JP2007260794A - 回転カッタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外周に回転刃を有するカッタドラムと、カッタドラムに対向配置され固定刃を有する固定カッタとからなるシート用回転カッタ装置において、高速切断を可能にするとともに、回転カッタ装置を備えたラベリングマシン等の高速運転化を促進する。
【解決手段】固定カッタ50側に配置され固定刃53の片面へ向けて流体を噴射する流体噴射手段60を設けることにより、固定刃53へのシート付着を防止する。さらに、カッタドラム10とラベル移送ドラム70との間に湾曲したガイド板42を配設することにより、シート進行を誘導するとともにシートに移送補助力を与える。
【選択図】図1

Description

本発明はラベリングマシンや印刷機などの適用可能な回転カッタ装置に関し、より詳細にはテープ状シートを正確な長さで連続的に切断する回転カッタ装置に関するものである。
図5に特許文献1に開示されたラベリングマシンの回転カッタ装置を示す。
従来の回転カッタ装置は、支軸11を中心に一方向に回転するカッタドラム10と、カッタドラム10に対向配置した固定カッタ20とを具備している。
固定カッタ20は固定刃21を突設していて、固定刃21の刃先との間を通過するラベルシートSを所定の長さに切断してラベルLを製造できるようになっている。
この回転カッタ装置は、ラベルを正確な位置で切断するために、ラベルシートSを供給するための一対のローラよりなる供給ローラ32と、カッタドラム10とを回転駆動するモータとして二台のサーボモータ30,33を使用していた。
高価なサーボモータ30,33の使用を回避するため、出願人は特許文献2に開示された回転カッタ装置を提案した。
この装置は固定刃側を支軸で揺動可能に枢支し、ラベルの切断時は固定刃を固定状態に保って回転刃との間で切断し、切断作業を停止する時に固定刃を揺動させることにより固定刃と回転刃の間隔を強制的に広げて切断不能になるように構成されている。
特開平8−156927号公報 特開2005−193304号公報
前記した特許文献1,2に記載されている回転カッタ装置にはつぎのような改善すべき点がある。
(1)従来の回転カッタ装置は、ラベルシートSを固定刃と回転刃の間で切断する極短時間の間だけラベルシートSの供給が停止する。
そのため、図5に示すように回転カッタ装置の上流側に配置された相対向するガイド板34の間でラベルシートSがジャミングを起こす原因となる。
ラベルシートSのジャミング現象は、ラベルシートSの供給速度が高くなるほど起き易くなるため、回転カッタ装置を搭載したラベリングマシンの運転速度を高めるうえで大きな障害になっている。
(2)固定刃21と回転刃12の間で切断を終えた直後のラベルシートSの先端が固定刃21に付着したり、或いは固定刃21の側面に当接して後続のラベルシートSの供給が阻止される。
殊にラベルシートSが樹脂製のフィルムシートである場合は切断時にフィルムシートが固定刃21に付着し易い。そのため、ラベルを高速で切断できず、ラベリングマシンの高速運転化を阻害している。
本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、簡易な構造で以ってシートの高速切断を実現すると共に、シートのジャミングを防止できる、回転カッタ装置を提供することにある。
さらに本発明の他の目的は、ラベリングマシンの高速運転化を促進できる、回転カッタ装置を提供することにある。
本願の第1発明は、支軸を中心に一方向に回転し、外周に回転刃を有するカッタドラムと、カッタドラムに対向配置され、固定刃を有する固定カッタとからなり、前記カッタドラムと固定カッタの間でシートを連続して切断する回転カッタ装置であって、前記固定カッタ側に配置され、固定刃の片面へ向けて流体を噴射する流体の噴射手段を具備することを特徴とする、回転カッタ装置を提供する。
本願の第2発明は、前記第1発明において、流体の噴射手段が、シートの切断タイミングに合わせて流体を間欠的に噴射するように構成したことを特徴とする、回転カッタ装置を提供する。
本願の第3発明は、前記第1発明または第2発明において、流体の噴射手段が、ノズルと、配管を通じてノズルへ流体を供給する流体供給源と、配管に介装したバルブとにより構成することを特徴とする、回転カッタ装置を提供する。
本願の第4発明は、前記第1発明または第2発明において、カッタドラムと、該カッタドラムの近傍に配設されたラベル移送ドラムの間に、湾曲したガイド板を配設したことを特徴とする、回転カッタ装置を提供する。
本願発明は、前記第2発明乃至第4発明の何れかにおいて、シートを切断する瞬間は流体が噴射されずに、シートの切断直後から一定時間だけ流体が噴射されるように、シートの切断タイミングに合わせて流体の噴射時期を設定したことを特徴とする、回転カッタ装置を提供する。
本願発明は、前記第1発明乃至第4発明の何れかにおいて、前記固定カッタを揺動可能に構成したことを特徴とする、回転カッタ装置を提供する。
本発明はつぎの特有の効果を奏する。
(1)シートを固定カッタの固定刃から離隔する方向に流体が噴射されることから、シートの先端部を固定刃から強制的に離されて、切断直後のシートの先端部が固定刃に当接したり付着したりするのを確実に防止できる。
(2)本発明ではシートを固定刃から強制的に引き離すので、シートが固定刃に付着し易い樹脂製シートであっても、シートの付着の問題とシートのジャミングを防止することができる。
そのため、従来まで困難とされてきた樹脂製シートの高速切断を実現することができる。
(3)流体を噴射するだけ簡易な構造の流体噴射手段で以って、確実にシートのジャミングを防止することができるだけでなく、シートの高速切断が可能となる。
そのため、従来と比べてラベリングマシンの高速運転化を促進することができる。
以下図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
(1)回転カッタ装置の概要
図1はラベリングマシンに搭載する回転カッタ装置のモデル図である。
回転カッタ装置はラベル移送ドラム70の近傍に配置され、テープ状のラベルシートSを所定の長さに切断してラベルLを製造するための装置である。
ラベル移送ドラム70は鉛直軸を中心に一方向に回転する負圧吸引式のドラムで、回転カッタ装置から受け取ったラベルLをその周面に吸着して移送できるようになっている。
ラベリングマシンは周知であるので詳しい説明を省略する。
同図の右方には一対のローラで構成される供給ローラ40が配置され、供給ローラ40の回転によりロール状に巻き取られたラベルシートSを連続して引き出せるようになっている。
供給ローラ40の駆動源には高価なサーボモータを使用せず、歯車機構で十分に対応可能である。
供給ローラ40とラベル移送ドラム70の間に回転カッタ装置が配置されている。
供給ローラ40と回転カッタ装置の間にはラベルシートSを誘導するための相対向した一対のガイド板41が配置され、また、回転カッタ装置とラベル移送ドラム70の間にも湾曲したガイド板42が配置されている。
回転カッタ装置は、鉛直方向に向けた支軸11を中心に一方向に回転するカッタドラム10と、カッタドラム10に対向させて設置した固定カッタ50とにより構成することは従来と同様であるが、本例ではカッタドラム10および供給ローラ40の駆動源としてサーボモータを用いないことと、固定カッタ50を揺動式に構成した点が従来装置と異なる。
本発明は、固定カッタ50の近傍にノズル60を配置し、該ノズル60を通じて固定カッタ50及び切断中のラベルシートSの切断箇所へ向けてエア等の流体を吹き付けできるように構成したことを特徴とするものである。
以降に各部について説明する。
(2)カッタドラム
カッタドラム10がその外周面に回転刃12を突設している。
本例ではカッタドラム10の駆動源として高価なサーボモータやサーボ制御用プログラムを使用せずに、安価な汎用モータ80を使用できる。
カッタドラム10の駆動源として汎用モータ80を使用できるのは、固定カッタ50を揺動させてカッタドラム10を回転させたまま、回転カッタ装置の切断作業を中断し得るように構成したためである。
カッタドラム10の周面と対向して配置した湾曲したガイド板42は、ラベル移送ドラム70の周面へ向けてラベルシートSの進行を誘導する作用だけでなく、ノズル60から噴射される流体を湾曲したガイド板42の板面に沿わせることでラベルシートSに対して流体による移送補助力を与えるために機能する。そのため、湾曲したガイド板42は流体無孔の板体で形成することが望ましい。
(3)固定カッタ
固定カッタ50は支軸51を中心に揺動可能に枢支した揺動体52と、揺動体52の一側に突設した固定刃53と、揺動体52の時計回り方向へ向けた揺動を規制する揺動規制手段と、揺動体52に時計回り方向へ向けて常時付勢力を与える弾力体と、揺動体52に揺動力を強制的に与える揺動手段とを具備している。
[揺動体]
図2に揺動手段を除いた固定カッタ50の一例を示す。
全体形状が略コ字形を呈するフレーム54の上下板には、同一鉛直線上に軸受55,55が設けてあり、揺動体52の上下に突設した支軸51,51が軸受55,55に貫入して回転可能に枢支されている。
軸受55を用いずに、フレーム54に揺動体52の支軸51,51を直接枢支してもよい。
[揺動規制手段]
揺動体52の側面と対向したフレーム54の一側面であって、支軸51に対して固定刃53に近い側には、揺動規制手段である調整ボルト56が貫通して取り付けてある。
調整ボルト56はその先端を揺動体52の側面に当接させることで揺動体52の時計回り方向の揺動を一定に規制するストッパ部材として機能するだけではなく、調整ボルト56の突出量を調整することで、揺動体52の取付角度、すなわち固定刃53の取付角度を調整する部材としても機能する。
[弾力体]
調整ボルト56を設けたフレーム54の同一の側面と揺動体52の間には、弾力体であるばね材57が収縮状態で介装されている。
ばね材57は揺動体52の枢支部のガタツキを吸収する機能と、揺動体52をガタツキのない状態で支持する機能と、固定刃53と回転刃12の刃先を調整するために揺動体52の揺動を許容する機能を併有する弾性部材で、揺動体52の側面を調整ボルト56に当接させる方向に常時ばね力が作用するように、支軸51を間に挟んで固定刃53の反対側に配設する。
すなわち、カッタドラム10に近い側から、調整ボル56、揺動体52の支軸部、ばね材57の順序の配列となる。
前記した揺動規制手段は図示した形態に限定されるものではなく、揺動規制手段はボルト以外の突出量を調整可能な公知の手段を適用できる。
また弾力体もばね部材以外に各種の弾性部材を適用してもよい。また弾力体は縮設する形態だけでなく上記した付勢方向に引張力が発生するように張設する場合もある。
[揺動手段]
図1に示すように揺動体52の固定刃32と反対側にはリンク部材58が延びていて、リンク部材58の端部が揺動手段59と連結している。
揺動手段59はラベルの切断を中断させるために固定刃52と一体の揺動体52を強制的に揺動させるもので、例えば通電により変位するソレノイド、各種の流体シリンダ、ねじ送り機構などを適用することができるが、構造が簡単で動作速度の速いエアシリンダが好適である。
揺動手段59の作動は手動制御でもよいが、ラベリングマシンの運転停止、または運転の中断を電気的信号として感知したときに、この感知信号と連動して制御する自動制御であってもよい。この自動制御は特別複雑なプログラムは必要とせず、極めて簡単に制御することができる。
(4)流体の噴射手段
既述したように本発明は、回転カッタ装置の切断箇所へ向けてエア等の流体を吹き付けるように構成したものである。
流体の噴射手段として本例では、回転カッタ装置を構成する固定カッタ50側であって、固定カッタ50と供給ローラ40との間に配置したノズル60と、配管61を通じてノズル60へ圧縮空気等の流体を供給する流体供給源62と、配管61に介装したバルブ63とにより構成した場合について説明する。
ノズル60は固定カッタ50の固定刃53へ向け、かつラベルシートSの進行方向に沿って流体を噴射できるように、固定カッタ50の上流側であって固定カッタ50側に配置され、ノズル60の前面がラベルシートSの切断箇所を向くように斜めに向けて設置されている。
流体を固定刃53の片面に当たり易くするため、図3に拡大して示すように、揺動体52の角部を窪ませて形成するとよい。
ノズル60の前面には図2に示すように縦方向に沿って複数の送気孔60aが形成されていて、ラベルシートSの切断予定箇所(固定カッタ50の固定刃53の片面)へ向けて流体を高速噴射できるようになっている。
流体供給源62は例えばコンプレッサや流体ポンプで構成される。
配管61に介装したバルブ63は電磁式の開閉弁で、流体の供給を間欠的に行えるようなっている。
より好ましくは、ラベルシートSを切断する瞬間は、ノズル60から流体が噴射されずに、ラベルシートSの切断直後から一定時間だけノズル60から流体が噴射されるように、ラベルシートSの切断タイミングに合わせて流体の噴射時期を設定するとよい。
流体憤射のタイミングを上記したように設定するのは、ラベルシートSの先端を固定刃53から強制的に剥離して、切断直後のラベルシートSの先端が固定刃53を通過し易くすることと、湾曲したガイド板42に沿って進行するラベルシートSの移送をスムーズにするためである。
また流体を間欠的に噴射させたのは、流体供給源62の流体圧力が同一である場合、流体の連続噴射と比べて間欠噴射の方がノズル60から噴射される流体の噴射力が高くなり、流体圧力を有効に活用するためである。
尚、バルブ63は必須ではなく、バルブ63を省略してノズル60から流体を連続的に噴射する場合もある。
(5)作用
つぎに回転カッタ装置の作動について説明する。
[切断時]
図1において、カッタドラム10は汎用モータ80の駆動を受けて反時計回りに回転している。
この状態で供給ローラ40によるラベルシートSの連続供給を開始すると、ラベルシートSはガイド板41を経て回転カッタ装置へ向けて移送される。
ラベルシートSがカッタドラム10と固定カッタ50の間を通過する過程で、カッタドラム10の回転刃12が固定カッタ50の固定刃53を通過する瞬間、ラベルシートSが切断されて所定の長さのラベルLが製造される。
製造されたラベルLは湾曲したガイド板42で案内されてラベル移送ドラム70の周面へ受け渡され、その後、ラベルLはラベル移送ドラム70から図示しない貼付ドラムに受け渡されて容器などの被着物へ貼付される。
上記したラベルシートSの切断過程における流体の間欠噴射について詳しく説明する。
[切断直前から切断時まで]
図3はラベルシートSの切断直後における回転カッタ装置の平面図を示す。
固定カッタ50の固定刃53の先端をカッタドラム10の回転刃12の先端が通過する直前(二点差線で示した回転刃12)と切断時(実線で示した回転刃12)は、ノズル60から流体は噴射されない。ラベルシートSに無用な外力を与えずないためである。
[切断直後]
ラベルシートSの切断直後から一定時間だけ、ノズル60の送気孔60aからラベルシートSの切断予定箇所へ向けて高速で流体が噴射される。
その結果、ラベルシートSを固定カッタ50の固定刃53から離隔する方向に流体が噴射されることから、ラベルシートSの先端部がラベルシートSの先端を固定刃53から強制的に離されて、切断直後のラベルシートSの先端部が固定刃53に当接したり付着したりするのを防止できる。
殊にラベルシートSが樹脂製のフィルムシートである場合は、切断後にフィルムシートが固定刃21に付着し易すかったが、本発明ではシートを固定刃53から強制的に引き離すので、シートの付着の問題と、ガイド板41内におけるラベルシートSのジャミング現象を確実に防止することができる。
更に、切断直後のラベルシートSの先端部が固定カッタ50とカッタドラム10の間を通過した後もノズル60の送気孔60aからラベルシートSの移送方向に沿って流体が噴射される。
噴射された流体は、ラベルシートSに弱い張力として作用するため、ガイド板41の間でラベルシートSのジャミング防止に役立つと共に、噴射された流体が、湾曲したガイド板42に沿って流れるため、ラベルシートSの移送をスムーズにする。
ラベルシートSの先端がラベル移送ドラム70へ吸着されて受け渡しが始まった時点でノズル60からの流体噴射が停止する。
ラベルシートSをラベル移送ドラム70へ受け渡し開始時点から、ラベルシートSの次の切断直後までは、流体噴射が停止する。
以上説明したように、ラベルシートSの切断のタイミングに合わせて流体の噴射と噴射停止を繰り返す。
ラベルシートSの切断箇所へ向けて流体を噴射するだけ簡易な構造で確実にラベルシートSのジャミングを防止することができるだけでなく、ラベルシートSの高速切断が可能となるため、ラベリングマシンの高速運転化を促進することができる。
[切断の中断]
ロールラベルの交換時などにおいては、切断を中断するときは、ラベルシートSの供給を停止すると同時に、固定カッタ50を強制的に揺動させる。このときカッタドラム10の回転は継続させておく。
図4はこの中断時の回転カッタ装置を示すもので、固定カッタ50の揺動手段59が伸張方向に作動すると、リング部材58を介して固定刃53と一体の揺動体52が、ばね材57を圧縮変形しながら、支軸51を中心に反時計回り方向に揺動する。
揺動体52の揺動に伴い固定刃53と回転刃12との間に隙間を生じるため、カッタドラム10が回転していても切断が不能となる。
[切断再開]
従来のサーボモータを使用した回転カッタ装置にあっては、運転再開までに待ち時間が長くかった。
これに対して本例では、中断中もカッタドラム10の回転が継続しているため、揺動手段59の伸張を解除して揺動体52を元の位置に復帰させるだけで、ラベルの切断を瞬時に再開することができる。
切断作業を再開する場合、揺動体52は自動的に元の位置に復帰するので、固定刃53の取付角度の再調整作業は不要である。
(6)その他の実施の形態
本発明ではバルブ63は必須ではなく、バルブ63に代わり固定カッタ50の揺動体52に送気孔を形成して、流体をラベルシートSの切断箇所へ向けて噴射するように構成してもよい。
本例にあっては、独立したノズル60を省略できて構造の簡略化を図ることができる。
また本発明は、カッタドラムに対向配置した固定カッタが揺動するタイプの回転カッタ装置に限定されるものではなく、固定カッタが揺動しない固定タイプの回転カッタ装置に適用することも勿論可能である。
発明に係る回転カッタ装置の概念図 固定カッタの分解組立図 ラベルシートの切断時における回転カッタ装置の拡大図 固定刃を揺動させたときの説明図 本発明が前提とする回転カッタ装置の説明図
符号の説明
10・・・カッタドラム
11・・・回転刃
40・・・供給ローラ
41・・・ガイド板
42・・・湾曲したガイド板
50・・・固定カッタ
51・・・支軸
52・・・揺動体
53・・・固定刃
54・・・フレーム
55・・・軸受
56・・・調整ボルト
57・・・ばね材
58・・・リンク部材
59・・・揺動手段
60・・・ノズル
70・・・ラベル移送ドラム
80・・・汎用モータ

Claims (4)

  1. 支軸を中心に一方向に回転し、外周に回転刃を有するカッタドラムと、カッタドラムに対向配置され、固定刃を有する固定カッタとからなり、前記カッタドラムと固定カッタの間でシートを連続して切断する回転カッタ装置であって、
    前記固定カッタ側に配置され、固定刃の片面へ向けて流体を噴射する流体の噴射手段を具備することを特徴とする、
    回転カッタ装置。
  2. 請求項1において、流体の噴射手段が、シートの切断タイミングに合わせて流体を間欠的に噴射するように構成したことを特徴とする、回転カッタ装置。
  3. 請求項1または請求項2において、流体の噴射手段が、ノズルと、配管を通じてノズルへ流体を供給する流体供給源と、配管に介装したバルブとにより構成することを特徴とする、回転カッタ装置。
  4. 請求項1または請求項2において、カッタドラムと、該カッタドラムの近傍に配設されたラベル移送ドラムの間に、湾曲したガイド板を配設したことを特徴とする、回転カッタ装置。
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