JP2007257747A - 導体パターン形成方法 - Google Patents

導体パターン形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007257747A
JP2007257747A JP2006081818A JP2006081818A JP2007257747A JP 2007257747 A JP2007257747 A JP 2007257747A JP 2006081818 A JP2006081818 A JP 2006081818A JP 2006081818 A JP2006081818 A JP 2006081818A JP 2007257747 A JP2007257747 A JP 2007257747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
forming
conductor pattern
resist layer
protective film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006081818A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Yamazaki
光太郎 山嵜
Takashi Ito
隆司 伊藤
Junji Sato
淳史 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2006081818A priority Critical patent/JP2007257747A/ja
Priority to US11/482,467 priority patent/US7459097B2/en
Publication of JP2007257747A publication Critical patent/JP2007257747A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/31Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
    • G11B5/3163Fabrication methods or processes specially adapted for a particular head structure, e.g. using base layers for electroplating, using functional layers for masking, using energy or particle beams for shaping the structure or modifying the properties of the basic layers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D5/00Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
    • C25D5/02Electroplating of selected surface areas
    • C25D5/022Electroplating of selected surface areas using masking means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
    • G11B5/6005Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion
    • G11B5/6011Control of flying height
    • G11B5/6064Control of flying height using air pressure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

【課題】 幅に対する高さのアスペクト比の高い導体パターンを、電気的接続性良く形成することが可能な導体パターン形成方法を提供する。
【解決手段】 導体パターン2の形成面2a上に、導体パターンの形成箇所6が露出する第一レジスト層8を形成する工程と、第一レジスト層8から露出した箇所6に、めっきにより一段目導体パターン10を形成する工程と、一段目導体パターン10を保護する一段目保護膜12を形成する工程と、一段目保護膜12の表面12aと一段目導体パターン10の端面10aとを平坦に研磨する工程と、一段目保護膜12の表面12aおよび一段目導体パターン10の端面10a上に、端面10aの一部が一段目導体パターン10より幅狭に露出する第二レジスト層16を形成する工程と、一段目導体パターン10の端面10a上の、第二レジスト層16から露出した箇所に、めっきにより二段目導体パターン18を形成する工程とを含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、導体パターン、特に、磁気ヘッドの外部接続端子としての垂直端子を形成する導体パターン形成方法に関する。
磁気ディスク装置に用いられる薄膜磁気ヘッドにおいて、電気的な外部接続端子として、薄膜状の磁性膜に対して垂直に延び、磁気ヘッドの外面に設けられたアルミナ保護膜を貫通する柱状に形成された、いわゆる垂直端子が採用されている。
一般的な薄膜磁気ヘッドにおいては、読み取り用の垂直端子および書き込み用の垂直端子がそれぞれ2つずつ、すなわち計4つの垂直端子が設けられる。
ところで、近年、薄膜磁気ヘッドの小型化に伴い、狭いスペースに複数の垂直端子を設けるために、各垂直端子を幅狭に形成する必要性が高くなっている。
特に、磁気ヘッドの磁気媒体からの浮上量をコントロールするために磁気ヘッドにヒーターを組み込むDFH(Dynamic Flying Height)技術が採用される場合には、前記読み取り用および書き込み用の4つの垂直端子に加え、ヒーターに接続される2つの垂直端子がさらに設けられるため、磁気ヘッドの大きさを小型に抑える制約の中では、各垂直端子の幅をさらに幅狭に形成する必要がある。
他方、垂直端子の高さは、磁気ヘッドの機械的強度を保つためにアルミナ保護膜をあまり薄くできないため、あまり低く構成することができない。
すなわち、近年、垂直端子は、その高さを維持したまま、幅狭に形成する要請が高まっている。
例えば、垂直端子の幅は、30〜40μm程度に構成するとともに、アルミナ保護膜の厚さにほぼ等しい垂直端子の高さは、70〜80μm程度にする要請がある。
ところで、磁気ヘッドの垂直端子は、一般的にフォトリソグラフィ法を用いて形成されている。すなわち、垂直端子形成前の磁気ヘッドの、垂直端子の形成面に、感光性レジスト層を形成し、垂直端子の形成箇所のみ感光性レジスト層が除去されるよう、この感光性レジスト層を露光/現像する。そして、感光性レジスト層が除去された部分に、めっき法などにより垂直端子としての導体パターンを形成する。
しかしながら、フォトリソグラフィ法では、前述のような、幅に対する高さのアスペクト比が高い垂直端子に合致するように感光性レジスト層を露光/現像することが困難である。
幅に対する高さのアスペクト比の高い垂直端子に対応するよう、感光性レジスト層を露光/現像するための技術が、特許文献1に開示されている。
特許文献1記載には、感光性レジスト層の垂直端子の対応箇所に対し、露光/現像のプロセスを複数回繰り返すことで、幅に対する高さのアスペクト比の高い垂直端子に対応するよう、感光性レジスト層を形成する技術が記載されている。
特開平7−272216号公報
しかしながら、特許文献1に記載の磁気ヘッドの垂直端子形成方法では、高アスペクト比の垂直端子に対応するよう、感光性レジスト層を形成することができたとしても、めっき法により垂直端子を形成することが困難であるという課題がある。
すなわち、特許文献1記載の技術では、例えば幅30〜40μm程度、高さが70〜80μm程度の垂直端子の形状に合致するように、感光性レジスト層を露光/現像できたとしても、このような形状の孔部内にはめっき液が行き渡りにくく、したがって、この孔部内に電気的な接続性の良い導体パターン(垂直端子)を形成することは極めて困難である。
本発明は、上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、幅に対する高さのアスペクト比の高い導体パターンを、電気的接続性良く好適に形成することが可能な磁気ヘッドの導体パターン形成方法を提供することにある。
本発明に係る導体パターン形成方法は、上記課題を解決するために、次の構成を備える。
すなわち、導体パターンの形成面上に、導体パターンの形成箇所が露出する第一レジスト層を形成する第一レジスト層形成工程と、前記形成面の、前記第一レジスト層から露出した箇所に、めっきにより一段目導体パターンを形成する一段目導体パターン形成工程と、前記第一レジスト層を除去する第一レジスト層除去工程と、前記形成面上に、前記一段目導体パターンを覆って保護する一段目保護膜を形成する一段目保護膜被覆工程と、前記一段目保護膜の表面と前記一段目導体パターンの端面とが同一平面となるよう、両者を平坦に研磨する一段目研磨工程と、前記一段目保護膜の表面および前記一段目導体パターンの端面上に、一段目導体パターンの端面の一部が該一段目導体パターンより幅狭に露出する第二レジスト層を形成する第二レジスト層形成工程と、前記一段目導体パターンの端面上の、前記第二レジスト層から露出した箇所に、めっきにより二段目導体パターンを形成する二段目導体パターン形成工程と、前記第二レジスト層を除去する第二レジスト層除去工程と、前記一段目保護膜上に、前記二段目導体パターンの外周面を囲んで保護する二段目保護膜を形成する二段目保護膜形成工程とを含むことを特徴とする。
これによれば、導体パターンを、高さ方向に一段目と二段目とに分けて形成するから、レジスト層の、導体パターンの形成箇所に対応する孔部の深さを、浅く抑えることができる。したがって、前記一段目導体パターンおよび前記二段目導体パターンを形成するためのそれぞれのめっきにおいて、深さの浅い孔部内をめっきするから、めっき液が好適に行き渡り、電気的接続性の良い導体パターンを形成できる。また、特に、前記一段目研磨工程において一段目保護膜の表面と一段目導体パターンの端面とを平坦に研磨するから、第二レジスト層の位置および形状を高精度に形成することができる。さらに、二段目導体パターンを一段目導体パターンよりも幅狭に形成するから、仮に一段目導体パターンと二段目導体パターンとの位置がずれたとしても、二段目導体パターンを完全に一段目導体パターンの端面上に位置させることができ、電気的接続性を高く維持できる。また、レジスト層を第一および第二レジスト層に分けて、それぞれを薄く形成するから、レジストパターンを、簡単に、かつ形状を高精度に形成できる。
さらに、前記第二レジスト層形成工程において、前記第二レジスト層を、該第二レジスト層から露出する前記一段目導体パターンの端面の露出面積が、該端面の面積より10%程度小さくなるよう形成することを特徴とする。
これによれば、一段目導体パターンと二段目導体パターンとの位置ズレをほぼ確実に吸収できる。
また、前記二段目保護膜形成工程の後に、前記二段目導体パターンの端面上にパッドを形成する工程を行うことを特徴とする。
また、前記二段目保護膜形成工程は、前記一段目保護膜上に、前記二段目導体パターンを覆って保護する二段目保護膜を形成する二段目保護膜被覆工程と、前記二段目保護膜の表面と前記二段目導体パターンの端面とが同一平面となるよう、両者を平坦に研磨する二段目研磨工程とを含み、前記二段目保護膜形成工程の後に、前記二段目保護膜の表面および前記二段目導体パターンの端面上に、前記第二レジスト層形成工程、前記二段目導体パターン形成工程、前記第二レジスト層除去工程、および前記二段目保護膜形成工程と同等の工程を行うことで、三段目導体パターンおよび三段目保護膜を形成することを特徴とする。
これによれば、よりアスペクト比の高い導体パターンを好適に形成することができる。
また、前記第一レジスト層形成工程の前に、前記形成面上にめっきベースとしての第一導電層を形成する工程を行い、前記第一レジスト層形成工程、前記一段目導体パターン形成工程、および前記第一レジスト層除去工程を行った後に、前記第一導電層を除去する工程を行い、前記一段目保護膜被覆工程および前記一段目研磨工程の後に、前記一段目保護膜の表面および前記一段目導体パターンの端面上に、めっきベースとしての第二導電層を形成する工程を行い、前記第二レジスト層形成工程、前記二段目導体パターン形成工程、および前記第二レジスト層除去工程の後に、前記第二導電層を除去する工程を行い、前記一段目および二段目導体パターンを形成するめっきは、それぞれ前記第一導電層および前記第二導電層を給電層とした電解めっきであることを特徴とする。
これによれば、一段目導体パターンおよび二段目導体パターンのそれぞれが、レジスト層の孔部の底部の第一および第二導体層をめっきベースとした、電解めっきにより形成される。したがって、電気的接続性の良い導体パターンを形成できる。
また、前記第一および第二レジスト層形成工程は、フォトリソグラフィ法により、それぞれ前記第一および第二レジスト層を形成することを特徴とする。
これによれば、レジスト層を第一および第二レジスト層に分けて、それぞれを薄く形成するから、フォトリソグラフィ法を用いながら、特許文献1に記載された技術に比較し、レジストパターンを、簡単に、かつ形状を高精度に形成できる。
また、前記一段目および二段目保護膜は、アルミナから成ることを特徴とする。
本発明に係る導体パターン形成方法によれば、幅に対する高さのアスペクト比の高い導体パターンを、電気的接続性良く好適に形成することができる。
以下、本発明に係る導体パターン形成方法を実施するための最良の形態として、磁気ヘッドの垂直端子形成方法について説明する。
図1〜図3は、導体パターン形成方法の実施の形態に係る磁気ヘッドの垂直端子形成方法の説明図である。
本実施の形態に係る磁気ヘッドの垂直端子形成方法では、まず、図1(a)に示すように、ウエハー上に形成された薄膜磁気ヘッド2の、導体パターンとしての垂直端子が形成される端子形成面2a上に、電解銅めっきベースとしての第一導電層4を、スパッタ法により形成する。
続いて、図1(b)に示すように、端子形成面2a上(第一導電層4上)に、公知のフォトリソグラフィ法により、垂直端子の形成箇所6が露出するよう感光性の第一レジスト層8を形成する(第一レジスト層形成工程)。なお、本実施の形態においては、第一レジスト層8は、厚さが約40μm、垂直端子に対応する孔部8aの幅が約40μmとなるよう形成される。なお、孔部8aの開口形状は、断面が四角形となるよう形成されている。
続いて、第一導電層4を給電層として、孔部8a内に電解銅めっきを施す。これにより、図1(c)に示すように、電解銅めっきにより孔部8a内を銅で埋め、端子形成面2aの、第一レジスト層8から露出した形成箇所6に、一段目導体パターンとしての一段目垂直端子10を形成する(一段目導体パターン形成工程)。本実施の形態では、一段目垂直端子10の高さは約37μmに形成される。
次に、図1(d)に示すように、第一レジスト層8を除去し(第一レジスト層除去工程)、これによって露出した第一導電層4を、公知のイオンミル法等により除去する。
続いて、図1(e)に示すように、端子形成面2a上に、一段目垂直端子10を覆って保護する一段目保護膜12を形成する(一段目保護膜被覆工程)。なお、一段目保護膜12は、アルミナから成る。
続いて、図1(f)に示すように一段目保護膜12の表面12aと一段目垂直端子10の端面10aとが同一平面となるよう、両者を平坦に研磨する(一段目研磨工程)。
続いて、図2(a)に示すように、一段目保護膜12の表面12aおよび一段目垂直端子10の端面10a上に、電解銅めっきベースとしての第二導電層14を、スパッタ法により形成する。
続いて、図2(b)に示すように、一段目保護膜12の表面12aおよび一段目垂直端子10の端面10a上(第二導電層14上)に、フォトリソグラフィ法により、一段目垂直端子10の端面10aの一部が露出する(第二導電層14を挟んで露出する)よう感光性の第二レジスト層16を形成する(第二レジスト層形成工程)。
なお、本実施の形態においては、第二レジスト層16は、厚さが約40μm、垂直端子に対応する孔部16aの幅が約37μmとなるよう形成される。なお、孔部16aの開口形状は、断面が四角形となるよう形成されている。したがって、第二レジスト層16から露出する一段目垂直端子10の端面10aの露出面積(37μm×37μm)は、当該端面10aの面積(40μm×40μm)より10%程度小さくなる。
続いて、第二導電層14を給電層として、孔部16a内に電解銅めっきを施す。これにより、図2(c)に示すように、電解銅めっきにより孔部16a内を銅で埋め、一段目垂直端子10の端面10a上に、二段目導体パターンとしての二段目垂直端子18を形成する(二段目導体パターン形成工程)。本実施の形態では、二段目垂直端子18の高さは約37μmに形成される。
次に、図2(d)に示すように、第二レジスト層16を除去し(第二レジスト層除去工程)、これによって露出した第二導電層14を、公知のイオンミル法等により除去する。
続いて、図2(e)に示すように、一段目保護膜12上に、二段目垂直端子18を覆って保護する二段目保護膜20を形成する(二段目保護膜被覆工程)。なお、二段目保護膜20は、アルミナから成る。
続いて、図2(f)に示すように二段目保護膜20の表面20aと二段目垂直端子18の端面18aとが同一平面となるよう、両者を平坦に研磨する(二段目研磨工程)。
この二段目保護膜被覆工程と二段目研磨工程とにより、一段目保護膜12上に、二段目垂直端子18の外周面を囲んで保護する二段目保護膜20を形成する二段目保護膜形成工程が構成される。
この二段目保護膜形成工程の後に、図2(g)に示すように、二段目垂直端子18の端面18a上にパッド22を形成する工程を行う。
このように、本実施の形態に係る垂直端子形成方法により、一段目垂直端子10と二段目垂直端子18とからなる垂直端子(導体パターン)が形成される。本実施の形態に係る垂直端子形成方法により垂直端子が形成された磁気ヘッドは、サスペンションのジンバル部上に搭載され、パッド22および垂直端子10,18を介して、金ボールやはんだ等によりサスペンション上の配線部と電気的に接続される。
本実施の形態に係る磁気ヘッドの垂直端子形成方法によれば、垂直端子を、高さ方向に一段目と二段目とに分けて形成するから、レジスト層8,16の孔部8a,16aの深さを、浅く抑えることができる。したがって、一段目垂直端子10および二段目垂直端子18を形成するためのそれぞれの電解めっきにおいて、深さの浅い孔部8a,16a内をめっきするから、めっき液が好適に行き渡り、電気的接続性の良い垂直端子を形成できる。
すなわち、本実施の形態に係る磁気ヘッドの垂直端子形成方法によれば、例えば幅30〜40μm程度で高さが70〜80μm程度の垂直端子を形成する場合であっても、垂直端子を高さ方向に二段に分けて形成するから、垂直端子に対応したレジスト層の孔部内にめっき液が行き渡りにくいといった問題が生じず、垂直端子を好適に形成することができる。
また、特に、一段目研磨工程において一段目保護膜12の表面12aと一段目垂直端子10の端面10aとを平坦に研磨するから、第二レジスト層16の位置および形状を高精度に形成することができる。さらに、二段目垂直端子18を一段目垂直端子10よりも幅狭に形成するから、仮にフォトリソグラフィ法における誤差によって一段目垂直端子10と二段目垂直端子18との位置がずれたとしても、二段目垂直端子18を完全に一段目垂直端子10の端面10a上に位置させることができ、電気的接続性を高く維持できる。また、レジスト層を第一および第二レジスト層に分けて、それぞれを薄く形成するから、レジストパターンを、簡単に、かつ形状を高精度に形成できる。
さて、さらに幅に対する高さのアスペクト比の高い垂直端子を形成する場合があるなど、垂直端子を二段に形成するだけでは、依然各段におけるアスペクト比が高すぎてレジスト層の形成やめっきが困難である場合には、上記実施の形態の二段目を形成するプロセスをさらに繰り返して、垂直端子をさらに多段に形成すればよい。
上記実施の形態における二段目保護膜形成工程(図2(f))までを行って二段目垂直端子18を形成した後に、さらに三段目導体パターンとしての三段目垂直端子を形成する方法を説明する。
これは、二段目保護膜20の表面20aおよび二段目垂直端子18の端面18a上に、二段目垂直端子18を形成したのと同様の工程を施すことで実現できる。すなわち、前記第二レジスト層形成工程、前記二段目垂直端子形成工程、前記第二レジスト層除去工程、および前記二段目保護膜形成工程と同等の工程を行うことで、三段目垂直端子32および三段目保護膜26を形成することができる。
これを図3を用いて説明すると、二段目保護膜形成工程(図2(f))までを行った後、図3(a)に示すように、二段目保護膜20の表面20aおよび二段目垂直端子18の端面18a上に、電解銅めっきベースとしての第三導電層28を、スパッタ法により形成する。
続いて、図3(b)に示すように、二段目保護膜20の表面20aおよび二段目垂直端子18の端面18a上(第三導電層28上)に、フォトリソグラフィ法により、二段目垂直端子18の端面18aの一部が露出する(第三導電層28を挟んで露出する)よう感光性の第三レジスト層30を形成する(第三レジスト層形成工程)。
なお、第三レジスト層30から露出する二段目垂直端子18の端面18aの露出面積は、当該端面18aの面積より10%程度小さくなるよう形成すると良い。
続いて、第三導電層28を給電層として、垂直端子に対応する孔部30a内に電解銅めっきを施す。これにより、図3(c)に示すように、電解銅めっきにより孔部30a内を銅で埋め、二段目垂直端子18の端面18a上に、三段目垂直端子32を形成する(三段目垂直端子形成工程)。
次に、図3(d)に示すように、第三レジスト層30を除去し(第三レジスト層除去工程)、これによって露出した第三導電層28を、公知のイオンミル法等により除去する。
続いて、図3(e)に示すように、二段目保護膜20上に、三段目垂直端子32を覆って保護する三段目保護膜26を形成する(三段目保護膜被覆工程)。なお、三段目保護膜26は、アルミナから成る。
続いて、図3(f)に示すように三段目保護膜26の表面26aと三段目垂直端子32の端面32aとが同一平面となるよう、両者を平坦に研磨する(三段目研磨工程)。
この三段目保護膜形成工程の後に、図3(g)に示すように、三段目垂直端子32の端面32a上にパッド22を形成する工程を行う。
なお、同様のプロセスを繰り返すことで、二段または三段に限定されず、垂直端子をさらに多段に構成することもできることはいうまでもない。
本発明に係る導体パターン形成方法を示す説明図である。 本発明に係る導体パターン形成方法を示す説明図である。 本発明に係る導体パターン形成方法において、導体パターンをさらに多段(三段)に形成する方法を示す説明図である。
符号の説明
2 磁気ヘッド
2a 端子形成面(導体パターンの形成面)
4 第一導電層
6 垂直端子(導体パターン)の形成箇所
8 第一レジスト層
10 一段目垂直端子(一段目導体パターン)
10a 一段目垂直端子の端面
12 一段目保護膜
12a 一段目保護膜の表面
14 第二導電層
16 第二レジスト層
18 二段目垂直端子(二段目導体パターン)
18a 二段目垂直端子の端面
20 二段目保護膜
20a 二段目保護膜の表面
22 パッド
26 三段目保護膜
32 三段目垂直端子(三段目導体パターン)

Claims (7)

  1. 導体パターンの形成面上に、導体パターンの形成箇所が露出する第一レジスト層を形成する第一レジスト層形成工程と、
    前記形成面の、前記第一レジスト層から露出した箇所に、めっきにより一段目導体パターンを形成する一段目導体パターン形成工程と、
    前記第一レジスト層を除去する第一レジスト層除去工程と、
    前記形成面上に、前記一段目導体パターンを覆って保護する一段目保護膜を形成する一段目保護膜被覆工程と、
    前記一段目保護膜の表面と前記一段目導体パターンの端面とが同一平面となるよう、両者を平坦に研磨する一段目研磨工程と、
    前記一段目保護膜の表面および前記一段目導体パターンの端面上に、一段目導体パターンの端面の一部が該一段目導体パターンより幅狭に露出する第二レジスト層を形成する第二レジスト層形成工程と、
    前記一段目導体パターンの端面上の、前記第二レジスト層から露出した箇所に、めっきにより二段目導体パターンを形成する二段目導体パターン形成工程と、
    前記第二レジスト層を除去する第二レジスト層除去工程と、
    前記一段目保護膜上に、前記二段目導体パターンの外周面を囲んで保護する二段目保護膜を形成する二段目保護膜形成工程とを含むことを特徴とする磁気ヘッドの導体パターン形成方法。
  2. 前記第二レジスト層形成工程において、前記第二レジスト層を、該第二レジスト層から露出する前記一段目導体パターンの端面の露出面積が、該端面の面積より10%程度小さくなるよう形成することを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッドの導体パターン形成方法。
  3. 前記二段目保護膜形成工程の後に、前記二段目導体パターンの端面上にパッドを形成する工程を行うことを特徴とする請求項1または2記載の磁気ヘッドの導体パターン形成方法。
  4. 前記二段目保護膜形成工程は、
    前記一段目保護膜上に、前記二段目導体パターンを覆って保護する二段目保護膜を形成する二段目保護膜被覆工程と、
    前記二段目保護膜の表面と前記二段目導体パターンの端面とが同一平面となるよう、両者を平坦に研磨する二段目研磨工程とを含み、
    前記二段目保護膜形成工程の後に、前記二段目保護膜の表面および前記二段目導体パターンの端面上に、前記第二レジスト層形成工程、前記二段目導体パターン形成工程、前記第二レジスト層除去工程、および前記二段目保護膜形成工程と同等の工程を行うことで、三段目導体パターンおよび三段目保護膜を形成することを特徴とする請求項1または2記載の磁気ヘッドの導体パターン形成方法。
  5. 前記第一レジスト層形成工程の前に、前記形成面上にめっきベースとしての第一導電層を形成する工程を行い、
    前記第一レジスト層形成工程、前記一段目導体パターン形成工程、および前記第一レジスト層除去工程を行った後に、前記第一導電層を除去する工程を行い、
    前記一段目保護膜被覆工程および前記一段目研磨工程の後に、前記一段目保護膜の表面および前記一段目導体パターンの端面上に、めっきベースとしての第二導電層を形成する工程を行い、
    前記第二レジスト層形成工程、前記二段目導体パターン形成工程、および前記第二レジスト層除去工程の後に、前記第二導電層を除去する工程を行い、
    前記一段目および二段目導体パターンを形成するめっきは、それぞれ前記第一導電層および前記第二導電層を給電層とした電解めっきであることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか一項記載の磁気ヘッドの導体パターン形成方法。
  6. 前記第一および第二レジスト層形成工程は、フォトリソグラフィ法により、それぞれ前記第一および第二レジスト層を形成することを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか一項記載の磁気ヘッドの導体パターン形成方法。
  7. 前記一段目および二段目保護膜は、アルミナから成ることを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか一項記載の磁気ヘッドの導体パターン形成方法。
JP2006081818A 2006-03-24 2006-03-24 導体パターン形成方法 Withdrawn JP2007257747A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006081818A JP2007257747A (ja) 2006-03-24 2006-03-24 導体パターン形成方法
US11/482,467 US7459097B2 (en) 2006-03-24 2006-07-07 Method of forming a conductive pattern

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006081818A JP2007257747A (ja) 2006-03-24 2006-03-24 導体パターン形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007257747A true JP2007257747A (ja) 2007-10-04

Family

ID=38532254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006081818A Withdrawn JP2007257747A (ja) 2006-03-24 2006-03-24 導体パターン形成方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7459097B2 (ja)
JP (1) JP2007257747A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012086664A1 (ja) * 2010-12-21 2012-06-28 Hoya株式会社 磁気記録媒体用ガラス基板およびその利用
KR20140108873A (ko) 2013-03-04 2014-09-15 삼성전기주식회사 파워 인덕터 및 그 제조방법
JP2015119158A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. チップ電子部品及びその製造方法
KR20190059261A (ko) 2019-05-17 2019-05-30 삼성전기주식회사 파워 인덕터

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5331495A (en) * 1990-06-11 1994-07-19 Fuji Photo Film Co., Ltd. Thin film magnetic head and methods for producing same
JP2800091B2 (ja) 1994-03-30 1998-09-21 富士電気化学株式会社 薄膜磁気ヘッドの端子形成方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012086664A1 (ja) * 2010-12-21 2012-06-28 Hoya株式会社 磁気記録媒体用ガラス基板およびその利用
US8652660B2 (en) 2010-12-21 2014-02-18 Hoya Corporation Glass substrate for magnetic recording medium and its use
JPWO2012086664A1 (ja) * 2010-12-21 2014-05-22 Hoya株式会社 磁気記録媒体用ガラス基板およびその利用
JP5993306B2 (ja) * 2010-12-21 2016-09-14 Hoya株式会社 磁気記録媒体用ガラス基板およびその利用
KR20140108873A (ko) 2013-03-04 2014-09-15 삼성전기주식회사 파워 인덕터 및 그 제조방법
US9741490B2 (en) 2013-03-04 2017-08-22 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Power inductor and manufacturing method thereof
JP2015119158A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. チップ電子部品及びその製造方法
KR20190059261A (ko) 2019-05-17 2019-05-30 삼성전기주식회사 파워 인덕터

Also Published As

Publication number Publication date
US7459097B2 (en) 2008-12-02
US20070221612A1 (en) 2007-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6029813B2 (ja) 回路付サスペンション基板
US9049807B2 (en) Processes of making pad-less interconnect for electrical coreless substrate
US20120087041A1 (en) Suspension board with circuit
TWI550730B (zh) 用於嵌入式晶粒封裝之使用abf玻璃布(gc)空腔之翹曲的控制技術
JP2006260733A (ja) ヘッド・サスペンション
TW201804592A (zh) 用於後段製程(beol)間隔物為基內連之以光桶來圖案化的削減栓塞與突片
TW201806107A (zh) 利用光刻桶的嵌刻栓塞及突片圖案化以用於後段製程(beol)基於隔層的互連
JP2007257747A (ja) 導体パターン形成方法
US8519272B2 (en) Suspension substrate, manufacturing method of suspension substrate, suspension, device-mounted suspension, and hard disk drive
TW201733034A (zh) 使用平面及成形的通孔之改良式封裝體電力輸送技術
JP2007227730A (ja) チップコイル
JP2005039267A (ja) チップスケールパッケージ製造のための薄型印刷回路基板
JP2007324231A (ja) 配線基板及び半導体装置
JP2006108489A (ja) 半導体装置の製造方法
KR20170136510A (ko) 일체형의 부착 구조체를 가진 매립형 트레이스를 구비한 마이크로 전자 기판
JP2011170948A (ja) サスペンション用基板、外枠付サスペンション用基板、サスペンション用基板の製造方法、外枠付サスペンション用基板の製造方法、サスペンション、素子付サスペンションおよびハードディスクドライブ
JP2006209853A (ja) 磁気ヘッドサスペンションの製造方法
JP2012018742A (ja) サスペンション用基板、サスペンション用基板の製造方法、サスペンション、素子付サスペンションおよびハードディスクドライブ
JP2008034472A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2007325249A (ja) カメラの埋込みレンズモジュールおよびその製造方法
KR100709454B1 (ko) 반도체 소자의 형성 방법
JP2008010092A (ja) 薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法
JP2007328881A (ja) 磁気ヘッドおよびその製造方法
JP2006005228A (ja) 配線基板、磁気ディスク装置、配線基板の製造方法
TW201719845A (zh) 電子封裝體及形成電氣封裝體之方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080911

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090610