JP2007258790A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007258790A
JP2007258790A JP2006076931A JP2006076931A JP2007258790A JP 2007258790 A JP2007258790 A JP 2007258790A JP 2006076931 A JP2006076931 A JP 2006076931A JP 2006076931 A JP2006076931 A JP 2006076931A JP 2007258790 A JP2007258790 A JP 2007258790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
status notification
information processing
processing apparatus
notification registration
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006076931A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4841274B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Iwai
俊幸 岩井
Tomoyuki Totani
智之 戸谷
Azusa Umemoto
あずさ 梅本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2006076931A priority Critical patent/JP4841274B2/ja
Publication of JP2007258790A publication Critical patent/JP2007258790A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4841274B2 publication Critical patent/JP4841274B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】装置本体の近傍にいる利用者の状態を示すプレゼンス情報を通話相手と相互に出力し合うことができるようにする。
【解決手段】情報処理装置Bは、情報処理装置Aから状態通知登録要求があったことを表示し、利用者Bがそれを確認してから、リモコン5を用いて状態通知登録要求を受諾する指示をする。情報処理装置Bは、情報処理装置Aに対して状態通知登録受諾(SUBSCRIBEに対するOK)を送る。情報処理装置Bは、自動的に情報処理装置Aに状態通知登録要求(SUBSCRIBE)を送る。情報処理装置Aは、情報処理装置Bから状態通知登録要求があった場合は、情報処理装置Bに対して状態通知登録受諾(SUBSCRIBEに対するOK)を送る。こうして、情報処理装置A,Bは、互いに状態情報を通知し合う。
【選択図】図9

Description

本発明は、携帯電話機、テレビ電話機、または、テレビジョン受像装置等の通話機能を有する装置において、装置本体の近傍にいる利用者の状態を示すプレゼンス情報を通話相手と相互に出力し合うことができる情報処理装置を提供することを目的とする。
近年、音声主体の電話をはじめ、映像を伴ったテレビ電話等も登場している。このような通話装置にあっては、相手側の状態が全くわからないため、とりあえず発呼して、応答すれば在宅しているのでそのまま通話を続け、相手が応答しなければ留守と判断し、例えば留守番電話に記録するなどの対応をとっていた。
しかし、通話する前に相手の状態が把握できれば、それに応じて対応も変えることができる。例えば、通話する前に相手が留守であるとわかる場合は、通話ではなく電子メールによって連絡をしたり、相手が応答できない状態や応答したくない場合は、時間をおいて発呼するなどの処置が取れる。
このように、装置や利用者の状態を示す情報をプレゼンス情報と呼ぶ。プレゼンスとは「状態」や「存在」を意味する概念であり、プレゼンス情報を具体的にいえば、その人のプロファイルや、所在情報、スケジュールやどういう機器類(パソコン、携帯電話、PDAなど)を持っているかといったことや、さらには、スケジュールの「状況」や機器の「現在の状況」まで含まれる。
さて、このテレビ電話装置(情報処理装置)が、プレゼンス情報をやり取りする処理について説明する。図38は、従来の情報処理装置によるプレゼンス情報の送受信処理を示すシーケンス図である。
ここで、テレビ電話装置同士で通話や状態情報の送受信を行なう場合は、インターネット電話などで用いられる通話制御プロトコルの一つのSIP(Session Initiation Protocol)を用いるものとする。
従来の情報処理装置は、プレゼンス情報である状態情報を通知する場合、一旦状態通知をする相手を登録し、それを許可してから、状態情報のやり取りを行なうようにしている。そこで、図38(a)に示すように、利用者Aは、利用者Bのプレゼンス情報が欲しい場合、自分が利用している情報処理装置Aに対し、利用者Bが利用している情報処理装置Bへ状態通知先として登録するように状態通知登録要求指示を出す。例えば、リモコン等の入力操作手段を利用して指示を行う。
情報処理装置Aは、情報処理装置Bに対して、状態通知登録要求(SIPでは、「SUBSCRIBE」)を行う。情報処理装置Bは、情報処理装置Aからの状態通知登録要求があったことをディスプレイ等に提示し、利用者Bはこれを確認して状態通知登録を受諾する場合は、操作手段を利用して、その旨を情報処理装置Bに指示する。情報処理装置Bは、情報処理装置Aに対して、状態通知登録受諾を通知する。この場合、SIP方式では、「SUBSCRIBE」に対する「OK」を通知する。
情報処理装置Bでは、情報処理装置Aに対する状態通知登録が行われているので、利用者Bの状態変化があった場合(例えば、外出)、状態通知を情報処理装置Aに行う。SIPでは「NOTIFY」を通知する。状態通知をされた情報処理装置Aは、利用者Aに対して、利用者Bのプレゼンス情報を提示する。情報処理装置Aは情報処理装置Bに対して「NOTIFY」に対する「OK」を通知する。
図38(b)は、情報処理装置Bから情報処理装置Aに対する状態通知登録要求を行う場合のシーケンス図である。この処理内容は、図38(a)と同様なので、詳しい説明は省略する。
この例での状態通知登録要求は、SIPであれば「Subscribe」というメッセージでもって行うことが可能である。また、状態の通知である状態情報の通知には「Notify」というメッセージが利用可能である。なお、状態通知登録および状態通知のための通信プロトコルとしてSIPを想定しているが、他の通信プロトコルを用いてもよい。また、SIPを用いる場合でも「Publish」など他のメッセージを用いてもよい。
なお、状態通知登録要求に、状態を通知して欲しいという意味だけではなく、片方向通信を許可する装置として登録して欲しいという意味を持たせてもよい。状態通知登録許可が、状態通知を許可するという意味だけでなく、片方向通信を許可するという意味をも含めて返信されるならば、プレゼンスランプ33にて状態情報を表示している相手に対しては、利用者が望めば片方向通信を確立することができることになる。
まず、利用者Aが利用者Bのプレゼンスを見たいと考え、情報処理装置Aに対し、状態通知登録要求をするように指示したとする。情報処理装置Aは、指示に従って、情報処理装置Bに状態通知登録要求(SIPにあってはSUBSCRIBE)を送る。情報処理装置Bは、情報処理装置Aから状態通知登録要求があったことを表示し、利用者Bがそれを確認してから、操作部を用いて状態通知登録要求を受諾する指示をする。情報処理装置Bは、情報処理装置Aに対して状態通知登録受諾(SUBSCRIBEに対するOK)を送る。情報処理装置Bは、OKを返した情報処理装置Aを状態記憶テーブルに記憶する。こうして、情報処理装置Bは、状態通知登録受諾をした情報処理装置Aに対して、状態の変化に応じて状態通知(NOTIFY)を送る。情報処理装置Aは、状態通知に基づいてプレゼンス情報を表示する。同時にNOTIFYに対するOKを情報処理装置Bに返す。
また、利用者Bが利用者Aのプレゼンスを見たいと考え、情報処理装置Bに対し、状態通知登録要求をするように操作部を用いて指示したとする。情報処理装置Bは、指示に従って、情報処理装置Aに状態通知登録要求(SUBSCRIBE)を送る。情報処理装置Aは、情報処理装置Bから状態通知登録要求があったことを表示し、利用者Aがそれを確認してから、操作部を用いて状態通知登録要求を受諾する指示をする。情報処理装置Aは、情報処理装置Bに対して状態通知登録受諾(SUBSCRIBEに対するOK)を送る。情報処理装置Aは、OKを返した情報処理装置Bを状態記憶テーブルに記憶する。こうして、情報処理装置Aは、状態通知登録受諾をした情報処理装置Bに対して、状態の変化に応じて状態通知(NOTIFY)を送る。情報処理装置Bは、状態通知に基づいてプレゼンス情報を表示する。同時にNOTIFYに対するOKを情報処理装置Aに返す。
こうして、情報処理装置は、状態記憶テーブルに記憶した状態通知登録受諾の情報処理装置に対してのみ、状態情報を提供する。
しかし、これでは状態情報を得るのに、状態通知登録要求や状態通知登録受諾の指示を利用者が互いに独立に確認しなければならず、操作が煩雑であった。どの相手でも無条件に状態通知を認めるのは問題があるが、予め状態通知をしてもよい相手であることが当然にわかっている場合であっても、それぞれ利用者が一々操作により指示を行なわなければならないのは、操作性が悪い。
そこで、本発明は、斯かる実情に鑑み、状態通知登録要求や状態通知登録受諾の指示を、状況に応じて自動的に行なうことのできる情報処理装置を提供しようとするものである。
本願の発明は、通信網に接続された通信部と、状態通知登録要求の指示に従って、前記通信部を介して他の情報処理装置に状態通知登録要求を送信する状態通知登録要求送信部と、前記通信部を介して、他の情報処理装置から状態通知登録要求を受信する状態通知登録要求受信部と、状態を取得し状態情報を作成する状態情報取得部と、前記通信部を介して、他の情報処理装置に、前記取得した状態情報を含む状態通知を送信する状態通知送信部と、前記通信部を介して、他の情報処理装置から状態情報を含む状態通知を受信する状態通知受信部と、前記状態通知受信部で受信した他の情報処理装置の状態情報を出力する状態情報出力部と、を備え、
前記状態通知送信部では、前記状態通知登録要求受信部にて状態通知登録要求を受信した他の情報処理装置に対して、状態情報を含む状態通知を送信し、さらに、前記状態通知登録要求送信部では、前記状態通知登録要求受信部にて状態通知登録要求を受信した他の情報処理装置に対して、状態通知登録要求を送信することを特徴とする情報処理装置である。
本願の発明は、さらに、設定された情報に基づき状態通知登録要求を受諾可能か否かを判断する状態通知登録可否判断部を備え、前記状態通知登録可否判断部にて状態通知登録要求を受諾可能と判断した他の情報処理装置に対してのみ、前記状態通知送信部にて状態情報を含む状態通知を送信するとともに、前記状態通知登録要求送信部にて状態通知登録要求を送信することを特徴とする。
本願の発明は、さらに、利用者に状態通知登録要求を受諾可能か否かを問い合わせる状態通知登録可否問い合わせ部を備え、
前記状態通知登録可否問い合わせ部にて利用者が状態通知登録要求を受諾することを指示した他の情報処理装置に対してのみ、前記状態通知送信部にて状態情報を含む状態通知を送信するとともに、前記状態通知登録要求送信部にて状態通知登録要求を送信することを特徴とする。
本願の発明は、さらに、前記通信部を介して、他の情報処理装置から状態通知登録要求の応答を受信する状態通知登録応答受信部と、前記通信部を介して、他の情報処理装置に状態通知登録の終了を送信する状態通知登録終了送信部と、を備え、
前記状態通知応答受信部にて状態通知登録要求の応答として拒否を受信した場合には、状態通知登録終了送信部にて状態通知登録の終了を送信することを特徴とする。
本願の発明は、さらに、前記通信部を介して、他の情報処理装置に状態通知登録の終了を送信する状態通知登録終了送信部と、前記通信部を介して、他の情報処理装置から状態通知登録の終了を受信する状態通知登録終了受信部と、を備え、
前記状態通知応答受信部にて状態通知登録の終了を受信した場合には、前記状態通知登録終了送信部にて状態通知登録の終了を送信することを特徴とする。
本願の発明は、さらに、利用者が状態情報交換の中止指示を入力する状態情報交換中止入力部と、前記通信部を介して、他の情報処理装置に状態通知登録の終了を送信する状態通知登録終了送信部と、前記通信部を介して、他の情報処理装置に状態通知登録解除要求を送信する状態通知登録解除要求送信部と、を備え、
前記状態情報交換中止入力部にて利用者が状態情報交換の中止指示を入力すると、前記状態通知登録終了送信部にて状態通知登録の終了を送信するとともに、状態通知登録解除要求送信部にて状態通知登録解除要求を送信することを特徴とする。
本願の発明は、通信網に接続された通信部と、利用者が他の情報処理装置に対する状態通知登録要求を指示する状態通知登録要求指示入力部と、前記状態通知登録要求指示に従って、前記通信部を介して、他の情報処理装置から状態通知登録要求を送信する状態通知登録要求送信部と、前記通信部を介して、他の情報処理装置に状態通知登録要求を受信する状態通知登録要求受信部と、状態を取得し状態情報を作成する状態情報取得部と、前記通信部を介して、他の情報処理装置に、前記取得した状態情報を含む状態通知を送信する状態通知送信部と、前記通信部を介して、他の情報処理装置から状態情報を含む状態通知を受信する状態通知受信部と、前記状態通知受信部で受信した他の情報処理装置の状態情報を出力する状態情報出力部と、を備え、
前記状態通知登録要求送信部では、前記状態通知登録要求指示入力部で指示された他の情報処理装置に対して状態登録要求を送信し、さらに、前記状態通知登録要求受信部にて状態通知登録要求を送信した他の情報処理装置に対して、前記状態通知送信部にて状態情報を含む状態通知を送信することを特徴とする情報処理装置である。
本願の発明は、さらに、前記通信部を介して、他の情報処理装置から状態通知登録要求の応答を受信する状態通知応答受信部と、前記通信部を介して、他の情報処理装置に状態通知登録の終了を送信する状態通知登録終了送信部と、を備え、
前記状態通知応答受信部にて状態通知登録要求の応答として拒否を受信した場合には、状態通知登録終了送信部にて状態通知登録の終了を送信することを特徴とする。
本願の発明は、さらに、前記通信部を介して、他の情報処理装置に状態通知登録の終了を送信する状態通知登録終了送信部と、前記通信部を介して、他の情報処理装置から状態通知登録の終了を受信する状態通知登録終了受信部と、を備え、
前記状態通知応答受信部にて状態通知登録の終了を受信した場合には、前記状態通知登録終了送信部にて状態通知登録の終了送信することを特徴とする。
本願の発明は、さらに、利用者が状態情報交換の中止指示を入力する状態情報交換中止入力部と、前記通信部を介して、他の情報処理装置に状態通知登録の終了を送信する状態通知登録終了送信部と、前記通信部を介して、他の情報処理装置に状態通知登録解除要求を送信する状態通知登録解除要求送信部と、を備え、
前記状態情報交換中止入力部にて利用者が状態情報交換の中止指示を入力すると、
前記状態通知登録解除要求送信部にて状態通知登録解除要求を送信するとともに、前記状態通知登録終了送信部にて状態通知登録の終了を送信することを特徴とする。
本願の発明は、さらに、前記通信部を介して、他の情報処理機器と通話を行なう通話処理部を備え、
前記状態通知送信部において状態通知を送信する他の情報処理装置から、通話の着信があった場合には、通話処理部において利用者の指示入力なしに着信を許可することを特徴とする。
本願の発明は、さらに、前記通信部を介して、他の情報処理機器と通話を行なう通話処理部を備え、
前記状態通知受信部において状態通知を受信する他の情報処理装置から、通話の着信があった場合には、通話処理部において利用者の指示入力なしに着信を許可することを特徴とする。
本発明によれば、状態通知登録要求送信部では、状態登録要求を受信した他の情報装置に対して状態登録を行った場合には、該他の情報装置に対しても、状態登録要求を行うので、利用者が指示することなく、状況に応じて自動に処理を行なうことができる。
また、状態通知登録要求受信部が他の情報処理装置からの状態通知登録要求を受信した場合には、他の情報処理装置に対して状態通知を送信するので、利用者が指示することなく、状況に応じて自動的に処理を行なうことができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、情報処理装置である複数のテレビ電話装置により構成される通話システムの一実施形態を示す構成図である。
このテレビ電話システムは、例えば、複数のテレビ電話装置1がネットワーク6を介して接続されている構成である。ここで、図1では、テレビ電話装置は2つしか描いていないが、いくつあってもよい。
情報処理装置であるテレビ電話装置1は、テレビ受像機2と、セットトップユニット3と、アダプタユニット4と、リモコン5から構成されている。本実施形態のテレビ電話装置1はテレビ受像機2と、セットトップユニット3と、アダプタユニット4が別体で構成され、互いに有線で接続されているが、これらが2つ以上組み合わされて一体で構成されていてもよい。また、有線ではなく、無線にてデータ伝送を行ってもよい。また、リモコン5は赤外線通信にて信号伝送を行うことを想定しているが、その他の無線通信を用いてもよいし、或いは、有線にて接続された形態であってもかまわない。また、リモコン5ではなく、セットトップユニット3やアダプタユニット4に設けられた別の操作入力部を用いてもよい。
図2に示すように、テレビ受像機2は、例えば液晶テレビであり、液晶パネルからなる表示部(モニタ部)11、スピーカ12、テレビリモコン受光部13等から構成される。
図3に示すように、セットトップユニット3は、テレビ受像機2の上に載置されてテレビ電話機能を果たす装置であって、カメラ21、マイク22、動き検出センサー23、スピーカ24、アダプタリモコン受光部25、着話ボタン26、上下左右への首振り機構27、アダプタユニット4の接続する接続ケーブル28、着信表示LED29、から構成されている。
ここで、状態情報取得手段は、カメラ21、マイク22、動き検出センサー23、アダプタリモコン受光部25であり、状態情報出力手段は、スピーカ24である。
カメラ21は、セットトップユニット3の前方を撮影し、送信可能な通信画像データに変換する撮影手段としての機能を果たす。マイク22は、セットトップユニット3の周辺の音声を集音入力し、送信可能な通信音声データに変換する音声データ変換手段としての機能を果たす。動き検出センサー23は、セットトップユニット3の正面側で動く物体を検出する。スピーカ24は、入力された音声データに基づいて、音声を発声出力する。アダプタリモコン受光部25は、リモコン5からの赤外線信号を受信する。着話ボタン26は、相手からの通話に応答する場合に、使用者が押圧することにより応答可能とする。首振り機構27は、セットトップユニット3を上下左右に移動可能とするものであり、カメラ21の撮影方向等を調整するために使用する。接続ケーブル28は、アダプタユニット4との間でデータ伝送を行うためのものである。着信表示LED29は、着信した場合に点滅して利用者に知らせるものであり、音声電話やテレビ電話の着信を示す通話着信ランプとメールの着信を示すメール着信ランプがある。
アダプタユニット4は、テレビ受像機2、セットトップユニット3及びネットワーク6に接続し、データの受け渡しをする装置であって、図4(a)に示すように、表側には、外部入力端子31、カードスロット32、プレゼンスランプ33、留守ボタン34が配置され、図4(b)に示すように、裏側には、セットトップユニット3の接続ケーブル28との接続端子35、F接栓36、テレビ受像機2との音声/映像接続端子37、LANケーブル接続のためのLAN端子38、テレビ受像機用電源タップ39、ACアダプタ接続端子40から構成されている。
外部入力端子31は、外部機器から映像や音声を入力するための端子である。カードスロット32は、SDカードやPCカードのスロットであり、記録媒体であるメモリカードに記録された静止画、動画、音声等のファイルを取り込む。プレゼンスランプ33は、自分のプレゼンスを示すマイプレゼンスランプ、相手であるA,B,Cのプレゼンスを示す相手プレゼンスランプからなる。図4(a)では、A,B,Cという記号を付加された3つの相手プレゼンスランプを設けており、相手プレゼンスランプにそれぞれマッピングされた相手3人分のプレゼンスが示される。プレゼンスランプ33は自分あるいは相手が在宅或いは在室であるかを示す役割を果たすし、検出した状態情報も提示可能である。
図5に示すプレゼンスランプ33は、文字や画像を表示する液晶パネル33aと、その周囲をリング状に囲むLED33bとによって構成されている。液晶パネル33aは、相手の状態を画像や文字で表示し、LED33bの点灯は通信可能であること、消灯は通信不可を示す。なお、プレゼンスランプ33として、単色やフルカラーのLEDを用いてもよい。また、本願装置が相手装置の状態を示す手段としてプレゼンスランプ33を備えているだけに過ぎず、プレゼンスランプ33以外の手段で相手装置の状態を提示しなければならないわけではないことは言うまでもない。それ以外にも、状態の変化を受信したら音声で知らせてもよいし、画面に表示してもよい。
図4(a)に示すように、プレゼンスランプ33はアダプタユニット4の表側に設けている。これは、必要なときには利用者がいつでも自分や相手の状態を知ることができるようにするためである。利用者がいつでも自分や相手の状態を知ることができるのであれば、プレゼンスランプ33をアダプタユニット4に設けず、セットトップユニット3に設けてもよい。また、テレビ受像機2とアダプタユニット4とが一体化された場合には、プレゼンスランプ33をテレビ受像機2の前面もしくは前面から見える位置に設けてもよい。
あるいは、図6に示すように、テレビ電話装置1のテレビ受像機2とアダプタユニット4が一体に構成されており、表示部(モニタ部)11の上部に相手プレゼンスランプが配置されている構成であってもよい。Aさん宅のテレビの上部には、相手プレゼンスランプが3個設けられており、それぞれ、Bさん、Cさん、Dさんの状態を表わしている。例えばBさんがテレビを視聴中であれば、Bさん宅のテレビからAさん宅のテレビへ「テレビ電源ON」という状態通知が送られ、Aさん宅のテレビの、Bさんの状態を表わす相手プレゼンスランプがみどり色に光り、AさんはBさんがテレビを視聴していることを知ることができる。同様に、Cさんの状態を表わす相手プレゼンスランプが赤色に光っていることから、AさんはCさんがテレビを視聴していないことを知ることができ、Dさんの状態を表わす相手プレゼンスランプがみどり色に光っていることから、AさんはDさんがテレビを視聴していることを知ることができる。相手プレゼンスランプはテレビの上部に設けられているため、Aさんはテレビ番組を視聴しながらでも、Bさん、Cさん、Dさんの状態を知ることができる。なお、相手プレゼンスランプは必ずしも表示部(モニタ部)11の上部に設ける必要はなく、テレビ番組を視聴しながらでも相手プレゼンスランプを確認できる位置に配置されていればよい。
留守ボタン34は、一度押すと利用者が留守であることを示す留守状態となり、再度押すと留守状態が解除される。接続端子35は、セットトップユニット3の接続ケーブル28を接続する端子である。F接栓36は、テレビアンテナからの接続線を繋ぐ端子であり、内部のテレビチューナに接続している。音声/映像接続端子37は、映像や音声の信号をテレビ受像機2に出力するためのものである。LAN端子38は、LANケーブルを接続して、例えばルータを介してネットワーク6に接続する。テレビ受像機用電源タップ39は、テレビのAC電源をここに接続する。ACアダプタ接続端子40は、アダプタユニット4に電気を供給するためのものである。
図7に示すように、リモコン5は、テレビ受像機2やセットトップユニット3を赤外線信号により遠隔操作する装置であって、リモコン操作に応じて赤外線信号を発光する発光部41、操作部52、液晶表示部53からなる。操作部52は、戻るボタン42、電話帳ボタン43、決定ボタン44、十字キー45、通話ボタン46、終話ボタン47、チャンネル切替ボタン48、表示処理ボタン49、呼びかけボタン50、数字文字入力キー51から構成される。
戻るボタン42は、一つ前のメニューに戻る際に使用する。電話帳ボタン43は、電話帳画面を呼び出す際に使用する。決定ボタン44は、複数の候補が表示された中でフォーカスの当たっている項目を選択決定する際に使用する。十字キー45は、複数の候補が表示された中でフォーカスの当たっている項目を上下左右に変更する際に使用する。通話ボタン46は、相手に通話を発信する場合や相手からの通話を受ける場合、相手の呼びかけに応える場合に使用する。終話ボタン47は、相手からの通話を受けない場合、相手の呼びかけをやめる場合、呼びかけを終了する場合、通話を終了する場合に使用する。
チャンネル切替ボタン48は、番組情報(チャンネル)を切り換える場合に使用する。
表示処理ボタン49は、ビデオ入力ボタン49a、入替ボタン49b、全画面ボタン49cからなる。ビデオ入力ボタン49aは、相手に送る映像をカメラ入力から外部機器の入力に切り換える際、あるいは外部機器の入力からカメラ入力に切り換える際に使用する。ここで外部機器の入力とは、アダプタユニット4の外部入力端子31からの入力、あるいは、カードスロット32に挿入されたメモリカードからの入力を示す。入替ボタン49bは、ビデオ通話中に親画面と子画面とを入れ替える際に使用する。全画面ボタン49cは、ビデオ通話中に子画面の出力を中止して親画面を大きく表示する際、及び、前記の表示を中止して親画面と子画面との表示に戻す際に使用する。呼びかけボタン50は、相手プレゼンスランプに割り当てられた相手に対して呼びかける際に使用する。数字文字入力キー51は、チャンネルの指定や文字入力に使用する。
呼びかけボタン50にはそれぞれ、プレゼンスランプ33に割り当てられた相手と関連付けられており、呼びかけボタン50の押下によって、関連付けられた相手への呼びかけが行われる。すなわち、図4(a)において示したプレゼンスランプ33では、A、B,Cという記号を付加された3つの相手プレゼンスランプを設けているが、呼びかけボタン50でも、A、B,Cという記号を付加された3つのボタンを設けている。すなわち、Aという記号を付加された相手プレゼンスランプが状態を示す相手と、Aという記号が付加されたボタンを用いて呼びかける相手とは、同一である。こうしてプレゼンスランプ33と呼びかけボタン50を備え、それぞれ関連付けておくことにより、プレゼンスランプ33の点灯状況を見て、呼びかけられそうな相手を選んで、簡単に呼びかけを行うことが可能となる。なお、ここでいう呼びかけとは、マイク22から入力された音声が相手に伝達される状態を指す。通常は、呼びかけボタン50を押下すると、自分のテレビ電話装置1から相手のテレビ電話装置1に対して、少なくとも音声が自分から相手への伝達が可能な呼が確立される。
また、プレゼンスランプ33にも呼びかけボタン50にも割り当てられていない相手に対して呼びかけを行えるようにしてもよい。例えば、リモコン5の操作部52を用いて相手のアドレスを直接入力してもよい。または、1台(1人)以上の通信開始要求を送信してもよい相手を通信開始要求送信先装置情報として予め記憶しておき、利用者の指示に基づいて通信開始要求先装置情報として通信開始要求先装置情報記憶部(図示せず)に記憶されている装置を表示し、利用者の指示に基づいて選択された相手装置に対して通信開始要求を送信してもよい。
図8はテレビ電話システムの構成を示すブロック図であり、図9はアダプタユニット4の構成を示すブロック図である。図1〜図5と共通部分には、同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
アダプタユニット4は、ビデオ等の外部機器61から画像音声情報を取り込んだり、アンテナ62を介してテレビ番組を受信したりする。そして、図9に示すように、チューナ部71、通信部72、制御部73、音声映像処理部74、テレビ電話処理部75、プレゼンスランプ33、電源電流検出部85から構成されている。
チューナ部71は、アンテナ62により受信されたデジタル多チャンネル放送の信号を復調してベースバンドのビットストリーム信号を生成する。チューナ部71より出力されたビットストリーム信号は、音声映像処理部74に入力され、複数の番組(映像情報)や番組情報が多重化されているビットストリーム信号より、特定の映像情報ストリーム、音声情報ストリームや特定の番組情報ストリームを分離される。そして、音声情報ストリームは番組音声処理部76にてデコードされ、音声映像合成部84を介してテレビ受像機2のスピーカ12やセットトップユニット3のスピーカ24から出力される。映像情報ストリームは番組映像処理部77にてデコードされ、音声映像合成部84を介してテレビ受像機2に出力される。
また、外部機器61からも映像・音声情報が入力され、上記と同様の処理を番組音声処理部76や番組映像処理部77にて行う。また、ネットワーク6を介して映像・音声情報が入力され、通信部72を介して映像・音声情報が音声映像処理部74に入力され、上記と同様の処理を行う。
また、ネットワーク6に通信部72を介して接続し、テレビ電話情報を入出力する。この時のテレビ電話情報の処理を行うのがテレビ電話処理部75である。テレビ電話処理部75は、プレゼンス処理部79、呼制御処理部80、音声処理部81、映像処理部82、記憶部(メモリ)83からなる構成である。
プレゼンス処理部79は、各状態情報取得手段が取得した情報から利用者の在室等の利用者状態情報を生成するとともに、この状態情報を送受信する処理を行う。ここで、状態通知とはプレゼンス情報である状態情報を含む情報であり、状態通知登録とは、状態通知するように相手側に登録してもらうことをいう。
呼制御処理部80は、呼を確立する処理を行う。音声処理部81と映像処理部82は、テレビ電話における音声や映像のデータを処理する。記憶部83には、呼制御に必要なデータが予め格納されている。制御部73は、各部の動作を制御する。プレゼンスランプ33は、制御部73により、利用者状態情報に基づいて制御される。電源電流検出部85は、テレビ受像機用電源タップ39の電流を検出してテレビ受像機2の電源のON/OFFを検出している。
まず、本発明の技術を用いずに相手に対する状態通知登録を相互におこなう場合と、本発明の技術を用いて相手に対する状態通知登録を相互におこなう場合との違いを、概念図を用いて説明する。
図10、図11は、本発明の技術を用いずプレゼンス情報の送受信処理を行なう概念図である。
図10(a)に示すSTEP−11においては、AさんのテレビとBさんのテレビとは、プレゼンス情報をやりとりしていないため、AさんのテレビのプレゼンスランプにはBさんの情報は何も表示されておらず消灯のままであり、BさんのテレビのプレゼンスランプにもAさんの情報は何も表示されておらず消灯のままである。ここで、Aさんがテレビのメニュー操作などを行なうとする。Aさんのテレビに「Bさんの状態をプレゼンスランプに表示しますか?」という選択肢が表示され、「Bさんの状態が見たいな」と考えたAさんがリモコンを操作するとAさんのテレビからBさんのテレビへ状態通知登録要求が送られる。Bさんのテレビには「Aさんに状態を教えてもかまいませんか?」と表示され、「Aさんになら状態を教えてあげよう」と考えたBさんがリモコンを操作すると、BさんのテレビからAさんのテレビへ状態通知登録受諾が送られる。
図10(b)に示すSTEP−12においては、STEP−11の処理の結果、Bさんのテレビのプレゼンス情報がAさんのテレビに送られる。Bさんがテレビを視聴中であれば、BさんのテレビからAさんのテレビへ「テレビ電源ON」という状態通知が送られる。その結果、Aさんのテレビのプレゼンスランプは、相手のテレビ電源がONであることを表わすみどり色に光る。結果として、Aさんは「テレビを見ているということは、Bさんは家にいるんだな」と推察することができる。しかしながら、Aさんのテレビのプレゼンス状態はBさんのテレビへは送られないため、Bさんのテレビのプレゼンスランプは消灯のままである。
図11(a)に示すSTEP−13において、Bさんがテレビのメニュー操作などを行なうとする。Bさんのテレビに「Aさんの状態をプレゼンスランプに表示しますか?」という選択肢が表示され、「Aさんの状態が見たいな」と考えたBさんがリモコンを操作するとBさんのテレビからAさんのテレビへ状態通知登録要求が送られる。Aさんのテレビには「Bさんに状態を教えてもかまいませんか?」と表示され、「Bさんになら状態を教えてあげよう」と考えたAさんがリモコンを操作すると、AさんのテレビからBさんのテレビへ状態通知登録受諾が送られる。
図11(b)に示すSTEP−14においては、STEP−13の処理の結果、Aさんのテレビのプレゼンス情報がBさんのテレビに送られる。Bさんのテレビが消えていれば、AさんのテレビからBさんのテレビへ「テレビ電源OFF」という状態通知が送られる。その結果、Bさんのテレビのプレゼンスランプは、相手のテレビ電源がOFFであることを表わす赤色に光る。結果として、Bさんは「Aさんはテレビを見ていないんだな」と知ることができる。このような操作を経て、AさんのテレビとBさんのテレビとは相互にプレゼンス情報を交換することが可能となる。
図12は、本発明の技術を用いてプレゼンス情報の送受信処理を行なう概念図である。
図12(a)に示すSTEP−21においては、AさんのテレビとBさんのテレビとは、プレゼンス情報をやりとりしていないため、AさんのテレビのプレゼンスランプにはBさんの情報は何も表示されておらず消灯のままであり、BさんのテレビのプレゼンスランプにもAさんの情報は何も表示されておらず消灯のままである。ここで、Aさんがテレビのメニュー操作などを行なうとする。Aさんのテレビに「Bさんの状態をプレゼンスランプに表示しますか?」という選択肢が表示され、「Bさんと状態を交換したいな」と考えたAさんがリモコンを操作するとAさんのテレビからBさんのテレビへ状態通知登録要求が送られる。Bさんのテレビには「Aさんに状態を教えてもかまいませんか?」と表示され、「Aさんとなら状態を交換しよう」と考えたBさんがリモコンを操作すると、BさんのテレビからAさんのテレビへ状態通知登録受諾が送られるとともに、BさんのテレビからAさんのテレビへ状態通知登録要求が送られる。するとAさんのテレビはBさんのテレビへ状態通知登録受諾を返す。
図12(b)に示すSTEP−22においては、STEP−21の処理の結果、AさんのテレビとBさんのテレビとはプレゼンス情報を交換する。Bさんがテレビを視聴中であれば、BさんのテレビからAさんのテレビへ「テレビ電源ON」という状態通知が送られ、Aさんのテレビのプレゼンスランプは、相手のテレビ電源がONであることを表わすみどり色に光る。結果として、Aさんは「テレビを見ているということは、Bさんは家にいるんだな」と推察することができる。一方、Bさんのテレビが消えていれば、AさんのテレビからBさんのテレビへ「テレビ電源OFF」という状態通知が送られ、Bさんのテレビのプレゼンスランプは、相手のテレビ電源がOFFであることを表わす赤色に光る。結果として、Bさんは「Aさんはテレビを見ていないんだな」と知ることができる。このような操作を経て、AさんのテレビとBさんのテレビとは相互にプレゼンス情報を交換することが可能となる。相互にプレゼンス情報を交換するために、図10、図11の例ではAさんとBさんはそれぞれ2回のリモコン操作が必要であったのに対し、図12の例ではAさんとBさんはそれぞれ1回のリモコン操作しか必要ない。
通話を行なう前に、相手先からプレゼンス情報(状態情報)の通知が行なわれると、プレゼンス情報に基づいて通話を行なうか、別の手段を使うか、を利用者が判断できる。そこで、次に状態情報を通知する処理について図13を用いて概略を説明する。図13は、本発明に係る情報処理装置の状態通知の処理を示すシーケンス図である。
まず、利用者Aが利用者Bのプレゼンスを見たいと考え、情報処理装置Aに対し、状態通知登録要求をするようにリモコン5を用いて指示したとする。情報処理装置Aは、指示に従って、情報処理装置Bに状態通知登録要求(SIPにあってはSUBSCRIBE)を送る。情報処理装置Bは、情報処理装置Aから状態通知登録要求があったことを表示し、利用者Bがそれを確認してから、リモコン5を用いて状態通知登録要求を受諾する指示をする。情報処理装置Bは、情報処理装置Aに対して状態通知登録受諾(SUBSCRIBEに対するOK)を送る。ここまでは、従来の情報処理装置を同じである。
次に、情報処理装置Bは、自動的に情報処理装置Aに状態通知登録要求(SUBSCRIBE)を送る。情報処理装置Aは、情報処理装置Bから状態通知登録要求があった場合は、情報処理装置Bに対して状態通知登録受諾(SUBSCRIBEに対するOK)を送る。
こうして、情報処理装置Aは、状態通知登録要求を行なって受諾された相手である情報処理装置Bに対しては、自動的に状態通知登録を与えるので、一々利用者Aが登録要求を受諾する操作を行なう必要がなくなる。こうして、情報処理装置A,Bは、互いに状態情報を通知し合うことが可能となる。
情報処理装置Bは、状態通知登録受諾をした情報処理装置Aに対して、状態の変化に応じて状態通知(NOTIFY)を送る。情報処理装置Aは、状態通知に基づいてプレゼンス情報を表示する。同時にNOTIFYに対するOKを情報処理装置Bに返す。
一方、情報処理装置Aは、状態通知登録受諾をした情報処理装置Bに対して、状態の変化に応じて状態通知(NOTIFY)を送る。情報処理装置Bは、状態通知に基づいてプレゼンス情報を表示する。同時にNOTIFYに対するOKを情報処理装置Aに返す。
全体的な処理の流れは以上であるが、次に各情報処理処置毎に、その処理を詳しく説明する。
図14は、状態通知に関する情報処理装置Aの処理を示すフローチャートである。
図15に示すように、テレビ受像機2の表示部11にプレゼンスを見たい相手を選択させるメニューを表示する。ここでは、利用者B,C,D(Bさん、Cさん、Dさん)を選択対象としている。利用者Aは「利用者Bの状態情報が欲しい」ので、リモコン5の十字キー45と決定ボタン44を使って(以下、画面上の選択処理は、このようにリモコン5を使用するものとする)、利用者Bを画面上で選択する。
あるいは、図16(a)に示すように、利用者Bとのテレビ電話中に登録選択メニュー112を表示して、利用者Aに通話相手の画像111を確認した上で、登録の有無を選択させる。あるいは、図16(b)に示すように、利用者BのSIPアドレス113を利用者Aに入力させ、登録指示メニュー114を用いて、利用者Aに登録の有無を選択させる。これらはいずれも、利用者Aが情報処理装置Bに対する状態通知登録要求を指示することに相当する処理である(ステップS1)。
この指示に従って、情報処理装置Aのプレゼンス処理部79は、利用者Bが使用している情報処理装置Bに対して状態通知登録要求を送信する(ステップS2)。ここで、情報処理装置Aのプレゼンス処理部79は、図8に示す記憶部83に購読要求リストを記憶している。
図17は、購読要求リストを示す説明図である。購読要求リストとは、相手の状態通知を購読したい場合の処理状態を示すリストである。項目としては、「SIPアドレス」、「購読要求の設定状態」、「状態通知登録要求の処理」を項目としている。
「SIPアドレス」は、IP電話における相手の接続先を示すアドレスである。「購読要求の設定状態」は、相手の状態通知の購読要求設定の有無を示す。「状態通知登録要求の処理」は、相手に対する状態通知登録要求の処理状態を示す。
情報処理装置Aのプレゼンス処理部79は、購読要求リストに相手(情報処理装置B)を「購読要求未設定」、「状態通知登録要求の応答待ち」として記憶部83に登録する(ステップS3)。相手(情報処理装置B)から、状態通知登録要求に対する応答をプレゼンス処理部79に受信すると(ステップS4)、応答が状態通知登録受諾であるかを確認する(ステップS5)。状態通知登録受諾であれば、購読要求リストに、相手(情報処理装置B)を「購読要求設定済み」として登録する。さらに、「購読要求設定済み」として設定された相手ごとに、後述のユーザ状態記憶テーブルが作成する(ステップS6)。状態通知登録が受諾されなければ、購読要求リストに、相手(情報処理装置B)を「購読要求未設定」「状態通知登録要求は送信していない」として登録する(ステップS7)。その後、情報処理装置Bから状態通知登録要求を受信する相互登録処理を行なう(ステップS8)。
図18は、状態通知に関する情報処理装置Bの処理を示すフローチャートである。
情報処理装置Aからの状態通知登録要求をプレゼンス処理部79が受信した場合(ステップS11)、図19に示すように、画面に情報処理装置Bは利用者Bに状態通知登録要求を許可するかを問い合わせるメニュー115を表示し、選択させる(利用者に状態通知登録要求を受諾可能か否かを問い合わせる)(ステップS12)。あるいは、図20に示すように、プレゼンス処理部79がポリシーファイル(SIPアドレスと状態通知登録要求の処理方針を示すテーブル)を有しており、処理方針があらかじめ決められている相手に対しては、利用者に問い合わせることなく状態通知登録の許可あるいは不許可を選択する(設定されたポリシーファイルに基づき状態通知登録要求を受諾可能か否かを判断する)ようにしてもよい。情報処理装置Bのプレゼンス処理部79は、上記方法によって利用者Bが許可したかを確認し(ステップS13)、許可しなかった場合、相手(情報処理装置A)に対して状態通知登録要求拒否を送信する(ステップS14)。利用者Bが状態通知登録要求を許可した場合、図21に示すように、記憶部83に格納されているプレゼンス配布リストに、相手(情報処理装置A)のアドレスを登録した後(ステップS15)、相手(情報処理装置A)に状態通知登録要求受諾を送信する(ステップS16)。次に、情報処理装置Aに対して状態通知登録要求を送信する相互登録処理を行なう(ステップS17)。
次に、ステップS17の相互登録処理について説明する。
図22は、状態通知登録要求を送信しない時に状態通知登録要求を受信した場合の相互登録処理を示すフローチャートであり、図18のステップS17の処理を詳細に説明している。
情報処理装置Bのプレゼンス処理部79は、相手(情報処理装置A)に対して状態通知登録要求を送信済みであるか否かを確認するために、相手(情報処理装置A)から状態通知登録要求を受信した場合、相手(情報処理装置A)が記憶部83の購読要求リストに含まれているかを調べる(ステップS21)。購読要求リストに含まれていれば、相手が「購読要求設定済み」であるかを確認し(ステップS22)、「購読要求設定済み」であれば、処理を終了する。「購読要求設定済み」でなければ、ステップS23に進む。
相手が購読要求リストに含まれていなければ、ステップS24に進んでもよいが、その前に相手(情報処理装置A)に状態通知登録要求を投げ返すかどうかを、利用者Bに一旦問い合わせる処理を行ってもよい(ステップS23)。この場合は、例えば図23に示すように、テレビ受像機2の表示部11に、利用者Bに選択させるメニュー116を表示させ、状態通知登録要求を投げ返すことの可否を選択させる。ステップS23の後、あるいはステップS22で「購読要求設定済み」でなければ、ステップS24において、情報処理装置Bのプレゼンス処理部79は、記憶部83の購読要求リストに、相手を「購読要求未設定」「状態通知登録要求の応答待ち」として登録する。
そして、状態通知登録要求を受信した相手である情報処理装置Aに状態通知登録要求を送信し(ステップS25)、相手から状態通知登録要求に対する応答を受信する(ステップS26)。この応答が状態通知登録要求受諾であるかを確認し(ステップS27)、「受諾」であれば、記憶部83の購読要求リストに、相手を「購読要求設定済み」として登録する。さらに、「購読要求設定済み」として設定された相手ごとに、後述のユーザ状態記憶テーブルが作成する(ステップS28)。
ステップS27において、状態通知登録要求受諾でなければ、購読要求リストに相手を「購読要求未設定」、「状態通知登録要求は送信していない」として登録する(ステップS29)。後で詳しく述べるが、状態通知登録の終了処理を行う(ステップS30)。
図24は、相手に状態通知登録要求を送信した後に、相手から状態通知登録要求を受信した場合の相互登録処理を示すフローチャートであり、図14のステップS8の処理を詳細に説明している。
情報処理装置Aのプレゼンス処理部79は、相手(情報処理装置B)に状態通知登録要求を送信した後に状態通知登録要求を受信した場合(ステップS31)、相手(情報処理装置B)が記憶部83の購読要求リストに設定ずみであるかを確認する(ステップS32)。「購読要求設定済み」であれば、プレゼンス配布リストに相手(情報処理装置B)を登録し(ステップS31)、相手に状態通知登録要求受諾を送信する(ステップS34)。「購読要求設定済み」でなければ、ステップS35に進み、相手に状態通知登録要求拒否を送信する。この処理により、状態通知登録要求を送信した情報処理装置Bに対しては、送られてきた状態通知登録要求を受諾して、状態情報を含む状態通知を送信することが可能となる。
図25は、状態通知登録要求を受諾したにも関わらず、相手からは状態通知登録要求が拒否された場合のシーケンス図である。
まず、利用者Aが利用者Bのプレゼンスを見たいと考え、情報処理装置Aに対し、状態通知登録要求をするようにリモコン5を用いて指示したとする。情報処理装置Aは、指示に従って、情報処理装置Bに状態通知登録要求(SIPにあってはSUBSCRIBE)を送る。情報処理装置Bは、情報処理装置Aから状態通知登録要求があったことを表示し、利用者Bがそれを確認してから、リモコン5を用いて状態通知登録要求を受諾する指示をする。情報処理装置Bは、情報処理装置Aに対して状態通知登録受諾(SUBSCRIBEに対するOK)を送る。ここまでは、従来の情報処理装置を同じである。
次に、情報処理装置Bは、自動的に情報処理装置Aに状態通知登録要求(SUBSCRIBE)を送る。情報処理装置Aは、情報処理装置Bから状態通知登録要求があった場合は、情報処理装置Bに対して状態通知登録受諾(SUBSCRIBEに対するOK)を送るはずであるが、状態通知登録拒否を送ったとする。この場合は、情報処理装置Bは情報処理装置Aに対して状態通知登録の終了を通知する(NOTIFY)。情報処理装置Aは情報処理装置BにNOTIFYに対するOKを送る。
図26は、状態通知登録の終了処理を示すフローチャートであり、図22のステップS30の処理を詳細に説明している。
情報処理装置Bは相手(情報処理装置A)がプレゼンスリストに登録されているかを確認し(ステップS41)、登録されていた場合、相手に状態通知登録の終了を送信する(すなわち、情報処理装置Aから状態通知登録要求の応答として拒否を受信した場合に、情報処理装置Aに状態通知登録の終了を送信する)(ステップS42)。登録されていなければ、処理を終了する。
図27は、相互に状態通知登録をしている場合の状態情報交換の中止処理を示すシーケンス図である。
利用者Aから状態情報交換の中止指示があった場合、情報処理装置Aは状態通知登録の終了をNOTIFYとして情報処理装置Bに通知する。情報処理装置Bは利用者Bに報知するとともに、情報処理装置AにNOTIFYに対するOKを送る。情報処理装置Aは、さらに、情報処理装置Bに状態通知登録解除要求(UNSUBSCRIBE)を送る。情報処理装置Bは、情報処理装置AにUNSUBSCRIBEに対するOKを送る。これで状態情報交換を終了する。
図284は、状態情報交換の中止処理を示すフローチャートである。状態情報交換の中止指示は、情報処理装置A側で行なっても情報処理装置B側で行なってもよいが、ここでは情報処理装置A側で状態情報交換の中止指示を行なうものとして説明を行なう。
利用者Aがリモコン5を使って状態情報交換の中止指示を情報処理装置Aに対して入力する(ステップS51)。例えば、図29に示すように、テレビ受像機2の表示部11にプレゼンス交換を中止する相手を選択するメニュー117を表示し、利用者Aに選択させる。情報処理装置Aは相手(情報処理装置B)が記憶部83に格納されているプレゼンス配布リストに登録されているかを確認する(ステップS52)。登録されていれば、相手(情報処理装置B)に状態通知登録の終了を送信し(ステップS53)、プレゼンス配布リストから相手(情報処理装置B)の情報を削除する(ステップS54)。これで、状態通知登録の終了処理が終わる。
次に状態通知登録の解除処理を行う。相手(情報処理装置B)が購読要求リストに含まれているかを確認し(ステップS55)、相手が購読要求リストに含まれていなければ、処理を終了する。相手が購読要求リストに含まれていれば、購読要求リストにおいて相手(情報処理装置B)が購読要求設定済みであるかを確認する(ステップS56)。設定済みであれば、相手に状態通知登録解除要求を送信し(ステップS57)、購読要求リストに相手(情報処理装置B)を「購読要求未設定」、「状態通知登録要求は送信していない」として登録する(ステップS60)。
また、ステップS56において、相手が購読要求設定済みではない場合、相手が「購読要求未設定」、「状態通知登録要求の応答待ち」であるかを確認する(ステップS58)。相手が「購読要求未設定」、「状態通知登録要求の応答待ち」であれば、ステップS60に進み、相手が「購読要求未設定」、「状態通知登録要求の応答待ち」でなければ、送信した状態通知登録をキャンセルして(ステップS59)、ステップS60に進む。
図30は、相手から状態通知登録の終了を受信したときの処理を示すフローチャートである。
情報処理装置Bが情報処理装置Aから状態通知登録の終了を受信すると(ステップS61)、利用者Bに状態通知登録の終了を報告する(ステップS62)。例えば、図31に示すように、テレビ受像機2の表示部11にその旨を表示させる。情報処理装置Bは、購読要求リストに相手(情報処理装置B)を「購読要求未設定」、「状態通知登録要求は送信していない」として登録する(ステップS63)。続いて、情報処理装置Bは相手(情報処理装置A)が記憶部83に格納されているプレゼンス配布リストに登録されているかを確認する(ステップS64)。登録されていれば、相手(情報処理装置A)に状態通知登録の終了を送信し(ステップS65)、プレゼンス配布リストから相手(情報処理装置A)の情報を削除する(ステップS66)。
図32は、相手から状態通知登録解除要求を受信した場合の処理を示すフローチャートである。
情報処理装置Bは、相手(情報処理装置A)から状態通知登録解除要求を受信すると(ステップS71)、記憶部83のプレゼンス配布リストから相手(情報処理装置A)の情報を削除する(ステップS72)。
さて、上記のように相互に状態情報を通知し合えるように、相互登録が行われた場合、状態情報を送受信し合い、通話を行うことになる。以下にこれらの処理について述べる。
図33は状態通知送信の処理を示すフローチャートである。
まず、相手に通知するプレゼンス事象が発生すると(ステップS81)、状態情報をプレゼンス処理部79が検出する。プレゼンス処理部79は、記憶部83に格納されているプレゼンス配布リストから、プレゼンス配布先のSIPアドレスを順に取り出す(ステップS82)。状態通知をプレゼンス配布リストから取り出したSIPアドレスに対して通信部72を介して送信する(ステップS83)。情報処理装置は、プレゼンス配布リストの配布先すべてに状態通知を送信したかを確認する(ステップS84)。送信していれば処理は終了し、送信していなければ、ステップS82に戻る。
図34は状態通知受信の処理を示すフローチャートである。
情報処理装置が状態通知を受信すると(ステップS91)、状態通知から取り出したプレゼンス情報を表示する。または図35に示すよう、ユーザ状態記憶テーブルにプレゼンス情報を記憶部83に保持する。ユーザ状態記憶テーブルには、通信の可否、テレビの電源状態、最新の操作、最新の操作が行われた時刻、ユーザの動きを最後に検出した時刻等が記憶される。
図36は、プレゼンスを参照して利用者に呼びかけができるかどうかを表示する処理を示すフローチャートである。ユーザが通話機能を用いて相手に呼びかけを行う場合について述べる。呼びかけとは、音声が自分から相手への伝達が可能な呼が確立する機能であるが、ここでは相手利用者の着呼操作なしに呼を確立することを想定している。相手利用者の着呼操作なしに呼を確立するということは、呼が確立して音声を用いて「そこにいたら返事してください」と呼びかけたとしても、相手の情報処理装置の周辺には利用者が誰もいない場合が考えられる。それを防ぐために、相手のプレゼンスを参照して、相手情報処理装置の周辺に利用者がいることが確認できる場合、もしくは、利用者がいる可能性が高い場合にのみ、呼びかけを行うことが可能である旨を表示することが有効である。
利用者が相手に呼びかけを行う場合、情報処理装置は、ユーザ状態記憶テーブルに相手の情報が含まれているかを確認する(ステップS101)。ユーザ状態記憶テーブルに相手の情報が含まれていれば、ユーザ状態記憶テーブルで、相手のテレビ電源状態がONかを確認する(ステップS102)。テレビがON状態であれば、相手に対して呼びかけもテレビ電話も可能であることを表示部11に表示する。一方、ステップS101やステップS102でNOであれば、ステップS104に進み、当該相手には、呼びかけはできないが、テレビ電話は可能であることを表示する。ここで、テレビ電源状態がONでない場合に呼びかけはできないがテレビ電話は可能であるとした理由は、テレビ電話の場合は呼び出しというプロセスを含むために、呼び出しに応答しないことから相手情報処理装置の周辺に利用者がいないことを推定できるためである。なお、ここではプレゼンス情報としてテレビ電源状態としたが、これに限らず別のプレゼンス情報でもかまわない。
図37は、利用者が呼びかけを指示した場合に、プレゼンスを参照して呼びかけを行なうか否かを決める処理を示すフローチャートである。 情報処理装置は、利用者が呼びかけを指示した場合(ステップS111)、相手が購読要求リストに「購読要求設定済み」として登録されており、かつ、相手がプレゼンス配布リストに登録されているかを確認する(ステップS112)。購読要求リストに「購読要求設定済み」として登録されており、かつ、相手がプレゼンス配布リストに登録されていれば相手に対応するユーザ状態記憶テーブルが存在するので、ユーザ状態記憶テーブルで、テレビ電源状態はONかを確認し(ステップS113)、ONであれば、相手に対して、音声片方向(送信のみ)の呼を確立する(ステップS114)。ステップS112とステップS113でNOであれば、ステップS116に進み、相手に呼びかけができないことを表示部11に表示する。なお、ここではプレゼンス情報としてテレビ電源状態としたが、これに限らず別のプレゼンス情報でもかまわない。なお、相手が購読要求リストに「購読要求設定済み」であるということは、相手から状態情報を含む状態通知を受信している。相手がプレゼンス配布リストに登録されているということは、相手に状態情報を含む状態通知を送信している。そして、購読要求リストに「購読要求設定済み」として登録されており、かつ、相手がプレゼンス配布リストに登録されているということは、相手と状態情報を交換しているということを意味する。
状態通知の相互登録がされていると、通話の着信があった場合、利用者の指示なしに、着信側は着信を許可する。これは、相手が誰であるかあらかじめ確認できているので、改めて確認処理をする必要がないからである。なおここでは、状態通知を含む状態情報を送信しており、かつ、状態通知を含む状態情報を受信している相手からの通話の着信に対してのみ、利用者の指示なしに着信側は着信を許可するとしているが、状態通知を含む状態情報を送信しているが受信はしていない相手からの通話の着信、あるいは、状態通知を含む状態情報を受信しているが送信はしていない相手からの通話の着信に対しても、着信側は着信を許可する構成にしてもよい。状態通知を含む状態情報を送信しているということは相手が状態情報を知らせるに足るほど信頼できる関係であるためであり、状態通知を含む状態情報を受信しているということは状態情報の提供を受ける代わりに自動着信という便宜を相手に提供できるためである。
情報処理装置である複数のテレビ電話装置により構成される通話システムの一実施形態を示す構成図である。 テレビ受像機を示す構成図である。 セットトップユニットを示す構成図である。 アダプタユニットを示す構成図である。 プレゼンスランプを示す構成図である。 プレゼンスランプを設けたテレビ電話装置の説明図である。 リモコンを示す構成図である。 テレビ電話システムの構成を示すブロック図である。 アダプタユニット4の構成を示すブロック図である。 本発明の技術を用いずプレゼンス情報の送受信処理を行なう概念図である。 図10に続いて、本発明の技術を用いずプレゼンス情報の送受信処理を行なう概念図である。 本発明の技術を用いてプレゼンス情報の送受信処理を行なう概念図である。 情報処理装置の状態通知の処理を示すシーケンス図である。 状態通知に関する情報処理装置Aの処理を示すフローチャートである。 プレゼンスを見たい相手を選択させるメニューを示す説明図である。 登録の有無を利用者に選択させるメニューを示す説明図である。 購読要求リストを示す説明図である。 状態通知に関する情報処理装置Bの処理を示すフローチャートである。 利用者に状態通知登録要求を許可するかを問い合わせるメニューを示す説明図である。 ポリシーファイルを示す説明図である。 プレゼンス配布リストを示す説明図である。 状態通知登録要求を送信しない時に状態通知登録要求を受信した場合の相互登録処理を示すフローチャートである。 利用者に状態通知登録要求を投げ返すことの可否を選択させるメニューを示す説明図である。 相手に状態通知登録要求を送信した後に、相手から状態通知登録要求を受信した場合の相互登録処理を示すフローチャートである。 状態通知登録要求を受諾したにも関わらず、相手からは状態通知登録要求が拒否された場合のシーケンス図である。 状態通知登録の終了処理を示すフローチャートである。 相互に状態通知登録をしている場合の状態情報交換の中止処理を示すシーケンス図である。 状態情報交換の中止処理を示すフローチャートである。 プレゼンス交換を中止する相手を選択するメニューを示す説明図である。 相手から状態通知登録の終了を受信したときの処理を示すフローチャートである。 相手から状態通知登録の終了を受信したとき利用者の確認画面を示す説明図である。 相手から状態通知登録解除要求を受信した場合の処理を示すフローチャートである。 状態通知送信の処理を示すフローチャートである。 状態通知受信の処理を示すフローチャートである。 ユーザ状態記憶テーブルを示す説明図である。 プレゼンスを参照して利用者に呼びかけができるかどうかを表示する処理を示すフローチャートである。 利用者が呼びかけを指示した場合に、プレゼンスを参照して呼びかけを行なうか否かを決める処理を示すフローチャートである。 従来の情報処理装置によるプレゼンス情報の送受信処理を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 テレビ電話装置
2 テレビ受像機
3 セットトップユニット
4 アダプタユニット
5 リモコン
6 ネットワーク
11 表示部(モニタ部)
12 スピーカ
13 テレビリモコン受光部
21 カメラ
22 マイク
23 動き検出センサー
24 スピーカ
25 アダプタリモコン受光部
26 着話ボタン
27 首振り機構
28 接続ケーブル
31 外部入力端子
32 カードスロット
33 プレゼンスランプ
33a 液晶パネル
33b LED
34 留守ボタン
35 接続端子
36 F接栓
37 音声/映像接続端子
38 LAN端子
39 テレビ受像機用電源タップ
40 アダプタ接続端子
41 発光部
42 ボタン
43 電話帳ボタン
44 決定ボタン
45 十字キー
46 通話ボタン
47 終話ボタン
48 チャンネル切替ボタン
49 表示処理ボタン
49a ビデオ入力ボタン
49b 入替ボタン
49c 全画面ボタン
50 呼びかけボタン
51 数字文字入力キー
52 操作部
53 液晶表示部
61 外部機器
62 アンテナ
71 チューナ部
72 通信部
73 制御部
74 音声映像処理部
75 テレビ電話処理部
76 番組音声処理部
77 番組映像処理部
79 プレゼンス処理部
80 呼制御処理部
81 音声処理部
82 映像処理部
83 記憶部
84 音声映像合成部
85 電源電流検出部

Claims (12)

  1. 通信網に接続された通信部と、
    状態通知登録要求の指示に従って、前記通信部を介して他の情報処理装置に状態通知登録要求を送信する状態通知登録要求送信部と、
    前記通信部を介して、他の情報処理装置から状態通知登録要求を受信する状態通知登録要求受信部と、
    状態を取得し状態情報を作成する状態情報取得部と、
    前記通信部を介して、他の情報処理装置に、前記取得した状態情報を含む状態通知を送信する状態通知送信部と、
    前記通信部を介して、他の情報処理装置から状態情報を含む状態通知を受信する状態通知受信部と、
    前記状態通知受信部で受信した他の情報処理装置の状態情報を出力する状態情報出力部と、
    を備え、
    前記状態通知送信部では、前記状態通知登録要求受信部にて状態通知登録要求を受信した他の情報処理装置に対して、状態情報を含む状態通知を送信し、
    さらに、
    前記状態通知登録要求送信部では、前記状態通知登録要求受信部にて状態通知登録要求を受信した他の情報処理装置に対して、状態通知登録要求を送信することを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    設定された情報に基づき状態通知登録要求を受諾可能か否かを判断する状態通知登録可否判断部をさらに備え、
    前記状態通知登録可否判断部にて状態通知登録要求を受諾可能と判断した他の情報処理装置に対してのみ、前記状態通知送信部にて状態情報を含む状態通知を送信するとともに、前記状態通知登録要求送信部にて状態通知登録要求を送信することを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    利用者に状態通知登録要求を受諾可能か否かを問い合わせる状態通知登録可否問い合わせ部をさらに備え、
    前記状態通知登録可否問い合わせ部にて利用者が状態通知登録要求を受諾することを指示した他の情報処理装置に対してのみ、前記状態通知送信部にて状態情報を含む状態通知を送信するとともに、前記状態通知登録要求送信部にて状態通知登録要求を送信することを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置において、
    前記通信部を介して、他の情報処理装置から状態通知登録要求の応答を受信する状態通知登録応答受信部と、
    前記通信部を介して、他の情報処理装置に状態通知登録の終了を送信する状態通知登録終了送信部と、
    をさらに備え、
    前記状態通知応答受信部にて状態通知登録要求の応答として拒否を受信した場合には、状態通知登録終了送信部にて状態通知登録の終了を送信することを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置において、
    前記通信部を介して、他の情報処理装置に状態通知登録の終了を送信する状態通知登録終了送信部と、
    前記通信部を介して、他の情報処理装置から状態通知登録の終了を受信する状態通知登録終了受信部と、
    をさらに備え、
    前記状態通知応答受信部にて状態通知登録の終了を受信した場合には、前記状態通知登録終了送信部にて状態通知登録の終了を送信することを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置において、
    利用者が状態情報交換の中止指示を入力する状態情報交換中止入力部と、
    前記通信部を介して、他の情報処理装置に状態通知登録の終了を送信する状態通知登録終了送信部と、
    前記通信部を介して、他の情報処理装置に状態通知登録解除要求を送信する状態通知登録解除要求送信部と、
    をさらに備え、
    前記状態情報交換中止入力部にて利用者が状態情報交換の中止指示を入力すると、前記状態通知登録終了送信部にて状態通知登録の終了を送信するとともに、状態通知登録解除要求送信部にて状態通知登録解除要求を送信することを特徴とする情報処理装置。
  7. 通信網に接続された通信部と、
    利用者が他の情報処理装置に対する状態通知登録要求を指示する状態通知登録要求指示入力部と、
    前記状態通知登録要求指示に従って、前記通信部を介して、他の情報処理装置から状態通知登録要求を送信する状態通知登録要求送信部と、
    前記通信部を介して、他の情報処理装置に状態通知登録要求を受信する状態通知登録要求受信部と、
    状態を取得し状態情報を作成する状態情報取得部と、
    前記通信部を介して、他の情報処理装置に、前記取得した状態情報を含む状態通知を送信する状態通知送信部と、
    前記通信部を介して、他の情報処理装置から状態情報を含む状態通知を受信する状態通知受信部と、
    前記状態通知受信部で受信した他の情報処理装置の状態情報を出力する状態情報出力部と、
    を備え、
    前記状態通知登録要求送信部では、前記状態通知登録要求指示入力部で指示された他の情報処理装置に対して状態登録要求を送信し、
    さらに、
    前記状態通知登録要求受信部にて状態通知登録要求を送信した他の情報処理装置に対して、前記状態通知送信部にて状態情報を含む状態通知を送信することを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項7に記載の情報処理装置において、
    前記通信部を介して、他の情報処理装置から状態通知登録要求の応答を受信する状態通知応答受信部と、
    前記通信部を介して、他の情報処理装置に状態通知登録の終了を送信する状態通知登録終了送信部と、
    をさらに備え、
    前記状態通知応答受信部にて状態通知登録要求の応答として拒否を受信した場合には、状態通知登録終了送信部にて状態通知登録の終了を送信することを特徴とする情報処理装置。
  9. 請求項7に記載の情報処理装置において、
    前記通信部を介して、他の情報処理装置に状態通知登録の終了を送信する状態通知登録終了送信部と、
    前記通信部を介して、他の情報処理装置から状態通知登録の終了を受信する状態通知登録終了受信部と、
    をさらに備え、
    前記状態通知応答受信部にて状態通知登録の終了を受信した場合には、前記状態通知登録終了送信部にて状態通知登録の終了を送信することを特徴とする情報処理装置。
  10. 請求項7に記載の情報処理装置において、
    利用者が状態情報交換の中止指示を入力する状態情報交換中止入力部と、
    前記通信部を介して、他の情報処理装置に状態通知登録の終了を送信する状態通知登録終了送信部と、
    前記通信部を介して、他の情報処理装置に状態通知登録解除要求を送信する状態通知登録解除要求送信部と、
    をさらに備え、
    前記状態情報交換中止入力部にて利用者が状態情報交換の中止指示を入力すると、
    前記状態通知登録終了送信部にて状態通知登録の終了を送信するとともに、前記状態通知登録解除要求送信部にて状態通知登録解除要求を送信することを特徴とする情報処理装置。
  11. 請求項7乃至10のいずれかに記載の情報処理装置において、
    前記通信部を介して、他の情報処理機器と通話を行なう通話処理部を備え、
    前記状態通知送信部において状態通知を送信する他の情報処理装置から、通話の着信があった場合には、通話処理部において利用者の指示入力なしに着信を許可することを特徴とする情報処理装置。
  12. 請求項7乃至10のいずれかに記載の情報処理装置において、
    前記通信部を介して、他の情報処理機器と通話を行なう通話処理部を備え、
    前記状態通知受信部において状態通知を受信する他の情報処理装置から、通話の着信があった場合には、通話処理部において利用者の指示入力なしに着信を許可することを特徴とする情報処理装置。

JP2006076931A 2006-03-20 2006-03-20 情報処理装置 Expired - Fee Related JP4841274B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006076931A JP4841274B2 (ja) 2006-03-20 2006-03-20 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006076931A JP4841274B2 (ja) 2006-03-20 2006-03-20 情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007258790A true JP2007258790A (ja) 2007-10-04
JP4841274B2 JP4841274B2 (ja) 2011-12-21

Family

ID=38632638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006076931A Expired - Fee Related JP4841274B2 (ja) 2006-03-20 2006-03-20 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4841274B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008102864A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Softbank Mobile Corp 通信端末、通信方法、および通信プログラム
JP2009272944A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Toshiba Corp 通信端末

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003061123A (ja) * 2001-08-09 2003-02-28 Fujitsu Ltd 移動局、サービス提供装置
JP2003298494A (ja) * 2002-03-29 2003-10-17 Csk Corp 移動体通信端末、情報処理装置、通信システム、制御方法、及びプログラム
JP2004214934A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd プレゼンス情報処理端末及びプレゼンス情報処理用プログラム並びにプレゼンスサービス提供サーバ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003061123A (ja) * 2001-08-09 2003-02-28 Fujitsu Ltd 移動局、サービス提供装置
JP2003298494A (ja) * 2002-03-29 2003-10-17 Csk Corp 移動体通信端末、情報処理装置、通信システム、制御方法、及びプログラム
JP2004214934A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd プレゼンス情報処理端末及びプレゼンス情報処理用プログラム並びにプレゼンスサービス提供サーバ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008102864A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Softbank Mobile Corp 通信端末、通信方法、および通信プログラム
JP2009272944A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Toshiba Corp 通信端末

Also Published As

Publication number Publication date
JP4841274B2 (ja) 2011-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4628243B2 (ja) 状態情報提示装置
JP4592551B2 (ja) 通信装置
JP4584047B2 (ja) 撮像機能付きドアホンシステムおよび当該システムを構成する音声端末、映像端末、ホームゲートウェイ装置、ドアホンアダプタ
US20060123150A1 (en) Electronic apparatus and status information presenting apparatus
EP2892210B1 (en) Providing video telephony using broadcast receiving apparatus and SMS message
US20060041916A1 (en) Personal multi-modal control and communications system
JP2018056719A (ja) テレビ会議装置
JP2005072764A (ja) 機器制御システムとそのための装置及び機器制御方法
JP6152961B1 (ja) テレビ会議装置
JP2016163222A (ja) 通信システム、通信方法、中継装置、およびプログラム
KR101918676B1 (ko) 복수 개의 영상회의용 단말을 이용하여 영상회의를 제공할 수 있는 영상회의 서버 및 그 카메라 추적방법
JP4841274B2 (ja) 情報処理装置
JP4628242B2 (ja) 電子装置
JP2009017330A (ja) テレビ会議システム、テレビ会議方法およびテレビ会議プログラム
JP2008288962A (ja) テレビジョン受像機
JP2005039540A (ja) テレビジョン受像機
JP4939095B2 (ja) コンテンツ提供システムおよびコンテンツ切替方法
JP2006253775A (ja) テレビ電話装置
JP2005260348A (ja) 通信システム、端末装置及び通信方法
JP2009117916A (ja) テレビインターホンシステム
JP2007243597A (ja) コールセンタシステムおよびコールセンタシステムにおける留守番電話機能の提供方法
JP2007067639A (ja) VoIP電話システム、VoIP電話装置及びサーバ
JP2005175552A (ja) テレビ電話システムおよびその親機、子機
JP2014017642A (ja) 映像通信装置およびそれを用いた映像通信システム
JP2013090193A (ja) テレビ電話システム、及びこれに用いる中継装置、端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090317

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110301

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111004

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees