JP2007259993A - 超音波カッター用安全カバー - Google Patents

超音波カッター用安全カバー Download PDF

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晴之 漆畑
Kenya Isobe
健弥 磯部
Masaya Fujiwara
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Abstract

【課題】 完全被覆タイプの超音波カッター用安全カバーを提供し、使用時と保管時の安全性の確保と、使用時の操作性の向上を図る。
【解決手段】 振動子と振動を伝達するためのホーンとが設けられたカッター本体と、ホーンを覆うように設けられたホーンカバー部と、ホーンによって保持されカッター本体からの超音波振動を受けて被切断物を切断するカッター刃とからなる超音波カッターに適用される超音波カッター用安全カバーにおいて、超音波カッター用安全カバーはカッター刃を常時被覆し、端面にカッター刃の相対的な出入りを許容する開口部が形成されたカバー本体と、カバー本体をカッター刃の被覆方向に付勢する付勢手段と、カバー本体の上記カッター本体からの脱落を防止する係止構造とを具備したもの。
【選択図】 図3

Description

本発明は、超音波振動を利用して被切断物を切断する超音波カッターに対して適用される超音波カッター用安全カバーに係り、特に安全性と操作性を向上させた完全被覆タイプの超音波カッター用安全カバーに関するものである。
内部に超音波振動を発生させる振動子と振動を伝達するためのホーンが設けられたカッター本体と、上記ホーンを覆うように設けられホーンへの不用意な接触を防止するホーンカバー部と、上記ホーンによって保持され上記カッター本体からの超音波振動を受けて被切断物を切断するカッター刃と、超音波カッターを駆動するために必要となる電気を供給するための電源コード部とを具備した超音波カッターが従来から使用されている。
上記超音波カッターは樹脂材等の被切断物を対象として主に使用されており、上記カッター刃の形状はこれらの被切断物の切断に適した鋭角な楔型形状になっている。したがって、不使用時には鋭利なカッター刃を被覆する着脱式の安全カバーが取り付けられており、該安全カバーによって保管時の超音波カッターの安全性が保たれている。
従来の超音波カッター用の安全カバーとしては、下記の特許文献1に示すような安全カバーが存在していた。この安全カバーには筒状のカバー本体の周面に被切断物である紙等をカバー本体内に引き込むための切欠き溝が形成されている。したがって、この超音波カッターは安全カバーを装着した状態で使用でき、上記切欠き溝からカバー本体内部に引き込んだ被切断物がカッター刃に作用することによって被切断物が切断できるようになっている。
又、被切断物の切断にあたっては、片手で被切断物を保持し、他方の手で超音波カッターを持つという不安定な姿勢で作業を行わなければならなかった。又、スリット状の狭い上記切欠き溝に被切断物の切断始端部を挿し込むようにしてカバー本体内に被切断物の一部を引き込ませるという作業は困難であった。さらに上記不安定な姿勢で綺麗に薄手の被切断物を切断するのは困難であり、このような場合には安全カバーを取り外してカッター刃を剥き出しにした状態にし、作業テーブル上に水平に被切断物を設置して切断作業を行うこともあった。
しかしこのような作業形態では切欠き溝に挿入することができる被切断物しか切断することができず、さらにこのような作業形態では、作業台に被切断物を置いて作業をすることができないという問題があった。
又、着脱式の安全カバーは作業時に刃が露出しているため危険であり、刃折れ等によってカッター刃が飛び散ったり或いは落下し、思わぬ怪我を招くおそれが指摘されていた。さらに着脱式の安全カバーは保管時において作業者の意思によってカッター本体から取り外しておくことができるため紛失のおそれがあるし、保管時の安全性の確保の点でも改善が求められていた。
又、従来の超音波カッターは、駆動するためのスイッチを押すことにより動作を行うため、駆動スイッチを押しながら作業する必要があり、常にスイッチを押さなくても作業ができる構造の開発も望まれていた。
特開平8−267394号公報
上記背景技術及び背景技術が抱えていた問題点を踏まえて本発明が解決しようとする課題を整理すると、作業者の意思や不注意等によって容易に取り外すことのできない完全被覆タイプの超音波カッター用安全カバーを提供することであり、加えて使用時の超音波カッターの操作性を向上させ、使用時及び不使用時における超音波カッターの一層の安全性の確保を図ることである。
本発明はこのような点に基づいてなされたもので、その目的とするところは、使用時、あるいは使用していない状態にかかわらず、常時カッター刃を被覆しておくことができ、上記カッター刃を被覆した状態で切断作業を行うことができ、加えて駆動スイッチのON、OFFの切り換えが容易で、不用意な操作によるカッター刃の露出が防止される安全性と操作性を兼ね備えた超音波カッター用安全カバーを提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による超音波カッター用安全カバーは、内部に超音波振動を発生させる振動子と該振動子による振動を伝達するためのホーンとが設けられたカッター本体と、上記ホーンを覆うように設けられホーンへの不用意な接触を防止するホーンカバー部と、上記ホーンによって保持され上記カッター本体からの超音波振動を受けて被切断物を切断するカッター刃と、を具備した超音波カッターに対して適用される超音波カッター用安全カバーにおいて、上記超音波カッター用安全カバーは上記カッター刃を常時被覆し、端面にカッター刃の相対的な出入りを許容する開口部が形成されたカバー本体と、上記カバー本体をカッター刃の被覆方向に付勢する付勢手段と、上記カバー本体の上記カッター本体からの脱落を防止する係止構造と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項2による超音波カッター用安全カバーは、請求項1に記載の超音波カッター用安全カバーにおいて、上記カバー本体は上記カッター本体に対して外嵌めされるように設けられており、上記係止構造はカバー本体に対して設けられる内側に張り出した係止爪と、上記カッター本体に対して設けられる外側に張り出した係止凸部と、を具備することによって構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項3による超音波カッター用安全カバーは、請求項1に記載の超音波カッター用安全カバーにおいて、上記カバー本体は上記カッター本体に対して内嵌めされるように設けられており、上記係止構造はカバー本体に対して設けられる外側に張り出した係止爪と、上記カッター本体に対して設けられる内側に張り出した係止凸部と、を具備することによって構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項4による超音波カッター用安全カバーは、請求項1〜3のいずれかに記載の超音波カッター用安全カバーにおいて、上記カッター本体には上記振動子を駆動するための駆動スイッチが設けられており、上記カバー本体をカッター本体側に押し込むことによって上記駆動スイッチが自動的にON状態になるように構成したことを特徴とするものである。
又、請求項5による超音波カッター用安全カバーは、請求項1〜4のいずれかに記載の超音波カッター用安全カバーにおいて、上記カバー本体とカッター本体との間には、不使用時における不用意なカバー本体の移動を防止する安全ロック機構が設けられていることを特徴とするものである。
したがって、本発明による超音波カッター用安全カバーによると、内部に超音波振動を発生させる振動子と該振動子による振動を伝達するためのホーンとが設けられたカッター本体と、上記ホーンを覆うように設けられホーンへの不用意な接触を防止するホーンカバー部と、上記ホーンによって保持され上記カッター本体からの超音波振動を受けて被切断物を切断するカッター刃と、を具備した超音波カッターに対して適用される超音波カッター用安全カバーにおいて、上記超音波カッター用安全カバーは上記カッター刃を常時被覆し、端面にカッター刃の相対的な出入りを許容する開口部が形成されたカバー本体と、上記カバー本体をカッター刃の被覆方向に付勢する付勢手段と、上記カバー本体の上記カッター本体からの脱落を防止する係止構造と、を具備した構成になっているので、使用時及び不使用時を通じてカッター刃は常時被覆されているから、不注意等による怪我の発生や刃折れによるカッター刃の飛散や落下が防止され、安全性が確保されている。また付勢手段の採用によってカッター本体を被切断物側に押し込むだけの操作でカッター刃をカバー本体に対して相対的に突出させて被切断物に作用させることができ、操作性の向上も図られる。又、厚みのある被切断対象物に対応するべくカッター刃を長くしても、非使用時には超音波カッター用安全カバー内に隠れているので何等の問題もない。つまり、厚みのある被切断対象物に対して効果的に対応することができるものである。
又、上記カバー本体が上記カッター本体に対して外嵌めされるように設けられており、上記係止構造がカバー本体に対して設けられる内側に張り出した係止爪と、上記カッター本体に対して設けられる外側に張り出した係止凸部とを具備することによって構成されている場合には、カバー本体内の空間が大きく取れるから付勢力の大きい線径及びコイル径の大きな圧縮コイルバネが使用できるようになる。又、カバー本体の移動ストロークが大きく取れるためカッター刃の相対的な突出量を増大させることが可能になる。
又、上記カバー本体が上記カッター本体に対して内嵌めされるように設けられており、上記係止構造がカバー本体に対して設けられる外側に張り出した係止爪と、上記カッター本体に対して設けられる内側に張り出した係止凸部とを具備することによって構成されている場合には、カバー本体の大きさがカッター本体に比べて小さくなるため切断加工部位が見易くなり、細かな切断作業が容易になる。
又、上記カッター本体には上記振動子を駆動するための駆動スイッチが設けられており、上記カバー本体をカッター本体側に押し込むことによって上記駆動スイッチが自動的にON状態になるように構成した場合には、常にスイッチを押しながらの作業を行なう必要がなくなり、煩わしい駆動スイッチのON、OFF操作を意識することなく自動的に行うことができ、超音波カッターの操作性が向上する。
又、上記カバー本体とカッター本体との間に不使用時における不用意なカバー本体の移動を防止する安全ロック機構が設けられている場合には、作業者の不注意等によってカバー本体がカッター刃を露出させる方向に移動する事態が防止されるから不使用時における超音波カッターの安全性が向上する。
以下、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と、図5及び図6に示す第2の実施の形態と、図7及び図8に示す第3の実施の形態と、図9乃至図11に示す第4の実施の形態を例に採って本発明の超音波カッター用安全カバー1等と、上記超音波カッター用安全カバー1の適用対象である超音波カッター101等の構成と作動態様について具体的に説明する。
(1)第1の実施の形態(図1〜図4参照)
本実施の形態に係る超音波カッター用安全カバー1の適用対象である超音波カッター101について最初に説明する。超音波カッター101はカッター本体103と、ホーンカバー部105と、カッター刃107とを具備している。カッター本体103は、図3(b)に示すように、内部に超音波振動を発生させる振動子109とこの振動子109の先端に連結されたホーン110とを備えていて、手で握ることができる程度の太さの筒状をした部材で、その周面の一部には上記振動子109の駆動、停止を操作できる駆動スイッチ111が設けられており、カッター本体103の基端部113には、上記振動子109に電源を供給する電源コード115が接続されている。
ホーンカバー部105は、カッター本体103の先端部117に対して設けられ、ホーン110の外周を覆うような形状をした部材である。ホーンカバー部105は、ホーン110を手の接触からカバーする作用と、後述する付勢手段の一例である圧縮コイルバネ3を内側から支持する作用を併せ持っている。上記ホーン110は振動子109からの振動をスムーズに伝達するための構造である。又、ホーン110は、上記カッター刃107を保持する作用を持っている。
カッター刃107は先端に楔様の鋭角な刃先部119が形成された長尺な矩形平板状の部材である。又、上記のようにホーン110によってカッター刃107の基端側の一部が保持され、上記カッター本体103からの超音波振動を受けて被切断物Wを切断するようになっている。
尚、上記カッター刃107によって切断できる被切断物Wとしては、樹脂等の部材が一例として適用できる。
そしてこのような上記超音波カッター101の先端部117に対して本実施の形態に係る超音波カッター用安全カバー1が取り付けられている。超音波カッター用安全カバー1は上記カッター刃107を常時被覆し、端面11にカッター刃107の相対的な出入りを許容する開口部5が形成されたカバー本体7と、上記カバー本体7をカッター刃107の被覆方向Aに付勢する上述した付勢手段の一例である圧縮コイルバネ3と、上記カバー本体7の上記カッター本体103からの脱落を防止する係止構造9とを具備している。
上記開口部5は、一例としてカッター刃107の横断面形状により僅かに大きな形状の穴によって形成されており、該開口部5はカバー本体7の端面11における中央部付近に形成されている。上記カバー本体7は上記カッター本体103に対して外嵌めされる一端が上記端面11によって閉塞された筒状の部材である。又、上記端面11と反対側のカバー本体7の筒胴部13の周端縁には内側のカッター本体103側に張り出した一例として鉤状をした上記係止構造9の構成部材の一つである係止爪15が設けられている。
又、上記カッター本体103の先端部117側の外周面には外側のカバー本体7側に張り出した一例として矩形断面形状をした上記係止構造9の他の構成部材である係止凸部19が設けられている。又、カバー本体7の端面11の内側には上記ホーンカバー部105に外嵌してカバー本体7の軸方向の移動を案内する筒状をした案内ボス17が設けられている。又、上記圧縮コイルバネ3は上記ホーンカバー部105によって内周面が支持された状態で上記カッター刃107の先端部117と上記案内ボス17とによって挟持されるようにして縮設されている。
次に超音波カッター101が切断作業に使用されていない(A)通常時と、超音波カッター101が切断作業に使用されている(B)切断作業時に分けて本実施の形態に係る超音波カッター用安全カバー1の作動態様を説明する。
(A)通常時(図3参照)
通常時は図3に示すようにカバー本体7は圧縮コイルバネ3からの付勢力を受けて図中矢印で示すカッター刃107の被覆方向Aに向けて移動する。
尚、この状態では図示のようにカッター刃107の刃先部119はカバー本体7内に収容されているので作業者がカッター刃107に触れることによって生ずる怪我や刃折れによるカッター刃107の飛散や落下は防止されている。
又、この状態では図示のように係止爪15が係止凸部19に当接し、係止されているから、カバー本体7のカッター本体103からの脱落も防止されている。
(B)切断作業時(図4参照)
切断作業時は図4に示すようにカバー本体7の端面11を被切断物Wに押し付けることによって、カバー本体7は圧縮コイルバネ3の付勢力に抗して図中矢印で示すカッター刃107の突出方向Bに向けて移動する。
尚、この状態では図示のようにカッター刃107の刃先部119はカバー本体7の端面11から突出した状態になるため、被切断物Wに作用して被切断物Wの切断が実行される。
又、切断作業終了後は超音波カッター101を被切断物Wから引き離すことによって圧縮コイルバネ3の付勢力が作用して超音波カッター用安全カバー1は上記図3に示す通常時の状態に戻る。
(2)第2の実施の形態(図5、6参照)
本実施の形態に係る超音波カッター用安全カバー21の適用対象である超音波カッター201について最初に説明する。超音波カッター201は上記超音波カッター101と同様、カッター本体203と、ホーンカバー部217と、カッター刃207とを具備している。カッター本体203は内部に超音波振動を発生させる振動子209とホーン205が設けられた手で握ることができる程度の太さの筒状をした部材である。
又、ホーンカバー部217にはコーン状の縮径部221と、細径部223とによって構成されている。又、上記カッター本体203の周面の一部には上記カッター本体103と同様、上記振動子209の駆動、停止を切り換える駆動スイッチ211が設けられており、カッター本体203の基端部213には、上記振動子209に電源を供給する電源コード215が接続されている。
上記ホーン205は上記カッター本体203のホーンカバー部217における細径部223よりも更に経の小さな筒状をした部材である。又、ホーン205は、上記カッター刃207を保持する作用を持っている。ホーンカバー部217は、上記ホーン205への不用意な接触を防止する作用と付勢手段の一例である圧縮コイルバネ23を支持する作用を併せ持っている。
カッター刃207は上記カッター刃107と同様、先端に楔様の鋭角な刃先部219が形成された長尺な矩形平板状の部材である。
そしてこのような上記超音波カッター201のホーンカバー部217における細径部223に対して本実施の形態に係る超音波カッター用安全カバー21が取り付けられている。超音波カッター用安全カバー21は上記超音波カッター用安全カバー1と同様、開口部25が形成されたカバー本体27と、上記圧縮コイルバネ23と、係止構造29とを具備している。
カバー本体27は上記ホーンカバー部217に対して内嵌めされる一端が端面31によって閉塞された上記ホーンカバー部217よりも径の小さな筒状の部材である。又、上記端面31と反対側のカバー本体27の筒胴部33の周端縁には外側のカッター本体203側に張り出した一例として鉤状をした係止構造29の構成部材の一つである係止爪35が設けられている。
又、上記ホーンカバー部217の細径部223の内周面には内側のカバー本体27側に張り出した一例として矩形断面形状をした上記係止構造29の他の構成部材である係止凸部39が設けられている。
又、上記ホーンカバー部217の細径部223は上記カバー本体27に外嵌しており、上記案内ボス17と同様、カバー本体27の軸方向の移動を案内する作用を担っている。
次に、超音波カッター201が(A)通常時と、(B)切断作業時に分けて本実施の形態に係る超音波カッター用安全カバー21の作動態様を説明する。
(A)通常時(図5参照)
通常時は図5に示すようにカバー本体27は圧縮コイルバネ23からの付勢力を受けて図中矢印で示すカッター刃207の被覆方向Aに向けて移動する。尚、この状態では図示のようにカッター刃207の刃先部219はカバー本体27内に収容されているので作業者がカッター刃207に触れることによって生ずる怪我や刃折れによるカッター刃207の飛散や落下は防止されている。又、この状態では図示のように係止爪35が係止凸部39に当接し、係止されているから、カバー本体27のホーンカバー部217からの脱落も防止されている。
(B)切断作業時(図6参照)
切断作業時は図6に示すようにカバー本体27の端面31を被切断物Wに押し付けることによって、カバー本体27は圧縮コイルバネ23の付勢力に抗して図中矢印で示すカッター刃207の突出方向Bに向けて移動する。
尚、この状態では図示のようにカッター刃207の刃先部219はカバー本体27の端面31から突出した状態になるため、被切断物Wに作用して被切断物Wの切断が実行される。
又、本実施の形態では細径部223の存在と、カバー本体27の小型化とによって切断加工部位が見易くなるため、作業性が向上する。そして切断作業終了後は超音波カッター201を被切断物Wから引き離すことによって圧縮コイルバネ23の付勢力が作用して超音波カッター用安全カバー21は上記図5に示す通常時の状態に戻る。
(3)第3の実施の形態(図7、8参照)
本実施の形態に係る超音波カッター用安全カバー41は基本的な構成については上記第1の実施の形態と同様であるので、ここでは上記第1の実施の形態と異なる構成に絞って説明する。即ち、本実施の形態では超音波カッター401におけるカッター本体403の先端部417の外周面の一部に凹陥部425を形成し、該凹陥部425内の駆動スイッチ411を設けている。
又、上記駆動スイッチ411の上方には上記凹陥部425の側壁部から水平に片持ち梁状に張り出したスイッチ作動片427が駆動スイッチ411のスイッチレバー412に対して接した状態で設けられている。
又、上記スイッチ作動片427の先端部上方には先下がり状態に傾斜している傾斜案内面429が形成されている。そして該傾斜案内面429に対して超音波カッター用安全カバー41のカバー本体47に設けられている係止爪55が作用することによって以下述べるようにして駆動スイッチ411のON、OFF状態が自動的に切り換わる。
以下、(A)通常時と、(B)切断作業時に分けて、カッター本体403に対するカバー本体47の移動と駆動スイッチ411のON、OFFの切換え動作の関係を説明する。
(A)通常時(図7参照)
通常時は図7に示すようにカバー本体47は圧縮コイルバネ43からの付勢力を受けて図中矢印で示すカッター刃407の被覆方向Aに向けて移動する。
尚、この状態では図示のように係止爪55はスイッチ作動片427における傾斜案内面429には当接していないから、駆動スイッチ411のスイッチレバー412は上記スイッチ作動片427からの押圧を受けておらず、駆動スイッチ411はOFF状態である。
(B)切断作業時(図8参照)
切断作業時は図8に示すようにカバー本体47の端面51を被切断物Wに押し付けることによって、カバー本体47は圧縮コイルバネ43の付勢力に抗して図中矢印で示すカッター刃407の突出方向Bに向けて移動する。
尚、この状態では上記係止爪55は傾斜案内面429によって案内されて、スイッチ作動片427の上面を滑るようにして該スイッチ作動片427の先端部を押し下げながら移動する。そしてスイッチ作動片427が下方に移動すると、下方に位置する駆動スイッチ411におけるスイッチレバー412が押されて駆動スイッチ411はON状態に自動的に切り換わる。
(4)第4の実施の形態(図9〜11参照)
本実施の形態に係る超音波カッター用安全カバー61は基本的な構成については上記第1の実施の形態と同様であるので、ここでは上記第1の実施の形態と異なる構成に絞って説明する。即ち、本実施の形態では超音波カッター601におけるカッター本体603の先端部617の外周面の一部に凹陥部625が形成されている。
又、上記凹陥部625の底面の一部は更に下方に凹陥されたバネ受け部631となっており、該バネ受け部631によって一例として圧縮コイルバネで構成される切換えバネ633の下端部が支持されている。又、該切換えバネ633の上方にはロック切換え片627における下端部が位置しており、上記切換えバネ633の上端面は該ロック切換え片627における下端部の先端と接している。又、上記ロック切換え片627の下端部は、上記切換えバネ633の上端部を内側から指示する構造である。
又、上記ロック切換え片627における上端部の先端には通常時と安全ロック時の切替ができる切替穴75が設けられている。この切替穴75は通常動作時に使用される切替穴75−1とロック時に使用される切替穴75−2とから構成されている。
尚、切替穴75、凹陥部625、ロック切換え片627、バネ受け部631、切換えバネ633は安全ロック機構635の構成部材になっている。そして次に述べるように安全ロック機構635が作動することによって不使用時における不用意なカバー本体67の移動が防止されるのである。
以下、自由にカバー本体67が移動することができる(A)移動可能時と、上記安全ロック機構635の安全ロック状態と安全ロック解除状態とを切り換える(B)安全ロック切換え時と、上記安全ロック機構635の安全ロック状態が形成された(C)安全ロック時に分けて、カッター本体603に対するカバー本体67の移動と安全ロック機構635のロック、ロック解除の切換え動作の関係を説明する。
(A)移動可能時(図9参照)
図3、4に示す第1の実施の形態と同様、通常時のカバー本体67は圧縮コイルバネ63からの付勢力を受けて図中矢印で示すカッター刃607の被覆方向Aに向けて移動する。そしてこの状態ではカッター刃607の刃先部619はカバー本体67内に収容されており、図3、4に示す第1の実施の形態と同様に係止爪により、カバー本体67のカッター本体603からの脱落が防止されている。
一方、切断作業時はカバー本体67の端面71を被切断物Wに押し付けることによって、カバー本体67は圧縮コイルバネ63の付勢力に抗して図中矢印で示すカッター刃607の突出方向Bに向けて移動する。又、切断作業終了後は超音波カッター601を被切断物Wから引き離すことによって圧縮コイルバネ63の付勢力が作用して通常時の状態に戻る。
(B)安全ロック切換え時(図10参照)
図9に示す移動可能時の状態から図11に示す安全ロック時の状態に切り換える場合には、カッター刃607が完全に被覆された状態の時に、図10に示すようにカバー本体67を矢印で示す右回転方向Cに回し、ロック切換え片627の上端部をカバー本体67の内壁79(切替穴75−1と切替穴75−2との間の内壁)に押し付けることにより、切換えバネ633が付勢力に抗して押し下げられ、更にカバー本体67を矢印で示す右回転方向Cに回すことで、切替穴75−2にロック切換え片627の上端部が移動し、切替えバネ633の付勢力により切替穴75−2にロック切換え片627の上端部が嵌る。
一方、図11に示す安全ロック時の状態から図9に示す移動可能時の状態に切り換える場合には、図10に示すようにカバー本体67を矢印と逆の左回転方向に回し、ロック切換え片627の上端部をカバー本体67の内壁79に押し付けることにより、切換えバネ633が付勢力に抗して押し下げられ、更にカバー本体67を左回転方向に回すことで、切替穴75−1にロック切換え片627の上端部が移動し、切替えバネ633の付勢力により切替穴75−1にロック切換え片627の上端部が嵌る。
(C)安全ロック時(図11参照)
図11に示す安全ロック時の状態ではカバー本体67は切替えバネ633の付勢力によって切替穴75−2にはまり、係止された状態にある。
カバー本体67が、外力等を受けてカッター刃607の被覆方向A及び突出方向Bに移動しようとしても、ロック切換え片627の上端部が切替穴75−2に嵌っているため、その進行はを妨げられ、それ以上の移動が防止されている。又、この状態でもカッター刃607の刃先部619はカバー本体67内に収容されているから、カッター刃607に触れることによって生ずる怪我の発生や刃折れによるカッター刃607の飛散や落下は防止されている。
尚、本発明は上述した第1〜第4の実施の形態に限定されるものではない。
例えばカバー本体7の端面11の形状は図12(a)に示すような半球面形状に限らず、平面形状であってもよい。又、図12(b)に示すようにカバー本体7の端面11の形状を曲面部81と平面部83を組み合わせた形状とすることも可能である。
又、図12(b)に示すカバー本体7の端面形状を採用する場合には、平面部83を被切断物Wに平行に接地させた状態で接地面に対するカバー本体7の角度αが40°〜90°の範囲内になるように設定することが好ましい。
又、カバー本体7を透明ないし半透明の材料によって形成することも可能であり、このような材料を使用した場合には切断作業位置が更に明確になるため作業効率及び切断品質が向上する。
又、前記各実施の形態では超音波カッター用安全カバーの開口部の形状をカッター刃の形状に合わせて細長い長方形としているが、その形状についてはこれを特に限定するものではなく、例えば、円形、楕円形等であってもよい。
本発明は、超音波カッターの製造、使用分野等において利用でき、特に作業時及び保管時の安全性の確保と、作業時の操作性の向上を図りたい場合に利用可能性を有する。
本発明の第1の実施の形態を示す図で、超音波カッター用安全カバーを装着した超音波カッターの使用状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、超音波カッター用安全カバーを装着した超音波カッターを示す側面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図3(a)は超音波カッター用安全カバーを装着した超音波カッターの通常時の作動態様を示す平断面図、図3(b)は超音波カッターの内部構造の一部を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、超音波カッター用安全カバーを装着した超音波カッターの切断作業時の作動態様を示す平断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す図で、超音波カッター用安全カバーを装着した超音波カッターの通常時の作動態様を示す側断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す図で、超音波カッター用安全カバーを装着した超音波カッターの切断作業時の作動態様を示す側断面図である。 本発明の第3の実施の形態を示す図で、超音波カッター用安全カバーを装着した超音波カッターの通常時の作動態様を示す側断面図である。 本発明の第3の実施の形態を示す図で、超音波カッター用安全カバーを装着した超音波カッターの切断作業時の作動態様を示す側断面図である。 本発明の第4の実施の形態を示す図で、図9(a)は超音波カッター用安全カバーを装着した超音波カッターの移動可能時の作動態様を示す平断面図、図9(b)は超音波カッター用安全カバーを装着した超音波カッターの移動可能時の作動態様を示す一部外観図である。 本発明の第4の実施の形態を示す図で、図10(a)は超音波カッター用安全カバーを装着した超音波カッターの安全ロック切換え時の作動態様を示す平断面図、図10(b)は音波カッター用安全カバーを装着した超音波カッターの安全ロック切換え時の作動態様を示す一部外観図である。 本発明の第4の実施の形態を示す図で、図11(a)は超音波カッター用安全カバーを装着した超音波カッターの安全ロック時の作動態様を示す平断面図、図11(b)は超音波カッター用安全カバーを装着した超音波カッターの安全ロック時の作動態様を示す一部外観図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、カバー本体の端面形状を示す側面図(a)と、本発明の他の実施の形態を示す図で、カバー本体の端面形状を示す側面図(b)である。
符号の説明
1 超音波カッター用安全カバー
3 圧縮コイルバネ(付勢手段)
5 開口部
7 カバー本体
9 係止構造
21 超音波カッター用安全カバー
23 圧縮コイルバネ(付勢手段)
25 開口部
27 カバー本体
29 係止構造
41 超音波カッター用安全カバー
43 圧縮コイルバネ(付勢手段)
47 カバー本体
61 超音波カッター用安全カバー
63 圧縮コイルバネ(付勢手段)
67 カバー本体
101 超音波カッター
103 カッター本体
105 ホーンカバー部
107 カッター刃
109 振動子
110 ホーン
111 駆動スイッチ
201 超音波カッター
203 カッター本体
205 ホーン
207 カッター刃
209 振動子
211 駆動スイッチ
217 ホーンカバー部
401 超音波カッター
403 カッター本体
407 カッター刃
411 駆動スイッチ
412 スイッチレバー
427 スイッチ作動片
429 傾斜案内面
601 超音波カッター
603 カッター本体
607 カッター刃
627 ロック切換え片
631 バネ受け部
633 切換えバネ
635 安全ロック機構
W 被切断物


Claims (5)

  1. 内部に超音波振動を発生させる振動子と該振動子による振動を伝達するためのホーンとが設けられたカッター本体と、
    上記ホーンを覆うように設けられホーンへの不用意な接触を防止するホーンカバー部と、
    上記ホーンによって保持され上記カッター本体からの超音波振動を受けて被切断物を切断するカッター刃と、
    を具備した超音波カッターに対して適用される超音波カッター用安全カバーにおいて、
    上記超音波カッター用安全カバーは上記カッター刃を常時被覆し、端面にカッター刃の相対的な出入りを許容する開口部が形成されたカバー本体と、
    上記カバー本体をカッター刃の被覆方向に付勢する付勢手段と、
    上記カバー本体の上記カッター本体からの脱落を防止する係止構造と、
    を具備したことを特徴とする超音波カッター用安全カバー。
  2. 請求項1に記載の超音波カッター用安全カバーにおいて、
    上記カバー本体は上記カッター本体に対して外嵌めされるように設けられており、
    上記係止構造はカバー本体に対して設けられる内側に張り出した係止爪と、
    上記カッター本体に対して設けられる外側に張り出した係止凸部と、
    を具備することによって構成されていることを特徴とする超音波カッター用安全カバー。
  3. 請求項1に記載の超音波カッター用安全カバーにおいて、
    上記カバー本体は上記カッター本体に対して内嵌めされるように設けられており、
    上記係止構造はカバー本体に対して設けられる外側に張り出した係止爪と、
    上記カッター本体に対して設けられる内側に張り出した係止凸部と、
    を具備することによって構成されていることを特徴とする超音波カッター用安全カバー。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載の超音波カッター用安全カバーにおいて、
    上記カッター本体には上記振動子を駆動するための駆動スイッチが設けられており、
    上記カバー本体をカッター本体側に押し込むことによって上記駆動スイッチが自動的にON状態になるように構成したことを特徴とする超音波カッター用安全カバー。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載の超音波カッター用安全カバーにおいて、
    上記カバー本体とカッター本体との間には、不使用時における不用意なカバー本体の移動を防止する安全ロック機構が設けられていることを特徴とする超音波カッター用安全カバー。
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