JP2007252054A - モータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータへの供給電流のリプルを低減する。
【解決手段】各相巻線(1,2)を駆動する複数インバータ式駆動手段(3,4)と、各駆動手段(3,4)を制御する複数のPWM制御手段(50,60)とを備える。各PWM制御手段(50,60)は、対応する駆動手段(3,4)に係る相巻線(1,2)の両端に電源電圧を印加する状態と、相巻線(1,2)の両端を同電位にしてその巻線の逆起電力を還流させる状態とをとり得るスイッチングシーケンスを実行するように構成される。さらに、各PWM制御手段(50,60)は、スイッチングの1サイクル中において、各相巻線(1,2)の全てに電圧を印加している状態がある場合に、その状態の直後に各相巻線(1,2)の逆起電力を還流する状態が生じないように、かつ、各相巻線(1,2)の全てに逆起電力を還流している状態がある場合に、その状態の直後に各相巻線(1,2)に電圧を印加する状態が生じないように、互いのスイッチングスの位相関係が設定される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、独立した複数の相巻線を有するモータの制御装置に関し、特に、該モータに供給する電流のリプルを低減する技術に関するものである。
モータに設けられた複数の相巻線を個別に駆動する駆動回路と、該駆動回路をPWM制御する制御回路(励磁シーケンス回路)とを備えるモータ制御装置が実用されている(例えば、非特許文献1参照)。
図16に、上記のような構成のモータ制御装置の回路図の一例を示す。このモータ制御装置は、バイファイラ方式で巻かれたA相巻線1,1’およびB相巻線2,2’を備える2相モータを駆動するものであり、上記A相巻線1,1’およびB相巻線2,2’をそれぞれユニポーラ駆動するインバータ式駆動回路3および4と、該駆動回路3および4をそれぞれPWM制御する制御回路5および6とを備えている。
駆動回路3は、A相巻線1,1’をそれぞれ駆動するトランジスタ等からなるスイッチング素子Q1,Q2と、これらのスイッチング素子Q1,Q2に流れる電流(A相巻線1,1’を流れる電流)を検出する抵抗器7とを備えている。また、駆動回路4は、上記スイッチング素子Q1,Q2に対応するスイッチング素子Q3,Q4と、上記抵抗器7に対応する抵抗器8とを有する。
PWM制御回路5は、A相電流指令と抵抗器7によって検出されるA相巻線1,1’の電流との偏差を増幅して出力するアンプ51と、該アンプ51の出力と基準三角波とを比較するコンパレータ52と、該コンパレータ52の出力および駆動巻線指示信号(A相巻線1,1’のいずれを駆動するかを指示する信号)に基づいてスイッチング素子Q1,Q2をオンオフするための制御信号を形成するアンドゲート53,54と、を備えている。PWM制御回路6は、上記アンプ51、コンパレータ52およびアンドゲート53,54にそれぞれ対応するアンプ61、コンパレータ62およびアンドゲート63,64を有する。
図17は、上記モータ制御装置の駆動回路3,4に電力を供給する電源ブロックのモデルを示している。このモデルでは、直流電源9の出力電圧Vがリード線のインダクタンスLと抵抗Rを介して平滑用コンデンサCに加えられ、このコンデンサCの端子電圧V’が上記駆動回路3,4に印加される。
モータの負荷が急激に変動した場合には、それに応じた供給電流iが必要とされる。上記コンデンサCがない場合、モータへの供給電流iが、常にリード線のインダクタンスLと抵抗Rとを介して流れることになるので、この供給電流iの変化に応じた電圧降下が生じることになる。すなわち、上記リード線のインダクタンスLと抵抗Rによって必要とする電流供給が妨げられて、上記駆動回路5,6への印加電圧V’が降下する。この印加電圧V’の降下は、モータの特性を悪化させて、トルク不足、高速性の低下などの問題を発生させる要因となる。
これに対して、十分な容量を持ったコンデンサCを駆動回路5,6のすぐそばに実装すると、供給電流iが急激に変動した際の変動分がコンデンサCから供給されるので、供給電圧V’の変動を抑制して、モータの特性を安定にすることができる。
ここで、図18(a)に示すように、スイッチング素子Q1をオンさせてA相巻線1に電流を流し、その後、該スイッチング素子Q1をオフさせると、同図(b)に示すように、A相巻線1の逆起電力に基づく電流が該A相巻線1に並列接続された還流ダイオードDを介して還流することになる。なお、他の相巻線1’,2,2’においても、通電をオフした後に、逆起電力に基づく同様の電流が還流する。
上記構成のモータ制御装置では、スイッチングシーケンス中において、相巻線1,2(相巻線1’,2’)の両端に電圧が印加されるタイミング(電力供給タイミング)が重なり合う状態、および、相巻線1,2(相巻線1’,2’)における逆起電力の還流タイミングが重なり合う状態が発生する。スイッチングシーケンスの詳細については後述する。
図19に、従来の別構成のモータ制御装置の回路図を示す。このモータ制御装置は、モノファイラ方式で巻かれたA相巻線10およびB相巻線11を備える2相モータを駆動するものであり、上記A相巻線10およびB相巻線11をそれぞれ駆動するインバータ式駆動回路12および13と、該駆動回路12および13をそれぞれPWM制御する制御回路14および15とを備えている。
駆動回路12は、スイッチング素子Q11〜Q14をブリッジ接続した構成を有し、A相巻線10をバイポーラ駆動する。また、駆動回路13は、スイッチング素子Q15〜Q18をブリッジ接続した構成を有し、B相巻線11をバイポーラ駆動する。
PWM制御回路14は、A相電流指令と電流検出器16によって検出されるA相巻線10の電流との偏差を増幅して出力するアンプ141と、該アンプ141の出力と第1基準三角波とを比較することによってスイッチング素子Q11をオンオフ制御する信号を形成するコンパレータ142と、該コンパレータ142の出力を反転してスイッチング素子Q12をオンオフ制御する信号を形成するインバータ143と、アンプ141の出力と上記第1基準三角波とは位相が180°ずれた第2基準三角波とを比較することによってスイッチング素子Q14をオンオフ制御する信号を形成するコンパレータ144と、該コンパレータ144の出力を反転してスイッチング素子Q13をオンオフ制御する信号を形成するインバータ145とを備えている。
他方のPWM制御回路15は、上記アンプ141に対応するアンプ151と、上記コンパレータ142,144に対応するコンパレータ152,154と、上記インバータ143,145に対応するインバータ153,155とによってスイッチング素子Q15〜Q18をオンオフ制御する信号を形成する。
図20(a)〜(d)は、このモータ制御装置のA相巻線10を左方から右方に向かって流れる電流の経路を示している。同図(b),(d)に示す電流は、それぞれ逆起電力に基づく還流電流である。
このモータ制御装置においても、スイッチングシーケンス中において、相巻線10,11の両端に電圧が印加されるタイミング(電力供給タイミング)が重なり合う状態、および、相巻線10,11における逆起電力の還流タイミングが重なり合う状態が発生する。スイッチングシーケンスの詳細については後述する。
図21に、さらに別の構成を有した従来のモータ制御装置の回路図を示す。このモータ制御装置は、PWM制御回路18,19の構成においてのみ図19のモータ制御装置と相違する。
PWM制御回路18は、A相電流指令と電流検出器16によって検出されるA相巻線10の電流との偏差を増幅して出力するアンプ181と、該アンプ181の出力と前記第1基準三角波とを比較するコンパレータ182と、アンプ181の出力と前記第2基準三角波とを比較するコンパレータ183と、コンパレータ182の出力を反転するインバータ184と、コンパレータ183の出力を反転するインバータ185と、コンパレータ182の出力とインバータ185の出力を入力してスイッチング素子Q11をオンオフ制御する信号を形成するアンドゲート186と、該アンドゲート186の出力を反転してスイッチング素子Q12をオンオフ制御する信号を形成するインバータ187と、コンパレータ183の出力とインバータ184の出力を入力してスイッチング素子Q13をオンオフ制御する信号を形成するアンドゲート188と、該アンドゲート188の出力を反転してスイッチング素子Q14をオンオフ制御する信号を形成するインバータ189とを備えている。
他方のPWM制御回路19は、上記アンプ181に対応するアンプ191と、上記コンパレータ182,183に対応するコンパレータ192,193と、上記インバータ184,185に対応するインバータ194,195と、上記アンドゲート186,188に対応するアンドゲート196,198と、上記インバータ187,189に対応するインバータ197,199とによってスイッチング素子Q15〜Q18をオンオフ制御する信号を形成する。
図22(a),(b)は、このモータ制御装置のA相巻線10を左方から右方に向かって流れる電流の経路を示している。同図(b)に示す電流は、逆起電力に基づく還流電流である。
このモータ制御装置においても、スイッチングシーケンス中において、相巻線10,11の両端に電圧が印加されるタイミング(電力供給タイミング)が重なり合う状態、および、相巻線10,11における逆起電力の還流タイミングが重なり合う状態が発生する。スイッチングシーケンスの詳細については後述する。
「5相ステッピングモータ駆動システムの高性能化に関する研究」第17頁、発行日1997年9月5日、著者 百目鬼 英雄、発行者 オリエンタルモーター(株)技術研究所
上記したように、従来の各モータ制御装置では、A相巻線への電圧印加タイミング(電力供給タイミング)と、B相巻線へのそれとが重なり、A相巻線逆起電力還流タイミング(電力非供給タイミング)と、B相巻線のそれとが重なることになるので、モータへの供給電流の変動が大きくなる。
そこで、図17に示す平滑用コンデンサCに大容量のものを使用して、電源ブロックの出力電流のリプルを低減するようにしているが、この平滑用コンデンサCはモータ制御装置の回路基板に実装されることから、形状の大きな大容量の平滑用コンデンサCを使用することは、モータ制御装置の小型化を図る上での阻害要因になる。また、大容量のコンデンサは高価であるので、モータ制御装置のコストを上昇させる要因にもなる。
本発明は、このような状況に鑑み、モータへの供給電流のリプルを低減することができるモータ制御装置を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、複数の相巻線が互いに独立して設けられたモータを制御する制御装置であって、前記各相巻線をそれぞれ駆動する複数のインバータ式駆動手段と、前記各駆動手段をそれぞれPWM制御する複数のPWM制御手段と、を備えている。前記各PWM制御手段は、対応する前記駆動手段が、該駆動手段に係る前記相巻線の両端に電源電圧を印加する状態と、該相巻線の両端を同電位にしてその巻線の逆起電力を還流させる状態とをとり得るスイッチングシーケンスを実行するように構成され、さらに、前記各PWM制御手段は、スイッチングシーケンスの1サイクル中において、前記各相巻線の全てに電圧を印加している状態がある場合に、その状態の直後に前記各相巻線の逆起電力を還流する状態が生じないように、かつ、前記各相巻線の全てに逆起電力を還流している状態がある場合に、その状態の直後に前記各相巻線に電圧を印加する状態が生じないように、互いのスイッチングシーケンスの位相関係を設定した構成を有する。
前記各PWM制御手段は、それらに対応した相巻線に流れる電流値の電流指令に対する偏差を検出し、この偏差と基準三角波との比較に基づいて前記インバータ式駆動手段のスイッチング素子を制御するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のモータの制御装置。
前記各PWM制御手段に対応する前記各相巻線は、バイファイラ方式、モノファイラ方式のいずれの方式で巻かれていても良い。
前記各相巻線がバイファイラ方式で巻かれている場合には、前記各PWM制御手段において使用される前記基準三角波が360°/n(nは、前記相巻線の数)だけ互いにずらされる。また、前記各相巻線がモノファイラ方式で巻かれている場合には、前記各PWM制御手段において使用される前記基準三角波が180°/nだけ互いにずらされる。
本発明によれば、モータへの供給電流のリプルを低減することができる。したがって、制御回路に実装される平滑用コンデンサとして形状の小さな低容量のものを使用して、コストの低減と小型化を図ることが可能になる。
図1は、2相モータに適用した本発明に係るモータ制御装置の第1の実施形態を示す回路図である。この図1においては、図16に示す要素と同一の要素に共通する参照符号もしくは参照番号を付してある。
この第1の実施形態に係るモータ制御装置は、図16に示した駆動回路3,4と、同図に示したPWM制御回路5,6に対応するPWM制御回路50,60とを備えている。以下においては、図16に示すモータ制御装置と共通する部分についての説明を省略する。
図16に示すモータ制御装置は、A相側のPWM制御回路5におけるコンパレータ52と、B相側のPWM制御回路6におけるコンパレータ62に共通の基準三角波を入力するように構成されている。これに対して、本実施形態に係るモータ制御装置では、A相側のコンパレータ52に第1基準三角波を入力し、B相側のコンパレータ62に上記第1基準三角波1とは位相が180°ずれた第2基準三角波を入力している。
次に、本実施形態に係るモータ制御装置の動作について述べる。
図2、図4、図6および図8は、それぞれ本実施形態のモータ制御装置のスイッチングシーケンスを例示したチャートである。また、図3、図5、図7および図9は、図16に示すモータ制御装置の対応するスイッチングシーケンスをそれぞれ示すチャートである。
図2〜図9において、最上段は、基準三角波と各相アンプ51,61の出力との相対関係を示している。さらに、VAはA相巻線1の端子電圧、VBはB相巻線2の端子電圧、iAはA相巻線1を流れる電流、iBはB相巻線2を流れる電流、iはモータへの供給電流をそれぞれ示している。
図2、図3は、A相およびB相のPWMオンデューティが共に50%の場合のスイッチングシーケンスを示している。従来装置の場合には、制御回路5,6に共通の基準三角波を入力しているので、図3に示すように、電流iA,iBの流れるタイミングが同時となり、この結果、供給電流iが0から上記電流iA,iBの2倍の大きさまで大きく変動する。つまり、供給電流iのリプルが極めて大きくなる。
これに対して、制御回路50および60に互いに位相が180°ずれた第1基準三角波および第2基準三角波をそれぞれ入力する本実施形態の装置では、図2に示すように、電流iA,iBの流れるタイミングがずれるので、供給電流iが一定になる。つまり、供給電流iにリプルが存在しないことになる。
図4、図5は、A相およびB相のPWMオンデューティがそれぞれ75%および0%の場合のスイッチングシーケンスを示している。これらの図の比較から明らかなように、この場合、供給電流iに関しては本実施形態の装置と従来装置に相違はない。すなわち、B相への供給電流がオフしているため、両装置における供給電流iに違いは発生しない。すなわち、A相、B相の内のどちらか一方の相に係るスイッチング素子しかスイッチングしていない場合には、両装置における供給電流iは相違しないことになる。
図6、図7は、A相およびB相のPWMオンデューティがそれぞれ62.5%および25%の場合のスイッチングシーケンスを示している。従来装置の場合には、図7に示すように、電流iA,iBが同時に流れる状態が生じるので、供給電流iのピーク値が上記電流iA,iBを和した大きさになる。
これに対して、本実施形態の装置では、図6に示すように、電流iA,iBの流れるタイミングがずれるので、供給電流iのピーク値が抑制され、かつ該供給電流iのオフ期間が短縮される。これは、供給電流iのリプルが低減されることを意味している。
図8、図9は、A相およびB相のPWMオンデューティがそれぞれ75%および62.5%の場合のスイッチングシーケンスを示している。この場合、各図の比較から明らかなように、本実施形態の装置と従来装置のいずれにおいても電流iA,iBが同時に流れる状態を生じ、かつ、供給電流のピークが電流iA,iBの和になる。しかし、本実施形態の装置では、従来装置よりも供給電流の最小値と最大値の差が小さくなるので、結果的に、供給電流iのリプルが低減されることになる。
以上に説明したように、本実施形態に係るモータ制御装置によれば、A相巻線1,1'の電流制御に使用する第1基準三角波と、B相巻線2,2'の電流制御に使用する第2基準三角波の位相が180°ずらされているので、供給電流iのリプルが低減される。したがって、モータ制御回路に組み込まれる電源ブロックの平滑コンデンに小型、低容量のものを使用して、該モータ制御回路の小型化および低コスト化を図ることが可能になる。
本実施形態に係るモータ制御装置は、2相モータに適用されているが、独立した相巻線を有する3相以上のモータにも適用できるように構成することも可能である。すなわち、図示を省略するが、例えばモータが3相構造のものである場合には、A相、B相およびC相に対応して設けられるPWM制御回路に以下のような位相関係をもつ基準三角波をそれぞれ入力すれば良い。
すなわち、B相のPWM制御回路には、A相のPWM制御回路に入力される第1基準三角波に対して位相が120°ずれた第2基準三角波を入力し、また、C相のPWM制御回路には、この第2基準三角波に対して位相がさらに120°ずれた第3基準三角波(第1基準三角波に対して位相が240°ずれている)を入力する。
また、例えばモータが4相構造のものである場合には、A相、B相、C相およびD相に対応して設けられるPWM制御回路に以下のような位相関係をもつ基準三角波をそれぞれ入力すれば良い。
すなわち、B相のPWM制御回路には、A相のPWM制御回路に入力される第1基準三角波に対して位相が90°ずれた第2基準三角波を入力し、C相のPWM制御回路には、この第2基準三角波に対して位相がさらに90°ずれた第3基準三角波(第1基準三角波に対して位相が180°ずれている)を入力する。さらに、D相のPWM制御回路には、上記第3基準三角波に対して位相がさらに90°ずれた第4基準三角波(第1基準三角波に対して位相が270°ずれている)を入力する。
なお、説明を省略するが、5相以上の多相モータに適用する制御装置も上記に準じて構成することができる。
以上のことをまとめると、モータの相数がnである場合には、各相のPWM制御手段において使用される前記基準三角波の位相を360°/nだけ互いにずらせば良いことになる。
図10は、2相モータに適用した本発明に係るモータ制御装置の第2の実施形態を示す回路図である。
この図10においては、図19に示す要素と同一の要素に共通する参照符号もしくは参照番号を付してある。
この第2の実施形態に係るモータ制御装置は、図19に示した駆動回路12,13と、同図に示したPWM制御回路14,15に対応するPWM制御回路140,150と備えている。以下においては、図19に示すモータ制御装置と共通する部分についての説明を省略する。
図19に示すモータ制御装置は、A相側のPWM制御回路14におけるコンパレータ142と、B相側のPWM制御回路15におけるコンパレータ152にそれぞれ第1基準三角波を入力し、かつ、A相側のPWM制御回路14におけるコンパレータ144と、B相側のPWM制御回路15におけるコンパレータ154にそれぞれ第2基準三角波を入力するように構成されている。
これに対して、本実施形態に係るモータ制御装置では、A相側のコンパレータ142および144にそれぞれ第1基準三角波および第2基準三角波を入力し、B相側のコンパレータ152および154にそれぞれ第3基準三角波および第4基準三角波を入力している。
第1基準三角波と第2基準三角波1は、互いに位相が180°ずれ、また、第3基準三角波および第4基準三角波1は、それぞれ第1基準三角波および第2基準三角波に対して位相が90°ずれている。
図11は、A相アンプ141およびB相アンプ151の出力が図示のような大きさを有する場合の本実施形態に係るモータ制御装置のスイッチングシーケンスを示し、また図12は、図19に示すモータ制御装置の対応するスイッチングシーケンスを示している。この場合、各図の比較から明らかなように、本実施形態の装置と従来装置のいずれにおいても電流iA,iBが同時に流れる状態を生じる。しかし、本実施形態の装置では、従来装置よりも供給電流の最小値と最大値の差が小さくなるので、結果的に、供給電流iのリプルが低減されることになる。
本実施形態に係るモータ制御装置は、2相モータに適用されているが、独立した相巻線を有する3相以上のモータにも適用できるように構成することも可能である。すなわち、図示を省略するが、例えばモータが3相構造のものである場合には、A相、B相およびC相に対応して設けられるPWM制御回路に以下のような位相関係をもつ基準三角波をそれぞれ入力すれば良い。
すなわち、B相のPWM制御回路には、A相のPWM制御回路に入力される第1基準三角波および第2基準三角波(互いに位相が180°ずれている)に対してそれぞれ位相が60°ずれた第3基準三角波および第4基準三角波を入力し、また、C相のPWM制御回路には、この第3基準三角波および第4基準三角波に対して位相がさらに60°ずれた第5基準三角波および第6基準三角波(第1基準三角波および第2基準三角波に対してそれぞれ位相が120°ずれている)を入力する。
また、例えばモータが4相構造のものである場合には、A相、B相、C相およびD相に対応して設けられるPWM制御回路に以下のような位相関係をもつ基準三角波をそれぞれ入力すれば良い。
すなわち、B相のPWM制御回路には、A相のPWM制御回路に入力される第1基準三角波および第2基準三角波(互いに位相が180°ずれている)に対してそれぞれ位相が45°ずれた第3基準三角波および第4基準三角波を入力し、また、C相のPWM制御回路には、この第3基準三角波および第4基準三角波に対して位相がさらに45°ずれた第5基準三角波および第6基準三角波(第1基準三角波および第2基準三角波に対してそれぞれ位相が900°ずれている)を入力する。
なお、説明を省略するが、5相以上の多相モータに適用する制御装置も上記に準じて構成することができる。
以上のことをまとめると、モータの相数がnである場合には、各相のPWM制御手段において使用される前記基準三角波の位相を180°/nだけ互いにずらせば良いことになる。
図13は、2相モータに適用した本発明に係るモータ制御装置の第3の実施形態を示す回路図である。この図13においては、図21に示す要素と同一の要素に共通する参照符号もしくは参照番号を付してある。
この第3の実施形態に係るモータ制御装置は、図21に示した駆動回路12,13と、同図に示したPWM制御回路18,19に対応するPWM制御回路180,190と備えている。以下においては、図21に示すモータ制御装置と共通する部分についての説明を省略する。
図21に示すモータ制御装置は、A相側のPWM制御回路18におけるコンパレータ182と、B相側のPWM制御回路19におけるコンパレータ192にそれぞれ第1基準三角波を入力し、A相側のPWM制御回路19におけるコンパレータ183と、B相側のPWM制御回路19におけるコンパレータ193にそれぞれ第2基準三角波を入力するように構成されている。
これに対して、図13に示す本実施形態に係るモータ制御装置では、A相側のコンパレータ182および183にそれぞれ第1基準三角波および第2基準三角波を入力し、B相側のコンパレータ192および193にそれぞれ第3基準三角波および第4基準三角波を入力している。
第1基準三角波と第2基準三角波は、互いに位相が180°ずれ、また、第3基準三角波および第4基準三角波は、それぞれ第1基準三角波および第2基準三角波に対して位相が90°ずれている。
図14は、A相アンプ181およびB相アンプ191の出力が図示のような大きさを有する場合の本実施形態に係るモータ制御装置のスイッチングシーケンスを示し、また図15は、図21に示すモータ制御装置の対応するスイッチングシーケンスを示している。
従来装置に係る図15のスイッチングシーケンスでは、電流iA,iBが同時に流れる状態が生じるので、供給電流iのピーク値が上記電流iA,iBを和した大きさになる。
これに対して、本実施形態の装置に係る図14のスイッチングシーケンスでは、電流iA,iBの流れるタイミングがずれるので、供給電流iのピーク値が抑制され、かつ該供給電流iのオフ期間が短縮される。これは、供給電流iのリプルが低減されることを意味している。
本実施形態に係るモータ制御装置は、2相モータに適用されているが、独立した相巻線を有する3相以上のモータにも適用できるように構成することも可能である。すなわち、図示を省略するが、例えばモータが3相構造のものである場合には、A相、B相およびC相に対応して設けられるPWM制御回路に以下のような位相関係をもつ基準三角波をそれぞれ入力すれば良い。
すなわち、B相のPWM制御回路には、A相のPWM制御回路に入力される第1基準三角波および第2基準三角波(互いに位相が180°ずれている)に対してそれぞれ位相が60°ずれた第3基準三角波および第4基準三角波を入力し、また、C相のPWM制御回路には、この第3基準三角波および第4基準三角波に対して位相がさらに60°ずれた第5基準三角波および第6基準三角波(第1基準三角波および第2基準三角波に対してそれぞれ位相が120°ずれている)を入力する。
また、例えばモータが4相構造のものである場合には、A相、B相、C相およびD相に対応して設けられるPWM制御回路に以下のような位相関係をもつ基準三角波をそれぞれ入力すれば良い。
すなわち、B相のPWM制御回路には、A相のPWM制御回路に入力される第1基準三角波および第2基準三角波(互いに位相が180°ずれている)に対してそれぞれ位相が45°ずれた第3基準三角波および第4基準三角波を入力し、また、C相のPWM制御回路には、この第3基準三角波および第4基準三角波に対して位相がさらに45°ずれた第5基準三角波および第6基準三角波(第1基準三角波および第2基準三角波に対してそれぞれ位相が900°ずれている)を入力する。
なお、説明を省略するが、5相以上の多相モータに適用する制御装置も上記に準じて構成することができる。
以上のことをまとめると、モータの相数がnである場合には、各相のPWM制御手段において使用される前記基準三角波の位相を180°/nだけ互いにずらせば良いことになる。
なお、上記各実施形態に係るモータ制御装置は、複数の独立した相巻線を有する種々のモータ(例えば、ステッピングモータ、ブラシレスモータ、インダクションモータ等)の制御に適用することができる。
また、上記実施形態では、アナログ回路を用いてモータの電流制御を実行しているが、CPU等のマイクロプロセッサを用いたデジタル回路による電流制御を実行する構成も採用可能である。
2相モータに適用した本発明に係るモータ制御装置の第1の実施形態を示す回路図である。 図1のモータ制御装置のスイッチングシーケンスの第1例を示すチャートである。 図16のモータ制御装置のスイッチングシーケンスの第1例を示すチャートである。 図1のモータ制御装置のスイッチングシーケンスの第2例を示すチャートである。 図16のモータ制御装置のスイッチングシーケンスの第2例を示すチャートである。 図1のモータ制御装置のスイッチングシーケンスの第3例を示すチャートである。 図16のモータ制御装置のスイッチングシーケンスの第3例を示すチャートである。 図1のモータ制御装置のスイッチングシーケンスの第4例を示すチャートである。 図16のモータ制御装置のスイッチングシーケンスの第4例を示すチャートである。 2相モータに適用した本発明に係るモータ制御装置の第2の実施形態を示す回路図である。 図10のモータ制御装置のスイッチングシーケンスの一例を示すチャートである。 図19のモータ制御装置のスイッチングシーケンスの一例を示すチャートである。 2相モータに適用した本発明に係るモータ制御装置の第3の実施形態を示す回路図である。 図13のモータ制御装置のスイッチングシーケンスの一例を示すチャートである。 図21のモータ制御装置のスイッチングシーケンスの一例を示すチャートである。 従来のモータ制御装置の第1例を示す回路図である。 駆動回路に電力を供給する電源ブロックのモデルを示す回路図である。 図16のA相巻線に流れる駆動電流および還流電流を示す説明図である。 従来のモータ制御装置の第2例を示す回路図である。 図19のA相巻線に流れる駆動電流および還流電流を示す説明図である。 従来のモータ制御装置の第3例を示す回路図である。 図21のA相巻線に流れる駆動電流および還流電流を示す説明図である。
符号の説明
1,1' A相巻線
2,2' B相巻線
3,4 駆動回路
50,60 PWM制御回路
7,8抵抗器電流検出器
10 A相巻線
11 B相巻線
12,13 駆動回路
140,150 PWM制御回路
16,17 電流検出器
180,190 PWM制御回路
Q1〜Q4 スイッチング素子
Q11〜Q14 スイッチング素子
Q15〜Q18 スイッチング素子

Claims (6)

  1. 複数の相巻線が互いに独立して設けられたモータを制御する制御装置であって、
    前記各相巻線をそれぞれ駆動する複数のインバータ式駆動手段と、
    前記各駆動手段をそれぞれPWM制御する複数のPWM制御手段と、を備え、前記各P WM制御手段は、
    対応する前記駆動手段が、該駆動手段に係る前記相巻線の両端に電源電圧を印加する状態と、該相巻線の両端を同電位にしてその巻線の逆起電力を還流させる状態とをとり得るスイッチングシーケンスを実行するように構成され、
    さらに、前記各PWM制御手段は、
    スイッチングシーケンスの1サイクル中において、前記各相巻線の全てに電圧を印加している状態がある場合に、その状態の直後に前記各相巻線の逆起電力を還流する状態が生じないように、かつ、前記各相巻線の全てに逆起電力を還流している状態がある場合に、その状態の直後に前記各相巻線に電圧を印加する状態が生じないように、互いのスイッチングシーケンスの位相関係を設定した構成を有することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記各PWM制御手段は、それらに対応した相巻線に流れる電流値の電流指令に対する偏差を検出し、この偏差と基準三角波との比較に基づいて前記インバータ式駆動手段のスイッチング素子を制御するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のモータの制御装置。
  3. 前記各PWM制御手段に対応する前記各相巻線は、バイファイラ方式で巻かれていることを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記各PWM制御手段に対応する前記各相巻線は、モノファイラ方式で巻かれていることを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置。
  5. 前記各PWM制御手段において使用される前記基準三角波は、前記相巻線の数をnとするとき、360°/nだけ互いにずらされることを特徴とする請求項3に記載のモータ制御装置。
  6. 前記各PWM制御手段において使用される前記基準三角波は、前記相巻線の数をnとするとき、180°/nだけ互いにずらされることを特徴とする請求項4に記載のモータ制御装置。
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