JP2005341202A - 携帯端末装置、通信切換プログラム、通信切換方法、及びテレビ会議システム - Google Patents
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Abstract
【課題】テレビ会議出席者の移動範囲を広げ、自由度の高い出席を可能とするテレビ会議システム、及びそのようなテレビ会議システムに利用する携帯端末装置を提供する。
【解決手段】テレビ会議本体装置102、202は、ネットワーク110を介して接続され、映像信号と音声信号を相互に送受信することにより、双方向型のテレビ会議を実現する。テレビ会議の参加者が携帯する携帯端末装置101は、テレビ会議本体装置102と通信する端末である。携帯端末装置101は、近距離無線通信にてテレビ会議本体装置102と通信可能な場合は、近距離無線通信にてテレビ会議本体装置102との通信を行い、近距離無線通信での通信が不可能な場合は、セルラー無線通信にてセルラー無線基地局103を介してテレビ会議本体装置102との通信を試みる。
【選択図】図1
【解決手段】テレビ会議本体装置102、202は、ネットワーク110を介して接続され、映像信号と音声信号を相互に送受信することにより、双方向型のテレビ会議を実現する。テレビ会議の参加者が携帯する携帯端末装置101は、テレビ会議本体装置102と通信する端末である。携帯端末装置101は、近距離無線通信にてテレビ会議本体装置102と通信可能な場合は、近距離無線通信にてテレビ会議本体装置102との通信を行い、近距離無線通信での通信が不可能な場合は、セルラー無線通信にてセルラー無線基地局103を介してテレビ会議本体装置102との通信を試みる。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯端末装置、通信切換プログラム、通信切換方法、及びテレビ会議システムに関する。
これまで、テレビ会議システムは、固定型のテレビ会議本体装置にテレビカメラや表示用モニタが付随していたので、テレビ会議本体装置を設置され、テレビカメラが向いているところに出席者が集まらなければならなかった。
この問題を解決する方法として、携帯型無線テレビ会議用端末を導入し、出席者が集まる範囲の制限を緩和する方法が特許文献1に記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載された携帯端末装置では、移動範囲がテレビ会議本体装置との無線通信において電波が届く範囲に限定されていた。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、テレビ会議出席者の移動範囲を広げ、自由度の高い出席を可能とするテレビ会議システム、及びそのようなテレビ会議システムに利用する携帯端末装置、通信切換方法、通信切換プログラムを提供することを目的とする。
本発明の携帯端末装置は、通信回線を介して複数のテレビ会議本体装置間で双方向型のテレビ会議を実現するテレビ会議システムに用いる携帯端末装置であって、前記テレビ会議本体装置との間で近距離無線通信を行うための近距離無線通信手段と、セルラー無線通信を行うためのセルラー無線通信手段と、前記近距離無線通信と前記セルラー無線通信のいずれの通信を行うかを判断する通信判断手段と、前記近距離無線通信手段または前記セルラー無線通信手段により受信した映像信号と音声信号を含む受信信号から受信映像信号と受信音声信号を抽出する信号分離手段と、前記受信映像信号に基づく映像を表示する映像表示手段と、前記受信音声信号に基づく音声を再生する音声再生手段と、映像信号を得るための映像撮影手段と、音声信号を得るための音声入力手段と、前記映像撮影手段により得られた映像信号と前記音声入力手段により得られた音声信号を前記テレビ会議本体装置へ送信するための信号に変換する信号多重手段とを備え、前記通信判断手段は、前記近距離無線通信にて前記テレビ会議本体装置と通信可能な場合は、前記近距離無線通信にて前記テレビ会議本体装置との通信を行い、前記近距離無線通信での通信が不可能な場合は、前記セルラー無線通信にて前記テレビ会議本体装置との通信を試みるものである。
したがって、本発明によれば、携帯端末装置とテレビ会議本体装置とが近距離無線通信にて通信可能な場合は、近距離無線通信にて携帯端末装置とテレビ会議本体装置との通信を行い、近距離無線通信での通信が不可能な場合は、セルラー無線通信にて携帯端末装置とテレビ会議本体装置との通信を試みるので、携帯端末装置を利用するテレビ会議出席者の移動範囲を広げることができ、自由度の高いテレビ会議出席が可能となる。
本発明の携帯端末装置は、前記近距離無線通信を行う場合は、前記近距離無線通信手段による前記受信信号の受信が停止可能であるものを含む。
したがって、本発明によれば、近距離無線通信を行う場合は、前記近距離無線通信手段の受信を停止することができ、低消費電力化を図ることができる。
本発明の携帯端末装置は、前記近距離無線通信での通信が不可能な場合は、前記近距離無線通信での通信が不可能であることを利用者に通知し、利用者の指示を待って前記セルラー無線通信にて前記テレビ会議本体装置との通信を試みるものを含む。
したがって、本発明によれば、前記セルラー無線通信にてテレビ会議本体装置との通信を試みることを利用者が選択可能となり、意図的に近距離無線通信が不可能な場所へ移動したときに不要なセルラー無線通信での接続を避けることができる。
本発明の通信切換プログラムは、上記した携帯端末装置をコンピュータを含んで構成する際の通信切換プログラムであって、前記コンピュータを、前記近距離無線通信と前記セルラー無線通信のいずれの通信を行うかを判断する通信判断手段と、前記近距離無線通信手段または前記セルラー無線通信手段により受信した映像信号と音声信号を含む受信信号から受信映像信号と受信音声信号を抽出する信号分離手段と、前記映像撮影手段により得られた映像信号と前記音声入力手段により得られた音声信号を前記テレビ会議本体装置へ送信する信号を得るための信号多重手段として機能させるためのプログラムである。
したがって、本発明によれば、携帯端末装置を利用するテレビ会議出席者の移動範囲を広げることができ、自由度の高いテレビ会議出席が可能となる。
本発明の通信切換方法は、通信回線を介して複数のテレビ会議本体装置間で双方向型のテレビ会議を実現するテレビ会議システムに用いる携帯端末装置における通信切換方法であって、前記携帯端末装置は、近距離無線通信またはセルラー無線通信にて前記テレビ会議本体装置との間で通信可能であり、前記近距離無線通信が可能であることを判断するステップと、前記近距離無線通信での通信が不可能な場合は、前記セルラー無線通信にてテレビ会議本体装置との通信を試みるステップとを備えるものである。
したがって、本発明によれば、携帯端末装置を利用するテレビ会議出席者の移動範囲を広げることができ、自由度の高いテレビ会議出席が可能となる。
本発明のテレビ会議システムは、上記した携帯端末装置と、通信回線を介して接続された複数のテレビ会議本体装置とを含み、前記テレビ会議本体装置間で双方向型のテレビ会議を実現するものである。
したがって、本発明によれば、テレビ会議出席者の移動範囲を広げ、自由度の高い出席を可能とするテレビ会議システムを提供することができる。
本発明のテレビ会議システムは、前記テレビ会議本体装置が、前記携帯端末装置からセルラー無線通信での接続を要求されたときにセルラー無線通信での送信を行うものを含む。
したがって、本発明によれば、前記テレビ会議本体装置が、前記携帯端末装置からセルラー無線通信での接続を要求されたときにセルラー無線通信での送信を行うので、不要なセルラー無線通信での接続を避けることができる。
本発明の携帯端末装置、通信切換プログラム、通信切換方法、及びテレビ会議システムは、テレビ会議出席者の移動範囲を広げ、自由度の高い会議出席が可能となる。
図1に、本発明の実施の形態のテレビ会議システムの概略構成を示す。
図1において、テレビ会議本体装置102、202は、ネットワーク110を介して接続され、映像信号と音声信号を相互に送受信することにより、双方向型のテレビ会議を実現するものである。図1では、2台のテレビ会議本体装置102、202が設けられているが、3台以上のテレビ会議本体装置を設けてもよい。テレビ会議本体装置102、202は、特許文献1に記載されたものと同様、ネットワークとの通信手段、映像撮影装置、マイクロホン、表示用モニタ、スピーカ、携帯端末装置101との間で近距離無線通信を行う近距離無線通信手段(いずれも図示せず)を含む。また、テレビ会議本体装置102、202は、ネットワーク110に接続されたセルラー無線基地局103を介してセルラー無線通信が可能である。
なお、全てのテレビ会議参加者が後述する携帯端末装置を所持する場合、テレビ会議本体装置102、202は、映像撮影装置、マイクロホンを省略することができる。さらに、後述するようにテレビ会議本体装置102、202から常に会議の映像及び音声が携帯端末装置101に送信される場合には、表示用モニタ、スピーカも省略可能である。
携帯端末装置101は、テレビ会議の参加者が携帯するものであり、テレビ会議本体装置102と通信する端末である。携帯端末装置101は、近距離無線通信にてテレビ会議本体装置102と通信可能な場合は、近距離無線通信にてテレビ会議本体装置102との通信を行い、近距離無線通信での通信が不可能な場合は、セルラー無線通信にてセルラー無線基地局103を介してテレビ会議本体装置102との通信を試みる。なお、図1では、1台の携帯端末装置101のみを記載し、テレビ会議本体装置102と通信を行う他の端末装置、及びテレビ会議本体装置202と通信を行う端末装置は省略してある。
携帯端末装置101は、近距離無線通信手段1、セルラー無線通信手段2、通信判断手段3、信号分離手段4、映像表示手段5、音声再生手段6、映像撮影手段7、音声入力手段8、信号多重手段9を含んで構成される。
近距離無線通信手段1は、テレビ会議本体装置102との間でIrDA、Bluetooth、無線LAN等の近距離無線通信による無線通信を行うものであり、セルラー無線通信手段2は、セルラー無線通信を行うもので、テレビ会議本体装置102との間でセルラー無線通信が可能である。
通信判断手段3は、近距離無線通信手段1による近距離無線通信を行うか、セルラー無線通信手段2によりセルラー無線通信を行うかを判断するものであり、近距離無線通信にてテレビ会議本体装置102と通信可能な場合は、近距離無線通信にてテレビ会議本体装置102との通信を行い、近距離無線通信での通信が不可能な場合は、セルラー無線通信にてテレビ会議本体装置102との通信を試みるものである。そして、携帯端末装置101がセルラー無線通信のサービスを受けられる状態であれば、セルラー無線通信手段2を用いて携帯端末装置101がセルラー無線基地局103を介してテレビ会議本体装置102へ発呼し、テレビ会議本体装置102と接続する。なお、セルラー無線通信による接続は、自動的に行ってもよいし、携帯端末装置101の利用者に近距離無線通信による接続が不可能と判断したことを通知し、セルラー無線通信による接続を試みることを利用者に選択させてもよい。
信号分離手段4は、近距離無線通信手段1またはセルラー無線通信手段2により受信した映像信号と音声信号を含む受信信号から受信映像信号と受信音声信号を抽出するものである。抽出された受信映像信号に基づく映像は、映像表示手段5で表示され、抽出された受信音声信号に基づく音声は、音声再生手段6で再生される。
映像撮影手段7は、映像信号を得るためのもので、テレビ会議出席時には出席者の映像を撮影する。また、音声入力手段8は、音声信号を得るためのもので、テレビ会議出席時には出席者の音声を取得する。映像撮影手段7は、例えばカメラであり、音声入力手段8は、例えばマイクロホンである。信号多重手段9は、映像撮影手段7により得られた映像信号と音声入力手段8により得られた音声信号を、テレビ会議本体装置102へ送信する信号に変換するものである。
なお、携帯端末装置101が備える通信判断手段3、信号分離手段4、信号多重手段9は、所定のプログラムを実行するプロセッサ(図示せず)によって実現することができる。また。携帯端末装置101としては、近距離無線通信が可能なカメラ付き携帯電話装置が利用できる。その場合、携帯電話装置に内蔵するプロセッサに上記したようなプログラムを実行させる。
図1に示すテレビ会議システムを利用してテレビ会議を行う場合、テレビ会議本体装置102とテレビ会議本体装置202は、ネットワーク110を介して相互に通信を行うとともに、それぞれ携帯端末装置101と近距離無線通信またはセルラー無線通信を利用して通信を行う。その場合、携帯端末装置101からテレビ会議本体装置102に、携帯端末装置101で取得した映像信号と音声信号が送信され、テレビ会議システム102から携帯端末装置101に、テレビ会議本体装置202からの情報を主体とする会議の映像信号と音声信号が送信される。
テレビ会議本体装置102は、会議の映像信号と音声信号を近距離無線通信に適合した信号に変換して近距離無線通信により携帯端末装置101に送信する。このとき、いずれかの携帯端末装置101とセルラー無線通信により接続している場合には、会議の映像信号と音声信号をセルラー無線通信に適合した信号に変換してセルラー無線通信により送信する。なお、テレビ会議本体装置102、202が表示用モニタ、スピーカ(図示せず)を備える場合、テレビ会議本体装置102からの近距離無線通信による映像信号と音声信号の送信を省略してもよい。
携帯端末装置101は、テレビ会議本体装置102からの映像信号と音声信号を含む受信信号、近距離無線通信手段1またはセルラー無線通信手段2により受信する。そして、受信した信号から信号分離手段4にて受信映像信号と受信音声信号を抽出し、受信映像信号に基づく映像を映像表示手段5により表示し、受信音声信号に基づく音声を音声再生手段6により再生する。
なお、この場合、近距離無線通信手段の受信は、利用者の指示により停止可能であってもよい。テレビ会議本体装置102に表示用モニタ、スピーカが接続されている場合、表示用モニタが会議映像を表示し、スピーカから会議音声が再生されるので、近距離無線通信手段の受信を停止しても、不都合はない。近距離無線通信手段の受信を停止することにより、携帯端末装置の処理負担を軽減し、電力消費量を減少させることができる。近距離無線通信手段の受信を停止にした場合には、携帯端末装置101の映像表示手段5と音声再生手段6を停止してもよいが、映像表示手段5の画面に固定的な画像やスクリーンセーバーやデモンストレーションのような動画像を表示してもよい。
テレビ会議の参加者の映像信号及び音声信号は、各参加者が所持する携帯端末装置101からテレビ会議本体装置202へ送信される。参加者の映像信号は映像撮影手段7により、音声信号は音声入力手段8により得られ、それぞれの信号はテレビ会議本体装置102へ送信する信号になるように信号多重手段9により多重化され、近距離無線通信手段またはセルラー無線通信手段によりテレビ会議本体装置102へ送信される。テレビ会議本体装置102は、携帯端末装置101からの信号に、必要に応じて他の参加者からの信号を多重して、テレビ会議本体装置202へ送信する。
携帯端末装置101とテレビ会議本体装置102との間の通信は、近距離無線通信による接続が可能な場合、近距離無線通信手段1を用いて行い、近距離無線通信が不可能な場合は、セルラー無線通信2を用いておこなう。
次に、図1のテレビ会議システムを用いてテレビ会議を行う場合の動作の概要について説明する。図2に、テレビ会議に参加する前に携帯端末装置101によって行われる事前処理の動作フローを示す。会議参加予定者が事前処理を指示すると、ステップS201にて、携帯端末装置101に付与された近距離無線通信用の端末IDをテレビ会議本体装置102へ登録し、ステップS202にて、テレビ会議本体装置102に付与された近距離無線通信用のテレビ会議本体装置IDを取得し、携帯端末装置101へ登録する。さらに、ステップS203にて、携帯端末装置101に付与されたセルラー無線通信用の端末IDをテレビ会議本体装置102へ登録し、ステップS204にて、テレビ会議本体装置102に付与されたセルラー無線通信用のテレビ会議本体装置IDを取得し、携帯端末装置101へ登録する。これらのIDの登録は、図示しないテレビ会議管理装置にセルラー無線通信にて接続することにより行うことができる。また、セルラー無線通信または近距離無線通信により、携帯端末装置101とテレビ会議本体装置102との接続がされた場合は、セルラー無線通信または近距離無線通信を利用してIDの登録行ってもよい。なお、ステップS201からステップS204の各手順は、どの順に行ってもよい。
図3は、テレビ会議参加者が所持する携帯端末装置101の処理動作フローを示す図である。
携帯端末装置101を用いてテレビ会議本体装置102とテレビ会議本体装置202とを利用するテレビ会議に参加する場合、ステップS301にて、図示しない操作部から参加終了の指示があるかどうかを判断する。
参加終了の指示がない場合、ステップS302にて、携帯端末装置101は、近距離無線通信手段1を利用してテレビ会議本体装置102との間で近距離無線通信を試み、通信判断手段3により近距離無線通信での通信が通信可能か判断する。
通信可能と判断した場合には、ステップS303にて近距離無線通信手段1によりテレビ会議本体装置102と通信することにより、会議情報の送受信を行う。受信信号は信号分離手段4に送られ、受信映像信号と受信音声信号が抽出される。そして、受信映像信号に基づく映像を映像表示手段5にて表示し、受信音声信号に基づく音声信号を音声再生手段6にて再生する。
また、映像撮影手段7にて得た映像信号と音声入力手段8にて得た音声信号を、信号多重手段9にてテレビ会議本体装置102へ送信する信号に多重化し、通信判断手段3の判断に基づき、近距離無線通信手段1にてテレビ会議本体装置102へ送信する。
また、映像撮影手段7にて得た映像信号と音声入力手段8にて得た音声信号を、信号多重手段9にてテレビ会議本体装置102へ送信する信号に多重化し、通信判断手段3の判断に基づき、近距離無線通信手段1にてテレビ会議本体装置102へ送信する。
近距離無線通信での通信が通信可能でない場合、ステップS304にて携帯端末装置101、はセルラー無線通信手段2を用いてセルラー無線基地局103を介してテレビ会議本体装置102との通信を試み、通信判断手段3によりセルラー無線通信での通信が通信可能か(セルラー無線通信のサービスエリア内か)を判断する。
ステップS304にて通信可能と判断した場合には、ステップS305にてセルラー無線通信手段2によりセルラー無線基地局103を介してテレビ会議本体装置102と通信を開始しているのか判断する。
ステップS305にてセルラー無線通信手段での通信がまだ始まっていないと判断した場合には、ステップS306にてステップS204にて登録したテレビ会議本体装置のIDへ発呼する。ステップS305にてセルラー無線通信手段での通信がすでに始まっていると判断した場合には、ステップS306を行わない。
ステップS306またはステップS305を経て携帯端末装置101とテレビ会議本体装置102がセルラー無線通信による接続がされた後、ステップS307にて会議情報の送受信を行う。送受信される信号の内容は、近距離無線通信によるものと同じであり、受信信号は信号分離手段4に送られ、受信映像信号と受信音声信号が抽出される。そして、受信映像信号に基づく映像を映像表示手段5にて表示し、受信音声信号に基づく音声信号を音声再生手段6にて再生する。受信信号の中から信号分離手段4において受信映像信号と受信音声信号を抽出し、受信映像信号から得られた映像を映像表示手段5にて表示し、受信音声信号から得られた音声信号を音声再生手段6にて再生する。
また、映像撮影手段7にて得た映像信号と音声入力手段8にて得た音声信号を、信号多重手段9にてテレビ会議本体装置102へ送信する信号に多重化し、通信判断手段3の判断に基づき、セルラー無線通信手段2にてセルラー無線基地局103を介してテレビ会議本体装置102へ送信する。
セルラー無線通信にて携帯端末装置101とテレビ会議本体装置102が通信している場合に、ステップS308にて近距離無線通信手段1は、テレビ会議本体装置102との近距離無線通信が可能かどうか試みる。近距離無線通信が可能と判断した場合には、ステップS309にてセルラー無線通信手段2によりセルラー無線通信を終わらせ、ステップS310にて近距離無線通信手段1によりテレビ会議本体装置102との通信することにより、会議情報の送受信を行う。
ステップS308で近距離無線通信が不可能と判断した場合、ステップS304に戻り、セルラー無線通信が可能な限り、セルラー無線通信による会議情報の送受信を行う。ステップS304でセルラー無線通信による通信が不可能と判断された場合、ステップS301へ戻る。
図4に、テレビ会議本体装置102がテレビ会議を行う前に行う処理の動作フローを示す。ステップS401にて、会議参加者が所持する携帯端末装置に付与された近距離無線通信の端末IDをテレビ会議本体装置102へ登録し、ステップS402にて、会議参加者が所持する携帯端末装置に付与されたセルラー無線通信の端末IDをテレビ会議本体装置102へ登録する。これらのIDの登録は、図示しないテレビ会議管理装置からの情報に基づいて行ってもよいし、携帯端末装置101とのセルラー無線通信または近距離無線通信による通信を利用して行ってもよい。なお、ステップS401とステップS402の手順は、どの順に行ってもよい。
図5は、テレビ会議を行う場合のテレビ会議本体装置102の処理動作フローを示す図である。
テレビ会議本体装置102はステップS501にて会議終了の指示があるかどうかを判断する。
会議終了でない場合、ステップS502にて、携帯端末装置101の近距離無線通信手段1とテレビ会議本体装置102との間で近距離無線通信を試み、近距離無線通信での通信が通信可能か判断する。また、ステップS505にてセルラー無線通信の着信があったか判断する。
ステップS502にて近距離無線通信が可能と判断した場合、ステップS503にて、接続する携帯端末装置101が事前に登録した端末IDを有しているのか確認することにより、通信を行っている携帯端末装置101がテレビ会議への参加者が所持する端末装置を含むかどうか判断する。
テレビ会議の参加者が所持する端末装置を含むと判断した場合には、ステップS504にて近距離無線通信によりその携帯端末装置101と通信を行い、会議情報の送受信を行う。そして、ステップS501に戻り、同様の処理を繰り返す。また、ステップS502にて近距離無線通信が可能でない判断した場合、ステップS503にてテレビ会議への参加者が所持する端末装置を含まないと判断した場合にも、ステップS501へる。
ステップS505の判断の結果、セルラー無線通信の着信があった場合には、ステップS506にて、発呼してきた端末が事前に登録した端末IDを有しているのか確認することにより、テレビ会議への参加者が所持する端末装置からの発呼かどうか判断する。
ステップS506にてテレビ会議への参加者が所持する端末装置からの発呼と判断した場合、ステップS507にてセルラー無線通信により携帯端末装置101と通信を行い、会議情報の送受信を行う。そして、そして、ステップS501に戻り、同様の処理を繰り返す。また、ステップS505にてセルラー無線通信の着信がないと判断した場合、ステップS506にてテレビ会議への参加者が所持する端末装置からの発呼でないと判断した場合も、ステップS501に戻る。
本発明は、テレビ会議出席者の移動範囲を広げ、自由度の高い出席を可能とするテレビ会議システム、及びそのようなテレビ会議システムに利用する携帯端末装置、通信切換方法、通信切換プログラム等に利用可能である。
1・・・近距離無線通信手段
2・・・セルラー無線通信手段
3・・・通信判断手段
4・・・信号分離手段
5・・・映像表示手段
6・・・音声再生手段
7・・・映像撮影手段
8・・・音声入力手段
9・・・信号多重手段
101・・・携帯端末装置
102・・・テレビ会議本体装置
103・・・セルラー無線基地局
110・・・ネットワーク
202・・・テレビ会議本体装置
2・・・セルラー無線通信手段
3・・・通信判断手段
4・・・信号分離手段
5・・・映像表示手段
6・・・音声再生手段
7・・・映像撮影手段
8・・・音声入力手段
9・・・信号多重手段
101・・・携帯端末装置
102・・・テレビ会議本体装置
103・・・セルラー無線基地局
110・・・ネットワーク
202・・・テレビ会議本体装置
Claims (7)
- 通信回線を介して複数のテレビ会議本体装置間で双方向型のテレビ会議を実現するテレビ会議システムに用いる携帯端末装置であって、
前記テレビ会議本体装置との間で近距離無線通信を行うための近距離無線通信手段と、
セルラー無線通信を行うためのセルラー無線通信手段と、
前記近距離無線通信と前記セルラー無線通信のいずれの通信を行うかを判断する通信判断手段と、
前記近距離無線通信手段または前記セルラー無線通信手段により受信した映像信号と音声信号を含む受信信号から受信映像信号と受信音声信号を抽出する信号分離手段と、
前記受信映像信号に基づく映像を表示する映像表示手段と、
前記受信音声信号に基づく音声を再生する音声再生手段と、
映像信号を得るための映像撮影手段と、
音声信号を得るための音声入力手段と、
前記映像撮影手段により得られた映像信号と前記音声入力手段により得られた音声信号を前記テレビ会議本体装置へ送信するための信号に変換する信号多重手段と
を備え、
前記通信判断手段は、前記近距離無線通信にて前記テレビ会議本体装置と通信可能な場合は、前記近距離無線通信にて前記テレビ会議本体装置との通信を行い、前記近距離無線通信での通信が不可能な場合は、前記セルラー無線通信にて前記テレビ会議本体装置との通信を試みる携帯端末装置。 - 請求項1記載の携帯端末装置であって、
前記近距離無線通信を行う場合は、前記近距離無線通信手段による前記受信信号の受信が停止可能である携帯端末装置。 - 請求項1または2記載の携帯端末装置であって、
前記近距離無線通信での通信が不可能な場合は、前記近距離無線通信での通信が不可能であることを利用者に通知し、利用者の指示を待って前記セルラー無線通信にて前記テレビ会議本体装置との通信を試みる携帯端末装置。 - 請求項1ないし3いずれか1項記載の携帯端末装置をコンピュータを含んで構成する際の通信切換プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記近距離無線通信と前記セルラー無線通信のいずれの通信を行うかを判断する通信判断手段と、
前記近距離無線通信手段または前記セルラー無線通信手段により受信した映像信号と音声信号を含む受信信号から受信映像信号と受信音声信号を抽出する信号分離手段と、
前記映像撮影手段により得られた映像信号と前記音声入力手段により得られた音声信号を前記テレビ会議本体装置へ送信する信号を得るための信号多重手段
として機能させるためのプログラム。 - 通信回線を介して複数のテレビ会議本体装置間で双方向型のテレビ会議を実現するテレビ会議システムに用いる携帯端末装置における通信切換方法であって、
前記携帯端末装置は、近距離無線通信またはセルラー無線通信にて前記テレビ会議本体装置との間で通信可能であり、
前記近距離無線通信が可能であることを判断するステップと、
前記近距離無線通信での通信が不可能な場合は、前記セルラー無線通信にてテレビ会議本体装置との通信を試みるステップとを備えた通信切換方法。 - 請求項1ないし3いずれか1項記載の携帯端末装置と、
通信回線を介して接続された複数のテレビ会議本体装置とを含み、
前記テレビ会議本体装置間で双方向型のテレビ会議を実現するテレビ会議システム。 - 請求項6記載のテレビ会議システムであって、
前記テレビ会議本体装置は、前記携帯端末装置からセルラー無線通信での接続を要求されたときにセルラー無線通信での送信を行うテレビ会議システム。
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