JP2007248167A - 電波透過性部品 - Google Patents
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Abstract
【課題】 車載のレーダー装置の電波送受信経路に配置される板状の電波透過性部品の設計自由度を高めながら電波の透過減衰量を減少させる。
【解決手段】 車載のレーダー装置の前方の電波送受信経路に配置されるフロントグリルのエンブレムを、その垂線が電波の偏波面(鉛直面)に対して略平行となり、かつ電波の入射角がブリュスター角(約60°)に略一致するように上部を後方に倒して設置する。これにより、エンブレムの境界面における反射波の強度を殆ど0にすることができ、エンブレムを透過する電波の透過減衰量を減少させてレーダー装置の検出精度を高めることができる。しかも電波の透過減衰量を減少させるためのエンブレムの板厚の制約がなくなるので、エンブレムの設計自由度が増加する。また電波の入射角がブリュスター角に一致しなくても、エンブレムの板厚を調整することで電波の透過減衰量を減少させることができる。
【選択図】 図5
【解決手段】 車載のレーダー装置の前方の電波送受信経路に配置されるフロントグリルのエンブレムを、その垂線が電波の偏波面(鉛直面)に対して略平行となり、かつ電波の入射角がブリュスター角(約60°)に略一致するように上部を後方に倒して設置する。これにより、エンブレムの境界面における反射波の強度を殆ど0にすることができ、エンブレムを透過する電波の透過減衰量を減少させてレーダー装置の検出精度を高めることができる。しかも電波の透過減衰量を減少させるためのエンブレムの板厚の制約がなくなるので、エンブレムの設計自由度が増加する。また電波の入射角がブリュスター角に一致しなくても、エンブレムの板厚を調整することで電波の透過減衰量を減少させることができる。
【選択図】 図5
Description
本発明は、車載のレーダー装置の前方の電波送受信経路に配置される板状の電波透過性部品に関する。
レーダー装置のアンテナの前方を覆うレドームを、その表面および裏面が角度を成すテーパー板で構成することで、レドームを透過する電波を屈曲させて電波の方位軸を修正するものが、下記特許文献1により公知である。
特開2001−228238号公報
ところで、かかるレーダー装置の検知性能を高めるには、レドームを透過する電波の透過減衰量をできるだけ小さくすることが必要である、従来、電波が透過するレドームの板厚をLとし、電波の波長をλとし、Nを自然数としたとき、L=N×λ/2の関係が成立するように前記板厚Lを決定することで、電波の透過減衰量を小さくできることが知られている。しかしながら、レドームがフロントグリルのエンブレムのような装飾部品を兼ねる場合には、意匠上および構造上の理由からその板厚Lを自由に設定することができない場合があった。
また本願明細書で開示するように、レドームを、その垂線が電波の偏波面に対して略平行となり、かつ電波の入射角がブリュスター角に略一致するように設置すると、電波の透過減衰量を減少させることができる。しかしながら、レドームの設置角度には意匠上および構造上の制約があり、電波の透過減衰量を充分に減少させ得る設置角度が選択できない可能性がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、車載のレーダー装置の電波送受信経路に配置される板状の電波透過性部品の設計自由度を高めながら電波の透過減衰量を減少させることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、車載のレーダー装置の前方の電波送受信経路に配置される板状の電波透過性部品において、前記電波透過性部品は、その垂線が電波の偏波面に対して略平行となり、かつ電波の入射角がブリュスター角に略一致するように設置されることを特徴とする電波透過性部品が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記電波透過性部品への電波の入射角が40°ないし75°であることを特徴とする電波透過性部品が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、車載のレーダー装置の前方の電波送受信経路に配置される板状の電波透過性部品において、前記電波透過性部品は、その垂線が電波の偏波面に対して略平行となるように設置され、かつ電波の入射角が前記垂線に対して傾斜した状態で電波の透過減衰量が最小となる板厚を有することを特徴とする電波透過性部品が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項3の構成に加えて、前記板厚は、前記電波透過性部品への電波の入射角と、前記電波透過性部品の誘電率と、電波の波長とに基づいて決定されることを特徴とする電波透過性部品が提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項1〜請求項4の何れか1項の構成に加えて、前記レーダー装置は電波の偏波面が鉛直面と略一致するように車体に搭載され、前記電波透過性部品は車両の進行方向に対して上部が後方または前方に倒れるように傾斜して配置されることを特徴とする電波透過性部品が提案される。
また請求項6に記載された発明によれば、請求項1〜請求項5の何れか1項の構成に加えて、前記電波透過性部品は、フロントグリルに設けられたエンブレムであることを特徴とする電波透過性部品が提案される。
また請求項7に記載された発明によれば、請求項1〜請求項6の何れか1項の構成に加えて、前記電波透過性部品は、ABS、AES、ポリカーボネート、PPO、ASAおよびPPSの何れか一つまたはその組み合わせから成ることを特徴とする電波透過性部品が提案される。
尚、実施の形態のエンブレム12は本発明の電波透過性部品に対応する。
請求項1の構成によれば、車載のレーダー装置の前方の電波送受信経路に配置される板状の電波透過性部品を、その垂線が電波の偏波面に対して略平行となり、かつ電波の入射角がブリュスター角に略一致するように設置したので、電波透過性部品の境界面における反射波の強度を殆ど0にすることができ、電波透過性部品を透過する電波の透過減衰量を減少させてレーダー装置の検出精度を高めることができる。しかも電波の透過減衰量を減少させるための電波透過性部品の板厚の制約がなくなるので、電波透過性部品の設計自由度が増加する。
また請求項2の構成によれば、電波透過性部品への電波の入射角を40°ないし75°としたので、電波透過性部品の車体への取付角にある程度の許容度を持たせながら、電波の透過減衰量の減少効果を確保することができる。
また請求項3の構成によれば、車載のレーダー装置の前方の電波送受信経路に配置される板状の電波透過性部品を、その垂線が電波の偏波面に対して略平行となるように設置し、かつ電波の入射角が前記垂線に対して傾斜した状態で電波の透過減衰量が最小となる板厚とすることで、電波透過性部品を車体に傾けた状態で取り付けても、電波透過性部品の板厚の設定によって電波の透過減衰量を最小とすることができ、これにより電波透過性部品の車体への取付角の設定自由度を高めることができる。
また請求項4の構成によれば、電波透過性部品の板厚を、電波透過性部品への電波の入射角と、電波透過性部品の誘電率と、電波の波長とに基づいて決定するので、電波の透過減衰量が最小となる最適の板厚を精度良く決定することができる。
また請求項5の構成によれば、電波透過性部品を車両の進行方向に対して上部が後方に倒れるように傾斜した状態でフロントグリル、ボンネットフード、フロントバンパー、リヤバンパー等に体裁良く支持することができ、また電波透過性部品を車両の進行方向に対して上部が前方に倒れるように傾斜した状態でフロントグリル、リヤトランクリッド、フロントバンパー、リヤバンパー等に体裁良く支持することができる。
また請求項6の構成によれば、電波透過性部品がフロントグリルに設けられたエンブレムであるので、レーダー装置の機能を損なうことなくエンブレムでフロントグリルを装飾することができる。
また請求項7の構成によれば、電波透過性部品がABS、AES、ポリカーボネート、PPO、ASAおよびPPSの何れか一つまたはその組み合わせから成るので、その電波透過性部品を市場で容易に入手することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1〜図9は本発明の実施の形態を示すもので、図1は自動車のフロントグリルの正面図、図2はレーダー装置およびエンブレムの斜視図、図3はブリュスター角θbの定義を説明する図、図4はエンブレムの厚さが電波の透過減衰量に及ぼす影響の説明図、図5は入射角θ=0°で透過減衰量が最小となるように板厚を設定した場合の、入射角θの変化に対する透過減衰量および反射減衰量の特性を示すグラフ、図6は入射角θ=35°で透過減衰量が最小となるように板厚を設定した場合の、入射角θの変化に対する透過減衰量および反射減衰量の特性を示すグラフ、図7〜図9は板厚の変化に対する透過減衰量および反射減衰量の特性を示すグラフである。
図1および図2に示すように、自動車のフロントグリル11の中央部に、その意匠効果を高めるための合成樹脂製の板状のエンブレム12が装着される。エンブレム12の後方に配置されたレーダー装置13はその前面のアンテナ開口部14から電波(ミリ波)を概ね水平な軸線Lrに沿って前方に送信し、それが被検知物体に反射された反射波を受信することで、自車前方に存在する先行車のような障害物の距離、方向および相対速度を検知する。
レーダー装置13から軸線Lr方向に送信される電波は、その偏波面Pが前記軸線Lrを含む鉛直面に一致するように設定されており、かつ板状のエンブレム12は、その垂線Nが前記偏波面P内にあって、上部が車体後方に倒れるように傾斜して配置される。エンブレム12の傾斜角は、電波の入射方向(軸線Lr方向)に対してエンブレム12の垂線Nが成す角度、つまり電波の入射角θにより表される。エンブレム12を鉛直姿勢に近づければ電波の入射角θは0°に向かって小さくなり、エンブレム12を水平姿勢に近づければ電波の入射角θは90°に向かって大きくなる。
本実施の形態では、電波の入射角θがエンブレム12のブリュスター角(偏光角)θbに略一致するように設定される。図3に示すように、屈折率の異なる第1媒体(屈折率n1)から第2媒体(屈折率n2)に入射角θで光(電波)が入射するとき、第1、第2媒体の境界面で反射される光のP偏光成分(矢印で示す紙面に平行な成分)と、S偏光成分(黒丸で示す紙面に垂直な成分)とでは反射率が異なり、反射光のP偏光成分が0になる入射角θがブリュスター角θbとして定義される。ブリュスター角θbの値は、θb=arctan(n2/n1)で与えられる。従って、境界面に入射される光がP偏光成分(矢印で示す紙面に平行な成分)しか持たない偏光であれば、入射角θがブリュスター角θbに一致したときに反射光は0になる。
これを実施の形態のレーダー装置13の電波に適用すると、エンブレム12に入射する電波は偏波面P内の成分しか持たないため、エンブレム12に対する入射角θがブリュスター角θbに一致したとき、エンブレム12からの反射波は0になる。
尚、入射角θがブリュスター角θbに一致したとき、エンブレム12の後面(空気からエンブレム12に電波が入射する面)での反射波が0になるだけでなく、エンブレム12の前面(エンブレム12から空気に電波が放射する面)での反射波も0になる。
エンブレム12を構成する樹脂には、ABS、AES、ポリカーボネート、PPO、ASA、PPS等の市場で容易に入手可能な一般的なものが使用可能である。エンブレム12の材料となる樹脂を空気中に置いたときのブリュスター角θbは、その樹脂の屈折率によって若干変化するが、概ね60°程度である。
またエンブレム12に入射する電波の透過減衰量はエンブレム12の板厚Lに応じて変化するため、その板厚Lの設定により電波の透過減衰量を減少させることができる。図4(A)に示すように、エンブレム12に垂直に入射する電波の波長をλとしたとき、エンブレム12の板厚Lをλ/2のN倍(N:自然数)からずらすと、エンブレム12に入射される電波と、その電波が表面12aで反射された反射波とが打ち消し合うため、電波の透過減衰量が大きくなる。一方、図4(B)に示すように、電波の波長をλとしたとき、エンブレム12の板厚Lをλ/2のN倍(N:自然数)に設定すると、エンブレム12に入射される電波が表面16aで反射された反射波によって影響を受け難くなるため、電波の透過減衰量が最小になる。
以上の説明は電波の入射角θが0°の場合であるが、入射角θが任意の場合の透過係数Tおよび反射係数Γは、それぞれ次式により求められる。
ここで、λは電波の波長、nは比誘電率の実部の平方根、k1 は電搬係数(2π/λ)、θ1 は入射角、θ2 は透過角(屈折角)、Lは板厚、jは虚数単位である。λは既知であり、k1 はλから求めることができ、θ2 はθ1 およびnから求めることができるため、数1から透過係数Tが最大になる板厚Lを求めることができる。
図5は、エンブレム12に対する入射角θが0°(垂直入射)で透過減衰量が最小になる(透過係数Tが最大になる)板厚Lを設定した場合の、入射角θと透過減衰量との関係を示すグラフである。具体的には、エンブレム12の材質はAESであり、板厚Lは8.1mmである。太い実線は透過減衰量であり、破線は誘電損失を含む透過減衰量であり、両者の間には材質および板厚Lにより決まる一定の差(誘電損失)が存在する。細い実線は反射減衰量であり、入射角θがブリュスター角θbである60°付近で反射減衰量は無視できるほど小さくなっている。
従って、入射角θが0°のときに透過減衰量が最小になるように板厚Lを設定しても(a部参照)、入射角θをブリュスター角θbに一致させればエンブレム12の表面での電波の反射がなくなるため、入射角θが0°のときと同様に透過減衰量を最小にすることができる(b部参照)。実用上許容されるエンブレム12の透過減衰量、つまり従来の一般的なレドームの透過減衰量は−0.5dB程度であるため、入射角θを40°〜75°の範囲(矢印c参照)に設定すれば、エンブレム12の透過減衰量を実用上許容される範囲に抑えることができる。
図6は、エンブレム12に対する入射角θが35°で透過減衰量が最小になる(透過係数Tが最大になる)板厚Lを設定した場合の、入射角θと透過減衰量との関係を示すグラフである。具体的には、エンブレム12の材質はAESであり、板厚Lは7.4mmである。この場合にも、入射角θをブリュスター角θbに一致させれば透過減衰量を最小にすることが可能であるが(d部参照)、板厚Lを適切な値に設定することでブリュスター角θb以外の任意の入射角θ(この場合は入射角θ=35°)で透過減衰量が最小になることが分かる(e部参照)。従って、意匠上の制約や構造上の制約でエンブレム12の取付角をブリュスター角θbに一致させられない場合でも、板厚Lを変更することで透過減衰量を最小にすることができる。
図7〜図9は、エンブレム12への入射角θをそれぞれ0°、30°および60°(ブリュスター角θb)に変化させたときに、透過減衰量(太い実線)、誘電損失を含む透過減衰量(破線)および反射減衰量(細い実線)が板厚Lに応じてどのように変化するかを示すグラフである。
入射角θが何れの場合でも、板厚Lの増加に応じて反射減衰量が周期的に増減するため、それに応じて透過減衰量も周期的に増減する。またエンブレム12の内部の誘電損失(太い実線と破線との差)は板厚Lに比例して増加する。
図9は入射角θがブリュスター角θb(60°)の場合であり、この場合にも反射減衰量は板厚Lの増加に応じて周期的に増減するが、その絶対量が極めて小さいため透過減衰量は最小の状態で実質的に一定となり、誘電損失を含む透過減衰量は板厚Lの増加に応じて直線的に増加する。
以上のように、エンブレム12を車体に対して後傾して配置した場合でも、その傾斜角、つまり電波の入射角θをブリュスター角θbに一致あるいは接近させれば、エンブレム12の板厚Lに関わらずに電波の透過減衰量を減少させてレーダー装置13の検知性能を高めることができる。またエンブレム12のような電波透過性部品が装着されるフロントグリル11の形状により電波の入射角θをブリュスター角θbに一致あるいは接近させられない場合でも、その板厚Lを変化させることで電波の透過減衰量を減少させることができる。よって、エンブレム12の取付角度や板厚Lの設計自由度を大幅に高めることが可能になる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、本発明の電波透過性部品は実施の形態のエンブレム12に限定されず、フロントグリル11や、レーダー装置13を覆うレドームであっても良い。
また本発明の電波透過性部品を体裁良く配置できる取付場所はフロントグリル11に限定されず、その取付角度は後傾斜および前傾斜の何れであっても良い。電波透過性部品を車両の進行方向に対して上部が後方に倒れるように傾斜した状態で取り付ける場所にはフロントグリル、ボンネットフード、フロントバンパー、リヤバンパー等があり、また電波透過性部品を車両の進行方向に対して上部が前方に倒れるように傾斜した状態で取り付ける場所にはフロントグリル、リヤトランクリッド、フロントバンパー、リヤバンパー等がある。
11 フロントグリル
12 エンブレム(電波透過性部品)
13 レーダー装置
L 板厚
N 電波透過性部品の垂線
P 電波の偏波面
θ 電波の入射角
θb ブリュスター角
12 エンブレム(電波透過性部品)
13 レーダー装置
L 板厚
N 電波透過性部品の垂線
P 電波の偏波面
θ 電波の入射角
θb ブリュスター角
Claims (7)
- 車載のレーダー装置(13)の前方の電波送受信経路に配置される板状の電波透過性部品において、
前記電波透過性部品(12)は、その垂線(N)が電波の偏波面(P)に対して略平行となり、かつ電波の入射角(θ)がブリュスター角(θb)に略一致するように設置されることを特徴とする電波透過性部品。 - 前記電波透過性部品(12)への電波の入射角(θ)が40°ないし75°であることを特徴とする、請求項1に記載の電波透過性部品。
- 車載のレーダー装置(13)の前方の電波送受信経路に配置される板状の電波透過性部品において、
前記電波透過性部(12)品は、その垂線(N)が電波の偏波面(P)に対して略平行となるように設置され、かつ電波の入射角(θ)が前記垂線(N)に対して傾斜した状態で電波の透過減衰量が最小となる板厚(L)を有することを特徴とする電波透過性部品。 - 前記板厚(L)は、前記電波透過性部品(12)への電波の入射角(θ)と、前記電波透過性部品(12)の誘電率と、電波の波長とに基づいて決定されることを特徴とする、請求項3に記載の電波透過性部品。
- 前記レーダー装置(13)は電波の偏波面(P)が鉛直面と略一致するように車体に搭載され、前記電波透過性部品(12)は車両の進行方向に対して上部が後方または前方に倒れるように傾斜して配置されることを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の電波透過性部品。
- 前記電波透過性部品(12)は、フロントグリル(11)に設けられたエンブレム(12)であることを特徴とする、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の電波透過性部品。
- 前記電波透過性部品(12)は、ABS、AES、ポリカーボネート、PPO、ASAおよびPPSの何れか一つまたはその組み合わせから成ることを特徴とする、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の電波透過性部品。
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