補給水を供給する補給水管と、循環給湯管に配設される循環ポンプとからなる給湯システムにおいて、加熱器は、ヒートポンプ熱源器と、循環供給ポンプを備える循環供給管とにより構成されるヒートポンプ給湯機であることを特徴とするものである。
この発明によれば、加熱器にヒートポンプ熱源器、循環給湯管、および循環供給ポンプで構成されるヒートポンプ給湯機を適用したことにより、給湯水を直接加熱することができる。したがって、加熱熱源として、ボイラや冷温水発生機等を設置する必要がない。特に、ヒートポンプエアコン等を使用する冷暖房方式を採用している建物においては、給湯システムのために専用のボイラや冷温水発生機等を設置する必要があったため、特に効果がある。
また、従来では加熱熱源としてボイラを設置する場合に、その建物にボイラを扱う有資格者の常駐が法令により義務付けられているため、人件費が増大し問題となっていたが、この発明ではヒートポンプ給湯機を加熱熱源としたので、有資格者を常駐させる必要がなくなり、人件費の節減に大きな効果がある。
さらに、ヒートポンプ給湯機は、電気によってコンプレッサ等を作動させて給湯水を加熱するので、ボイラや冷温水発生機等のように石油やガスを燃焼させて加熱する方式よりもエネルギー消費効率が大幅に高く、エネルギーロスが極めて少ない。したがって、この発明では、石油やガスを直接燃焼させないので、炭酸ガスの発生量も少なく、環境面でも極めて優れ、地球温暖化対策に大きな効果がある。
特に、ヒートポンプ給湯機の冷媒に炭酸ガスを適用した場合には、エネルギー消費効率が3.0と極めて高くなり、炭酸ガスの地球温暖化係数もフロン系冷媒(HCFC22)の1700分の1となり、地球温暖化対策においても優れた効果がある。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における給湯システムの構成図である。この給湯システムは、給湯水を貯留するための密閉型の貯湯槽1を備えている。貯湯槽1の頂部と底部には給湯水流出口1aと給湯水流入口1bをそれぞれ形成してある。給湯水流出口1aには循環給湯管2の一端を接続し、給湯水流入口1bには循環給湯管2の他端を接続してある。このような循環給湯管2には、給湯水を強制的に循環させる循環ポンプ3を配設し、給湯水を貯湯槽1の給湯水流出口1aから貯湯槽1の給湯水流入口1bへ循環させるようにしてある。循環給湯管2には、新しい低温の水を補給するための補給水管4を接続してある。そして、貯湯槽1の外側には、貯湯槽1内の給湯水を加熱するための加熱器5を設置してある。また、貯湯槽1の所定の水位位置には、その水位での湯温を計測するための温度センサ(温度計測器)6を設置してある。
なお、貯湯槽1は常時大気に開放することのない密閉型としてあるので、貯湯槽1には内部の過剰な圧力を逃がす図示しない安全弁や、内部点検のために作業員が出入できる図示しない点検口も設けてある。また、循環ポンプ3は、循環給湯管2と補給水管4との接続部よりも上流側に配設してある。
貯湯槽1の材質は、鋼板やステンレス鋼板などの金属材料、または耐熱性FRP(ガラス繊維強化プラスチック)材料とすることができる。金属材料としては、鋼板ではSS400等が好ましく、金属材料には貯湯槽1の内面腐食を防止するための特殊加工を施すのが最も好ましい。特殊加工を施す方法としては、酸化カルシウムを主成分とした素材、ビニルエステル系樹脂とセラミックの混合材、ビニルエステル系FRP材等によって貯湯槽1の内面をコーティングする方法がある。また、鋼板を母材とし、この母材に耐食性の高いステンレスを重ね合わせたステンレスクラッド鋼板を使用する方法もある。そして、ステンレス鋼板材料としてはフェライト系のSUS444が耐食性に優れて最適であるが、オーステナイト系のSUS304、SUS304L、SUS316、SUS316L等に流電陽極や外電防食装置等の防食装置を設けて対応するのも好ましい。なお、貯湯槽1の材質にステンレス鋼板を使用する場合においても、前記に列挙したフェライト系およびオーステナイト系のものを使用するとよい。
循環給湯管2には、複数の出湯箇所11を配設してあるとともに、複数の空気抜き弁12、13と気水分離器14を配設してあり、気水分離器14には空気抜き弁15を設けてある。空気抜き弁12は空気が溜まりやすい場所、例えば貯湯槽1の上部や、貯湯槽1の頂部に立設した管体の上部に設けるのが好ましく、気水分離器14は管内水圧が最も低下する最も高い位置に設けるのが好ましい。循環ポンプ3の上流側には開閉弁16を配設し、下流側には開閉弁17と逆流防止弁18を配設してある。貯湯槽1の給湯水流入口1bの近傍において、循環給湯管2には開閉弁19と逆流防止弁20を配設してある。そして、補給水管4には開閉弁21と逆流防止弁22を配設してある。
出湯個所11は、最寄りの循環給湯管2から分岐させた分岐配管2aに配設することができる。しかし、分岐配管2aが長い場合には、出湯個所11において給湯水を長時間使用しないと、給湯水の温度が使用に適さない温度にまで低下してしまう。このため、分岐配管2aは、使用されない給湯水を循環給湯管2に戻すようにする循環配管とするのが好ましい。
ここで、加熱器5はヒートポンプ給湯機としてあり、加熱すべき給湯水を循環させる循環供給管31を備えている。循環供給管31の一端は貯湯槽1の上部に接続し、他端は貯湯槽1の下部に接続してある。循環供給管31には、給湯水の流れる方向に従って循環供給ポンプ32、流量調節弁33、およびヒートポンプ熱源器34を配設してある。ヒートポンプ熱源器34は、冷媒(熱媒体)の相変化を利用し、低温側からくみ上げた熱を高温側で利用する構成となっている。この種の冷媒には、例えば、炭酸ガス、アンモニア、プロパン等の自然冷媒、R32、R125、R407C、R410A、HFC−32、HFC−134a、HFC−143a、HFC−152a等のHFC冷媒、HCFC−22、HCFC−123等のHCFC冷媒が適用可能である。オゾン破壊係数が0であり、地球温暖化係数が1であるにも拘らず、高い成績係数のヒートポンプ熱源器にできる炭酸ガスが最適である。ヒートポンプ熱源器34は、充填した冷媒を循環させる冷媒循環管35を備えている。冷媒循環管35には、冷媒の流れる方向に従って水熱交換器36、膨張弁37、空気熱交換器38、およびコンプレッサ39を配設してあり、空気熱交換器38の近傍にはファン40を配置してある。これらの冷媒循環管35、水熱交換器36、膨張弁37、空気熱交換器38、コンプレッサ39、およびファン40は筐体41内に設置してある。
水熱交換器36には循環供給管31を部分的に隣接させ、冷媒循環管35内を流れる冷媒の熱が循環供給管31内を流れる給湯水に伝わるようにしてある。空気熱交換器38は、冷媒循環管35内を流れる冷媒とファン40によって取り入れた空気との間で熱交換するものとしてあり、ファン40は筐体41外の新鮮な空気を常時取り入れるようにしてある。
制御器42には温度センサ6で検知した貯湯槽1内の給湯水の温度に関する電気信号を常時入力させてある。そして、制御器42は、温度センサ6からの電気信号に基づいて循環供給ポンプ32、流量調節弁33、およびヒートポンプ熱源器34を制御するようにしてある。
なお、水熱交換器36を通る循環供給管31の断面積は小さいので、循環供給管31の上流側において循環供給管31にストレーナー等を配設し、給湯水中の浮遊物質を除去するように構成するのが好ましい。
流量調節弁33は、電磁弁のような全開と全閉の動作のみの弁でもよいが、循環供給ポンプ32によって給湯水を定量で水熱交換器36に供給するのでは、適用する冷媒によっては加熱能力が高く、水熱交換器36に流入する給湯水の湯温やファン40から取り入れられる外気温によっては、給湯水が100℃以上にまで昇温されてしまい、水熱交換器36内で沸騰して損傷させてしまう恐れがある。この場合は、流量調節弁33に電動弁等の開度の調整が可能な弁を適用し、循環供給ポンプ32の最大吐出量が多いものを選定して、流量調節弁33の開度で、給湯水が沸騰しないように水熱交換器36への流入水量を調整できるようにするとよい。具体的には、水熱交換器36へ流入する給湯水の湯温が高めの場合は、流入水量を増やして、冷媒からの熱を多くの給湯水に接触させて単位水量当たりの与える熱量を少なくする。逆に、給湯水の湯温が低い場合、あるいは冬期のような外気温が低く、外気から冷媒が取り込む熱量が少ない場合には、流量調節弁33の開度を絞り、水熱交換器36への流入水量を減らして冷媒からの熱を少ない給湯水に接触させて単位水量当たりの与える熱量を多くする。特に、冷媒に炭酸ガスを適用する場合においては、他の冷媒に比べて加熱効率が非常に高いため、流量調節弁33を開度調整可能な弁とすることが望ましい。なお、流量調節弁33には、電気で作動する電磁弁や電動弁の他に、空気で作動する空圧弁、油圧で作動する油圧弁等、制御器42によって制御可能な弁であれば、どのような弁構造でもよい。
通常の循環式給湯システムの場合、貯湯槽1や循環給湯管2の内部の給湯水の湯温は60℃前後に制御するのが一般的である。しかし、ヒートポンプ熱源器34で使用する冷媒を、例えば炭酸ガスのような加熱能力の非常に高いものとする場合においては、給湯水の湯温を90℃前後に制御してもよい。この場合、出湯個所11で使用する段階で冷水と混合して40℃前後の給湯水になるようにするとよい。このようにすると、90℃という高温の給湯水を貯湯槽1と循環給湯管2内に保有でき、90℃の給湯水に冷水を混合して40℃の給湯水を作る方が、60℃の給湯水に冷水を混合して作るよりも、多くの給湯水を作りだすことができる。よって、従来よりも貯湯槽1の容量を小型化することも可能である。また、一時間帯に多量の給湯水が消費されるような建物、例えばホテルのような入浴時間帯に多量の給湯水が消費される建物における給湯システムでは、炭酸ガスのような加熱能力の非常に高い冷媒を使用するヒートポンプ給湯機が最適である。ただし、この場合、出湯個所11から90℃の高温給湯水が吐出されることがないように、設定した温度(例えば40℃)以上の給湯水が吐出されないサーモ型湯水混合弁を使用する等、安全対策を講じる必要がある。
このような構成の給湯システムでは、貯湯槽1内の給湯水の温度が所定値以下になったとき、例えば、出湯個所11において給湯水が使用されて補給水管4から低温の水が循環給湯管2に流入したとき、貯湯槽1内において給湯水の温度が長時間にわたって上昇しなかったとき等に、制御器42は流量調節弁33を開くとともに、ヒートポンプ熱源器34と循環供給ポンプ32を作動させる。流量調節弁33が開度調整の可能な弁である場合には、制御器42は、前記の通り、流入する給湯水の湯温や外気温度に応じて流量調節弁33の開度を調整して水熱交換器36への給湯水の流入水量を調整する。これにより、貯湯槽1内の給湯水が循環供給管31を循環し、ヒートポンプ熱源器34で発生した熱が循環供給管31内を流れる給湯水に伝わる。この結果として、循環供給管31内を流れる給湯水の温度が上昇し、その給湯水が貯湯槽1内に流れ込み、貯湯槽1内の給湯水の温度を上昇させる。そして、貯湯槽1内の給湯水の温度が所定値に達すると、制御器42はヒートポンプ熱源器34と循環供給ポンプ32の作動を停止するとともに、流量調節弁33を閉じる。
以上のように、この実施の形態1における給湯システムでは、給湯水をヒートポンプ熱源器34によって加熱するので、給湯水を直接加熱することができ、蒸気や高温水等の供給を受ける必要がない。したがって、空調設備にヒートポンプエアコンを適用しており、空調用のボイラや冷温水発生機等を設置していない場合には、給湯システム専用にヒートポンプ給湯器に比べてメンテナンスの手間のかかるボイラや冷温水発生機を設置する必要がなく、特に効果がある。また、従来はボイラを設置する場合においてボイラを扱う有資格者の常駐が法令により義務付けられているが、この実施の形態1における給湯システムはボイラを使用しないので、ボイラを扱う有資格者を常駐させる必要がなく、人件費の節減に大きな効果がある。
さらに、ヒートポンプ熱源器34は電気によって作動するのであって、従来のボイラや冷温水発生機等のように石油やガスを燃焼させるのではないので、エネルギー消費効率が大幅に上昇し、エネルギーロスが大幅に減少する。また、石油やガスを燃焼させる場合よりも炭酸ガスの消費量が少なく、環境面でも極めて優れ、地球温暖化対策に大きな効果がある。特に、ヒートポンプ熱源器34の冷媒に炭酸ガスを適用した場合には、エネルギー消費効率が3.0と極めて高効率となるので、炭酸ガスの地球温暖化係数がフロン系冷媒(HCFC22)の1700分の1となり、地球温暖化対策において特に優れた効果がある。
実施の形態2.
図2は、この発明の実施の形態2における給湯システムの構成図である。以降、図1と同一部分に同一符号を付して重複説明を省略する。この給湯システムは、加熱器5Aの水熱交換器36の一次側にある循環供給管31Aの端部を循環給湯管2に接続してある点、および水熱交換器36の二次側にある循環供給管31Aの端部を貯湯槽1の下部に接続してある点で、実施の形態1における給湯システムと異なっている。すなわち、循環供給管31Aの他端は、補給水管4の下流側において、図示しない分岐継ぎ手を介して循環給湯管2に接続してある。そして、この循環供給管31Aの接続点と貯湯槽1との間の循環給湯管2に制御弁80が配設されている。制御器42Aは、温度センサ6、循環供給ポンプ32、流量調節弁33、制御弁80、およびヒートポンプ熱源器34に電気的に接続してある。
なお、制御弁80を電動弁等の開度調整可能な弁とすれば、貯湯槽1への流路と加熱器5Aへの流路の双方に給湯水を流すことができ、それらに流れる給湯水の量を調整できるので好ましい。しかし、流量調節弁33の代りに、電磁弁等の開度を調整できない弁とすることもできる。また、循環給湯管2に配設した循環ポンプ3の能力が、給湯水を貯湯槽1ばかりでなく加熱器5Aの水熱交換器36を通過させるのに十分である場合には、循環供給管31Aに配設してある循環供給ポンプ32は省くことができる。この場合には、制御器42Aは流量調節弁33、制御弁80とヒートポンプ熱源器34だけを制御するので、制御回路の簡素化とコストダウンが可能となる。
この実施の形態2における給湯システムでは、貯湯槽1内の給湯水の温度が所定値以下に低下すると、制御器42はヒートポンプ熱源器34と循環供給ポンプ32を作動させるとともに、循環給湯管2から低温の給湯水が循環供給管31Aに流れ込むように流量調節弁33を開弁し、制御弁80を閉弁して流路を切り替える。これにより、循環供給管31A内を流れる低温の給湯水に第1の熱交換器36からの熱が加わり、その低温の給湯水が高温の給湯水となって貯湯槽1に流入する。そして、貯湯槽1内の給湯水の温度が所定値以上になると、制御器42Aは循環供給ポンプ32とヒートポンプ熱源器34の作動を停止させるとともに、循環給湯管2からの低温の給湯水を貯湯槽1に流すように流量調節弁33を閉弁し、制御弁80を開弁して流路を切り替える。この場合に、制御弁80を電動弁等の開度調整可能な弁としてある場合には、この流量調節弁33、制御弁80の開度を外気の温度や給湯水の温度などの条件に基づいて調整することによって、循環給湯管2からの給湯水を貯湯槽1ばかりでなく循環供給管31Aへも同時に流すことができる。
以上のように、この発明の実施の形態2における給湯システムでは、実施の形態1と同様な効果が得られる他に、循環給湯管2内を循環して温度が低下した給湯水や、この給湯水に補給水管4からの低温の水が混合して温度が更に低下した給湯水を貯湯槽1に戻すことなく加熱器5Aに直接流すことができる。したがって、低温の給湯水を加熱器5Aのヒートポンプ熱源器34によって一気に加熱することができ、そこで得た高温の給湯水を貯湯槽1の下部から戻すことにより、貯湯槽1内の給湯水の温度の低下幅を小さく抑えることができるとともに、貯湯槽1内の給湯水の温度を短時間で所定値以上に上昇させることができ、大きな効果がある。
実施の形態3.
図3は、この実施の形態3における給湯システムの構成図である。この給湯システムは、加熱器5Bに熱交換器43を設け、この熱交換器43に循環供給管31Bを接続してある点で、実施の形態1の給湯システムと異なっている。熱交換器43は加熱コイルとし、この大部分を貯湯槽1内に突出させてある。循環供給管31Bは、熱交換器43の一次側に接続してある。そして、制御器42Bは、温度センサ6、循環供給ポンプ32、およびヒートポンプ熱源器34に電気的に接続してある。その他は、実施の形態1と同様にしてある。
ここで、加熱器5Bの循環供給管31Bは、その水熱交換器36と貯湯槽1の熱交換器43とを接続した閉ループ構造としてあり、循環供給管31B内を流れる液体は熱を伝えるための冷媒としてある。この冷媒としては、水を使用することができるが、水に循環供給管31B等の腐食を防止するための腐食防止剤を添加した液体を使用することもできる。冷媒は、注入管81から開閉弁82を開弁して循環供給管31B内に充填する。よって、開閉弁82は通常時は閉弁している。なお、冷媒として水を使用する場合には、水道水や井戸水をそのまま使用するとカルシウム成分が析出し、それが水熱交換器36や熱交換器43に付着し、それらの機能を損なう恐れがある。したがって、ろ過装置や軟水化装置等で水道水や井戸水から不純物やカルシウム成分等を除去した水を循環供給管31B内に注入するのが好ましい。
この実施の形態3における給湯システムでは、加熱器5Bの水熱交換器36と熱交換器43を循環供給管31Bで接続した閉ループ構造とし、循環供給管31Bに給湯水ではなく冷媒を循環させたので、水熱交換器36や熱交換器43に不純物が混入したり、循環供給管31Bに腐食因子である酸素が入り込んだりすることがなく、水熱交換器36や熱交換器43の寿命が延びる。その他には、実施の形態1と同様な効果が得られる。
実施の形態4.
図4は、この発明の実施の形態4における給湯システムの構成図である。この給湯システムは、2台の加熱器5を備え、貯湯槽1内の給湯水を加熱している点で実施の形態1における給湯システムと異なっている。この場合、各加熱器5における水熱交換器36の流入側の循環供給管31は、貯湯槽1の下部にそれぞれ単独で接続し、かつ水熱交換器36の流出側の循環供給管31は、貯湯槽1の上部にそれぞれ単独で接続している。そして、1台の制御器42Cに1つの温度センサ6、2つの循環供給ポンプ32、2つの流量調節弁33、および2つのヒートポンプ熱源器34を電気的に接続してある。その他の構成は、実施の形態1と同様としてある。
この給湯システムでは、温度センサ6から送られてくる貯湯槽1内の給湯水の湯温を制御器42Cが取り込み、目標とする貯湯槽1内の給湯水の設定湯温と温度センサ6で計測される計測湯温との温度差に基づき、加熱器5の稼動台数を制御するようになっている。すなわち、温度差が小さい場合には、加熱器5を1台だけ稼動して給湯水を加熱するようにし、温度差が大きい場合には、加熱器5を2台同時稼動して給湯水を加熱するようにしている。なお、この実施の形態4における給湯システムでは、加熱器5を2台設置したが、より多くの加熱能力が必要であれば、3台以上設置してもよい。
この実施の形態4における給湯システムでは、実施の形態1と同様な効果が得られる他に、所定の能力の加熱器5によってさまざまな容量の貯湯槽1に対応できる。すなわち、同じ能力の加熱器5を製作してその台数を増減させることによって、貯湯槽1の容量の変化に対応できるので、加熱器5の1台当たりの製作コストを抑制できる。また、出湯個所11において使用される給湯水の量に応じて加熱器5の稼動台数を制御できるので、同じ時間帯に多量の給湯水が使用された場合でも、貯湯槽1内の給湯水の温度の低下を最小限に抑えることができ、使用に適した温度の給湯水を出湯個所11から常時供給できる。
実施の形態5.
図5は、この発明の実施の形態5における給湯システムの構成図である。この給湯システムは、加熱器5Dが蓄熱槽51を有してヒートポンプ熱源器34で外気から取り込んだ熱を蓄熱できるようにしている点で実施の形態3における給湯システムと異なっている。蓄熱槽51には蓄熱材52を充填してある。また、実施の形態3における循環供給管31Bの代りに、水熱交換器36を通る閉ループ構造の循環供給管53と、熱交換器43を通る閉ループ構造の冷媒配管54を設けてある。そして、循環供給管53には、循環供給ポンプ32を配設してあるとともに、蓄熱材52の内部に位置する放熱器55を配設してある。また、冷媒配管54には、冷媒循環ポンプ56と、蓄熱材52の内部に位置する吸熱器57を配設してある。これらの放熱器55と吸熱器57は例えばコイル状とし、蓄熱材52の内部において熱交換できるように隣接させてある。
そして、蓄熱槽51には蓄熱材52の温度を検知するための温度センサ(温度計測器)58を設け、この温度センサ58の出力は制御器42Dに入力させてある。したがって、制御器42Dは、貯湯槽1に設けた温度センサ6と蓄熱槽51に設けた温度センサ58とからの信号に基づいて、循環供給ポンプ32、ヒートポンプ熱源器34、および冷媒循環ポンプ56を制御する。その他の構成は、実施の形態3と同様としてある。なお、蓄熱材52には、酢酸ナトリウム水和物、チオ硫酸ナトリウム水和物、パラフィン等を適用できるが、蓄熱槽51の周辺温度以上、循環給湯水の目標とする湯温以下で相変化する性質を持つ物質であれば、どのようなものでもよい。また、循環供給管53と冷媒配管54は、青銅、黄銅、ステンレス等の伝熱性の高い金属、またはポリエチレンやポリブデン等の耐食性と耐熱性に優れたプラスチックで形成することができる。循環供給管53および冷媒配管54で使用されている冷媒は、実施の形態3の循環供給管31B内の冷媒と同様のものが適用される。また冷媒は、循環供給管53では、注入管81から開閉弁82を開弁して充填され、冷媒配管54では、注入管83から開閉弁84を開弁して充填される。
この実施の形態5における給湯システムでは、特に出湯個所11における給湯水の使用量が少ない夜間等の時間帯にヒートポンプ熱源器34が作動する。このとき、循環供給ポンプ32が作動し、冷媒が循環供給管53内を循環する。この冷媒は水熱交換器36において昇温し、放熱器55において冷媒の熱を蓄熱材52に伝えてそこに蓄熱する。この蓄熱工程は、温度センサ58が所定の温度を検知するまで、またはその建物における出湯個所11における給湯水の使用量が増加し始める時刻になるまで継続する。このようにして、蓄熱材52は外気から取り入れた熱を蓄熱する。
一方、貯湯槽1内の給湯水の温度が低下し、温度センサ6が検知した温度が所定値以下になると、冷媒循環ポンプ56が作動する。このとき、冷媒は冷媒配管54内を循環し、吸熱器57によって蓄熱材52から熱を吸熱する。熱を吸収した冷媒は、熱交換器43において熱を給湯水に与え、貯湯槽1内の給湯水の温度を上昇させる。そして、温度センサ6が検知した給湯水の温度が所定値に達すると、冷媒循環ポンプ56が停止し、給湯水の昇温をやめる。
なお、給湯水を使用する時間帯(ヒートポンプ熱源器34を基本的に作動させない時間帯)に蓄熱材52に蓄熱されていた熱を全て使用してしまった場合には、ヒートポンプ熱源器34および循環供給ポンプ32を緊急的に作動させ、蓄熱材52を経由して貯湯槽1の給湯水を昇温するとよい。また、放熱器55や吸熱器57は、この実施の形態5に示した構成に限定するものではなく、冷媒と蓄熱材52との間で熱を交換できる構造であればよい。蓄熱槽51へ送る熱量が不足する場合においては、容量の大きなヒートポンプ熱源器34を用意して対応してもよいが、ヒートポンプ熱源器34、循環供給管53および放熱器55からなるセットを必要セット数だけ新たに用意し、各放熱器55を蓄熱槽51内に設置する方法をとると、ヒートポンプ熱源器34の仕様を共通化でき、その1台当たりの製造コストを削減できる。
以上のように、この実施の形態5における給湯システムでは、実施の形態1と同様な効果が得られる他に、電気料金の大幅な節減と消費電力の平準化が可能となる。すなわち、ヒートポンプ熱源器34は電気で作動するので、蓄熱材52には低価格の深夜電力を使用して蓄熱することができ、蓄熱材52に蓄熱した熱は給湯水を多量に使用する日中の時間帯に取り出すことができる。このように、低価格の深夜電力を使用して貯湯槽1内の給湯水を昇温させることができるので、電気料金の大幅な節減が可能となる。また、電力供給地域全体の消費電力は、日中が多く深夜が少ない状況となっているが、この実施の形態5における給湯システムは、主として深夜電力を使用するので、電力供給地域全体の消費電力の平準化に寄与できるという大きな効果がある。
実施の形態6.
図6は、この発明の実施の形態6における給湯システムの構成図である。この給湯システムは、加熱器5Eをヒートポンプ熱源器34が外気から取り込んだ熱を蓄熱槽51を介さずに、新たに設けた熱交換器44を介して熱交換器43に熱を伝えて、貯湯槽1内の給湯水を昇温することも可能な構成とした点で実施の形態5における給湯システムと異なっている。すなわち、循環供給管53に三方制御弁91、92を配設し、三方制御弁91、92の循環供給管53が接続されていない流出口に配管53a、53bの一端をそれぞれ接続し、他端を熱交換器44の一次側室の接続口にそれぞれ接続している。一方、冷媒配管54においても、三方制御弁93、94を配設し、三方制御弁93、94の冷媒配管54が接続されていない流出口に配管54a、54bの一端をそれぞれ接続し、他端を熱交換器44の二次側室の接続口にそれぞれ接続している。また、制御器42Eは、温度センサ6、58、循環供給ポンプ32、冷媒循環ポンプ56、三方制御弁91、92、93、94およびヒートポンプ熱源器34と電気的に接続されている。
この実施の形態6の給湯システムでは、通常時においては、実施の形態5の給湯システムと同様の動作を行う。よって、通常時においては、三方制御弁91、92の弁体の流路を冷媒が循環供給管53内を循環するような方向にし、三方制御弁93、94の弁体の流路を冷媒が冷媒配管54内を循環するような方向にする。一方、蓄熱槽51内の蓄熱材52に蓄えておいた熱を貯湯槽1内の給湯水の昇温で使い切ってしまい、給湯水を昇温できなくなったときには、三方制御弁91、92の弁体の流路を冷媒が水熱交換器36と熱交換器44との間を循環するような方向に切り替え、三方制御弁93、94の弁体の流路を冷媒が熱交換器44と熱交換器43との間を循環するような方向に切り替える。
このとき、ヒートポンプ熱源器34および循環供給ポンプ32を作動すると、循環供給管53側の冷媒は、ヒートポンプ熱源器34が外気から取り込んだ熱を水熱交換器36で受け取り、循環供給管53から配管53aを通り、熱交換器44で自らが保有する熱を、冷媒配管54側の冷媒に与え、配管53bおよび循環供給管53を経て、水熱交換器36に戻っていくといった循環を繰り返す。一方、冷媒配管54側の冷媒は、熱交換器43で自らの保有する熱を給湯水に渡して昇温した後、冷媒配管54から配管54aを通り、熱交換器44で循環供給管53側の冷媒から熱を受け取り、配管54bおよび冷媒配管54を経て、熱交換器44に戻っていくといった循環を繰り返す。
なお、熱交換器44は、図6ではプレート型熱交換器を適用したが、その他の形式のものも適用することができる。例えば、熱交換器44には、多管式熱交換器、シェルアンドチューブ型熱交換器等が適用可能であり、冷媒間で熱交換が可能であれば、どのような構造のものであっても構わない。
以上のように、この実施の形態6における給湯システムでは、実施の形態5と同様な効果が得られる他に、ヒートポンプ熱源器34が外気から取り込んだ熱を蓄熱槽51を介さず、熱交換器44を介して貯湯槽1内の給湯水を昇温する構成としたことにより、以下の効果がある。蓄熱槽51内の蓄熱材52は、吸熱器57内の冷媒に熱を与えることが可能になるまでの熱量が蓄熱されるのには時間が掛かる。実施の形態5の給湯システムでは、日中の給湯水の使用量が多く、夜間等にヒートポンプ熱源器34等を作動させて蓄熱材52に蓄熱させた熱量がなくなる前に余裕を持って、ヒートポンプ熱源器34および循環供給ポンプ32を作動させて蓄熱しなければならない。この実施の形態6の給湯システムでは、通常の熱交換器44を使用するため、蓄熱材52で蓄熱した熱量がなくなったときに、循環供給管53および冷媒配管54の流路を熱交換器44側に切り替えればよく、即応性に優れるという効果がある。また、日中にヒートポンプ熱源器34を作動する時間が短縮されるため、電気使用量および電気料金の削減に大きな効果がある。
実施の形態7.
図7は、この発明の実施の形態7における給湯システムの構成図である。この給湯システムは、実施の形態6における給湯システムとは、加熱器5Fにおいて、ヒートポンプ熱源器34Aの冷媒循環管35Aを筐体41外に延伸し、その両端を放熱器55に直接接続した点、熱交換器44に代えて水熱交換器36Aを配設し、二次側室に配管54a、54bの端部をそれぞれ接続した点、冷媒循環管35Aに三方制御弁91、92を配設し、それの冷媒循環管35Aが接続していない接続口に配管35a、35bの一端を接続し、他端を水熱交換器36Aの一次側室にそれぞれ接続した点が大きく異なる。ただし、ヒートポンプ熱源器34A内のコンプレッサ39は、冷媒循環管35Aの配管長が長くなるので、冷媒が正常に機能する圧力が掛けられる容量のものを選定する必要がある。また、制御器42Fは、温度センサ6、58、冷媒循環ポンプ56、三方制御弁91、92、93、94およびヒートポンプ熱源器34Aと電気的に接続されている。
以上のように、この実施の形態7における給湯システムでは、実施の形態6と同様な効果が得られる他に、以下に示す効果がある。実施の形態7における給湯システムでは、ヒートポンプ熱源器34Aの冷媒循環管35A内の冷媒から放出される熱を水熱交換器36Aによって蓄熱槽51内の蓄熱材52や冷媒配管54内の冷媒へ直接伝熱できる。このため、実施の形態6において水熱交換器36と熱交換44の2段で熱交換するよりも、熱エネルギーのロスが少ないという大きな効果がある。また、実施の形態6における熱交換器44を不要とすることができるので、冷媒循環管35Aの配管長が延びることによって容量が大きくなるコンプレッサ39のコスト増よりも熱交換器44を設置するコストの方が大きい場合や、冷媒循環管35Aの総配管長がコンプレッサ39の能力の限界を超えない場合には特に効果がある。
実施の形態8.
図8は、この発明の実施の形態8における給湯システムの構成図である。この給湯システムは、実施の形態1と同様な加熱器5を備えているうえに、加熱器5を循環式浴槽、循環式温水プール等の循環ろ過システム60の循環水を加熱する熱源としても利用している点で実施の形態1における給湯システムと異なっている。すなわち、この実施の形態8における給湯システムは、循環式温水プール、循環式浴槽等が同じ建物内または近隣に存在している場合に、プール・浴槽601の給湯水の温度を所定に維持するものとしても使用できる。循環ろ過システム60はプール・浴槽601内の給湯水を循環させる給湯水循環管602を備え、この給湯水循環管602には給湯水の流れる方向に従って、ヘアキャッチャー603、ろ過ポンプ604、ろ過器605、熱交換器606、薬注器607を順次に配設してある。
そして、熱交換器606の一次側室の流入側接続口は、出湯個所11の上流側において循環給湯管2に配管61を介して接続してある。この配管61には、温水循環ポンプ62を配設してある。熱交換器606の一次側室の流出側接続口は、出湯個所11の下流側において循環給湯管2に配管63を介して接続してある。その他の構成は、実施の形態1と同様としてある。
この実施の形態8における給湯システムでは、実施の形態1と同様な効果が得られる他に、循環式温水プール、循環式浴槽等の循環ろ過システム60を循環する給湯水を貯湯槽1からの給湯水によって昇温できる。したがって、従来は貯湯槽61内の給湯水の温度を維持するための熱源として別途設置が必要であったボイラや冷温水発生機が不要になるという大きな効果がある。
実施の形態9.
図9は、この発明の実施の形態9における給湯システムの構成図である。この給湯システムは、実施の形態3と同様な加熱器5Bを備えている上に、実施の形態8における循環ろ過システム60を備え、加熱器5Bを循環ろ過システム60の循環水を加熱する熱源としても利用している点で実施の形態3における給湯システムと異なっている。この場合に、熱交換器606の一次側室の流入側接続口は、水熱交換器36の下流側において循環供給管31Bに三方制御弁70を介して接続されている配管64の他端が接続されている。また、熱交換器606の一次側室の流入側接続口は、循環供給ポンプ32の上流側において循環供給管31Bに三方制御弁71を介して接続されている配管65の他端が接続されている。そして、制御器42Gは、温度センサ6、循環供給ポンプ32、ヒートポンプ熱源器34、三方向制御弁70、71、および冷媒循環ポンプ66に電気的に接続してある。その他の構成は、実施の形態3と同様としてある。なお、冷媒循環ポンプ66は、循環供給ポンプ32が冷媒を熱交換器606まで循環させるのに十分な揚程を有している場合には、不要とすることができる。
この実施の形態9における給湯システムでは、三方向制御弁70、71を制御することによって、ヒートポンプ熱源器34の水熱交換器36で熱を与えられた冷媒が熱交換器606に流れるようにすれば、循環ろ過システム60を流れる循環水の温度を所定に維持できる。したがって、実施の形態3と同様な効果が得られる他に、実施の形態8に示した効果も得られる。
実施の形態10.
図10は、この発明の実施の形態10における給湯システムの構成図である。この給湯システムは、実施の形態9における循環ろ過システム60の代りに複数の暖房機72、73を配設し、加熱器5Bをその熱源としても利用している構成としてある点が実施の形態9の給湯システムと異なる。すなわち、この実施の形態10における給湯システムは、暖房機72、73が同じ建物内または近隣に存在している場合に、加熱器5Bの冷媒を暖房機72、73に供給するようにしてある。したがって、配管64、65と暖房機72、73とは実施の形態9と同様に接続し、制御器42Gも実施の形態9と同様に接続してある。その他の構成は、実施の形態9と同様としてある。
この実施の形態10における給湯システムでは、実施の形態3と同様な効果が得られる他に、暖房機72、73の冷媒としてボイラや冷温水発生機等を別途設置する必要がなく、実施の形態9と同様な効果が得られる。
実施の形態11.
図11は、この発明の実施の形態11における給湯システムの構成図である。この給湯システムは、加熱器5Gにおけるヒートポンプ熱源器34Bが循環供給管53内の冷媒を加熱するだけでなく、冷却することも可能なものを適用した点、循環供給管53に三方制御弁91、92を配設し、循環供給管53が未接続の接続口と冷暖房が可能な空調機74、75とを配管64、65で接続して、冷媒を循環供給可能とした点が、実施の形態5の給湯システムとは異なる。
ヒートポンプ熱源器34Bは、四方切替弁39Aを冷媒循環管35に有し、冷媒循環管35が接続されていない2つの接続口にループ配管35Bを接続しており、ループ配管35Bにコンプレッサ39が配設されている。これは、一般の冷暖房可能なルームエアコンの室外機で使用されているものと同一構成のものである。ヒートポンプ熱源器34Bで循環供給管53の冷媒を加熱する場合には、空気熱交換器38では冷媒循環管35の冷媒を膨張させて気化させて熱を取り込み、水熱交換器36では冷媒循環管35の冷媒を圧縮して液化させて熱を循環供給管53の冷媒に放出するサイクルを行う。逆に循環供給管53の冷媒を冷却する場合には、空気熱交換器38では冷媒循環管35を圧縮して液化させて熱を外気に放出させ、水熱交換器36では冷媒循環管35の冷媒を膨張させて気化させて循環供給管53の冷媒から熱を吸熱して冷却するサイクルを行う。コンプレッサ39は、流入する冷媒を圧縮して流出させることしかできないので、前記のようにサイクルを逆転させるには、四方切替弁39Aを用いて、冷媒循環管35内の冷媒の流れ方向を逆転させる必要がある。
図11に示した四方切替弁39Aの流路では、コンプレッサ39が上側から冷媒を吸い込み下側から圧縮した冷媒を吐出するものを適用した場合、膨張弁37が閉じた状態では、空気熱交換器38側の冷媒は、コンプレッサ39に吸い込まれるので冷媒は膨張し、空気熱交換器38で外気から熱を取り込み、水熱交換器36側の冷媒は、コンプレッサ39から冷媒が吐出され続けるため、圧縮され、水熱交換器36で循環供給管53の冷媒に熱を与え加熱する。つまり、他の各実施の形態で示したヒートポンプ熱源器34、34Aと同様の作用をする。蓄熱槽51の蓄熱材52を加熱するとき、および空調機74、75で暖房運転をするときには、この四方切替弁39Aの流路でヒートポンプ熱源器34Bを運転する。
一方、四方切替弁39Aの流路を90度切り替えた場合を考える。このときは、空気熱交換器38側がコンプレッサ39の吐出側に、水熱交換器36側がコンプレッサ39の吸込側に切り替わる。よって、空気熱交換器38側の冷媒は圧縮されて外気に放熱し、水熱交換器36側の冷媒は膨張して、循環供給管53の冷媒から吸熱することで冷却する。空調機74、75で冷房運転をするときには、この四方切替弁39Aの流路でヒートポンプ熱源器34Bを運転する。
この実施の形態11の給湯システムの使用方法としては、例えば、夜間の空調機74、75を使用しない時間帯は、加熱器5Gを循環供給管53の冷媒を加熱するサイクルで運転して、蓄熱槽51の蓄熱材52を加熱して十分蓄熱させる。そして、日中は、夏季においては、加熱器5Gを循環供給管53の冷媒を冷却するサイクルで運転し、その冷媒を空調機74、75に供給して室内冷房に使用する。冬期においては、加熱器5Gを循環供給管53の冷媒を加熱するサイクルで運転し、その冷媒を空調機74、75に供給して室内暖房に使用する。さらに、全ての季節の日中において、蓄熱槽51の蓄熱材52に蓄熱された熱を吸熱器57でくみ上げ、熱交換器34で貯湯槽1内の給湯水を加熱する。
なお、実施の形態6に示した給湯システムと同様に、熱交換器44を用いた構成として、ヒートポンプ熱源器34Bで加熱した循環供給管53の熱を直接冷媒配管54内の冷媒に伝達する構成としてもよい。また、実施の形態7で示した給湯システムと同様に、ヒートポンプ熱源機34Bの冷媒循環管35を蓄熱槽51内の放熱器55まで延伸し、かつ水熱交換器36を筐体41外に出して、循環供給管53を使用せずに、直接蓄熱材52や冷媒配管54の冷媒を加熱する構成としてもよい。
以上、この実施の形態11における給湯システムでは、加熱器5Gにおいて、循環供給管53の冷媒を加熱するだけでなく冷却することも可能なヒートポンプ熱源器34Bを適用したことにより、実施の形態5および実施の形態10で挙げたそれぞれの効果の他に、冷暖房可能な空調機74、75の熱源にも加熱器5Gを利用できるという大きな効果がある。
この発明の実施の形態1における給湯システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態2における給湯システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態3における給湯システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態4における給湯システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態5における給湯システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態6における給湯システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態7における給湯システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態8における給湯システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態9における給湯システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態10における給湯システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態11における給湯システムを示す構成図である。 従来の給湯システムを示す構成図である。
符号の説明
1 貯湯槽
2 循環給湯管
3 循環ポンプ
4 補給水管
5,5A〜5G 加熱器
6,58 温度センサ(温度計測器)
31,31A、31B 循環供給管
32 循環供給ポンプ
33 流量調節弁
34、34A、34B ヒートポンプ熱源器
36 水熱交換器
37 膨張弁
38 空気熱交換器
39 コンプレッサ
39A 四方切替弁
39B ループ配管
40 ファン
41 筐体
42,42A〜42H 制御器
43、44、606 熱交換器
51 蓄熱槽
52 蓄熱材
53 循環供給管
54 冷媒配管
55 放熱器
56 冷媒循環ポンプ
57 吸熱器
60 循環ろ過システム
601 プール・浴槽
602 給湯水循環管
603 ヘアキャッチャー
604 ろ過ポンプ
605 ろ過器
607 薬注器
61、63、64、65 配管
62 温水循環ポンプ
66 冷媒循環ポンプ
70、71、91、92、93、94 三方制御弁
72、73 暖房機
74、75 空調機

Claims (5)

  1. 給湯水を循環供給する循環給湯管と、温度計測器を備えて前記循環給湯管に配設される貯湯槽と、給湯水を加熱する加熱器と、前記循環給湯管に補給水を供給する補給水管と、前記循環給湯管に配設される循環ポンプとからなる給湯システムにおいて、前記加熱器は、ヒートポンプ熱源器と、循環供給ポンプを備える循環供給管とにより構成されるヒートポンプ給湯機であることを特徴とする給湯システム。
  2. 温度計測器からの信号に応じて、ヒートポンプ熱源器および循環供給ポンプを制御する制御器を備えることを特徴とする請求項1記載の給湯システム。
  3. 貯湯槽は、熱交換器を備えることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の給湯システム。
  4. ヒートポンプ給湯機を複数備え、かつ、各ヒートポンプ給湯機の循環供給管がそれぞれ単独で貯湯槽に接続していることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の給湯システム。
  5. 加熱器は、蓄熱材、放熱器および吸熱器を有する蓄熱槽を備え、前記放熱器とヒートポンプ熱源器とを循環供給管で接続し、前記吸熱器と熱交換器とを冷媒循環ポンプを備えた冷媒配管で接続していることを特徴とする請求項3記載の給湯システム。
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