JP2007260347A - ゲーム装置、補正方法、および、プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】照準位置取得装置は、(a)のように、標的オブジェクトHを含む表示画像を生成し、ディスプレイに表示する。プレイヤがコントローラの先端をディスプレイに向けると、照準位置に照準マークMが表示される。照準位置取得装置は、コントローラが振動発生中であると判別すると、振動により発生した手振れを解消すべく、照準位置を適宜補正する。例えば、(b)のように、振動発生前の照準位置M1〜M3を時系列に保持しておき、振動発生後に、これら照準位置M1〜M3の時系列に沿って予想される予想位置EXを算定する。そして、振動中に取得した照準位置M4を、この予想位置EXに近づけるように補正する。つまり、(c)のように、補正後の照準位置に照準マークMを表示する。
【選択図】図6
Description
例えば、テレビ等のリモコン(リモートコントローラ)と類似した外観を有し、ゲーム装置とワイヤレスで(無線通信等によって)接続され、プレイヤが片手で持ってそのまま操作可能なコントローラである。つまり、プレイヤは、模擬銃の代わりに、コントローラの先端を画面に向け、所望の標的等に狙いを定めて、トリガ用のボタンを押下して、射撃を行う。なお、このコントローラは、ブラウン管型のディスプレイだけでなく、液晶型やプラズマ型のディスプレイでも使用できるように、上記とは別の仕組みで画面上の照準位置等を適宜取得可能となっている。
それでも、子供や初心者等のような、まだ片手で操作することに充分慣れていないプレイヤにとっては、コントローラを思い通りに扱えない状況も生じ得る。
例えば、画面上の小さな標的等に、コントローラで正確に狙いを定めるような場合である。このような場合、慣れていないプレイヤは、ピンポイントで小さな標的に狙いを定めることに苦労してしまう。また、苦労の末にその標的に狙いを定めることができたとしても、トリガ用のボタンを押下(連打等)するといった他の操作を行うことにより、その標的から狙いがそれてしまうことが生じ得る。
すなわち、この場合も、振動の発生が原因で、標的から狙いがそれてしまうことが予想される。
この結果、コントローラにより指し示された画面上の照準位置を適切に補正することができる。
この結果、コントローラにより指し示された画面上の照準位置を適切に補正することができる。
この結果、コントローラにより指し示された画面上の照準位置を適切に補正することができる。
この結果、コントローラにより指し示された画面上の照準位置を適切に補正することができる。
この結果、ゲーム装置にて、振動素子を有するコントローラが使用される場合でも、照準位置を適切に補正することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る照準位置取得装置が実現される典型的なゲーム装置の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
また、仮想3次元空間に配置され、各種のテクスチャ情報が付加されたポリゴン情報を、Zバッファ法によりレンダリングして、所定の視点位置から仮想3次元空間に配置されたポリゴンを俯瞰したレンダリング画像を得る演算の高速実行も可能である。
また、ユーザからの文字列の編集入力を受け付けるためのキーボードや、各種の位置の指定および選択入力を受け付けるためのマウスなどを接続する形態も採用することができる。
図2は、上述したコントローラユニット105の概要を説明するための外観図である。
コントローラユニット105は、コントローラ201と発光モジュール251とを含んで構成される。なお、ゲーム装置100は、所定のケーブルを介してディスプレイ291と接続されており、画像処理部108が生成した画像をディスプレイ291の表示画面に表示し、また、音声処理部109が生成した効果音等をディスプレイ291のスピーカから出力する。
一方、発光モジュール251は、所定の長さの棒状に形成され、両端に1つずつ発光ダイオード252が埋設されている。そして、例えば、ディスプレイ291の上部に、画面の向きに沿って適宜固定される。この、発光モジュール251は、ゲーム装置100と有線(ケーブル)で接続され、電源供給を受けて発光ダイオード252を適宜発光させる。
そして、ゲーム装置100は、コントローラ201から送られた画像中における2つの発光点の位置関係等に基づいて、画面上の照準位置等を適宜取得する。例えば、CPU 101及び画像処理部108等は、コントローラ201から見える2つの発光点の位置関係等を解析して、コントローラ201の空間位置及び、その先端の向き(長手軸線の方向)を算定し、最終的に、プレイヤがコントローラ201を画面上のどこに向けて操作しているか等を取得する。
コントローラ201の上面に用意された電源ボタン208は、例えば、ゲーム装置100のオン・オフを指示する。
図3は、本実施形態に係る照準位置取得装置の概要構成を示す模式図である。この照準位置取得装置は、上述したような、振動機構を備えたコントローラ201と無線通信を行い、照準位置等を取得する装置である。具体的には、ディスプレイ291に標的等を表示し、プレイヤがコントローラ201で狙いを定めて射撃する場合を一例とする。以下、本図を参照して説明する。
例えば、無線通信部301は、コントローラ201から送られる位置情報等を順次受信し、照準位置検出部302に順次供給する。
また、無線通信部301は、振動制御部305から振動指示が供給されると、コントローラ201に当該振動指示(指示情報)を送信する。
なお、コントローラユニット105が、このような無線通信部301として機能しうる。
具体的に照準位置検出部302は、まず、ディスプレイ291に対応するコントローラ201の空間位置及び、その先端(CCDカメラ202)の向き(長軸線の方向)を検出する。そして、検出したコントローラ201の空間位置及び長軸線の方向に基づいて、指し示される表示画面上の照準位置を検出する。
照準位置検出部302は、検出した照準位置の情報を照準位置補正部303に供給する。
なお、CPU 101が、このような照準位置検出部302として機能しうる。
具体的に照準位置補正部303は、照準位置検出部302から供給された照準位置を所定数分時系列に保持しておき、振動制御部305から振動指示が供給されると、保持した照準位置の時系列に沿って予想される予想位置を算定する。そして、その後、照準位置検出部302から供給される照準位置を、この予想位置に近づけるように補正する。
つまり、振動指示が供給される(つまり、コントローラ201が振動する)直前の複数の照準位置を使用して、振動が発生しなかったとした場合に予想される予想位置を求め、この予想位置に近づけるように、振動発生中の照準位置を補正する。
照準位置補正部303は、このようにして補正した照準位置を処理制御部306及び画像描画部307に供給する。なお、振動発生中でなければ、補正を行うことなく、照準位置検出部302から供給された照準位置をそのまま処理制御部306等に供給する。
そして、CPU 101が、このような照準位置補正部303として機能しうる。
なお、DVD−ROMドライブ107に装着されるDVD−ROM及び、RAM 103が、このような画像情報記憶部304として機能しうる。
また、振動制御部305は、照準位置補正部303にも、この振動指示を供給する。
なお、CPU 101が、このような振動制御部305として機能しうる。
例えば、処理制御部306は、画像描画部307を制御して、ディスプレイ291に標的オブジェクトを含む画像を表示させる。そして、照準位置補正部303から照準位置を取得し、画像情報記憶部304に管理される標的オブジェクトの位置(表示上の位置)と比較して、照準位置が標的オブジェクトに近づくと、振動制御部305に振動指示を出力させる。つまり、標的オブジェクトに狙いが定まりつつあることを、コントローラ201の振動にてプレイヤに報知するため、振動制御部305に振動指示を出力させる。
なお、CPU 101が、このような処理制御部306として機能しうる。
例えば、画像描画部307は、図4に示すような表示画像を生成する。この図4において、標的オブジェクトHが射撃を行う対象であり、照準マークMが現在の照準位置を示している。つまり、プレイヤがコントローラ201で狙いを定めた画面上の照準位置が照準マークMで表示される。
なお、画像処理部108が、このような画像描画部307として機能しうる。
図5は、上述した構成の照準位置取得装置300において実行される照準位置補正処理の流れを示すフローチャートである。以下、本図を参照して照準位置取得装置300の動作について説明する。この照準位置補正処理は、所定の射撃ゲームにおける照準位置を適宜補正しつつ取得する処理である。
例えば、画像描画部307は、図6(a)に示すような標的オブジェクトHを含む表示画像を生成する。
照準位置取得装置300は、振動発生中でないと判別すると(ステップS403;No)、後述するステップS405に処理を進める。
例えば、照準位置補正部303は、図6(b)に示すような、振動発生前の照準位置M1〜M3を時系列に保持しておき、振動発生後に、これら照準位置M1〜M3の時系列に沿って予想される予想位置EXを算定する。そして、その後、照準位置検出部302から供給される照準位置M4を、この予想位置EXに近づけるように補正する。
照準位置取得装置300は、照準位置が標的に近くないと判別すると(ステップS406;No)、上述したステップS402に処理を戻す。
この結果、コントローラ201により指し示された画面上の照準位置を適切に補正することができる。
上記の実施形態では、バイブレータ等の振動機構によりコントローラ201が振動した際に、手振れを解消すべく照準位置を補正する場合について説明したが、他の要因で発生した手振れを解消するために、照準位置を補正してもよい。
例えば、プレイヤによりコントローラ201のボタン(Bボタン205等)が押下(連打等)された場合にも、手振れが発生しうる。このため、ボタンの押下により発生した手振れを解消するように、照準位置を補正してもよい。
なお、入力受付部501以外の構成は、上述した図3に示す照準位置取得装置300と同様である。
入力受付部501は、取得した押下情報を処理制御部306に供給する。また、入力受付部501は、例えば、所定時間内に所定回数以上の押下情報を取得した場合に、入力受付部501は、連打を示す連打情報を生成し、照準位置補正部303に供給する。
具体的に照準位置補正部303は、照準位置検出部302から供給された照準位置を所定数分時系列に保持しておき、入力受付部501から連打情報が供給されると、保持した照準位置の時系列に沿って予想される予想位置を算定する。そして、その後、照準位置検出部302から供給される照準位置を、この予想位置に近づけるように補正する。
つまり、連打情報が供給される(つまり、コントローラ201のボタンが連打される)直前の複数の照準位置を使用して、連打が生じなかったとした場合に予想される予想位置を求め、この予想位置に近づけるように、連打発生中の照準位置を補正する。
照準位置取得装置500は、照準位置を取得する(ステップS602)。つまり、プレイヤが操作するコントローラ201によって指し示されるディスプレイ291上の照準位置を取得する。
照準位置取得装置500は、ボタン連打が発生中でないと判別すると(ステップS604;No)、後述するステップS606に処理を進める。
例えば、照準位置取得装置500は、ボタン連打の発生前に時系列に保持した複数の照準位置に沿って予想される予想位置を算定し、その後、照準位置検出部302から供給される照準位置を、この予想位置に近づけるように補正する。
この結果、コントローラ201により指し示された画面上の照準位置を適切に補正することができる。
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 インターフェース
105 コントローラユニット
106 外部メモリ
107 DVD−ROMドライブ
108 画像処理部
109 音声処理部
110 NIC
201 コントローラ
251 発光モジュール
291 ディスプレイ
300 照準位置取得装置
301 無線通信部
302 照準位置検出部
303 照準位置補正部
304 画像情報記憶部
305 振動制御部
306 処理制御部
307 画像描画部
501 入力受付部
Claims (10)
- 振動素子を有するコントローラが表示画面に向けられ、表示画面上の任意の位置が指し示されるゲーム装置であって、
所定条件に基づいて、当該コントローラの振動素子を振動させる振動制御部と、
当該コントローラにより指し示される表示画面上の照準位置を検出する照準位置検出部と、
当該検出時における当該振動素子の振動状況に基づいて、検出された当該照準位置を補正する照準位置補正部と、
を備えることを特徴とするゲーム装置。 - 振動素子を有するコントローラが表示画面に向けられ、表示画面上の任意の位置が指し示されるゲーム装置であって、
表示画面に対向する当該コントローラの位置及び先端の向きを検出するコントローラ検出部と、
所定条件に基づいて、当該コントローラの振動素子を振動させる振動制御部と、
検出された当該コントローラの位置及び先端の向きに基づいて、指し示される表示画面上の照準位置を検出する照準位置検出部と、
当該振動素子の振動状況に基づいて、検出された当該照準位置を補正する照準位置補正部と、
を備えることを特徴とするゲーム装置。 - 請求項1又は2に記載のゲーム装置であって、
前記照準位置補正部は、当該振動素子の振動前に検出された照準位置を所定数保持し、当該振動素子の振動時に検出された照準位置を、当該保持した各照準位置に基づいて補正する、
ことを特徴とするもの。 - 請求項1又は2に記載のゲーム装置であって、
前記照準位置補正部は、当該振動素子の振動前に検出された複数の照準位置を時系列に保持し、当該振動素子の振動時に検出された照準位置を、当該時系列に沿って予想される予想位置に近づけるように補正する、
ことを特徴とするもの。 - 操作部を有するコントローラが表示画面に向けられ、表示画面上の任意の位置が指し示されるゲーム装置であって、
当該操作部が操作された際に、当該コントローラから操作情報を取得する操作情報取得部と、
当該コントローラにより指し示される表示画面上の照準位置を検出する照準位置検出部と、
当該操作情報の取得頻度により定まる当該検出時における当該操作部の操作状況に基づいて、検出された当該照準位置を補正する照準位置補正部と、
を備えることを特徴とするゲーム装置。 - 操作部を有するコントローラが表示画面に向けられ、表示画面上の任意の位置が指し示されるゲーム装置であって、
表示画面に対向する当該コントローラの位置及び先端の向きを検出するコントローラ検出部と、
当該コントローラの操作部が操作された際に、対応する指示情報を取得する指示情報取得部と、
検出された当該コントローラの位置及び先端の向きに基づいて、指し示される表示画面上の照準位置を検出する照準位置検出部と、
当該操作情報の取得頻度により定まる当該操作部の操作状況に基づいて、検出された照準位置を補正する照準位置補正部と、
を備えることを特徴とするゲーム装置。 - 請求項5又は6に記載のゲーム装置であって、
前記照準位置補正部は、当該操作部の操作前に検出された照準位置を所定数保持し、当該振動素子の振動時に検出された照準位置を、当該保持した各照準位置に基づいて補正する、
ことを特徴とするもの。 - 請求項1又は2に記載のゲーム装置であって、
前記照準位置補正部は、当該操作部の操作前に検出された複数の照準位置を時系列に保持し、当該操作部の操作時に検出された照準位置を、当該時系列に沿って予想される予想位置に近づけるように補正する、
ことを特徴とするもの。 - 振動素子を有するコントローラが表示画面に向けられ、表示画面上の任意の位置が指し示されるゲーム装置の補正方法であって、
表示画面に対向する当該コントローラの位置及び先端の向きを検出するコントローラ検出ステップと、
所定条件に基づいて、当該コントローラの振動素子を振動させる振動制御ステップと、
検出された当該コントローラの位置及び先端の向きに基づいて、指し示される表示画面上の照準位置を検出する照準位置検出ステップと、
当該振動素子の振動状況に基づいて、検出された当該照準位置を補正する照準位置補正ステップと、
を備えることを特徴とする補正方法。 - 振動素子を有するコントローラが表示画面に向けられ、表示画面上の任意の位置が指し示されるコンピュータを、
表示画面に対向する当該コントローラの位置及び及び先端の向きを検出するコントローラ検出部、
所定条件に基づいて、当該コントローラの振動素子を振動させる振動制御部、
検出された当該コントローラの位置及び先端の向きに基づいて、指し示される表示画面上の照準位置を検出する照準位置検出部、
当該振動素子の振動状況に基づいて、検出された当該照準位置を補正する照準位置補正部、
として機能させることを特徴とするプログラム。
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