JP2005260348A - 通信システム、端末装置及び通信方法 - Google Patents

通信システム、端末装置及び通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】機器を移って別の機器を使用しても、通信を保持し続けることを可能にする通信システム、端末装置及び通信方法を提供する。
【解決手段】通信あるいはサービスを利用している複数の端末を通信宛先で管理し通信している1台または複数の機器からなる通信装置部と、通信装置部が提供する通信あるいはサービスを通信宛先で受信して通信する第1、第2の端末装置とを有する通信システムであって、第1,第2の端末装置は、通信を第1、第2の端末装置に切替えるために第2の端末装置の通信宛先を設定する編集要求手段を有し、通信装置部は、第1、第2の端末装置からの編集要求手段による要求を受信する要求受信手段と、第1、第2の端末装置からの前記編集要求手段による要求によって通信を第1の端末装置から第2の端末装置に切替えるために第2の端末装置の通信宛先を設定する設定手段とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、機器を移って別の機器を使用しても、通信を保持し続けることを可能にする通信システム、端末装置及び通信方法を提供することに関するものである。
近年、遠隔拠点間を映像と音声で結び、相手の姿や表情を見ながら会議を行なう画像通信サービス
である、テレビ会議システムが導入されている。
相手の姿や表情を見ながらデータを共用するので、効率の良い共同作業を行なうことができ、出張を伴うビジネス会議の一部代替、あるいは会議以外の情報交換、意思疎通の円滑化、企業の判断や意思決定の迅速化を図る新たなコミュニケーション手段として注目を浴びている。
複数拠点を接続してテレビ会議を行なう場合には、通信回線の切替えや様々な設定が必要であり、一般的に複数のテレビ会議端末を効率よく接続し制御するためにMCU(多拠点接続制御装置)が用いられている。MCUは3拠点間以上を同時に接続し映像・音声の切替えやミキシング等により映像・音声を集約・配信してテレビ会議を実現するためのものである。
多拠点接続をした拠点の中の技術として、従来技術の、特開平11−289525号公報の「携帯型無線テレビ会議システムおよびそれを用いたテレビ会議方法」の技術は、従来のテレビ会議端末が固定型のテレビカメラの回転できる範囲と撮影距離が限られていたものであることから、通信回線の接続延長できる特定の室内に限定されていたものを拠点内で携帯機器に転送してテレビ会議端末の使える自由度を高めようとするものであった。
また、特開2001−197221号公報の「画像通信用電話機、画像通信用端末装置及び画像通信システム」技術は、携帯型電話機にテレビ電話機能を搭載したものは画面サイズが小さく、且つ、携帯型電話機に面と向かって話さなければならないなど、従来慣用された電話機の使用方法が使えなくなっていることに対して、携帯電話で、音声は従来の携帯電話でマイクが付いた従来の耳に当てて使用する携帯電話であり、見る画像の表示のためには携帯電話の一部である表示部を取り外して、見やすいところまで離して見ることで、会話することと画像を見ることが同時にできるようにするものであった。
上述した従来技術においては、下記のような問題があった。
上記特開平11−289525号公報の技術は、ボイスワープ(登録商標)、つまり、かかってきた電話をあらかじめ設定しておいた電話番号に転送する機能と同じであり、ボイスワープ(登録商標)の料金としては、発信者Aから転送元Bまでの通話/通信料金は、発信者Aの負担となり、転送元Bから転送先Cまでの通話/通信料金は、契約者の負担となるものであることから、通信は、発信者Aから転送元Bへ送信し、転送元Bから転送先Cへ送信するものである。この公報の技術は、1拠点の中での延長をする機能であり、拠点の中を超えての通信の自由度を持ったものではなかった。
また、上記特開2001−197221号公報の技術も、同様に、1拠点内でテレビ会議端末装置から宅内側に無線で延長するものであり、拠点の中を超えての通信の自由度を持ったものではなかった。
また、一般電話機は一般交換局を介して他の一般電話機と通話することができ、携帯電話交換局は一般交換局と接続され、さらに携帯電話機の基地局と接続されている。携帯電話機は基地局と無線でつながっており、基地局を介して他の携帯電話機や一般電話機と交信することができる。携帯電話機がある基地局と電波のやりとりができる範囲であるセルをはずれて隣の基地局のセル内に移動したときには、隣の基地局を介して他の電話機と交信するように自動的に切替える。携帯電話機は、送受信を行っていない空き時間に、周辺の基地局からの電波の強度を調べて現在交信中の基地局に他の基地局からの電波の強度を報告しており、移動の結果、別の基地局のほうに近くなってそちらの電波のほうが強くなると、交信先の基地局の変更が支持されて交信基地局が変更される。これをハンドオーバと呼び、本来のサポート対象となる通信事業者間以外の通信事業者間を利用してハンドオーバを行なうローミングもなされている。このように機器それ自体が移動することに対しては、対応して通信が保持されていた。
また、携帯機器で、テレビ会議に参加していたとしても、その近くに少なくとも携帯機器よりは画面の大きな画面の機器があることも多く、そちらの方が解像度がよいとか、画面が大きいとか、高精細である、あるいは回線帯域が広くて、使いやすく、対応も楽であっても使っていない。あるいはそれらを使うためには、別にログインして使う必要があり、機器を移転し場所を移動し、固定機器(据置機器)や車載機器や携帯機器などに、ログインし直しをしたりする必要があり、面倒であった。
また、会社内で使っているグループウェアで、スケジュール機能があり、例えば会議開催5分前になると会議があることを知らせてくれるが、グループウェア機能が入ったPCは自分の席の机上にあり、そのとき自分が持っている携帯機器には会議の連絡機能がなく、自分は実験室で確認作業、調査に集中していて、会議に気づかないことがあった。
本発明は、以上のような点に鑑みなされたものであり、機器を移って別の機器を使用しても、通信を保持し続けることを可能にする通信システム、端末装置及び通信方法を提供することを目的とする。
利用形態としては、携帯端末装置を主体としていて、自席にいるときにはいちいちログインして接続し直しをする必要もなく机上のパーソナルコンピュータ(以下PC)に通信を移転し、席から離れて実験室に行くときには、机上のPCに移転されていた通信を携帯端末装置に戻す。また自席に戻ったときには、机上のPCに通信を移転する。また、携帯端末装置を主体として、帰宅途中の移動中もテレビ会議、テレビ通話などに参加していて帰宅したときには携帯端末装置から家庭内の機器に通信の移転をする、また、携帯端末装置から車載機器に対して移転し、車載機器から携帯端末機器に対して移転の戻しをする、などいろいろな形態が考えられる。
また、人が携帯機器を常時身近に置くことから、携帯機器が主体で、近くの固定機器(据置機器)や車載機器に通信を移転させていても、移転元である携帯機器が移転先の機器の近くを離れたとき、通信の移転を解除して携帯機器に通信を戻すことも可能である。また、機器を移るときに、その通信は、通信の切替えでも、通信の追加でもよい。
また、近くにある機器に通信を自動的に移転させ、近くにある、人にとってより都合のよい機器を通信に使うが、通信の切替えあるいは追加を行なう判定は、より能力の高い機器を用いるため端末装置の表示部、入力部、CPU(中央演算装置)などいろいろな部位の属性の判定によるものが考えられる。
前記課題を実現するために、本発明の請求項1の発明は、テレビ会議システムのMCUのように端末間通信の制御を行なうものやアプリケーションサービスを提供しているサーバのような、通信あるいはサービスを利用している複数の端末を通信宛先で管理し通信している1台または複数の機器からなる通信装置部と、前記通信装置部が提供する通信あるいはサービスを通信宛先で受信して通信する第1の端末装置と第2の端末装置とを有する通信システムであって、
前記第1の端末装置と前記第2の端末装置は、お互いに有線あるいは無線の通信をする通信手段を有し、
前記第1の端末装置または前記第2の端末装置は、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは設定してある通信宛先から選択する要求を編集し前記通信装置部に対して要求を行なう編集要求手段を有し、
前記通信装置部は、前記第1の端末装置または前記第2の端末装置からの前記編集要求手段による前記要求を受信する要求受信手段と、前記第1の端末装置または前記第2の端末装置からの前記編集要求手段による前記要求によって通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の前記通信宛先を設定するあるいは設定してある通信宛先から選択する設定手段とを有し、
前記通信装置部は、前記第1の端末装置の前記通信アドレスを設定あるいは選択し、
前記第1の端末装置が前記通信装置部と通信しているあるいは前記通信装置部経由で通信しているときに、
前記第1の端末装置と前記第2の端末装置は前記通信手段により互いに相手を検知して、前記第2の端末装置が前記通信手段で送信した前記第2の端末装置の前記通信宛先を前記第1の端末装置が受信し、あるいは前記第1の端末装置が前記通信手段で送信した前記第1の端末装置の前記通信宛先を前記第2の端末装置が受信し、
前記第1の端末装置または前記第2の端末装置は、前記編集要求手段によって、前記通信装置部に対して前記第2の端末装置の前記通信宛先を設定するあるいは選択する前記要求を行ない、
前記通信装置部は、前記第1の端末装置または前記第2の端末装置の前記編集要求手段による前記要求を前記要求受信手段で受信して、前記設定手段によって前記第2の端末装置の前記通信宛先を設定するあるいは選択する、かつ、設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置に対して通信を行ない、
前記通信宛先の前記第2の端末装置は、前記通信装置部からの通信を受信し、通信することを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項2の発明は、請求項1の通信システムであって、
前記第1の端末装置あるいは前記第2の端末装置は、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは選択することを指示する入力手段を有し、
前記第1の端末装置あるいは前記第2の端末装置で、前記入力手段によって、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは選択する指示の入力があったとき、
請求項1のように処理することを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項3の発明は、請求項1の通信システムであって、
前記第1の端末装置と前記第2の端末装置は、前記通信手段によって端末装置の表示部、入力部、CPUなどの特性データのやり取りを行ない、前記特性データを比較する比較手段を有し、
前記第1の端末装置と前記第2の端末装置は前記通信手段により互いに相手を検知したとき、
前記第1の端末装置と前記第2の端末装置は、前記通信手段によって前記特性データをやり取りし、
前記第1の端末装置または前記第2の端末装置の前記比較手段で、前記第1の端末装置の前記特性データと第2の端末装置の前記特性データとを比較し、前記第2の端末装置の能力が上であることを意味するときに、
請求項1のように処理することを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項4の発明は、請求項1から請求項3の通信システムであって、
前記通信手段は、無線通信手段であり、前記無線通信手段の電波強度が指定値以上のとき、
請求項1から請求項3のように処理することを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項5の発明は、請求項1から請求項4の通信システムであって、
前記第1の端末装置と前記第2の端末装置間で、前記通信宛先とともに、アプリケーションの種類と前記アプリケーションの使用者特定情報をやり取りし、前記第2の端末装置で前記アプリケーションの種類を元に該当アプリケーションを探し出して起動し、前記使用者特定情報によって使用可能にすることを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項6の発明は、請求項1から請求項5の通信システムであって、
前記通信装置部は、他拠点に対しての通信情報の中で前記第1の端末装置の画像、音声などの情報を使っているかを判定する判定部と、
他拠点に対しての通信情報の中で前記第1の端末装置の画像、音声などの情報を使っているときに、前記設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置の情報に変更して、あるいは、前記設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置の情報を追加で送信する編集調整部を有し、
前記第1の端末装置が前記通信装置部と通信しているあるいは前記通信装置部経由で通信しているときに、前記通信装置部は前記通信宛先として前記第1の端末装置の前記通信宛先を設定し、
前記通信装置部は、前記要求受信手段で受信した前記要求があったとき、
前記判定部での判定で、他拠点に対しての通信情報の中で前記第1の端末装置の画像、音声などの情報を使っているときに、前記編集調整部によって前記設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置の情報に変更して、あるいは、前記設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置の情報を追加で送信することを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項7の発明は、テレビ会議システムのMCUのように端末間通信の制御を行なうものやアプリケーションサービスを提供しているサーバのような、通信あるいはサービスを利用している複数の端末を通信宛先で管理し通信している1台または複数の機器からなる通信装置部と通信し、前記通信装置部が提供する通信あるいはサービスを通信宛先で受信して通信する第1の端末装置と第2の端末装置のうちの第1の端末装置であって、
前記第1の端末装置は、前記第2の端末装置と有線あるいは無線の通信をする通信手段を有し、
前記通信装置部は、前記第1の端末装置の前記通信アドレスを設定あるいは選択し、
前記第1の端末装置が前記通信装置部と通信しているあるいは前記通信装置部経由で通信しているときに、
前記第1の端末装置は前記通信手段により前記第2の端末装置があることを検知して前記第2の端末装置に前記第1の端末装置の前記通信宛先を送信することを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項8の発明は、テレビ会議システムのMCUのように端末間通信の制御を行なうものやアプリケーションサービスを提供しているサーバのような、通信あるいはサービスを利用している複数の端末を通信宛先で管理し通信している1台または複数の機器からなる通信装置部と通信し、前記通信装置部が提供する通信あるいはサービスを通信宛先で受信して通信する第1の端末装置と第2の端末装置のうちの第1の端末装置であって、
前記第1の端末装置は、前記第2の端末装置と有線あるいは無線の通信をする通信手段を有し、
前記第1の端末装置は、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは設定してある通信宛先から選択する要求を前記通信装置部に対して行なう編集要求手段を有し、
前記通信装置部は、前記第1の端末装置の前記通信アドレスを設定あるいは選択し、
前記第1の端末装置が前記通信装置部と通信しているあるいは前記通信装置部経由で通信しているときに、
前記第1の端末装置は前記通信手段により前記第2の端末装置があることを検知して、前記第2の端末装置が前記通信手段で送信した前記第2の端末装置の前記通信宛先を受信し、前記第1の端末装置は、前記編集要求手段によって、前記通信装置部に対して前記第2の端末装置の前記通信宛先を設定するあるいは選択する前記要求を行なうことを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項9の発明は、請求項7または請求項8の第1の端末装置であって、
前記第1の端末装置は、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは選択することを指示する入力手段を有し、
前記第1の端末装置で、前記入力手段によって、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは選択する指示の入力があったとき、
請求項7または請求項8のように処理することを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項10の発明は、請求項7から請求項9の第1の端末装置であって、
前記第1の端末装置は、前記通信手段によって端末装置の表示部、入力部、CPUなどの特性データのやり取りを行ない、前記特性データを比較する比較手段を有し、
前記第1の端末装置は前記通信手段により前記第2の端末装置があることを検知したとき、
前記第1の端末装置は、前記第2の端末装置と、前記通信手段によって前記特性データをやり取りし、
前記第1の端末装置の前記比較手段で、前記第1の端末装置の前記特性データと第2の端末装置の前記特性データとを比較し、前記第2の端末装置の能力が上であることを意味するときに、
請求項7から請求項9のように処理することを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項11の発明は、請求項7から請求項10の第1の端末装置であって、
前記通信手段は、無線通信手段であり、前記無線通信手段の電波強度が指定値以上のとき、
請求項7から請求項10のように処理することを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項12の発明は、請求項7から請求項11の第1の端末装置であって、
前記第1の端末装置と前記第2の端末装置間で、前記通信宛先とともに、アプリケーションの種類と前記アプリケーションの使用者特定情報をやり取りすることを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項13の発明は、テレビ会議システムのMCUのように端末間通信の制御を行なうものやアプリケーションサービスを提供しているサーバのような、通信あるいはサービスを利用している複数の端末を通信宛先で管理し通信している1台または複数の機器からなる通信装置部と通信し、前記通信装置部が提供する通信あるいはサービスを通信宛先で受信して通信する第1の端末装置と第2の端末装置のうちの第2の端末装置であって、
前記端末装置の通信宛先を管理し、前記通信宛先で第1の端末装置および第2の端末装置と通信するMCUあるいはサーバなどの通信装置と通信を行ない、
前記第2の端末装置は、前記第1の端末装置と有線あるいは無線の通信をする通信手段を有し、
前記第2の端末装置が前記通信手段により前記第1の端末装置を検知して、前記第2の端末装置は前記通信宛先を前記通信手段で送信し、
前記通信宛先の前記第2の端末装置は、前記通信装置部からの通信を受信し、処理することを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項14の発明は、テレビ会議システムのMCUのように端末間通信の制御を行なうものやアプリケーションサービスを提供しているサーバのような、通信あるいはサービスを利用している複数の端末を通信宛先で管理し通信している1台または複数の機器からなる通信装置部と通信し、前記通信装置部が提供する通信あるいはサービスを通信宛先で受信して通信する第1の端末装置と第2の端末装置のうちの第2の端末装置であって、
前記第2の端末装置は、前記第1の端末装置と有線あるいは無線の通信をする通信手段を有し、
前記第2の端末装置は、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは設定してある通信宛先から選択する要求を前記通信装置部に対して行なう編集要求手段を有し、
前記第2の端末装置が前記通信手段により前記第1の端末装置を検知して、前記第2の端末装置は前記通信宛先を前記通信手段で送信し、
前記第2の端末装置は、前記編集要求手段によって、前記通信装置部に対して前記第2の端末装置の前記通信宛先を設定するあるいは選択する前記要求を行ない、
前記通信装置部は、前記第2の端末装置の前記編集要求手段による前記要求を前記要求受信手段で受信して、前記設定手段によって前記第2の端末装置の前記通信宛先を設定するあるいは選択する、かつ、設定あるいは選択された前記通信宛先の前記第2の端末装置に対して通信を行ない、
前記通信宛先の前記第2の端末装置は、前記通信装置部からの通信を受信し、通信することを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項15の発明は、請求項13または請求項14の第2の端末装置であって、
前記第2の端末装置は、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは選択することを指示する入力手段を有し、
前記第2の端末装置で、前記入力手段によって切替え追加手段にて、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは選択する指示の入力があったとき、
請求項13または請求項14のように処理することを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項16の発明は、請求項13から請求項15の第2の端末装置であって、
前記第2の端末装置は、前記通信手段によって端末装置の表示部、入力部、CPUなどの特性データのやり取りを行ない、前記特性データを比較する比較手段を有し、
前記第2の端末装置は前記通信手段により前記第1の端末装置があることを検知したとき、
前記第2の端末装置は、前記第1の端末装置と、前記通信手段によって前記特性データをやり取りし、
前記第2の端末装置の前記比較手段で、前記第1の端末装置の前記特性データと第2の端末装置の前記特性データとを比較し、前記第2の端末装置の能力が上であることを意味するときに、
請求項13から請求項15のように処理することを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項17の発明は、請求項13から請求項16の第2の端末装置であって、
前記通信手段は、無線通信手段であり、前記無線通信手段の電波強度が指定値以上のとき、
請求項13から請求項16のように処理することを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項18の発明は、請求項13から請求項17の第2の端末装置であって、
前記第1の端末装置と前記第2の端末装置間で、前記通信宛先とともに、アプリケーションの種類と前記アプリケーションの使用者特定情報をやり取りし、
前記第2の端末装置で前記アプリケーションの種類を元に該当アプリケーションを探し出して起動し、前記使用者特定情報によって使用可能にすることを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項19の発明は、テレビ会議システムのMCUのように端末間通信の制御を行なうものやアプリケーションサービスを提供しているサーバのような、通信あるいはサービスを利用している複数の端末を通信宛先で管理し通信している1台または複数の機器からなる通信装置部と、前記通信装置部が提供する通信あるいはサービスを通信宛先で受信して通信する第1の端末装置と第2の端末装置とを有する通信方法であって、
前記通信装置部が提供する通信あるいはサービスを通信宛先で受信して通信する複数の端末があり、
前記端末で通信中あるいはサービス使用中に、第2の端末との間でお互いに相手を検知する工程、
前記端末あるいは前記第2の端末が有している前記通信宛先を送受信する工程、
前記端末あるいは前記第2の端末が受信した前記通信宛先を前記通信装置部に送出する工程、
前記通信装置部の通信あるいはサービス提供先を管理する通信宛先の切替えあるいは追加あるいは設定してある通信宛先から選択する処理をする工程、
前記切替えあるいは追加あるいは設定してある通信宛先から選択する処理をする工程で切替えあるいは追加あるいは設定してある通信宛先から選択する処理された通信宛先に通信する工程、
前記切替えあるいは追加あるいは設定してある通信宛先から選択する処理された通信宛先に通信された通信あるいはサービスを前記第2の端末で受信し、
表示、音声出力する工程からなることを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項20の発明は、請求項19の通信方法であって、
前記第1の端末装置あるいは前記第2の端末装置は、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは選択することを指示の入力をする工程と、
前記工程によって、請求項19のように処理する工程からなることを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項21の発明は、請求項19の通信方法であって、
前記第1の端末装置と前記第2の端末装置が、前記通信手段によって端末装置の表示部、入力部、CPUなどの特性データのやり取りを行なう工程、
前記特性データを比較する工程、
前記第1の端末装置と前記第2の端末装置は前記通信手段により互いに相手を検知する工程、
前記第1の端末装置と前記第2の端末装置は、前記通信手段によって前記特性データをやり取りする工程、
前記第1の端末装置または前記第2の端末装置の前記比較工程で、前記第2の端末装置の能力が上であることを意味するときに、
請求項19のように処理する工程からなることを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項22の発明は、請求項19から請求項21の通信方法であって、
前記通信手段は、無線通信手段であり、前記無線通信手段の電波強度が指定値以上のとき、
請求項19から請求項21のように処理する工程からなることを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項23の発明は、請求項19から請求項22の通信方法であって、
前記第1の端末装置と前記第2の端末装置間で、前記通信宛先とともに、アプリケーションの種類と前記アプリケーションの使用者特定情報をやり取りし、
前記第2の端末装置で前記アプリケーションの種類を元に該当アプリケーションを探し出して起動し、前記使用者特定情報によって使用可能にすることを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項24の発明は、請求項19から請求項23の通信方法であって、
前記要求受信手段で受信した前記要求があったとき、
他拠点に対しての通信情報の中で前記第1の端末装置の画像、音声などの情報を使っているかを判定する工程、
前記判定する工程で、他拠点に対しての通信情報の中で前記第1の端末装置の画像、音声などの情報を使っているときに、前記設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置の情報に変更して、あるいは、前記設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置の情報を追加で送信する工程からなることを特徴とするものである。
前記課題を実現するために、本発明の請求項25の発明は、
テレビ会議システムのMCUのように端末間通信の制御を行なうものやアプリケーションサービスを提供しているサーバのような、通信あるいはサービスを利用している複数の端末を通信宛先で管理し通信している1台または複数の機器からなる通信装置部であって、
前記通信装置部が提供する通信あるいはサービスを前記通信宛先で受信して通信する第1の端末装置と第2の端末装置と通信する通信手段と、他拠点に対しての通信情報の中で前記第1の端末装置の画像、音声などの情報を使っているかを判定する判定部と、
他拠点に対しての通信情報の中で前記第1の端末装置の画像、音声などの情報を使っているときに、前記設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置の情報に変更して、あるいは、前記設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置の情報を追加で送信する編集調整部を有し、
前記通信装置部は、前記第1の端末装置の前記通信情報を設定あるいは選択して前記第1の端末装置と前記通信手段で通信しているときに、
前記第1の端末装置または前記第2の端末装置から、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは設定してある通信宛先から選択する要求を前記通信装置部に対して行なったときに、前記通信装置部は、前記要求を受信する要求受信手段によって前記要求を受信し、前記要求によって通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の前記通信宛先を設定するあるいは設定してある通信宛先から選択する設定手段で設定し、前記設定手段によって前記第2の端末装置の前記通信宛先を設定するあるいは選択する、かつ、設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置に対して前記通信手段で通信を行なうとともに、
前記判定部での判定で、他拠点に対しての通信情報の中で前記第1の端末装置の画像、音声などの情報を使っているときに、前記編集調整部によって前記設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置の情報に変更して、あるいは、前記設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置の情報を追加で送信することを特徴とするものである。
本発明によれば、機器を移って別の機器を使用しても、通信を保持し続けることを可能にする通信システム、端末装置及び通信方法を提供することができる。
利用形態としては、携帯端末装置を主体としていて、自席にいるときにはいちいちログインして接続し直しをする必要もなく机上のPCに通信を移転し、席から離れて実験室に行くときには、机上のPCに移転されていた通信を携帯端末装置に戻す。また自席に戻ったときには、机上のPCに通信を移転する。また、携帯端末装置を主体として、帰宅途中の移動中もテレビ会議、テレビ通話などに参加していて帰宅したときには携帯端末装置から家庭内の機器に通信の移転をする、また、携帯端末装置から車載機器に対して移転し、車載機器から携帯端末機器に対して移転の戻しをする、などいろいろな形態が考えられる。
また、人が携帯機器を常時身近に置くことから、携帯機器が主体で、近くの固定機器(据置機器)や車載機器に通信を移転させていても、移転元である携帯機器が移転先の機器の近くを離れたとき、通信の移転を解除して携帯機器に通信を戻すことも可能である。また、機器を移るときに、その通信は、通信の切替えでも、通信の追加でもよい。
また、近くにある機器に通信を自動的に移転させ、近くにある、人にとってより都合のよい機器を通信に使うが、通信の切替えあるいは追加を行なう判定は、より能力の高い機器を用いるため端末装置の表示部、入力部、CPU(中央演算装置)などいろいろな部位の属性の判定によるものが考えられる。
また、第1の端末装置と第2の端末装置間で、通信宛先とともに、アプリケーションの種類とアプリケーションの使用者特定情報をやり取りし、第2の端末装置でアプリケーションの種類を元に該当アプリケーションを探し出して起動し、使用者特定情報によって使用可能にすることができる。第1の端末装置で使っていたアプリケーションが、第2の端末装置で個々に起動してまわる必要がなくて起動され、使用者特定情報によって使用可能になり、余分な操作で中断されることなく同一機器を継続して使っているがごとく機器を使用することができる。
また、従来の転送方法の技術では、転送することが目的であり、転送元の機器の電源が意図的でなくても切られると、転送先の宛先装置で通信、表示が得られないが、本発明のシステム、装置、方法では、第1の端末装置の電源を切っても、第2の端末装置で通信を保持することができる。
また、従来の転送方法の技術では、転送先での画像表示のために、送信元から、転送元が自らの表示だけではなく転送先の画像表示のための受信をしていることが必要となるが、本発明のシステム、装置、方法では、第1の端末装置には、第2の端末装置の画像表示のための処理が必要とされない。MCUあるいはサーバなどの通信装置側では、本来、各種機器の接続のために各種表示の機能を持つことが必要であり、MCUあるいはサーバなどの通信装置が直接第2の端末装置に対して通信すればよいので、第1の端末装置側に第2の端末装置に対しての表示のための処理が不要であり、装置が簡略化される。
テレビ会議システムで使っているH.323は、インターネット上でIPテレビ電話を行なう端末が準拠するプロトコルであり、H.323システムと並行して標準化されたモバイルネットワーク上のH.324/MシステムやそのIMT−2000(INTERNATIONAL MOBILE TELECOMMUNICATIONS−2000)対応の発展型といえる3G−324Mシステムは、H.323システムとゲートウェイ(相互接続装置)を介して接続され、お互いにマルチメディア通信を行なえるようになっている。H.323は、映像の規格としてはH.263、音声の規格としては、G.711/G.723を使っている。
H.324は、既存のアナログ電話網を用いたマルチメディア通信システムの標準であり、映像圧縮符号化勧告H.263、音声圧縮符号化勧告G.723.1、マルチメディア多重・分離勧告H.223からなるシステム勧告H.324が作成された。H.324システムのアプリケーションの例としては、テレビ電話であり、音声だけの電話に映像の表示が追加された。
H.324/Mモバイルシステムは、ITU−T(国際電気通信連合電気通信標準化部門)の回線交換網用のテレビ電話端末規格であるH.324の、移動通信用拡張規格であり、さらにそのIMT−2000対応の発展型といえる3G−324Mシステムがある。
3G−324Mは、第3世代移動通信(3G)で使われるオーディオビジュアル通信の規格である。映像圧縮方式にMPEG−4(MOTION PICTURE EXPERTS GROUP)、音声圧縮方式にAMR(ADAPTIVE MULTI−RATE)を使用している。なお、MPEGは、動画に関する規格を決める団体名、および団体が取り決めた標準規格である。また、AMRは,第三世代移動体通信(3G)で利用される音声コーデックで,標準化団体の3GPP(3RD GENERATION PARTNERSHIP PROJECT)が策定した標準方式である。
従来のテレビ会議システムについて、図11、図12、図13を用いて、音声、画像処理の流れの概要を説明する。
図11は、従来のテレビ会議システムの概略を示す概略構成図であり、従来のテレビ会議システムは、例えば、複数の地点に設置された端末装置60−1,60−2、60−Nを通信回線を介してMCU50と接続したものであり、通信回線は交換網を含むものである。
図12は、従来のテレビ会議システムの据付型の端末装置の構成例を示したものであって、端末装置60において、62は通信回線の信号を分離・多重する分離多重部である。分離多重部62で通信回線から分離されたその通信端末に対する画像データによる画像情報を画像受信部64を介してモニタ71において表示し、カメラ72で得られた画像情報を画像送信部65を介して送信することによって、分離多重部62において多重して、回線処理部61を経由して通信回線に対し送出する。
分離多重部62で通信回線から分離されたその通信端末に対する音声データによる音声情報を音声受信部66を介してスピーカ74から音声として出力し、マイク75から得た音声情報を音声送信部67を介して送信することによって、分離多重部62において多重して、回線処理部61を経由して通信回線に対し送出する。
また、分離多重部62で通信回線から分離されたその通信端末に対するユーザデータによるデータ情報をデータ受信部68を介してデータ端末76に伝送して処理を行ない、データ端末76から送出されたデータ情報をデータ送信部69を介して送信することによって、分離多重部62において多重して、回線処理部61を経由して通信回線に対し送出する。
また、分離多重部62で通信回線から分離されたその通信端末に対する制御通信によって送られた制御情報をモニタ71に於ける表示画面の選択や受信始点の指定等の入力を行なう表示・操作部70において表示し、表示・操作部70から送出された操作情報を制御部63を介して送信し、分離多重部62において多重して、回線処理部61を経由して通信回線に対し送出する。
図13は、従来のテレビ会議システムのMCUの構成例を示したものであって、MCU50において、55−1,55−2、55−Nは通信回線の信号を分離・多重する分離多重部、51は制御通信の処理を行なう制御部、52は画像データの処理を行なう画像処理部、53は音声データの処理を行なう音声処理部、54はユーザデータの処理を行なうデータ処理部である。
各通信回線からの情報は、それぞれの分離多重部55において、画像データと、音声データと、ユーザデータと、制御通信とに分離される。画像データは画像処理部52において所定の処理を行なわれ、音声データは音声処理部53において所定の処理を行なわれ、ユーザデータはデータ処理部54において所定の処理を行なわれ、制御通信は制御部51において所定の処理を行なわれたのち、相手通信端末に属する分離多重部55を経て多重されて、回線処理部56を経由して対応する通信回線に送出される。
従来のテレビ会議システムの音声、画像処理の流れの概要については、以上のようになっている。
次に、本発明に係る通信システム、端末装置及び通信方法の実施の形態の具体例を、図面を参照しながら説明する。
第1の実施例を、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8を用いて説明する。この実施例は、グループウェアサーバとMCUを使っての多拠点接続のテレビ会議サービス提供がある、グループウェアサーバとMCUと第1の端末装置と第2の端末装置との間での通信システム、端末装置及び通信方法の例であり、要求元での操作によって近傍の他の機器に通信を移転し、認証があり、近傍から離れたときの処理のあるものである。この実施例は、請求項1、2、4、6、8、9、11、13、15、17、19、20、22、24、25の例となる。
図1は本発明の一実施の形態による概略構成図である。本構成は、IP(Internet PROTOCOL)網1とテレビ会議のためのMCU2とグループウェアサーバ4と、MCU2とグループウェアサーバ4の間を仲介する仲介機3と、3G−324M網6と、IP網1と3G−324M網6を接続する3G−324Mゲートウェイ5と、テレビ会議端末装置である固定端末装置10、携帯端末装置11、固定端末装置12からなる。MCU2が端末装置10、11、12の制御を行ない、グループウェアサーバ4は人に関する予約と部屋の予約とMCU経由でテレビ会議装置の制御を行ない、さらに仲介機3はMCU2とグループウェアサーバ4上に持っている情報の仲立ちを行なう。つまり、グループウェアサーバ4が人の情報としての通信すべき宛先情報を有していて、会社内で、会議室で持っているテレビ会議端末装置のアドレスと、個人が携帯機器を持っていてその個人を会議に入れるための通信すべき宛先情報はグループウェアサーバ4にあり、MCU2に接続情報を仲介機3経由で渡し、接続する。
固定端末装置10は、例えば、会社内のテレビ会議室に置いてあるテレビ会議装置であり、テレビ会議端末である携帯端末装置11は携帯機器、テレビ会議端末である固定端末装置12は、例えば家庭に置いてある固定のテレビ会議端末装置である。
端末装置10,11,12は、表示部113、スピーカ114、カメラ117、マイク118、入力部115、第1通信部116と第2通信部112とこれらを制御する制御部111とからなる。第1通信部116はIP網1や3G−324M6経由で、MCU2、グループウェアサーバ4とあるいはそれら経由で他の端末と通信して、表示部113、スピーカ114へ出力し、またマイク118、カメラ117から取り込んだ音声、映像情報などを送信している。第2通信部112は、携帯端末装置11と固定端末装置12間での通信を行ない、通信宛先のやり取りや、アプリ種類情報やアプリ使用者情報をやり取りする。また入力部115は、要求元での操作によって他の機器に通信を移転する起動の操作の入力を行なう。
図5は、図1の携帯端末装置11、固定端末装置12の詳細を示した図であり、端末装置11、12は、制御部111内に、自機器の通信宛先である自通信宛先120、相手機器の通信宛先である相手通信宛先121、アプリケーション種類情報125(以下、アプリ種類情報125)、アプリケーション使用者特定情報126(以下、アプリ使用者特定情報126)、近傍フラグ127などを持っている。自通信宛先120は、携帯端末装置11、固定端末装置12の各々の通信宛先であり、第2通信部112は、携帯端末装置11と固定端末装置12間での通信を行ない、端末装置11、12が、各々相手から通信宛先情報を受け取ったものを相手通信宛先121に入れ、携帯端末装置11のアプリ種類情報125やアプリ使用者特定情報126を固定端末装置12に知らせ、固定端末装置12は、自分の中のアプリ種類情報125やアプリ使用者特定情報126に設定し、固定端末装置12内でアプリ種類情報125を元に該当アプリケーションを探し出して起動し、アプリ使用者特定情報126によって使用可能にする。
図2は、図1の中の特に、MCU2とグループウェアサーバ4についての構成を示した構成図である。MCU2は、会議を特定する会議ID211と第1接続先情報2121から第N接続先情報212Nなどからなるレコード21を複数有して、複数の会議を管理している。第P接続先情報には、会議室で持っているテレビ会議端末装置である固定端末装置10のアドレスや、個人持っている携帯機器で会議に参加するための通信すべき宛先情報を設定して、接続し、通信する。
グループウェアサーバ4は、各個人を特定する情報である名前4111と、グループウェア使用者を特定する使用者特定情報4112、通信に使っている機器の宛先アドレス4113などからなるレコード411を複数有している。また、携帯端末装置11あるいは固定端末装置12からの通信機器の移転あるいは通信先の追加の要求に応答する要求受信部42と、要求受信部42で受けた、携帯端末装置11あるいは固定端末装置12からの通信機器の移転あるいは通信先の追加の要求での設定を行なう設定部43とからなる。設定部43で設定したレコード411などの情報により、MCU2に対して接続先情報を変更あるいは追加することで、会議接続先を管理し、通信ができるようにしている。
図3は通信の移転前の通信経路を示し、図4は通信の移転後の通信経路を示している。
図3は図1による通信の通信経路を示した図である。MCU2とグループウェアサーバ4とを仲介機3を経由して接続し、グループウェアサーバ4からの会議指定での会議端末の接続を、仲介機3を経由MCU2経由で行なう。固定端末装置10と携帯端末装置11間の通信は、固定端末装置10からIP網1経由MCU経由、IP網1経由3G−324Mゲートウェイ5経由、3G−324M網6経由で通信して、携帯端末装置11の表示部113へ表示し、スピーカ114へ音声を出力する。同様に逆の経路で通信する。
図4は、図1による通信の通信経路を示した図である。図3のような経路で通信していた通信を、携帯端末装置11から、固定端末装置12に通信を移って、通信するときの通信経路を示している。最初MCU2と携帯端末装置11が通信している経路が図3の経路と同じ経路のAである。
携帯端末装置11が、固定端末装置12の近傍に近づいているときに入力部115からの切替えあるいは追加を指示する入力により、携帯端末装置11の第2通信部112と固定端末装置12の第2通信部112とを用いての通信で、携帯端末装置11が固定端末装置12の通信宛先をもらい、それを携帯端末装置11の相手通信宛先121に記憶する、その処理での通信がBである。
そして、それを携帯端末装置11の第1通信部116経由で、MCU2あるいはグループウェアサーバ4へあげる。グループウェアサーバ4では、携帯端末装置11あるいは固定端末装置12からの通信機器の移転あるいは通信先の追加の要求に応答する要求受信部42で受信し、要求受信部42で受けた、携帯端末装置11あるいは固定端末装置12からの通信機器の移転あるいは通信先の追加の要求での設定を行なう設定部43で設定を行ない、設定部43で設定したレコード411などの情報により、MCU2に対して接続先情報を変更あるいは追加することで、携帯端末装置11との通信であったものを、変更では固定端末装置12への通信に変更して、通信宛先の追加では固定端末装置12への通信を追加するようにして該当宛先に通信する。これによって、固定端末装置12は、IP網1経由、第1通信部116経由で受信した音声、画像をマイク118に音声出力、表示部113へ画像出力する。このときの通信経路がCである。
処理フローの概要については、図6で説明する。
図6は、要求元表示部の解像度<宛先表示部の解像度を前提で解像度の比較をしていないが、操作で指定して端末装置を移転して、他の端末装置を使うときの処理のフローを示している。図6は、近傍にPCがあるかを判定する近傍判定処理もあり、この処理は、携帯端末装置11が固定端末装置12の近くにあるか、近くから離れたかを判定するための処理であり、一定時間ごとに処理される。
端末装置の電源を入力して起動したときには、近傍フラグ127=0、すなわち、近傍にないことを意味する値である。
まず、最初に、第2通信部112として無線通信部を有するもので、近傍フラグ127の判定を行ない(S101)、近傍フラグ127が0、すなわち、近傍にないことを示す値のときはS102に行き、近傍フラグ127が1のときには、S114に行く(S101)。S102では、携帯端末装置11は、固定端末装置12の無線機器が発する無線信号の受信強度を図示していない指定値との判定を行ない(S102)、無線信号の受信強度が弱いときには終了し再びS101へ行き、無線信号が強いときには、S103に行く(S102)。近傍に固定端末装置12があるときには、認証チェックを行ない(S103)、認証でNGのときには終了し再びS101へ行き、認証がOKのときにはS104に行く(S103)。S104では、機器の移転をするための操作元の機器である携帯端末装置11の入力部115からの操作待ちでの入力を検知するものであり、無ければ終了し再びS101へ行き、入力部115からの入力または、携帯端末装置11の入力部115からの入力があって固定端末装置12において携帯端末装置11の第2通信部からのアドレス要求があれば、S105に行く(S104)。
S105では、機器の移転をするための操作元機器なのか、移転先機器なのかを判定するものであり、操作元機器である携帯端末装置11であれば、S110へ行き、移転先機器である固定端末装置12あれば、S111へ行く(S105)。S110は操作元機器である場合であり、操作元機器である携帯端末装置11が移転先機器である固定端末装置12の自通信宛先情報120を受信し、携帯端末装置11の相手通信宛先情報121に設定し(S110)、編集要求部119でMCU2とグループウェアサーバ4と仲介機3とからなる通信装置部への宛先切替えあるいは宛先追加の要求を作成して第1通信部116から通信装置部へ送信し(S112)、近傍フラグ127を1に設定(S113)して終了し再びS101へ行く。S105で、移転先機器である、つまり、固定端末装置12において第2通信部112経由で携帯端末装置11からのアドレス要求があったときには、操作元機器である携帯端末装置11に対して移転先機器である固定端末装置12の自通信宛先情報120を送信し、携帯端末装置11の相手通信宛先情報121に設定し(S111)、近傍フラグ127を1に設定して終了し再びS101へ行く(S113)。なお、このアドレスデータのやり取りが図4の経路のBのところである。
次に、S114では、近傍フラグ127の判定を行ない(S101)、近傍フラグ127が1のときのケースであるが、携帯端末装置11は、固定端末装置12の無線機器が発する無線信号の受信強度を図示していない指定値との判定を行ない(S114)、無線信号の受信強度が強いときには終了し再びS101へ行き、無線信号が弱いときにはS115に行く(S114)。S115では、機器の移転をするための操作元の入力部115からの入力または、その移転先の機器の入力待ちでの入力を検知するものであり、無ければ終了し再びS101へ行き、携帯端末装置11の入力部115からの入力があって固定端末装置12において携帯端末装置11の第2通信部からのアドレス要求があれば、S116に行く(S115)。
S116では、機器の移転をするための操作元機器なのか、移転先機器なのかを判定するものであり、操作元機器であれば、S117へ行き、移転先機器であれば、S118へ行く(S116)。S117は操作元機器である場合であり、S110での処理で持っていたデータから、編集要求部119で通信装置部への宛先切替えあるいは宛先追加の要求を作成して第1通信部116から通信装置部へ送信し(S117)、近傍フラグ127を0に設定(S118)して終了し再びS101へ行く。S116で、移転先機器である、つまり、固定端末装置12において第2通信部112経由で携帯端末装置11からのアドレス要求があったときには、近傍フラグ127を0に設定して終了し再びS101へ行く(S118)。
以上で、携帯端末装置11と固定端末装置12の処理は説明できたが、MCU2とグループウェアサーバ4と仲介機3とからなる通信装置部の処理について、図7と図8を用いて説明する。
図7は、本発明の一実施の形態による第1、第2の実施例のMCU2とグループウェアサーバ4と仲介機3とからなる通信装置部の概略処理フローを示す概略図である。
図6のS112の処理で、操作元機器である携帯端末装置11が移転先機器である固定端末装置12の自通信宛先情報を受信し、携帯端末装置11の相手通信宛先情報121に設定し(S110)、編集要求部119でMCU2とグループウェアサーバ4と仲介機3とからなる通信装置部への宛先切替えあるいは宛先追加の要求を作成して第1通信部116から通信装置部へ送信した(S112)ときの通信装置部での処理である。通信装置部は、携帯端末装置11からの宛先切替えあるいは宛先追加の依頼を要求受信部42で受信して設定部43で設定し、設定部43で設定したレコード411などの情報により、MCU2に対して接続先情報を変更あるいは追加する(S301)ことで、切替えしたあるいは追加した宛先を接続したテレビ会議端末装置の1つとして処理し、表示、音声データを送信する(S302)ことで、会議接続先を管理し、通信ができるようにしている。
これによって、固定端末装置12は、MCU2からの表示、音声データを受信し、処理し、機器を移って別の機器を使用しても、通信を保持し続けることができる。
図8は、本発明の一実施の形態による第1、第2の実施例のMCU2とグループウェアサーバ4と仲介機3とからなる通信装置部の概略処理フローを示す概略図である。
図6のS117の処理で、S110での処理で持っていたデータから、編集要求部119で通信装置部への宛先切替えあるいは宛先追加の要求を作成して第1通信部116から通信装置部へ送信した(S117)ときの通信装置部側での処理である。通信装置部は、携帯端末装置11からの宛先切替えあるいは宛先削除の依頼を要求受信部42で受信して設定部43で設定あるいは削除し、設定部43で設定あるいは削除したレコード411などの情報により、MCU2に対して接続先情報を変更する(S311)ことで、切替えした宛先を接続したテレビ会議端末装置の1つとして処理し、表示、音声データを送信、あるいは送信停止する(S312)ことで、会議接続先を管理し、通信ができるようにしている。
これによって、固定端末装置12は、MCU2からの表示、音声データがなくなり、処理を終了する。こうして戻しということでの処理ができ、戻しでの機器の移転で通信を保持し続けることができる。
以上が本発明による、グループウェアサーバとMCUを使っての多拠点接続のテレビ会議サービス提供がある、グループウェアサーバとMCUと第1の端末装置と第2の端末装置との間での通信システム、端末装置及び通信方法の一つの実施例であり、要求元での操作によって通信を他の機器に移転することができる。
また、上記例は、表示部の特性データの比較であったが、端末装置の表示部、入力部、CPU(中央演算装置)などいろいろな部位の属性による比較が可能であり、使いやすい方を選択して機器の移転をすることが可能である。たとえば、表示部では解像度や大きさなど、入力部では携帯電話の少ない数のキーでモード変換しながらの入力か、通常のPCのキーボードか、さらには、音声入力によって大半の入力を済ませるかなど、また、回線スピード、CPU能力、対応辞書やアプリケーションプログラムの対応能力なども比較として考えられる。
また、無線出力が一定であれば測定値で距離がわかるが、無線出力設定値情報をもらうことにより、設定値と測定値とから距離を求めることができ、両方の機器の距離が機器の移転に妥当なものであるかを判定することも可能である。
また、第1通信部と第2通信部が同じ部分からなっていてもよい。実質的に2つの相手の通信ができればよい。
また、上記例では、近傍として、無線での処理での説明を行なったが、近傍であるかについては、携帯電話の充電器のような接点インタフェースを有し、そのインタフェースに接触させることで、近傍であり、かつ他のコンピュータ機器に通信を移転させる要求元操作であるとしてもよい。
また、上記の例では、MCU2上に判定部22と編集調整部23,グループウェアサーバ4上に要求受信部42と設定部43といった手段を設けたが、その組合せは、通信装置部の機器の間での機能の分担の仕方次第でどのように設けてもよい。また、上記例では、通信装置部としては、グループウェアサーバ、MCU、仲介機の3台であったが、これらを合わせた機能の1台の機器であってもよい。
また、上記実施例は、テレビ会議で通信装置部が1台の装置ではないときのものであったが、グループウェアサービスで、通信装置部としてはグループウェアサーバで、机上のPCと携帯端末装置とで通信を移転してサービスを使うものであってもよい。つまり、上記例は、テレビ会議での通信を携帯機器から固定機器に移転し、固定機器から携帯機器に戻しをするものであるが、固定機器から携帯機器への通信の移転があることから、同様に、グループウェアでの連絡先を携帯機器を主体にしておき、机上の固定機器の近くに行ったときにはその机上の機器の表示部を使い、入力部をその固定機器の入力部を使って入力し、その近傍から離れたら再び携帯機器に通信を移転させるものでもよい。
また、上記例は、第1の端末装置が通信装置部に対して切替えあるいは追加の要求をあげているが、通信の移転を受けたい側である第2の端末装置側からの通信の移転要求で、第2の端末装置側で第1の端末装置からアドレスデータを受信し、第2の端末装置から通信装置部に対して切替えあるいは追加の要求をあげるものであってもよい。要は、第1の端末装置と第2の端末装置間で通信宛先情報をどこかに集め、通信装置部に対して切替えまたは追加の要求をあげることである(請求項7、14)。
また、第1の端末装置と第2の端末装置間で、通信宛先とともに、アプリケーションの種類とアプリケーションの使用者特定情報をやり取りし、第2の端末装置でアプリケーションの種類を元に該当アプリケーションを探し出して起動し、使用者特定情報によって使用可能にするものでもよい(請求項5、12、18、23)。そうすることで、第1の端末装置で使っていたアプリケーションが、第2の端末装置で個々に起動してまわる必要がなくて起動され、使用者特定情報によって使用可能になり、余分な操作で中断されることなく同一機器を継続して使っているがごとく機器を使用することができる。
また、ここで、通信の移転といった機能があっても、通常のMCUでは、移転元の音声、画像が他拠点に対して多重編集部で多重編集して流していると、移転元は、音声、画像について使わなくなるので、意味のある画像、音声が出なくなってしまう。移転先を画面表示に追加するなどの操作での指定が必要となる。
この点について、本発明の通信装置部の機能(請求項6、24、25)を用いると、他拠点に対しての通信情報の中で前記第1の端末装置の画像、音声などの情報を使っているかを判定する判定部22で判定し、他拠点に対しての通信情報の中で第1の端末装置の画像、音声などの情報の代わりに、移転先の第2の端末装置の画像、音声などの情報を用いることで編集調整する編集調整部23で、編集多重して送ることで、自動的に画像の変更ができる。設定あるいは選択された通信宛先の端末装置の情報に変更して、あるいは、設定あるいは選択された通信宛先の端末装置の情報を追加で編集送信することにしてもよい(請求項6、24、25)。
また、従来の転送方法の技術では、転送することが目的であり、転送元の機器の電源が意図的でなくても切られると、転送先の宛先装置で通信、表示が得られないが、本発明のシステム、装置、方法では、第1の端末装置の電源を切っても、第2の端末装置で通信を保持することができる。
また、従来の転送方法の技術では、転送先での画像表示のために、送信元から、転送元が自らの表示だけではなく転送先の画像表示のための受信をしていることが必要となるが、本発明のシステム、装置、方法では、第1の端末装置には、第2の端末装置の画像表示のための処理が必要とされない。MCUあるいはサーバなどの通信装置側では、本来、各種機器の接続のために各種表示の機能を持つことが必要であり、MCUあるいはサーバなどの通信装置が直接第2の端末装置に対して通信すればよいので、第1の端末装置側に第2の端末装置に対しての表示のための処理が不要であり、装置が簡略化される。
次に、第2の実施例を、図1、図2、図3、図4、図7、図8、図9、図10を用いて説明する。この実施例は、グループウェアサーバとMCUを使っての多拠点接続のテレビ会議サービス提供がある、グループウェアサーバとMCUと第1の端末装置と第2の端末装置との間での通信システム、端末装置及び通信方法の例であり、機器が近傍あるときに機器の属性データを自動的に判定を行なって他の機器に通信を移転し、認証があり、近傍から離れたときの処理のあるものである。この実施例は、請求項1、3、4、6、8、10、11、13、16、17、19、21、22、24、25の例となる。
図1、図2、図3、図4は、実施例1の中で、先に説明したのでここでは説明を省略する。なお、本実施例では、入力部115は、第1の実施例とは異なり、要求元での操作によって他の機器に通信を移転する起動の操作の入力には用いない。
図9は本発明の一実施の形態による図1の携帯端末装置11、固定端末装置12の詳細を示した構成図であり、図9は第1の実施例の図5とよく似ている。
固定端末装置10は、例えば、会社内のテレビ会議室に置いてあるテレビ会議装置であり、テレビ会議端末装置である携帯端末装置11は携帯機器、テレビ会議端末である固定端末装置12は、例えば家庭に置いてある固定のテレビ会議端末である。端末装置10,11,12は、表示部113、スピーカ114、カメラ117、マイク118、入力部115、第1通信部116と第2通信部112とこれらを制御する制御部111とからなる。端末装置11,12は、制御部111内に、自機器の通信宛先である自通信宛先120、相手機器の通信宛先である相手通信宛先121、自表示部特性データ122、相手表示部特定データ123、自表示部特性データ122と相手表示部特定データ123を比較する比較部124、アプリケーション種類情報125(以下、アプリ種類情報125)、アプリケーション使用者特定情報126(以下、アプリ使用者特定情報126)、近傍フラグ127などを持っている。
自通信宛先120と自表示部特性データ122は、携帯端末装置11、固定端末装置12の各々の通信宛先と表示部特性データつまり解像度あるいは表示部の大きさを示すデータであり、第2通信部112は、携帯端末装置11と固定端末装置12間での通信を行ない、端末装置11、12が、各々相手から通信宛先情報を受け取ったものを相手通信宛先121に入れ、各々相手から表示部特性データを受け取ったものを相手表示部特性データ123に入れ、携帯端末装置11のアプリ種類情報125やアプリ使用者特定情報126を固定端末装置12に知らせ、固定端末装置12は、自分の中のアプリ種類情報125やアプリ使用者特定情報126に設定し、固定端末装置12内でアプリ種類情報125を元に該当アプリケーションを探し出して起動し、アプリ使用者特定情報126によって使用可能にする。
図2、図3、図4は、実施例1の中で、先に説明したのでここでは説明を省略する。なお、図4は、第1の実施例では、操作による経路変更であるが、本実施例では、自動的な判定による経路変更である。
図10は、要求元表示部の解像度と宛先表示部の解像度の比較を自動的に行なって他の機器に通信を移転するフローを示している。図10は、近傍にPCがあるかを判定する近傍判定処理もあり、この処理は、携帯端末装置11が固定端末装置12の近くにあるか、近くから離れたかを判定するための処理であり、一定時間ごとに処理される。
端末装置の電源を入力して立ち上がったときには、近傍フラグ127=0、すなわち、近傍にないことを意味する値である。
まず、最初に、第2通信部112として無線通信部を有するもので、近傍フラグ127の判定を行ない(S101)、近傍フラグ127が0、すなわち、近傍にないことを示す値のときはS102に行き、近傍フラグ127が1のときには、S114に行く(S101)。S102では、携帯端末装置11は、固定端末装置12の無線機器が発する無線信号の受信強度を図示していない指定値との判定を行ない(S102)、無線信号の受信強度が弱いときには終了し再びS101へ行き、無線信号が強いときには、S103に行く(S102)。近傍に固定端末装置12があるときには、認証チェックを行ない(S103)、認証でNGのときには終了し再びS101へ行き、認証がOKのときにはS106に行く(S103)。S106では、携帯端末装置11と固定端末装置12で各々自表示部特性データ122に記憶した自表示部特性データのやり取りを行ない、各々相手表示部特性データ123に設定し(S106)、自表示部特性データ122と相手表示部特性データ123を比較部124で比較し(S107)、自機器の表示部の解像度>=宛先表示部の解像度のときは終了しS101へ行き、自機器の表示部の解像度<宛先表示部の解像度のときにはS108に行く(S107)。
S108では、機器の移転をするための要求元であるかを判定し(S108)、要求元であるときにはS110へ行き、そうではないときには、S111に行く。S110は、要求元機器である場合であり、要求元機器である携帯端末装置11が移転先機器である固定端末装置12の自通信宛先情報120を受信し、携帯端末装置11の相手通信宛先情報121に設定し(S110)、編集要求部119でMCU2とグループウェアサーバ4と仲介機3とからなる通信装置部への宛先切替えあるいは宛先追加の要求を作成して第1通信部116から通信装置部へ送信し(S112)、近傍フラグ127を1に設定(S113)して終了し再びS101へ行く。S108で、要求元ではないときには、要求元機器である携帯端末装置11に対して移転先機器である固定端末装置12の自通信宛先情報120を送信し、携帯端末装置11の相手通信宛先情報121に設定し(S111)、 近傍フラグ127を1に設定して終了し再びS101へ行く(S113)。なお、このアドレスデータと表示部特性データのやり取りが図4の経路のBのところである。
次に、S114では、近傍フラグ127の判定を行ない(S101)、近傍フラグ127が1のときのケースであるが、携帯端末装置11は、固定端末装置12の無線機器が発する無線信号の受信強度を図示していない指定値との判定を行ない(S114)、無線信号の受信強度が強いときには終了し再びS101へ行き、無線信号が弱いときには、S120に行く(S114)。S120では、自表示部特性データ122と相手表示部特性データ123を比較部124で比較し(S120)、自機器の表示部の解像度>=宛先表示部の解像度のときは終了しS101へ行き、自機器の表示部の解像度<宛先表示部の解像度のときにはS121に行く(S120)。
S121では、機器の移転をするための要求元機器なのか、移転先機器なのかを判定し、要求元機器であるときにはS117へ行き、移転先機器であればS118へ行く(S121)。S117は要求元機器である場合であり、S110での処理で持っていたデータから、編集要求部119で通信装置部への宛先切替えあるいは宛先追加の要求を作成して第1通信部116から通信装置部へ送信し(S117)、近傍フラグ127を0に設定(S118)して終了し再びS101へ行く。S121で、移転先機器である、つまり、固定端末装置12であるときには、近傍フラグ127を0に設定して終了し再びS101へ行く(S118)。
以上で、携帯端末装置11と固定端末装置12の処理は説明できたが、MCU2とグループウェアサーバ4と仲介機3とからなる通信装置部の処理について、図7と図8を用いて説明する。第2の実施例での処理は変わらないが、依頼元の状態が異なるため、説明する。
図7は、本発明の一実施の形態による第1、第2の実施例のMCU2とグループウェアサーバ4と仲介機3とからなる通信装置部の概略処理フローを示す概略図である。
図10のS112の処理で、要求元元機器である場合であり、要求元機器である携帯端末装置11が移転先機器である固定端末装置12の自通信宛先情報120を受信し、携帯端末装置11の相手通信宛先情報121に設定し(S110)、編集要求部119でMCU2とグループウェアサーバ4と仲介機3とからなる通信装置部への宛先切替えあるいは宛先追加の要求を作成して第1通信部116から通信装置部へ送信した(S112)ときの通信装置部側での処理である。通信装置部は、携帯端末装置11からの宛先切替えあるいは宛先追加の依頼を要求受信部42で受信して設定部43で設定し、設定部43で設定したレコード411などの情報により、MCU2に対して接続先情報を変更あるいは追加する(S301)ことで、切替えしたあるいは追加した宛先を接続したテレビ会議端末装置の1つとして処理し、表示、音声データを送信する(S302)ことで、会議接続先を管理し、通信ができるようにしている。
これによって、固定端末装置12は、MCU2からの表示、音声データを受信し、処理し、機器を移って別の機器を使用しても、通信を保持し続けることができる。
図8は、本発明の一実施の形態による第1、第2の実施例のMCU2とグループウェアサーバ4と仲介機3とからなる通信装置部の概略処理フローを示す概略図である。
図10のS117の処理で、S110での処理で持っていたデータから、編集要求部119で通信装置部への宛先切替えあるいは宛先追加の要求を作成して第1通信部116から通信装置部へ送信した(S117)ときの通信装置部側での処理である。通信装置部は、携帯端末装置11からの宛先切替えあるいは宛先削除の依頼を要求受信部42で受信して設定部43で設定あるいは削除し、設定部43で設定あるいは削除したレコード411などの情報により、MCU2に対して接続先情報を変更する(S311)ことで、切替えした宛先を接続したテレビ会議端末装置の1つとして処理し、表示、音声データを送信、あるいは送信停止する(S312)ことで、会議接続先を管理し、通信ができるようにしている。
これによって、固定端末装置12は、MCU2からの表示、音声データがなくなり、処理を終了する。こうして戻しということでの処理ができ、戻しでの機器の移転で通信を保持し続けることができる。
以上が本発明による、グループウェアサーバとMCUを使っての多拠点接続のテレビ会議サービス提供がある、グループウェアサーバとMCUと第1の端末装置と第2の端末装置との間での通信システム、端末装置及び通信方法の一つの実施例であり、端末装置の属性データによる自動的な判定によって通信を他の機器に移転することができる。
上記例は、表示部の特性データの比較であったが、端末装置の表示部、入力部、CPU(中央演算装置)などいろいろな部位の属性による比較が可能であり、使いやすい方を選択して機器の移転をすることが可能である。たとえば、表示部では解像度や大きさなど、入力部では携帯電話の少ない数のキーでモード変換しながらの入力か、通常のPCのキーボードか、さらには、音声入力によって大半の入力を済ませるかなど、また、回線スピード、CPU能力、対応辞書やアプリケーションプログラムの対応能力なども比較として考えられる。
また、無線出力が一定であれば測定値で距離がわかるが、無線出力設定値情報をもらうことにより、設定値と測定値とから距離を求めることができ、両方の機器の距離が機器の移転に妥当なものであるかを判定することも可能である。
また、第1通信部と第2通信部が同じ部分からなっていてもよい。実質的に2つの相手の通信ができればよい。
また、上記の例では、MCU2上に判定部22と編集調整部23,グループウェアサーバ4上に要求受信部42と設定部43といった手段を設けたが、その組合せは、通信装置部の機器の間での機能の分担の仕方次第でどのように設けてもよい。また、上記例では、通信装置部としては、グループウェアサーバ、MCU、仲介機の3台であったが、これらを合わせた機能の1台の機器であってもよい。
また、上記実施例は、テレビ会議で通信装置部が1台の装置ではないときのものであったが、グループウェアサービスで、通信装置部としてはグループウェアサーバで、机上のPCと携帯端末装置とで通信を移転してサービスを使うものであってもよい。つまり、上記例は、テレビ会議での通信を携帯機器から固定機器に移転し、固定機器から携帯機器に戻しをするものであるが、固定機器から携帯機器への通信の移転があることから、同様に、グループウェアでの連絡先を携帯機器を主体にしておき、机上の固定機器の近くに行ったときにはその机上の機器の表示部を使い、入力部をその固定機器の入力部を使って入力し、その近傍から離れたら再び携帯機器に通信を移転させるものでもよい。
また、上記例は、第1の端末装置が通信装置部に対して切替えあるいは追加の要求をあげているが、通信の移転を受けたい側である第2の端末装置側からの通信の移転要求で、第2の端末装置側で第1の端末装置からアドレスデータを受信し、第2の端末装置から通信装置部に対して切替えあるいは追加の要求をあげるものであってもよい。要は、第1の端末装置と第2の端末装置間で通信宛先情報をどこかに集め、通信装置部に対して切替えまたは追加の要求をあげることである(請求項7、14)。
また、第1の端末装置と第2の端末装置間で、通信宛先とともに、アプリケーションの種類とアプリケーションの使用者特定情報をやり取りし、第2の端末装置でアプリケーションの種類を元に該当アプリケーションを探し出して起動し、使用者特定情報によって使用可能にするものでもよい(請求項5、12、18、23)。そうすることで、第1の端末装置で使っていたアプリケーションが、第2の端末装置で個々に起動してまわる必要がなくて起動され、使用者特定情報によって使用可能になり、余分な操作で中断されることなく同一機器を継続して使っているがごとく機器を使用することができる。
また、ここで、通信の移転といった機能があっても、通常のMCUでは、移転元の音声、画像が他拠点に対して多重編集部で多重編集して流していると、移転元は、音声、画像について使わなくなるので、意味のある画像、音声が出なくなってしまう。移転先を画面表示に追加するなどの操作での指定が必要となる。
この点について、本発明の通信装置部の機能(請求項6、24、25)を用いると、他拠点に対しての通信情報の中で前記第1の端末装置の画像、音声などの情報を使っているかを判定する判定部22で判定し、他拠点に対しての通信情報の中で第1の端末装置の画像、音声などの情報の代わりに、移転先の第2の端末装置の画像、音声などの情報を用いることで編集調整する編集調整部23で、編集多重して送ることで、自動的に画像の変更ができる。設定あるいは選択された通信宛先の端末装置の情報に変更して、あるいは、設定あるいは選択された通信宛先の端末装置の情報を追加で編集送信することにしてもよい(請求項6、24、25)。
また、従来の転送方法の技術では、転送することが目的であり、転送元の機器の電源が意図的でなくても切られると、転送先の宛先装置で通信、表示が得られないが、本発明のシステム、装置、方法では、第1の端末装置の電源を切っても、第2の端末装置で通信を保持することができる。
また、従来の転送方法の技術では、転送先での画像表示のために、送信元から、転送元が自らの表示だけではなく転送先の画像表示のための受信をしていることが必要となるが、本発明のシステム、装置、方法では、第1の端末装置には、第2の端末装置の画像表示のための処理が必要とされない。MCUあるいはサーバなどの通信装置側では、本来、各種機器の接続のために各種表示の機能を持つことが必要であり、MCUあるいはサーバなどの通信装置が直接第2の端末装置に対して通信すればよいので、第1の端末装置側に第2の端末装置に対しての表示のための処理が不要であり、装置が簡略化される。
本発明の一実施の形態による第1の実施例の概略構成図である。 本発明の一実施の形態による第1、第2の実施例のMCU、グループウェアサーバの概略を示した図である。 本発明の一実施の形態による第1、第2の実施例の図1による通信経路の概略を示した図である。 本発明の一実施の形態による第1、第2の実施例の図1による通信経路の概略を示した図である。 本発明の一実施の形態による図1の携帯端末装置11、固定端末装置12の詳細を示した図である。 本発明の一実施の形態による第1の実施例の第1、第2の端末装置の概略処理フローを示す概略図である。 本発明の一実施の形態による第1、第2の実施例のグループウェアサーバとMCUの概略処理フローを示す概略図である。 本発明の一実施の形態による第1、第2の実施例のグループウェアサーバとMCUの概略処理フローを示す概略図である。 本発明の一実施の形態による第2の実施例の概略構成図である。 本発明の一実施の形態による第2の実施例の第1、第2の端末装置の概略処理フローを示す概略図である。 従来のテレビ会議システムの概略を示す概略構成図である。 従来のテレビ会議システムの端末装置の構成例を示した概略構成図である。 従来のテレビ会議システムのMCUの構成例を示した概略構成図である。
符号の説明
1 IP網
2 MCU
3 仲介機
4 グループウェアサーバ
5 3G−324Mゲートウェイ
6 3G−324M網
10 固定端末装置
11 携帯端末装置
12 固定端末装置
22 判定部
23 編集調整部
42 要求受信部
43 設定部
111 制御部
112 第2通信部
113 表示部
114 スピーカ
115 入力部
116 第1通信部
117 カメラ
118 マイク
119 編集要求部
120 自通信宛先
121 相手通信宛先
122 自表示特性データ
123 相手表示特性データ
124 比較部
125 アプリケーション種類情報
126 アプリケーション使用者特定情報
127 近傍フラグ
211 会議ID
2121、212N 接続先情報
4111 名前
4112 使用者特定情報
4113 アドレス

Claims (25)

  1. テレビ会議システムのMCUのように端末間通信の制御を行なうものやアプリケーションサービスを提供しているサーバのような、通信あるいはサービスを利用している複数の端末を通信宛先で管理し通信している1台または複数の機器からなる通信装置部と、前記通信装置部が提供する通信あるいはサービスを前記通信宛先で受信して通信する第1の端末装置と第2の端末装置とを有する通信システムであって、
    前記第1の端末装置と前記第2の端末装置は、お互いに有線あるいは無線の通信をする通信手段を有し、
    前記第1の端末装置または前記第2の端末装置は、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは設定してある通信宛先から選択する要求を編集し前記通信装置部に対して要求を行なう編集要求手段を有し、
    前記通信装置部は、前記第1の端末装置または前記第2の端末装置からの前記編集要求手段による前記要求を受信する要求受信手段と、前記第1の端末装置または前記第2の端末装置からの前記編集要求手段による前記要求によって通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の前記通信宛先を設定するあるいは設定してある通信宛先から選択する設定手段とを有し、
    前記通信装置部は、前記第1の端末装置の前記通信アドレスを設定あるいは選択し、
    前記第1の端末装置が前記通信装置部と通信しているあるいは前記通信装置部経由で通信しているときに、
    前記第1の端末装置と前記第2の端末装置は前記通信手段により互いに相手を検知して、前記第2の端末装置が前記通信手段で送信した前記第2の端末装置の前記通信宛先を前記第1の端末装置が受信し、あるいは前記第1の端末装置が前記通信手段で送信した前記第1の端末装置の前記通信宛先を前記第2の端末装置が受信し、
    前記第1の端末装置または前記第2の端末装置は、前記編集要求手段によって、前記通信装置部に対して前記第2の端末装置の前記通信宛先を設定するあるいは選択する前記要求を行ない、
    前記通信装置部は、前記第1の端末装置または前記第2の端末装置の前記編集要求手段による前記要求を前記要求受信手段で受信して、前記設定手段によって前記第2の端末装置の前記通信宛先を設定するあるいは選択する、かつ、設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置に対して通信を行ない、
    前記通信宛先の前記第2の端末装置は、前記通信装置部からの通信を受信し、通信することを特徴とする通信システム。
  2. 請求項1の通信システムであって、
    前記第1の端末装置あるいは前記第2の端末装置は、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは選択することを指示する入力手段を有し、
    前記第1の端末装置あるいは前記第2の端末装置で、前記入力手段によって、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは選択する指示の入力があったとき、
    請求項1のように処理することを特徴とする通信システム。
  3. 請求項1の通信システムであって、
    前記第1の端末装置と前記第2の端末装置は、前記通信手段によって端末装置の表示部、入力部、CPUなどの特性データのやり取りを行ない、前記特性データを比較する比較手段を有し、
    前記第1の端末装置と前記第2の端末装置は前記通信手段により互いに相手を検知したとき、
    前記第1の端末装置と前記第2の端末装置は、前記通信手段によって前記特性データをやり取りし、
    前記第1の端末装置または前記第2の端末装置の前記比較手段で、前記第1の端末装置の前記特性データと第2の端末装置の前記特性データとを比較し、前記第2の端末装置の能力が上であることを意味するときに、
    請求項1のように処理することを特徴とする通信システム。
  4. 請求項1から請求項3の通信システムであって、
    前記通信手段は、無線通信手段であり、前記無線通信手段の電波強度が指定値以上のとき、
    請求項1から請求項3のように処理することを特徴とする通信システム。
  5. 請求項1から請求項4の通信システムであって、
    前記第1の端末装置と前記第2の端末装置間で、前記通信宛先とともに、アプリケーションの種類と前記アプリケーションの使用者特定情報をやり取りし、前記第2の端末装置で前記アプリケーションの種類を元に該当アプリケーションを探し出して起動し、前記使用者特定情報によって使用可能にすることを特徴とする、請求項1から請求項4の通信システム。
  6. 請求項1から請求項5の通信システムであって、
    前記通信装置部は、他拠点に対しての通信情報の中で前記第1の端末装置の画像、音声などの情報を使っているかを判定する判定部と、
    他拠点に対しての通信情報の中で前記第1の端末装置の画像、音声などの情報を使っているときに、前記設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置の情報に変更して、あるいは、前記設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置の情報を追加で送信する編集調整部を有し、
    前記第1の端末装置が前記通信装置部と通信しているあるいは前記通信装置部経由で通信しているときに、前記通信装置部は前記通信宛先として前記第1の端末装置の前記通信宛先を設定し、
    前記通信装置部は、前記要求受信手段で受信した前記要求があったとき、
    前記判定部での判定で、他拠点に対しての通信情報の中で前記第1の端末装置の画像、音声などの情報を使っているときに、前記編集調整部によって前記設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置の情報に変更して、あるいは、前記設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置の情報を追加で送信することを特徴とする通信システム。
  7. テレビ会議システムのMCUのように端末間通信の制御を行なうものやアプリケーションサービスを提供しているサーバのような、通信あるいはサービスを利用している複数の端末を通信宛先で管理し通信している1台または複数の機器からなる通信装置部と通信し、前記通信装置部が提供する通信あるいはサービスを通信宛先で受信して通信する第1の端末装置と第2の端末装置のうちの第1の端末装置であって、
    前記第1の端末装置は、前記第2の端末装置と有線あるいは無線の通信をする通信手段を有し、
    前記通信装置部は、前記第1の端末装置の前記通信アドレスを設定あるいは選択し、
    前記第1の端末装置が前記通信装置部と通信しているあるいは前記通信装置部経由で通信しているときに、
    前記第1の端末装置は前記通信手段により前記第2の端末装置があることを検知して前記第2の端末装置に前記第1の端末装置の前記通信宛先を送信することを特徴とする第1の端末装置。
  8. テレビ会議システムのMCUのように端末間通信の制御を行なうものやアプリケーションサービスを提供しているサーバのような、通信あるいはサービスを利用している複数の端末を通信宛先で管理し通信している1台または複数の機器からなる通信装置部と通信し、前記通信装置部が提供する通信あるいはサービスを通信宛先で受信して通信する第1の端末装置と第2の端末装置のうちの第1の端末装置であって、
    前記第1の端末装置は、前記第2の端末装置と有線あるいは無線の通信をする通信手段を有し、
    前記第1の端末装置は、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは設定してある通信宛先から選択する要求を編集し前記通信装置部に対して要求を行なう編集要求手段を有し、
    前記通信装置部は、前記第1の端末装置の前記通信アドレスを設定あるいは選択し、
    前記第1の端末装置が前記通信装置部と通信しているあるいは前記通信装置部経由で通信しているときに、
    前記第1の端末装置は前記通信手段により前記第2の端末装置があることを検知して、前記第2の端末装置が前記通信手段で送信した前記第2の端末装置の前記通信宛先を受信し、前記第1の端末装置は、前記編集要求手段によって、前記通信装置部に対して前記第2の端末装置の前記通信宛先を設定するあるいは選択する前記要求を行なうことを特徴とする第1の端末装置。
  9. 請求項7または請求項8の第1の端末装置であって、
    前記第1の端末装置は、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは選択することを指示する入力手段を有し、
    前記第1の端末装置で、前記入力手段によって、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは選択する指示の入力があったとき、
    請求項7または請求項8のように処理することを特徴とする第1の端末装置。
  10. 請求項7から請求項9の第1の端末装置であって、
    前記第1の端末装置は、前記通信手段によって端末装置の表示部、入力部、CPUなどの特性データのやり取りを行ない、前記特性データを比較する比較手段を有し、
    前記第1の端末装置は前記通信手段により前記第2の端末装置があることを検知したとき、
    前記第1の端末装置は、前記第2の端末装置と、前記通信手段によって前記特性データをやり取りし、
    前記第1の端末装置の前記比較手段で、前記第1の端末装置の前記特性データと第2の端末装置の前記特性データとを比較し、前記第2の端末装置の能力が上であることを意味するときに、
    請求項7から請求項9のように処理することを特徴とする第1の端末装置。
  11. 請求項7から請求項10の第1の端末装置であって、
    前記通信手段は、無線通信手段であり、前記無線通信手段の電波強度が指定値以上のとき、
    請求項7から請求項10のように処理することを特徴とする第1の端末装置。
  12. 請求項7から請求項11の第1の端末装置であって、
    前記第1の端末装置と前記第2の端末装置間で、前記通信宛先とともに、アプリケーションの種類と前記アプリケーションの使用者特定情報をやり取りすることを特徴とする、請求項7から請求項11の第1の端末装置。
  13. テレビ会議システムのMCUのように端末間通信の制御を行なうものやアプリケーションサービスを提供しているサーバのような、通信あるいはサービスを利用している複数の端末を通信宛先で管理し通信している1台または複数の機器からなる通信装置部と通信し、前記通信装置部が提供する通信あるいはサービスを通信宛先で受信して通信する第1の端末装置と第2の端末装置のうちの第2の端末装置であって、
    前記端末装置の通信宛先を管理し、前記通信宛先で第1の端末装置および第2の端末装置と通信するMCUあるいはサーバなどの通信装置と通信を行ない、
    前記第2の端末装置は、前記第1の端末装置と有線あるいは無線の通信をする通信手段を有し、
    前記第2の端末装置が前記通信手段により前記第1の端末装置を検知して、前記第2の端末装置は前記通信宛先を前記通信手段で送信し、
    前記通信宛先の前記第2の端末装置は、前記通信装置部からの通信を受信し、処理することを特徴とする第2の端末装置。
  14. テレビ会議システムのMCUのように端末間通信の制御を行なうものやアプリケーションサービスを提供しているサーバのような、通信あるいはサービスを利用している複数の端末を通信宛先で管理し通信している1台または複数の機器からなる通信装置部と通信し、前記通信装置部が提供する通信あるいはサービスを通信宛先で受信して通信する第1の端末装置と第2の端末装置のうちの第2の端末装置であって、
    前記第2の端末装置は、前記第1の端末装置と有線あるいは無線の通信をする通信手段を有し、
    前記第2の端末装置は、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは設定してある通信宛先から選択する要求を編集し前記通信装置部に対して要求を行なう編集要求手段を有し、
    前記第2の端末装置が前記通信手段により前記第1の端末装置を検知して、前記第2の端末装置は前記通信宛先を前記通信手段で送信し、
    前記第2の端末装置は、前記編集要求手段によって、前記通信装置部に対して前記第2の端末装置の前記通信宛先を設定するあるいは選択する前記要求を行ない、
    前記通信装置部は、前記第2の端末装置の前記編集要求手段による前記要求を前記要求受信手段で受信して、前記設定手段によって前記第2の端末装置の前記通信宛先を設定するあるいは選択する、かつ、設定あるいは選択された前記通信宛先の前記第2の端末装置に対して通信を行ない、
    前記通信宛先の前記第2の端末装置は、前記通信装置部からの通信を受信し、通信することを特徴とする第2の端末装置。
  15. 請求項13または請求項14の端末装置であって、
    前記第2の端末装置は、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは選択することを指示する入力手段を有し、
    前記第2の端末装置で、前記入力手段によって切替え追加手段にて、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは選択する指示の入力があったとき、
    請求項13または請求項14のように処理することを特徴とする第2の端末装置。
  16. 請求項13から請求項15の端末装置であって、
    前記第2の端末装置は、前記通信手段によって端末装置の表示部、入力部、CPUなどの特性データのやり取りを行ない、前記特性データを比較する比較手段を有し、
    前記第2の端末装置は前記通信手段により前記第1の端末装置があることを検知したとき、
    前記第2の端末装置は、前記第1の端末装置と、前記通信手段によって前記特性データをやり取りし、
    前記第2の端末装置の前記比較手段で、前記第1の端末装置の前記特性データと第2の端末装置の前記特性データとを比較し、前記第2の端末装置の能力が上であることを意味するときに、
    請求項13から請求項15のように処理することを特徴とする第2の端末装置。
  17. 請求項13から請求項16の端末装置であって、
    前記通信手段は、無線通信手段であり、前記無線通信手段の電波強度が指定値以上のとき、
    請求項13から請求項16のように処理することを特徴とする第2の端末装置。
  18. 請求項13から請求項17の第2の端末装置であって、
    前記第1の端末装置と前記第2の端末装置間で、前記通信宛先とともに、アプリケーションの種類と前記アプリケーションの使用者特定情報をやり取りし、
    前記第2の端末装置で前記アプリケーションの種類を元に該当アプリケーションを探し出して起動し、前記使用者特定情報によって使用可能にすることを特徴とする、請求項13から請求項17の第2の端末装置。
  19. テレビ会議システムのMCUのように端末間通信の制御を行なうものやアプリケーションサービスを提供しているサーバのような、通信あるいはサービスを利用している複数の端末を通信宛先で管理し通信している1台または複数の機器からなる通信装置部と、前記通信装置部が提供する通信あるいはサービスを通信宛先で受信して通信する第1の端末装置と第2の端末装置とを有する通信方法であって、
    前記通信装置部が提供する通信あるいはサービスを通信宛先で受信して通信する複数の端末があり、
    前記端末で通信中あるいはサービス使用中に、第2の端末との間でお互いに相手を検知する工程、
    前記端末あるいは前記第2の端末が有している前記通信宛先を送受信する工程、
    前記端末あるいは前記第2の端末が受信した前記通信宛先を前記通信装置部に送出する工程、
    前記通信装置部の通信あるいはサービス提供先を管理する通信宛先の切替えあるいは追加あるいは設定してある通信宛先から選択する処理をする工程、
    前記切替えあるいは追加あるいは設定してある通信宛先から選択する処理をする工程で切替えあるいは追加あるいは設定してある通信宛先から選択する処理された通信宛先に通信する工程、
    前記切替えあるいは追加あるいは設定してある通信宛先から選択する処理された通信宛先に通信された通信あるいはサービスを前記第2の端末で受信し、
    表示、音声出力する工程からなる、通信あるいはサービスを端末間で移転する通信方法。
  20. 請求項19の通信方法であって、
    前記第1の端末装置あるいは前記第2の端末装置は、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは選択することを指示の入力をする工程と、
    前記工程によって、請求項19のように処理する工程からなることを特徴とする通信あるいはサービスを端末間で移転する通信方法。
  21. 請求項19の通信方法であって、
    前記第1の端末装置と前記第2の端末装置が、お互いに相手を検知する工程、
    前記第1の端末装置と前記第2の端末装置が、お互いの端末装置の表示部、入力部、CPUなどの特性データのやり取りを行なう工程、
    前記特性データを比較する工程、
    前記第1の端末装置または前記第2の端末装置の前記比較工程で、前記第2の端末装置の能力が上であることを意味するときに、
    請求項19のように処理する工程からなることを特徴とする通信方法。
  22. 請求項19から請求項21の通信方法であって、
    前記第1の端末装置と前記第2の端末装置間の通信は、無線通信であり、前記無線通信の電波強度が指定値以上かを判定する工程、
    請求項19から請求項21のように処理する工程からなることを特徴とする通信方法。
  23. 請求項19から請求項22の通信方法であって、
    前記第1の端末装置と前記第2の端末装置間で、前記通信宛先とともに、アプリケーションの種類と前記アプリケーションの使用者特定情報をやり取りする工程、
    前記第2の端末装置で前記アプリケーションの種類を元に該当アプリケーションを探し出して起動する工程、前記使用者特定情報によって使用可能にする工程からなることを特徴とする、請求項19から請求項22の通信方法。
  24. 請求項19から請求項23の通信方法であって、
    前記要求受信手段で受信した前記要求があったとき、
    他拠点に対しての通信情報の中で前記第1の端末装置の画像、音声などの情報を使っているかを判定する工程、
    前記判定する工程で、他拠点に対しての通信情報の中で前記第1の端末装置の画像、音声などの情報を使っているときに、前記設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置の情報に変更して、あるいは、前記設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置の情報を追加で送信する工程からなることを特徴とする通信方法。
  25. テレビ会議システムのMCUのように端末間通信の制御を行なうものやアプリケーションサービスを提供しているサーバのような、通信あるいはサービスを利用している複数の端末を通信宛先で管理し通信している1台または複数の機器からなる通信装置部であって、
    前記通信装置部が提供する通信あるいはサービスを前記通信宛先で受信して通信する第1の端末装置と第2の端末装置と通信する通信手段と、他拠点に対しての通信情報の中で前記第1の端末装置の画像、音声などの情報を使っているかを判定する判定部と、
    他拠点に対しての通信情報の中で前記第1の端末装置の画像、音声などの情報を使っているときに、前記設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置の情報に変更して、あるいは、前記設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置の情報を追加で送信する編集調整部を有し、
    前記通信装置部は、前記第1の端末装置の前記通信情報を設定あるいは選択して前記第1の端末装置と前記通信手段で通信しているときに、
    前記第1の端末装置または前記第2の端末装置から、通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の通信宛先を設定するあるいは設定してある通信宛先から選択する要求を前記通信装置部に対して行なったときに、前記通信装置部は、前記要求を受信する要求受信手段によって前記要求を受信し、前記要求によって通信を前記第1の端末装置から前記第2の端末装置に切替えるためにあるいは前記第2の端末装置を追加で通信するために前記第2の端末装置の前記通信宛先を設定するあるいは設定してある通信宛先から選択する設定手段で設定し、前記設定手段によって前記第2の端末装置の前記通信宛先を設定するあるいは選択する、かつ、設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置に対して前記通信手段で通信を行なうとともに、
    前記判定部での判定で、他拠点に対しての通信情報の中で前記第1の端末装置の画像、音声などの情報を使っているときに、前記編集調整部によって前記設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置の情報に変更して、あるいは、前記設定あるいは選択された前記通信宛先の端末装置の情報を追加で送信することを特徴とする通信装置部。
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