JP2007258392A - 車両用ソレノイド駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】ソレノイドをリニア電流制御することが可能であるとともに短時間のオン・オフ制御することも可能である車両用ソレノイド駆動回路を少ない素子数で実現し、また低電力損失の回路とする。
【解決手段】ソレノイド駆動回路80は、直流電源BATと、該直流電源BATから駆動電流が供給されるソレノイドSOLとの間に直列に接続される第1スイッチング素子81と、互いに逆向きに直列に接続される第2および第3スイッチング素子82,83からなり、ソレノイドSOLに並列に接続されたスイッチング素子対84と、を備えている。ソレノイドSOLをオンする場合には、第1スイッチング素子81がオンされるとともに第2および第3スイッチング素子82,83がオフされ、ソレノイドSOLをオフする場合には、第1から第3スイッチング素子81〜83がオフされる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用ソレノイド駆動回路に関する。
この種の車両用ソレノイド駆動回路としては、特許文献1に示されているものが知られている。この車両用ソレノイド駆動回路においては、特許文献1の図3に示されているように、電源78の正極側とソレノイド72の間には第1FET(スイッチング素子)80が直列に接続されている。電源78の負極側とソレノイド72との間に第2FET(スイッチング素子)82が直列に接続されている。ソレノイド72と第2FET82の間には電流検出用抵抗84が直列に接続されている。また、カソードがソレノイド72と第1FET80との間に接続されるように、ソレノイド72、電流検出用抵抗84及び第2FET82の直列回路に対して並列に第1電流還流用ダイオード86が接続されている。一方、カソードが電源78の正極側とFET80との間に接続されるように、ソレノイド72及び電流検出用抵抗84の直列回路に対して並列に第2電流還流用ダイオード88が接続されている。
このように構成された回路においては、ソレノイド72をリニア電流制御(例えばPWM制御による電流制御)する場合およびオン・オフ制御する場合の両方の場合に当該ソレノイド72をオンする場合には、第1および第2FET80,82を両方オンする。これにより、特許文献1の図4に示されているように、ループ130で示されるように電流が流れる。また、ソレノイド72をリニア電流制御する場合に当該ソレノイド72をオフする場合(還流時)には、第1および第2FET80,82をそれぞれオフ・オンする。これにより、特許文献1の図5に示されているように、ループ132で示されるように電流が流れる。また、ソレノイド72をオン・オフ制御する場合に当該ソレノイド72をオフする場合には、第1および第2FET80,82を両方オフする。これにより、特許文献1の図6に示されているように、ループ134で示されるように電流が流れる。
特開2004−311856号公報
上述した特許文献1に記載の車両用ソレノイド駆動回路は、ソレノイドをリニア電流制御することが可能であるとともに短時間のオン・オフ制御することも可能であるが、少なくとも4つの素子(第1および第2FET80,82と第1および第2電流還流用ダイオード86,88)が必要となり、部品点数が多いという問題があった。
また、電流が流れる素子数も多いため、回路全体の電力損失が大きくなるという問題もあった。詳述すると、ソレノイド72がオンされる場合には、第1および第2FET80,82に電流(例えば2A)が流れる。したがって、第1および第2FET80,82での総電力損失は、それぞれの電力損失が0.8W(=(電流)×FETのオン抵抗=(2A)×200mΩ)であるので、1.6Wである。また、還流時には、第2FET82および第1電流還流用ダイオード86に電流(例えば2A)が流れる。したがって、第2FET82および第1電流還流用ダイオード86での総電力損失は、それぞれの電力損失が0.8W(=(2A)×200mΩ)、2W(=順方向電圧×電流=1V×2A)であるので、2.8Wである。
本発明は、上述した各問題を解消するためになされたもので、ソレノイドをリニア電流制御することが可能であるとともに短時間のオン・オフ制御することも可能である車両用ソレノイド駆動回路を少ない素子数で実現し、また低電力損失の回路とすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、直流電源と、該直流電源から駆動電流が供給されるソレノイドとの間に直列に接続されるとともに出力端側から入力端側へ流れる電流のみを許容する機能を有する第1スイッチング素子と、互いに逆向きに直列に接続されるとともに出力端側から入力端側へ流れる電流のみを許容する機能を有する第2および第3スイッチング素子からなり、ソレノイドに並列に接続されたスイッチング素子対と、を備えており、 第1から第3スイッチング素子のオン、オフの組み合わせにより、ソレノイドをオン・オフ制御および/またはリニア電流制御を可能とすることである。
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、ソレノイドをオン・オフ制御する場合であってソレノイドをオンする場合には、第1スイッチング素子がオンされるとともに第2および第3スイッチング素子がオフされ、ソレノイドをオフする場合には、第1から第3スイッチング素子がオフされることである。
請求項3に係る発明の構成上の特徴は、ソレノイドをリニア電流制御する場合には、第1スイッチング素子と第2スイッチング素子が交互にオン・オフされ、第3スイッチング素子がオンを保持することである。
請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項1乃至請求項3の何れか一項において、第1から第3スイッチング素子は1つの集積回路として構成されていることである。
請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請求項1乃至請求項4の何れか一項において、ソレノイドは、車両の制動力を制御する制動力制御装置を構成するリニアソレノイド電磁弁のソレノイドであることである。
上記のように構成した請求項1に係る発明においては、第1から第3スイッチング素子のオン、オフの組み合わせにより、ソレノイドをオン・オフ制御および/またはリニア電流制御を可能とするので、ソレノイドをリニア電流制御することが可能であるとともに短時間のオン・オフ制御することも可能である車両用ソレノイド駆動回路を、従来より少ない素子数で実現することができる。
上記のように構成した請求項2に係る発明においては、ソレノイドをオン・オフ制御する場合であってソレノイドをオンする場合には、第1スイッチング素子がオンされるとともに第2および第3スイッチング素子がオフされ、また、ソレノイドをオフする場合には、第1から第3スイッチング素子がオフされるので、第1から第3スイッチング素子によってソレノイドを確実にオン・オフ制御することができる。
上記のように構成した請求項3に係る発明においては、ソレノイドをリニア電流制御する場合には、第1スイッチング素子と第2スイッチング素子が交互にオン・オフされ、第3スイッチング素子がオンを保持するので、第1から第3スイッチング素子によってソレノイドを確実にリニア電流制御することができる。
また、このように請求項1から請求項3による車両用ソレノイド駆動回路において、第1から第3スイッチング素子を従来と同様にFETで構成した場合においては、回路全体の電力損失を低減することができる。詳述すると、ソレノイドがオンされる場合には、第1スイッチング素子に電流(例えば2A)が流れる。したがって、第1スイッチング素子の電力損失は、0.8W(=(電流)×FETのオン抵抗=(2A)×200mΩ)である。このように従来の1.6Wと比較して半減している。また、リニア電流制御での還流時には、第2および第3スイッチング素子に電流(例えば2A)が流れる。したがって、第2および第3スイッチング素子での総電力損失は、それぞれの電力損失が0.8W(=(2A)×200mΩ)であるので、1.6Wである。このように従来の2.8Wと比較して低減している。リニア電流制御においては、制御時間が長く続くので、電力損失低減効果は大きい。
上記のように構成した請求項4に係る発明においては、請求項1乃至請求項3の何れか一項に係る発明において、第1から第3スイッチング素子は1つの集積回路として構成されているので、さらに部品点数を低減することができ、低コスト化することができるとともにそれら各素子の搭載先である基板の部品搭載面積を縮小することができる。
上記のように構成した請求項5に係る発明においては、請求項1乃至請求項4の何れか一項に係る発明において、ソレノイドのオン・オフ制御において短時間でオン制御をすることができるので、車両の制動力を制御する制動力制御装置を構成するリニアソレノイド電磁弁の電気的チェックを、実際の弁の開閉を伴うことなく、少ない素子数で実施することができる。
以下、本発明による車両用ソレノイド駆動回路を適用した車両用制動装置の一実施形態について図面を参照して説明する。この車両用制動装置Aは、図1に示すように、ブレーキペダル11の踏込状態に応じた液圧を生成するマスタシリンダ10と、このマスタシリンダ10とは別に設けられて車両の左右前後輪FL,FR,RL,RRの回転をそれぞれ規制する各ホイールシリンダWCfl,WCfr,WCrl,WCrrに液圧を供給する液圧供給源20とを具備している。
この液圧供給源20の正常時においては液圧供給源20から車両の左右前後輪FL,FR,RL,RRの各ホイールシリンダWCfl〜WCrrへブレーキペダル踏力に対応した液圧を供給し、液圧供給源20の異常時においてはブレーキペダル11と作動的に連結したマスタシリンダ10から車両の左右前輪FL,FRの各ホイールシリンダWCfl,WCfrに必要な液圧を供給するように構成されている。
そして、このように構成された車両用制動装置Aにおいては、液圧供給源20の正常時においてブレーキペダル11の操作状態に応じた大きさのストロークをブレーキペダル11に発生させるためのストロークシミュレータ30が設置されている。
車両用制動装置Aは、ブレーキペダル11の踏込操作に応じて第1及び第2出力ポート10a,10bからほとんど同一の油圧(液圧)のブレーキ油(液体)を圧送するマスタシリンダ10を備えている。マスタシリンダ10の第1出力ポート10aは、電磁弁41が非通電状態(図示状態)にあるとき電磁弁41を介して左前輪FL用のホイールシリンダWCflに連通している。マスタシリンダ10の第2出力ポート10bは、電磁弁42が非通電状態(図示状態)にあるとき電磁弁42を介して右前輪FR用のホイールシリンダWCfrに連通している。
電磁弁41,42は、通電により開閉を切り換え制御されて、ホイールシリンダ1WCfl,WCfrに対してマスタシリンダ10をそれぞれ連通および遮断するものである。すなわちこれら電磁弁41,42は、液圧供給源20の正常時において通電されて閉じられマスタシリンダ10と両ホイールシリンダWCfl,WCfrとの間を遮断し、異常時において非通電されて開かれマスタシリンダ10と両ホイールシリンダWCfl,WCfrとを連通するマスタシリンダカット弁として機能する。なお、車両用制動装置Aは、ブレーキペダル11に連結されてブレーキペダル11の移動量(ストローク量すなわちペダルストローク)を検出するペダルストロークセンサ11aを備えている。
マスタシリンダ10の第1出力ポート10aには、ストロークシミュレータ30が連通可能に接続されており、マスタシリンダ10とストロークシミュレータ30の間には、電磁弁43および逆止弁44が並列に設けられている。ストロークシミュレータ30は、例えば特開2002−293229号公報に示されているような周知のメカ式のストロークシミュレータであり、マスタシリンダ10の第1出力ポート10aから供給された油圧(液圧)を吸収するものである。
電磁弁43は、入出力ポート間の差圧を制御可能なリニアソレノイド弁、すなわち電磁力に比例した差圧を発生させる電磁弁である。電磁弁43は、非通電状態(図示状態)にあるときマスタシリンダ10の第1出力ポート10aとストロークシミュレータ30の入力ポート30aとを遮断し、通電状態にあるとき通電量に対応した差圧となるように両ポート10a,30aを連通するものである。そして、この電磁弁43は、液圧供給源20の正常時において通電されて開かれマスタシリンダ10とストロークシミュレータ30を連通し、異常時において非通電されて閉じられマスタシリンダ10とストロークシミュレータ30との間を遮断するストロークシミュレータカット弁として機能する。逆止弁44は、マスタシリンダ10の第1出力ポート10aとストロークシミュレータ30の入力ポート30aとの間に電磁弁43に並列に設けられてストロークシミュレータ30からマスタシリンダ10への流れのみを許容するものである。
液圧供給源20は、電動モータ21、ポンプ22およびアキュムレータ23から構成されている。ポンプ22は、電動モータ21によって駆動されて、リザーバタンク12の入力ポート12aに連通する吸入ポート22aから吸い込んだリザーバタンク12のブレーキ油を吐出ポート22bから圧送する。アキュムレータ23は、ポンプ22の吐出ポート22bに連通しており、ポンプ22から供給される高圧のブレーキ油を常に一定の油圧に保って貯蔵し必要に応じて各ホイールシリンダWCfl〜WCrrに供給するようになっている。ポンプ22の吸入および吐出ポート22a,22bの間にはリリーフ弁24が介装されており、このリリーフ弁24はポンプ22から吐出されるブレーキ油の圧力が所定値未満である場合には閉じられ、所定値以上となった場合には開かれるものである。これにより、液圧供給源20は、各ホイールシリンダWCfl〜WCrrに所定の高圧ブレーキ液を供給する。
液圧供給源20は、電磁弁45が通電状態にあるとき電磁弁45を介して左前輪FL用のホイールシリンダWCflに連通している。電磁弁45は、上記の電磁弁43と同様にリニアソレノイド弁である。電磁弁45は、通電状態にあるとき通電量に対応した差圧となるようにホイールシリンダWCflに対して液圧供給源20を連通するものであり、非通電状態(図示状態)にあるときホイールシリンダWCflに対して液圧供給源20を遮断する。
また、ホイールシリンダWCflは、電磁弁46が通電状態にあるとき電磁弁46を介してリザーバタンク12に連通している。電磁弁46は、上記の電磁弁43と同様にリニアソレノイド弁である。電磁弁46は、通電状態にあるとき通電量に対応した差圧となるようにリザーバタンク12に対してホイールシリンダWCflを連通するものであり、非通電状態(図示状態)にあるときリザーバタンク12に対してホイールシリンダWCflを遮断する。
さらに液圧供給源20は、電磁弁47が通電状態にあるとき電磁弁47を介して右前輪FR用のホイールシリンダWCfrに連通している。電磁弁47も、電磁弁45と同様にリニアソレノイド弁である。電磁弁47は、通電状態にあるとき通電量に対応した差圧となるようにホイールシリンダWCfrに対して液圧供給源20を連通するものであり、非通電状態(図示状態)にあるときホイールシリンダWCfrに対して液圧供給源20を遮断する。
また、ホイールシリンダWCfrは、電磁弁48が通電状態にあるとき電磁弁48を介してリザーバタンク12に連通している。電磁弁48も、電磁弁46と同様にリニアソレノイド弁である。電磁弁48は、通電状態にあるとき通電量に対応した差圧となるようにリザーバタンク12に対してホイールシリンダWCfrを連通するものであり、非通電状態(図示状態)にあるときリザーバタンク12に対してホイールシリンダWCfrを遮断する。
さらに液圧供給源20は、電磁弁51が通電状態にあるとき電磁弁51を介して左後輪RL用のホイールシリンダWCrlに連通している。電磁弁51も、電磁弁45と同様にリニアソレノイド弁である。電磁弁51は、通電状態にあるとき通電量に対応した差圧となるようにホイールシリンダWCrlに対して液圧供給源20を連通するものであり、非通電状態(図示状態)にあるときホイールシリンダWCrlに対して液圧供給源20を遮断する。
また、ホイールシリンダWCrlは、電磁弁52が非通電状態(図示状態)にあるとき電磁弁52を介してリザーバタンク12に連通している。電磁弁52も、電磁弁46と同様にリニアソレノイド弁である。電磁弁52は、通電により開閉を切り換え制御されるものであり、通電状態にあるときリザーバタンク12に対してホイールシリンダWCrlを遮断する。
さらに液圧供給源20は、電磁弁53が通電状態にあるとき電磁弁53を介して右後輪RR用のホイールシリンダWCrrに連通している。電磁弁53も、電磁弁45と同様にリニアソレノイド弁である。電磁弁53は、通電状態にあるとき通電量に対応した差圧となるようにホイールシリンダWCrrに対して液圧供給源20を連通するものであり、非通電状態(図示状態)にあるときホイールシリンダWCrrに対して液圧供給源20を遮断する。
また、ホイールシリンダWCrrは、電磁弁54が非通電状態(図示状態)にあるとき電磁弁54を介してリザーバタンク12に連通している。電磁弁54は、通電により開閉を切り換え制御されるものであり、通電状態にあるときリザーバタンク12に対してホイールシリンダWCrrを遮断する。
また、車両用制動装置Aは油圧計61〜67を備えている。油圧計61,62は、マスタシリンダ10の第1および第2出力ポート10a,10bから供給されるブレーキ油の油圧をそれぞれ検出するものである。油圧計63は、液圧供給源20から供給されるブレーキ油の油圧を検出するものである。そして、油圧計64〜67は、各ホイールシリンダWCfl〜WCrrに給排されるブレーキ油の油圧をそれぞれ検出するものである。
さらに、車両用制動装置Aは車輪速度センサSfl,Sfr,Srl,Srrを備えている。車輪速度センサSfl,Sfr,Srl,Srrは、車輪FL,FR,RL,RRに付設されており、車輪FL,FR,RL,RRの車輪速度を検出して制御装置70に送信している。
そして、車両用制動装置Aは、上述したペダルストロークセンサ11a、電動モータ21、各電磁弁41,42,43,45〜48,51〜54、油圧計61〜67、および車輪速度センサSfl,Sfr,Srl,Srrに接続された制御装置70を備えている。制御装置70には、車両の操舵角を検出するステアリングセンサ、アクセルペダルに組み付けられて車両のアクセル開度を検出するアクセルセンサ、および車両の実際のヨーレートYを検出するヨーレートセンサも接続されている(いずれも図示省略)。制御装置70のCPU71は、これら各センサからの検出信号に基づき、電動モータ21、車両用制動装置Aの各電磁弁41,42,43,45〜48,51〜54を制御しホイールシリンダWCfl〜WCrrに付与する油圧すなわち各車輪FL,FR,RL,RRに付与する制動力を制御する。
制御装置70は、図2に示すように、CPU71、ソレノイド駆動IC72を備えている。ソレノイド駆動IC72は、送受信部72a、ソレノイド駆動部72b、第1〜第3スイッチング素子81,82,83、電流検出素子72d、ソレノイド電流計測部72eを備えている。なお、図2においては、ソレノイドは、上述した電磁弁41〜43,45〜48,51〜54のソレノイドのうちの何れか一つのソレノイドSOLのみを示すとともに、そのソレノイドSOLを駆動させるソレノイド駆動回路80のみを示しており、他のソレノイドおよびそれらのソレノイド駆動回路は省略している。
送受信部72aは、CPU71との間で情報を互いに通信するものである。この送受信部72aは、CPU71で決定された制御対象の電磁弁すなわちその電磁弁に対応したソレノイド、そのソレノイドへの指令情報(リニア電流制御、オン・オフ制御などの制御種情報、オン・オフ時間(duty比)情報など)である駆動要求を受信するとともに、ソレノイド電流計測部72eによって計測された各ソレノイドの各電流値をCPU71に送信する。
ソレノイド駆動部72bは、送受信部72aで受信した駆動要求に応じて制御対象のソレノイドSOLに印加する駆動電流をオン・オフ制御するものである。ソレノイド駆動部72bは、CPU71からの駆動要求指令に応じたオン・オフ信号を第1〜第3スイッチング素子81,82,83に送信してソレノイドSOLの通電・非通電を制御する。ソレノイドSOLの作動については後述する。
第1スイッチング素子81は、出力端側から入力端側へ流れる電流のみを許容する機能を有するものであり、例えばMOSFET(MOS型電界効果トランジスタ)にて構成されている。第1スイッチング素子81は、第1スイッチング部81aと第1ダイオード部81bからなる。第1スイッチング部81aのドレイン(入力端)は直流電源であるバッテリBATの正極に接続されている。
第1スイッチング部81aのソース(出力端)はソレノイドSOLの一端に接続されるとともに、第2スイッチング部82aのドレインに接続されている。第1スイッチング部81aのゲート(信号入力端)はソレノイド駆動部72bの出力ポート(図示省略)に接続されている。第1ダイオード部81bのカソードおよびアノードがそれぞれ第1スイッチング部81aのドレインおよびソースに接続されている。
第2スイッチング素子82は、第1スイッチング素子81と同様に構成されるものであり、第2スイッチング部82aと第2ダイオード部82bからなる。第2スイッチング部82aのドレイン(入力端)は第1スイッチング部81aのソース(すなわちソレノイドSOLの一端)に接続され、第2スイッチング部82aのソース(出力端)は第3スイッチング部83aのソースに接続され、第2スイッチング部82aのゲート(信号入力端)はソレノイド駆動部72bの出力ポート(図示省略)に接続されている。第2ダイオード部82bのカソードおよびアノードがそれぞれ第2スイッチング部82aのドレインおよびソースに接続されている。
第3スイッチング素子83は、第1スイッチング素子81と同様に構成されるものであり、第3スイッチング部83aと第3ダイオード部83bからなる。第3スイッチング部83aのドレイン(入力端)は、バッテリBATの負極に接続されるとともに、電流検出素子72dを介してソレノイドSOLの他端に接続されている。第3スイッチング部83aのソース(出力端)は第2スイッチング部82aのソースに接続され、第3スイッチング部83aのゲート(信号入力端)はソレノイド駆動部72bの出力ポート(図示省略)に接続されている。第3ダイオード部83bのカソードおよびアノードがそれぞれ第3スイッチング部83aのドレインおよびソースに接続されている。
上述したように、第2および第3スイッチング素子82,83は、互いに直列に接続されており、両スイッチング素子82,83からスイッチング素子対84が構成されている。このスイッチング素子対84は、ソレノイドSOLに並列に接続されている。
そして、ソレノイド駆動回路80は、上述した第1〜第3スイッチング素子81〜83、ソレノイドSOL、およびバッテリBATから構成されている。
なお、上述した第1〜第3スイッチング素子81〜83は一つの集積回路として構成されている。すなわち、第1〜第3スイッチング素子81〜83はソレノイド駆動ICを構成する一部分である。
電流検出素子72dは、例えばシャント抵抗にて構成されている。シャント抵抗の両端はソレノイド電流計測部72eに接続されており、ソレノイド電流計測部72eはシャント抵抗の電圧値を入力してソレノイドSOLに通電される電流値(駆動電流)を検出しその検出結果を送受信部72aに送信するようになっている。また、直接、第1〜第3スイッチング素子81〜83の電流を各々検出することも、集積回路では容易に実現できる。
次に、上記のように構成した車両用制動装置Aの全般的な動作を簡単に説明する。液圧供給源20の正常時においては、ブレーキペダル11が踏まれると、開状態であった電磁弁41,42が閉じられてマスタシリンダ10から各ホイールシリンダWCfl,WCfrへのブレーキ油の供給が遮断される。このとき、閉状態であった電磁弁43がペダルストロークに応じて制御されてマスタシリンダ10からのブレーキ油はストロークシミュレータ30に供給される。これにより、ブレーキペダル11には適当な反力が生じる。
また、各ホイールシリンダWCfl〜WCrrには、ペダルストロークセンサ11aによって検出されたペダルストロークに応じた油圧のブレーキ油が供給される。具体的には、電磁弁52,54が閉じられ電磁弁46,48の閉状態が維持されるとともに、電磁弁45,47,51,53がリニア電流制御されて、液圧供給源20からの高圧のブレーキ油がブレーキペダル11の踏む込み状態に応じた油圧に調整されて各ホイールシリンダWCfl〜WCrrに供給される。
一方、踏み込まれていたブレーキペダル11が戻る際には、ストロークシミュレータ30内のブレーキ油はストロークシミュレータ30のスプリングの付勢力によって逆止弁44を通ってマスタシリンダ10へ圧送される。これにより、ブレーキペダル11には適当な反力が生じることとなる。また、各ホイールシリンダWCfl〜WCrr内のブレーキ油は、電磁弁46,48,52,54が開かれるとともに電磁弁45,47,51,53が閉じられるので電磁弁46,48,52,54を通ってリザーバタンク12に戻る。
電磁弁をリニア電流制御する際のソレノイド駆動回路80の作動について図3および図4を参照して説明する。図3(a)に示すように、第1スイッチング素子81をオンし、第2スイッチング素子82をオフし、第3スイッチング素子83をオンした場合には、電源電圧VbatがソレノイドSOLの両端に印加される(ソレノイドSOLがオンされる)ため、ソレノイドSOLには矢印L1のループで示されるようにバッテリBATによる順方向電流が流れる。
図3(b)に示すように、第1スイッチング素子81をオフし、第2および第3スイッチング素子82,83をともにオンした場合には、P点の電位は第2および第3スイッチング素子82,83がともにオンであるため、第2および第3スイッチング素子82,83のオン抵抗とソレノイド電流の積で決まる電圧だけ低下する。したがって、ソレノイドSOLの両端には約−800(mV)(=2×200mΩ×2A)の電圧が印加されるため、ソレノイドSOLには矢印L2のループで還流電流が流れる。
したがって、ソレノイドSOLのリニア電流制御時には、図4に示すように、第1スイッチング素子81と第2スイッチング素子82を交互にオン・オフするため、ソレノイド駆動部72bから出力されるPWMデューティ信号のデューティ比に応じてソレノイドSOLに駆動電流を流すことができる。
第1スイッチング素子81、第2スイッチング素子82を交互にオン・オフする場合、第1スイッチング素子81と第2スイッチング素子82の同時オンによる過電流を防止しなければならない。そのため、第1スイッチング素子81が確実にオフした後に第2スイッチング素子82をオンする。この結果、第2スイッチング素子82がオンする前に第1スイッチング素子81がオフするという、両方の素子81,82がともにオフという状態が発生することがある。すなわち後述するオン・オフ制御となる。そこで、第2スイッチング素子82の出力から入力電流を許容する機能(82b)と第3スイッチング素子83をオンすることによって、確実にリニア電流制御動作させることができる。
次に、上記のように構成した車両用制動装置Aにおける電磁弁の電気的チェックについて説明する。この電気的チェックは、電磁弁41〜43,45〜48,51〜54にそれぞれ対応するソレノイド駆動回路及び電磁弁のソレノイド等において断線やショート等の故障が生じていないかをチェックするものである。
この電気的チェックにおいては、ソレノイドSOLを所定の短時間オンし、その後オフするオン・オフ制御を実施する。この所定の短時間は、電磁弁の弁体が実際に駆動されることはなく、上述した駆動回路やソレノイド部分の断線やショートなどの故障を発見するために十分な時間に設定されている。ノーマルクローズ型の電磁弁においては、必要以上にオンすると、液圧供給源20からブレーキ液がホイールシリンダに漏れてしまうため、これを避ける必要がある。
ソレノイド駆動回路80において、ソレノイドSOLに流れる電流は電流検出素子72dによって検出されている。第2および第3スイッチング素子82,83をオフにしたまま第1スイッチング素子81をオンしても、ソレノイドSOLに流れる電流が検出されない場合には、断線やショートなどの電気回路に何等かの故障があると判断する。
電磁弁をオン・オフ制御する際のソレノイド駆動回路80の作動について図5および図6を参照して説明する。図5(a)に示すように、第1スイッチング素子81をオンし、第2および第3スイッチング素子82,83をともにオフした場合には、電源電圧VbatがソレノイドSOLの両端に印加される(ソレノイドSOLがオンされる)ため、ソレノイドSOLには矢印L1のループで示されるようにバッテリBATによる順方向電流が流れる。
図5(b)に示すように、第1〜第3スイッチング素子81〜83をすべてオフした場合には、P点の電位は、第1スイッチング素子81のブレイクダウン電圧(あるいはクランプ電圧)(=VCL)だけ低下し、Vbat−VCL(V)である。したがって、ソレノイドSOLの両端には約Vbat−VCL(V)の電圧が印加される。
車載バッテリで動作する負荷を駆動するスイッチング素子(半導体)のブレイクダウン電圧(あるいはクランプ電圧VCL)は、バッテリ過電圧時にスイッチング素子がオンしないように40V〜60Vくらいに設定するのが一般的である。ここで、VCLを50Vとし、バッテリ電圧を12Vとすると、P点は−38V(=12V−50V)となる。ソレノイドSOLの両端には38Vの電圧が逆電圧として印加されるので、ソレノイドSOLには矢印L3のループで還流電流が流れる。
したがって、ソレノイドSOLをオフする場合には、ソレノイドSOLの両端にかかる電圧が大きいため、図6に示すように、駆動電流の立ち下がりをソレノイドSOLのインダクタンス成分と抵抗成分で決まる時定数に制約されずに急峻にすることができ、ソレノイドSOLを短時間でオン・オフすることができる。
上述した説明から明らかなように、本実施形態によれば、ソレノイドSOLをオン・オフ制御する場合であってソレノイドSOLをオンする場合には、第1スイッチング素子81がオンされるとともに第2および第3スイッチング素子82,83がオフされ、また、ソレノイドSOLをオフする場合には、第1から第3スイッチング素子81〜83がオフされる。これにより、第1から第3スイッチング素子81〜83によってソレノイドSOLを確実にオン・オフ制御することができる。
また、ソレノイドSOLをリニア電流制御する場合には、第1スイッチング素子81と第2スイッチング素子82が交互にオン・オフされ、第3スイッチング素子83はオンを保持するので、第1から第3スイッチング素子81〜83によってソレノイドSOLを確実にリニア電流制御することができる。
このように第1から第3スイッチング素子81〜83のオン、オフの組み合わせにより、ソレノイドSOLをオン・オフ制御および/またはリニア電流制御を可能とするので、ソレノイドSOLをリニア電流制御することが可能であるとともに短時間のオン・オフ制御することも可能である車両用ソレノイド駆動回路80を、従来より少ない素子数で実現することができる。
また、第1から第3スイッチング素子81〜83を従来と同様にFETで構成した場合においては、回路全体の電力損失を低減することができる。詳述すると、ソレノイドSOLがオンされる場合には、第1スイッチング素子81に電流(例えば2A)が流れる。したがって、第1スイッチング素子81の電力損失は、0.8W(=(電流)×オン抵抗=(2A)×200mΩ)である。このように従来の1.6Wと比較して半減している。また、リニア電流制御での還流時には、第2および第3スイッチング素子82,83に電流(例えば2A)が流れる。したがって、第2および第3スイッチング素子での総電力損失は、それぞれの電力損失が0.8W(=(2A)×200mΩ)であるので、1.6Wである。このように従来の2.8Wと比較して低減している。リニア電流制御においては、制御時間が長く続くので、電力損失低減効果は大きい。
また、第1から第3スイッチング素子81〜83は1つの集積回路として構成されているので、さらに部品点数を低減することができ、低コスト化することができるとともにそれら各素子を搭載する配線板の部品搭載面積を縮小することができる。
また、ソレノイドのオン・オフ制御において短時間でオン制御をすることができるので、車両の制動力を制御する制動力制御装置を構成するリニアソレノイド電磁弁の電気的チェックを、実際の弁の開閉を伴うことなく、少ない素子数で実施することができる。
なお、第1スイッチング素子81をバッテリBATの負極とソレノイドSOLの他端との間に接続してもよい。
なお、本発明は、オン・オフ制御とリニア電流制御の両方を可能とする電磁弁に適用するようにしたが、何れか一方を可能とする電磁弁に適用することも可能である。
本発明によるソレノイド駆動回路を適用した車両用制動装置の一実施形態の概要を示す図である。 図1に示す制御装置を示す概要ブロック図である。 (a)は、図2に示すソレノイド駆動回路のリニア電流制御におけるオン状態の作用を示す図であり、(b)は、図2に示すソレノイド駆動回路のリニア電流制御におけるオフ状態の作用を示す図である。 図2に示すソレノイド駆動回路のリニア電流制御の作用を示すタイムチャートである。 (a)は、図2に示すソレノイド駆動回路のオン・オフ制御におけるオン状態の作用を示す図であり、(b)は、図2に示すソレノイド駆動回路のオン・オフ制御におけるオフ状態の作用を示す図である。 図2に示すソレノイド駆動回路のオン・オフ制御の作用を示すタイムチャートである。
符号の説明
10…マスタシリンダ、10a…第1出力ポート、10b…第2出力ポート、11…ブレーキペダル、11a…ペダルストロークセンサ、12…リザーバタンク、12a…入力ポート、20…液圧供給源、21…電動モータ、22…ポンプ、22a…吸入ポート、22b…吐出ポート、23…アキュムレータ、24…リリーフ弁、30…ストロークシミュレータ、30a…入力ポート、30b…出力ポート、41〜43,45〜48,51〜54…電磁弁(リニアソレノイド電磁弁)、44…逆止弁、61〜67…油圧計、70…制御装置、71…CPU、72…ソレノイド駆動IC、80…ソレノイド駆動回路(車両用ソレノイド駆動回路)、81〜83…第1〜第3スイッチング素子、84…スイッチング素子対、A…車両用制動装置、WCfl〜WCrr…ホイールシリンダ、BAT…バッテリ(直流電源)、SOL…ソレノイド。

Claims (5)

  1. 直流電源(BAT)と、該直流電源(BAT)から駆動電流が供給されるソレノイド(SOL)との間に直列に接続されるとともに出力端側から入力端側へ流れる電流のみを許容する機能を有する第1スイッチング素子(81)と、
    互いに逆向きに直列に接続されるとともに出力端側から入力端側へ流れる電流のみを許容する機能を有する第2および第3スイッチング素子(82,83)からなり、前記ソレノイドに並列に接続されたスイッチング素子対(84)と、を備えており、
    前記第1から第3スイッチング素子のオン、オフの組み合わせにより、前記ソレノイドをオン・オフ制御および/またはリニア電流制御を可能とすることを特徴とする車両用ソレノイド駆動回路。
  2. 請求項1において、前記ソレノイドをオン・オフ制御する場合であって前記ソレノイドをオンする場合には、前記第1スイッチング素子がオンされるとともに前記第2および第3スイッチング素子がオフされ、前記ソレノイドをオフする場合には、前記第1から第3スイッチング素子がオフされることを特徴とする車両用ソレノイド駆動回路。
  3. 請求項1において、前記ソレノイドをリニア電流制御する場合には、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子が交互にオン・オフされ、前記第3スイッチング素子がオンを保持することを特徴とする車両用ソレノイド駆動回路。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか一項において、前記第1から第3スイッチング素子は1つの集積回路(72)として構成されていることを特徴とする車両用ソレノイド駆動回路。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか一項において、前記ソレノイドは、車両の制動力を制御する制動力制御装置を構成するリニアソレノイド電磁弁(43,45〜48,51〜54)のソレノイドであることを特徴とする車両用ソレノイド駆動回路。
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