JP2000249899A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JP2000249899A
JP2000249899A JP11056656A JP5665699A JP2000249899A JP 2000249899 A JP2000249899 A JP 2000249899A JP 11056656 A JP11056656 A JP 11056656A JP 5665699 A JP5665699 A JP 5665699A JP 2000249899 A JP2000249899 A JP 2000249899A
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茂 入沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バリフォーカルズームレンズを撮影光学系に
用い、ズーミングの開始から完了までのズーミング時間
を短縮し、ズーム作動音を低減する。 【解決手段】 電子カメラ100は、モニタ表示モード
がオンのときは、CPU121は、ズームドライバ12
4がズームモータを1ステップ作動させると、次にフォ
ーカスドライバ125がフォーカスモータを1ステップ
分作動させてCCD固体撮像素子103を所定量移動さ
せ、ズーミングが行われている間この動作を繰り返し、
ズーム位置変化に伴うフォーカス変化を追随補正する。
一方、モニタ表示モードがオフのときは、CPU121
は、ズーミング動作を連続して行って、ズームドライバ
124によりズームモータを連続的に作動させ、所要量
のズーミングが完了した時点で最終ズーミング位置に対
応してフォーカスドライバ125がフォーカスモータを
連続作動させてCCD固体撮像素子103を所定量移動
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影光学系に焦点
距離を変化させるズーミングによって像面位置が変化す
るバリフォーカルズームレンズを用いる電子カメラに係
り、特に、撮影画像を再生し表示する液晶モニタ等の表
示モニタを有する電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】写真撮影には、銀塩フィルムを用いる在
来のカメラ、いわゆる銀塩カメラ、が従来から広く使用
されている。一方、近年、ディジタルカメラ等と称さ
れ、被写体像を、例えばCCD(電荷結合素子)撮像素
子等の固体撮像素子により撮像し、被写体の静止画像
(スティル画像)または動画像(ムービー画像)の画像
データを得て、いわゆるメモリカード等のIC(集積回
路)カードまたはビデオフロッピーディスク等にディジ
タル的に記録するタイプの電子カメラが急速に普及しつ
つある。この種の電子カメラでは、撮影画像等の画像情
報が電子的な画像データであるため、液晶ディスプレイ
パネルを用いた液晶モニタ等によって容易に表示させる
ことができる。
【0003】そこで、撮影時の撮影画像の確認のための
電子ファインダモニタ、および撮影画像の記録後の記録
画像の確認および参照のための再生用モニタとして、液
晶モニタ等の表示モニタを搭載したものが多い。しか
し、このような液晶モニタによる電子ファインダを搭載
したシステムにおいても、液晶モニタによる表示に要す
る消費電力の節約などのために、液晶モニタ等を用いず
に光学系でのみ撮影視野等の確認を行うために光学的フ
ァインダも併設することが多い。
【0004】ところで、カメラの撮影レンズとして、ズ
ーミングに伴って結像される像面位置が移動するバリフ
ォーカルタイプのズームレンズがある。このようなバリ
フォーカルズームレンズを、上述した電子ファインダと
して使用することが可能な液晶モニタ等の表示モニタを
有する電子カメラの撮影光学系として使用した場合、電
子ファインダ動作時におけるモニタ画面をいわゆる「ピ
ンぼけ」状態でなく適正に合焦した状態で観察できるよ
うにするためには、ズーミングに対応してフォーカシン
グを行わなければならない。このバリフォーカルズーム
レンズにおけるフォーカシングに際しては、他の一般的
な撮影光学系における撮像光学系の移動に代えて、結像
面すなわち固体撮像素子の位置を移動することにより行
う場合がある。
【0005】すなわち、バリフォーカルズームレンズの
場合、ズーミングに対して光学系のズーム曲線に従った
ズーミング動作と同時に固体撮像素子をズーム曲線に従
ってフォーカシング動作させる必要がある。もちろん、
ズーミングせずに、焦点距離つまりズーム位置を固定し
た状態で、被写体に合焦させるためのフォーカシング動
作も固体撮像素子をバリフォーカルズームレンズの固定
部位に対して相対的に移動させることにより行う。この
ため、ズーミング用とフォーカシング用とに個別のモー
タを用いて、それぞれズーミング駆動系とフォーカシン
グ駆動系とを構成することが行われる。しかしながら、
電子カメラ等のように電源に電池等を用いるシステムで
は、ズーミング用モータとフォーカシング用モータの2
つのモータを同時に駆動すると、消費電流が増加し、電
源としての電池の電圧低下等を生じて、電気回路部分の
正常な動作を阻害するおそれがある。そこで、このよう
なシステムにおいては、ズーミング駆動と、フォーカシ
ング駆動とを、最小駆動量ずつ交互に行わせることによ
り、一度に大電流を消費することがないようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように個別のモータを用いて、バリフォーカルズーム
レンズを用い、且つそれぞれズーミング駆動系とフォー
カシング駆動系とを構成する電子カメラにおいて、ズー
ミング駆動と、フォーカシング駆動とを、最小駆動量ず
つ交互に行わせることにより、一度に大電流を消費する
ことがないようにすると、ズーミングに際しての駆動効
率が低下して、ズーミングの開始から完了までのズーム
駆動時間が長くなってしまい、ズーミング動作の全体に
おける消費電力も増加するという問題がある。しかも、
このようにズーミング駆動と、フォーカシング駆動と
を、最小駆動量ずつ交互に行わせると、2つのモータ
を、交互に、微少時間ずつ起動・停止を繰り返して、断
続的に作動させることになるため、ズーミング動作時に
おける光学系駆動音が増大するという問題も生じる。
【0007】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、バリフォーカルズームレンズを撮影光学系に用
いた電子カメラにおいて、ズーミング駆動系とフォーカ
シング駆動系との駆動制御を工夫して、ズーミングの開
始から完了までのズーミング時間を短縮し、ズーム作動
音を低減することを可能とする電子カメラを提供するこ
とを目的としている。本発明の請求項1の目的は、特
に、モニタ画面を電子ファインダとして用いているとき
と、モニタ画面を電子ファインダとして用いていないと
きとで、ほとんど性能を犠牲にすることなく、ズーミン
グ時間の短縮、並びに消費電力およびズーミング動作音
の低減を可能とする電子カメラを提供することにある。
【0008】本発明の請求項2の目的は、特に、モニタ
画面を電子ファインダとして用いているときと、モニタ
画面を電子ファインダとして用いていないときとで、性
能を犠牲にすることなく、ズーミング時間の短縮、並び
に消費電力およびズーミング動作音の低減を可能とする
電子カメラを提供することにある。本発明の請求項3の
目的は、特に、モニタ画面を電子ファインダとして用い
ていないときの撮影時間の増大を効果的に防止し得る電
子カメラを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した本発
明に係る電子カメラは、上述した目的を達成するため
に、ズーミングにともなって被写体光学像の結像面位置
が変動するバリフォーカルズームレンズを用いて構成し
た撮像光学系と、前記撮像光学系により結像される被写
体光学像を電子的な画像データに変換する撮像手段と、
前記撮像手段による撮像視野を光学的に視認可能とする
光学ファインダ手段と、前記撮像手段により得られた画
像データを電子ファインダとしてモニタ画面に再生表示
する表示モニタと、前記撮像手段により得られた画像デ
ータを処理して画像記録媒体に記録する記録処理手段
と、前記撮像光学系をズーミング動作させるズーム駆動
手段と、前記撮像光学系を、被写体に合焦させるべくフ
ォーカシング動作させるフォーカシング駆動手段と、前
記表示モニタによる撮像画像データの再生表示を行うモ
ニタ表示モードのオン/オフを制御するモニタ表示制御
手段と、レリーズボタンによる撮影操作、前記ズーム駆
動手段を介して前記撮像光学系をズーミングさせるため
のズーミング操作および前記モニタ表示制御手段による
モニタ表示モードのオン/オフ操作を行うための操作手
段と、前記モニタ表示制御手段に連動し、モニタ表示モ
ードがオンのときは、前記操作手段におけるズーミング
操作に応動して前記ズーム駆動手段およびフォーカシン
グ駆動手段を所定量ずつ交互に駆動し、モニタ表示モー
ドがオフのときは、該ズーミング操作に応動して前記ズ
ーム駆動系を連続駆動する駆動制御手段とを具備するこ
とを特徴としている。
【0010】また、請求項2に記載した本発明に係る電
子カメラは、ズーミングにともなって被写体光学像の結
像面位置が変動するバリフォーカルズームレンズを用い
て構成した撮像光学系と、前記撮像光学系により結像さ
れる被写体光学像を電子的な画像データに変換する撮像
手段と、前記撮像手段による撮像視野を光学的に視認可
能とする光学ファインダ手段と、前記撮像手段により得
られた画像データを電子ファインダとしてモニタ画面に
再生表示する表示モニタと、前記撮像手段により得られ
た画像データを処理して画像記録媒体に記録する記録処
理手段と、前記撮像光学系をズーミング動作させるズー
ム駆動手段と、前記撮像光学系を、被写体に合焦させる
べくフォーカシング動作させるフォーカシング駆動手段
と、前記表示モニタによる撮像画像データの再生表示を
行うモニタ表示モードのオン/オフを制御するモニタ表
示制御手段と、レリーズボタンによる撮影操作、前記ズ
ーム駆動手段を介して前記撮像光学系をズーミングさせ
るためのズーミング操作および前記モニタ表示制御手段
によるモニタ表示モードのオン/オフ操作を行うための
操作手段と、前記モニタ表示制御手段に連動し、モニタ
表示モードがオンのときは、前記操作手段におけるズー
ミング操作に応動して前記ズーム駆動手段およびフォー
カシング駆動手段を所定量ずつ交互に駆動し、前記モニ
タ表示モードがオフのときは、該ズーミング操作に応動
して前記ズーム駆動系を優先して連続駆動してから前記
フォーカシング駆動系を作動させる駆動制御手段とを具
備することを特徴としている。
【0011】請求項3に記載した本発明に係る電子カメ
ラは、前記フォーカシング駆動手段として、前記モニタ
表示モードがオフのときの前記ズーミング動作に伴うフ
ォーカシング動作時には、最終ズーム位置における基準
距離に対応させるための予備フォーカシングを行い、撮
影操作時には、被写体に合焦させるための本フォーカシ
ングを行う手段を含むことを特徴としている。
【0012】
【作用】すなわち、本発明の請求項1による電子カメラ
は、ズーミングにともなって被写体光学像の結像面位置
が変動するバリフォーカルズームレンズを用いて構成し
た撮像光学系により結像される被写体光学像を撮像手段
にて電子的な画像データに変換するとともに、前記画像
データを電子ファインダとして表示モニタのモニタ画面
に再生表示する機能と、前記撮像手段による撮像視野を
光学ファインダにより光学的に視認可能とする機能とを
備え、前記撮像光学系をズーミング動作させるズーム駆
動手段と、前記撮像光学系を、被写体に合焦させるべく
フォーカシング動作させるフォーカシング駆動手段と
を、前記表示モニタによる撮像画像データの再生表示を
行うモニタ表示モードのオン/オフ制御に応答して、駆
動制御手段を制御し、モニタ表示モードがオンのとき
は、ズーミング操作に応動して、前記ズーム駆動手段と
フォーカシング駆動手段とを所定量ずつ交互に駆動し、
モニタ表示モードがオフのときは、前記ズーム駆動系を
一括的に連続駆動する構成とする。
【0013】このような構成により、ズーミング駆動系
とフォーカシング駆動系との駆動制御を工夫して、モニ
タ画面を電子ファインダとして用いているときには、モ
ニタ画面が合焦状態を維持するように所定量ずつ交互に
駆動し、モニタ画面を電子ファインダとして用いていな
いときには、ズーミング駆動系を連続駆動するので、い
ずれの場合にもほとんど性能を犠牲にすることなく、ズ
ーミング時間の短縮、並びに消費電力およびズーミング
動作音の低減が可能となる。
【0014】また、本発明の請求項2による電子カメラ
は、ズーミングにともなって被写体光学像の結像面位置
が変動するバリフォーカルズームレンズを用いて構成し
た撮像光学系により結像される被写体光学像を撮像手段
にて電子的な画像データに変換するとともに、前記画像
データを電子ファインダとして表示モニタのモニタ画面
に再生表示する機能と、前記撮像手段による撮像視野を
光学ファインダにより光学的に視認可能とする機能とを
備え、前記撮像光学系をズーミング動作させるズーム駆
動手段と、前記撮像光学系を、被写体に合焦させるべく
フォーカシング動作させるフォーカシング駆動手段と
を、前記表示モニタによる撮像画像データの再生表示を
行うモニタ表示モードのオン/オフ制御に応答して、駆
動制御手段を制御し、モニタ表示モードがオンのとき
は、ズーミング操作に応動して、前記ズーム駆動手段と
フォーカシング駆動手段とを所定量ずつ交互に駆動し、
モニタ表示モードがオフのときは、前記ズーム駆動系を
優先的に連続駆動してから前記フォーカシング駆動系を
作動させる構成とする。
【0015】このような構成により、特に、ズーミング
駆動系とフォーカシング駆動系との駆動制御を工夫し
て、モニタ画面を電子ファインダとして用いているとき
には、モニタ画面が合焦状態を維持するように所定量ず
つ交互に駆動し、モニタ画面を電子ファインダとして用
いていないときには、ズーミング駆動系を連続駆動する
ので、いずれの場合にも性能を犠牲にすることなく、ズ
ーミング時間の短縮、並びに消費電力およびズーミング
動作音の低減が可能となる。
【0016】本発明の請求項3による電子カメラは、前
記フォーカシング駆動手段として、前記モニタ表示モー
ドがオフのときの前記ズーミング動作に伴うフォーカシ
ング動作時には、最終ズーム位置における基準距離に対
応させるための予備フォーカシングを行い、撮影操作時
には、被写体に合焦させるための本フォーカシングを行
う手段を含む。このような構成により、特に、ズーミン
グ完了状態で、基準距離位置に予備フォーカシングして
おき、モニタ画面を電子ファインダとして用いていない
ときの撮影時間の増大を効果的に防止することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に基づき、図面
を参照して本発明のカメラを詳細に説明する。図1〜図
7は、本発明の電子カメラ一つの実施の形態に係るディ
ジタルスティルカメラの機械的な構成を示している。図
1は、ディジタルスティルカメラの背面の外観構成を示
す図である。図2〜図4は、図1のディジタルスティル
カメラにおける扉機構を詳細に説明するための図であ
り、図2および図3は、該扉機構に係る部分を透視して
示し、図4は、扉機構の扉部材部分の縦断面を示す。図
1、図2および図4は扉機構の扉部材が閉じた状態を示
し、図3は扉部材が開いた状態を示している。図5〜図
7は、図1のディジタルスティルカメラに用いられるズ
ームレンズからなる撮像光学系である撮像レンズ系の構
成を詳細に説明するための図であり、図5は撮像レンズ
系の光軸に沿う断面についての縦断面を示し、図6は光
軸と直交する断面についての模式図を示し、図7はズー
ミング動作を生じさせるためのカムリングを展開してカ
ム溝の配置構成を示している。
【0018】図1は、ディジタルスティルカメラ100
のカメラボディ100aの背面を示しており、該図1に
は、メモリカード扉1、レリーズボタン2、回転モード
ダイヤル3、モードボタン4、ファインダ接眼窓5、電
池室蓋6、扉部材7、メイン電源ボタン8およびモニタ
表示ボタン9が示されている。図2〜図4においては、
さらに扉機構に関連する部分が詳細に示されており、ス
イッチ作動部11、軸12、軸13、回転レバー14、
軸15、クリック板バネ16、下側レール部21、上側
レール部22、液晶モニタ122、およびメイン電源ス
イッチ129が示されている。これらスイッチ作動部1
1、軸12、軸13、回転レバー14、軸15、クリッ
ク板バネ16、下側レール部21、上側レール部22お
よび扉部材7により扉機構が構成される。
【0019】メモリカード扉1は、メモリカード110
(図8に関連して後述する)の収納部を覆う扉である。
レリーズボタン2、回転モードダイヤル3、モードボタ
ン4およびモニタ表示ボタン9は、操作部123(図8
に関連して後述する)に含まれる。レリーズボタン2
は、撮影に際してのレリーズ操作を行うための操作部で
ある。回転モードダイヤル3は撮影および記録等の各種
動作モードを切換え選択するための操作部である。モー
ドボタン4は、回転モードダイヤル3の選択ポジション
と関連して操作することにより、液晶モニタ122のモ
ニタ画面122aに各種モード状態、撮影画像および再
生画像を表示させて、動作モードの変更および選択を行
ったり、表示画像を選択したりするための操作部であ
る。
【0020】ファインダ接眼窓5は、撮像視野を光学像
として観察するための光学ファインダの接眼部である。
電池室蓋6は、電池127(図8に関連して後述する)
を収容する電池室の蓋であり、この電池室蓋6は電池1
27の交換の際に開閉操作される。扉部材7は、後述す
る扉機構を構成し、該扉機構により開閉操作され、図
1、図2および図4のような閉状態において液晶モニタ
122のモニタ画面122aを覆い、図3のような開状
態においてモニタ画面122aを観察可能とする。
【0021】メイン電源ボタン8は、メイン電源スイッ
チ129をオン/オフ操作するための操作部材であり、
スライド操作可能とするためカメラボディ100aの背
面から若干突出している。
【0022】図1、図2および図4は、扉機構が閉状
態、すなわち液晶モニタ122のモニタ画面122aが
扉部材7に被われた状態を示している。このとき、図2
に示すメイン電源スイッチ129は、メイン電源ボタン
8と一体に動作するスイッチ作動部11により押圧され
ていないためオフ状態である。ユーザは、この状態で、
当該ディジタルスティルカメラ100を携帯し、所望に
応じて持ち歩く。ユーザが、当該ディジタルスティルカ
メラ100により、撮影または再生するときには、メイ
ン電源ボタン8を、図1における右方向にスライドさ
せ、「ON」と表示されたオン位置まで移動させる。
【0023】メイン電源ボタン8は、回転レバー14に
突設された軸12に係合している。回転レバー14は、
一端において軸13に回動可能に軸支されており、該回
転レバー14の他端、すなわち回動端、は、扉部材7に
突設された軸15に係合している。このため、メイン電
源ボタン8のスライド操作により、回転レバー14は矢
印D1方向に回動し、扉部材7が矢印D2方向に移動し
て、図3に示すような状態となる。
【0024】図3の状態では、メイン電源スイッチ12
9は、メイン電源ボタン8に一体に設けられたスイッチ
作動部11により押圧されてオン状態となる。また、扉
部材7は、液晶モニタ122のモニタ画面122a上か
ら退避して開状態となり、モニタ画面122aは、扉部
材7に被われていない。撮影時には、この状態で回転モ
ードダイヤル3を操作して撮影ポジションとし、ファイ
ンダ接眼窓5より、光学ファインダを観察して構図を決
め、レリーズボタン2を押して、撮影を行う。このと
き、モニタ表示ボタン18を押せば、液晶モニタ122
のモニタ画面122aに撮影中の影像が表示される。こ
のモニタ画面122aを、電子ファインダとして用い、
該モニタ画面122aを観察して構図を決めて撮影を行
うこともできる。
【0025】また、再生時には、回転モードダイヤル3
を操作して再生ポジションとすることにより、液晶モニ
タ122のモニタ画面122aに再生画像を表示させ
る。このとき、モードボタン4を操作することにより表
示画像を選択することができる。カメラボディ100a
の内部において、メイン電源ボタン8に一体的に固定さ
れたクリック板バネ16は、カメラボディ100aの内
面に設けられた凹凸(図示せず)に係合して、メイン電
源ボタン8をオン位置(ON)および「OFF」と表示
されたオフ位置に係止させるクリック力を発生させる。
【0026】扉部材7は、カメラボディ100aの内側
においてスライド移動可能にガイドされており、図3の
状態ではカメラボディ100aの内部に収納される。図
示のように、メイン電源ボタン8はカメラボディ100
aの背面の略中央下部に配置されており、扉機構の回転
レバー14を用いたリンク機構により、扉部材7を作動
させるため、該メイン電源ボタン8は扉部材7の移動量
に比べて少ない移動量で済む。図1〜図3の場合は、メ
イン電源ボタン8のスライド移動量と扉部材7のスライ
ド移動量とは約1:4の比率になっている。
【0027】図4に示す断面図に示すように、カメラボ
ディ100aの内部には、液晶モニタ122が、モニタ
画面122aを外側に向けて配設されており、モニタ画
面122aの外側に、それを覆うための扉部材7が配置
されている。扉部材7は、カメラボディ100aに設け
られた下側レール部21および上側レール部22によ
り、上下縁部をガイドされて移動する。この場合、扉部
材7の材質は金属とする。扉部材7を金属製とすると、
プラスチック製の場合よりも薄く形成することができ、
且つ高い強度を得ることができる。そのため、液晶モニ
タ122の後面から、カメラボディ100aの後面まで
の寸法Tを約3mmと薄く形成することができる。
【0028】図5および図6に撮像レンズ系101およ
びCCD固体撮像素子103、並びにこれらを駆動する
ズームドライバ124およびフォーカスドライバ125
(これら各部の機能については図8に関連して後述す
る)に関連する部分の構成を示している。図5および図
6においては、ズームモータ50、減速ギヤ51、カム
リング52、固定筒53、ピン54、1群支持枠55、
ピン56、2群支持枠57、第3群レンズ系58、第1
群レンズ系59、第2群レンズ系60、フォーカスモー
タ61、アイドラギヤ62、カムリング63、光学フィ
ルタ64、CCD支持枠65、スプリング66およびC
CD固体撮像素子103が示されている。
【0029】第1群レンズ系59、第2群レンズ系6
0、第3群レンズ系58および光学フィルタ64は、撮
像レンズ系101を構成している。ズームモータ50、
減速ギヤ51、第1のカムリング52、固定筒53、ピ
ン54、1群支持枠55、ピン56および2群支持枠5
7は、ズームドライバ124の一部を構成し、フォーカ
スモータ61、アイドラギヤ62、第2のカムリング6
3、CCD支持枠65およびスプリング66は、フォー
カスドライバ125の一部を構成する。
【0030】なお、この場合、第1群レンズ系59、第
2群レンズ系60、第3群レンズ系58および光学フィ
ルタ64からなる撮像レンズ系101は、ズーミングに
際して、第3群レンズ系58および光学フィルタ64を
固定しておき、第1群レンズ系59および第2群レンズ
系60を光軸方向に沿って所定の動作パターンにより直
進移動させる。例えば、第2群レンズ系60の動作によ
り、ズーミングつまり変倍を行い、第1群レンズ系59
の動作により、ズーミングに伴う収差の補正を行う。
【0031】第1のカムリング52には、図7に示すよ
うに、それぞれ所定のカム形状の第1のカム溝52aお
よび第2のカム溝52bが形成され、固定筒53には光
軸方向に平行な第1のガイド溝53aおよび第2のガイ
ド溝53bが形成されている。1群支持枠55に突設さ
れたピン54は、固定筒53の第1のガイド溝53aを
通り、第1のカムリング52の第1のカム溝52aに係
合している。したがって、ズームモータ50により、第
1のカムリング52が回動すると、第1のカム溝52a
の曲線に従ってピン54が固定筒53のガイド溝53a
に沿って作動し、第1群レンズ系59を移動させる。ま
た、2群支持枠57に突設されたピン56は、固定筒5
3の第2のガイド溝53bを通り、第1のカムリング5
2の第2のカム溝52bに係合している。したがって、
第1のカムリング52が回動すると、第2のカム溝52
bの曲線に従ってピン56が固定筒53のガイド溝53
aに沿って作動し、第2群レンズ系60を移動させる。
【0032】第2のカムリング63の端面には、所定の
カム形状のカム部63aが形成されており、CCD支持
枠65には、カム部63aに当接される前方への凸部6
5aおよび光軸方向に沿って後方に突出するガイド軸6
5bを設けている。固定筒53には、ガイド軸65bに
対応するガイド孔53cを設けている。CCD支持枠6
5は、ガイド軸65bを固定筒53のガイド孔53cに
嵌挿しており、CCD支持枠65は、固定筒53に対し
て直進方向にのみ作動するようになっている。スプリン
グ66は、CCD支持枠65を前方に押圧しており、フ
ォーカスモータ61が、第2のカムリング63を回動さ
せることにより、カム部63aのカム形状に従い且つ該
押圧力に抗して、CCD支持枠65を直進移動させる。
なお、図5および図6には明示していないが、第1群レ
ンズ系59、第2群レンズ系60、第3群レンズ系58
および光学フィルタ64からなる撮像レンズ系101の
光路上の適宜なる位置にシャッタ機構102を設けてい
る。
【0033】図5〜図7に示す構成において、メイン電
源ボタン8のスライド操作により、メイン電源スイッチ
129がオンとなった状態で、操作部123によりズー
ミング操作を行うと、ズームドライバ124に内蔵され
るモータ駆動回路により、ズームモータ50が駆動さ
れ、減速ギヤ51を介して第1のカムリング52が回動
する。第1のカムリング52の回動により、ピン54を
介して1群支持枠55が作動する。ピン54は、第1の
カムリング52に形成された第1のカム溝52aおよび
固定筒53に形成された第1のガイド溝53aによって
案内され、1群支持枠55を、第1のカム溝52aの形
状に応じた動作特性で、光軸に平行な方向に直進動作さ
せる。同様に、第1のカムリング52の回動により、ピ
ン56を介して2群支持枠57が作動する。
【0034】ピン56は、第1のカムリング52に形成
された第2のカム溝52bおよび固定筒53に形成され
た第2のガイド溝53bによって案内され、2群支持枠
57を、第2のカム溝52bの形状に応じた動作特性
で、光軸に平行な方向に直進動作させる。固定筒53に
は第3群レンズ系58が固定支持されており、該第3群
レンズ系58に対して、上述の1群支持枠55に支持さ
れた第1群レンズ系59および2群支持枠57に支持さ
れた第2群レンズ系60が、それぞれ所定の動作パター
ンに従って動作することにより、撮像レンズ系101に
よるズーミングが行われる。
【0035】また、操作部123によるズーミング操作
に関連し、または測距情報に従って、フォーカスドライ
バ125に内蔵されるモータ駆動回路により、フォーカ
スモータ61が駆動され、アイドラギヤ62を介して第
2のカムリング63が回動する。第2のカムリング63
の回動により、カム部63aを介してCCD支持枠65
が作動する。すなわち、CCD支持枠65は、ガイド軸
65bを固定筒53のガイド孔53cに嵌挿して、光軸
に沿って直進移動可能に設けられるとともに、スプリン
グ66により押圧されて凸部65aが、第2のカムリン
グ63の一端面に形成されたカム部63aに当接してい
る。第2のカムリング63の回動によって、CCD支持
枠65が、支持枠にカム部63aのカム形状に従った動
作特性で、光軸に平行な方向に直進動作する。CCD支
持枠65にはCCD固体撮像素子103が支持されてお
り、固定筒53に対してCCD固体撮像素子103が所
定の動作パターンに従って動作することにより、CCD
固体撮像素子103の移動によるフォーカシングが行わ
れる。
【0036】図8は、上述したディジタルスティルカメ
ラの電子的な機能構成を模式的に示すブロック図であ
る。ディジタルスティルカメラ100は、図8に示すよ
うに、撮像レンズ系101、シャッタ機構102、CC
D固体撮像素子103、CDS(相関二重サンプリン
グ)回路104、第1のA/D(アナログ−ディジタ
ル)変換器105、ディジタル信号処理部106、画像
圧縮/伸長部107、FIFO(first in-firstout)
108、カードインタフェース(I/F)109、メモ
リカード110、マイクロフォン111、フィルタアン
プ(フィルタ増幅器)112、第2のA/D(アナログ
−ディジタル)変換器113、音声圧縮/伸長部11
4、CPU121、液晶モニタ122、操作部123、
ズームドライバ124、フォーカスドライバ125、制
御信号生成部(SG)126、電池127、DC−DC
コンバータ128およびメイン電源スイッチ129、を
具備している。
【0037】撮像レンズ系101は、この場合、バリフ
ォーカルズームレンズを採用しており、通常撮影および
パノラマ撮影等において被写体像を結像するための撮像
光学系を構成する。シャッタ機構102は、絞り機構等
を含み、レリーズ時および被写体観察時の露光量を制御
する。撮像素子としては、この実施の形態では、CCD
固体撮像素子103が用いられている。CCD固体撮像
素子103は、撮像光学系により結像された光学像を電
気信号に変換する。CDS回路104は、相関二重サン
プリングによりCCD固体撮像素子103における雑音
成分を抑圧する。A/D変換器105はCDS回路10
4を介して入力されるCCD固体撮像素子103からの
アナログ画像信号をディジタル画像データに変換する。
【0038】すなわち、CCD固体撮像素子103の出
力信号は、CDS回路104を経てA/D変換器105
において最適なサンプリング周波数でサンプリングされ
てディジタル値に変換される。ディジタル信号処理部1
06は、A/D変換器105から入力したディジタル画
像データを色差成分と輝度成分に分けて、所要の各種処
理、補正処理および画像圧縮/伸長のための前処理を施
す。画像圧縮/伸長部107は、例えばJPEG(Join
t Photographic Experts Group)準拠の画像圧縮/伸長
のための直交変換およびハフマン符号化/復号化等の処
理を行う。
【0039】一方、音声は、マイクロフォン111によ
り電気信号に変換され、フィルタアンプ112により所
要の周波数帯域のみが選択的に増幅され、A/D変換器
113により所要の周波数帯域の2倍以上の周波数でサ
ンプリングされてディジタル値に変換される。さらに、
このディジタル値は、音声圧縮/伸長部114により圧
縮され、符号化処理される。FIFO108は、例えば
DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシ
ュメモリ等で実現される一時記憶手段であり、圧縮処理
された画像データと音声データを一旦蓄える。FIFO
108に保持された圧縮画像データおよび圧縮音声デー
タは、カードインタフェース109に読み出され、該カ
ードインタフェース109に結合される記録媒体である
メモリカード110に書き込まれる。
【0040】CPU121は、上述したレリーズボタン
2、回転モードダイヤル3、モードボタン4およびモニ
タ表示ボタン9等を含む操作部123からの指示に従
い、上記各部の動作を制御する。液晶モニタ122は、
操作部123のモニタ表示ボタン9の操作に応動して、
当該ディジタルスティルカメラ100の動作状態等のモ
ード表示を行う。また、液晶モニタ122は、撮像前お
よび撮像中のディジタル画像データをリアルタイムで表
示して電子ファインダとして用いたり、撮像後のディジ
タル画像データおよび伸長されて復元された記録画像デ
ータを再生表示するために用いたりする。
【0041】ズームドライバ124は、CPU121の
制御に従って撮像レンズ系101を、駆動して、ズーミ
ングを行わせる。なお、ズーミングは、例えば操作部1
23としてズーミングボタン(図示せず)を設けてお
き、該ズーミングボタンの操作に応じてCPU121が
ズーミング制御を行う。フォーカスドライバ125は、
オートフォーカス(AF)機構および自動露光制御(A
E)機構を含み、レリーズ時および被写体観察時等に、
シャッタ機構102およびCCD固体撮像素子103
を、CPU121の制御に従って駆動して、フォーカシ
ングおよび露光制御等を行う。なお、この場合、フォー
カシングは、CCD固体撮像素子103の移動により行
う。制御信号生成部126は、クロック信号等の駆動制
御信号を生成して、CCD固体撮像素子103、CDS
回路104およびA/D変換器105に供給し、これら
各部を作動させる。
【0042】当該ディジタルスティルカメラ100の電
源部は、電池127、DC−DC(直流−直流)コンバ
ータ128およびメイン電源スイッチ129で構成され
る。電池127には、Ni−Cd(ニッケルカドミウ
ム)電池、ニッケル水素電池およびリチウム電池等が用
いられ、該バッテリ127の出力がDC−DCコンバー
タ128で所要の電圧に変換されて、各部に供給され
る。メイン電源スイッチ129は、DC−DCコンバー
タ128による各部への電源供給を制御して当該ディジ
タルスティルカメラ100の動作をオン/オフさせる。
【0043】このディジタルスティルカメラ100は、
操作部123のレリーズボタン2を押下する以前からC
CD固体撮像素子103によりとらえられている画像を
液晶モニタ122にリアルタイムで表示させて、電子的
に撮像視野を確認するための電子ファインダ機能による
モニタ表示モードを備えており、該電子ファインダを観
察しながらレリーズボタン2等を操作して撮像を行うこ
とができる。レリーズボタン2のレリーズ操作により、
シャッタ機構102を開いて、被写体像をCCD固体撮
像素子103で撮像し、ディジタル信号処理部106等
を介してメモリカード110に画像データを書き込む。
【0044】上述したディジタルスティルカメラ100
の各機能構成およびその作用を整理して説明する。ディ
ジタルスティルカメラ100においては、液晶モニタ1
22のモニタ画面122aを覆う扉部材7の開閉とメイ
ン電源ボタン8の操作が連動して行われるため、液晶モ
ニタのモニタ画面122aが扉部材7に覆われた状態で
は、メイン電源ボタン8がオフ位置にあり、携帯時の液
晶モニタ122のモニタ画面122aの保護と電源の節
約が簡単な操作で確実に行われる。また、扉部材7を開
けてモニタ画面122aを覆わない状態にすれば、メイ
ン電源ボタン8がオン位置になるため、その状態で撮影
から再生に回転モードダイヤル3のポジションを切り換
えた場合にも、メイン電源スイッチ8を再度オンとする
という余計な操作なしに、再生モードに移行することが
できる。
【0045】また、撮影状態においても、光学ファイン
ダの接眼窓5を覗いて構図を決める状態から、液晶モニ
タ122のモニタ画面122aの影像を見て電子ファイ
ンダにより構図を決める状態への移行を、モニタ表示ボ
タン9を押すという操作だけで行うことができる。ディ
ジタルスティルカメラ100においては、液晶モニタ1
22のモニタ画面122aを覆う扉部材7の開閉をメイ
ン電源ボタン8の操作に連動して行わせるため、メイン
電源ボタン8をオフ位置にすれば、液晶モニタのモニタ
画面122aが扉部材7に覆われ、携帯時の液晶モニタ
122のモニタ画面122aの保護が簡単な操作で確実
に行われる。また、メイン電源ボタン8をオン位置にす
れば、扉部材7がモニタ画面122aを覆わない状態に
なるため、その状態で撮影から再生に回転モードダイヤ
ル3のポジションを切り換えた場合にも、扉部材7を開
けるという余計な操作なしに、再生モードに移行するこ
とができる。
【0046】また、撮影状態においても、光学ファイン
ダの接眼窓5を覗いて構図を決める状態から、液晶モニ
タ122のモニタ画面122aの影像を見て電子ファイ
ンダにより構図を決める状態への移行を、モニタ表示ボ
タン9を押すという操作だけで行うことができる。とこ
ろで、撮像レンズ系101は、上述したようにバリフォ
ーカルタイプのズームレンズを採用しており、ズーミン
グ動作に伴い、図9に示すようなズーミング曲線に従っ
て、合焦位置(ピント位置)が移動する。例えば、被写
体距離が無限大(∞)である場合、ワイド(広角)端W
における合焦位置を基準とすると、ワイド端Wからテレ
(望遠)端Tへ向かってズーミングすると、合焦位置は
ズーム位置(ズームポジション)によって異なる位置と
なり、ズーミングにつれて合焦位置が図示曲線C0のよ
うに移動する。
【0047】つまり、図示ズーム位置Z1における合焦
位置はワイド端Wにおける合焦位置から図示距離dだけ
移動する(移動方向はレンズによって異なる)。また、
被写体距離が有限距離、例えば2m、である場合のズー
ミングによる合焦位置のズーム曲線は図示曲線C1のよ
うになる。この電子カメラ100では、モニタ表示モー
ドがオンのときのズーム駆動を図10に示すようにして
行う。モニタ表示モードがオンとなっているときは、C
CD固体撮像素子103がとらえた影像が液晶モニタ1
22のモニタ画面122aに表示されているから、ズー
ミングに追随して適正なフォーカシングを行って常に合
焦状態を維持するようにしなければ、液晶モニタ122
のモニタ画面122aに不鮮明な影像が表示されること
になり、操作性が低下するばかりか商品として劣悪な印
象を与えるおそれがある。
【0048】そこで、ズーミング領域を例えば8ステッ
プに分割し、CPU121は、ズームドライバ124、
がズームモータ50を1ステップ作動させると、次に、
それに対応してフォーカスドライバ125がフォーカス
モータ61を1ステップぶん作動させてフォーカス位置
つまりCCD固体撮像素子103を所定量移動させ、ズ
ーミングが行われている間この動作を繰り返す。すなわ
ち、ズーミング動作時は、ズームモータ50およびフォ
ーカスモータ61が交互に所定量ずつ作動して、ズーム
位置変化に伴うフォーカス変化を追随補正する。
【0049】この場合、全ズーム領域を例えば8ステッ
プに分割しているため、全ズーム領域にわたるズーミン
グを行うと、ズームモータ50が間欠的に8回動作し、
該ズームモータ50の休止期間にフォーカスモータ61
が間欠的に8回動作する。このようにして、ズームモー
タ50とフォーカスモータ61が交互に動作することに
より、同時駆動による大電流を消費することなく、フォ
ーカシング状態をズーミングに追随させる。なお、間欠
動作の各ステップにおけるズームモータ50およびフォ
ーカスモータ61の単位動作量は、パルスモータの1パ
ルスずつというわけではなく、全体を適宜分割した所定
量ずつであるので、パルスモータを1ステップずつ交互
に駆動する場合に比べて、動作効率もよく動作音の発生
も少ない。
【0050】一方、この電子カメラ100では、モニタ
表示モードがオフのときのズーム駆動を図11に示すよ
うにして行う。モニタ表示モードがオフとなっていると
きは、CCD固体撮像素子103がとらえた影像が液晶
モニタ122のモニタ画面122aに表示されていない
ので、ズーミングに追随して合焦状態を維持する必要は
ない。そこで、CPU121は、ズーミング動作を連続
して行って、ズームドライバ124によりズームモータ
50を連続的に作動させ、所要量のズーミングが完了し
た時点で、全ズーミング量、つまり最終ズーミング位
置、に対応してフォーカスドライバ125がフォーカス
モータ61を連続作動させてCCD固体撮像素子103
を所定量移動させる。すなわち、ズーミング動作時は、
ズームモータ50の作動が終了してからフォーカスモー
タ61が作動して、ズーム位置変化に伴うフォーカス変
化を補正する。
【0051】なお、このとき、正確なフォーカシング
は、最終的なレリーズボタン2の操作時に本フォーカシ
ングとして行えばよいので、フォーカスモータ61によ
るフォーカシングは、予めズーム位置における所定の有
限距離に被写体があるときの合焦位置、例えば2〜3m
程度の被写体距離に対応する位置、に対応させて設定し
た基準フォーカス位置に一致させる程度の予備フォーカ
シングでよい。このようにしておけば、最終的な合焦位
置への駆動量が小さくて済むので、レリーズボタン2の
操作時にも速やかに合焦させることができる。なお、上
述において基準フォーカス位置として用いた被写体距離
2〜3mの位置とはいわゆるパンフォーカス位置であ
り、レンズが決定されれば被写体位置にかかわらず、各
ズーム位置に一対一に対応して定まるので、予めCPU
121等に記憶させておくことができ、モニタ表示モー
ドがオンのときのフォーカシング制御にもこれを用いる
ようにしてもよい。
【0052】また、上述においては、モニタ表示モード
オフ時には、ズーミング動作後、フォーカシングまたは
予備フォーカシングを行うものとしたが、レリーズボタ
ン2の操作時に初めてフォーカシングを行うようにして
もよい。このようにして、ズーミング駆動系とフォーカ
シング駆動系との駆動制御を工夫し、モニタ画面を電子
ファインダとして用いているときには、モニタ画面が合
焦状態を維持するように所定量ずつ交互に駆動し、モニ
タ画面を電子ファインダとして用いていないときには、
ズーミング駆動系を連続駆動するので、いずれの場合に
もほとんど性能を犠牲にすることなく、ズーミング時間
を短縮することができ、ズーミング動作音も著しく低減
される。また、駆動効率が向上するので、消費電力を低
減させることもできる。なお、本発明は上述し且つ図面
に示す実施の形態にのみ限定されることなく、その要旨
を変更しない範囲内で種々変形実施することが可能であ
る。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ズ
ーミングにともなって被写体光学像の結像面位置が変動
するバリフォーカルズームレンズを用いて構成した撮像
光学系により結像される被写体光学像を撮像手段にて電
子的な画像データに変換するとともに、前記画像データ
を電子ファインダとして表示モニタのモニタ画面に再生
表示する機能と、前記撮像手段による撮像視野を光学フ
ァインダにより光学的に視認可能とする機能とを備え、
前記撮像光学系をズーミング動作させるズーム駆動手段
と、前記撮像光学系を、被写体に合焦させるべくフォー
カシング動作させるフォーカシング駆動手段とを、前記
表示モニタによる撮像画像データの再生表示を行うモニ
タ表示モードのオン/オフ制御に応答して、駆動制御手
段を制御し、モニタ表示モードがオンのときは、ズーミ
ング操作に応動して、前記ズーム駆動手段とフォーカシ
ング駆動手段とを所定量ずつ交互に駆動し、モニタ表示
モードがオフのときは、前記ズーム駆動系を一括的に連
続駆動する構成とすることにより、ズーミング駆動系と
フォーカシング駆動系との駆動制御を工夫して、モニタ
画面を電子ファインダとして用いているときには、モニ
タ画面が合焦状態を維持するように所定量ずつ交互に駆
動し、モニタ画面を電子ファインダとして用いていない
ときには、ズーミング駆動系を連続駆動するので、いず
れの場合にもほとんど性能を犠牲にすることなく、ズー
ミング時間の短縮、並びに消費電力およびズーミング動
作音の低減が可能な電子カメラを提供することができ
る。
【0054】また、本発明の請求項2の電子カメラによ
れば、ズーミングにともなって被写体光学像の結像面位
置が変動するバリフォーカルズームレンズを用いて構成
した撮像光学系により結像される被写体光学像を撮像手
段にて電子的な画像データに変換するとともに、前記画
像データを電子ファインダとして表示モニタのモニタ画
面に再生表示する機能と、前記撮像手段による撮像視野
を光学ファインダにより光学的に視認可能とする機能と
を備え、前記撮像光学系をズーミング動作させるズーム
駆動手段と、前記撮像光学系を、被写体に合焦させるべ
くフォーカシング動作させるフォーカシング駆動手段と
を、前記表示モニタによる撮像画像データの再生表示を
行うモニタ表示モードのオン/オフ制御に応答して、駆
動制御手段を制御し、モニタ表示モードがオンのとき
は、ズーミング操作に応動して、前記ズーム駆動手段と
フォーカシング駆動手段とを所定量ずつ交互に駆動し、
モニタ表示モードがオフのときは、前記ズーム駆動系を
優先的に連続駆動してから前記フォーカシング駆動系を
作動させる構成とすることにより、特に、ズーミング駆
動系とフォーカシング駆動系との駆動制御を工夫して、
モニタ画面を電子ファインダとして用いているときに
は、モニタ画面が合焦状態を維持するように所定量ずつ
交互に駆動し、モニタ画面を電子ファインダとして用い
ていないときには、ズーミング駆動系を連続駆動するの
で、いずれの場合にも性能を犠牲にすることなく、ズー
ミング時間の短縮、並びに消費電力およびズーミング動
作音の低減が可能となる。
【0055】本発明の請求項3の電子カメラによれば、
前記フォーカシング駆動手段として、前記モニタ表示モ
ードがオフのときの前記ズーミング動作に伴うフォーカ
シング動作時には、最終ズーム位置における基準距離に
対応させるための予備フォーカシングを行い、撮影操作
時には、被写体に合焦させるための本フォーカシングを
行う手段を含むことにより、特に、ズーミング完了状態
で、基準距離位置に予備フォーカシングしておき、モニ
タ画面を電子ファインダとして用いていないときの撮影
時間の増大を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子カメラ一つの実施の形態に係るデ
ィジタルスティルカメラの背面から見た外観構成を模式
的に示す図である。
【図2】図1のディジタルスティルカメラの扉機構の閉
状態における詳細を透視して示す模式図である。
【図3】図1のディジタルスティルカメラの扉機構の開
状態における詳細を透視して示す模式図である。
【図4】図1のディジタルスティルカメラの扉機構の閉
状態における一部を詳細に示す断面図である。
【図5】図1のディジタルスティルカメラのバリフォー
カルズームレンズを用いた撮影光学系の構成を詳細に示
す縦断面図である。
【図6】図5のバリフォーカルズームレンズを用いた撮
影光学系の断面構成を示す模式図である。
【図7】図5のバリフォーカルズームレンズを用いた撮
影光学系のカム構成を詳細に示す展開図である。
【図8】図1のディジタルスティルカメラの機能構成を
模式的に示すブロック図である。
【図9】図1のディジタルスティルカメラのズーミング
に伴う合焦位置の変化を示すズーミング曲線の説明図で
ある。
【図10】図1のディジタルスティルカメラのモニタ表
示モードのオン時のズーミング駆動系とフォーカシング
駆動系の動作タイミングを説明するタイムチャートであ
る。
【図11】図1のディジタルスティルカメラのモニタ表
示モードのオフ時のズーミング駆動系とフォーカシング
駆動系の動作タイミングを説明するタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1 メモリカード扉 2 レリーズボタン 3 回転モードダイヤル 4 モードボタン 5 ファインダ接眼窓 6 電池室蓋 7 扉部材 8 メイン電源ボタン 9 モニタ表示ボタン 11 スイッチ作動部 12,13,15 軸 14 回転レバー 16 クリック板バネ 21 下側レール部 22 上側レール部 50 ズームモータ 51 減速ギヤ 52 第1のカムリング 52a 第1のカム溝 52b 第2のカム溝 53 固定筒 53a 第1のガイド溝 53b 第2のガイド溝 54,56 ピン 55 1群支持枠 57 2群支持枠 58 第3群レンズ系 59 第1群レンズ系 60 第2群レンズ系 61 フォーカスモータ 62 アイドラギヤ 63 第2のカムリング 63a カム部 64 光学フィルタ 65 CCD支持枠 65a 凸部 65b ガイド軸 66 スプリング 100 電子カメラ 100a カメラボディ 101 撮像レンズ系 102 シャッタ機構 103 CCD(電荷結合素子)固体撮像素子 104 CDS(相関二重サンプリング)回路 105,113 A/D(アナログ−ディジタル)変換
器 106 ディジタル信号処理部 107 画像圧縮/伸長部 108 FIFO(first in-first out) 109 カードインタフェース(I/F) 110 メモリカード 111 マイクロフォン 112 フィルタアンプ 114 音声圧縮/伸長部 121 CPU(中央処理部) 122 液晶モニタ 122a モニタ画面 123 操作部 124 ズームドライバ 125 フォーカスドライバ 126 制御信号生成部(SG) 127 電池 128 DC−DCコンバータ 129 メイン電源スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/232 H04N 5/232 A (72)発明者 山野 透 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 長谷 春礼 岩手県花巻市大畑第10地割109番地 株式 会社リコー光学内 Fターム(参考) 2H018 AA02 AA32 2H044 DA02 DB02 DC04 2H054 AA01 BB05 5C022 AA13 AB01 AB02 AB66 AC01 AC03 AC13 AC31 AC42 AC69

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ズーミングにともなって被写体光学像の
    結像面位置が変動するバリフォーカルズームレンズを用
    いて構成した撮像光学系と、 前記撮像光学系により結像される被写体光学像を電子的
    な画像データに変換する撮像手段と、 前記撮像手段による撮像視野を光学的に視認可能とする
    光学ファインダ手段と、 前記撮像手段により得られた画像データを電子ファイン
    ダとしてモニタ画面に再生表示する表示モニタと、 前記撮像手段により得られた画像データを処理して画像
    記録媒体に記録する記録処理手段と、 前記撮像光学系をズーミング動作させるズーム駆動手段
    と、 前記撮像光学系を、被写体に合焦させるべくフォーカシ
    ング動作させるフォーカシング駆動手段と、 前記表示モニタによる撮像画像データの再生表示を行う
    モニタ表示モードのオン/オフを制御するモニタ表示制
    御手段と、 レリーズボタンによる撮影操作、前記ズーム駆動手段を
    介して前記撮像光学系をズーミングさせるためのズーミ
    ング操作および前記モニタ表示制御手段によるモニタ表
    示モードのオン/オフ操作を行うための操作手段と、 前記モニタ表示制御手段に連動し、モニタ表示モードが
    オンのときは、前記操作手段におけるズーミング操作に
    応動して前記ズーム駆動手段およびフォーカシング駆動
    手段を所定量ずつ交互に駆動し、モニタ表示モードがオ
    フのときは、該ズーミング操作に応動して前記ズーム駆
    動系を連続駆動する駆動制御手段とを具備することを特
    徴とする電子カメラ。
  2. 【請求項2】 ズーミングにともなって被写体光学像の
    結像面位置が変動するバリフォーカルズームレンズを用
    いて構成した撮像光学系と、 前記撮像光学系により結像される被写体光学像を電子的
    な画像データに変換する撮像手段と、 前記撮像手段による撮像視野を光学的に視認可能とする
    光学ファインダ手段と、 前記撮像手段により得られた画像データを電子ファイン
    ダとしてモニタ画面に再生表示する表示モニタと、 前記撮像手段により得られた画像データを処理して画像
    記録媒体に記録する記録処理手段と、 前記撮像光学系をズーミング動作させるズーム駆動手段
    と、 前記撮像光学系を、被写体に合焦させるべくフォーカシ
    ング動作させるフォーカシング駆動手段と、 前記表示モニタによる撮像画像データの再生表示を行う
    モニタ表示モードのオン/オフを制御するモニタ表示制
    御手段と、 レリーズボタンによる撮影操作、前記ズーム駆動手段を
    介して前記撮像光学系をズーミングさせるためのズーミ
    ング操作および前記モニタ表示制御手段によるモニタ表
    示モードのオン/オフ操作を行うための操作手段と、 前記モニタ表示制御手段に連動し、モニタ表示モードが
    オンのときは、前記操作手段におけるズーミング操作に
    応動して前記ズーム駆動手段およびフォーカシング駆動
    手段を所定量ずつ交互に駆動し、前記モニタ表示モード
    がオフのときは、該ズーミング操作に応動して前記ズー
    ム駆動系を優先して連続駆動してから前記フォーカシン
    グ駆動系を作動させる駆動制御手段とを具備することを
    特徴とする電子カメラ。
  3. 【請求項3】 前記フォーカシング駆動手段は、前記モ
    ニタ表示モードがオフのときの前記ズーミング動作に伴
    うフォーカシング動作時には、最終ズーム位置における
    基準距離に対応させるための予備フォーカシングを行
    い、撮影操作時には、被写体に合焦させるための本フォ
    ーカシングを行う手段を含むことを特徴とする請求項2
    に記載の電子カメラ。
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