JP2007262320A5 - - Google Patents
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Description
[2]ガラス板を被着材とする、JIS K 6850に準じた剥離層を除去した該両面粘着シートもしくはテープの引張り剪断接着強さ試験において、室温における引張り剪断接着強度が0.4MPa以上である[1]に記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
[3]プライマー処理が施されていない前記ガラス板を被着材とする前記試験において、室温における引張り剪断接着強度のピーク値における引張り剪断変位量が2.0mm以下である[1]又は[2]に記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
[3]プライマー処理が施されていない前記ガラス板を被着材とする前記試験において、室温における引張り剪断接着強度のピーク値における引張り剪断変位量が2.0mm以下である[1]又は[2]に記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
[4]シート状もしくはテープ状フォームからなる支持体またはシート状もしくはテープ状フォームの少なくとも片面に硬質樹脂フィルムを積層してなる支持体と、この支持体の両面に形成された粘着剤層と、この粘着剤層の前記支持体とは反対の面の少なくとも一方に貼付された剥離層とを備えた少なくとも一方の粘着面をガラス板に粘着させて使用する両面粘着シートもしくはテープにおいて、前記粘着剤層が、ポリオールとポリイソシアネート化合物とをイソシアネート基過剰の割合で反応させて得られたイソシアネート基末端プレポリマーに、鎖延長剤を反応させて得られたウレタン樹脂または当該ウレタン樹脂にさらに末端停止剤を反応させて得られたウレタン樹脂で形成されることを特徴とするガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
[5]前記粘着剤層は、前記ウレタン樹脂に、さらに架橋剤として第2のポリイソシアネート化合物を反応させて得られる架橋ポリウレタン樹脂で形成される、[4]に記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
[6]前記鎖延長剤の少なくとも一部が、下記(a)および(b)から選ばれる化合物である[4]又は[5]に記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
(a)イソシアネート基と反応可能な官能基を3つ以上有し、これら官能基のうちの2つが、1級アミノ基、2級アミノ基および1級水酸基から選ばれた1種または2種の官能基であり、残りの官能基が、2級水酸基、3級水酸基およびカルボキシル基から選ばれた1種以上の官能基である化合物。
(b)イソシアネート基と反応可能な官能基を3つ以上有し、それら官能基のうちの2つが、1級アミノ基および2級アミノ基から選ばれた1種または2種の官能基であり、残りの官能基が1級水酸基である化合物。
(a)イソシアネート基と反応可能な官能基を3つ以上有し、これら官能基のうちの2つが、1級アミノ基、2級アミノ基および1級水酸基から選ばれた1種または2種の官能基であり、残りの官能基が、2級水酸基、3級水酸基およびカルボキシル基から選ばれた1種以上の官能基である化合物。
(b)イソシアネート基と反応可能な官能基を3つ以上有し、それら官能基のうちの2つが、1級アミノ基および2級アミノ基から選ばれた1種または2種の官能基であり、残りの官能基が1級水酸基である化合物。
[7]前記鎖延長剤の少なくとも一部が、(1)1つの1級アミノ基と1つの1級水酸基と少なくとも1つの2級水酸基を有する化合物、(2)1つの2級アミノ基と1つの1級水酸基と少なくとも1つの2級水酸基とを有する化合物、または、(3)2つの1級水酸基と少なくとも1つの2級水酸基または3級水酸基とを有する化合物、である[6]に記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
[8]前記ポリオールが、平均水酸基価が2以上で、水酸基価が5.6〜600mgKOH/gのポリオキシアルキレンポリオールである[4]〜[7]のいずれか1つに記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
[9]前記シート状もしくはテープ状フォームが、ポリウレタンフォームからなる[4]〜[8]のいずれか1つに記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
[10]前記シート状もしくはテープ状フォームが、厚さが0.05〜3.0mmであり、密度が100〜800kg/m3である、[4]〜[9]のいずれか1つに記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
[11]前記硬質樹脂フィルムが、厚さ10〜50μmであり、ポリプロピレンまたはポリエチレンテレフタレートからなる、[4]〜[10]のいずれか1つに記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
[12]前記支持体が、厚さ0.05〜3.0mmであり、密度100〜800kg/m 3 のポリウレタンフォームからなる[4]〜[10]のいずれか1つに記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
[13]前記支持体が、厚さ0.05〜3.0mmであり、密度100〜800kg/m3のポリウレタンフォームと硬質樹脂フィルムとを積層させてなる、[4]〜[11]のいずれか1つに記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
[14]前記支持体が、シート状もしくはテープ状フォームの少なくとも一方の面に、硬質樹脂フィルムを反応接着によって貼り付けてなる、[4]〜[11]のいずれか1つに記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
[14]前記支持体が、シート状もしくはテープ状フォームの少なくとも一方の面に、硬質樹脂フィルムを反応接着によって貼り付けてなる、[4]〜[11]のいずれか1つに記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
[15]車両窓用ガラス板の車内側面に両面粘着シートもしくはテープを介して固定される底面と、車両のボディフランジに設けられた係合孔に挿入される仮止め本体部と、前記底面に貼付された[1]〜[14]のいずれかに記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープとを有する車両窓用ガラス板仮止め用の粘着剤層付き仮止め部材。
[16]車両窓用ガラス板と、該ガラス板の車内側面に両面粘着シートもしくはテープを介して固定される底面と車両のボディフランジに設けられた係合孔に挿入される仮止め本体部とを有する仮止め部材と、前記ガラス板と前記仮止め部材との間に介在する剥離層の除去された[1]〜[14]のいずれかに記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープとを有する仮止め部材付き自動車窓用ガラス板。
(実施例2)
支持体として、厚さ0.41mm、密度350kg/m3のウレタンフォーム3の片面に、厚さ38μmのポリエチレンテレフタレートフィルム4が貼り付けられたフォーム基材5(日本発条社製 商品名「ニッパレイMCS」厚さ0.45mm、密度580kg/m3)の代わりに、厚さ0.40mm、密度350kg/m3のウレタンフォームを使用した以外は、実施例1と同様にして、粘着シートを得た。得られた粘着シートを幅20mmのテープ状に切断して粘着テープを得た。
(比較例1)
実施例1の粘着テープの代わりにアクリルフォームからなる支持体の両面に、アクリル樹脂系の粘着剤層の形成された市販品A(「#4215;商品名 住友スリーエム社製」厚さ0.40mm)を20mm幅に切断したものを用いた。
支持体として、厚さ0.41mm、密度350kg/m3のウレタンフォーム3の片面に、厚さ38μmのポリエチレンテレフタレートフィルム4が貼り付けられたフォーム基材5(日本発条社製 商品名「ニッパレイMCS」厚さ0.45mm、密度580kg/m3)の代わりに、厚さ0.40mm、密度350kg/m3のウレタンフォームを使用した以外は、実施例1と同様にして、粘着シートを得た。得られた粘着シートを幅20mmのテープ状に切断して粘着テープを得た。
(比較例1)
実施例1の粘着テープの代わりにアクリルフォームからなる支持体の両面に、アクリル樹脂系の粘着剤層の形成された市販品A(「#4215;商品名 住友スリーエム社製」厚さ0.40mm)を20mm幅に切断したものを用いた。
Claims (16)
- シート状もしくはテープ状フォームからなる支持体またはシート状もしくはテープ状フォームの少なくとも片面に硬質樹脂フィルムを積層してなる支持体と、この支持体の両面に形成された粘着剤層と、この粘着剤層の前記支持体とは反対の面の少なくとも一方に貼付された剥離層とを備えた、少なくとも一方の粘着面をガラス板に粘着させて使用する両面粘着シートもしくはテープであって、
ガラス板を被着材とする、JIS K 6850に準じた剥離層を除去した該両面粘着シートもしくはテープの引張り剪断接着強さ試験において、室温における引張り剪断接着強度のピーク値における引張り剪断変位量が2.5mm以下である、ガラス用両面粘着シートもしくはテープ。 - ガラス板を被着材とする、JIS K 6850に準じた剥離層を除去した該両面粘着シートもしくはテープの引張り剪断接着強さ試験において、室温における引張り剪断接着強度が0.4MPa以上である請求項1に記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
- プライマー処理が施されていない前記ガラス板を被着材とする前記試験において、室温における引張り剪断接着強度のピーク値における引張り剪断変位量が2.0mm以下である請求項1又は2に記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
- シート状もしくはテープ状フォームからなる支持体またはシート状もしくはテープ状フォームの少なくとも片面に硬質樹脂フィルムを積層してなる支持体と、この支持体の両面に形成された粘着剤層と、この粘着剤層の前記支持体とは反対の面の少なくとも一方に貼付された剥離層とを備えた少なくとも一方の粘着面をガラス板に粘着させて使用する両面粘着シートもしくはテープにおいて、
前記粘着剤層が、ポリオールとポリイソシアネート化合物とをイソシアネート基過剰の割合で反応させて得られたイソシアネート基末端プレポリマーに、鎖延長剤を反応させて得られたウレタン樹脂または当該ウレタン樹脂にさらに末端停止剤を反応させて得られたウレタン樹脂で形成されることを特徴とするガラス用両面粘着シートもしくはテープ。 - 前記粘着剤層は、前記ウレタン樹脂に、さらに架橋剤として第2のポリイソシアネート化合物を反応させて得られる架橋ポリウレタン樹脂で形成される、請求項4に記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
- 前記鎖延長剤の少なくとも一部が、下記(a)および(b)から選ばれる化合物である請求項4又は5に記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
(a)イソシアネート基と反応可能な官能基を3つ以上有し、これら官能基のうちの2つが、1級アミノ基、2級アミノ基および1級水酸基から選ばれた1種または2種の官能基であり、残りの官能基が、2級水酸基、3級水酸基およびカルボキシル基から選ばれた1種以上の官能基である化合物。
(b)イソシアネート基と反応可能な官能基を3つ以上有し、それら官能基のうちの2つが、1級アミノ基および2級アミノ基から選ばれた1種または2種の官能基であり、残りの官能基が1級水酸基である化合物。 - 前記鎖延長剤の少なくとも一部が、(1)1つの1級アミノ基と1つの1級水酸基と少なくとも1つの2級水酸基を有する化合物、(2)1つの2級アミノ基と1つの1級水酸基と少なくとも1つの2級水酸基とを有する化合物、または、(3)2つの1級水酸基と少なくとも1つの2級水酸基または3級水酸基とを有する化合物、である請求項6に記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
- 前記ポリオールが、平均水酸基価が2以上で、水酸基価が5.6〜600mgKOH/gのポリオキシアルキレンポリオールである請求項4〜7のいずれか1つに記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
- 前記シート状もしくはテープ状フォームが、ポリウレタンフォームからなる請求項4〜8のいずれか1つに記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
- 前記シート状もしくはテープ状フォームが、厚さが0.05〜3.0mmであり、密度が100〜800kg/m3である、請求項4〜9のいずれか1つに記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
- 前記硬質樹脂フィルムが、厚さ10〜50μmであり、ポリプロピレンまたはポリエチレンテレフタレートからなる、請求項4〜10のいずれか1つに記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
- 前記支持体が、厚さ0.05〜3.0mmであり、密度100〜800kg/m 3 のポリウレタンフォームからなる請求項4〜10のいずれか1つに記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
- 前記支持体が、厚さ0.05〜3.0mmであり、密度100〜800kg/m3のポリウレタンフォームと硬質樹脂フィルムとを積層させてなる、請求項4〜11のいずれか1つに記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
- 前記支持体が、シート状もしくはテープ状フォームの少なくとも一方の面に、硬質樹脂フィルムを反応接着によって貼り付けてなる、請求項4〜11のいずれか1つに記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープ。
- 車両窓用ガラス板の車内側面に両面粘着シートもしくはテープを介して固定される底面と、車両のボディフランジに設けられた係合孔に挿入される仮止め本体部と、前記底面に貼付された請求項1〜14のいずれかに記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープとを有する車両窓用ガラス板仮止め用の粘着剤層付き仮止め部材。
- 車両窓用ガラス板と、該ガラス板の車内側面に両面粘着シートもしくはテープを介して固定される底面と車両のボディフランジに設けられた係合孔に挿入される仮止め本体部とを有する仮止め部材と、前記ガラス板と前記仮止め部材との間に介在する剥離層の除去された請求項1〜14のいずれかに記載のガラス用両面粘着シートもしくはテープとを有する仮止め部材付き自動車窓用ガラス板。
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JP2006092110A Withdrawn JP2007262320A (ja) | 2006-03-29 | 2006-03-29 | ガラス用両面粘着シートもしくはテープ |
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