JP2007262593A - 乳児用衣服及び背中汗取りパッド - Google Patents

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Yuukenshi Hori
裕見子 堀
Michiko Matsumoto
径子 松本
Hiromi Kawahara
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Abstract

【課題】乳児の背中と衣服の間に汗取りパッドを差し込みやすい乳児用衣服及び、それに使用する汗取りパッドを提供すること。
【解決手段】肩から股下までを少なくとも覆う衣服本体1と、衣服本体1に着脱可能な背中汗取りパッド2とからなる乳児用衣服であって、衣服本体1の左右の脇腹部にのみ、身の丈方向に沿ってスリット6を形成し、スリット6を開閉する一組のスリット留め具9を、スリット6の周縁部における前後の生地7,8に備え、背中汗取りパッド2は、その左右の脇腹部に、一組のスリット留め具9に止めるワッカ状の紐材からなる係止部10を設けてあることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、背中の汗取りパッドの出し入れに好適な乳児用衣服、及びそれに使用する背中汗取りパッドに関する。
乳児は仰向けにして寝かせるのが一般的である。そして、汗で衣服の背中部分が冷たくなるのを防ぐために、衣服と背中の間に汗取り用のガーゼやタオル(以後、「汗取りパッド」と略す。)を挟むことがある。乳児用衣服は、着替え用に前身頃を開閉可能に設けたものが大半であり、汗取りパッドを出し入れする専用の口部は設けておらず、それ故、汗取りパッドの挿入は、衣服の首通し口から行われている。ところが、汗取りパッドをきれいに広げて背中に当てるのは、かなり難しく、手馴れていないと、汗取りパッドが所々しわくちゃに重なり合うことになる。特に背中の下の部分(尻に近い部分)については、首通し口から手を深く差し込みながら汗取りパッドを広げねばならず、煩雑である。
なお、本発明の出願に先立って先行技術文献情報の調査を行ったところ、衣服の脇腹部にのみスリットを形成し、スリット部分から手を出し入れ可能なものは存在しなかった。但し、スリットの裏面側にメッシュ素材を、スリットが開くことを許容する状態で塞いだものは存在した(特許文献1)。この場合は、スリットがメッシュ素材で塞がれているので、汗取りパッドを首通し部から出し入れせねばらず、上述した一般的な問題がある。
特開2003−55804号公報
また、汗取りパッドとしては、背中全面を覆うものが存在する(特許文献2)が、背中と衣服の間に挟む汗取りパッドを広げやすくした汗取りパッド自体や、その汗取りパッドを使うのに好適な衣服についての発明は見当たらない。
実用新案登録第3087988号公報
本発明は上記実情を考慮して創作されたもので、その目的は、乳児の背中と衣服の間に汗取りパッドを差し込みやすい乳児用衣服及び、それに使用する汗取りパッドを提供することである。
請求項1の発明は、衣服本体で肩から股下までを少なくとも覆う乳児用衣服において、衣服本体の脇腹部にのみ、身の丈方向に沿ってスリットを形成し、スリットを開閉する一組のスリット留め具を、スリットの周縁部における前後の生地に備えることを特徴とする。
スリットの形成箇所は、衣服本体の脇腹部であればどこでも良い。例えば、衣服本体を広げて平らに畳んだ状態で、まさに前身頃と後身頃の境目部分に設けても良いが、前から見てスリットが見えないようにして体裁を良くするには、請求項2の発明のように、スリットの形成箇所を、衣服本体の脇腹部で且つ後身頃側としてあることが望ましい。
スリットの形成箇所は、衣服本体の左右の脇腹部のうち片側だけとしても良いし、左右双方に設けても良い。さらに、乳児用衣服は、衣服本体のみで形成しても良いが、別のパーツを着脱可能に設け、そのパーツによってスリットを有効活用するものであっても良い。即ち、請求項3の発明のように、乳児用衣服を、衣服本体と、衣服本体に着脱可能な背中汗取りパッドとからなり、乳児用衣服は、スリットの形成箇所を衣服本体の左右の脇腹部とし、背中汗取りパッドは、その左右の脇腹部に、スリット留め具に止める係止部を設けてあるものでも良い。
一組のスリット留め具は、スリットを開閉できるものであれば良く、例えば、円盤状のボタンとボタン穴、雌雄の面ファスナー、結び紐、スナップ式に嵌まり合う雌雄のボタン等が挙げられる。そして、背中汗取りパッドの係止部も、スリット留め具と係わり合って衣服本体に止められるものであれば良く、例えば一組のスリット留め具が円盤状のボタンとボタン穴であれば、係止部もボタン穴であっても良い。しかしながら、一組のスリット留め具及び係止部の止める作業を容易にするには、請求項4の発明のように、スリット留め具にはスナップ式に嵌まり合う雌雄のボタンを用い、係止部には、嵌まり合った雌雄のボタンの外側を囲む紐材を用いることが望ましい。
また、乳児用衣服は、一枚の衣服本体に対して一枚の背中汗取りパッドを着脱可能に設けるものであるが、背中汗取りパッドを交換用に別売りすることもある。従って、請求項5の発明は、肩から股下までを少なくとも覆う衣服本体の左右の脇腹部にのみ、スリットを身の丈方向に沿って形成し、スリットを開閉する一組のスリット留め具を、スリットの周縁部における前後の生地に備え、スリット留め具にはスナップ式に嵌まり合う雌雄のボタンを用いる乳児用衣服に対して使用する背中汗取りパッドであって、その左右の脇腹部に、スリット留め具に止める係止部を設け、係止部には、嵌まり合った雌雄のボタンの外側を囲む紐材を用いることを特徴とするものである。
請求項1の発明は、留め具を外して脇腹部のスリットを開けば、スリットから手を入れて衣服本体の内部に背中汗取りパッドを差し込んで広げることができ、使い勝手が良い。
請求項2の発明は、スリットの形成箇所が後身頃側なので、衣服本体を着た乳児を正面から見たときに、スリットを前身頃側に設けたものよりも、スリットが見え難く、体裁が良い。
請求項3の発明は、左右の脇腹部のスリットから手を入れて背中汗取りパッドを広げることができるので、使い勝手が向上する。また、背中汗取りパッドの左右の係止部を一組のスリット留め具に止められるので、背中汗取りパッドを常時広げた状態で保持でき、利用価値の高いものである。
請求項4の発明は、スナップ式に嵌まり合う雌雄のボタンを用いるので、スリットの開閉をしやすく、しかも、ワッカ状の紐材を雌雄のボタンの外側を囲む状態に配置してから雌雄のボタンを嵌め合わせるだけで、背中汗取りパッドを衣服本体に取り付けて一体化できるので、使い勝手が良い。
請求項5の発明は、一枚の衣服本体に対して複数枚の背中汗取りパッドを用意した場合に、背中汗取りパッドの交換作業を容易に行える。
乳児用衣服は吸湿性の良い生地で作られており、図1〜図3に示すように、衣服本体1に背中汗取りパッド2を着脱可能に設けたものである。なお、図中の太い破線は縫製ラインを示す。
衣服本体1は前身頃3と後身頃4で乳児胴体の肩から股下までを覆うもので、前身頃3及び股下部分には着替え留め具5を、身の丈方向及び内股方向に沿って間隔をあけて止め、前身頃3を左右に開いて着替えられるようにしてある。また、衣服本体1は、その左右の脇腹部の後身頃4側にのみ、スリット6を身の丈方向に沿って形成し、スリット6から内部に背中汗取りパッド2を手と一緒に差し込めるようにしてある。図1では左側のスリット6を開いて示してある。また、スリット6の周縁部は、その前側及び後側の生地7,8を内向きに折り返し、各折り返し片の全長のほぼ中間部分に一組のスリット留め具9を分けて止めてある。従って、衣服本体1は、その脇腹部のみを一組のスリット留め具9によって開閉可能となり、その脇部、及び腰部というか下端部を開閉不能としてある。脇部及び腰部が開閉不能なので、一組のスリット留め具9の個数を減らせるし、背中汗取りパッド2の差し込み時に誤って脇部や腰部が開くことによる、無駄な手間を省ける。
着替え留め具5及びスリット留め具9は、スナップ式に嵌まり合う雄型と雌型のボタンからなる。
背中汗取りパッド2は、吸湿性の良い生地で作られており、首筋から尻までを覆う大きさであって、身体の形状に合わせて首筋部を幅狭に、背中部を幅広に、尻部を半円状に丸く形成してある。そして、背中汗取りパッド2は、その脇腹部に、一組のスリット留め具9に止める係止部10を設けてある。係止部10は、スリット留め具9の外側を囲む大きさのワッカ状というかU字状の紐材である。
上述した乳児用衣服は以下の要領で使用する。衣服本体1に背中汗取りパッド2を予め取り付けて一体化してある場合には、そのまま乳児に着せて、背中汗取りパッド2の尻部を乳児の紙オムツの中に入れ、衣服本体1から食み出す背中汗取りパッド2の首筋部を外側に折り返す。この場合に、背中汗取りパッド2は左右の紐材10によって位置決めされて左右方向に広がっているので、乳児に衣服本体1を着せても、殆どしわになることなく広がった状態を保ち続ける。
また、乳児が汗をかいて背中が湿っぽくなってきた場合には、左右のスリット留め具9を外して、背中汗取りパッド2と衣服本体1とを分け離せるようにし、背中汗取りパッド2の首筋部を引き抜いて、衣服本体1から外す。そして、乾いた背中汗取りパッド2を着ける場合には、まず、衣服本体1と乳児の背中の間にスリット6から手を入れて背中汗取りパッド2を差しこむ。次に、左右のうち片方の紐材10をスリット留め具9の外側を囲むようにずらしてから一組のスリット留め具9を嵌め合わせて位置決めし、次に残った方の紐材10を反対側に引っ張って同様にして一組のスリット留め具9を嵌め合わせると、背中汗取りパッド2が左右方向に充分広がって、殆どしわのない状態となる。その後、背中汗取りパッド2の首筋部を衣服本体1の上側に引き出すと共に、尻部を乳児のはく紙オムツの中に入れる。尻部を紙オムツ内に入れることによって、紙オムツの腰周りのギャザー部分と腰の間に背中汗取りパッド2が挟まり、その部分の汗を吸い取ることができる。
乳児用衣服の背面図である。 図1のA−A線拡大断面図である。 乳児用衣服の正面図である。
符号の説明
1衣服本体、2背中汗取りパッド、3前身頃、4後身頃、5着替え留め具、6スリット、7生地、8生地、9スリット留め具、10係止部(紐材)

Claims (5)

  1. 衣服本体(1)で肩から股下までを少なくとも覆う乳児用衣服において、
    衣服本体(1)の脇腹部にのみ、身の丈方向に沿ってスリット(6)を形成し、スリット(6)を開閉する一組のスリット留め具(9)を、スリット(6)の周縁部における前後の生地(7,8)に備えることを特徴とする乳児用衣服。
  2. スリット(6)の形成箇所を、衣服本体(1)の脇腹部で且つ後身頃(4)側としてあることを特徴とする請求項1記載の乳児用衣服。
  3. 請求項1又は2記載の乳児用衣服と、衣服本体(1)に着脱可能な背中汗取りパッド(2)とからなり、
    乳児用衣服は、スリット(6)の形成箇所を衣服本体(1)の左右の脇腹部とし、
    背中汗取りパッド(2)は、その左右の脇腹部に、一組のスリット留め具(9)に止める係止部(10)を設けてあることを特徴とする乳児用衣服。
  4. 一組のスリット留め具(9)にはスナップ式に嵌まり合う雌雄のボタンを用い、係止部(10)には、嵌まり合った雌雄のボタンの外側を囲むワッカ状の紐材を用いることを特徴とする請求項3記載の乳児用衣服。
  5. 肩から股下までを少なくとも覆う衣服本体(1)の左右の脇腹部にのみ、スリット(6)を身の丈方向に沿って形成し、スリット(6)を開閉する一組のスリット留め具(9)を、スリット(6)の周縁部における前後の生地(7,8)に備え、一組のスリット留め具(9)にはスナップ式に嵌まり合う雌雄のボタンを用いる乳児用衣服に対して使用する背中汗取りパッド(2)であって、
    その左右の脇腹部に、一組のスリット留め具(9)に止める係止部(10)を設け、係止部(10)には、嵌まり合った雌雄のボタンの外側を囲むワッカ状の紐材を用いることを特徴とする背中汗取りパッド。
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