JP2007251250A - 非可逆回路素子及び通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な挿入損失特性及びアイソレーション特性を得ることができ、かつ、整合容量値や抵抗値を小さく設定できる非可逆回路素子及び通信装置を得る。
【解決手段】マイクロ波用フェライト31と、該フェライト31上で互いに絶縁されて交差する第1及び第2中心導体35,36と、フェライト31に直流磁界を印加する永久磁石とからなる2ポート型アイソレータ。第1中心導体35は一端が入力ポートP1に接続され、他端が出力ポートP2に接続されている。第2中心導体36は一端が出力ポートP2に接続され、他端がグランドポートP3に接続されている。入力ポートP1と出力ポートP2との間には第1整合容量C1と抵抗Rとからなる直列回路が接続されている。また、出力ポートP2とグランドポートP3との間には第2整合容量C2が接続されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、非可逆回路素子、特に、マイクロ波帯で使用される2ポート型アイソレータとして使用される非可逆回路素子、及び、該非可逆回路素子を備えた通信装置に関する。
従来より、アイソレータやサーキュレータなどの非可逆回路素子は、予め定められた特定方向にのみ信号を伝送し、逆方向には伝送しない特性を有し、自動車電話、携帯電話などの移動体通信機器の送信回路部に使用されている。この種の非可逆回路素子として2ポート型のものが、例えば、特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載されている2ポート型アイソレータは、その等価回路を図5に示すように、フェライト31によって磁気的に結合された第1及び第2中心導体35,36を備え、入力ポートP1と出力ポートP2との間に、第1整合容量C1と抵抗Rとからなる並列回路を、第1中心導体35と並列に電気的に接続し、かつ、出力ポートP2とグランドポートP3との間に第2整合容量C2を電気的に接続したものである。
この2ポート型アイソレータは、信号が入力ポートP1から出力ポートP2に伝搬する際、第1中心導体35と第1整合容量C1とからなる共振回路が共振することがないので、挿入損失特性が良好になる。
ところで、整合容量値や抵抗値を小さくできれば、整合容量電極や抵抗体の面積を小さくしたり、これらを多層基板で構成する際の積層数を減少してアイソレータの小型化や低コスト化が可能となる。そこで、本発明者らは前記2ポート型アイソレータにおいて、第1整合容量C1の値及び抵抗Rの値を小さく設定して所望の挿入損失特性、アイソレーション特性を得ることを目指した。しかし、第1整合容量C1と抵抗Rとを並列に接続している限り、より小さい値とすることは困難であった。
特開2005−20195号公報
そこで、本発明の目的は、良好な挿入損失特性及びアイソレーション特性を得ることができ、かつ、整合容量値や抵抗値を小さく設定できる非可逆回路素子、及び、該非可逆回路素子を備えた通信装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係る非可逆回路素子は、
永久磁石と、
前記永久磁石により直流磁界が印加されるフェライトと、
前記フェライトの主面又は内部に配置され、一端が入力ポートに電気的に接続され、他端が出力ポートに電気的に接続されている第1中心導体と、
前記第1中心導体と電気的絶縁状態で交差して前記フェライトの主面又は内部に配置され、一端が出力ポートに電気的に接続され、他端がグランドに電気的に接続された第2中心導体と、
前記入力ポートと前記出力ポートとの間に電気的に接続された第1整合容量と抵抗とからなる直列回路と、
前記出力ポートと前記グランドとの間に電気的に接続された第2整合容量と、
を備えたことを特徴とする。
以上の構成からなる非可逆回路素子においては、互いに電気的絶縁状態で交差する第1及び第2中心導体をフェライトによって磁気的に結合し、第1整合容量と抵抗とからなる直列回路を入力ポートと出力ポートとの間に、第1中心導体と並列に電気的に接続し、かつ、出力ポートとグランドとの間に第2整合容量を電気的に接続したため、入力信号に対して第1中心導体と第1整合容量とからなる共振回路が共振することなく、順方向の挿入損失特性が良好であり、かつ、逆方向に対するアイソレーション特性も良好となる。そして、第1整合容量値と抵抗値とをそれぞれ適切な値に設定することにより、所望の特性を有する2ポート型アイソレータを得ることができ、前記特許文献1に記載の2ポート型アイソレータと比較して第1整合容量値や抵抗値を小さく設定することが可能となる。
本発明に係る非可逆回路素子において、抵抗は第1整合容量が形成された基板の表面又は内部に抵抗膜にて形成されていることが好ましい。抵抗膜とすれば、基板の低背化を図ることができる。また、抵抗は第1整合容量を形成する電極材によって形成されていてもよい。別途抵抗を形成する必要がなく、部品点数の削減、小型化を図ることができ、電極材料を選択することによって所望の抵抗値を得ることができる。
また、第1整合容量を形成する電極は抵抗体材料にて形成されていてもよい。第1整合容量の電極に抵抗体材料を用いることにより、所望の抵抗値を容易に得ることができ、また、抵抗の面積を小さくして小型化を図ることができる。
さらに、第1整合容量及び第2整合容量は一つの積層基板に形成されていることが好ましい。製造、組立てが容易になり、低背化も達成することができる。
本発明に係る通信装置は、前記非可逆回路素子を備えたことを特徴とし、該非可逆回路素子の利点である良好な挿入損失特性及びアイソレーション特性を利用した通信装置を得ることができる。
本発明によれば、第1整合容量値と抵抗値とをそれぞれ適切な値に設定することにより、所望の特性を有する2ポート型アイソレータを得ることができ、特に、第1整合容量値や抵抗値を小さく設定することが可能となり、アイソレータの小型化を図ることができる。また、順方向の挿入損失特性が良好であり、かつ、逆方向に対するアイソレーション特性も良好である。
以下に、本発明に係る非可逆回路素子及び通信装置の実施例について添付図面を参照して説明する。なお、図1〜図3において、斜線を付した部分は導電体であることを示している。
(非可逆回路素子の全体構成、図1参照)
図1に、本発明の一実施例である非可逆回路素子を示す。この非可逆回路素子は2ポート型の集中定数型アイソレータであり、概略、金属製キャップ10とケース60と、永久磁石20と、マイクロ波用フェライト31及び中心導体35,36からなる中心導体組立体30と、多層基板40とで構成されている。
永久磁石20、中心導体組立体30及び多層基板40は、キャップ10とケース60とで形成される箱体内に収容される。このキャップ10とケース60にモールドされている金属板61とは磁気回路を形成するために、例えば、軟鉄、フェライトなどの強磁性体からなる材料で形成され、その表面にAgやCuがめっきされている。
中心導体組立体30は、矩形状のマイクロ波用フェライト31の側面から上面にわたって第1中心導体35及び第2中心導体36を、絶縁層(図示せず)を介在させて略90°で交差するように配置している。第1中心導体35は3本のラインで構成し、第2中心導体36は2本のラインで構成している。中心導体35,36の両端部はフェライト31の下面に回り込み、第1中心導体35の一端35aは多層基板40上に形成した電極45に電気的に接続され、他端(図1では奥側に位置して図示されず)は電極46に電気的に接続される。また、第2中心導体36の一端36aは電極46に電気的に接続され、他端(図1では奥側に位置して図示されず)は電極47に電気的に接続される。
第1及び第2中心導体35,36は銅箔を用いてフェライト31に巻きつけてもよく、フェライト31上あるいは内部に銀ペーストを印刷して形成してもよい。但し、印刷による導体膜としたほうが中心導体35,36の位置精度が高いので、多層基板40との接続性が安定し、接続の信頼性、作業性がよい。
(多層基板の第1例、図2参照)
図2に多層基板40の第1例を示す。この多層基板40は、6枚のセラミック製誘電体シート41a〜41fを積層したもので、図2の最下段にはシート41fの下面を示している。
1層目(最上層)の誘電体シート41aの上面には、中心導体接続用電極45,46,47とビアホール導体51a〜51dが形成されている。2層目の誘電体シート41bの上面には、抵抗膜71とその接続用電極72,73とビアホール導体52a〜52eが形成されている。3層目の誘電体シート41cの上面には、容量電極74とビアホール導体53a〜53dが形成されている。
4層目の誘電体シート41dの上面には、容量電極75,76とビアホール導体54a〜54cが形成されている。5層目の誘電体シート41e上には、容量電極77とビアホール導体55a〜55cが形成されている。6層目の誘電体シート41f上には、容量電極78と接続用電極79,80とビアホール導体56a〜56cが形成されている。さらに、6層目の誘電体シート41fの下面にはグランド電極81と接続用電極82,83が形成されている。
前記各種電極やビアホール導体は、スクリーン印刷などの方法により誘電体シートに形成され、材料としては、抵抗率が低く、誘電体シートと同時焼成可能なAg,Cu,Ag−Pdなどが用いられる。グランド電極81及び接続用電極82,83の表面には、Niめっきを下地としてAuめっきが施されている。
各電極の厚みは2〜20μm程度である。誘電体シートは、CaO、Al23、SiO2、B23、BaO、Nd23、TiO2、B23などの適宜複数種類を含む焼結誘電体材料からなる。また、誘電体シートの厚みは5〜100μm程度である。
抵抗膜71は、サーメット、ルテニウムなどを用いてパターン印刷などの方法により形成されている。各ビアホール導体は、誘電体シートにレーザ加工やパンチング加工などにより、予め孔を形成した後、それらの孔に導電ペーストを充填することにより形成される。
以上の誘電体シート41a〜41fは積層された後、一体的に焼成され、多層基板40とされる。この多層基板40内において、1層目の電極45はビアホール導体51aを介して2層目の電極73に接続され、さらに、抵抗膜71を介して電極72に接続されている。この電極72はビアホール導体52a,53bを介して4層目の容量電極75に接続されている。
また、1層目の電極45はビアホール導体51a,52b,53c,54c,55bを介して6層目の電極80に接続され、さらに、ビアホール導体56cを介して6層目下面の電極82に接続されている。
1層目の電極47はビアホール導体51b,52c,53dを介して4層目の容量電極76に接続され、さらに、ビアホール導体54a,55cを介して6層目の容量電極78に接続され、さらに、ビアホール導体56aを介してグランド電極81に接続されている。
1層目の電極46はビアホール導体51c,52d及びビアホール導体51d,52eを介して3層目の容量電極74に接続され、さらに、ビアホール導体53a,54bを介して5層目の容量電極77に接続され、さらに、ビアホール導体55aを介して6層目の電極79に接続され、さらに、ビアホール導体56bを介して6層目下面の電極83に接続されている。
6層目の下面(即ち、多層基板40の底面)に設けた電極82はケース60に設けた入力端子62に電気的に接続され、電極83は出力端子63に電気的に接続される。また、グランド電極81はケース60にモールドされている磁性金属板61に設けたグランド電極61’に電気的に接続され、該グランド電極61’はケース60の外部に突出しているグランド端子64と電気的に接続されている。
一方、前記第1中心導体35の一端35a(図1参照)は多層基板40上の電極45に電気的に接続され、他端(図1では奥側に位置して図示されず)は多層基板40上の電極46に電気的に接続される。また、前記第2中心導体36の一端36aは多層基板40上の電極46に電気的に接続され、他端(図1では奥側に位置して図示されず)は多層基板40上の電極47に電気的に接続される。
以上の電気的な接続状態にある2ポート型アイソレータにおいて、その等価回路は図4に示すとおりである。即ち、第1中心導体35はその一端が入力ポートP1に電気的に接続され、他端が出力ポートP2に電気的に接続されている。第2中心導体36はその一端が出力ポートP2に電気的に接続され、他端がグランドポートP3に電気的に接続されている。
また、第1整合容量C1は、図2に示した電極74,75,77にて形成され、入力ポートP1と出力ポートP2との間に電気的に接続されている。第2整合容量C2は、電極74,76,77,78にて形成され、出力ポートP2とグランドポートP3との間に電気的に接続されている。抵抗Rは、抵抗膜71にて形成され、前記第1整合容量C1と直列に入力ポートP1と出力ポートP2との間に電気的に接続されている。
図4に示す等価回路を有する2ポート型アイソレータにおいては、第1及び第2中心導体35,36がフェライト31によって磁気的に結合されたインダクタL1,L2を形成し、信号が入力ポートP1から出力ポートP2に伝搬する際、インダクタL1と容量C1とからなる共振回路は共振することがなく、挿入損失が大幅に低減される。また、抵抗Rによって逆方向に対するアイソレーション特性も良好となる。これらの特性に関しては以下に図6〜図8を参照して説明する。
(多層基板の第2例、図3)
図3に多層基板40の第2例を示す。この多層基板40は基本的には図2に示した前記第1例と同じ構成からなり、図4に示した等価回路と同じ回路を構成している。第1例と異なるのは、抵抗膜71を省略し、第1整合容量C1と直列に接続された抵抗Rを第1整合容量C1を形成する電極74,75,77の抵抗によって形成している点である。なお、図3において図2と同じ部材には同じ符号を付し、その説明は省略する。また、この第2例において、2層目の誘電体シート41bは省略してもよい。
(アイソレータの特性)
ところで、本発明者らは、動作周波数が835MHzと1950MHzの2ポート型アイソレータ(図1及び図2参照)について以下のスペックで条件を設定し、特性の評価を行った。
中心導体組立体30に関しては表1に示す寸法(符号に関しては図1参照)とした。このとき、図4に示す等価回路の本発明回路と図5に示す等価回路の比較回路における抵抗Rの値、及び、整合容量C1,C2の値を表2に示す。本発明回路では比較回路に対して、835MHzでは抵抗値を極めて小さく設定している。また、1950MHzでは抵抗値及び第1整合容量値を小さく設定している。
Figure 2007251250
Figure 2007251250
図6(A)に835MHzにおける挿入損失特性(曲線X,X’参照)及びアイソレーション特性(曲線Y,Y’参照)を示し、図6(B)に1950MHzにおける挿入損失特性(曲線X,X’参照)及びアイソレーション特性(曲線Y,Y’参照)を示す。図6(A),(B)のそれぞれにおいて、本発明回路の特性は曲線X,Yで示し、比較回路の特性はX’,Y’で示す。このように、本発明回路は比較回路とほぼ同じ特性を備えている。換言すれば、本発明回路は比較回路とほぼ同じ特性を備え、かつ、整合容量値や抵抗値を小さく設定できるので、アイソレータの小型化、低背化を図ることができる。
図7(A)〜(D)は、動作周波数を835MHzとした本発明回路において、抵抗Rの値を0.1Ω、0.5Ω、1.0Ω、2.0Ωにそれぞれ設定した場合の挿入損失特性(曲線X参照)及びアイソレーション特性(曲線Y参照)を示す。R=0.5Ωで最も好適なアイソレーション特性を得ることができる。R=2.0Ωではアイソレーション特性が悪く使用できない特性となる。
図8(A)〜(D)は、動作周波数を1950MHzとした本発明回路において、抵抗Rの値を30Ω、40Ω、50Ω、60Ωにそれぞれ設定した場合の挿入損失特性(曲線X参照)及びアイソレーション特性(曲線Y参照)を示す。R=40Ωにおいて最も好適なアイソレーション特性を得ることができる。
(通信装置、図9参照)
次に、本発明に係る通信装置として、携帯電話を例にして説明する。図9は携帯電話220のRF部分の電気回路を示し、222はアンテナ素子、223はデュプレクサ、231は送信側アイソレータ、232は送信側増幅器、233は送信側段間用帯域通過フィルタ、234は送信側ミキサ、235は受信側増幅器、236は受信側段間用帯域通過フィルタ、237は受信側ミキサ、238は電圧制御発振器(VCO)、239はローカル用帯域通過フィルタである。
ここに、送信側アイソレータ231として、前記2ポート型の集中定数型アイソレータを使用することができる。このアイソレータを実装することにより、アイソレータ自体の良好な挿入損失特性、アイソレーション特性を利用した携帯電話を実現することができ、携帯電話の小型化、低背化にも寄与する。
(他の実施形態)
なお、本発明に係る非可逆回路素子及び通信装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
例えば、中心導体組立体30や多層基板40などの詳細な構成は任意である。特に、整合容量C1として積層型チップコンデンサを用い、このコンデンサの等価直列抵抗で抵抗Rを形成するようにしてもよい。
さらに、前記実施例ではフェライト31と永久磁石20を多層基板40上にそれぞれの主面を基板40の主面と平行に横置き配置した場合を示したが、フェライト31と永久磁石20とをそれぞれの主面が基板40の主面に対して垂直に位置するように縦置き配置してもよい。縦置き配置する場合、2個の永久磁石20でフェライト31を挟着すれば、磁界の印加効率が向上する。
本発明に係る非可逆回路素子(2ポート型アイソレータ)の一実施例を示す分解斜視図である。 図1に示した2ポート型アイソレータを構成する多層基板の第1例を示す分解斜視図である。 図1に示した2ポート型アイソレータを構成する多層基板の第2例を示す分解斜視図である。 図1に示した2ポート型アイソレータの等価回路図である。 比較例である2ポート型アイソレータの等価回路図である。 本発明例及び比較例での特性を示すグラフである。 動作周波数を835MHzとした本発明例において、抵抗値を種々に変更した場合の特性を示すグラフである。 動作周波数を1950MHzとした本発明例において、抵抗値を種々に変更した場合の特性を示すグラフである。 本発明に係る通信装置の電気回路を示すブロック図である。
符号の説明
20…永久磁石
30…中心導体組立体
31…フェライト
35…第1中心導体
36…第2中心導体
40…多層基板
71…抵抗膜
220…携帯電話
C1…第1整合容量
C2…第2整合容量
R…抵抗
P1…入力ポート
P2…出力ポート
P3…グランドポート

Claims (6)

  1. 永久磁石と、
    前記永久磁石により直流磁界が印加されるフェライトと、
    前記フェライトの主面又は内部に配置され、一端が入力ポートに電気的に接続され、他端が出力ポートに電気的に接続されている第1中心導体と、
    前記第1中心導体と電気的絶縁状態で交差して前記フェライトの主面又は内部に配置され、一端が出力ポートに電気的に接続され、他端がグランドに電気的に接続された第2中心導体と、
    前記入力ポートと前記出力ポートとの間に電気的に接続された第1整合容量と抵抗とからなる直列回路と、
    前記出力ポートと前記グランドとの間に電気的に接続された第2整合容量と、
    を備えたことを特徴とする非可逆回路素子。
  2. 前記抵抗は前記第1整合容量が形成された基板の表面又は内部に抵抗膜にて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の非可逆回路素子。
  3. 前記抵抗は前記第1整合容量を形成する電極材によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の非可逆回路素子。
  4. 前記第1整合容量を形成する電極は抵抗体材料にて形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の非可逆回路素子。
  5. 前記第1整合容量及び前記第2整合容量は一つの積層基板に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の非可逆回路素子。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の非可逆回路素子を備えたことを特徴とする通信装置。
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