JP2010070139A - ソレノイドバルブおよびブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ソレノイドバルブが作動しない程度の電流をソレノイドに流した場合であっても、ソレノイドとフライホイールダイオードの異常の有無を同時に確認することができるソレノイドバルブおよびブレーキ装置を提供すること。
【解決手段】 ソレノイドに対し、第1電流値手段により通電しているときに電流モニタにより検出された電流値が所定の上下限値で仕切られた範囲にあるか否かによりソレノイドの異常を検出するようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、液圧を制御するソレノイドバルブおよびこのソレノイドバルブを用いたブレーキ装置に関する。
この種の技術としては、特許文献1に記載の技術が開示されている。この公報では、電磁弁のデューティ制御を行い、電磁弁のソレノイドの検出電圧によってソレノイドの断線等の有無を判断するものが開示されている。
特開平8−282464号公報
ソレノイドバルブ(電磁弁)として比例弁を用いた場合、トランジスタによるPWM制御によってソレノイドに供給する電流の制御を行う。トランジスタがオンからオフとなったときにソレノイドには逆起電力が発生し、回路内に電流が流れる。逆起電力による電流が、オフとなっているトランジスタに流れてトランジスタを破損することを防止するためにソレノイドと並列にフライホイールダイオードを設ける必要がある。そのため、このソレノイドの異常の確認と合わせて、フライホイールダイオードの断線等の異常の有無も確認する必要がある。
ソレノイドの短絡・断線及びフライホイールダイオードの短絡異常の確認はトランジスタがオンのときのソレノイドの電圧を計測することで行うことができる。またフライホイールダイオードの断線の確認は、トランジスタがオンからオフのときのソレノイドの電圧を計測することで行うことができる。しかし、フライホイールダイオードの断線異常の有無を確認する際に、ソレノイドバルブが作動しない程度の電流をソレノイドに流した場合、ソレノイドに発生する逆起電力が小さいためトランジスタがオンからオフになっているときのソレノイドの電圧を検出することが困難であった。そのため、フライホイールダイオードの断線異常の有無の確認はソレノイドの異常の確認とは別途に行う必要があった。
トランジスタがオンからオフのときにフライホイールダイオードの断線がソレノイドの電圧で計測できる程度の電流をソレノイドに流した場合、微小なりともソレノイドバルブが作動するため、運転者がブレーキペダル操作を行っているときに異常の有無の確認を行うと、ソレノイドバルブの作動がブレーキ液圧回路の抵抗変化を招き、ブレーキフィーリングが変化して乗員に違和感を与えることがあるといった問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、ソレノイドバルブが作動しない程度の電流をソレノイドに流した場合であっても、ソレノイドとフライホイールダイオードの異常の有無を同時に確認することができるソレノイドバルブおよびブレーキ装置を提供することである。
上記目的を達成するため、ソレノイドに対し第1電流値手段により通電しているときに電流モニタにより検出された電流値が所定の上下限値で仕切られた範囲にあるか否かによりソレノイドの異常を検出するようにした。
そのため、ソレノイドの励磁力をソレノイドバルブが作動しない程度に設定した場合であっても、ソレノイドとフライホイールダイオードの異常の有無を同時に確認することができる。
以下、本発明のソレノイドバルブおよびブレーキ装置を実現する最良の形態を、実施例1において説明する。
[ブレーキ液圧回路の構成]
図1は、ブレーキ装置20の液圧回路図である。液圧回路は、マスタシリンダM/CとホイルシリンダW/Cとの間に設けられたブレーキユニット21内に形成されている。
このブレーキ装置20においては、P系統とS系統との2系統からなるX配管と呼ばれる配管構造となっている。P系統には、左前輪のホイルシリンダW/C(FL)、右後輪のホイルシリンダW/C(RR)が接続されており、S系統には、右前輪のホイルシリンダW/C(FR)、左後輪のホイルシリンダW/C(RL)が接続されている。また、P系統、S系統それぞれに、ポンプPPとポンプPSとが設けられており、このポンプPPとポンプPSは、1つのモータMによって駆動される。
マスタシリンダM/CとポンプPP,PSの吸入側とは、油路10P,10Sによって接続されている。この各油路10上には、ノーマルクローズのオン/オフ弁であるゲートインバルブ1P,1Sが設けられている。また油路10上であって、ゲートインバルブ1とポンプPとの間にはチェックバルブ5P,5Sが設けられており、この各チェックバルブ5は、ゲートインバルブ1からポンプPへ向かう方向へのブレーキ液の流れを許容し、反対方向の流れを禁止する。
各ポンプPの吐出側と各ホイルシリンダW/Cとは、油路11P,11Sによって接続されている。この各油路11上には、各ホイルシリンダW/Cに対応するノーマルオープン型の比例弁である増圧バルブ3FL,3RR,3FR,3RLが設けられている。また各油路11上であって、各増圧バルブ3とポンプPとの間にはチェックバルブ6P,6Sが設けられており、この各チェックバルブ6は、ポンプPから増圧バルブ3へ向かう方向へのブレーキ液の流れを許容し、反対方向の流れを禁止する。
更に各油路11には、各増圧バルブ3を迂回する油路16FL,16RR,16FR,16RLが設けられており、この油路16には、チェックバルブ9FL,9RR,9FR,9RLが設けられている。この各チェックバルブ9は、ホイルシリンダW/CからポンプPへ向かう方向へのブレーキ液の流れを許容し、反対方向の流れを禁止する。
マスタシリンダM/Cと油路11とは油路12P,12Sによって接続されており、油路11と油路12とはポンプPと増圧バルブ3との間において合流している。この各油路12上には、ノーマルオープン型のオン/オフ弁であるゲートアウトバルブ2P,2Sが設けられている。また各油路12には、各ゲートアウトバルブ2を迂回する油路17P,17Sが設けられており、この油路17には、チェックバルブ8P,8Sが設けられる。この各チェックバルブ8は、マスタシリンダM/C側からホイルシリンダW/Cへ向かう方向へのブレーキ液の流れを許容し、反対方向の流れを禁止する。
ポンプPの吸入側にはリザーバ15P,15Sが設けられており、このリザーバ15とポンプPとは油路14P,14Sによって接続されている。リザーバ15とポンプPとの間にはチェックバルブ7P,7Sが設けられており、この各チェックバルブ7は、リザーバ15からポンプPへ向かう方向へのブレーキ液の流れを許容し、反対方向の流れを禁止する。
ホイルシリンダW/Cと油路14とは油路13P,13Sによって接続されており、油路13と油路14とはチェックバルブ7とリザーバ15との間において合流している。この各油路13にそれぞれ、ノーマルクローズ型のオン/オフ弁である減圧バルブ4FL,4RR,4FR,4RLが設けられている。
[ソレノイド電気回路の構成]
図2は比例弁である増圧バルブ3を駆動する電気回路図である。図2では1つの増圧バルブ3しか記載していないが、実際には4つの増圧バルブ3を備えている。この増圧バルブ3は、油路11の開閉を行う弁体3aと弁体3aを駆動するソレノイド3bとを有する。
ソレノイド3bの一端にはソレノイドに電力を供給する電源32が接続され、他方にはソレノイドに流れる電流値を検出するための電流モニタ回路34が接続されている。電流モニタ回路34とソレノイド3bの他端との間にソレノイド駆動回路33が接続されている。また電源32には電圧モニタ回路31が接続されている。電圧モニタ回路31、ソレノイド駆動回路33、電流モニタ回路34はマイクロプロセッサ35に接続されている。
電圧モニタ回路31は、抵抗31a,31bを有する。抵抗31aは電源32とマイクロプロセッサ35との間に設けられている。また抵抗31bの一方は抵抗31aとマイクロプロセッサ35との間から分岐して接続され、他方はグランドに接続されている。
電流モニタ回路34は、抵抗34a,34b,34c,34dと、オペアンプ34eを有する。抵抗34aはソレノイド3bとソレノイド駆動回路33との間に設けられている。オペアンプ34eの入力の2端子は一方が抵抗34aとソレノイド3bとの間に、他方が抵抗34aとソレノイド駆動回路33との間に接続されており、オペアンプ34eと抵抗34aとの間には、抵抗34b,34cが設けられている。オペアンプの出力はマイクロプロセッサ35に接続されている。オペアンプ34eと抵抗34cとの間と、オペアンプ34eとマイクロプロセッサ35との間とを繋ぐバイパス回路が設けられ、このバイパス回路に抵抗34dが設けられている。
ソレノイド駆動回路33は、フライホイールダイオード33aと、トランジスタ33bと、抵抗33c,33dとを有する。ソレノイド駆動回路33は、トランジスタ33bをオン/オフ制御してPWM信号を出力することにより、ソレノイド33bに流す電流を制御するPWM駆動回路である。
フライホイールダイオード33aはソレノイド3bと並列に設けられ、抵抗34aからフライホイールダイオード33aを経由してソレノイド3bへ流れる電流のみを許容して、逆方向の電流の流れを禁止する。ソレノイド3b、抵抗34a、フライホイールダイオード33aによりループ回路を形成している。
フライホイールダイオード33aのアノード側にはトランジスタ33bが接続されている。またトランジスタ33bは、グランドとマイクロプロセッサ35に接続されている。マイクロプロセッサ35とトランジスタ33bとの間には抵抗33dが設けられている。トランジスタ33bと抵抗33dとの間で分岐して、抵抗33cを介してグランドに接続されている。トランジスタ33bはマイクロプロセッサ35によりオン/オフ制御される。
[ソレノイドチェック処理]
ソレノイド3bとフライホイールダイオード33aの断線等の異常の有無を確認する処理の流れについて説明する。図3はマイクロプロセッサ35によるソレノイドチェック処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1では、電圧モニタ回路31からの信号により電源32の電圧をモニタして、ステップS2へ移行する。
ステップS2では、モニタした電源32の電圧に応じてデューティ比を演算してステップS3へ移行する。ここでデューティ比は、ソレノイド3bに流す電流を液圧が変化しない、つまり弁体3aが駆動しない程度となるように演算される。図4はソレノイド3bに流す電流と変化する液圧との関係を示したグラフである。図4に示すように、0.2[A]程度までは液圧が変化していない。そこでステップS2では、ソレノイド3bに流す電流が0.1[A]〜0.2[A]となるようにデューティ比を演算する。
ステップS3では、ステップS2で演算したディーティ比となるようのトランジスタ33bのオン/オフ制御を行い、ステップS4へ移行する。
ステップS4では、電流モニタ回路34からの信号によりソレノイド3bに流れる電流をモニタして、ステップS5へ移行する。
ステップS5では、ソレノイド3bに流れる電流がα(0.1[A])〜β(0.2[A])であるか否かを判定し、電流がα(0.1[A])〜β(0.2[A])であるときにはステップS6へ移行し、電流がα(0.1[A])〜β(0.2[A])でない場合にはステップS7へ移行する。
ステップS6では、ソレノイド3bとフライホイールダイオード33aは正常であると判断し処理を終了する。
ステップS7では、ソレノイド3bまたはフライホイールダイオード33aが異常であると判断し、ステップS8へ移行する。
ステップS8では、所定の異常判断処理が行われる。
[作用]
トランジスタ33bがオンからオフとなったときにソレノイド3bには逆起電力が発生し、回路内に電流が流れる。逆起電力による電流が、オフとなっているトランジスタに流れてトランジスタを破損することを防止するためにソレノイド3bと並列にフライホイールダイオード33aを設ける必要がある。そのため、このソレノイド3bの異常の確認と合わせて、フライホイールダイオード33aの断線等の異常の有無も確認する必要がある。
ソレノイド3bの短絡・断線およびフライホイールダイオード33aの短絡異常の確認はトランジスタ33bがオンのときのソレノイド3bの電圧を計測することで行うことができる。またフライホイールダイオード33aの断線異常を確認は、トランジスタ33bがオンからオフのときのソレノイド3bの電圧を計測することで行うことができる。フライホイールダイオード33aの断線異常の有無を確認する際に、増圧バルブ3が作動しない程度の電流をソレノイド3bに流した場合、ソレノイド3bに発生する逆起電力が小さいためトランジスタ33bがオンからオフになっているときのソレノイド3bの電圧を検出することが困難であった。そのため、フライホイールダイオード33bの断線異常の有無の確認はソレノイド3bの異常の確認とは別途に行う必要があった。
トランジスタ33bがオンからオフのときにフライホイールダイオード33bの断線がソレノイド3bの電圧で計測できる程度の電流をソレノイド3bに流した場合、微小なりとも増圧バルブ3が作動するため、運転者がブレーキペダル操作を行っているときに異常の有無の確認を行うと、ソレノイドバルブ3bの作動がブレーキ液圧回路20の抵抗変化を招き、ブレーキフィーリングが変化して乗員に違和感を与えることがあるといった問題があった。
そこで実施例1では、ソレノイド3bに弁体3aが駆動しない程度の電流を流し、電流モニタ回路34を用いて検出された電流値が所定の上下限値で仕切られた範囲にあるか否かによりソレノイド3bやフライホイールダイオード33aの異常を検出するようにした。
そのため弁体3aが駆動しない程度の電流であってもソレノイド3bとフライホイールダイオード33aの異常確認を行うことができる。
図5は、フライホイールダイオード33aが正常であるときと断線しているときの電流モニタ回路34を用いて検出された電流値のタイムチャートである。図5において、上の段から電源32の電圧値、イグニッションスイッチのオン/オフ、PWMの出力信号、ソレノイド3bの実電流、電流モニタ回路34により検出された電流値を示す。
フライホイールダイオード33aが正常であるときには電流モニタ回路34により検出された電流値はα(0.1[A])〜β(0.2[A])の間の値となる。一方、フライホイールダイオード33aが断線しているときには電流モニタ回路34により検出された電流値はα(0.1[A])よりも小さな値となる。
[実施例1の効果]
次に実施例1の効果を以下に列記する。
(1)電源32と、ソレノイド3bに通電する電流値に応じて弁体3aの開弁量が変化する比例弁である増圧バルブ3と、ソレノイド3bに電流を与えるソレノイド駆動回路33と、ソレノイド3bに設けられたフライホイールダイオード33aと、ソレノイド3bに流れる電流値を検出する電流モニタ回路34と、電源32の電圧値を検出する電圧モニタ回路31と、電圧モニタ回路31により検出された電圧値に基づいてデューティ比を決定し、ソレノイド3bに対して弁体3aが駆動しない電流値(0.1[A]〜0.2[A])を通電するマイクロプロセッサ35と、を有し、マイクロプロセッサ35において少なくともソレノイド3bに対し0.1[A]〜0.2[A]の電流を通電しているときに電流モニタ回路34により検出された電流値が所定の0.1[A]〜0.2[A]で仕切られた範囲にあるか否かによりソレノイド3bの異常を検出するようにした。
そのため、増圧バルブ3が作動しない程度の電流をソレノイド3bに流した場合であっても、ソレノイド3bとフライホイールダイオード33aの異常の有無を同時に確認することができる。また弁体3aが駆動しないため、増圧バルブ3やフライホイールダイオード33aの異常を確認する際の騒音を抑制することができる。
(2)電源32と、ソレノイド3bに通電する電流値に応じて弁体3aの開弁量が変化する比例弁である増圧バルブ3と、ソレノイド3bにPWM駆動信号を与えるソレノイド駆動回路33と、ソレノイド駆動回路33に設けられたフライホイールダイオード33aと、ソレノイド3bに流れる電流値を検出する電流モニタ回路34と、電源32の電圧値を検出する電圧モニタ回路31と、電圧モニタ回路31により検出された電圧値に基づいてデューティ比を決定し、ソレノイド3bに対して弁体3aが駆動しない電流値(0.1[A]〜0.2[A])を通電するととともに、ソレノイド駆動回路の異常を検出するマイクロプロセッサ35と、を有し、マイクロプロセッサ35は少なくともソレノイドに対し0.1[A]〜0.2[A]の電流を通電しているときに電流モニタ回路34により検出された電流値が0.1[A]〜0.2[A]で仕切られた範囲にあるか否かによりソレノイド3bの異常及びソレノイド駆動回路33の異常を検出するようにした。
そのため、増圧バルブ3が作動しない程度の電流をソレノイド3bに流した場合であっても、ソレノイド3bとフライホイールダイオード33aの異常の有無を同時に確認することができる。また弁体3aが駆動しないため、増圧バルブ3やフライホイールダイオード33aの異常を確認する際の騒音を抑制することができる。
(3)ドライバのブレーキ操作に応じてブレーキ圧力を発生させるマスタシリンダM/Cと車輪に設けられたホイルシリンダW/Cとの間に設けられたブレーキユニット21と、ブレーキユニット21内に形成された油路を断接する増圧バルブ3と、増圧バルブ3は、ソレノイド3bに通電する電流値に応じて弁体の開弁量が変化する比例弁であって、ソレノイド3bにPWM駆動信号を与えるソレノイド駆動回路33と、ソレノイド駆動回路33に設けられたフライホイールダイオード33aと、ソレノイド3bに流れる電流値を検出する電流モニタ回路34と、電源32の電圧値を検出する電圧モニタ回路31と、電圧モニタ回路31により検出された電圧値に基づいてデューティ比を決定し、ソレノイド3bに対して弁体3aが駆動しない電流値(0.1[A]〜0.2[A])を通電するとともに、ソレノイド駆動回路33の異常を検出するマイクロプロセッサ35と、を有し、マイクロプロセッサ35は、少なくともソレノイド3bに対し0.1[A]〜0.2[A]の電流を通電しているときに電流モニタ回路34により検出された電流値が0.1[A]〜0.2[A]で仕切られた範囲にあるか否かによりソレノイド3bの異常及びソレノイド駆動回路33の異常を検出ようにした。
そのため、増圧バルブ3が作動しない程度の電流をソレノイド3bに流した場合であっても、ソレノイド3bとフライホイールダイオード33aの異常の有無を同時に確認することができる。また弁体3aが駆動しないため、増圧バルブ3やフライホイールダイオード33aの異常を確認する際の騒音を抑制することができる。また、増圧バルブ3が作動しないため、ブレーキペダルフィーリングの悪化を防止することができる。
[他の実施例]
以上、本願発明を実施するための最良の形態を、実施例1に基づいて説明してきたが、各発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば実施例1では増圧バルブ3を比例弁とし、ゲートインバルブ1、ゲートアウトバルブ2、減圧バルブ4をオン/オフ弁としているが、全て又は一部の弁を比例弁とするようにしても良い。
また実施例1ではブレーキ装置20に用いているソレノイドバルブについて説明したが、液圧回路の開閉を制御するソレノイドバルブであれば特に限定しない。
実施例1はブレーキ装置の液圧回路図である。 実施例1は増圧バルブを駆動する電気回路図である。 実施例1のソレノイドチェック処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1のソレノイド3に流す電流と変化する液圧との関係を示したグラフである。 実施例1の電流モニタ回路を用いて検出された電流値のタイムチャートである。
符号の説明
3 増圧バルブ
3a 弁体
3b ソレノイド
20 ブレーキ装置
21 ブレーキユニット
31 電圧モニタ回路
32 電源
33 ソレノイド駆動回路
33a フライホイールダイオード
34 電流モニタ回路
35 マイクロプロセッサ

Claims (3)

  1. 電源と、
    ソレノイドに通電する電流値に応じて弁体の開弁量が変化する比例弁と、
    前記ソレノイドに電流を与えるPWM駆動回路と、
    前記ソレノイドに設けられたフライホイールダイオードと、
    前記ソレノイドに流れる電流値を検出する電流モニタと、
    前記電源の電圧値を検出する電圧モニタと、
    前記電圧モニタにより検出された電圧値に基づいてデューティ比を決定するデューティ比決定手段と、
    前記ソレノイドに対して前記弁体が駆動しない電流値を通電する第1電流値手段と、
    を有し、
    少なくとも前記ソレノイドに対し前記第1電流値手段により通電しているときに前記電流モニタにより検出された電流値が所定の上下限値で仕切られた範囲にあるか否かにより前記ソレノイドの異常を検出するソレノイド異常検出手段を備えたことを特徴とするソレノイドバルブ。
  2. 電源と、
    ソレノイドに通電する電流値に応じて弁体の開弁量が変化する比例弁と、
    前記ソレノイドにPWM駆動信号を与えるソレノイド駆動回路と、
    前記ソレノイド駆動回路に設けられたフライホイールダイオードと、
    前記ソレノイドに流れる電流値を検出する電流モニタと、
    前記電源の電圧値を検出する電圧モニタと、
    前記電圧モニタにより検出された電圧値に基づいてデューティ比を決定するデューティ比決定手段と、
    前記ソレノイドに対して前記弁体が駆動しない電流値を通電する第1電流値手段と、
    前記ソレノイド駆動回路の異常を検出する駆動回路異常検出手段と、
    を有し、
    少なくとも前記ソレノイドに対し前記第1電流値手段により通電しているときに前記電流モニタにより検出された電流値が所定の上下限値で仕切られた範囲にあるか否かにより前記ソレノイドの異常及びソレノイド駆動回路の異常を検出するソレノイド及びソレノイド駆動回路異常検出手段を備えたことを特徴とするソレノイドバルブ。
  3. ドライバのブレーキ操作に応じてブレーキ圧力を発生させるマスタシリンダと車輪に設けられたホイルシリンダとの間に設けられたブレーキユニットと、
    概ブレーキユニット内に形成された油路を断接する比例ソレノイドバルブと、
    前記比例ソレノイドバルブは、ソレノイドに通電する電流値に応じて弁体の開弁量が変化する比例弁であって、前記ソレノイドにPWM駆動信号を与えるソレノイド駆動回路と、
    前記ソレノイド駆動回路に設けられたフライホイールダイオードと、
    前記ソレノイドに流れる電流値を検出する電流モニタと、
    電源の電圧値を検出する電圧モニタと、
    前記電圧モニタにより検出された電圧値に基づいてデューティ比を決定するデューティ比決定手段と、
    前記ソレノイドに対して前記弁体が駆動しない電流値を通電する第1電流値手段と、
    前記ソレノイド駆動回路の異常を検出する駆動回路異常検出手段と、
    を有し、
    少なくとも前記ソレノイドに対し前記第1電流値手段により通電しているときに前記電流モニタにより検出された電流値が所定の上下限値で仕切られた範囲にあるか否かにより前記ソレノイドの異常及びソレノイド駆動回路の異常を検出するソレノイド及びソレノイド駆動回路異常検出手段を備えたことを特徴とするブレーキ装置。
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