JP4628242B2 - 電子装置 - Google Patents
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また、様々の装置状態情報や利用者状態情報を簡単に利用者が認識できる提示手段も必要である。
前記状態情報生成手段は、前記電力供給状態検出手段の他の機器への電力供給状態に応じて、当該電子装置の利用者に関する状態情報を生成する、ことを特徴とする。
また、本発明に係る電子装置は、状態情報を生成する状態情報生成手段と、利用者がそばにいて操作する電気機器への電力供給状態を検出する電力供給状態検出手段と、を備え、前記状態情報生成手段は、前記電力供給状態検出手段の前記電気機器への動作中を示す電力供給状態に応じて、当該電子装置の利用者が在室するという状態情報を生成する、ことを特徴とする。
図1に示すように、本発明の電子装置100は、状態情報取得手段101と、利用者状態情報生成手段102と、利用者状態出力手段103とから構成される。電子装置100は、詳しくは後述するが、例えば、テレビ電話や通話機能を備えたテレビジョン装置等であり、通話相手のプレゼンス情報を報知することにより、相手が在室か否かを把握しながら電話すべきか、電子メールにするかなどの判断を利用者が行なえるようにしたものである。
このテレビ電話システムは、例えば、複数のテレビ電話装置1がネットワーク6を介して接続されている構成である。ここで、図3では、テレビ電話装置は2つしか描いていないが、いくつあってもよい。
ビデオ関連ボタン49は、ビデオ入力ボタン49a、入替ボタン49b、全画面ボタン49cからなる。ビデオ入力ボタン49aは、相手に送る映像をカメラ入力から外部機器の入力に切り換える際、あるいは外部機器の入力からカメラ入力に切り換える際に使用する。入替ボタン49bは、ビデオ通話中に親画面と子画面とを入れ替える際に使用する。全画面ボタンは、ビデオ通話中に子画面の出力を中止して親画面を大きく表示する際、及び、前記の表示を中止して親画面と子画面との表示に戻す際に使用する。呼びかけボタン50は、相手プレゼンスランプに割り当てられた相手に対して呼びかける際に使用する。数字文字入力キー51は、チャンネルの指定や文字入力に使用する。
なお、本実施例で呼びかけボタン50は、後述する片方向通信の呼を確立するために用いているが、双方向通信の呼を確立するために用いてもよい。
図13(a)に示すように、利用者のテレビ電話装置1dと通話相手である、例えばAさんが使用しているテレビ電話装置1aがネットワークで接続されているとする。Aさんのテレビ電話装置1aにおいて、状態情報取得手段101であるセットトップユニット3が、「テレビ電話機能が動作中」という情報を取得し、この状態情報を利用者状態情報生成手段102であるアダプタユニット4のプレゼンス処理部79に送出する。プレゼンス処理部79は、「Aさんが他の電子装置と通話中であり、応答不可」という利用者状態情報を生成し、ネットワークを介して、利用者のテレビ電話装置1dに送出する。利用者テレビ電話装置1dのアダプタユニット4の制御部73は、利用者状態情報に基づいて「Aさんは他の人と通話中なのでテレビ電話に出られません」という文字表示111を生成し表示する。具体的には、映像処理部82にて生成された文字表示111を、音声映像合成部84において番組映像処理部77からの映像に重ねてテレビ受像機2へ送出する。重ねる方法としては、文字表示111をいわゆる「ダイアログボックス」を用いてテレビ番組の上に不透明、半透明、あるいは透明な領域を区切って表示するのが望ましい。
テレビ電話装置1aのセットトップユニット3から「電話機能が動作中」という装置状態情報がアダプタユニット4のプレゼンス処理部79に送られ、通話中から「Aさんは在室」という利用者状態情報を生成する。図14に示すように、利用者状態情報をテレビ電話装置1dに送り、アダプタユニット4の制御部73は、「Aさんは在室です」という表示113を行う。「電話機能が停止」の場合は、Aさんが在室であるかは確実ではないので、何も表示しないか、もしくは、在室していない可能性が高いことを示す文字表示を生成して表示する。
なお、センサー検出能力が高ければ、その能力に応じて上記範囲を超えても構わない。例えば、在室を超えて在宅でも構わないし、テレビ電話装置を中心に半径約10メートル程度の範囲内としてもよい。
図15(a)に示すように、Aさんがテレビを視聴中の場合、テレビ電話装置1aにおいて、状態情報取得手段101であるセットトップユニット3が、「テレビ機能が動作中」という情報を取得し、この状態情報を利用者状態情報生成手段102であるアダプタユニット4のプレゼンス処理部79に送出する。プレゼンス処理部79は、「Aさんがテレビを視聴中である」という利用者状態情報を生成し、ネットワークを介して、テレビ電話装置1dに送出する。なお、テレビの場合は「テレビ機能が動作中」すなわち「映像情報出力中」であるが、例えばオーディオ視聴装置の場合、「音声出力中」であっても、「Aさんがオーディオを視聴中」という利用者状態情報を生成できる。テレビ電話装置1dにおけるアダプタユニット4の制御部73は、利用者状態情報に基づいて「Aさんはテレビ視聴中なのでテレビ電話に出られません」という文字表示114を生成し表示する。具体的には、映像処理部82にて生成された文字表示114を、音声映像合成部84において番組映像処理部77からの映像に重ねてテレビ受像機2へ送出する。なお、テレビ電話1aにおけるプレゼンス処理部79が、「映像情報出力中」という状態に基づいて「テレビ電話に応答できない」ことを示す利用者状態情報を生成して送信してもよい。
別の実施例としては、図16に示すように、テレビ電話装置1aにおいて、「テレビ機能が動作中」という装置状態情報からアダプタユニット4のプレゼンス処理部79が「Aさんは在室」という利用者状態情報を生成する。なお、テレビの場合は「テレビ機能が動作中」すなわち「映像情報出力中」であるが、例えばオーディオ視聴装置の場合、「音声出力中」であっても、「Aさんは在室」という利用者状態情報を生成できる。この利用者状態情報をテレビ電話装置1dに送り、アダプタユニット4の制御部73は、「Aさんは在室です」という表示113を生成し表示する。「テレビ機能が停止」の場合は、Aさんが在宅であるかは確実ではないので、何も表示しないか、もしくは、在室していない可能性が高いことを示す文字表示を生成して表示する。
本実施例においては、テレビ電話装置1aが図17に示すように、少なくともテレビ受像機2aとアダプタユニット4aとに分かれて、別々の機器として構成される場合を想定する。「テレビ機能が動作中」を検出する手段として、図17に示すように、テレビ電話装置1aのテレビ受像機2aの電源コンセントを、アダプタユニット4aのテレビ受像機用電源タップ39に接続して、テレビ受像機用電源タップ39に流れる電流を電源電流検出部85で検出する。アダプタユニット4の電源電流検出部85が所定以上の電流を検出すると、「テレビ受像機の電源がON」という状態情報をプレゼンス処理部79に送る。なお、所定以上の電流としたのは、テレビ受像機2aの待機時の電流を考慮したためである。「テレビ受像機の電源がON」という状態情報を受け取ると、プレゼンス処理部79は、「Aさんは在室」という利用者状態情報を生成する。これをテレビ電話装置1dに送り、アダプタユニット4の制御部73が「Aさんは在室です」という表示113を生成し表示する。なお、テレビ機能が動作中であることを、テレビ受像機2aの電源コンセントに対して所定以上の電流が供給されていることによって判断せず、例えば、音声映像処理部74からの音声または映像が音声映像合成部から出力されていないことにより判断してもよい。
図18に示すように、Aさんがリモコン5を操作している場合、テレビ電話装置1aのセットトップユニット3のリモコン受光部13がリモコン5を発した赤外線を検出し、それをアダプタユニット4のプレゼンス処理部79に送出する。プレゼンス処理部79は、「Aさんは在室」という利用者状態情報を生成し、ネットワークを介して、テレビ電話装置1dに送出する。利用者テレビ電話装置1におけるアダプタユニット4の制御部73は、利用者状態情報に基づいて「Aさんは在室です」という文字表示113を生成し表示する。具体的には、映像処理部82にて生成された文字表示113を、音声映像合成部84において番組映像処理部77からの映像に重ねてテレビ受像機2へ送出する。また、リモコン操作がなければ、Aさんが在室であるかは確実ではないので、何も表示しないか、もしくは、在室していない可能性が高いことを示す文字表示を生成して表示する。
図19に示すように、Aさんがエアコンリモコン117を操作している場合、セットトップユニット3のリモコン受光部13がリモコン5を発した赤外線を検出し、それをアダプタユニット4のプレゼンス処理部79に送出する。プレゼンス処理部79は、「Aさんは在室」という利用者状態情報を生成し、ネットワークを介して、利用者のテレビ電話装置1dに送出する。テレビ電話装置1dにおけるアダプタユニット4の制御部73は、利用者状態情報に基づいて「Aさんは在室です」という文字表示113を生成し表示する。具体的には、映像処理部82にて生成された文字表示113を、音声映像合成部84において番組映像処理部77からの映像に重ねてテレビ受像機2へ送出する。また、リモコン操作がなければ、Aさんが在室であるかは確実ではないので、何も表示しないか、もしくは、在室していない可能性が高いことを示す文字表示を生成して表示する。
図20に示すように、Aさんがテレビ電話装置1aの周辺で会話をしている場合、セットトップユニット3aのマイク22によりその音量を検出し、一定音量以上の場合を検出したとき、それをアダプタユニット4のプレゼンス処理部79に送出する。プレゼンス処理部79は、「Aさんは在室」という利用者状態情報を生成し、ネットワークを介して、利用者のテレビ電話装置1dに送出する。利用者テレビ電話装置1dにおけるアダプタユニット4の制御部73は、利用者状態情報に基づいて「Aさんは在室です」という文字表示113を生成し表示する。具体的には、映像処理部82にて生成された文字表示113を、音声映像合成部84において番組映像処理部77からの映像に重ねてテレビ受像機2へ送出する。また、マイク22aに所定音量以上の入力がなければ、Aさんが在室であるかは確実ではないので、何も表示しないか、もしくは、在室していない可能性が高いことを示す文字表示を生成して表示する。なお、音量検出用に、マイク22を用いず別の音量センサーを設ける構成であってもよい。なお、音量検出用にマイク22を用いれば、別の音量センサーを設けずとも、テレビ電話または音声電話で音声入力に使用するマイクを用いて音量が検出できるため、アダプタユニット4を安価に構成できる。
図21に示すように、セットトップユニット3の照度センサーであるカメラ21が所定照度以上を検出した場合、それをアダプタユニット4のプレゼンス処理部79に送出する。照度検出の方法としては、例えばカメラ21が撮像した画像を構成する画素の輝度を調べるなどの方法を用いることができる。プレゼンス処理部79は、「Aさんは在室」という利用者状態情報を生成し、ネットワークを介して、利用者のテレビ電話装置1dに送出する。テレビ電話装置1dにおけるアダプタユニット4の制御部73は、利用者状態情報に基づいて「Aさんは在室です」という文字表示113を生成し表示する。具体的には、映像処理部82にて生成された文字表示113を、音声映像合成部84において番組映像処理部77からの映像に重ねてテレビ受像機2へ送出する。また、所定値以上の照度がなければ、Aさんが在室であるかは確実ではないので、何も表示しないか、もしくは、在室していない可能性が高いことを示す文字表示を生成して表示する。なお、照度検出用に、カメラ21を用いず別の照度センサーを設ける構成であってもよい。なお、照度検出用にカメラ21を用いれば、別の照度センサーを設けずとも、テレビ電話で映像入力に使用するカメラを用いて照度が検出できるため、アダプタユニット4を安価に構成できる。
図22に示すように、テレビ電話装置1aにおいて、他の電気機器、例えば掃除機の123の電源コンセントを、電流センサー122が付いた電源タップ124(これは例えばテレビ受像機に備えられているとする)に接続して、電源タップ124に流れる電流を検出し、その情報をアダプタユニット4のプレゼンス処理部79に送るようにする。プレゼンス処理部79は、「他の電気機器が動作中」ということから、「Aさんは在室です」という利用者状態情報を生成し、ネットワークを介して、利用者のテレビ電話装置1dに送出する。テレビ電話装置1dにおけるアダプタユニット4の制御部73は、利用者状態情報に基づいて「Aさんは在室です」という文字表示113を生成し表示する。具体的には、映像処理部82にて生成された文字表示113を、音声映像合成部84において番組映像処理部77からの映像に重ねてテレビ受像機2へ送出する。また、電源タップ124に電流が流れなければ、Aさんが在室であるかは確実ではないので、何も表示しないか、もしくは、在室していない可能性が高いことを示す文字表示を生成して表示する。
図23に示すように、テレビ電話装置1aのセットトップユニット3の動きセンサー(モーションセンサ)23が人の動きを検出した場合、それをアダプタユニット4のプレゼンス処理部79に送出する。プレゼンス処理部79は、「Aさんは在室」という利用者状態情報を生成し、ネットワークを介して、利用者のテレビ電話装置1dに送出する。テレビ電話装置1dにおけるアダプタユニット4の制御部73は、利用者状態情報に基づいて「Aさんは在室です」という文字表示113を生成し、表示する。具体的には、映像処理部82にて生成された文字表示113を、音声映像合成部84において番組映像処理部77からの映像に重ねてテレビ受像機2へ送出する。また、動きが検出できなければ、Aさんが在室であるかは確実ではないので、何も表示しないか、もしくは、在室していない可能性が高いことを示す文字表示を生成して表示する。
さて、状態情報取得手段から取得した様々の状態情報は、プレゼンス処理部79に送られ、そこで状態情報に基づいて利用者状態情報が生成されることは上述の通りである。このとき、状態情報をテレビ電話装置1aからテレビ電話装置1dに送り、図24に示すように、テレビ電話装置1dのアダプタユニット4の制御部73がプレゼンスランプ33を使って、色ごとに状態情報を指定して報知できる。すなわち、プレゼンスランプ33に相手が割り当てられていない場合には、プレゼンスランプ33を消灯する。テレビ電話装置1aの留守ボタン34で留守状態が設定されている場合も、プレゼンスランプ33を消灯する。テレビ電話装置1aの留守ボタン34で留守状態が解除されており、かつ、テレビ電話装置1aで通話が行なわれている場合には、プレゼンスランプ33で黄色を表示する。テレビ電話装置1aの留守ボタン34で留守状態が解除されており、テレビ電話装置1aで通話が行なわれていない場合には、プレゼンスランプ33で緑色または赤色を表示する。緑色を表示するのは、テレビ電話装置1aの動き検出センサー23が動きを検出してから1分以内であるか、テレビ電話装置1aのリモコン受光部25が赤外線信号を検出してから1分以内である場合である。赤色を表示するのは、テレビ電話装置1aの動き検出センサー23が動きを検出してから1分以上経過し、かつ、テレビ電話装置1aのリモコン受光部25が赤外線信号を検出してから1分以上経過した場合である。
また、上記のようにプレゼンスランプ33の色だけでは、報知できる種類が少ないので、図25に示すように、プレゼンスランプ33を点滅させることで報知種類を増やすことができる。テレビの電源のオンの場合は3回点滅、リモコン操作1回の場合は1回点滅、人の動き検知の場合はゆっくり点滅などにより状態情報を報知する。
プレゼンス処理部79が、本装置近傍に利用者が存在する「在室」を示す利用者状態情報を生成してから一定時間以内には、まだ本装置近傍に利用者が存在する可能性が高い。そこで、アダプタユニット4のプレゼンスランプ33によりそれ表示する。図26に示すように、利用者の在室の状態情報を取得してから、5分以内であれば、在宅の可能性が高いのでプレゼンスランプ33を緑で表示する。5〜10分経過すれば、在宅の可能性は低くなってくるので、橙で表示する。10分以上経過すると、在宅の可能性はないとして、赤で表示する。
図27に示すように、電子装置1a,1b,1cの各アダプタユニット4のプレゼンス処理部79により生成された利用者状態情報は、電子装置1dに送られる。電子装置1dのアダプタユニット4の制御部73は、送られた利用者状態情報に基づいて、アダプタユニット4のプレゼンスランプ33を点灯する。なお、図27では説明の便宜上プレゼンスランプ33をテレビ受像機2の上方に配置しているが、どこに配置してもよい。例えば、図27に示すように、テレビ電源のON/OFFを検出して、ONであれば、プレゼンスランプ33の点灯を行ない、OFFであれば、点灯しない。それと同時にテレビ受像機2にその状態情報を表示する。
例えば、図28に示すように、リモコン5の操作を検出して、それに基づいて利用者の状態情報(在室の有無)を求め、それを利用してプレゼンス情報として表示する。このとき、電子装置1dにおいて利用者がテレビを視聴中であればプレゼンスランプ33を緑で点灯するが、点滅はしない。なぜなら、点滅すれば、注意を喚起するのには良いが、せっかく視聴中だったテレビ番組が、点滅で妨害されてしまう虞もある。そこで、図28(a)のテレビの視聴中の場合は、視聴の妨げとならないように、点灯は行わない。
図28(b)に示すように、テレビ受像機2においてテレビ番組等の視聴を行っていない場合は、注意を喚起するため、プレゼンスランプ33の点滅表示を行う。
図29に示すように、アダプタユニット4のプレゼンス処理部79は、複数の状態情報から利用者状態情報を生成する。この方が1の状態情報から利用者状態情報を生成するよりも正確な判定ができる。すなわち、図29(b)に示すように、電子装置1aの状態情報として、不在の可能性が高いことを示す「テレビOFF」「リモコン信号検出せず」と、在室の可能性が高いことを示す「照明ON」「音声検出あり」「他の機器の動作あり」とをもとに、各状態情報の重み付けを行ない、最終的に「利用者在宅」という利用者状態情報を生成する。
一方、利用者が不在という利用者状態情報が得られた場合は、アダプタユニット4の制御部73は、「Aさんは不在のようなのでテレビ電話に出られません」という表示130を行う。そして、呼制御処理部80に対して発呼処理をしないようにする。こうして、利用者が誤って発呼しようとしても、装置自体が動作しない。利用者が不在という利用者状態情報が得られた場合、双方向通信を用いて音声と映像を送受信するテレビ電話の発呼処理を行なわないだけでなく、呼びかけボタン50を押したときに片方向通信を用いて音声を送信する呼びかけを含めたすべての発呼処理を行なわないようにしてもよい。(通話判定手段は、この判定を行う制御部73に対応する。)さらに、利用者が不在という利用者状態情報が得られた場合、相手の利用者の操作なしに呼を確立する呼びかけは発呼しないが、相手側で呼び出し音が鳴るなどした後に相手の利用者の操作を行なった場合に呼が確立するテレビ電話の発呼は許可する、といった構成であってもよい。(呼びかけ判定手段は、この判定を行う制御部73に対応する。)
図30に示すように、アダプタユニット4のプレゼンス処理部79は、複数の状態情報から利用者状態情報を生成する。「応答不可」や「不在」あるいは「不在の可能性が高い」という利用者状態情報である場合は、上記の実施例と同じく、制御部73が呼制御処理部80に対して発呼処理をさせない。そして、制御部73は、ビデオメッセージを送信する処理を行う(メッセージ送信手段)。例えば、送信先情報として相手テレビ電話装置1のアドレスを設定した、ビデオメッセージアプリケーションを起動する。こうして、その場で通話はできないが、メッセージを相手側に残すことができ、円滑なコミュニケーションが可能となる。
2 テレビ受像機
3 セットトップユニット
4 アダプタユニット
5 テレビリモコン
12 スピーカ
21 カメラ
22 マイク
23 動き検出センサー
24 スピーカ
25 アダプタリモコン受光部
26 着話ボタン
28 接続ケーブル
31 外部入力端子
32 カードスロット
33 プレゼンスランプ
34 留守ボタン
35 接続端子
36 F接栓
37 映像接続端子
38 端子
39 テレビ受像機用電源タップ
40 アダプタ接続端子
41 発光部
42 ボタン
43 電話帳ボタン
44 決定ボタン
45 十字キー
46 通話ボタン
47 終話ボタン
48 チャンネル切替ボタン
49 ビデオ関連ボタン
49a ビデオ入力ボタン
49b 入替ボタン
49c 全画面ボタン
50 呼びかけボタン
51 数字文字入力キー
52 リモコン
52 操作部
53 液晶表示部
61 外部機器
62 アンテナ
71 チューナ部
72 通信部
73 プレゼンス処理部
73 制御部
74 音声映像処理部
75 テレビ電話処理部
76 番組音声処理部
77 番組映像処理部
79 プレゼンス処理部
80 呼制御処理部
80 着呼側呼制御処理部
81 音声処理部
82 映像処理部
83 記憶部
84 音声映像合成部
100 電子装置
101 状態情報取得手段
102 利用者状態情報生成手段
103 利用者状態出力手段
104 ネットワーク
105 状態情報取得装置
106 状態情報提示装置
Claims (4)
- 状態情報を生成する状態情報生成手段と、
他の機器へ電力を供給するための電源タップと、
前記電源タップを介して他の機器へ供給する電力の状態を検出する電力供給状態検出手段と、
を備え、
前記状態情報生成手段は、前記電力供給状態検出手段の他の機器への電力供給状態に応じて、当該電子装置の利用者に関する状態情報を生成する、
ことを特徴とする電子装置。 - 状態情報を生成する状態情報生成手段と、
利用者がそばにいて操作する電気機器への電力供給状態を検出する電力供給状態検出手段と、
を備え、
前記状態情報生成手段は、前記電力供給状態検出手段の前記電気機器への動作中を示す電力供給状態に応じて、当該電子装置の利用者が在室するという状態情報を生成する、
ことを特徴とする電子装置。 - 通信網に接続された状態情報提示装置へ前記状態情報を送信する状態情報送信手段をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子装置。 - 通話機能を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子装置。
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