JP2007258522A - ケースモールド型コンデンサ - Google Patents

ケースモールド型コンデンサ Download PDF

Info

Publication number
JP2007258522A
JP2007258522A JP2006082299A JP2006082299A JP2007258522A JP 2007258522 A JP2007258522 A JP 2007258522A JP 2006082299 A JP2006082299 A JP 2006082299A JP 2006082299 A JP2006082299 A JP 2006082299A JP 2007258522 A JP2007258522 A JP 2007258522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
capacitor
external connection
capacitor element
connection terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006082299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4605062B2 (ja
Inventor
Satoshi Hosokawa
聡 細川
Takeshi Imamura
武志 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2006082299A priority Critical patent/JP4605062B2/ja
Publication of JP2007258522A publication Critical patent/JP2007258522A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4605062B2 publication Critical patent/JP4605062B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、ケースモールド型コンデンサの端子位置精度の向上と信頼性向上を目的とする。
【解決手段】上面が開口し底面部5aを有するケース5と、このケース5内に収容され、電極を有する複数のコンデンサ素子1と、一端を前記コンデンサ素子1の電極とはんだ付け部7で接続し、他端に一つあるいは複数の外部接続端子部4を備え、前記外部接続端子部4を前記ケース5上方に表出させたバスバー3と、前記ケース5と前記コンデンサ素子1の隙間に注入された充填樹脂6とからなるケースモールド型コンデンサにおいて、前記バスバー3は前記ケース5の底面部5aと略平行で前記はんだ付け部7を有する平板部8と、前記平板部8から前記外部接続端子部4までの間に前記平板部8と略平行な部分を段状に有する段付部9を備え、前記段付部9は前記コンデンサ素子1の端部より離れていることを特徴とさせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンデンサ素子を外装ケース内に備え、外装ケース内に樹脂モールドされてなるケースモールド型コンデンサに関するものである。
図3は従来のケースモールド型コンデンサを示す斜視図である。
図3において、コンデンサ素子21は誘電体フィルムの片面に金属を蒸着させた2枚の金属化フィルムを巻回したものであって、巻回した両端面には亜鉛などが溶射されて形成されるメタリコン電極22が設けられている。
複数のコンデンサ素子21における両端のメタリコン電極22同士をはんだ付け部27によって接続された導電体としての一対のバスバー23は、外部と接続する外部接続端子部24を有し、バスバー23と外部接続端子部24とは一体で形成されている。
樹脂製のケース25は上方に開口し、下方を底面部25aとしており、このケース25とコンデンサ素子21との隙間にエポキシ樹脂などの充填樹脂26を外部接続端子部24のみが表出するようにして注型してコンデンサ素子21を封止する。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2004−186640号公報
しかしながら、上記従来の構成においてはケース25と外部接続端子部24をそれぞれ固定すると、ケース25における外部接続端子部24の位置精度によってはバスバー23および外部接続端子部24に応力が潜在する形で残ってしまうことがあった。
この外部接続端子部24に潜在する応力はバスバー23を伝わり、はんだ付け部27に応力ストレスを与える可能性もあり、極力設計で回避しておく必要があった。
そこで、本発明はバスバー23および外部接続端子部24での潜在応力の低減を目的とするものである。
バスバー23および外部接続端子部24での潜在応力の低減という目的を達成するために、本発明は、外部接続端子部とはんだ付け部と平板部とを備えたバスバーの平板部から外部接続端子部までの間に平板部と略平行な部分を段状に有した段付部を設け、この段付部はコンデンサ素子の端部より離れていることを特徴としたケースモールド型コンデンサとする。
本発明のケースモールド型コンデンサはバスバーの段付部が平板部と略平行な状態になっており、コンデンサ素子の端部より離れているので、この段付部において応力を吸収することができ、はんだ付け部に応力が伝わりにくくなる。これによって信頼性の向上を図ることができるものである。
以下、本発明における実施の形態について、図を用いて説明する。
(実施の形態)
図1は本実施の形態におけるケースモールド型コンデンサの断面図である。
図1において、本実施の形態におけるケースモールド型コンデンサは上面が開口し底面部5aを有する樹脂製のケース5内に銅板などからなる一対のバスバー3を接続した複数のコンデンサ素子1を収容し、ケース5内の隙間にエポキシ樹脂などの充填樹脂6を注型してコンデンサ素子1を封止したものである。
ここで、コンデンサ素子1はポリプロピレンフィルムなどの誘電体フィルムの片面にアルミニウムなどの金属を蒸着させ、金属蒸着電極を形成した2枚の金属化フィルムを巻回したものであり、一対の金属蒸着電極が誘電体フィルムを介して対向するように巻回して構成されている。
このコンデンサ素子1の巻回した両端面に形成された亜鉛などによるメタリコン電極2にはんだ付け部7で接続されたバスバー3は、コンデンサ素子1の両端から、P極、N極を引き出すため一対設けられているとともに、それぞれ外部と接続される外部接続端子部4を備えている。
エポキシ樹脂などからなる充填樹脂6はケース5とコンデンサ素子1との隙間に外部接続端子部4のみが表出するよう充填して注型され、充填樹脂6によってコンデンサ素子1を封止することで、高温、高湿雰囲気におけるコンデンサ素子1の信頼性を保っている。
バスバー3に設けられている平板部8はケース5の底面部5aと略平行であり、大きな電流が流れた際に放熱性を高めるために平らな板状をなしている。
図2はコンデンサ素子1とバスバー3との接続を示した上面図である。図2に示すようにバスバー3はメタリコン電極2とはんだ付け部7で接続されたものであり、本実施の形態においては各コンデンサ素子1の1個あたり2カ所、はんだ付け部を有している。はんだ付け部7ははんだ付けしやすいように幅の狭い形状をなしている。
図1に示すように段付部9は平板部8から外部接続端子部4との間に設けられ、平板部8と略平行な部分を段状に有しており、このようにバスバー3に段付部9を設けたことが本発明における技術的特徴の一つであり、これによって、外部接続端子部4とケース5をそれぞれ固定しても多少の位置精度のずれであれば外部接続端子部4に潜在する応力は段付部9がコンデンサ素子1の端面から離れているのでこの段付部9に吸収されて、はんだ付け部7に与える応力ストレスを無くすことができるようになるものである。
これは、従来であれば、充填樹脂6を注型した後ではバスバー3の位置決め調整ができないため、別途治具を利用して位置を決めながら充填樹脂6を注型するという作業の際に、はんだ付け部7に応力がかかっていたところ、本実施の形態によれば、この応力を段付部9で吸収しつつ製造することができるものである。
また、コンデンサ素子1にフィルムコンデンサを用いると、フィルムの巻回状態によってコンデンサ素子1の高さ方向へのバラツキが大きくなってしまうものであったが、本実施の形態によれば、バスバー3の段付部9によって、これらのバラツキを吸収することもできるので、外部接続端子部4の寸法精度を高めるという効果を奏するものである。特に本実施の形態においては寸法精度±0.3mmを実現することが可能になった。
なお、本実施の形態においてはコンデンサ素子1に誘電体フィルムの片面に金属蒸着電極を形成したものとしたが、これはこの形に特定されるものでなく、誘電体フィルムの両面に金属蒸着電極を形成し、さらに誘電体フィルムと組み合わせることによっても同様の効果を奏するものである。
また、本実施の形態においては段付部9が設けられ、コンデンサ素子1の端面と離れているので、外部接続端子部4からコンデンサ素子1の端面までの距離が従来のものより長くなる。これによって、従来であれば外部接続端子部4と充填樹脂6との境界部分から水分などが侵入した場合にはコンデンサ素子1の端面に到達していたものが、段付部9があることによってコンデンサ素子1の端面に到達することが少なくなる。その結果、コンデンサ素子1の端面で水分などによる腐食の発生を抑えることになり、コンデンサとしての信頼性を向上することができるものである。
以上のように、本発明にかかるケースモールド型コンデンサによれば、外部接続端子の位置精度が要求される場合にも、寸法精度を高めることができ、耐湿性向上によるコンデンサとしての信頼性を高めることもできるため、特に自動車のシステムなどに有用である。
本発明における実施の形態を示すケースモールド型コンデンサの断面図 本発明における実施の形態を示すケースモールド型コンデンサの上面図 従来のケースモールド型コンデンサの斜視図
符号の説明
1 コンデンサ素子
2 メタリコン電極
3 バスバー
4 外部接続端子部
5 ケース
5a 底面部
6 充填樹脂
7 はんだ付け部
8 平板部
9 段付部

Claims (2)

  1. 上面が開口し底面部を有するケースと、このケース内に収容され、電極を有する複数のコンデンサ素子と、一端を前記コンデンサ素子の電極とはんだ付け部で接続し、他端に一つあるいは複数の外部接続端子部を備え、前記外部接続端子部を前記ケース上方に表出させたバスバーと、前記ケースと前記コンデンサ素子の隙間に注入された充填樹脂とからなるケースモールド型コンデンサにおいて、前記バスバーは前記ケースの底面部と略平行で前記はんだ付け部を有する平板部と、前記平板部から前記外部接続端子部までの間に前記平板部と略平行な部分を段状に有する段付部を備え、前記段付部は前記コンデンサ素子の端部より離れていることを特徴とするケースモールド型コンデンサ。
  2. 誘電体フィルムの片面または両面に金属蒸着電極を形成した金属化フィルムを一対の前記金属蒸着電極が前記誘電体フィルムを介して対向するように巻回した複数のコンデンサ素子の巻回軸をケースの底面部と垂直にして配列した請求項1に記載のケースモールド型コンデンサ。
JP2006082299A 2006-03-24 2006-03-24 ケースモールド型コンデンサ Active JP4605062B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006082299A JP4605062B2 (ja) 2006-03-24 2006-03-24 ケースモールド型コンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006082299A JP4605062B2 (ja) 2006-03-24 2006-03-24 ケースモールド型コンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007258522A true JP2007258522A (ja) 2007-10-04
JP4605062B2 JP4605062B2 (ja) 2011-01-05

Family

ID=38632446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006082299A Active JP4605062B2 (ja) 2006-03-24 2006-03-24 ケースモールド型コンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4605062B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011091250A (ja) * 2009-10-23 2011-05-06 Denso Corp コンデンサ及び電力変換装置
WO2019167382A1 (ja) * 2018-02-27 2019-09-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 コンデンサ

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6096812U (ja) * 1983-12-09 1985-07-02 関西日本電気株式会社 電子部品
JPH05135991A (ja) * 1991-11-08 1993-06-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 面実装用電子部品
JPH07220977A (ja) * 1994-01-28 1995-08-18 Shizuki Denki Seisakusho:Kk 樹脂モールド型コンデンサ
JPH1041190A (ja) * 1996-07-25 1998-02-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンデンサ素子集合体
JP2004186640A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 金属化フィルムコンデンサ
JP2005108957A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd ケースモールド型フィルムコンデンサ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6096812U (ja) * 1983-12-09 1985-07-02 関西日本電気株式会社 電子部品
JPH05135991A (ja) * 1991-11-08 1993-06-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 面実装用電子部品
JPH07220977A (ja) * 1994-01-28 1995-08-18 Shizuki Denki Seisakusho:Kk 樹脂モールド型コンデンサ
JPH1041190A (ja) * 1996-07-25 1998-02-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンデンサ素子集合体
JP2004186640A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 金属化フィルムコンデンサ
JP2005108957A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd ケースモールド型フィルムコンデンサ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011091250A (ja) * 2009-10-23 2011-05-06 Denso Corp コンデンサ及び電力変換装置
WO2019167382A1 (ja) * 2018-02-27 2019-09-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 コンデンサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4605062B2 (ja) 2011-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6425024B2 (ja) コンデンサおよびインバータ
WO2017204065A1 (ja) コンデンサ
WO2017145830A1 (ja) コンデンサ
JP5796155B2 (ja) ケースモールド型コンデンサ
JP2006216756A (ja) ケースモールド型コンデンサ及びその製造方法
JP4736694B2 (ja) ケースモールド型コンデンサ
JP6823721B2 (ja) 電磁リレー
JP6305731B2 (ja) ケースモールド型コンデンサおよびその製造方法
JP6145691B2 (ja) ケースモールド型コンデンサ
JPWO2018051656A1 (ja) コンデンサ
WO2018016348A1 (ja) コンデンサ
WO2019003718A1 (ja) パワー半導体装置及びそれを用いた電力変換装置
JP4940665B2 (ja) ケースモールド型コンデンサ
JP4605062B2 (ja) ケースモールド型コンデンサ
WO2021014927A1 (ja) コンデンサ
JP2005108957A (ja) ケースモールド型フィルムコンデンサ
JP4688751B2 (ja) 半導体装置
JP2001210548A (ja) 複合型乾式金属化フィルムコンデンサ
JP2012134338A (ja) ケースモールド型コンデンサ
JP6625037B2 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP5527100B2 (ja) 電磁継電器
JP2011134791A (ja) バスバー構造体およびその製造方法
JP4534895B2 (ja) ケースモールド型コンデンサ
JP2010251399A (ja) ケースモールド型コンデンサの製造方法
JP6603868B2 (ja) コンデンサとこのコンデンサの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100223

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100907

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100920

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4605062

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3