JP2007248904A - 実像式観察光学系、撮影鏡胴ユニット及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本実施形態では、反転光学系2と接眼光学系3との間に1枚のシート状又は板状の部材23に複数の異なる径の開口部11、12、13を備えた有効径可変手段5aを備えたものである。そして、瞳面6に対して部材23を矢印A又はB方向に平行に移動させて有効径を切り替えるものである。
【選択図】図2
Description
本発明は、かかる課題に鑑み、実像式観察光学系の接眼光学系を透過する光線束の有効径を、使用者が変更することを可能とすることにより、使用環境条件に適合した有効径を選択して最適な観察像を得ること、および接眼光学系を透過する光線束の有効径を変更させる手段を簡単で小型の構成とし、かつ低コストで得ることができる実像式観察光学系を提供することを目的とする。
本発明は、物体側から瞳側に向かって順に全体として正の屈折力を持つ対物光学系と、この対物光学系により形成される像を拡大観察するための正の屈折力を持つ接眼光学系とからなる実像式観察光学系である。そして接眼光学系を透過する光線束の有効径を変化させる手段を有することにより、使用者の眼の状態および使用環境に適合した有効径を選択してより最適な観察像を得ることができる。
本発明の有効径可変手段は、1枚の部材に径が異なる複数の開口部を備えたものである。
請求項3は、前記有効径可変手段は、複数のシート状又は板状の部材に夫々径の異なる開口部を備えたことを特徴とする。
本発明は、個別の部材に夫々径が異なる開口部を備えたものである。
本発明は、部材を瞳面に対して平行に移動して異なる径の開口部を切り替えるものである。
請求項5は、前記有効径可変手段は、前記部材を前記瞳面に垂直な軸を中心に回転することにより前記開口部の径を切り替えることを特徴とする。
本発明は、部材を瞳面に対して垂直な軸を中心に回転して異なる径の開口部を切り替えるものである。
本発明は開口部を複数の部材で構成し、一部又は全部の部材を移動させることにより、開口部の径を変化させるものである。
請求項7は、前記有効径可変手段は、虹彩絞りからなることを特徴とする。
本発明は、最も一般的な虹彩絞りを利用するものである。
部材に複数の開口部を形成する場合、各開口部間に所定の間隔を設ける。これにより、光線を透過させない部位に部材を移動することにより、光線を遮断することができる。
請求項9は、撮影鏡胴ユニットは、請求項1乃至8の何れか一項に記載の実像式観察光学系を備えたことを特徴とする。
請求項10は、撮像装置は、請求項9に記載の撮影鏡胴ユニットを備えたことを特徴とする。
図1は本発明の一実施形態に係る実像式観察光学系の有効径を変化させる手段の配置を示す図である。図1の左側を物体側、右側を瞳側と呼ぶ。図1(a)は反転光学系1にリレー光学系を用いた実像式観察光学系の一例を示す図である。図1(b)は反転光学系2にプリズムを用いた実像式観察光学系の例を示す図である。共に反転光学系2と接眼光学系3の間に有効径を変更する手段(有効径可変手段)5を配置している。
即ち、物体側から瞳側に向かって順に全体として正の屈折力を持つ対物光学系1と、視野マスク4と、反転光学系2と、対物光学系1により形成される像を拡大観察するための正の屈折力を持つ接眼光学系3と、有効径可変手段5と、を備えて構成される。
図2(b)は、本発明の第2の実施形態に係る有効径可変手段の図である。同じ構成要素には図1と同じ参照番号を付して説明する。本実施形態では、反転光学系2と接眼光学系3との間に1枚のシート状又は板状の円盤部材24に複数の異なる径の開口部11、12、13を備えた有効径可変手段5bを備えたものである。そして、円盤部材24を瞳面6に垂直な回転軸10を中心に矢印の方向に回転することにより開口部の径を切り替えるものである。尚、図2(b)の例で異なる開口径を持つシート状または板状の部材24は、必ずしも図示したように円形である必要は無く扇型などでもよい。また図2(a)、(b)供に開口形状を円で図示しているが矩形でも構わない。
図3(b)は、本発明の第4の実施形態に係る有効径可変手段の図である。同じ構成要素には図1と同じ参照番号を付して説明する。図3(b)が図2(b)と異なる点は、部材24が1枚の部材ではなく、部材27、28の2枚に分かれて回転できるようになっている点である。そして、部材27を瞳面6に垂直な回転軸29を中心に矢印の方向に回転することにより開口部の径を切り替え、部材28を瞳面6に垂直な回転軸30を中心に矢印の方向に回転することにより開口部の径を切り替えるものである。尚、図では一例として2枚の部材を図示しているが、それ以上の枚数を使用することも当然可能である。
図4(b)は本発明の第6の実施形態に係る有効径可変手段の図である。同じ構成要素には図1と同じ参照番号を付して説明する。本実施形態では、虹彩絞り20を用いたものであり、図4(b)−1は開口部Sが小の場合であり、図4(b)−2は開口部Sが大の場合である。尚、図4では反転光学系2および接眼光学系3は省略して描いた概念図である。
図5(b)は本発明の第2の実施形態に係る有効径可変手段が光線束を遮断する図である。この図では、部材24に備えられた複数の開口部11、12、13の夫々の間に光線を透過させない部位22を有するものである。
図5(c)は本発明の第5の実施形態に係る有効径可変手段が光線束を遮断する図である。この図では、光軸7は遮断されるように部材16、17を矢印C、D方向に移動するものである。
メモリカード101に複数の画像が記録されている場合、右ボタンを押すことで次の画像へ、左ボタンを押すことで前の画像へ画像を切り替えることができる。またズームスイッチのテレ(SW4)で拡大、ワイドで縮小表示のようなズーム再生が可能である。
また、色情報の抽出および色情報の変換や情報表示制御もCPU109が行っている。色抽出を行うことの指示や色抽出エリア指定が操作部によって入力されると、操作部110の信号をCPU109が認識して、指示動作にあわせて色抽出を行い、指定された形式で表示および音声出力を行う。
これら再生処理と撮像処理のための回路は1チップで構成された信号処理IC121内部に構築されている。
SDRAM102は、様々なデータ保管を行い、CPU109のワークRAMを兼ねている。
カメラAは撮像動作も可能である。この場合の撮像手段は、レンズユニット114、レンズユニット114を駆動するモータドライバ120、CCD115、CCDを駆動するTG(制御信号発生器)116、CCD出力電気信号(アナログ画像データ)をサンプリングするCDS117、このサンプリングされたデータのゲインを調整するAGC118、デジタル信号に変換するA/D変換器119から構成されている。レンズユニット114を介してCCD115で受光した画像は、デジタル映像信号に変換されて信号処理IC121に入力される。
カメラAを起動してモードダイアルSW2を記録モードに設定すると、各ブロックが起動されて、CCDI/F122の同期信号に同期してCCD115からアナログ画像信号が出力される。このアナログ画像信号は、CDS117で有効信号部分だけがサンプリングされ、AGC118でゲイン調整を行った後に、A/D変換器119でデジタル画像信号に変換される。
本発明によれば、実像式観察光学系において、この接眼光学系3を透過する光線束の有効径を変化させる手段を有するため、使用者の眼の状態および使用環境に適合した有効径を選択して、より最適な観察像を得ることを可能となる。
また、異なる径の開口をもつ複数のシート状または板状の部材を用いて達成するため、ほぼ同等のコストおよびスペースでより多くの有効径の切り替えを行なうことが可能となる。
また、複数のシート状または板状の部材によりそれぞれ有効径の一部を規制することにより開口径を変化させて達成するため、有効径を無段階に変化させることを可能とし、使用者の眼の状態や使用環境に応じてより良好な観察像を得ることができる。
また、実像式観察装置をカメラの鏡胴ユニットに使用することにより、簡単な構成及び低コストで良好な観察像が得られる観察光学系を撮影光学系のファインダとして利用することが可能となる。
これにより、実像式観察光学系において常に最適な観察像を得ること、および有効径を変更する手段を簡単で小型の構成で、かつ低コストで得ることが可能となる。
Claims (10)
- 物体側から瞳側に向かって順に全体として正の屈折力を持つ対物光学系と、該対物光学系により形成される像を拡大観察するための正の屈折力を持つ接眼光学系と、を備えた実像式観察光学系において、
前記接眼光学系を透過する光線束の有効径を変更させる有効径可変手段を備えたことを特徴とする実像式観察光学系。 - 前記有効径可変手段は、1枚のシート状又は板状の部材に複数の径の異なる開口部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の実像式観察光学系。
- 前記有効径可変手段は、複数のシート状又は板状の部材に夫々径の異なる開口部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の実像式観察光学系。
- 前記有効径可変手段は、前記部材を瞳面に平行に移動することにより径の異なる開口部を切り替えることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の実像式観察光学系。
- 前記有効径可変手段は、前記部材を前記瞳面に垂直な軸を中心に回転することにより前記開口部の径を切り替えることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の実像式観察光学系。
- 前記有効径可変手段は、複数のシート状または板状の部材を備え、該部材の一部又は全部を移動させることにより、前記開口部の径を変化させることを特徴とする請求項1に記載の実像式観察光学系。
- 前記有効径可変手段は、虹彩絞りからなることを特徴とする請求項6に記載の実像式観察光学系。
- 前記有効径可変手段は、前記部材に備えられた前記複数の開口部間に光線を透過させない部位を有することを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の実像式観察光学系。
- 請求項1乃至8の何れか一項に記載の実像式観察光学系を備えたことを特徴とする撮像装置の撮影鏡胴ユニット。
- 請求項9に記載の撮影鏡胴ユニットを備えたことを特徴とする撮像装置。
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