JP2007252766A - 靴に取り付ける脚カバー - Google Patents

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Minoru Unno
実 海野
Yukio Iwasaki
幸夫 岩崎
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Achilles Corp
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Abstract

【課題】履き脱ぎ性、着用感が良好な靴に取り付ける脚カバーを提供することを目的とする。
【解決手段】脚カバー2は、靴3へ取り付けたり靴から取り外したりし、靴への取付け時には履き口のトップライン11を内包するようにされているものであって、脚カバー2は、シート状部材が前記トップラインを周回するように左足用では上から見て右巻きに、右足用では上から見て左巻きに巻かれるとともに、同部材の重なり部分の外側部22が内側部21に面ファスナ4、5で留められることで形作られるものであり、前記外側部22はアキレス腱側に括れているとともに、外側部自体の縁が脚カバーの下端領域では外踝あたりの位置にあり、前記面ファスナが外側部の縁に沿って設けられていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、散歩やハイキングなどの歩行に際して、泥はねなどでズボンの裾が汚れるのを防止する靴に取り付ける脚カバーに関する。
防寒、泥はね付着防止などを目的としたき脚カバー付き靴が知られている。脚カバー付きの靴は、脚カバーが不要なときは取り外して短靴として使用されるものである。また、特許文献1で知られているものは、脚カバー(スパッツ)部分が、側面で開くようにされて履き脱ぎを容易としている。
実用新案登録第3049371号
ところで、靴に脚カバーを付けると着用感が悪化する。着用感が悪化する主な理由は以下の通りである。使用者が歩行などの動作を行ったとき足首も動くが、足首の上下したりなどの動きに応じて、靴と脚とに接触している脚カバーは外力を受けて反発力が発生する。特に、脚カバー部がいずれかの箇所で開くようにされた構造で、さらにその開く構造の留め手段が、シート状部材の重なり部分に設けた面ファスナによって行われるようなものでは、履き脱ぎ性はある程度良好であるが、重なり部分が相対的に厚くなってしまうので、重なり部分に上記反発力が大きく発生して脚や靴に作用し、使用者の着用感を悪化させるからである。もっとも、伸縮性の柔軟な素材で筒状に形成して面ファスナーを使用しないような脚カバーでは、反発力の発生は小さいがズボンを履くように装着しなければならず履き脱ぎ性が劣る。
本発明は、このような問題点に鑑みたもので、履き脱ぎ性、着用感が良好な靴に取り付ける脚カバーを提供することを目的とする。
本発明の脚カバーは、靴へ取り付けたり靴から取り外したりし、靴への取付け時には履き口のトップラインを内包するようにされている脚カバーであって、脚カバーは、シート状部材が前記トップラインを周回するように左足用では上から見て右巻きに、右足用では上から見て左巻きに巻かれるとともに、同部材の重なり部分の外側部が内側部に面ファスナで留められることで形作られるものであり、前記外側部はアキレス腱側に括れているとともに、外側部自体の縁が脚カバーの下端領域では外踝あたりの位置にあり、前記面ファスナが外側部の縁に沿って設けられていることを特徴とする。
好ましい態様の脚カバーは、シート状部材の外側部に設けられた面ファスナが、外側部のアキレス腱側に括れた箇所を境に、それより上と下との二つの部材で構成されている。
本発明の脚カバーを付けた靴では、その使用者は、シート状部材の外側部を操作することで脚カバー部を開いて履き脱ぎするが、例えば、左足用では右巻きに巻かれるとともに、外側部の縁が、脚カバー部の下端領域では外踝あたりの位置にあるので、外側部を後方へ開くという操作だけで、脚カバーに足の出し入れ口を現出でき、さらに外側部が外踝によって浮き気味にされるので後方に開くという操作がしやすい。以上のような理由で、本発明の脚カバーを付した靴は履き脱ぎしやすい。
また、本発明の脚カバーは、外側部がアキレス腱側に括れているとともに、外側部自体の縁が脚カバーの下端領域では外踝あたりの位置にあり、前記面ファスナが外側部の縁に沿って設けられており、つまり、脚カバーの外側部及び面ファスナーに括れ形状を持たせることで力が伝わり難い構造にしたので、足首に動きがあっても発生する反発力が小さく着用感が良好である。
なお、本発明において外側部が内踝側でなく外踝側になるようにした理由は、外踝側にある方が使用者がより自然体で操作できること、並びに内踝側にあると、歩行中での右足靴と左足靴の接触により外側部が不意に開くことがあるからである。
本発明を図面に示した実施例に基づいて説明する。図面には左足用のものを示した。
図1〜図3に示すように本発明の脚カバー2を付けた靴1は、脚カバー2と靴3とで構成される。靴3は、短靴に分類されるものであればどのようなものでも使用できる。
図4に示すように靴3には、靴3自体に脚カバー2を取り付けるための留め手段6が設けられている。一方、脚カバー2にも留め手段6に対応する位置に留め手段6に対応する留め手段が設けられている。実施例の脚カバー2を付した靴1では、留め手段6は、組をなして機能するスナップの一方が靴3の甲皮に直に取り付けられるとともに、スナップの他方が甲皮から分出した帯体に取り付けられており、脚カバー2には孔が設けられており、この帯体を孔に通してスナップを留める方式である。
留め手段は、実施例のように帯体を用いたスナップ留め方式が最も良いが、脚カバー側に直にスナップを取り付けて、これを甲皮に直に取り付けたスナップに留める方式でもよく、面ファスナやスライドファスナ方式であっても良い。
留め手段の位置は、履き口10より爪先側にのみ設けられることが好ましく、実施例の脚カバー2を付した靴1では、履き口10の爪先側縁よりやや先で靴の左右側面に各一つ、緊締部9の爪先側縁に一つの合計三組の留め手段6が設けられている。このように留め手段を爪先側にのみ存在させて踵側を自由にすることで、歩行などの足首の動きに伴う脚カバー3に発生する反発力を極力小さくするようにすると良い。
脚カバー2を構成するシート状部材は、繊維系の材料で構成することが好ましく、特に、付着した汚れを拭き取ることができるように表面を皮革材料で構成することが好ましい。皮革材料としては、合成皮革、天然皮革、塩ビレザーなどが挙げられる。脚カバー2は、これらの材料を単独でまたは他の材料との積層体で用いて、所定の形状に加工したシート状部材から構成されるものである。このシート状部材は適度な形状保持性を有することが好ましく、その目安は、JISL1096の定荷重法(B法)による伸長率が10%以下のものである。また、皮革材料などの表面材の裏に積層する材料としては、着用感及び形状保持性、防寒性を高めるために、嵩高加工を施した繊維材からなるものやパイル生地が好適である。
靴3に取り付けられて使用されるときの脚カバー2は、大まかにみれば筒形状であるが、靴の甲皮に密接し得るように裾広がりの形状であることが好ましい。脚カバーの上下高さは(1.0〜1.4)×靴サイズcm程度が適当である。
また、実施例の脚カバー2では、内側部21の縁が、アキレス腱に対応する位置あたりにある。このような位置へ外側部の縁を配置することで、脚カバー内面のこの縁による段差が脚に影響しないようにしている。外側部は、アキレス腱側に括れているとともに、外側部22の縁が脚カバーの下端領域では外踝あたりの位置にある。また、外側部の括れの最も深いところの位置はアキレス腱の真横あたりの位置にある。このような位置とすることで内側部21と外側部22との適度な重なり部分をもたせて防寒性を確保するようにしている。アキレス腱側に括れた箇所は、外踝にあたる位置からの高さで(0.2〜0.5)×靴サイズcmとすることが好ましい。括れの程度Kは(0.13〜0.22)×靴サイズcmとすることが好ましい。
シート状部材の内側部21の外面に設けられる面ファスナ(実施例では鉤タイプ)4は、前記外側部22を留めたときにその外側部の縁にそれ自体の縁が沿うように設けられている。実施例の脚カバー2では、面ファスナ4は外踝側の領域にのみあるとともに、アキレス腱側に括れた箇所に対応して、それより上と下との二つの部材で構成されている。
外側部22の内面に設けられる面ファスナ(実施例ではループタイプ)5は、外側部22の縁に沿って設けられている。実施例の脚カバー2では、面ファスナー5は外踝側の領域にのみあるとともに、アキレス腱側に括れた箇所に対応して、それより上と下との二つの部材で構成されている。
面ファスナの大きさは、脚カバーに発生する反発力を極力小さくするとともに確実な留め力を得るために、アキレス腱側に括れた箇所より上では幅が(0.09〜0.18)×靴サイズcm、下では幅が(0.13〜0.30)×靴サイズcmとすることが好ましい。
なお、本発明では、面ファスナ4または5は、同部分に発生する反発力を小さくするために実施例に示すように上と下との2つの部材で構成することが好ましいが、連続した一つの部材で構成してもよい。
実施例の脚カバー2を付した靴1では、脚カバーの2の向こう脛にあたる箇所に、スライドファスナ7が設けられているとともにスライドファスナ7の両側には襠8が接合されている。この構成は、厚手のズボンを履いている場合などに、スライドファスナ7を開くことにより窮屈感が生じないようにするためのものである。
また、実施例の脚カバー2を付した靴1では、靴3の踵端側で靴底と甲皮の間に、靴抑え部材12が設けられている。この部材12は、靴を脱ぐときにもう一方の靴などでこの部分を押さえて足を靴から引き抜きやすいようにするための部材であり、この部材12は可撓性を有するとともに硬質の部類に属する合成樹脂材で構成すると良い。
本発明の左足用の脚カバーを付した靴(着用時)の説明図 本発明の左足用の脚カバーを付した靴(履き脱ぎ時)の説明図 本発明の左足用の脚カバーを付した靴の斜視説明図 脚カバーを取り外したときの靴の説明図
符号の説明
1・・・脚カバー付した靴、2・・・脚カバー、3・・・靴、4・・・面ファスナ、5・・・面ファスナ、6・・・留め手段、7・・・スライドファスナ、8・・・襠、9・・・緊締部、10・・・履き口、11・・・トップライン、12・・・靴押さえ部材、21・・・内側部、22・・・外側部、K・・・括れの程度。

Claims (2)

  1. 靴へ取り付けたり靴から取り外したりし、靴への取付け時には履き口のトップラインを内包するようにされている脚カバーであって、
    脚カバーは、シート状部材が前記トップラインを周回するように左足用では上から見て右巻きに、右足用では上から見て左巻きに巻かれるとともに、同部材の重なり部分の外側部が内側部に面ファスナで留められることで形作られるものであり、
    前記外側部はアキレス腱側に括れているとともに、外側部自体の縁が脚カバーの下端領域では外踝あたりの位置にあり、前記面ファスナが外側部の縁に沿って設けられていることを特徴とする靴に取り付ける脚カバー。
  2. シート状部材の外側部に設けられた面ファスナが、外側部のアキレス腱側に括れた箇所を境に、それより上と下との二つの部材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の靴に取り付ける脚カバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009041694A1 (ja) 2007-09-27 2009-04-02 Mitsubishi Materials Corporation ZnO蒸着材とその製造方法、およびZnO膜
JP2017508083A (ja) * 2014-02-21 2017-03-23 キム、チェオン・キ スパッツ及びアイゼン

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