JP2007261133A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ペーパー収容部1内の湿度を湿度検出センサ94で検出し、検出された湿度が所定値よりも小さいときには、廃液タンク65内で気化した水蒸気を送風ファン91により供給経路92を介してペーパー収容部1内に供給する一方、所定値以上であるときには、廃液タンク65内で気化した水蒸気を排気経路93を介して装置外部に排気する。
【選択図】図6
Description
前記記録媒体を収容する記録媒体収容部と、
前記プリントヘッドから吐出した廃インクを回収して貯留する廃液タンクとを備え、
前記記録媒体収容部と前記廃液タンクとは互いに隣接するように配置され、該廃液タンク内の水分が気化してなる水蒸気が該記録媒体収容部内に供給されることを特徴とするものである。
前記送風ファンは、前記湿度検出手段により検出された湿度が所定値よりも小さいときには、前記記録媒体収容部内に水蒸気を供給する一方、前記所定値以上であるときには、該記録媒体収容部内への水蒸気の供給を停止するように構成されていることを特徴とするものであってもよい。
前記送風ファンは、前記湿度検出手段により検出された湿度が所定値よりも小さいときには、前記供給経路を介して前記記録媒体収容部内に水蒸気を供給する一方、前記所定値以上であるときには、前記排気経路を介して装置外部に水蒸気を排気するように構成されていることを特徴とするものであってもよい。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置としてのインクジェット式のプリンタAの構成を一部省略して示す斜視図である。このプリンタAは、写真プリントシステムに用いられるものであって、例えば、画像データの取得及びオーダー情報の取得を行い必要な補正処理等を行う受付ブロックから通信ケーブルを介して伝送される画像データを、オーダー情報に基づいてペーパーP(記録媒体)に対して印刷を行うように構成されている。
図2はプリンタAの構成を一部省略して示す平面図、図3は背面図、図4は右側面図、図5は正面図、図6はプリンタAの概略構成を示す側面断面図である。図1〜図6に示すように、前記プリンタAは、ロール状のペーパPを収容するために装置下部に設けられたペーパー収容部1と、該ペーパー収容部1から引き出されたペーパPに対して画像データの記録印刷を行うように装置上部に設けられたプリント部2と、装置の側方(図3において左右両側)に配置され該プリント部2に供給されるインクを貯留しておくためのインク貯留部3,3とを備えている。
図6に示すように、前記プリンタAには、ロール状に巻かれた長尺のペーパーPを収容するペーパー収容部1が装置下部に設けられる一方、ペーパー収容部1からペーパーPを引き出して所定の搬送経路に沿って搬送しつつ画像のプリントや切断等の各種処理を行うペーパー搬送機構が収容された搬送機構収容部10が装置上部に設けられている。ここで、ペーパー収容部1と搬送機構収容部10とは区画壁11によって互いに区画されており、該区画壁11の一部にはペーパーP搬送用の開口部が形成されている。
図8に示すように、前記プリンタAのインク供給系は、装置の左右両側に位置するインク貯留部3のインクカートリッジ32のインクを電磁弁50及び供給管路51を介してサブタンク52に供給し、このサブタンク52のインクをフレキシブル管路53を介してプリントヘッドHに送り出すように構成されている。そして、前記インクカートリッジ32からサブタンク52までは、後述の空気加圧部56によって供給される加圧空気により送り出される一方、該サブタンク52からプリントヘッドHまでは、該プリントヘッドHのノズルからインクを吐出した場合にピエゾ素子によって圧力室内に生じる負圧により流れることになる。なお、前記サブタンク52は、前記プリントヘッドHに対して適切な圧力でインクが供給されるように、該プリントヘッドHに対して所定の高さ位置に取り付けられている。
前記サブタンク52は、上述の通り、樹脂シート等の柔軟な素材を用いて袋状に形成されたもので、内部に充填されるインクの液量によって厚み方向に膨張・収縮を繰り返すように構成されている。具体的には、前記サブタンク52は、図9に示すように、例えば2枚の樹脂シートの上辺及び下辺をそれぞれ溶着して筒状に形成した後、その内部空間を2つに区切るように筒軸方向の略中央部分を溶着して、筒軸方向両端の開口部内に2つの供給管52c,52dが一体に形成された樹脂製の封止部材52a,52aを位置付けた状態でシートに対して溶着することにより得られるもので、1つのサブタンク52に2つのタンク室52b,52bが形成されている。
H プリントヘッド
P ペーパー
1 ペーパー収容部
2 プリント部
21 ガイドプレート
21a 吸着孔
21b フラッシング孔
22 第1区画室
23 第2区画室
24 ファン
65 廃液タンク
66 廃液タンク収容部
91 送風ファン
92 供給経路
93 排気経路
94 湿度検出センサ(湿度検出手段)
Claims (9)
- プリントヘッドからインクを記録媒体に対して吐出させて該記録媒体上に画像を形成する画像形成装置であって、
前記記録媒体を収容する記録媒体収容部と、
前記プリントヘッドから吐出した廃インクを回収して貯留する廃液タンクとを備え、
前記記録媒体収容部と前記廃液タンクとは互いに隣接するように配置され、該廃液タンク内の水分が気化してなる水蒸気が該記録媒体収容部内に供給されることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1において、
前記廃液タンク内には、水分を吸収可能なスポンジ材が設けられていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2において、
前記スポンジ材には、予め所定量の水が吸収されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3のうち何れか1項において、
前記廃液タンク内で気化した水蒸気を送風する送風ファンを備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4において、
前記記録媒体収容部内の湿度を検出する湿度検出手段を備え、
前記送風ファンは、前記湿度検出手段により検出された湿度が所定値よりも小さいときには、前記記録媒体収容部内に水蒸気を供給する一方、前記所定値以上であるときには、該記録媒体収容部内への水蒸気の供給を停止するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項5において、
前記廃液タンクから前記記録媒体収容部内に水蒸気を供給する供給経路と、該廃液タンクから装置外部に水蒸気を排気する排気経路とが装置内部に設けられ、
前記送風ファンは、前記湿度検出手段により検出された湿度が所定値よりも小さいときには、前記供給経路を介して前記記録媒体収容部内に水蒸気を供給する一方、前記所定値以上であるときには、前記排気経路を介して装置外部に水蒸気を排気するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項5又は6において、
前記廃液タンク内に装置外部から水を補給する水補給手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7において、
前記水補給手段は、前記送風ファンで前記記録媒体収容部内に水蒸気が供給された後、前記湿度検出手段により再検出された湿度が未だ所定値よりも小さい場合に、前記廃液タンク内に水を補給するように制御されることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項5乃至8のうち何れか1項において、
前記湿度検出手段により検出された湿度が30%以上75%以下の範囲内に維持されるように、前記送風ファンによる水蒸気の供給動作が制御されることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2006090408A JP2007261133A (ja) | 2006-03-29 | 2006-03-29 | 画像形成装置 |
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JP2006090408A JP2007261133A (ja) | 2006-03-29 | 2006-03-29 | 画像形成装置 |
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Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022059030A (ja) * | 2017-12-11 | 2022-04-12 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置 |
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JPH01202454A (ja) * | 1988-02-09 | 1989-08-15 | Canon Inc | 液体噴射記録装置 |
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2006
- 2006-03-29 JP JP2006090408A patent/JP2007261133A/ja active Pending
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JP7327544B2 (ja) | 2017-12-11 | 2023-08-16 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置 |
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