JP2007260971A - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】放射状に配置された記録ヘッドであっても、記録媒体を除去することなく的確にヘッドメンテナンスを行えるようにする。
【解決手段】インクジェットプリンタは、印字位置にてドラム4の円周方向に沿って配列される4個の記録ヘッド5と、印字位置とは異なるメンテナンス位置にて各記録ヘッド5に対してメンテナンスを行うメンテナンスユニット19と、各記録ヘッド5を印字位置とメンテナンス位置との間を移動させるベルト機構10とを有する。そして、各記録ヘッド5を夫々回動自在に支持するベアリング6と、印字位置では各記録ヘッド5のインク吐出方向を互いに異ならせる印字用角度に、メンテナンス位置では各記録ヘッド5のインク吐出方向を互いに平行にするメンテナンス用角度に、各記録ヘッド5の角度を調整する角度調整手段とを有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、記録ヘッドをメンテナンス位置にてメンテナンスユニットに当接させる手段を備えたドラム式のインクジェットプリンタに関する。
従来から、ドラム式インクジェットプリンタにおける記録ヘッド面の回復処理(メンテナンス)は、回復処理装置(以下、「メンテナンスユニット」という)と記録ヘッドとを相対的に接近移動させ、メンテナンスユニットをヘッド面に当接することにより行われている。
この場合、従来のドラム式インクジェットプリンタでは、記録媒体を搬送するプラテン面は、例えば曲面状に形成されていて、複数個の各ヘッドは、この曲面プラテン対して略垂直となるようにかつ曲率中心に対して放射状に配置されていた。
例えば、特許文献1では、ドラムの外周に所定の隙間で複数の記録ヘッドを放射状に配置し、このドラムの内側に、複数の記録ヘッドに対向するようにメンテナンスユニットを配置している。また、ドラムには開閉可能なシャッタが配置されていて、メンテナンス時には、記録媒体が連続紙の場合、その記録媒体を用紙搬送経路から退避させてからシャッタを開口している。そして、メンテナンスユニットを移動させて該メンテナンスユニットを複数の記録ヘッドに当接させ、記録ヘッド面をクリーニングするような構成を有している。
また、特許文献2では、ドラム外周に所定の隙間で複数の記録ヘッドを放射状に配置し、ドラム近傍にメンテナンスユニットを配置している。そして、メンテナンス時には、記録ヘッドをドラムから、メンテナンスユニットが記録ヘッドとドラム面との間に入る分だけ退避させる。更に、ドラムと記録ヘッドの間にメンテナンスユニットを移動させ、各記録ヘッドのノズル面に垂直な方向にメンテナンスユニットを当接させ、メンテナンス動作を実施する構成を有している。
特開平5−330030公報(第4−5頁、図4) 特開平10−138504公報(第11頁、図2)
しかしながら、特許文献1では、メンテナンスユニットがドラム内に配置されているため、メンテナンスを実施するためには、用紙を用紙搬送経路から除去する必要がある。この場合、用紙がカット紙であれば、用紙の除去はそれほど大変なことではないが、ロール紙等の連続紙の場合、大変な作業になる。また、ドラムの曲面に合わせて複数の記録ヘッドが放射状に配置されており、メンテナンス時には複数の記録ヘッドの傾斜に合わせてメンテナンスユニットを傾斜させるか、若しくは傾斜させておく必要があった。
このように、メンテナンスユニットを記録ヘッドの傾斜に合わせて放射状に傾斜させた場合、ドラム中心に近くなるほど、メンテナンスユニット間のピッチが小さくなるため、メンテナンスユニットの大きさが制限される。このため、記録ヘッドまでの移動距離とメンテナンスユニットの大きさを設計上考慮する必要があった。
また、特許文献2では、複数の記録ヘッドに対するメンテナンスユニットの移動方向が、記録ヘッドのノズル面に対して垂直な方向とはなっていない。このため、メンテナンス時に両者が正対した状態から接近するのではなく、ノズル面に対する垂線から外れて斜め方向から接近することになる。このため、特許文献2では、メンテナンスユニットをメンテナンス位置に的確に配置することが難しかった。
本発明は斯かる課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、放射状に配置された記録ヘッドであっても記録媒体を除去することなく、的確にメンテナンスを行うことのできるインクジェットプリンタを提供することにある。
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、円筒状の媒体支持面上に支持される媒体に対して画像記録を行う画像記録位置にて、前記円筒状の媒体支持面の円周方向に沿って配列される複数の記録ヘッドと、
前記画像記録位置とは異なる位置に設けられたメンテナンス位置にて、前記複数の記録ヘッドに対して夫々メンテナンスを行うメンテナンスユニットと、
前記複数の記録ヘッドを、前記画像記録位置と前記メンテナンス位置との間を移動させるヘッド移動手段と、を有するインクジェットプリンタにおいて、
前記複数の記録ヘッドを夫々回動自在に支持するヘッド支持手段と、
前記画像記録位置では、前記複数の記録ヘッドのインク吐出方向を互いに異ならせる画像記録用角度に、前記メンテナンス位置では、前記複数の記録ヘッドのインク吐出方向を互いに平行にするメンテナンス用角度に、前記複数の記録ヘッドの角度を夫々調整する角度調整手段と、を有することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記角度調整手段は、
前記画像記録用角度に調整する画像記録用角度調整手段と、
前記メンテナンス用角度に調整するメンテナンス用角度調整手段と、を有することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記画像記録用角度調整手段は、
前記各記録ヘッドに設けられた角度調整部と、
前記複数の記録ヘッドの移動経路上に配置され、前記角度調整部と当接する角度調整板と、から構成され、
前記ヘッド移動手段による前記複数の記録ヘッドの画像記録位置への移動過程において、前記記録ヘッドの角度調整部を前記角度調整板に当接させることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記角度調整板は、前記複数の記録ヘッドの前記角度調整部に対して共用として構成されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項2に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記画像記録用角度調整手段は、
前記各記録ヘッドに夫々設けられた、前記各記録ヘッドを回動させるモータであることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項2に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記画像記録用角度調整手段は、
画像記録位置における前記各記録ヘッドの背面側に配置され、当該背面側から記録ヘッドを押圧するヘッド押圧手段を有し、
前記ヘッド押圧手段は、前記各記録ヘッドの背面における、各記録ヘッドの円周方向に対する回動中心を挟み両側から、夫々媒体支持面に向かって押圧することを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項2に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記画像記録用角度調整手段は、
前記記録ヘッドの回動を規制するストッパと、
前記記録ヘッドを前記ストッパに向けて付勢する弾性部材と、を有することを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項2に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記メンテナンス用角度調整手段は、
前記各記録ヘッドに設けられた角度調整部と、
前記メンテナンス位置に配置された角度調整板と、から構成され、
前記ヘッド移動手段による前記複数の記録ヘッドのメンテナンス位置への移動過程において、前記記録ヘッドの角度調整部を前記角度調整板に当接させることを特徴とする。
本発明によれば、放射状に配置された記録ヘッドであっても記録媒体を除去することなく、的確に記録ヘッドのメンテナンスを行うことができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態のインクジェットプリンタの全体斜視図であり、図2は、印字部の外観斜視図である。
図1において、筐体に囲まれたインクジェットプリンタ1は、上流側から搬送される記録媒体3に印字(画像記録)する印字部2と、記録媒体3の搬送方向の下流側に配置されたメンテナンスユニット19とを有している。印字部2には、記録媒体3を搬送する円筒状の媒体支持面としてのドラム4と、この記録媒体3にインクを吐出する複数(イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの4色)の記録ヘッド5が設けられている。
この記録ヘッド5は、ドラム4の長手方向に延設された細長矩形状をなしている。そして、これら複数の記録ヘッド5が、ドラム4の円周方向に沿って略同心円状に一定の間隔を保持して配置されている。なお、本実施の形態では、記録媒体3としてロール状の連続紙を想定しているが、例えばカット紙等であっても良い。
図2に示すように、記録ヘッド5は、その長手方向の両端部を、ヘッド支持手段としてのベアリング6を介して対向配置された1対の案内板7,7に支持されている。このベアリング6は、外周部にV溝6aが形成されている(図12参照)。
案内板7は、ドラム4の円周方向に沿って形成された円弧部7aと、この円弧部7aの媒体搬送方向の後部に略水平に連接された水平部7bとを有している。また、これら円弧部7aと水平部7bには、ガイド溝7cが連続して形成されている。ベアリング6は、このガイド溝7cに沿って移動することができるようになっている。
記録ヘッド5の長手方向の一端側(正面に向かって左側)には、複数の記録ヘッド5を連結するヘッド移動手段としてのリンク機構8が設けられている。また、案内板7の媒体搬送方向の上流側と下流側には、夫々センサ9a,9bが設けられている。本実施の形態では、センサ9a,9bとして接触式のセンサが用いられている。但し、これに限られるものではなく、例えば光電センサ等の非接触式のセンサであっても良い。
更に、案内板7に沿うように、その一側方(正面に向かって左側)にヘッド移動手段としてのベルト機構10が配設されている。このベルト機構10は、駆動側プーリ13と従動側プーリ14間に巻回されたベルト11を有している。駆動側プーリ13は、モータ12の出力軸に固定されている。
図3及び図4に示すように、ベルト11は、テンションローラ15、52によって方向が規制されながら、所定の張力で張設されている。こうして、ベルト11は、案内板7のガイド溝7cに沿うようにその側方に配設されている。なお、テンションローラ52は、本実施形態では3個設けられているが、これはベルト11をガイド溝7cに沿って滑らかに張設しようとするためであり、3個に限定されるものではない。
図5に示すように、リンク機構8には、ベルト機構10側に突出する突出杆16aを有するベルト保持部16が設けられている。そして、このベルト保持部16と固定板17により、リンク機構8はベルト11と一体的に連結されている。この固定板17の幅方向(ベルト幅方向)の寸法は、テンションローラ15に形成されている溝18(図2参照)の幅よりも幅狭に形成されている。これは、ベルト11が移動する際に、固定板17がこの溝18に干渉することなく通過できるようにするためである。
また、図6に示すように、ベルト保持部16の下面には、切欠き部53が形成されている。この切欠き部53の幅寸法は、テンションローラ52の幅寸法よりも幅広に形成されている。これは、ベルト11が移動する際に、ベルト保持部16がテンションローラ52に干渉することなく通過できるようにするためである。
図7〜図9に示すように、ドラム4の外周側には、記録ヘッド5と所定間隔を隔てて画像記録用角度調整手段としての角度調整板50が設けられている。この角度調整板50は、記録ヘッド5との対向面側がドラム4と略同心円状に湾曲する角度調整板としての曲面部50aに形成されている。
また、記録ヘッド5の曲面部(角度調整部)5aと角度調整板5の曲面部50aの曲率半径とは、略同一に形成されている。これにより、記録ヘッド5がメンテナンス位置から印字位置に移動する過程において、角度調整板50の内側の曲面部50aに記録ヘッド5の曲面部5aが密接して係合される。
この場合、角度調整板50の曲面部50aは、複数の記録ヘッド5の曲面部5aに対して共用されて密接されることになる。こうして、複数の記録ヘッド5は、その全てのノズル面がドラム4の中心を向くように(すなわち、インク吐出方向を互いに異ならせる画像記録用角度に)、自動的に調整される。
次に、図10〜図12に示すように、記録ヘッド5のメンテナンス位置では、該記録ヘッド5は、案内板7の水平部7cの終端側に移動している。一方、記録ヘッド5の長手方向の両端部は、ドラム4の中心側と反対方向に若干突出し、その上端面が角度調整部としての曲面部5aに形成されている。また、記録ヘッド5の長手方向の両端部を除く中間部分は、角度調整部としての水平部5bに形成されている。
一方、案内板7における水平部7bの下方には、メンテナンスユニット19が配置されている。また、このメンテナンスユニット19の上方には、メンテナンス用角度調整手段としての角度調整板51が取り付けられている。そして、メンテナンス時には、この角度調整板51が、前述した記録ヘッド5の水平部5bに当接するようになっている。これにより、記録ヘッド5のインク吐出方向は互いに平行にされる。
更に、図13に示すように、メンテナンスユニット19は、記録ヘッド5の長手方向と同方向に延設された細長矩形状の複数のクリーナ部材19aと、このクリーナ部材19aを長手方向の左右両端側で支持する支持板19bとを有している。クリーナ部材19aは、記録ヘッド5と同数個設けられ、その配置間隔も記録ヘッド5の配置間隔と略等しい寸法に調節されている。
また、メンテナンスユニット19の媒体搬送方向の上流側と下流側の左右側には、全部で4個の昇降ガイド20が配設されている。また、左右の支持板19bの一方側にはラック21が固定され、このラック21に噛み合うピニオン22aが軸に固定された昇降モータ22が配置されている。
更に、クリーナ部材19aには、記録ヘッド5との対向面側にノズルと同数のクリーニングヘッド70が配設されている。このクリーニングヘッド70は、不図示の真空吸着部やワイプ用ゴムを有している。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
図2において、ドラム4の外周面に沿うように記録媒体3が搬送供給されると、ドラム4の円周上に配置された4色(イエロー,マゼンタ,シアン,ブラック)の記録ヘッド5によりインクが吐出され、記録媒体3に印字される。やがて、一定期間の使用(又は定期的)により、記録ヘッド5のメンテナンスが必要になった場合は、オペレータは、案内板7の側方のモータ12を駆動させてベルト11を回転させる。
すると、ベルト保持部16を介してベルト11に固定されたリンク機構8が移動を開始する。更に、リンク機構8に締結された記録ヘッド5も、長手方向の両端側に設けられたベアリング6と共に案内板7のガイド溝7c内を記録媒体3の搬送方向の下流側のメンテナンスユニット19に向けて移動する。
このとき、ガイド溝7c内を移動開始した記録ヘッド5は、ドラム4の円周上では案内板7の円弧部7aを円周方向に移動し、水平部7bにくると水平方向に移動する。この水平部7bに沿って記録ヘッド5が水平方向に移動し始めると、記録ヘッド5の水平部5b(図10〜図12参照)が、角度調整板51の下面に当接しながら進行する。これによって、複数の記録ヘッド5は略水平な状態で移動する。
なお、ベルト11とリンク機構8を締結する固定板17は、テンションローラ15を通過する際は、テンションローラ15に設けられた溝18よりも幅狭に形成されているため、干渉することはない。また、ベルト保持部16の下面には、幅広の切欠き部53が形成されているため、テンションローラ52と干渉することはない。
こうして、記録ヘッド5がメンテナンス位置に到達すると、リンク機構8の一端部がセンサ9bに接触し、モータ12の駆動が停止されて記録ヘッド5の移動が停止する。次に、昇降モータ22が作動し、ラック21とピニオン22aによってメンテナンスユニット19が昇降ガイド20に案内されて上昇する。
次に、記録ヘッド5にメンテナンスユニット19が当接すると、図示しないセンサによりメンテナンスユニット19の移動が停止し、メンテナンス動作を開始する。このメンテナンス動作は、例えば、記録ヘッド5のインク吐出部を真空吸着部(図示せず)で真空吸着したり、ワイパ用ゴム(図示せず)で拭き取る作業を行う。
このメンテナンス動作が終了すると、再びモータ12が駆動されて記録ヘッド5は案内板7に沿って前回とは逆の方向に向かって、すなわちドラム4の方向に移動する。そして、記録ヘッド5が案内板7の円弧部7aに移動する途中で、角度調整板50の内側の曲面部50aと記録ヘッド5の曲面部5aとが密接するように係合される。こうして、複数の記録ヘッド5は夫々がドラム4の中心を正確に向くようになる。
これにより、複数の記録ヘッド5は夫々印字する角度に調整され、所定の印字位置に到達すると、リンク機構8の端部がセンサ9aに接触する。すると、モータ12の駆動が停止されて記録ヘッド5が停止する。以後は、複数の記録ヘッド5により、印字位置にて通常の印字を行うことができる。
本実施の形態によれば、複数の記録ヘッド5を印字位置にて記録媒体3に印字するために傾斜した状態(夫々がドラム4の中心を向いた状態)から、複数の記録ヘッド5をメンテナンスのために水平状態にすることで、メンテナンス時はメンテナンスユニット19に記録ヘッド5のインク吐出面を直接的に当て付けることができる。
この場合、若しも記録ヘッド5を傾斜した状態でメンテナンスユニット19に当接させようとすると、隣接する記録ヘッド5の間隔が狭く、ドラム4中心近くに、メンテナンスユニット19を配置するのが困難となるおそれがある。
しかし、本実施形態のように、メンテナンス時に複数の記録ヘッド5を略水平に配置すると共に、メンテナンスユニット19をこれと略垂直方向に移動自在に配置すれば、記録ヘッド5の間隔が狭い場合でも、それに対応した大きさ等のメンテナンスユニット19を製作することができる。
また、記録ヘッド5が傾斜したままでメンテナンスする場合は、メンテナンスユニット19が記録ヘッド5のインク吐出面に密着していないと、隙間からインクが漏れ出し、記録媒体3に付着するおそれがあるが、本実施形態では、そのようなおそれを生じることもない。
(変形例1)
図14は、第1の実施の形態の変形例1を示すものである。
この変形例1では、前述したヘッド移動手段としてのベルト機構10の代わりにチェーン機構27を配置したものである。このチェーン機構27は、チェーン26、大スプロケット23、中スプロケット24、及び小スプロケット25を有している。また、連結されたチェーン26の長手方向の中途部は、記録ヘッド5の端部に設置されたリンク機構8と締結されている。
このチェーン26には、長手方向の中途部に突起29が形成されている。そして、この突起29に対向するように、チェーン26の移動始端と移動終端に光電式のセンサ28aとセンサ28bが配置されている。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
次に、変形例1の作用を説明する。
メンテナンス時には、モータ12が回動することにより、その出力軸に固定された中スプロケット24が回動する。そして、この中スプロケット24が回動すると、これに噛合しているチェーン26が移動し、大スプロケット23が回動する。すると、チェーン26に一体的に締結されたリンク機構8が移動し、このリンク機構8に締結されている複数の記録ヘッド5が移動する。
なお、チェーン26の長手方向の中途部には、その移動方向を規制する小スプロケット25が配置されている。こうして、複数の記録ヘッド5は案内板7に沿って移動するが、このとき、センサ28aは、チェーン26に形成された突起29を記録ヘッド5の印字位置で感知して該記録ヘッド5の移動を停止させる。また、センサ28bは、突起29を記録ヘッド5のメンテナンス位置で感知して該記録ヘッド5の移動を停止させる。
本変形例1によれば、チェーン機構27により、記録ヘッド5を記録媒体3に印字するために傾斜した状態(夫々がドラム4の中心を向いた状態)から、メンテナンスのために水平状態にすることで、メンテナンス時はメンテナンスユニット19に記録ヘッド5のインク吐出面を直接的に当て付けることができる。
(変形例2)
図15は、第1の実施の形態の変形例2を示すものである。
この変形例2では、前述したヘッド移動手段としてのベルト機構10の代わりにシリンダ機構33を配置したものである。このシリンダ機構33は、エアシリンダ30、フローティングジョイント31、及びフローティングジョイント32を有している。エアシリンダ30のロッド35の先端にはフローティングジョイント31が締結されている。
このフローティングジョイント31はリンク機構8に締結されている。また、エアシリンダ30の後端には、フローティングジョイント32が締結されている。エアシリンダ30には、ロッド35の移動始端と移動終端を検出するセンサ34aとセンサ34bが設けられている。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
次に、変形例2の作用を説明する。
メンテナンス時に、印字位置にある複数の記録ヘッド5がメンテナンス位置に移動する時、エアシリンダ30のロッド35が移動方向にシリンダ内に引き込まれる。これと同時に、リンク機構8が、フローティングジョイント31を介して移動を開始し、リンク機構8に締結されている複数の記録ヘッド5も案内板7のガイド溝7cに沿って移動する。そして、複数の記録ヘッド5がメンテナンス位置に到達すると、センサ34bがロッド35の移動終端を検知して移動が停止される。
また、記録ヘッド5がメンテナンス位置から印字位置に移動するときは、エアシリンダ30からロッド35が繰り出され、これに伴い記録ヘッド5が移動を開始する。記録ヘッド5が印字位置に到達すると、センサ34aがロッド35の移動始端を検知して該記録ヘッド5の移動が停止される。
本変形例2によれば、シリンダ機構33により、複数の記録ヘッド5を記録媒体3に印字するために傾斜した状態(夫々がドラム4の中心を向いた状態)から、メンテナンスのために水平状態にすることで、メンテナンス時はメンテナンスユニット19に複数の記録ヘッド5のインク吐出面を直接的に当て付けることができる。
(第2の実施の形態)
図16〜図19は、第2の実施の形態を示す図である。
この実施の形態では、図16及び図17に示すように、複数の記録ヘッド5に設けられたリンク機構8に、各記録ヘッド5に対応した数の画像記録用角度調整手段としてのパルスモータ36が取り付けられている。また、案内板7には、記録ヘッド5のドラム中心に対する回転方向の位置を検知する1個の原点センサ61と複数のセンサ62が配設されている。
そして、記録ヘッド5からパルスモータ36側に延設された軸5cは、案内板7に装着されたベアリング6とリンク機構8に装着されたベアリング63によって支持されている。こうして、記録ヘッド5とパルスモータ36とは、その軸同士がカップリング64を介して連結されている。
本実施形態での記録ヘッド5を移動させる方法は、前述した実施形態等のいずれの方法を用いても良い。また、その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
印字時又はメンテナンス時において、図示しないセンサにより複数の記録ヘッド5が所定の印字位置又はメンテナンス位置に到達したことを検出すると、該複数の記録ヘッド5の移動が停止される。そして、例えば印字位置においては、ドラム4の中心に対する各記録ヘッド5の回転方向の位置が、原点センサ61とセンサ62により検出される。
次に、記録ヘッド5の印字位置又はメンテナンス位置における位置決め方法を、図18のフローチャートに基づき図19を参照しながら説明する。
S1において、原点センサ61とセンサ62の両方がOFFになっている場合は、S2において、図示しない制御装置から信号パルスを出力して、パルスモータ36を反時計方向(図19の矢印方向)に原点センサ61が記録ヘッド5を検知するまで回動させる。これは、記録ヘッド5が原点センサ61とセンサ62のいずれにも接触していない状態のため、記録ヘッド5がどのような傾斜位置にあるのかを判断することができないため、記録ヘッド5を原点センサ61が検知するまで回動させるものである。
次に、S3では、原点センサ61がONになるまで、パルスモータ36を反時計方向に駆動する。更に、S4では、原点センサ61がONになった後、原点からの移動量を制御装置からパルスモータ36に信号を出力し、記録ヘッド5を時計方向に所定量回動させる。これにより、例えば印字位置での位置決めの場合は、記録ヘッド5のドラム中心に対する角度が適正な位置になるように設定される。
また、S5において、例えば原点センサ61がOFFでセンサ62がONの場合は、記録ヘッド5は時計方向に回転した状態にあることがわかる。そこで、この場合は、S2に進んで、制御装置によりパルスモータ36を反時計方向に原点センサ61が記録ヘッド5を検知するまで回動させる。
更に、前述したS3及びS4において、記録ヘッド5の角度が適正なメンテナンス位置又は印字位置になるように、原点(原点センサ61がONの地点)からの移動量を制御装置からパルスモータ36に信号を出力し、記録ヘッド5を時計方向に所定量回動させる。
更に、S6において、例えば原点センサ61がONでセンサ62がOFFの場合は、記録ヘッド5は反時計方向に回転した状態にあることがわかる。そこで、この場合は、S7及びS8において、制御装置によりパルスモータ36を時計方向に原点センサ61がOFFでセンサ62がONになるまで回動させる。以下、前述したS2〜S4の手順で制御を行う。
このようにして、記録ヘッド5が印字位置にある場合は、複数の記録ヘッド5をドラム4の中心を向くようにパルスモータ36を回動させる。また、記録ヘッド5がメンテナンス位置にあるときは、複数の記録ヘッド5をメンテナンスユニット19と対向するように、パルスモータ36を回動させる。
本実施の形態によれば、記録ヘッド5が印字位置にあるときであっても、またメンテナンス位置にあるときであっても、夫々の位置に応じて記録ヘッド5の正確な角度調整を行うことができる。
(第3の実施の形態)
図20は、第3の実施の形態を示す図である。
本実施形態では、記録ヘッド5の上方近傍にヘッド押圧手段としてのエアシリンダ(又はソレノイド)37を配置したものである。このエアシリンダ37は、記録ヘッド5の印字位置とメンテナンス位置の夫々に対応して配置されている。
エアシリンダ37は、図示しないフレームに固定支持され、ロッド56の先端に当接部材55が取り付けられている。この当接部材55が記録ヘッド5に当接することで、印字位置にあっては、記録ヘッド5をドラム4の中心に対する適正な角度で配置される。
同様に、当接部材55が記録ヘッド5に当接することで、メンテナンス位置にあっては、記録ヘッド5がメンテナンスユニット19に対向するように位置決めされて配置される。また、このエアシリンダ37には、ロッド56の移動始端と移動終端の位置を検出するセンサ57、58が設けられている。
なお、記録ヘッド5を移動させる手段は、前述した実施形態等のいずれの方法を用いても良い。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
図示しないセンサにより、記録ヘッド5が移動して印字位置又はメンテナンス位置に到達し、停止すると、夫々の位置で最適な角度に配置されたエアシリンダ37のロッド56が繰り出し、当接部材55が各記録ヘッド5を夫々の位置で押さえ込む。印字中又はメンテナンス中は、その状態を維持し、印字動作又はメンテナンス作業が終了するとロッド56はシリンダ内に引き込まれる。そして、このときのロッド56の移動始端と移動終端の位置検出は、センサ57とセンサ58によって行われる。
本実施の形態によれば、印字時又はメンテナンス時に、その作業に見合った記録ヘッド5の正確な角度調整を行うことができる。
(第4の実施の形態)
図21〜図25は、第4の実施の形態を示す図である。
本実施の形態では、図21に示すように、案内板7の上方に角度調整板としての整列板39が配置され、また、案内板7の媒体搬送方向(矢印方向)の例えば上流側と下流側にラック41、40が配置されている。また、案内板7の上流側には、一方のラック41に噛み合うピニオン42が取り付けられている。
更に、他方のラック40と噛み合う位置には、昇降モータ38の出力軸に固定されたギヤ43が配置されている。また、メンテナンスユニット19'は、整列板39と案内板7との間に水平移動で挿入可能(矢印方向)なように、整列板39と案内板7の側方に離間した位置に配置されている。
また、図22及び図23に示すように、各記録ヘッド5の下方には、ストッパ59と圧縮バネ60が配置されている。そして、無負荷状態で各記録ヘッド5は、ドラム4の中心を曲率中心とするような角度に設定されている。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
図21において、メンテナンス時になると、昇降モータ38が駆動することにより、案内板7は、該昇降モータ38の出力軸に固定されたギヤ43と噛み合っているラック40、及び上流側のピニオン42に噛み合っているラック41を介して上方へ移動する。
そして、図24に示すように、案内板7と共に上昇する記録ヘッド5が整列板39に当接すると、図示しないセンサによって案内板7の上昇が停止する。このとき、複数の記録ヘッド5は整列板39によって互いに平行な状態になる。そして、各記録ヘッド5が整列板39に当接すると、各記録ヘッド5は略平行となるように回転してストッパ59から離れる。これと同時に、各記録ヘッド5の片端により弾性部材としての圧縮バネ60が圧縮される(図23参照)。
図24に示すように、記録ヘッド5が所定の上昇位置にくると、図示しない移動手段によりメンテナンスユニット19'がドラム4と記録ヘッド5の間に入り込む。そして、メンテナンスユニット19'と記録ヘッド5が対向する位置に到達すると、図示しないセンサにより記録ヘッド5が停止する。
更に、図25に示すように、メンテナンスユニット19'が不図示の移動手段により上昇され、該メンテナンスユニット19'が記録ヘッド5に当接すると、不図示のセンサによりメンテナンスユニット19'の上端検出を行い、そこでメンテナンス動作を行う。このときのメンテナンス動作は、前述したように、固着したインクを真空吸着したり或いはワイプ動作によって行われる。
なお、このメンテナンス位置から、再度、記録ヘッド5を印字位置に戻す場合は、メンテナンスユニット19'が図示しない移動手段により下方に移動し、図示しないセンサによりメンテナンスユニット19'の下端検出が行われる。このメンテナンスユニット19'が下端で停止すると、メンテナンスユニット19'は図示しない移動手段によりドラム4と記録ヘッド5の間から退避する。メンテナンスユニット19'が退避すると、次に昇降モータ38が回動し、ラック40及びラック41により案内板7が下方に移動すると共に、各記録ヘッド5も下方移動する。
やがて、記録ヘッド5が整列板39と離れると、圧縮されていた圧縮バネ60が記録ヘッド5の片端を持ち上げ、もう一方の片端がストッパ59に当接し、こうして元の印字状態の角度に戻される。更に、図示しないセンサにより案内板7が下端の位置で停止すると印字状態となる。
本実施の形態によれば、メンテナンス時には、案内板7と記録ヘッド5の上下方向移動によりメンテナンス動作を行うことができ、また、印字時には、ドラム4の中心を曲率中心とする位置に正確に位置決めすることができる。
第1の実施の形態におけるインクジェットプリンタの全体斜視図である。 同上の印字部の外観斜視図である。 同上の印字部の概略側面図である。 同上のA部拡大図である。 ベルト保持部の外観図である。 ベルト保持部の外観図である。 記録ヘッドを移動させる状態を示す外観図である。 同上のB部詳細図である。 同上の部分拡大図である。 記録ヘッドを移動させる状態を示す外観図である。 同上の詳細図である。 同上の正面断面図である。 メンテナンスユニットの外観図である。 第1の実施の形態の変形例1のインクジェットプリンタの全体斜視図である。 第1の実施の形態の変形例2のインクジェットプリンタの全体斜視図である。 第2の実施の形態のインクジェットプリンタの要部の外観図である。 記録ヘッドとパルスモータの軸を連結した状態を示す図である。 記録ヘッドの角度調整に関するフローチャートを示す図である。 記録ヘッドの角度調整作業の説明図である。 第3の実施の形態のインクジェットプリンタの要部の外観図である。 第4の実施の形態のインクジェットプリンタのドラム周りの側面図である 印字部における記録ヘッドの角度設定状態を示す図である。 同上の側面図である。 メンテナンス時に記録ヘッドを上方移動させ該記録ヘッドの下方にメンテナンスユニットを配置した状態を示す図である。 同上のメンテナンス状態を示す図である。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ
2 印字部
3 記録媒体
4 ドラム
5 記録ヘッド
5a 曲面部
5b 水平部
6 ベアリング
6a V溝
7 案内板
7a 円弧部
7b 水平部
7c ガイド溝
8 リンク機構
9a センサ
9b センサ
10 ベルト機構
11 ベルト
12 モータ
13 プーリ
14 プーリ
15 テンションローラ
16 ベルト保持部
17 固定板
18 溝
19 メンテナンスユニット
19a クリーナ部材
19b 支持板
19' メンテナンスユニット
20 昇降ガイド
21 ラック
22 昇降モータ
22a ピニオン
26 チェーン
27 チェーン機構
28a センサ
28b センサ
30 エアシリンダ
33 シリンダ機構
34a センサ
34b センサ
36 パルスモータ
37 エアシリンダ
38 モータ
39 整列板
40 ラック
41 ラック
42 ピニオン
43 ギヤ
50 角度調整板
50a 曲面部
51 角度調整板
52 テンションローラ
55 当接部材
56 ロッド
57 センサ
58 センサ
59 ストッパ
60 圧縮バネ
61 原点センサ
62 センサ
63 ベアリング
64 カップリング
70 クリーニングヘッド

Claims (8)

  1. 円筒状の媒体支持面上に支持される媒体に対して画像記録を行う画像記録位置にて、前記円筒状の媒体支持面の円周方向に沿って配列される複数の記録ヘッドと、
    前記画像記録位置とは異なる位置に設けられたメンテナンス位置にて、前記複数の記録ヘッドに対して夫々メンテナンスを行うメンテナンスユニットと、
    前記複数の記録ヘッドを、前記画像記録位置と前記メンテナンス位置との間を移動させるヘッド移動手段と、を有するインクジェットプリンタにおいて、
    前記複数の記録ヘッドを夫々回動自在に支持するヘッド支持手段と、
    前記画像記録位置では、前記複数の記録ヘッドのインク吐出方向を互いに異ならせる画像記録用角度に、また前記メンテナンス位置では、前記複数の記録ヘッドのインク吐出方向を互いに平行にするメンテナンス用角度に、前記複数の記録ヘッドの角度を夫々調整する角度調整手段と、
    を有することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記角度調整手段は、
    前記画像記録用角度に調整する画像記録用角度調整手段と、
    前記メンテナンス用角度に調整するメンテナンス用角度調整手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記画像記録用角度調整手段は、
    前記各記録ヘッドに設けられた角度調整部と、
    前記複数の記録ヘッドの移動経路上に配置され、前記角度調整部と当接する角度調整板と、から構成され、
    前記ヘッド移動手段による前記複数の記録ヘッドの画像記録位置への移動過程において、前記記録ヘッドの角度調整部を前記角度調整板に当接させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記角度調整板は、前記複数の記録ヘッドの前記角度調整部に対して共用として構成されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記画像記録用角度調整手段は、
    前記各記録ヘッドに夫々設けられた、前記各記録ヘッドを回動させるモータである、
    ことを特徴とする請求項2に記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記画像記録用角度調整手段は、
    画像記録位置における前記各記録ヘッドの背面側に配置され、当該背面側から記録ヘッドを押圧するヘッド押圧手段を有し、
    前記ヘッド押圧手段は、前記各記録ヘッドの背面における、各記録ヘッドの円周方向に対する回動中心を挟み両側から、夫々媒体支持面に向かって押圧する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のインクジェットプリンタ。
  7. 前記画像記録用角度調整手段は、
    前記記録ヘッドの回動を規制するストッパと、
    前記記録ヘッドを前記ストッパに向けて付勢する弾性部材と、を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のインクジェットプリンタ。
  8. 前記メンテナンス用角度調整手段は、
    前記各記録ヘッドに設けられた角度調整部と、
    前記メンテナンス位置に配置された角度調整板と、から構成され、
    前記ヘッド移動手段による前記複数の記録ヘッドのメンテナンス位置への移動過程において、前記記録ヘッドの角度調整部を前記角度調整板に当接させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載のインクジェットプリンタ。
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