JP2005326517A - Af制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のフォーカスレンズ群を同時に制御できる制御系を、従来に比べて簡単に得られるAF制御装置を提供する。
【解決手段】 複数の移動レンズ群を光軸に沿って移動させることによりフォーカシングを行うAF制御装置において、上記各移動レンズ群のAF動作時の移動軌跡を、各移動レンズ群の移動量比が全ズーム領域において一定となるように設定したことを特徴とするAF制御装置。
【選択図】 図6

Description

本発明は、複数の移動レンズ群がAF時にフォーカスレンズ群として機能するAF制御装置に関する。
複数のレンズ群からなるズームレンズ系に関する特許文献1では、最も像面側に位置する最終レンズ群のみをフォーカスレンズ群としているが、最終レンズ群のピント感度がズームレンズ系の焦点距離に関わらずほぼ一定のため、最終レンズ群のフォーカシング時の移動量は、ワイド端側よりテレ端側で大きくなる。従ってこのAF機構では、テレ端側でのAF動作に時間が掛かってしまう。さらに、最短撮影距離を出来る限り短くしようとすれば、最終レンズ群の移動量を大きくする必要があるが、直前のレンズ群との干渉を避ける必要があるため、最終レンズ群の移動量をあまり大きくすることは出来ず、最短撮影距離の大幅な短縮化は困難であった。
そこで、複数のレンズ群からなるズームレンズ系の2つのレンズ群をフォーカスレンズとして光軸上を同時に移動させることにより、AF動作時における2つのフォーカスレンズ群の移動量を抑え、AF動作時間及び最短撮影距離の短縮化(特にテレ端側での)を図ったAF制御装置が開発されている(例えば、特許文献2)。
特許第2548307号公報 特開平7−120678号公報
しかし、特許文献2のように、2つのフォーカスレンズ群を移動させる場合には、両フォーカスレンズ群の動きを制御するための制御系が複雑になってしまうという問題があった。
本発明の目的は、複数のフォーカスレンズ群を同時に制御できる制御系を、従来に比べて簡単に得られるAF制御装置を提供することにある。
本発明のAF制御装置は、複数の移動レンズ群を光軸に沿って移動させることによりフォーカシングを行うAF制御装置において、上記各移動レンズ群のAF動作時の移動軌跡を、各移動レンズ群の移動量比が全ズーム領域において一定となるように設定したことを特徴としている。
上記移動レンズ群を2つとして実施可能である。
上記各移動レンズ群に駆動力をそれぞれ付与する、ステップ角が互いに等しい、上記移動レンズ群と同数のパルスモータと、上記各パルスモータの駆動力を上記各移動レンズ群に伝達する、移動ピッチが等しい、上記移動レンズ群と同数の回転力伝達機構と、上記各パルスモータにそれぞれ個別のパルスレートのパルス信号を送信する制御手段と、を備え、AF動作時に上記各パルスモータに送信されるパルス信号のパルスレートの比が、対応する移動レンズ群の移動量比と同一となるようにフォーカステーブルによって規定すれば、各パルスモータ用のフォーカステーブルを一つにまとめることができるので、制御系がより簡単になる。
上記移動量比を整数比とすれば、2群を移動させるAF制御系をより簡単に得られる。
上記移動レンズ群が、4群からなるズームレンズ系のそれぞれ第2レンズ群と第4レンズ群であり、これら第2レンズ群と第4レンズ群にステップズーミング機能を持たせて実施することが可能である。
第1のフォーカスレンズ群を4群からなるレンズ系の第2レンズ群とし、第2のフォーカスレンズ群を第4レンズ群とする場合には、AF動作時における、上記第4レンズ群の移動量を、上記第2レンズ群の移動量より大きくしてもよい。
本発明によると、複数のフォーカスレンズ群を従来に比べて簡単な制御系によって制御できるようになる。
以下、図示実施形態に基づき本発明を説明する。まず、本発明を適用したデジタルカメラ10の全体構成について、図1〜図5を参照しながら簡単に説明する。
デジタルカメラ10は、撮影光学系L1〜L4を内蔵したカメラ本体部10aを有しており、このカメラ本体部10aは撮影光学系L1〜L4の光軸Oに沿う方向に長い箱型(四角筒)形状をなしている。カメラ本体部10aの上面には、電源ボタンB1等の各種ボタンが設けられており、後面には図示を省略したモニタが設けられている。
カメラ本体部10aの一方の側面に突設された回転軸10a1には、細長の箱型(四角筒)形状の把持用のグリップ10bが枢着されており、図2に示すように、グリップ10bはカメラ本体部10aに対して回転軸10a1を中心に前後方向に回動可能である。グリップ10bにはシャッターボタンB2が設けられ、該シャッターボタンB2の周囲には、環状のズーム操作レバーZLが、シャッターボタンB2の軸心を中心に回動可能として設けられている。このズーム操作レバーZLは、図示を省略したバネにより常に初期位置に向けて付勢されている。
図3〜図5に示すように、カメラ本体部10a内には、光軸Oと平行で前後両端が開口する鏡胴11が固定されており、この鏡胴11に上記撮影光学系を構成する4つのレンズ群L1〜L4が設けられている。
鏡胴11の後端開口にはCCD取付板12が複数のねじをもって固定されている。このCCD取付板12の方形の取付孔12aには、遮光板13、ローパスフィルタ14、パッキン15、及びCCD(撮像素子)16が光軸O方向に重ねた状態で固定されている。
CCD取付板12に形成された上下一対の支持孔12bには、光軸Oと平行な上下一対の案内棒17の後端部がそれぞれ嵌合固定されており、両案内棒17の前端部は、鏡胴11内面の前端部に設けられた支持部材(図示略)によって支持されている。鏡胴11内に位置する4群枠18の上部に形成された前後一対の突部18a1には互いに同心をなす案内孔18aが穿設されており、前後の突部18a1の間にはラック体19の内側端部が嵌合している。そして、前後の案内孔18a及びラック体19の内側端部に穿設された、前後の案内孔18aと同心をなす案内孔19aに上側の案内棒17が摺動自在に嵌合し、4群枠18の下部に形成された案内孔18bに下側の案内棒17が摺動自在に係合している。4群枠18の支持孔18cには3枚のレンズからなる第4レンズ群(移動レンズ群)L4が嵌合固定されている。このように第4レンズ群L4は、上下の案内棒17に沿って光軸O方向に直進移動可能かつ光軸O回りに回転不能であり、ズームレンズ群及びフォーカスレンズ群として機能する。
鏡胴11の周面部の後端部近傍には開口部11aが形成されており、鏡胴11の外周面の開口部11aと対応する位置には、パルスモータユニットMU4が固定されている。このパルスモータユニットMU4は、複数のねじによって鏡胴11の外周面に固定されたモータ取付板20と、モータ取付板20にその軸心回りに回転自在に支持された光軸Oと平行な送りねじ21と、モータ取付板20の前端に固定され、その駆動軸が送りねじ21の前端部に同心的に固定されている(一体となっている)パルスモータ(第2のパルスモータ)M4とを具備している。上記ラック体19の外側端部は、開口部11aを通して鏡胴11の外側に突出しており、ラック体19の外側端部に形成されたラック溝19bが送りねじ21と螺合している。上側の案内棒17、送りねじ21、及びラック体19(ラック溝19b)は回転力伝達機構の構成要素である。
図3〜図5に示すように、鏡胴11内には第4レンズ群L4の前方に位置する3群枠22が配設されており、この3群枠22は、複数のねじによって鏡胴11の内周面の中間部に形成された環状取付面11bに固定されている。3群枠22の支持孔22aには第3レンズ群L3が嵌合固定されており、3群枠22の前面にはシャッターブロック23が固定されている。
鏡胴11内の3群枠22の前方には2群枠24が配設されている。2群枠24の上部に形成された案内溝24aには上側の案内棒17が摺動自在に係合しており、2群枠24の下部に形成された案内孔24bには下側の案内棒17が摺動自在に嵌合している。さらに2群枠24の支持孔24cには、4枚のレンズからなる第2レンズ群L2(移動レンズ群)が嵌合固定されている。このように第2レンズ群L2は、上下の案内棒17に沿って光軸O方向に直進移動可能かつ光軸O回りに回転不能であり、ズームレンズ群及びフォーカスレンズ群として機能する。
さらに、2群枠24に固定されたラック体25には光軸Oと平行な案内孔25aが穿設されており、この案内孔25aには上側の案内棒17が摺動自在に嵌合している。さらに、図示は省略してあるが、このラック体25の外側端部は、鏡胴11の開口部11aと反対側面に形成された開口部11c(図4及び図5参照)を通して鏡胴11の外側に突出している。鏡胴11の外周面の該開口部11cと対応する位置には、パルスモータユニットMU4と同一構成のパルスモータユニットMU2(モータ取付板26、送りねじ27、及びパルスモータ(第1のパルスモータ)M2を具備する)が複数のねじによって固定されており、送りねじ27には、ラック体25の外端部に形成された、上記ラック溝19bと同一ピッチのラック溝25bが螺合している。上側の案内棒17、送りねじ27、及びラック体25(ラック溝25b)は回転力伝達機構の構成要素である。
鏡胴11の前端面には1群枠28が複数のねじによって固定されており、1群枠28の内部に3枚のレンズからなる第1レンズ群L1が嵌合固定されている。図1に示すように、この第1レンズ群L1は、カメラ本体部10aの前端面において露出しており、鏡胴11の前面には、1群枠28の外周側に位置する、フィルタなどのアクセサリを取り付けることが可能な環状部材であるフィルタねじ29が設けられている。
上述のズーム操作レバーZL、CCD16、上記モニタ及びパルスモータM2、M4は、カメラボディ内に設けられたCPU(制御手段)30に接続されており、CPU30には記憶装置40が接続されている。記憶装置40には、ズーミングとフォーカシングのための制御プログラムがインストールされており、さらに第2レンズ群L2と第4レンズ群L4の一方の各ズームステップごとのフォーカステーブルが記憶されている。パルスモータM2、M4はCPU30からの指令を受けると回転して、対応する送りねじ21、27をその軸心回りに回転させる。送りねじ21、27が回転すると、前後のラック体19、25が案内棒17に沿って光軸O方向に移動し、その結果、第2レンズ群L2と第4レンズ群L4が光軸Oに沿って直進移動する。
上述のように第1レンズ群L1及び第3レンズ群L3は鏡胴11に固定されているので、ズーミング時においてもフォーカシング時においても移動せず、第1レンズ群L1が図示位置より前方に移動することはない。即ち、本デジタルカメラ10は、ズーミング時及びフォーカシング時に鏡筒を繰り出さないインナーズーム、インナーフォーカスタイプである。また、電源ボタンB1をONにすると、撮影光学系L1〜L4を透過した像がCCD16によって随時自動的に撮像され、撮像された全ての画像が上記モニタに静止画として表示される。
本デジタルカメラ10によるズーミングはステップズーム方式であり、図7に示すように、ズーム領域全域に19のズームステップが設定されており、ズームレンズ系の焦点距離は、ズームステップ1(ワイド端位置)からズームステップ19(テレ端位置)側に向かうにつれて徐々に長くなりながら19段階に変化する。電源ボタンB1をON操作した場合もOFF操作した場合も、CPU30が両パルスモータM2、M4にパルス信号を送り、第2レンズ群L2及び第4レンズ群L4を、図4に示すワイド端位置に自動的に移動させる。
次に、このような構成からなるズームレンズ系の第2レンズ群L2及び第4レンズ群L4を移動させるための操作要領、及び第2レンズ群L2及び第4レンズ群L4の動作について、主に図6〜図9を参照しながら説明する。まず、ワイド端からテレ端側にズーミングを行う際の操作要領及び第2レンズ群L2と第4レンズ群L4の動作について、図8のフローチャートを参照しながら説明する。
ズーム操作レバーZLをテレ側(図1の矢印T側)に回転させると(ステップ:S11)、電源ボタンB1がONで、かつシャッターボタンB2が押されていないか否かをCPU30が判断し(ステップ:S12)、電源ボタンB1がOFFまたはシャッターボタンB2が押されていると判断すると、先のステップへは進まない。一方、ステップ:S12において、CPU30が、電源ボタンB1がONで、かつシャッターボタンB2が押されていないと判断すると、CPU30が、第2レンズ群L2と第4レンズ群L4の現在のズームステップN(Nは1〜19のいずれかの整数。この場合はN=1)がテレ端位置(ズームステップ19)であるか否かを判断する(ステップ:S13)。なお、電源スイッチON時から現在までにCPU30がパルスモータM2とパルスモータM4に送信したパルス信号のパルス数と各パルス信号の位相を記憶装置40が全て記憶しており、この累積パルス数と各パルス信号の位相をCPU30が管理することによって、CPU30は常に、第2レンズ群L2と第4レンズ群L4の現在の光軸O方向位置を認識できる。
その結果、第2レンズ群L2と第4レンズ群L4がテレ端位置(ズームステップ19)にあると判断すれば、CPU30は上記フォーカステーブルからデータを読み込まず、パルスモータM2とパルスモータM4にはパルス信号を送らない(第2レンズ群L2と第4レンズ群L4の光軸O方向位置を変えず、撮影スタンバイ状態となる)。一方、この場合のように第2レンズ群L2及び第4レンズ群L4がワイド端位置(ズームステップ1)にあると、CPU30は第2レンズ群L2及び第4レンズ群L4がテレ端位置にないと判断し、CPU30は、フォーカステーブルから、第2レンズ群L2及び第4レンズ群L4をズームステップN(=1)からズームステップN+1(この場合は2)へ移動させるためのデータを読み込んで(ステップ:S14)、パルスモータM2とパルスモータM4に該データに基づくパルス信号を送る。すると、パルスモータM2とパルスモータM4が正転し、ラック体25が案内棒17に沿って後方に移動し、ラック体19が案内棒17に沿って前方に移動するので、第2レンズ群L2は後方に第4レンズ群L4は前方にそれぞれ移動し、やがて、第2レンズ群L2と第4レンズ群L4が、現在のズームステップN(=1)より一つテレ側のズームステップN+1(=2)における現在の撮影距離L(例えばL=2mとする。本デジタルカメラ10は公知の測距手段(図示略)を備えている。)に対応した位置に移動する(ステップ:S15)。
このように第2レンズ群L2と第4レンズ群L4がズームスッテプN+1(=2)に進んだ後に、CPU30は、撮影者がズーム操作レバーZLの操作を中止したか否かを判断する(ステップ:S16)。そして操作を中止したと判断すると、第2レンズ群L2と第4レンズ群L4をズームステップN+1(=2)で停止させ、撮影スタンバイ状態とする。一方、CPU30がズーム操作レバーZLの操作を中止していないと判断すると、CPU30は、これまでにパルスモータM2とパルスモータM4に送信した累積パルス数と各パルス信号の位相に基づいて、ズームステップN+1がテレ端位置(ズームステップ19)であるか否かを再び判断し(ステップ:S13)、ズームステップ19であると判断すれば、フォーカステーブルからデータを読み込まず、第2レンズ群L2と第4レンズ群L4をそれ以上移動させない。一方、この場合のように第2レンズ群L2及び第4レンズ群L4がズームステップ2にある場合は、CPU30はズームステップN+1(=2)がテレ端位置(ズームステップ19)でないと判断し、上記フォーカステーブルから第2レンズ群L2及び第4レンズ群L4をズームステップN+1(=2)からズームステップN+2(=3)における現在の撮影距離L(=2m)に対応した位置に移動させるためのデータを読み込み(ステップ:S14)、第2レンズ群L2と第4レンズ群L4をズームステップN+2(=3)に移動させる。
ズーム操作レバーZLをワイド側(図1の矢印W側)に回して、ズームレンズ系の焦点距離をテレ側からワイド側に段階的に変化させる場合も、基本的には図8のフローチャートと同様の要領で行われるが、パルスモータM2とパルスモータM4に送信されるパルス信号の位相がワイド側からテレ側の場合と異なり、その結果、パルスモータM2とパルスモータM4の回転方向がテレ側に移動する場合と逆になる点、フローチャートのステップ:S13が「N=1(ワイド端)か否かを判断する」ステップとなる点、ステップ:S14が、「第2レンズ群L2及び第4レンズ群L4を、現在のズームステップNから一つワイド側のズームステップN−1へ移動させるためのデータをフォーカステーブルから読み込む」ステップとなる点、ステップ:S15が「第2レンズ群L2と第4レンズ群L4を、現在のズームステップNより一つワイド側のズームステップN−1における現在の撮影距離Lに対応した位置に移動させる」ステップとなる点、が異なる。
本ズーミング動作によって、第2レンズ群L2と第4レンズ群L4をワイド端とテレ端の間で移動させた場合の移動軌跡は、図7に示した通りとなる。図7は、第2レンズ群L2と第4レンズ群L4の各ズームステップ(1〜19)における光軸方向位置を各撮影距離L(0.3m、0.5m、1m、2m、4m、8m、16m、32m、∞)ごとに示しており、各ズームステップにおける第2レンズ群L2と第4レンズ群L4の光軸方向位置を各撮影距離Lごとに結んだものが、各撮影距離Lの移動軌跡である(撮影距離2mの場合は、2mの場合の移動軌跡となる)。
なお、ズーム操作レバーZLをワイド側とテレ側のいずれに回転させた場合も、ズーム操作レバーZLから手を離すと、ズーム操作レバーZLは初期位置に自動的に復帰する。
次に、図9のフローチャートを参照しながら、AFの操作要領及びAF時の第2レンズ群L2と第4レンズ群L4の動作について説明する。
上記ズーミングによって第2レンズ群L2と第4レンズ群L4がズームステップN(Nは1〜19のいずれかの整数)に移動した後に、シャッターボタンB2を半押しすると(ステップ:S21)、CPU30が、電源スイッチONで、かつズーム操作レバーZLが非操作状態にあるか否かを判断する(ステップ:S22)。その結果、CPU30が、電源スイッチがOFF、またはズーム操作レバーZLが操作状態にあると判断すると、CPU30はパルスモータM2とパルスモータM4にパルス信号を送信せず、第2レンズ群L2及び第4レンズ群L4を移動させない。一方、ステップ:S22において、CPU30が、電源スイッチONで、かつズーム操作レバーZLが非操作状態であると判断すると、CPU30が上記フォーカステーブルからズームステップNにおける最短撮影距離と無限遠距離位置のデータを読み込み(ステップ:S23)、CPU30からパルスモータM2とパルスモータM4にパルス信号を、その位相を変化させながら送信する。すると、パルスモータM2とパルスモータM4が回転し、第2レンズ群L2と第4レンズ群L4は、まずズームステップNにおける最短撮影距離位置まで移動し(ステップ:S24)、さらにズームステップNにおける無限遠距離位置まで移動して(ステップ:S25)、フォーカススキャンを行う。本実施形態ではズームスキャンにおける最短撮影距離を0.3mと定めている(図7参照)。
そして、上記フォーカステーブルに規定されたフォーカススキャンを行うためのデータは、いずれのズームステップにある場合にも(Nが1〜19のいずれの値の場合にも)、パルスモータM2側とパルスモータM4側のパルス信号のパルスレート比が1:2となるように規定しているので、第2レンズ群L2と第4レンズ群L4がフォーカススキャンを行うとき、第4レンズ群L4は第2レンズ群L2の2倍移動する(2倍の速度で移動する)。
このように第2レンズ群L2及び第4レンズ群L4がフォーカススキャンを行うと、フォーカススキャン範囲の予め定められた多数のサンプリング位置においてCCD16が撮像した全画像のコントラスト値をCPU30が比較し(ステップ:S26)、さらにCPU30がサンプリング位置を補間してピーク値を算出する(ステップ:S27)。そして、ステップ:S28において、ピーク値があるとCPU30が判断すると、CPU30が、第2レンズ群L2及び第4レンズ群L4を、現在位置からピーク位置に移動させるためのデータをフォーカステーブルから読み込み(ステップ:S29)、該データに従ったパルス信号をパルスモータM2とパルスモータM4に送信し、第2レンズ群L2と第4レンズ群L4をピーク位置まで移動させる(ステップ:S30)。このときのパルス信号のパルスレート比も、パルスモータM2側とパルスモータM4側で1:2であり、第4レンズ群L4は第2レンズ群L2の2倍移動する(2倍の速度で移動する)。そして、このように第2レンズ群L2及び第4レンズ群L4がピーク位置(合焦位置)に移動すると、カメラ本体部10aの後面に設けた上記モニタに合焦サインを表示し(ステップ:S31)、シャッターボタンB2を全押しすればピントの合った画像が得られる撮影スタンバイ状態となる。
一方、ステップ:S28において、CPU30がピーク値がないと判断すると、CPU30がフォーカステーブルからピーク値がない場合のデータを読み込んで(ステップ:S32)、該データに従って第2レンズ群L2と第4レンズ群L4を所定の規定位置(ズームレンズ系の焦点距離がズームステップN、かつ、撮影距離Lが所定距離(例えば2m)の場合に合焦する位置、または過焦点位置)まで移動させて(ステップ:S33)、上記モニタに合焦不能サインを表示する(ステップ:S34)。
このように本実施形態では、フォーカシング時における第2レンズ群L2と第4レンズ群L4の移動量比がズーム領域全域に渡って一定(本実施形態では1:2)となるように、フォーカシング時における第2レンズ群L2及び第4レンズ群L4の移動軌跡を設定しているので、AF動作時の制御が従来に比べて簡単であり、そのため、制御系の構成を簡単にできる。
さらに、本実施形態のように、両パルスモータM2、M4のパルス角を同一とし、かつ、パルスモータM2と第2レンズ群L2の間の回転力伝達機構(上側の案内棒17、ラック体19、送りねじ21)と、パルスモータM4と第4レンズ群L4の間の回転力伝達機構(上側の案内棒17、ラック体25、送りねじ27)を同一構成とし(同一移動ピッチとする。即ち、両パルスモータM2、M4が同じ角度だけ回転すると、第2レンズ群L2と第4レンズ群L4が光軸O方向に同じ距離だけ移動する。)、さらに、全ズーム領域においてパルスモータM2側とパルスモータM4側のパルスレート比を上記移動量比と同一(1:2)に設定し、第2レンズ群L2及び第4レンズ群L4を規定の移動軌跡に従ってフォーカシングさせると、制御系をより簡単にすることが可能になる。即ち、このようにパルスモータM2側とパルスモータM4側のパルスレート比を、全ズーム領域において上記移動量比と同一に設定することにより、各ズームステップごとに第2レンズ群L2と第4レンズ群L4の一方のフォーカステーブルのみを用意すれば足りる(他方のレンズ群に対応するパルスモータには、そのパルスレートが、一方のレンズ群と対応するパルスモータ側のパルス信号に対して移動量比(移動速度比)倍のパルス信号がCPU30から送られる)ので、各ズームステップごとに内容の全く異なる2つのフォーカステーブルを用意する必要がなくなる。
フォーカシング時におけるパルスモータM2側とパルスモータM4側のパルスレート比を上記のように設定したが、他の比率であってもよい。なお、制御し易さを考慮すれば、本実施形態のように整数比とするのが好ましい。
また本発明は、複数の移動レンズ群によってフォーカシングを行う撮影光学系であれば、4群以外の構成の撮影光学系や、第2レンズ群と第4レンズ群以外の組み合わせの複数(3つ以上でもよい)の移動レンズ群がフォーカシングを行う撮影光学系にも適用可能である。
さらに、本発明はデジタルカメラ10だけでなく、銀塩カメラ、内視鏡、測距儀等にも適用可能である。
本発明の一実施形態のデジタルカメラの全体構成を示す斜視図である。 デジタルカメラの側面図である。 デジタルカメラの内部構成部品の分解斜視図である。 ズームレンズ系がワイド端位置に達したときの、ズームレンズ系とその周辺部材を断面視して示す側面図である。 ズームレンズ系がテレ端位置に達したときの、ズームレンズ系とその周辺部材を断面視して示す側面図である。 各レンズ群とその駆動機構と制御機構の関係を示す概念図である。 各レンズ群の移動軌跡を示す図である。 本実施形態のズーミング時のフローチャートである。 同じくフォーカシング時のフローチャートである。
符号の説明
10 デジタルカメラ
10a カメラ本体部
10a1 回転軸
10b グリップ
11 鏡胴
11a 開口部
11b 環状取付面
11c 開口部
12 CCD取付板
12a 取付孔
13 遮光板
14 ローパスフィルタ
15 パッキン
16 CCD(撮像素子)
17 案内棒(回転力伝達機構)
18 4群枠
18a 案内孔
18a1 突部
19 ラック体(回転力伝達機構)
19a 案内孔
19b ラック溝(回転力伝達機構)
20 モータ取付板
21 送りねじ(回転力伝達機構)
22 3群枠
22a 支持孔
23 シャッターブロック
24 2群枠
24a 案内溝
24b 案内孔
24c 支持孔
25 ラック体(回転力伝達機構)
25a 案内孔
25b ラック溝(回転力伝達機構)
26 モータ取付板
27 送りねじ(回転力伝達機構)
28 1群枠
29 フィルタねじ
30 CPU(制御手段)
40 記憶装置
B1 電源ボタン
B2 シャッターボタン
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群(移動レンズ群)(ステップズームレンズ群)
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群(移動レンズ群)(ステップズームレンズ群)
ZL ズーム操作レバー

Claims (6)

  1. 複数の移動レンズ群を光軸に沿って移動させることによりフォーカシングを行うAF制御装置において、
    上記各移動レンズ群のAF動作時の移動軌跡を、各移動レンズ群の移動量比が全ズーム領域において一定となるように設定したことを特徴とするAF制御装置。
  2. 請求項1記載のAF制御装置において、
    上記移動レンズ群が2つであるAF制御装置。
  3. 請求項1または2記載のAF制御装置において、
    上記各移動レンズ群に駆動力をそれぞれ付与する、ステップ角が互いに等しい、上記移動レンズ群と同数のパルスモータと、
    上記各パルスモータの駆動力を上記各移動レンズ群に伝達する、移動ピッチが等しい、上記移動レンズ群と同数の回転力伝達機構と、
    上記各パルスモータにそれぞれ個別のパルスレートのパルス信号を送信する制御手段と、を備え、
    AF動作時に上記各パルスモータに送信されるパルス信号のパルスレートの比が、対応する移動レンズ群の移動量比と同一となるようにフォーカステーブルによって規定したAF制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載のAF制御装置において、
    上記移動量比が整数比であるAF制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載のAF制御装置において、
    上記移動レンズ群が、4群からなるズームレンズ系のそれぞれ第2レンズ群と第4レンズ群であり、ともにステップズーミング機能を有しているAF制御装置。
  6. 請求項5記載のAF制御装置において、
    AF動作時における、上記第4レンズ群の移動量を、上記第2レンズ群の移動量より大きくしたAF制御装置。

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