JP2007261459A - フード構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フードアウタパネル21と、フードアウタパネル21の裏面側に配設されるフードインナパネル10とからなる自動車のフード構造であって、フードインナパネル10は、車幅方向外側の端部側から中央側に向かって斜め前に延在し、フードインナパネル10の剛性を部分的に低下させる左右一対の斜め折れビード19と、左右の斜め折れビード19の中央側端部間を連絡して車幅方向に延在し、フードインナパネル10の剛性を部分的に低下させる斜め折れビード連絡部20とを備えた。
【選択図】図1
Description
フードアウタパネルと、
前記フードアウタパネルの裏面側に配設されるフードインナパネルとからなる自動車のフード構造であって、
前記フードインナパネルは、
車幅方向外側の端部側から中央側に向かって斜め前に延在し、前記フードインナパネルの剛性を部分的に低下させる左右一対の第1剛性低下部と、
左右の前記第1剛性低下部の中央側端部間を連絡して車幅方向に延在し、前記フードインナパネルの剛性を部分的に低下させる第2剛性低下部とを備える
ことを特徴とする。
前記フードは、
外気を導入、又は、エンジンルーム内の熱を放出する通気口
を更に備え、
前記第1剛性低下部、又は、前記第2剛性低下部の少なくとも一方が、前記通気口の枠部の外周部により構成されている
ことを特徴とする。
前記フードを開閉可能に車体に結合するヒンジと、
前記フードインナパネルと前記ヒンジとの取付部を補強するヒンジリンフォースメントとを更に備え、
前記ヒンジリンフォースメントの車両前後方向における前方に、前記第1剛性低下部の車幅方向外側の端部を位置させる
ことを特徴とする。
なお、図中において、Frは車両前方方向を、In車幅方向内側を、Upは車両上方をそれぞれ示す。
フードインナパネル10の波型ビード15には、自動車の衝突時に座屈して衝撃を吸収する折れビードが車幅方向外側の端部側から中央側に向かって斜め方向に延びるように、車幅方向に左右に分けて左右にそれぞれ1本ずつ計2本、左右対称に設けられている。このビードを斜め折れビード19と呼ぶ。すなわち、斜め折れビード19は八字状に形成されている。本実施例では、斜め折れビード19が、課題を解決するための手段に記載する第1剛性低下部をなしている。
初めに、従来の折れビードと開口部を有する波型フードの斜突時の変形の様子について説明する。
図6に、本実施例に係るフード構造の斜突時の変形の様子を示す。図6に示すように、本実施例に係るフード構造では、斜め折れビード19が斜突の入力方向に垂直に交わるように設けられているため、応力を斜め折れビード19に集中させることができる。すなわち、斜め折れビード19に沿って効率よくフードインナパネル10を折ることができる。
また、フードアウタパネル21とフードインナパネル10は、溶接に限ることなく、接着剤やボルト結合でもよい。
11 エアインレット(通気口)
12 エアインレット補強部材(補強部材)
13 エアアウトレット(通気口)
14 エアアウトレット補強部材(補強部材)
15 波型ビード
16 ヒンジ
17 フード
18 ヒンジリンフォースメント
19 斜め折れビード(第1剛性低下部)
20 斜め折れビード連絡部(第2剛性低下部)
21 フードアウタパネル
22 ウィンドシールドガラス
23 直線ビード(第2剛性低下部)
24 開口部
30 フランジ
Claims (8)
- フードアウタパネルと、
前記フードアウタパネルの裏面側に配設されるフードインナパネルとからなる自動車のフード構造であって、
前記フードインナパネルは、
車幅方向外側の端部側から中央側に向かって斜め前に延在し、前記フードインナパネルの剛性を部分的に低下させる左右一対の第1剛性低下部と、
左右の前記第1剛性低下部の中央側端部間を連絡して車幅方向に延在し、前記フードインナパネルの剛性を部分的に低下させる第2剛性低下部とを備える
ことを特徴とするフード構造。 - 請求項1に記載のフード構造であって、
前記第1剛性低下部、又は、前記第2剛性低下部の少なくとも一方は、その長さ方向に延在するビードにより形成される
ことを特徴とするフード構造。 - 請求項2に記載のフード構造であって、
前記ビードは、車両上方へ向け凸状に形成される
ことを特徴とするフード構造。 - 請求項1に記載のフード構造であって、
前記第1剛性低下部、又は、前記第2剛性低下部の少なくとも一方は、その長さ方向に沿って配列される複数の開口部により形成される
ことを特徴とするフード構造。 - 請求項1に記載のフード構造であって、
前記フードは、
外気を導入、又は、エンジンルーム内の熱を放出する通気口
を更に備え、
前記第1剛性低下部、又は、前記第2剛性低下部の少なくとも一方が、前記通気口の枠部の外周部により構成されている
ことを特徴とするフード構造。 - 請求項1、乃至、請求項5のいずれかに記載のフード構造であって、
前記フードインナパネルは、後部から前部に向かって延びる複数の凸条と凹条とを有し、車幅方向断面を波型形状に形成される
ことを特徴とするフード構造。 - 請求項6に記載のフード構造であって、
前記複数の凸条と凹条は、車幅方向中央側に傾斜して延在し、
前記第1剛性低下部の車両前後方向に対する傾斜角は、前記複数の凸条と凹条の車両前後方向に対する傾斜角より大きく設定される
ことを特徴とするフード構造。 - 請求項1、乃至、請求項7のいずれかに記載のフード構造であって、
前記フードを開閉可能に車体に結合するヒンジと、
前記フードインナパネルと前記ヒンジとの取付部を補強するヒンジリンフォースメントとを更に備え、
前記ヒンジリンフォースメントの車両前後方向における前方に、前記第1剛性低下部の車幅方向外側の端部を位置させる
ことを特徴とするフード構造。
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