JP2009247508A - 歩行用補助装具用のカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】装着がしやすく、装具の装着を意識させないデザインが可能であり、美観を保ちつつ装具自体の動作を損なうことのない歩行用補助装具用のカバーを提供すること。
【解決手段】つま先部から踵部に至る足の外周部位を覆う甲革部2と、脛部分の外周を覆う円筒状の筒状布7と足首付近において、前記甲革と筒状体を屈曲可能に連結する伸縮部6によって構成されている。甲革部2は、皮革、合成皮革、ゴム、合成樹脂、厚布によってその立体的形状がある程度保持できる立体的形状物として形成されており、筒状部7は、柔軟性のある布状素材によって形成されるとともに、長手方向に沿って開閉可能に開くことが出来るようにファスナー8部材が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、歩行用補助装具用のカバーに関するものである。
従来より、歩行障害のある方が使用する歩行用の補助装具として、特許文献1に開示された補助装具が知られている。当該補助装具は、足先を保持する靴状に形成された部分と膝下部分に固定するベルトの状部材を、下脚部の左右において2本の金属支柱によって連結した形態を成している。
また、登山靴等に用いられる用具として、特許文献2記載の筒状のスパッツが知られている。当該スパッツは、防水等を目的として当該登山靴と下脚部を覆うように形成されたものである。
特開2001−299790号公報 実開昭62−52403号公報
上記特許文献1に記載された装具は、歩行を補助するためには有効な手段であるが、足先を固定する靴状部は機能を優先して形成されているためデザイン性に乏しく、金属製の支柱もそのまま露出したものとなっている。そのため、見栄えを気にして装着したがらない方が多くいる。特に、女の子の場合には装具を装着したがらない傾向が強い。
また、登山靴などで使用されるスパッツには種々の形態があるが、概ね防水機能を主とした単なるカバーであり、歩行用の補助装具用のカバーとして具備すべき、装着のしやすさ、装着後の歩行のしやすさ、装具の装着を意識させないようなデザイン的な考慮がされたものはない。
本発明は当該事情に鑑み発明されたものであって、装着がしやすく、装具の装着を意識させないデザインが可能であり、美観を保ちつつ装具自体の動作を損なうことのない歩行用補助装具用のカバーを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本願請求項1記載の発明は以下の構成を有する。すなわち、 膝から下の足部に着用する歩行用補助装具に着脱可能に装着されるカバーであって、
つま先部から踵部に至る足の外周部位を覆う甲革部と、
脛部分の外周を覆う円筒状の筒状布と、
足首付近において、前記甲革と筒状体を屈曲可能に連結する伸縮部によって構成されており、
前記甲革部は、皮革、合成皮革、ゴム、合成樹脂、厚布によってその立体的形状がある程度保持できる立体的形状物として形成されており、
前記筒状部は、柔軟性のある布状素材によって形成されるとともに、長手方向に沿って開閉可能に開くことが出来るようにファスナー部材が設けられていることを特徴とする歩行用補助装具用のカバー。
また、請求項2記載の発明は以下の構成を有する。すなわち、
前記筒状部の上端部内側には、歩行用補助装具に固定するための取付具が設けられていることを特徴とする請求項1記載の歩行用補助装具用のカバー。
また、請求項3記載の発明は以下の構成を有する。すなわち、
前記甲革部の甲部に相当する上面部にまで、前記伸縮部の範囲が広げられていることを特徴とする請求項1記載の歩行用補助装具用のカバー。
また、請求項4記載の発明は以下の構成を有する。すなわち、
前記甲革部の下端には底面全体を覆う底部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の歩行用補助装具用のカバー。
本発明に係る歩行用補助装具用のカバーは、膝下からつま先部に至る全体を覆うように形成されているので、装具全体を覆い隠すことが出来、第三者に対して装具の使用を気づかせにくいという効果を有している。そして、デザイン的に共通性の無い装具を部分的に覆うのではなく、全てを覆うのでカバーを一つのブーツのような靴に見立てて全体として統一的なデザインを施すことができるという効果を有している。
また、前面である脛部分から足の甲に至る部位、または背面であるふくらはぎ部分を大きく開閉することができるので、カバーの装着が極めて行いやすいという効果を有している。
さらに、使用の最中においてもカバーが外れたりずれたりしにくく、使用者がしゃがんだりする場合であっても、その動作を妨げることがないという効果を有している。
以下、本発明に係る歩行用補助装具用のカバー(以下「カバー」という)を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係るカバー1の外観を表したものであり、図1(a)は正面図、図1(b)は側面図、図1(c)は平面図を表している。図示した例では、当該カバー1は底部が開口した底の無いロングブーツのような形状に形成されている。
当該カバー1は、大まかに機能の異なる3つの部位によって構成されている。第1に、当該カバー1は、つま先部から踵部に至る足の外周部位を覆う甲革部2を有している。当該甲革部2は、くるぶしより下側の踵周囲3、当該踵周囲3に連続する両側面4、当該両側面に連続するつま先部5を覆う部位として形成されている。当該甲革部2は、柔軟性を有するものの常態においてその形状を保持し続けることができる程度の剛性を有するように形成されている。当該甲革部2は、皮革、合成皮革、ゴム、合成樹脂、厚布等のシート素材を縫製等によって立体的に形成したものである。また、本実施の形態では、甲部に相当する上面部が大きく開口した形状に形成されている。
第2に、前記甲革部2の上部には伸縮部6が設けられている。当該伸縮部6は、弾力性のあるニット素材や、蛇腹折りにより伸縮性を付与したゴム素材、発泡性の柔軟性シート素材等が用いられる。当該伸縮部6は、足首部位から上の部分を前傾させる際に、当該前傾動作に伴って伸縮しながら屈曲することで足の動作を妨げないように設けられたものである。当該伸縮部6は、カバー1全体の撓みを吸収する作用があり、足の屈曲などによって生じるカバー1の撓みを吸収することで、伸縮部6と連続する甲革部2の変形を防止して、靴の型に形成された甲革部2の形状を維持するようになっている。
また、前述したように、本実施の形態では甲革部2の上面(足の甲に相当する部分)を大きく切り欠き開口した形状に形成し、当該部分にまで伸縮部6の範囲を拡大している。当該構造によって、使用者がしゃがんだりする場合のように屈曲角度が大きい場合であっても、使用者の動作を妨げずかつカバー1のズレや外れといったことが生じにくいようになっている。
前記伸縮部6の上部には円筒状の筒状布7が縫着されている。当該筒状布7は、軽量で柔らかいシート状素材によって、伸縮部6の上部から膝下までの下脚部全周を覆うようになっている。そして、当該筒状布7の上端部の内周面には、後述する装具に対して着脱可能に取り付けることが出来る取付具9が設けられている。当該取付具9には、ボタン、スナップ、面ファスナー等の係合手段や、鉤状のフック等が用いられる。
また、本実施の形態では、前記筒状布7および当該筒状布7に連設されている伸縮部6の前面部中央に、ファスナー部材として1本のジッパー8が設けられている。当該ジッパー8を開くと、甲革部2を除き、伸縮部6と筒状布7の前面が全て開き、ジッパー8を閉じることによってカバー1をブーツ形状にするようになっている。このように大きく開口させることで、装具を装着した足に対するカバー1の装着を容易なものとしている。
なお、当該ジッパー8を筒状布7の背面に設け、背面全体が開くようにしても差し支えがないものである。
図2(a)は、歩行用の補助装具10の一例を表した側面図である。当該補助装具10は、従来より一般的に使用されているものであり、足先を保持する靴状部11と、膝下部分に取り付けるベルト部12を有したものである。前記靴状部11には、底部から側方上部に向かうあぶみのようなU字状金具13が設けられており、ベルト部12には金属支柱14が取り付けられている。U字状金具13と金属支柱14は、靴状部11のくるぶし付近に設けられた回動軸16おいて前方向に対して回動可能となるように連結されている。
図2(b)は、前記補助装具10に装着したカバー1の側部断面図を表している。同図に示すように、カバー1は補助装具10のほぼ全表面を覆うようになっている。カバー1の上端部内側には、ボタンによって止められるベルト状の取付具9が設けられており、カバー1は当該取付具9によって補助装具10のベルト部12に対して取り付けられている。
前述したように、補助装具10は前記回動軸16によって前方に回動(傾動)するようになっている。そして、カバー1は当該回動軸16に対応して伸縮部6を設けている。伸縮部6が無いと、回動軸16部における回動によって甲革部を含めたカバー全体が動き補助装具10が露出してしまい、またカバーが邪魔になってしゃがむ等の使用者の動作が円滑に行えなくなってしまう。しかし、カバー1に伸縮部6を設けることで、補助装具10の傾動に伴うカバーの動作を伸縮部6の伸縮によって吸収し、カバー1の覆いが補助装具10から大きく外れて補助装具10が露出するのを防止することができるようになっている。また、使用者の動作を妨げることが無いという効果も有している。
補助装具10は、その機能を重視した外観形状をなしているために、ファッション的な観点から見た場合、見栄えが良いとは言えないものである。
しかし、カバー1を装着することによって補助装具10全体を覆い隠すことができるので、補助装具10の装着を他人に見せないようにすることができる。また、カバー1に使用する素材は、前述した各部位の機能を発揮する限り、皮革、布、合成繊維、その他あらゆる素材で形成することが出来るので、ファッション的なデザインの観点から色柄、模様を自由に設定することができる。
特に、甲革部2を実際の靴のように自立できる程度の剛性を有するよう形成しているので、一見したところでは普通のブーツを履いているように見える。このように、他人に対して補助装具の装着を意識させにくい構造となっている。
また、リボンやフリル等の立体的な飾りを付けることも自由自在である。従来は、人に見られることを嫌って補助装具の装着を嫌う方もいたが、このようなカバーの提供によって補助装具の使用を促すことができるものである。
以上説明したカバー1は、底部を設けていない底が開口したものであるが、甲革部2の下端に全面を覆う底部材を設けて袋状に形成しても差し支えない。
また、全体的に防水性のある素材を使用することで雨の日でも使用できるように構成しても差し支えないものである。
さらに、防寒素材の使用によって保温性を確保し、冬期に使用できる構成としても差し支えないものである。
本発明は、歩行用の補助装具を覆い隠すカバーに利用可能である。
本実施の形態に係るカバーの説明図である。 本実施の形態に係るカバーの使用例に関する説明図である。
符号の説明
1 カバー
2 甲革部
3 踵周囲
4 両側面
5 つま先部
6 伸縮部
7 筒状布
8 ジッパー
9 取付具
10 補助装具
11 靴状部
12 ベルト部
13 U字状金具
14 金属支柱

Claims (4)

  1. 膝から下の足部に着用する歩行用補助装具に着脱可能に装着されるカバーであって、
    つま先部から踵部に至る足の外周部位を覆う甲革部と、
    脛部分の外周を覆う円筒状の筒状布と、
    足首付近において、前記甲革と筒状体を屈曲可能に連結する伸縮部を有しており、
    前記甲革部は、皮革、合成皮革、ゴム、合成樹脂、厚布によってその立体的形状がある程度保持できる立体的形状物として形成されており、
    前記筒状部は、柔軟性のある布状素材によって形成されるとともに、長手方向に沿って開閉可能に開くことが出来るようにファスナー部材が設けられていることを特徴とする歩行用補助装具用のカバー。
  2. 前記筒状部の上端部内側には、歩行用補助装具に固定するための取付具が設けられていることを特徴とする請求項1記載の歩行用補助装具用のカバー。
  3. 前記甲革部の甲部に相当する上面部にまで、前記伸縮部の範囲が広げられていることを特徴とする請求項1記載の歩行用補助装具用のカバー。
  4. 前記甲革部の下端には底面全体を覆う底部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の歩行用補助装具用のカバー。
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