JP2007262885A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、サッシの枠部材として用いられる中空形材を、その中空部を挿通するねじで建物躯体に取付ける中空形材の取付構造に関する。
特許文献1に、サッシ枠を構成する枠材をねじで建物躯体に取付ける構造が開示されている。
具体的には、枠材の貫通孔に調整部品を挿入して建物躯体に当接し、この調整部品の挿通孔にねじを挿通して建物躯体に螺合し、そのねじの頭部を調整部品の挿通孔開口縁に押しつけ、そのねじの締付力を調整部品で支持することで枠材を建物躯体に取付けている。
具体的には、枠材の貫通孔に調整部品を挿入して建物躯体に当接し、この調整部品の挿通孔にねじを挿通して建物躯体に螺合し、そのねじの頭部を調整部品の挿通孔開口縁に押しつけ、そのねじの締付力を調整部品で支持することで枠材を建物躯体に取付けている。
特許文献1に開示された取付け構造であれば、ねじの締付力で枠材がヘコミ変形することを防止できるが、調整部品を枠材の貫通孔に真っ直ぐに挿入することが困難で、調整部品が斜めの姿勢となったりすることがある
このために、その調整部品を通してねじを真っ直ぐに挿入できずに斜めの姿勢となることがあり、この場合には、ねじの頭部が調整部品の挿通孔開口縁に正しく接せずに見栄えが悪くなる。
また、調整部品が斜めの姿勢であるから、その調整部品と枠材の間に隙間が生じ、ねじの頭部と挿通孔開口縁との間にも隙間が生じるので、それらの隙間から雨水等が建物躯体側に浸入することがある。
このために、その調整部品を通してねじを真っ直ぐに挿入できずに斜めの姿勢となることがあり、この場合には、ねじの頭部が調整部品の挿通孔開口縁に正しく接せずに見栄えが悪くなる。
また、調整部品が斜めの姿勢であるから、その調整部品と枠材の間に隙間が生じ、ねじの頭部と挿通孔開口縁との間にも隙間が生じるので、それらの隙間から雨水等が建物躯体側に浸入することがある。
特許文献1に開示された取付け構造は中空部を有する中空形材の取付けについては考慮されておらず、それらの取付け構造を中空形材の取付けには直ちに適用できない。
本発明の目的は、中空部にスペーサ部品を設けることで中空形材をねじによってヘコミ変形せずに取付けできること、前記スペーサ部品を真っ直ぐの姿勢で取付けて、前記ねじを真っ直ぐに挿入でき、見栄えが良いと共に、雨水等が中空部内に浸入しないようにできること、を満足した中空形材の取付け構造を提供することである。
本発明は、中空形材の中空部を形成する表面板と裏面板に、ねじ挿入孔とスペーサ部品挿入孔を相対向して形成し、
このスペーサ部品挿入孔から中空部内にスペーサ部品を挿入して表面板のねじ挿入孔の周縁部裏面と裏面板の内面に接して設け、
前記ねじ挿入孔から挿入したねじを、スペーサ部品の内部を通して建物躯体に螺合して、その頭部を表面板のねじ挿通孔の周縁部表面に接することで中空形材を建物躯体に取付け、
前記表面板のねじ挿入孔の周縁部裏面はスペーサ係止部を有しており、前記スペーサ部品の一端部は、前記スペーサ係止部と嵌合する係止受け部を有していることを特徴とする中空形材の取付構造である。
このスペーサ部品挿入孔から中空部内にスペーサ部品を挿入して表面板のねじ挿入孔の周縁部裏面と裏面板の内面に接して設け、
前記ねじ挿入孔から挿入したねじを、スペーサ部品の内部を通して建物躯体に螺合して、その頭部を表面板のねじ挿通孔の周縁部表面に接することで中空形材を建物躯体に取付け、
前記表面板のねじ挿入孔の周縁部裏面はスペーサ係止部を有しており、前記スペーサ部品の一端部は、前記スペーサ係止部と嵌合する係止受け部を有していることを特徴とする中空形材の取付構造である。
本発明は、スペーサ部品はねじ螺合孔とねじ挿通孔を有し、このスペーサ部品の一端寄り部分を、前記周縁部裏面との接触部及びねじ螺合孔とねじの螺合部をそれぞれ止水する材質とすることが好ましい。
このようにすれば、スペーサ部品と表面板のねじ挿入孔の周縁部裏面との接触部及びねじ螺合孔とねじの螺合部がそれぞれ止水されているので、雨水等がねじ挿入孔から中空部内に浸入することがないし、スペーサ部品のねじ挿通孔を通して建物躯体に浸入することを防止できる。
また、ねじの頭部が表面板のねじ挿入孔の周縁部表面に直接に接しているので、十分の取付け強度が得られる。
このようにすれば、スペーサ部品と表面板のねじ挿入孔の周縁部裏面との接触部及びねじ螺合孔とねじの螺合部がそれぞれ止水されているので、雨水等がねじ挿入孔から中空部内に浸入することがないし、スペーサ部品のねじ挿通孔を通して建物躯体に浸入することを防止できる。
また、ねじの頭部が表面板のねじ挿入孔の周縁部表面に直接に接しているので、十分の取付け強度が得られる。
本発明によれば、ねじの締付力をスペーサ部品で支持するから、表面板のヘコミ変形を防止できる。
また、スペーサ係止部と係止受け部が嵌合することでスペーサ部品を中空部内に真っ直ぐの姿勢に取付けできるから、ねじを、そのスペーサ部品の内部を通して真っ直ぐに挿入して建物躯体に螺合することができ、このねじの頭部が表面板のねじ挿入孔の周縁部表面に正しく接し、見栄えが良い。
しかも、表面板のねじ挿入孔の周縁部裏面とスペーサ部品との間に隙間が生じないし、表面板のねじ挿入孔の周縁部表面とねじの頭部との間に隙間が生じないから、それらの間から雨水等が中空部内に浸入することがない。
また、スペーサ係止部と係止受け部が嵌合することでスペーサ部品を中空部内に真っ直ぐの姿勢に取付けできるから、ねじを、そのスペーサ部品の内部を通して真っ直ぐに挿入して建物躯体に螺合することができ、このねじの頭部が表面板のねじ挿入孔の周縁部表面に正しく接し、見栄えが良い。
しかも、表面板のねじ挿入孔の周縁部裏面とスペーサ部品との間に隙間が生じないし、表面板のねじ挿入孔の周縁部表面とねじの頭部との間に隙間が生じないから、それらの間から雨水等が中空部内に浸入することがない。
図1に示すように、中空形材10の中空部10aを形成する表面板11にねじ挿入孔12が形成され、この表面板11と対向した裏面板13にはスペーサ部品挿入孔14が形成してある。このスペーサ部品挿入孔14と前記ねじ挿入孔12は同心状(つまり、両者の孔中心が一致)である。
前記ねじ挿入孔12の周縁部は皿絞り加工されて漏斗状の突起部15が裏面板13に向けて突出して形成し、この突起部15の表面が漏斗状の皿絞り面16である。つまり、突起部15の表面が前述のねじ挿入孔12の周縁部表面で、突起部15が周縁部裏面であると共に、スペーサ係止部である。
前記突起部15と裏面13との間にスペーサ部品20が設けてある。
前記ねじ挿入孔12から、このスペーサ部品20の内部を挿通したねじ30を建物躯体1に螺合することで中空形材10を取付けている。
前記ねじ挿入孔12の周縁部は皿絞り加工されて漏斗状の突起部15が裏面板13に向けて突出して形成し、この突起部15の表面が漏斗状の皿絞り面16である。つまり、突起部15の表面が前述のねじ挿入孔12の周縁部表面で、突起部15が周縁部裏面であると共に、スペーサ係止部である。
前記突起部15と裏面13との間にスペーサ部品20が設けてある。
前記ねじ挿入孔12から、このスペーサ部品20の内部を挿通したねじ30を建物躯体1に螺合することで中空形材10を取付けている。
前記スペーサ部品20は、前記スペーサ部品挿入孔14から挿入されて突起部15と裏面板13の内面13aに接して中空部10a内に設けられる形状で、前記ねじ30が螺合するねじ螺合孔21と、ねじ30が挿通するねじ挿通孔22を有している。
前記スペーサ部品20における突起部15に接する一端部は、前記スペーサ係止部と嵌合してスペーサ部品20を真っ直ぐな姿勢とする係止受け部を有している。例えば突起部15が嵌合する凹陥部23を有している。また、前記スペーサ部品20における突起部15に接する一端面から前記ねじ螺合孔21までの一端寄り部分20aは、突起部15との接触部及びねじ螺合孔21とねじ30の螺合部を止水する材質である。
前記ねじ30はねじ部31と頭部、例えば皿形頭部32を有し、その皿形頭部32が前述の皿絞り面16に接する。
前記スペーサ部品20における突起部15に接する一端部は、前記スペーサ係止部と嵌合してスペーサ部品20を真っ直ぐな姿勢とする係止受け部を有している。例えば突起部15が嵌合する凹陥部23を有している。また、前記スペーサ部品20における突起部15に接する一端面から前記ねじ螺合孔21までの一端寄り部分20aは、突起部15との接触部及びねじ螺合孔21とねじ30の螺合部を止水する材質である。
前記ねじ30はねじ部31と頭部、例えば皿形頭部32を有し、その皿形頭部32が前述の皿絞り面16に接する。
このようであるから、ビス30の締付力はスペーサ部品20で支承されるので、表面板11がヘコミ変形することがなく、中空形材10をねじ30によってヘコミ変形せずに取付けできる。
また、スペーサ係止部と係止受け部が嵌合すること、例えば図1に示すように凹陥部23の内周面(係止受け部)と突起部15の外周面(スペーサ係止部)が密嵌しているので、スペーサ部品20は真っ直ぐな姿勢で取付けられる。
よって、そのスペーサ部品20のねじ挿通孔22を通してねじ30を真っ直ぐに入れることができ、その皿形頭部32が皿絞り面16に正しく接する。
よって、そのスペーサ部品20のねじ挿通孔22を通してねじ30を真っ直ぐに入れることができ、その皿形頭部32が皿絞り面16に正しく接する。
また、表面板11の突起部15とスペーサ部品20の一端面との間が止水されているから、雨水等がねじ挿通孔12から中空部10a内に浸入することがない。
また、ビス30のねじ部31がスペーサ部品20のねじ螺合孔21に螺合し、その螺合部を止水しているので、前述のようにねじ挿入孔12から雨水等がスペーサ部品20のねじ挿通孔22を通って建物躯体に浸入することがない。
つまり、ねじ挿入孔12から雨水等が中空部10a、建物躯体に浸入することを防止できる。
また、ビス30のねじ部31がスペーサ部品20のねじ螺合孔21に螺合し、その螺合部を止水しているので、前述のようにねじ挿入孔12から雨水等がスペーサ部品20のねじ挿通孔22を通って建物躯体に浸入することがない。
つまり、ねじ挿入孔12から雨水等が中空部10a、建物躯体に浸入することを防止できる。
また、突起部15の表面(皿絞り面16)にねじ30の皿形頭部32が直接に接触しているから、十分の取付け強度が得られる。
次に、前記スペーサ部品20の具体形状を説明する。
図2(a),(b)に示すように、スペーサ部品20の一端面には凹陥部23が形成され、この凹陥部23の底面にねじ螺合孔21が形成され、このねじ螺合孔21と連続して前述のねじ挿通孔22が他端面20bまで形成してある。
前記ねじ螺合孔21はねじ30のねじ部31の外径よりも小径で、前記ねじ30のねじ部31がねじ螺合孔21部分をねじ切りしながら螺合する。
また、前記ねじ挿通孔22はねじ30のねじ部31の外径と同一で、そのねじ挿通孔22がねじ30の挿通ガイドの役目を果たすようにしてある。これに限ることはなく、ねじ挿通孔22は、ねじ部31の外径よりも大きくしても良い。
図2(a),(b)に示すように、スペーサ部品20の一端面には凹陥部23が形成され、この凹陥部23の底面にねじ螺合孔21が形成され、このねじ螺合孔21と連続して前述のねじ挿通孔22が他端面20bまで形成してある。
前記ねじ螺合孔21はねじ30のねじ部31の外径よりも小径で、前記ねじ30のねじ部31がねじ螺合孔21部分をねじ切りしながら螺合する。
また、前記ねじ挿通孔22はねじ30のねじ部31の外径と同一で、そのねじ挿通孔22がねじ30の挿通ガイドの役目を果たすようにしてある。これに限ることはなく、ねじ挿通孔22は、ねじ部31の外径よりも大きくしても良い。
前記スペーサ部品20の他端寄り外周面24は前記裏面板13のスペーサ部品挿入孔14の内周面に密嵌する形状、大きさで、この他端寄り外周面24よりも一端寄りの外周面に係止片25が一体的に設けてある。
この係止片25はクサビ形状で、スペーサ部品20をスペーサ部品挿入孔14に挿入する時には内周側に変形し、そのスペーサ部品挿入孔14を通過すると図1に示すように、元の形状に復帰して裏面板13の内面13aに接してスペーサ部品20が抜け出すことを防止するとともに、突起部15と凹陥部23の密着性を高める。この実施の形態では径方向に一対の係止片25が設けてあるが、1つでも良いし、3つ以上でも良い。
この係止片25はクサビ形状で、スペーサ部品20をスペーサ部品挿入孔14に挿入する時には内周側に変形し、そのスペーサ部品挿入孔14を通過すると図1に示すように、元の形状に復帰して裏面板13の内面13aに接してスペーサ部品20が抜け出すことを防止するとともに、突起部15と凹陥部23の密着性を高める。この実施の形態では径方向に一対の係止片25が設けてあるが、1つでも良いし、3つ以上でも良い。
図1に示すように、スペーサ部品20を中空部10a内に設けた状態では、他端寄り外周面24がスペーサ部品挿入孔14に密嵌しているので、スペーサ部品20が径方向に正しく位置決めされ、そのねじ挿通孔22の中心とねじ挿入孔12の中心が一致する。これによって、スペーサ部品20を径方向により一層正しく位置決めできるから、スペーサ部品20をより一層真っ直ぐに取付けできる。
前述のようにすることで、ねじ30をねじ挿入孔12から真っ直ぐに正しく挿入して建物躯体1に螺合することができるから、ねじ30の皿状頭部32が皿絞り面16に均一に接し、突起部15の全周とスペーサ部品20の一端面が均一に接して止水効果が優れたものとなる。
前述のようにすることで、ねじ30をねじ挿入孔12から真っ直ぐに正しく挿入して建物躯体1に螺合することができるから、ねじ30の皿状頭部32が皿絞り面16に均一に接し、突起部15の全周とスペーサ部品20の一端面が均一に接して止水効果が優れたものとなる。
前記スペーサ部品20は、全体を、前述した止水できる材質、例えばゴム(EPDM、CR等)や軟質樹脂(エラストマー、EVA等)などの軟質材料としても良い。
また、一端寄り部分20aを軟質材料とし残りの部分を硬質樹脂(PP,ABS)などの硬質材料としても良い。この場合には、いわゆる2色成形と言われる射出成形品とすることが好ましいが、別部材として接着剤で固着するようにしても良い。なお、このようにした場合には、硬質材料の残りの部分にスリットを形成して径方向に弾性変形し易くして係止片25がスペーサ部品挿入孔14を通過し易くすることが好ましい。
また、一端寄り部分20aを軟質材料とし残りの部分を硬質樹脂(PP,ABS)などの硬質材料としても良い。この場合には、いわゆる2色成形と言われる射出成形品とすることが好ましいが、別部材として接着剤で固着するようにしても良い。なお、このようにした場合には、硬質材料の残りの部分にスリットを形成して径方向に弾性変形し易くして係止片25がスペーサ部品挿入孔14を通過し易くすることが好ましい。
前記スペーサ部品20は図3(a),(b),(c)に示すように、硬質材料製の部品本体26と軟質材料製のシート材27の組み合わせとし、そのシート材27を前述の一端寄り部分20aとしても良い。
例えば、部品本体26をねじ挿通孔22、係止片25、スリット28を有し、一端面に凹部29を有する形状とする。
前記シート材27は、前記凹部29に嵌合する板状で、かつ前述のねじ螺合孔21を有する形状とする。
これによって、図3(a)の仮想線で示すように突起部15の外周面(スペーサ係止部)と凹部29の内周面(係止受け部)が嵌合してスペーサ部品が真っ直ぐな姿勢に取付けできる。また、突起部15がシート材27に接して止水する。
例えば、部品本体26をねじ挿通孔22、係止片25、スリット28を有し、一端面に凹部29を有する形状とする。
前記シート材27は、前記凹部29に嵌合する板状で、かつ前述のねじ螺合孔21を有する形状とする。
これによって、図3(a)の仮想線で示すように突起部15の外周面(スペーサ係止部)と凹部29の内周面(係止受け部)が嵌合してスペーサ部品が真っ直ぐな姿勢に取付けできる。また、突起部15がシート材27に接して止水する。
この場合に、シート材27を接着して部品本体26に取付けたり、シート材27と部品本体26に相互に嵌合するオス、メスを形成し、そのオスとメスを嵌合して取付けても良い。
また、シート材27の表面をテーパ形状に凹ませて突起部15になじみ易くしても良い。
また、シート材27の表面をテーパ形状に凹ませて突起部15になじみ易くしても良い。
また、前述の実施の形態では、表面板11のねじ挿入孔12の周縁部を皿絞り加工して漏斗状の突起部15を形成したが、これに限ることはなく表面板11のねじ挿入孔12の周縁部を平板状のままとしても良い。
この場合は、ねじ30の頭部32を通常の形状の頭部とする。
この場合は、ねじ30の頭部32を通常の形状の頭部とする。
また、スペーサ部品20に係止片25を設けてスペーサ部品20が抜けないようにしたが、これに限ることはなく、スペーサ部品20の他端寄り外周面に突起を形成し、スペーサ部品挿入孔14に切欠部を形成し、この切欠部に突起を通したら若干回転して突起を裏面板13の内面13aに接して抜けないようにしても良い。
1…建物躯体、10…中空形材、10a…中空部、11…表面板、12…ねじ挿入孔、13…裏面板、13a…内面、14…スペーサ部品挿入孔、15…突起部(スペーサ係止部)、20…スペーサ部品、20a…一端寄り部分、21…ねじ止水部、22…ねじ挿通孔、23…凹陥部(係止受け部)、25…係止片、26…部品本体、27…シート材、30…ねじ、31…ねじ部、32…皿形頭部(頭部)。
Claims (3)
- 中空形材の中空部を形成する表面板と裏面板に、ねじ挿入孔とスペーサ部品挿入孔を相対向して形成し、
このスペーサ部品挿入孔から中空部内にスペーサ部品を挿入し、
前記ねじ挿入孔から挿入したねじを、スペーサ部品の内部を通して建物躯体に螺合して、その頭部を表面板のねじ挿通孔の周縁部表面に接することで中空形材を建物躯体に取付ける中空形材の取付構造において、
前記ねじ挿入孔の周縁部は皿絞り加工されて漏斗状の突起部が、前記中空形材の中空部を形成する裏面板に向けて突出して漏斗状の皿絞り面を形成し、
前記スペーサ部品は、前記ねじが挿通するねじ挿通孔と、前記裏面板の内面に接する係止片を備えた硬質材料製の部品本体と、この部品本体に設けられて前記突起部と接する軟質材料製のシート材を有し、
前記ねじは、ねじ部と皿形頭部を有し、その皿形頭部が前記皿絞り面に接し、前記突起部をシート材を介在してスペーサ部品の部品本体に接して止水することを特徴とする中空形材の取付構造。 - 前記スペーサ部品の係止片は、部品本体における前記シート材と反対側に設けられ、当該係止片は、スペーサ部品をスペーサ部品挿入孔に挿入するときに内周側に変形し、かつ通過すると復帰して裏面板の内面に接し、
前記スペーサ部品の部品本体における前記シート材と反対側寄りの外周面が、前記裏面板のスペーサ部品挿入孔の内周面に接している請求項1記載の中空形材の取付構造。 - 中空形材の中空部を形成する表面板と裏面板に、ねじ挿入孔とスペーサ部品挿入孔を相対向して形成すると共に、その表面板のねじ挿入孔の周縁部を皿絞り加工し、前記裏面板に向けて突出した漏斗状の突起部と漏斗状の皿絞り面を形成し、
硬質材料製でねじ挿通孔、係止片を有した部品本体と、この部品本体に設けた軟質材料製のシート材を備えたスペーサ部品の部品本体を、前記スペーサ部品挿入孔から中空部内に挿入して、シート材を前記突起部に接して止水すると共に、係止片を裏面板の内面に接し、
前記ねじ挿入孔から挿入したねじのねじ部を、前記部品本体のねじ挿通孔を挿通して前記スペーサ部品挿入孔から突出することで建物躯体に螺合し、そのねじの皿形頭部を表面板のねじ挿通孔の周縁部の皿絞り面に接することで中空形材を建物躯体に取付けることを特徴とする中空形材の取付方法。
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2007
- 2007-06-07 JP JP2007151849A patent/JP4605664B2/ja not_active Expired - Lifetime
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