JP2007253000A - マイクロバブル発生装置およびその方法 - Google Patents

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一義 青木
Hideo Komita
秀雄 小見田
Shinichi Morooka
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Abstract

【課題】大量の微小気泡を提供できるようにする。
【解決手段】マイクロバブル発生装置に、マイクロバブル6の径よりも小さい出口開口25を備えた管状体8と、管状体8を液体24に対して相対的に移動させるように振動させる振動発生機2を備える。管状体8には、ガス供給配管3を介してガス供給源3から気体が供給される。振動発生機2は、ケーブル21を介して接続された振動制御器で制御される。出口開口25から液体24に注入された気体は、振動によってせん断力を受けて、大きく成長する前に引きちぎられてマイクロバブル6となり、出口開口25から離れる。
【選択図】図1

Description

本発明は、たとえば除染に用いる、マイクロバブル発生装置およびその方法に関する。
マイクロバブルとは、液体中の、たとえば径が0.6mm以下の気泡である。
マイクロバブルを発生させる方法として、多孔質体を通して液体に気体を吹き込む方法がある。この方法を用いるマイクロバブル発生装置としては、コンプレッサなどの気体供給装置から、水が流れる管に多孔質体を通して気体を供給することでマイクロバブルを発生させるものがある(たとえば特許文献1参照)。
また、マイクロバブルを発生させる他の方法として、気泡表面にせん断力を加えて気泡を引きちぎる方法がある。この方法を用いるマイクロバブル発生装置としては、円錐形のスペースを有する容器本体と、同スペースの内壁円周面の一部にその接線方向に開設された加圧液体導入口と、前記円錐形のスペース底部に開設された気体導入孔と、前記円錐形スペースの頂部に開設された旋回気液導出口とから構成されてなることを特徴とする旋回式微細気泡発生装置がある(たとえば特許文献2参照)。
特開平8−225094号公報 特開2003−205228号公報
多孔質体を用いたマイクロバブル発生装置では、多孔質体から気泡が離脱しにくいため、発生する気泡が多孔質体の孔径より大きくなり、微小な気泡が発生させられないことが課題であった。また、気泡表面のせん断力を用いる方法では、液体に旋回流を与えたりすることにより、圧力損失が大きくなるとともに、液体中の気体の割合が、多孔質体を用いた場合と比べて低くなってしまうことが課題であった。
そこで、本発明は、液体中に大量の微小気泡を提供できるようにすることを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、液体中にマイクロバブルを発生させるマイクロバブル発生装置において、前記液体に気体を注入する、前記マイクロバブルの径よりも小さい出口開口を備えた管状体と、前記管状体を前記液体に対して相対的に移動させる移動手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、液体中にマイクロバブルを発生させるマイクロバブル発生装置において、前記マイクロバブルの径よりも大きい気泡が前記液体とともに流れる混相流を発生させる混相流発生手段と、前記混相流が内部を流れ、一部に他の部分よりも面積が小さい狭小流路が形成されている配管と、前記狭小流路に伝達される振動を発生する、前記配管に取り付けられた振動発生機と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、液体中にマイクロバブルを発生させるマイクロバブル発生装置において、前記マイクロバブルの径よりも大きい気泡が前記液体とともに流れる混相流を発生させる混相流発生手段と、前記混相流が流れる水平に配置された配管と、前記配管の内部の上側に配置された、入口開口から前記マイクロバブルの径よりも小さい出口開口に延びる流体の流路が形成されている複数の管状体が前記配管の断面よりも小さく束ねられた管状体集合体と、前記管状体集合体に伝達される振動を発生する、前記配管に取り付けられた振動発生機と、前記配管の内部であって、前記管状体集合体よりも前記混相流の上流側に定在波を発生させる定在波発生手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、液体中にマイクロバブルを発生させるマイクロバブル発生方法において、前記マイクロバブルの径よりも小さい出口開口から前記液体に気体を注入する工程と、前記出口開口を前記液体に対して相対的に移動させる工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、液体中にマイクロバブルを発生させるマイクロバブル発生方法において、前記マイクロバブルの径よりも大きい気泡が前記液体とともに流れる混相流を発生させる工程と、前記混相流の流路面積を小さくする工程と、前記流路面積が小さくなった前記混相流に振動を伝達する工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、液体中にマイクロバブルを発生させるマイクロバブル発生方法において、前記マイクロバブルの径よりも大きい気泡が前記液体とともに水平に流れる混相流を発生させる工程と、前記混相流の断面の上側に配置された、入口開口から前記マイクロバブルの径よりも小さい出口開口に延びる流体の流路が形成されている複数の管状体が前記混相流の断面よりも小さく束ねられた管状体集合体を振動させる工程と、前記混相流の流れの途中であって、前記管状体集合体よりも上流側に定在波を発生させる工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、液体中に大量の微小気泡を提供できる。
本発明に係るマイクロバブル発生装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、同一または類似の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明に係る第1の実施の形態のマイクロバブル発生装置の縦断面図である。
マイクロバブル発生装置は、水槽4に貯えられた液体24に気体を注入する出口開口25を備えた管状体8を有している。管状体8は、ガス供給配管3を介してガス供給源23に接続されている。ガス供給源23が供給するガスの種類は、たとえば空気であるが、マイクロバブルを含んだ液体の利用先に応じて適宜変更してもよい。
管状体8には、振動発生機2が取り付けられている。振動発生機2の振動の強さ、周波数などは、ケーブル21で接続された振動制御器22で制御されている。振動発生機2としては、たとえば超音波発生機を用いることができる。
図2は、第1の実施の形態のマイクロバブル発生装置に用いる管状体8の斜視図である。
管状体8は、たとえば円筒状であって、出口開口25の反対側の端部には、入口開口26が形成されている。なお、管状体8は、円筒状に限定されるものではなく、マイクロバブルの径よりも小さい出口開口を備えるものであれば、角筒状など他の形状でもよい。
図3は、第1の実施の形態のマイクロバブル発生装置によって、マイクロバブルが発生する状況を模式的に示した縦断面図である。
管状体8の出口開口25から液体24中に注入された気体は、出口開口25に接する気泡51として成長する。振動発生機2によって、管状体8は図3中の矢印で示した振動方向5に振動しているため、出口開口25に接する気泡51は成長して大きくなりすぎる前に、引きちぎられてマイクロバブル6となり、出口開口25を離れる。したがって、マイクロバブル6を一つ生成するために要する時間は短くて済み、振動を加えない場合に比べてより多くのマイクロバブル6を生成することができる。
また、振動を加えない場合に比べて小さなマイクロバブル6が得られる。つまり、所定の小ささのマイクロバブル6を得るために、振動を加えない場合に比べて気体を注入する開口が大きくてもよく、マイクロバブル発生装置の製造が容易である。
また、このマイクロバブル発生装置では、振動発生機2によって発生される振動の強度によって、出口開口25に接する気泡51に加えられるせん断力が変化するため、この振動の強度によって、発生するマイクロバブル6の径を制御することもできる。なお、振動の強度が大きいほどマイクロバブル6の径は小さくなる。また、気泡の径によって、気泡の共振周波数が異なるため、振動の周波数によって発生するマイクロバブル6の径を制御することも可能である。
このように、本実施の形態のマイクロバブル発生装置によって、マイクロバブル6の径よりも小さな出口開口25を有する管状体8に、気体を供給しながら振動を加えることにより、大量のマイクロバブル6を発生させることができ、その径を制御することもできる。
このマイクロバブル発生装置によって生成したマイクロバブル6を含有した液体24は、たとえば除染装置に用いることができる。マイクロバブル発生装置を除染装置に適用した場合には、たとえば液体中に注入する気体をオゾンとすることによって、除染性能を高めることもできる。
[第2の実施の形態]
図4は、本発明に係る第2の実施の形態のマイクロバブル発生装置の縦断面図である。
本実施の形態のマイクロバブル発生装置では、管状体8は、ガスバッファ室27を介してガス供給配管3およびガス供給源23に接続されている。また、振動発生機2は、ガスバッファ室27に取り付けられている。
振動発生機2で発生した振動は、ガスバッファ室27を介して管状体8に伝えられる。
図5は、第2の実施の形態のマイクロバブル発生装置によって、マイクロバブルが発生する状況を模式的に示した縦断面図である。
本実施の形態のマイクロバブル発生装置では、管状体8は、図5中の矢印で示した振動方向5に振動していて、出口開口25に接する気泡51は成長して大きくなりすぎる前に、引きちぎられてマイクロバブル6となり、出口開口を離れる。また、振動発生機2で発生した振動によって、ガスバッファ室27および管状体8の内部の気体の圧力および速度に変動が生じる。この圧力および速度の変動も、出口開口25に接する気泡51を管状体8から引き離すことに寄与する。
第1の実施の形態のマイクロバブル発生装置は、気体の注入方向に垂直な方向の振動によって、マイクロバブルを発生させているのに対して、本実施の形態では、気体の注入方向の振動によって、マイクロバブルを発生させている。このように、振動の方向は、気体の注入方向に対して垂直でも平行でもよい。さらに、垂直方向および平行方向の振動を組み合わせてもよいし、垂直または平行ではない方向の振動であってもマイクロバブルを発生させることは可能である。
[第3の実施の形態]
図6は、本発明に係る第3の実施の形態のマイクロバブル発生装置の縦断面図である。
本実施の形態のマイクロバブル発生装置では、第1の実施の形態の管状体の代わりに、管状体集合体1を用いている。
図7は、第3の実施形態のマイクロバブル発生装置に用いる管状体集合体1の斜視図である。図8は、第3の実施形態のマイクロバブル発生装置に用いる管状体集合体1の縦断面図である。
この管状体集合体1は、直方体の1つの面に複数の長方形の出口開口25が正方格子状に配列されていて、これらの出口開口25のそれぞれと連絡する入口開口26が直方体の反対面に配列されている。この出口開口25は、径が小さく、均一であるほうが好ましい。
このような管状体集合体1を用いたマイクロバブル発生装置では、出口開口25が1つの場合に比べて、より多くのマイクロバブル6を発生させることができる。
[第4の実施の形態]
図9は、本発明に係る第4の実施形態のマイクロバブル発生装置に用いる管状体集合体1の平面図である。
第4の実施の形態のマイクロバブル発生装置は、第3の実施の形態の管状体集合体の出口開口25の形状および配列を変えたものである。
本実施の形態の管状体集合体1は、円形の出口開口25が三角格子状に配列されている。出口開口25に対応して、入口開口も同様に三角格子状に配列されている。このような管状体集合体1は、第3の実施の形態の管状体集合体に比べて、単位面積当たりにより多くの出口開口25を形成することができるため、より多くのマイクロバブルを発生させることができる。
なお、この管状体集合体1は、直方体の内部に円柱形状をした気体の流路が形成された形状をしているが、複数の針状の円柱を束ねたものであってもよい。また、管状体集合体1の全体の形状は直方体でなく、円盤状など他の形状であってもよい。出口開口25および入口開口26の形状も、本実施の形態で示した円形や、第3の実施の形態で示した四角形に限定されない。たとえば、開口の形状を六角形としてハニカム状に配列したものでもよい。
[第5の実施の形態]
図10は、本発明に係る第5の実施の形態のマイクロバブル発生装置の縦断面図である。
本実施の形態のマイクロバブル発生装置では、第2の実施の形態の管状体8の代わりに、管状体集合体1を用いている。この管状体集合体1は、第3または第4の実施の形態の管状体集合体である。
このようなマイクロバブル発生装置では、出口開口25が1つの場合に比べて、より多くのマイクロバブル6を発生させることができる。また、振動発生機2で発生した振動によって、ガスバッファ室27および管状体集合体1の内部の気体の圧力および速度に変動が生じる。この圧力および速度の変動も、出口開口25に接する気泡51を管状体8から引き離すことに寄与する。
[第6の実施の形態]
図11は、本発明に係る第6の実施の形態のマイクロバブル発生装置の図12におけるXI−XI矢視縦断面図である。図12は、第6の実施の形態のマイクロバブル発生装置の図11におけるXII−XII矢視横断面図である。
本実施の形態のマイクロバブル発生装置では、回転式気泡注入管59が液体24の中に配置されている。回転式気泡注入管59は液体24に気体を注入する出口開口25を有していて、出口開口25の反対側の端部は回転ガス供給配管63に接続されている。
回転ガス供給配管63は、回転手段60によって、その軸を中心に回転されるようになっている。回転ガス供給配管63の回転に伴って、出口開口25は円64を描くように回転する。回転ガス供給配管63および出口開口25の回転速度は、回転手段60にケーブル58を介して接続された回転手段制御器61によって制御される。
回転ガス供給配管63は、連結部62およびガス供給配管3を介してガス供給源23に接続されている。回転ガス供給配管63と連結部62は、回転自在に接続されている。
このようなマイクロバブル発生装置では、出口開口25から液体24に向かって注入される気体が出口開口25の回転によって引きちぎられ、マイクロバブル6が発生する。
回転速度の変化に伴って、出口開口25に接する気泡に加わるせん断力は変化するため、回転速度を制御することにより、マイクロバブル6の径などを制御することも可能である。また、回転しない場合に比べて大量のマイクロバブルを発生できる。
なお、出口開口25は円周全体に回転する必要はなく、円弧に沿った往復運動(回動)をするものであってもよい。
[第7の実施の形態]
図13は、本発明に係る第7の実施の形態のマイクロバブル発生装置の横断面図である。
本実施の形態のマイクロバブル発生装置は、第6の実施の形態のマイクロバブル発生装置の回転式気体注入管を変形したものである。本実施の形態の回転式気体注入管59は、回転の方向に垂直な方向に開いた複数の出口開口25を有している。
このようなマイクロバブル発生装置でも、出口開口25は液体24に対して移動するため、出口開口25から液体24に向かって注入される気体が引きちぎられ、マイクロバブル6が発生する。また、第6の実施の形態のマイクロバブル発生装置よりも多くの出口開口25を形成することが可能であり、大量のマイクロバブルを発生させることができる。
[第8の実施の形態]
図14は、本発明に係る第8の実施の形態のマイクロバブル発生装置の縦断面図である。
本実施の形態のマイクロバブル発生装置は、第6の実施の形態のマイクロバブル発生装置の回転式気体注入管の代わりに管状体集合体1を用いたものである。本実施の形態では、管状体集合体1は、ガスバッファ室27を介して回転ガス供給配管63に接続されている。
管状体集合体1は、第6の実施の形態の回転式気泡注入管と同様に回転運動をするようになっているため、管状体集合体1の出口開口25も回転運動をする。したがって、このようなマイクロバブル発生装置でも、出口開口25から液体24に向かって注入される気体は引きちぎられて、マイクロバブル6が発生する。
本実施の形態のマイクロバブル発生装置では、多数の出口開口25を有する管状体集合体1を用いるため、より多くのマイクロバブル6を発生させることができる。
[第9の実施の形態]
図15は、本発明に係る第9の実施の形態のマイクロバブル発生装置の図16におけるXV−XV矢視縦断面図である。図16は、第9の実施の形態のマイクロバブル発生装置の図15におけるXVI−XVI矢視横断面図である。
本実施の形態のマイクロバブル発生装置は、第6の実施の形態のマイクロバブル発生装置に邪魔板65を追加したものである。
邪魔板65は、回転式気泡注入管59の回転軸を軸とする円筒面に沿った4枚の板であって、所定の間隔を有し、回転式気泡注入管59の回転を妨げないように配置されている。
回転式気泡注入管59の回転によってマイクロバブル6を発生させる場合、水槽4の内部でマイクロバブル6を含んだ液体24は回転するように流れるため、液体24は遠心力によって外側に向かい、軽いマイクロバブル6は中心に集まる傾向がある。本実施の形態では、邪魔板65によって、マイクロバブル6が中心に集まることを防ぐことができるため、効率よくマイクロバブル6を発生させることができる。
また、液体24の流れによって、邪魔板65は液体24に対して相対的に動いていることになり、邪魔板65に接触した気泡にせん断力が加えられる。このため、複数のマイクロバブル6が合体して大きくなった気泡が邪魔板65に接触すると再び分裂させることもでき、マイクロバブル6の発生効率を高めることができる。
さらに、邪魔板65の表面に凹凸を形成させておくことにより、気泡が引きちぎられやすくなり、マイクロバブル6の発生効率を高めることも可能である。邪魔板65の表面に凹凸を形成しておく代わりに、邪魔板65として第3の実施の形態の管状体集合体を用いてもよい。
なお、ここでは、邪魔板65は4枚としたが、この枚数に限定されるものではない。
[第10の実施の形態]
図17は、本発明に係る第10の実施の形態のマイクロバブル発生装置の縦断面図である。
本実施の形態のマイクロバブル発生装置は、第9のマイクロバブル発生装置の邪魔板65に、邪魔板振動源66を取り付けたものである。邪魔板振動源66は、ケーブル57を介して接続された邪魔板振動制御器67で制御される。
本実施の形態では、邪魔板65に振動を与えることにより、邪魔板65に接触した気泡に加えられるせん断力を大きくすることができるため、マイクロバブル6の発生効率を高めることができる。
[第11の実施の形態]
図18は、本発明に係る第11の実施の形態のマイクロバブル発生装置の系統図である。
本実施の形態のマイクロバブル発生装置は、貯液槽30から、ポンプ28を介して放出口31まで延びた配管9を有している。配管9の途中には、管状体集合体1と振動発生機2を備えたマイクロバブル生成部32が配置されている。配管9の管状体集合体1とポンプ28の間には、ガス供給配管3を介してガス供給源23が接続されている。振動発生機2には、ケーブル21を介して振動制御器22が接続されている。
貯液槽30に貯えられた液体24は、ポンプ28によって配管9の内部を放出口31に向かって流れる。また、ガス供給源23から、配管9の内部を流れる液体24に気体が注入されて、混相流となる。
図19は、第11の実施の形態のマイクロバブル発生装置のマイクロバブル生成部近傍を拡大した縦断面図である。なお、図19中の破線の矢印は、液体の主たる流れを示すものである。
配管9の途中には配管9の内面全体に接触するように管状体集合体1が配置されていて、管状体集合体1に振動を与えられる位置に振動発生機2が取り付けられている。管状体集合体1の入口開口26は、配管9の内部を流れる液体24の流れの上流側に位置していて、出口開口25は、下流側に位置している。ガス供給源23から注入された気体は、マイクロバブル6よりも大きな気泡10として、管状体集合体1のところまで流れてくる。
この気泡10は、振動発生機2によって振動を加えられた管状体集合体1の内部を通ることによって、引きちぎられて多くのマイクロバブル6になる。
このように、本実施の形態のマイクロバブル発生装置によって、マイクロバブルよりも大きな気泡を含んだ混相流から、大量のマイクロバブル6を発生させることができる。
このマイクロバブル発生装置では、振動発生機2によって発生される振動の強度によって、気泡10に加えられるせん断力が変化するため、この振動の強度によって、発生するマイクロバブル6の径を制御することもできる。なお、振動の強度が大きいほどマイクロバブル6の径は小さくなる。また、気泡の径によって、気泡の共振周波数が異なるため、振動の周波数によって発生するマイクロバブル6の径を制御することも可能である。
また、配管9の管状体集合体1よりも下流側から上流側に戻るループ配管(図示せず)を取り付けて、マイクロバブル6を含んだ液体24にガス供給源23から気体を注入しながら、複数回、管状体集合体1を通るようにしてもよい。これにより、液体24に含まれるマイクロバブル6の密度を高めるようにできる。
[第12の実施の形態]
図20は、本発明に係る第12の実施の形態のマイクロバブル発生装置のマイクロバブル生成部近傍を拡大した縦断面図である。なお、図20中の破線の矢印は、液体の主たる流れを示すものである。
本実施の形態のマイクロバブル発生装置は、第11の実施の形態のマイクロバブル発生装置とマイクロバブル生成部32が異なっている。
本実施の形態におけるマイクロバブル生成部32は、配管9の一部に、その内部の流路面積が減少している流路面積減少部11と、配管9の流路面積減少部11の外側に取り付けられた振動発生機2を有している。
振動発生機2によって配管9の軸に垂直な方向の振動を与えられた流路面積減少部11を、気泡10を含んだ混相流が通る際に、気泡10は、振動によってせん断力を受けて、多くのマイクロバブル6になる。また、流路面積減少部11の壁面に接触した気泡10は、より大きなせん断力を受けるため、マイクロバブル6となりやすい。
このように、本実施の形態のマイクロバブル発生装置によって、大量のマイクロバブルを発生させることができる。
[第13の実施の形態]
図21は、本発明に係る第13の実施の形態のマイクロバブル発生装置のマイクロバブル生成部近傍を拡大した縦断面図である。なお、図21中の破線の矢印は、液体の主たる流れを示すものである。
本実施の形態のマイクロバブル発生装置は、第11の実施の形態のマイクロバブル発生装置とマイクロバブル生成部32が異なっている。
本実施の形態におけるマイクロバブル生成部32は、配管9の内部に、配管9の断面の一部を遮る2枚の誘導流路形成板34を有している。配管9の内部には、この2枚の誘導流路形成板34によって、配管9の軸に垂直な方向に液体24が流れる誘導流路12が形成されている。配管9の誘導流路12の外側には振動発生機2が取り付けられている。
振動発生機2によって発生された配管9の軸に垂直な方向の振動は、液体24および誘導流路形成板34によって誘導流路12に伝達され、この流路を流れる流体に圧力および速度の変動を生じさせる。このため、誘導流路12に流れ込んだ気泡10は、引きちぎられ多くのマイクロバブル6になる。
このように、本実施の形態のマイクロバブル発生装置によって、大量のマイクロバブルを発生させることができる。
なお、第12の実施の形態のマイクロバブル発生装置は、液体の流れに垂直な方向の振動によって、マイクロバブルを発生させているのに対して、本実施の形態では、液体の流れの方向の振動によって、マイクロバブルを発生させている。このように、振動の方向は、流体の流れに対して垂直でも平行でもよい。さらに、垂直方向および平行方向の振動を組み合わせてもよいし、垂直または平行ではない方向の振動であってもマイクロバブルを発生させることは可能である。
[第14の実施の形態]
図22は、本発明に係る第14の実施の形態のマイクロバブル発生装置のマイクロバブル生成部近傍を拡大した縦断面図である。図23は、第14の実施の形態のマイクロバブル発生装置の図22におけるXXIII−XXIII矢視断面図である。なお、図22中の破線の矢印は、液体の主たる流れを示すものである。
本実施の形態のマイクロバブル発生装置は、第13の実施の形態のマイクロバブル発生装置の誘導流路に管状体集合体1を配置したものである。本実施の形態における誘導流路12には、液体24の流れの上流側に入口開口26が位置し、下流側に出口開口25が位置するように管状体集合体1が配置されている。
振動発生機2によって配管9の軸に垂直な方向の振動は、液体24および誘導流路形成板34によって管状体集合体1の内部の入口開口26から出口開口25に向かう流路に伝達され、この流路を流れる流体に圧力および速度の変動を生じさせる。このため、管状体集合体1の内部に流れ込んだ気泡10は、引きちぎられ多くのマイクロバブル6になる。
このように、本実施の形態のマイクロバブル発生装置によって、大量のマイクロバブルを発生させることができる。
[第15の実施の形態]
図24は、本発明に係る第15の実施の形態のマイクロバブル発生装置のマイクロバブル生成部近傍を拡大した縦断面図である。なお、図24中の破線の矢印は、液体の主たる流れを示すものである。
本実施の形態のマイクロバブル発生装置は、第13の実施の形態のマイクロバブル発生装置の下流側に位置する誘導流路形成板を削除し、配管の内部に振動発生機を配置したものである。
本実施の形態におけるマイクロバブル生成部32は、配管9の内部に、配管9の断面の一部を遮って、誘導流路12を形成する1枚の誘導流路形成板34を有している。また、配管9の内部であって、誘導流路形成板34に振動を伝達できる位置に振動発生機2が配置されている。振動発生機2は、たとえば誘導流路形成板34に対して配管9の下流側に位置していて、配管9の軸方向の振動を発生させる。
振動発生機2によって発生した振動は、誘導流路12および誘導流路形成板34に伝達される。誘導流路12に流れ込んだ混相流に含まれる気泡10に振動が伝達されることにより、気泡10は引きちぎられ、多くのマイクロバブル6が発生する。また、誘導流路形成板34に接触した気泡10にも、せん断力が加えられるため、マイクロバブル6が発生する。さらに、振動発生機2に接触した気泡2にも、せん断力が加えられマイクロバブル6が発生する。
このように、本実施の形態のマイクロバブル発生装置によって、大量のマイクロバブルを発生させることができる。
[第16の実施の形態]
図25は、本発明に係る第16の実施の形態のマイクロバブル発生装置のマイクロバブル生成部近傍を拡大した縦断面図である。なお、図25中の破線の矢印は、液体の主たる流れを示すものである。
本実施の形態のマイクロバブル発生装置は、第11の実施の形態のマイクロバブル発生装置とマイクロバブル生成部32が異なっている。
本実施の形態におけるマイクロバブル生成部32は、水平に延びる配管9の内部の上側に配置された管状体集合体1と、配管9の管状体集合体1の外側に取り付けられた振動発生機2を有している。管状体集合体1の入口開口26は、配管9の内部を流れる液体24の流れの上流側に位置していて、出口開口25は、下流側に位置している。また、配管9の内部を流れる流体の管状体集合体1よりも上流に定在波40を発生させる定在波発生装置41が、配管9の外部に取り付けられている。
このようなマイクロバブル発生装置では、混相流に含まれる微小な気泡のみが重力に逆らって配管9の下側を流れる。一方、大きな気泡10は、上側を流れて管状体集合体1の内部を通ることによって、引きちぎられてマイクロバブル6となる。
本実施の形態では、第11の実施の形態で説明したような配管9の下流側から上流側に戻るループ配管(図示せず)を取り付けた場合に、特に有効である。つまり、マイクロバブル6を含んだ液体24にガス供給源23から気体を注入しながら、複数回、マイクロバブル生成部32を通るようにすることにより、大きな気泡10のみが管状体集合体1の内部を通るようになるため、効率的にマイクロバブル6の密度を高めることができる。
なお、以上の説明は単なる例示であり、本発明は上述の各実施の形態に限定されず、様々な形態で実施することができる。また、各実施の形態の特徴を組み合わせて実施することもできる。
本発明に係る第1の実施の形態のマイクロバブル発生装置の縦断面図である。 本発明に係る第1の実施の形態のマイクロバブル発生装置に用いる管状体の斜視図である。 本発明に係る第1の実施の形態のマイクロバブル発生装置によって、マイクロバブルが発生する状況を模式的に示した縦断面図である。 本発明に係る第2の実施の形態のマイクロバブル発生装置の縦断面図である。 本発明に係る第2の実施の形態のマイクロバブル発生装置によって、マイクロバブルが発生する状況を模式的に示した縦断面図である。 本発明に係る第3の実施の形態のマイクロバブル発生装置の縦断面図である。 本発明に係る第3の実施形態のマイクロバブル発生装置に用いる管状体集合体の斜視図である。 本発明に係る第3の実施形態のマイクロバブル発生装置に用いる管状体集合体の縦断面図である。 本発明に係る第4の実施形態のマイクロバブル発生装置に用いる管状体集合体の平面図である。 本発明に係る第5の実施の形態のマイクロバブル発生装置の縦断面図である。 本発明に係る第6の実施の形態のマイクロバブル発生装置の図12におけるXI−XI矢視縦断面図である。 本発明に係る第6の実施の形態のマイクロバブル発生装置の図11におけるXII−XII矢視横断面図である。 本発明に係る第7の実施の形態のマイクロバブル発生装置の横断面図である。 本発明に係る第8の実施の形態のマイクロバブル発生装置の縦断面図である。 本発明に係る第9の実施の形態のマイクロバブル発生装置の図16におけるXV−XV矢視縦断面図である。 本発明に係る第9の実施の形態のマイクロバブル発生装置の図15におけるXVI−XVI矢視横断面図である。 本発明に係る第10の実施の形態のマイクロバブル発生装置の縦断面図である。 本発明に係る第11の実施の形態のマイクロバブル発生装置の系統図である。 本発明に係る第11の実施の形態のマイクロバブル発生装置のマイクロバブル生成部近傍を拡大した縦断面図である。 本発明に係る第12の実施の形態のマイクロバブル発生装置のマイクロバブル生成部近傍を拡大した縦断面図である。 本発明に係る第13の実施の形態のマイクロバブル発生装置のマイクロバブル生成部近傍を拡大した縦断面図である。 本発明に係る第14の実施の形態のマイクロバブル発生装置のマイクロバブル生成部近傍を拡大した縦断面図である。 本発明に係る第14の実施の形態のマイクロバブル発生装置の図22におけるXXIII−XXIII矢視断面図である。 本発明に係る第15の実施の形態のマイクロバブル発生装置のマイクロバブル生成部近傍を拡大した縦断面図である。 本発明に係る第16の実施の形態のマイクロバブル発生装置のマイクロバブル生成部近傍を拡大した縦断面図である。
符号の説明
1…管状体集合体、2…振動発生機、3…ガス供給配管、4…水槽、6…マイクロバブル、8…管状体、9…配管、10…気泡、11…流路面積減少部、12…誘導流路、13…定在波発生装置、21…ケーブル、22…振動制御器、23…ガス供給源、24…液体、25…出口開口、26…入口開口、27…ガスバッファ室、28…ポンプ、30…貯液槽、31…放出口、32…マイクロバブル生成部、34,35・・・誘導流路形成板、40…定在波、41…定在波制御器、42,57,58…ケーブル、59…回転式気泡注入管、60…回転手段、61…回転手段制御器、62…連結部、63…回転ガス供給配管、65…邪魔板、66…邪魔板振動源、67…邪魔板振動制御器

Claims (21)

  1. 液体中にマイクロバブルを発生させるマイクロバブル発生装置において、
    前記液体に気体を注入する、前記マイクロバブルの径よりも小さい出口開口を備えた管状体と、
    前記管状体を前記液体に対して相対的に移動させる移動手段と、
    を有することを特徴とするマイクロバブル発生装置。
  2. 前記移動手段は、前記管状体から注入される気体の注入方向に対して垂直な方向に、前記管状体を振動させる振動発生機であることを特徴とする請求項1記載のマイクロバブル発生装置。
  3. 前記移動手段は、前記管状体から注入される気体の注入方向に対して平行な方向に、前記管状体を振動させる振動発生機であることを特徴とする請求項1記載のマイクロバブル発生装置。
  4. 前記振動発生機は、超音波を発生するものであることを特徴とする請求項2または請求項3記載のマイクロバブル発生装置。
  5. 前記移動手段は、前記管状体の軸を半径方向として、前記管状体を回転または回動させるものであることを特徴とする請求項1記載のマイクロバブル発生装置。
  6. 前記管状体は、前記管状体の回転軸方向に気体を吹き出す、複数の前記出口開口を備えていることを特徴とする請求項5記載のマイクロバブル発生装置。
  7. 前記移動手段の回転の中心を軸とする円筒面の少なくとも一部を覆う邪魔板を有することを特徴とする請求項5または請求項6記載のマイクロバブル発生装置。
  8. 前記邪魔板を振動させる邪魔板振動手段を有することを特徴とする請求項7記載のマイクロバブル発生装置。
  9. 前記管状体は複数であって、複数の前記管状体は、一体となった管状体集合体を形成していることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項記載のマイクロバブル発生装置。
  10. 前記管状体に気体を供給するガス供給手段を有することを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項記載のマイクロバブル発生装置。
  11. 液体中にマイクロバブルを発生させるマイクロバブル発生装置において、
    前記マイクロバブルの径よりも大きい気泡が前記液体とともに流れる混相流を発生させる混相流発生手段と、
    前記混相流が内部を流れ、一部に他の部分よりも面積が小さい狭小流路が形成されている配管と、
    前記狭小流路に伝達される振動を発生する、前記配管に取り付けられた振動発生機と、
    を有することを特徴とするマイクロバブル発生装置。
  12. 前記狭小流路は、前記狭小流路での前記液体の主たる流れの方向が前記配管の軸方向と平行になるように形成されていることを特徴とする請求項11記載のマイクロバブル発生装置。
  13. 前記狭小流路は、前記狭小流路での前記液体の主たる流れの方向が前記配管の軸方向と垂直になるように形成されていることを特徴とする請求項11記載のマイクロバブル発生装置。
  14. 前記振動発生機は、前記配管の軸方向に対して垂直な方向の振動を発生するものであることを特徴とする請求項11ないし請求項13のいずれか1記載のマイクロバブル発生装置。
  15. 前記振動発生機は、前記配管の軸方向に対して平行な方向の振動を発生するものであることを特徴とする請求項11ないし請求項13のいずれか1記載のマイクロバブル発生装置。
  16. 前記狭小流路に配置された、入口開口から前記マイクロバブルの径よりも小さい出口開口に延びる流体の流路が形成されている複数の管状体が一体となった管状体集合体、
    を有することを特徴とする請求項11ないし請求項15のいずれか1項記載のマイクロバブル発生装置。
  17. 前記振動発生機の一部は、前記配管の内部に位置していることを特徴とする請求項11ないし請求項16のいずれか1項記載のマイクロバブル発生装置。
  18. 液体中にマイクロバブルを発生させるマイクロバブル発生装置において、
    前記マイクロバブルの径よりも大きい気泡が前記液体とともに流れる混相流を発生させる混相流発生手段と、
    前記混相流が流れる水平に配置された配管と、
    前記配管の内部の上側に配置された、入口開口から前記マイクロバブルの径よりも小さい出口開口に延びる流体の流路が形成されている複数の管状体が前記配管の断面よりも小さく束ねられた管状体集合体と、
    前記管状体集合体に伝達される振動を発生する、前記配管に取り付けられた振動発生機と、
    前記配管の内部であって、前記管状体集合体よりも前記混相流の上流側に定在波を発生させる定在波発生手段と、
    を有することを特徴とするマイクロバブル発生装置。
  19. 液体中にマイクロバブルを発生させるマイクロバブル発生方法において、
    前記マイクロバブルの径よりも小さい出口開口から前記液体に気体を注入する工程と、
    前記出口開口を前記液体に対して相対的に移動させる工程と、
    を有することを特徴とするマイクロバブル発生方法。
  20. 液体中にマイクロバブルを発生させるマイクロバブル発生方法において、
    前記マイクロバブルの径よりも大きい気泡が前記液体とともに流れる混相流を発生させる工程と、
    前記混相流の流路面積を小さくする工程と、
    前記流路面積が小さくなった前記混相流に振動を伝達する工程と、
    を有することを特徴とするマイクロバブル発生方法。
  21. 液体中にマイクロバブルを発生させるマイクロバブル発生方法において、
    前記マイクロバブルの径よりも大きい気泡が前記液体とともに水平に流れる混相流を発生させる工程と、
    前記混相流の断面の上側に配置された、入口開口から前記マイクロバブルの径よりも小さい出口開口に延びる流体の流路が形成されている複数の管状体が前記混相流の断面よりも小さく束ねられた管状体集合体を振動させる工程と、
    前記混相流の流れの途中であって、前記管状体集合体よりも上流側に定在波を発生させる工程と、
    を有することを特徴とするマイクロバブル発生方法。
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