JP2007258274A - 基板処理方法、及び基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ルテニウムとタングステン化合物又はタンタル化合物との積層膜が形成された基板を、タングステン化合物又はタンタル化合物を酸化変質させることなく、更にデバイス形成領域面が水やアルカリ溶液に曝され、LowKが変質することなのない基板処理方法、及び基板処理装置を提供すること。
【解決手段】ルテニウムとタングステン化合物又はタンタル化合物との積層膜が形成された処理基板Wの外周に接触するロールチャック1a〜1dで保持される処理基板Wの周縁部に、処理液供給ノズル5から次亜塩素酸塩水溶液を処理液として供給し、吸引ノズル8で吸引して、周縁部のルテニウムを処理する基板処理装置。
【選択図】図4

Description

本発明は、ルテニウムとタングステン化合物又はタンタル化合物との積層膜が形成された半導体ウエハ(基板)をエッチング処理する基板処理方法及び基板処理装置に関するものである。
シリコンウエハ上にバイスを製作する場合、不要な材料をエッチングで除去したり、ウエハ上又はデバイス上に付着した汚染物を除去することが一般に行われている。例えば、配線材料としてAlに代えて導電率の高いCuが用いられる場合、Cuの配線は、SiO2膜上に溝を形成し、電気メッキにより銅(Cu)膜を形成した後、化学機械研磨(CMP)により、溝内の銅膜を残して他を除去して形成することが多い。これは、ダマシン法と呼ばれるCu配線形成方法である。
具体的にはウエハ上に形成されたSiO2膜に配線用溝を形成し、SiO2中へのCuの拡散を防ぐため該SiO2の表面にバリア層をスパッタリング成膜法で形成し、該バリア層の上にシード銅(Cu)膜をスパッタリング成膜法で形成し、該シード銅(Cu)膜上に電解メッキにより銅(Cu)膜を成膜している。このバリア層としてルテニウム(Ru)とタングステン化合物(例えば、WNC)又はタンタル化合物(例えば、TaN)との積層膜が注目されている。その理由は、ルテニウムが低抵抗、高融点の導電体であり、バリア層としてルテニウム膜を用いた場合、該ルテニウム膜がCuのバリア構造としての作用とシード膜としての作用の両作用を奏し、ルテニウム膜上に直接銅(Cu)膜を電解メッキで形成できるという利点がある。また、絶縁膜として低誘電率膜(LowK)の利用がなされている。低誘電率膜の多くは機械的に脆弱で、また化学的にも変化しやすく、様々な処理により誘電率が上昇することが問題となっており、低誘電率膜の誘電率を変化させない処理を行うことが重要である。
図1はバリア層としてルテニウムとタングステン化合物又はルテニウムとタンタル化合物と積層膜を形成したウエハの一部断面構成例を示す図である。図示するシリコン(Si)ウエハ101の面上に低誘電率膜(LowK)102を形成し、該低誘電率膜(LowK)102に配線溝103を形成し、その表面にタングステン化合物(WNC)膜又はタンタル化合物(TaN)104を成膜し、更にその表面にルテニウム(Ru)膜105を成膜してバリア層とし、該ルテニウム(Ru)膜105の表面に電解メッキで銅(Cu)層(膜)106を形成する。
上記タングステン化合物(WNC)膜又はタンタル化合物(TaN)104、ルテニウム(Ru)膜105、及び銅(Cu)層106をシリコン(Si)ウエハ101のデバイス形成領域のみに形成できれば理想的であるが、実際には図2(a)に示すように、シリコンウエハ101のデバイス形成領域以外の周縁部(ベベル部)101a及び裏面の一部にもタングステン化合物(WNC)膜又はタンタル化合物(TaN)104、ルテニウム(Ru)膜105、及び銅(Cu)層106が形成される。この部分のルテニウム(Ru)膜105、及び銅(Cu)層106は不必要なものであるばかりでなく、後の工程で金属汚染の原因となるため、図2(b)に示すように、エッチング処理等で周縁部101aに形成された膜を除去する必要がある。また、裏面部には微量のルテニウム(Ru)が付着するおそれもあり、それについても除去する必要がある。
特開2002−161381号公報
半導体デバイス製造工程では、図3(a)に示すように配線用溝103(図1参照)が形成されたシリコンウエハ101の表面に、タングステン化合物(WNC)膜又はタンタル化合物(TaN)104を形成、その上にルテニウム(Ru)膜105を形成し、その後洗浄して、電解メッキにより銅(Cu)膜106を形成する。その後、図3(b)に示すように、シリコンウエハ101の周縁部101aに形成された銅(Cu)膜106をウエットエッチング処理で除去し、その後CMP(化学機械研磨)により、銅(Cu)膜を除去する。その後図3(c)に示すように、周縁部101aのルテニウム(Ru)膜105やタングステン化合物(WNC)膜又はタンタル化合物(TaN)104を除去する。これにより、シリコンウエハ101のデバイス形成領域面101bに、図3(d)に示すように銅(Cu)層とバリア膜及び絶縁膜(LowK)の露出面を形成する。
シリコンウエハ101の周縁部101aに形成された銅(Cu)膜106、ルテニウム(Ru)膜105、タングステン化合物(WNC)膜又はタンタル化合物(TaN)膜104のエッチング処理において、銅(Cu)膜106のエッチング処理は公知の酸や酸化剤などの薬液を利用したエッチング処理で容易に除去できるが、ルテニウム(Ru)膜105をエッチング処理で除去することは容易ではない。その理由は、従来のルテニウム(Ru)のエッチング液である硝酸セリウムアンモニウム(ACN)を使用すると、タングステン化合物(WNC)膜が酸変質してしまうので、ルテニウム(Ru)とタングステン化合物(WNC)又はタンタル化合物(TaN)の積層膜構造では、硝酸セリウムアンモニウム(ACN)をエッチング液として使用できない。
また、ルテニウム膜のエッチング処理方法として、上記特許文献1に開示されたものもある。このエッチング処理方法は、基板保持部に水平保持され、回転するウエハの中心部上面にセンタノズルから超純水を、ウエハの周縁部にエッジノズルから薬液を、ウエハの中心部下面(裏面)に薬液を供給して、ウエハ上面を超純水で保護しなから、ウエハの周縁部に形成されたルテニウム膜をエッチング除去すると共に、裏面に付着したルテニウムや汚染物を除去する。また、センタノズルからアルカリ溶液を供給し、エッジノズルから酸化剤溶液を供給し、周縁部で混合させて、ルテニウム膜をエッチング除去する場合もある。このルテニウム膜のエッチング処理方法を図3(b)に示すシリコンウエハ101の周縁部101aに形成されたルテニウム(Ru)膜105のエッチング処理に利用した場合、図3(d)に示すように、デバイス形成領域に露出する銅(Cu)層と絶縁膜(LowK)の面に超純水やアルカリ溶液がかかることになり、絶縁膜(LowK)を変質させる可能性があるという問題があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、ルテニウムとタングステン化合物又はタンタル化合物との積層膜が形成された基板を、タングステン化合物又はタンタル化合物を酸化変質させることなく、更にデバイス形成領域面が水やアルカリ溶液に曝され、絶縁膜(LowK)が変質することのない基板処理方法、及び基板処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため請求項1に記載の発明は、ハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液を用いてルテニウムとタングステン化合物又はタンタル化合物との積層膜が形成された基板を処理することを特徴とする基板処理方法にある。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の基板処理方法において、前記ハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液は、酸化還元電位が標準水素電極電位に対して300mV以上大きい酸化性のある液体であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の基板処理方法において、前記ハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液を、前記基板の周縁部又は裏面の少なくとも一方に供給し、該基板の周縁部又は裏面の少なくとも一方を処理することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の基板処理方法において、前記基板の周縁部又は裏面の少なくとも一方に供給した前記ハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液を直接吸引除去しながら処理することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の基板処理方法において、前記ハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液は、次亜塩素酸ナトリウム水溶液であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、基板と接触し摩擦によって基板を回転保持する基板保持部と、処理液を供給する処理液供給部を備え、前記基板保持部に保持され回転するルテニウムとタングステン化合物又はタンタル化合物との積層膜が形成された基板面上に、前記処理液供給部からハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液を供給して基板を処理することを特徴とする基板処理装置にある。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の基板処理装置において、前記処理液供給部は、前記基板の周縁部又は裏面の少なくとも一方にハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液を供給することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の基板処理装置において、前記基板の周縁部又は裏面の少なくとも一方に供給したハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液を直接吸引除去する吸引除去部を備えたことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項6乃至8のいずれか1項に記載の基板処理装置において、前記基板保持部に接近し、該基板保持部に付着した処理液を吸引する吸引部を備えたことを特徴とする。
請求項1乃至5に記載の発明によれば、ルテニウムとタングステン化合物又はタンタル化合物との積層膜が形成された基板をハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液を用いて処理するので、タングステン化合物やタンタル化合物を変質させることなく、ルテニウム膜のエッチング処理ができる。
請求項3に記載の発明によれば、ハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液を、基板の周縁部又は裏面の少なくとも一方に供給するので、基板のデバイス形成領域に何らの影響を与えることなく、該基板の周縁部又は裏面の少なくとも一方をタングステン化合物やタンタル化合物を変質させることなく、ルテニウム膜の除去ができる。
請求項4に記載の発明によれば、基板の周縁部又は裏面の少なくとも一方に供給したハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液を直接吸引除去しながら処理するので、供給したハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液が基板に残存しないか、又は微量に残存するにすぎないから、少ない純水等の洗浄液で洗浄することが可能となる。
請求項6乃至9に記載の発明はよれば、基板保持部に保持され回転するルテニウムとタングステン化合物又はタンタル化合物との積層膜が形成された基板面上に、処理液供給部からハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液を供給して基板を処理するので、タングステン化合物やタンタル化合物を変質させることなく、ルテニウム膜の処理ができる。
請求項7に記載の発明によれば、処理液供給部は、前記基板の周縁部又は裏面の少なくとも一方にハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液を供給するので、基板のデバイス形成領域に何らの影響を与えることなく、該基板の周縁部又は裏面の少なくとも一方をタングステン化合物やタンタル化合物を変質させることなく、ルテニウム膜のエッチング処理ができる。
請求項8に記載の発明によれば、基板の周縁部又は裏面の少なくとも一方に供給したハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液を直接吸引除去する吸引除去部を備えているので、供給したハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液が基板に残存しないか、又は微量に残存するにすぎないから、少ない純水等の洗浄液で洗浄することが可能となる。
請求項9に記載の発明によれば、基板保持部に接近し、該基板保持部に付着した処理液を吸引する吸引部を備えているので、基板保持部に処理液が残留することがなく、処理液に残留する金属溶解物等による基板の金属汚染等を防止できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に用いて説明する。図4乃至図6は本発明に係る基板処理方法を実施する基板処理装置の概略構成を示す図で、図4は外観斜視図、図5は処理液供給部を示す図、図6は断面図である。図において、Wは図3(b)に示すように、シリコンウエハ101の面上にタングステン化合物(WNC)膜又はタンタル化合物(TaN)104、ルテニウム(Ru)膜105、銅(Cu)膜106が形成され、デバイス形成領域101bに形成された銅(Cu)膜106を残して周縁部及び裏面の一部に形成された銅(Cu)膜106を除去してなる処理基板である。処理基板Wは複数個(図では4個)ロールチャック1a〜1dで水平保持され、矢印Aに示す方向に回転できるようになっている。
周縁部(ベベル部)の処理のため、ロールチャック1a〜1dで保持され矢印A方向に回転する処理基板Wの周縁部に処理液を供給する処理液供給部3と、該処理液供給部3から供給された処理液を除去する吸引部4が配置される。処理液供給部3は、処理基板Wの周縁部に処理液を供給する処理液供給ノズル5と、該処理液供給ノズル5に接続された処理液導入管6と、該処理液導入管6に接続された処理液貯留タンク7とを備えている。処理液除去部4は、処理液供給ノズル5から供給され、略1回転した処理基板Wの周縁部上面に存在する処理液201を吸引する吸引ノズル8と、該吸引ノズル8に接続された処理液導出管9と、該処理液導出管9に接続された吸引源10とからなる。処理液供給ノズル5は図5に示すように、処理基板Wの周縁部に近接して開口部5aを備えており、処理液貯留タンク7内の処理液201は、処理液導入管6を介して処理液供給ノズル5から処理基板Wの周縁部に供給され、略1回転する間にルテニウム(Ru)膜を除去し、該処理液201は吸引ノズル8に吸引される。
なお、上記基板処理装置では処理基板Wを保持する基板保持部は4個のロールチャック1a〜1dで構成されているが、基板保持部のロールチャックは4個に限定されるものではなく、3個以上であればよい。また、処理液供給ノズル5及び吸引ノズル8は、常時は処理基板Wの外周外側の所定の待機位置に位置し、処理時に処理基板Wの周縁部上又は側面に近接して進出し、処理が終了すると待機位置に退避するようになっている。また、図示は省略しているが、後に詳述するように、処理基板Wの上には該処理基板Wの間に所定の間隙を設けてパージ板が配置され、該間隙にその中心部から外周に向かって放射状にパージガス(例えば窒素(N2)ガス)が流れており、処理液供給ノズル5から供給される処理液とその蒸気が処理基板Wのデバイス形成領域に侵入しないようになっている。
上記のように処理基板Wの周縁部に供給された処理液201は吸引ノズル8で吸引されるので、処理液201は残存しないか、微量に存在するだけなので、この部分に少量の超純水等のリンス液を供給することにより、リンス処理することが可能となる。ここで、処理基板Wの周縁部とは、処理基板Wの周縁で回路(デバイス)が形成されていない領域、又は処理基板の周縁で、回路が形成されていても最終的にチップとして使用されない領域をいう。なお、ここでは処理液としては、ルテニウム(Ru)膜をエッチングするためのハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液を用いるが、例えば、図3(a)に示すシリコンウエハ101の周縁部101aの銅(Cu)膜106をエッチングして図3(b)に示すように処理したい場合は、処理液供給ノズル5から供給する処理液は、鉱酸又は有機酸のうち少なくとも1を含み、更に酸化剤のうち少なくとも1つを含む混合液を使用する。
処理基板Wの下方にも処理液供給ノズル12が配置されている。該処理液供給ノズル12は処理基板Wの半径方向に配置され、図7に示すように、処理液を噴射する処理液噴射孔12aが所定の間隔で設けられている。該処理液噴射孔12aから回転する処理基板Wの裏面の一部にハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液を処理液として供給し、処理基板Wの裏面に付着したルテニウム(Ru)を除去する。なお、処理液供給ノズル12も常時は所定の待機位置に位置し、処理時に処理基板Wの下方半径方向上に進出し、処理が終了すると待機位置に退避するようになっている。
図8は周縁部が処理された処理基板Wの周縁部のリンス及び乾燥を行うリンス・乾燥機構の概略構成を示す図で、図8(a)は平面図、図8(b)の処理基板Wより上部は図8(a)のB−B断面図、処理基板Wより下部はB−B’断面図、図8(c)は図8(a)のB−B断面図である。図示するようにリンス・乾燥機構は、ロールチャック1a〜1dで保持され処理基板Wの上部に所定の間隙を設けて配置できる円形状のパージ板20を備えている。該パージ板20は内側パージ板20−1と外側パージ板20−2に分かれており、内側パージ板20−1の中心部にはパージガス供給管21がパージガス供給管21から外周側に所定距離離れた位置に乾燥用ガス供給管22が接続されている。また、外側パージ板20−2は内側パージ板20−1に対して上方に移動できるようになっている。
処理基板Wの周縁部の処理部をリンスするときは、図8(b)に示すように、パージ板20を下降させ処理基板Wの間に所定の間隙を設けて対向配置し、更に外側パージ板20−2を内側パージ板20−1に対して上方に移動させる。これにより内側パージ板20−1の外周にリンス液供給ノズル23の先端を挿入できる空間ができる。この状態でリンス液供給ノズル23を外側の待機位置から進入させ、その先端を内側パージ板20−1の外周に接近し、且つ外側パージ板20−2下方に位置させる。この状態でリンス液吐出口23aは、処理基板Wの周縁部の処理部より内側に位置する。また、吸引ノズル8を外側の待機位置から進入させ、その吸引口8aを処理基板Wの周縁部上部または側面部に近接させて位置させる。この状態で、パージガス供給管21からパージガス203として窒素(N2)を処理基板Wとパージ板20の間の間隙に供給すると共に、リンス液供給ノズル23のリンス液吐出口23aから処理基板Wの周縁部のエッチング処理部に向けてリンス液202を噴射する。このとき、リンス液202は処理基板Wの上面に対して所定の仰角(例えば45°以下の所定の角度)で外周方向に向かって噴射され、エッチング処理部の若干内側から該エッチング処理部をリンスする。このリンス液は処理基板Wの回転により移動し、吸引ノズル8の配置位置まで移動する吸引口8aから吸引される。
また、この時処理基板Wの下方には待機位置からリンス液供給・吸引ノズル24が進出しており、処理基板Wの裏面にリンス液202を供給口から供給すると共に、吸引口で該リンス液を吸引して該裏面をリンスする。このリンス液供給・吸引ノズル24は後に詳述する処理・洗浄機構30(図11参照)と同様、2つの作業面を備え、一方の作業面には上記リンス液を供給する供給口と該リンス液を吸引する吸引口が交互に設けられ、他方の作業面には薬液を供給する供給口と該薬液を吸引する吸引口が交互に設けられている。そして、処理基板Wの一方の作業面を向けてリンス処理、他方の作業面を向けて薬液処理ができるようになっている。
処理基板Wの周縁部の処理部をリンスした後は、図8(c)に示すように、リンス液供給ノズル23を待機位置に退避させ、吸引ノズル8は吸引を継続して乾燥を促進する。パージガス供給管21からパージ板20と処理基板Wの間の間隙にパージガス203として窒素(N2)ガスを供給すると共に、乾燥用ガス供給管22から乾燥用ガス204として窒素(N2)ガスを供給する。乾燥用ガス204は内側パージ板20−1の下面外周部から回転する処理基板Wの周縁部のリンス液202で濡れた処理部に噴射され、この部分を乾燥させる。また、吸引ノズル8の吸引口8aを、処理基板Wの周縁部上部または側面部に近接させて位置させる。乾燥用ガス供給管22から供給された乾燥ガス204により周縁部のより外周側に移動した残留リンス液は、吸引口8aから吸引される。これにより、処理基板Wの処理された周縁部はリンス・乾燥されることになる。このように処理基板Wの周縁部のエッチングからリンス・乾燥処理まで、処理基板Wのデバイス形成領域は処理液やリンス液に曝されることがなく、Cuや絶縁膜(LowK)の変質の恐れが少ない。下面乾燥ノズル29はそのガス噴出口29aが処理基板Wの下方に位置し、該処理基板Wの半径方向に揺動するようになっている。ガス噴出口29aから乾燥用ガス204として窒素(N2)ガスを処理基板Wの裏面に噴射して、該裏面を乾燥させる。
また、この処理部分である周縁部は狭い範囲であり、且つ上記のように処理基板Wの周縁部の処理液201は吸引ノズル8で吸引除去されているから、リンス液供給ノズル23から供給されるリンス液は少量で済む。なお、パージガス203及び乾燥用ガス204はガスは窒素ガス(N2)に限定されるものではなく、不活性ガスであれば、例えばアルゴンガス等でもよい。
処理基板Wの下面(裏面)に処理液を供給する処理液供給ノズル12は、図7に示す構成例では、処理液201を処理基板Wの裏面に向けて噴出する複数の処理液噴射孔12aを設けた例を示したが、図9に示すように、処理液噴射孔12aと処理液吸引孔12bを交互に設け、処理液噴射孔12aから処理基板Wの裏面に処理液201を噴射し、該噴射した処理液201を処理液吸引孔12bで吸引するようにしてもよい。これにより、処理基板Wの裏面に残存する処理液の量が微量となり、後の洗浄工程で必要な洗浄液量が少なくて済むだけでなく、金属溶解物を含む処理液のチャンバー内への拡散もなくなる。
図10は処理基板Wの周縁部及び下面を処理した後、この処理部を洗浄する洗浄機構例を示す図である。図示するように、パージ板20の内側パージ板20−1と外側パージ板20−2を同一面とし、処理基板Wと所定の間隙をおいて対向配置させる。また、洗浄ノズル27の洗浄液供給口27a、吸引ノズル8の吸引口8aを処理基板Wの周縁部の処理部の上面に対向して配置すると共に、待機位置にある洗浄液供給ノズル26を処理基板Wの下方に進出させる。この状態で、パージガス供給管21からパージガス203として窒素(N2)を処理基板Wとパージ板20の間の間隙に供給すると共に、洗浄ノズル27から洗浄液205を処理基板Wの周縁部に、洗浄液供給ノズル26から洗浄液を処理基板Wの下面にそれぞれ供給して処理基板Wの周縁部及び下面を洗浄する。このとき、パージガス供給管21から処理基板Wとパージ板20の間の間隙にパージガス203が供給され、その中心部から外周向けて放射状に流れるから、洗浄ノズル27や洗浄液供給ノズル26から供給された洗浄液及びその蒸気が処理基板Wのデバイス形成領域に侵入することはない。よって、Cuや絶縁膜(LowK)が変質のおそれが少ない。
なお、洗浄ノズル27、吸引ノズル8は、図10の処理基板Wの周縁部に、処理基板Wの回転方向に並べて配置してもよい。また、図示は省略するが、洗浄後の乾燥は洗浄ノズル27に替えて、乾燥用ガスを供給する乾燥ガスノズル、洗浄液供給ノズル26に替えて乾燥ガス供給ノズルを配置し、処理基板Wの周縁部及び下面に乾燥用ガスとして窒素(N2)を供給することにより、処理基板Wを乾燥させることができる。
図11は処理基板Wの下面(裏面)を処理・洗浄するための処理・洗浄機構の構成例を示す図で、図11(a)は側面図、図11(b)は図11(a)のC−C断面、図11(c)は図11(a)のD−D断面である。図11に示すように、処理・洗浄機構30は2つの作業面E1、E2を備えている。作業面E1には処理液を供給する複数の処理液供給口31と処理液を吸引する複数の処理液吸引口32とが交互に且つ直線状に所定の間隔で配置されている。作業面E2には洗浄液を供給する複数の洗浄液供給口33と洗浄液を吸引する複数の洗浄液吸引口34とが交互に且つ直線状に所定の間隔で配置されている。作業面E1の各処理液供給口31は図11(c)に示すように、共通の処理液供給管35に接続され、処理液吸引口32は図11(b)に示すように、共通の処理液排出管36に接続されている。また、作業面E2の各洗浄液供給口33は図11(c)に示すように、共通の洗浄液供給管37に接続され、洗浄液吸引口34は図11(b)に示すように、共通の洗浄液吸引管38に接続されている。
図12は基板保持部に付着した処理液を吸引除去する処理液吸引除去部の概略構成例を示す図で、図12(a)は平面図、図12(b)は断面図である。ここでは、ロールチャック1aのクランプ部41に付着する処理液を吸引除去する処理液吸引除去部を示す。処理液吸引除去部は、吸引ノズル42とローラ洗浄ノズル43を備え、吸引ノズル42の開口42aとローラ洗浄ノズル43の開口43aがロールチャック1aのクランプ部41に接近して配置されている。図4に示す処理液供給ノズル5から処理基板Wの周縁部に供給された処理液201は、該処理基板Wがロールチャック1a〜1dを経由して移動するときに、これらロールチャック1a〜1dのクランプ部41に付着する。ロールチャック1aではローラ洗浄ノズル43の開口43aからクランプ部41に洗浄液を供給し、吸引ノズル42の開口42aで処理液と洗浄液を吸引する。これにより、クランプ部41に付着した処理液が除去される。
上記構成の処理液吸引除去部は、ロールチャック1aのみでなく、他のロールチャック1b〜1dにもそれぞれ設けている。各ロールチャック1a〜1dのクランプ部41に付着した処理液を確実に吸引除去するので、ロールチャック1a〜1dからの洗浄液の飛散を防止できる。また、上記のようにローラ洗浄ノズル43は、クランプ部41の洗浄液を局所的に供給するため、クランプ部41の洗浄が確実に行える。
また、ローラ洗浄ノズル43及び吸引ノズル42の各ロールチャック1a〜1dに対する相対位置を一定とすることができるので、洗浄液の供給及び吸引を安定して行うことができる。
上記基板処理装置において、洗浄中の処理基板Wの回転速度は40〜150rpmの範囲とし、50rpmにするのが好ましい。また、乾燥中の処理基板Wの回転速度は同じく40〜150rpmの範囲とし、50rpmにするのが好ましい。処理基板Wの周縁部(ベベル部)のエッチング処理中の処理液の供給量は1〜10ml/minとし、3ml/minとするのが好ましい。また、そのリンス中のリンス液の供給量は50〜200ml/minとし、100ml/minとするのが好ましい。処理基板Wの裏面のエッチング処理中の処理液の供給量は50〜200ml/minとし、100ml/minとするのが好ましい。また、処理基板Wの裏面のリンス中のリンス液の供給量は100〜400ml/minとし、200ml/minとするのが好ましい。なお、図6、図7、図9の処理液供給ノズル12、図10の洗浄液供給ノズル26、図11の処理・洗浄機構30は各々の処理中に回転している処理基板Wの半径方向に所定の速度で揺動させてもよい。
上記実施形態例では、ルテニウム(Ru)膜の処理液に次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)の有効塩素濃度(液中に含まれる遊離次亜塩素酸HClO及び次亜塩素酸イオンClO-の濃度の和)3%の水溶液を用いたが、他に次亜塩素酸カリウム(KClO)などがある。次亜塩素酸ナトリウムの他のハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液として、アルカリ溶液に塩素ガス(Cl2)を混合して、処理液としてもよい。例えば、アンモニア水に塩素ガスを通過すると、次亜塩素酸アンモニウム(NH4ClO)溶液となり、アルカリ性且つ有効塩素を含む酸化力のある処理液となる。次亜塩素酸アンモニウム溶液は、Naなど金属汚染源となりうるものを含まないため、洗浄液として好適である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状・構造・材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。
バリア層としてルテニウムとタングステン化合物又はタンタル化合物の積層膜を形成したウエハの一部断面構成例を示す図である。 バリア層としてルテニウムとタングステン化合物又はタンタル化合物の積層膜を形成したウエハの周縁部断面構成例を示す図である。 ウエハの配線製造過程を示す図である。 本発明に係る基板処理方法を実施する基板処理装置の概略構成を示す外観図である。 本発明に係る基板処理装置の処理液供給部の構成例を示す図である。 本発明に係る基板処理装置の概略断面構成を示す図である。 本発明に係る基板処理装置の処理液供給ノズルの平面図である。 本発明に係る基板処理装置のリンス・乾燥機構の概略構成を示す図である。 本発明に係る基板処理装置のリンス・乾燥機構の概略構成を示す図である。 本発明に係る基板処理装置の処理液供給ノズルの平面図である。 本発明に係る基板処理装置のリンス機構の構成例を示す断面図である。 本発明に係る基板処理装置の洗浄・乾燥機構の構成例を示す図である。 本発明に係る基板処理装置の処理液吸引除去部の構成例を示す図である。
符号の説明
1a〜1d ロールチャック
3 処理液供給部
4 吸引部
5 処理液供給ノズル
6 処理液導入管
7 処理液貯留タンク
8 吸引ノズル
9 処理液導出管
10 吸引源
12 処理液供給ノズル
20 パージ板
21 パージガス供給管
22 乾燥用ガス供給管
23 リンス液供給ノズル
24 リンス液供給・吸引ノズル
26 洗浄液供給ノズル
27 洗浄ノズル
28 吸引ノズル
29 下面乾燥ノズル
30 処理・洗浄機構
31 処理液供給口
32 処理液吸引口
33 洗浄液供給口
34 洗浄液吸引口
35 処理液供給管
36 処理液排出管
37 洗浄液供給管
38 洗浄液吸引管
41 クランプ部
42 吸引ノズル
43 ローラ洗浄ノズル

Claims (9)

  1. ハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液を用いてルテニウムとタングステン化合物又はタンタル化合物との積層膜が形成された基板を処理することを特徴とする基板処理方法。
  2. 請求項1に記載の基板処理方法において、
    前記ハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液は、酸化還元電位が標準水素電極電位に対して300mV以上大きい酸化性のある液体であることを特徴とする基板処理方法。
  3. 請求項1又は2に記載の基板処理方法において、
    前記ハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液を、前記基板の周縁部又は裏面の少なくとも一方に供給し、該基板の周縁部又は裏面の少なくとも一方を処理することを特徴とする基板処理方法。
  4. 請求項3に記載の基板処理方法において、
    前記基板の周縁部又は裏面の少なくとも一方に供給した前記ハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液を直接吸引除去しながら処理することを特徴とする基板処理方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の基板処理方法において、
    前記ハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液は、次亜塩素酸ナトリウム水溶液であることを特徴とする基板処理方法。
  6. 基板と接触し摩擦によって基板を回転保持する基板保持部と、処理液を供給する処理液供給部を備え、
    前記基板保持部に保持され回転するルテニウムとタングステン化合物又はタンタル化合物との積層膜が形成された基板面上に、前記処理液供給部からハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液を供給して基板を処理することを特徴とする基板処理装置。
  7. 請求項6に記載の基板処理装置において、
    前記処理液供給部は、前記基板の周縁部又は裏面の少なくとも一方にハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液を供給することを特徴とする基板処理装置。
  8. 請求項7に記載の基板処理装置において、
    前記基板の周縁部又は裏面の少なくとも一方に供給したハロゲン化合物を含むアルカリ性溶液を直接吸引除去する吸引除去部を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  9. 請求項6乃至8のいずれか1項に記載の基板処理装置において、
    前記基板保持部に接近し、該基板保持部に付着した処理液を吸引する吸引部を備えたことを特徴とする基板処理装置。
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