JP2007247248A - 衛生洗浄装置及びトイレ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】吐水口から水を噴射する吐水ノズルを有するノズルユニットと、前記吐水口に供給する水の流量を制御する流量調整弁機構と、前記ノズルユニット及び前記流量調整弁機構を内蔵する本体部の内部の大気あるいは部材の温度を検出可能とする温度検出手段と、を備え、前記ノズルユニットと前記弁機構の少なくともいずれかは、電動可動部を有し、前記温度検出手段により検出された温度に応じて、前記電動可動部の初期化動作の実行の可否を制御する制御部をさらに備えたことを特徴とする衛生洗浄装置を提供する。
【選択図】図3
Description
吐水口から水を噴射する吐水ノズルを有するノズルユニットと、
前記吐水口に供給する水の流量を制御する流量調整弁機構と、
前記ノズルユニット及び前記流量調整弁機構を内蔵する本体部の内部の大気あるいは部材の温度を検出可能とする温度検出手段と、
を備え、
前記ノズルユニットと前記弁機構の少なくともいずれかは、電動可動部を有し、
前記温度検出手段により検出された温度に応じて、前記電動可動部の初期化動作の実行の可否を制御する制御部をさらに備えたことを特徴とする衛生洗浄装置が提供される。
また、本発明の他の一態様によれば、
吐水口から水を噴射する吐水ノズルを有するノズルユニットと、
前記吐水口に供給する水の流量を制御する流量調整弁機構と、
前記ノズルユニット及び前記流量調整弁機構を内蔵する本体部の外部の大気温度を検出する温度検出手段と、
を備え、
前記ノズルユニットと前記弁機構の少なくともいずれかは、電動可動部を有し、
前記温度検出手段により検出された温度に応じて、前記電動可動部の初期化動作の実行の可否を制御する制御部をさらに備えたことを特徴とする衛生洗浄装置が提供される。
また、本発明のさらに他の一態様によれば、
吐水口から水を噴射する吐水ノズルと前記吐水ノズルに至る複数の流路とを有するノズルユニットと、
前記複数の流路のいずれかに水を供給する流路切替弁機構と、
前記ノズルユニット及び前記流路切替弁機構を内蔵する本体部の内部の大気あるいは部材の温度を検出可能とする温度検出手段と、
を備え、
前記ノズルユニットと前記弁機構の少なくともいずれかは、電動可動部を有し、
前記温度検出手段により検出された温度に応じて、前記電動可動部の初期化動作の実行の可否を制御する制御部をさらに備えたことを特徴とする衛生洗浄装置が提供される。
また、本発明のさらに他の一態様によれば、
吐水口から水を噴射する吐水ノズルと前記吐水ノズルに至る複数の流路とを有するノズルユニットと、
前記複数の流路のいずれかに水を供給する流路切替弁機構と、
前記ノズルユニット及び前記流路切替弁機構を内蔵する本体部の外部の大気温度を検出する温度検出手段と、
を備え、
前記ノズルユニットと前記弁機構の少なくともいずれかは、電動可動部を有し、
前記温度検出手段により検出された温度に応じて、前記電動可動部の初期化動作の実行の可否を制御する制御部をさらに備えたことを特徴とする衛生洗浄装置が提供される。
腰掛便器と、
上記のいずれかの衛生洗浄装置と、
を備えたことを特徴とするトイレ装置が提供される。
図1は、本発明の実施の形態にかかるトイレ装置の模式斜視図である。
このトイレ装置は、洋式腰掛便器950と、その上に設置された衛生洗浄装置10と、を有する。洋式腰掛便器950は、いわゆる「ロータンク式」のものでもよく、または水道に直結されて洗浄水を流す「直圧式」のものでもよい。その上に設置された衛生洗浄装置10は、本体部12と、この本体部12に対して開閉自在に軸支された便座14及び便蓋16と、を備える。本体部12からは、使用者のスイッチ操作などに応じて吐水ノズル410が便器950のボウル内に伸出し、その先端付近に設けられた吐水口から水を噴射して、使用者の「おしり」などを洗浄可能とされている。なお、本願明細書において「水」という場合には、冷水のみならず、加熱されたお湯も含むものとする。
すなわち、衛生洗浄装置10は、給水路を開閉するバルブユニット100と、供給された水を加熱する熱交換ユニット200と、ノズルに供給する水量を調整する流量調整弁ユニット300と、便器のボウル内に伸出し水を噴射するノズルユニット400と、を有する。ノズルユニット400には、吐水ノズル410と、これを伸出・後退させるノズルモータ480と、吐水ノズル410の外周に水を噴射してその胴体を洗浄するノズル洗浄室490と、が設けられている。これら各要素の動作は、制御部500により制御される。
またさらに、温度検出手段550は、本体部12の外部の大気温度を検出するものであってもよい。つまり、衛生洗浄装置10が設置されたトイレなどの空間の大気温度を検出するものであってもよい。
なお、温度検出手段550としては、例えばサーミスタや熱電対など、温度を検出可能なセンサを用いることができる。
例えば、熱交換ユニット200において加熱された水の温度を測定するための温度センサと、温度検出手段550とを兼用することができる。この場合、熱交換ユニット200に給水されている時には水の温度を検出し、給水されていない時には熱交換ユニット200の内部の大気の温度を検出する。
または、例えば、トイレ内を暖房するために衛生洗浄装置に設けられる暖房ヒータユニットの温度センサや、便座14を暖めるために内蔵されるヒータユニットを制御するための温度センサなどと、温度検出手段550とを兼用してもよい。
また、制御部500に対して所定のリセット信号が送られた時も、初期化動作が実行される。このようなリセット信号は、例えば、衛生洗浄装置の本体部12に設けられたスイッチ(図示せず)を操作したり、リモコン700に設けられたスイッチ類を操作することにより、制御部500に出力可能とすることができる。
そして、本実施形態においては、電源が投入されたりリセット信号が出力された場合、制御部500は、まず温度検出手段550により温度を計測する。そして、計測した温度が所定値よりも低い場合や、これとは逆に所定値よりも高い場合などに、初期化動作を実行しない。
すなわち、電源が投入されたり、リセット信号が出力されると、初期化動作のシーケンスが開始される(ステップS110)。
そしてまず、制御部500は、温度検出手段550の出力に基づいて、温度が所定値A1以上であるか否か、を判断する(ステップS120)。ここで所定値A1は、初期化動作に際して、電動可動部に用いられる部材の変形や破損などが生じうる温度を考慮して適宜決定できる。例えば、電動可動部の部材にポリウレタンエラストマーを用いている場合、低温脆化による損傷を防ぐためには、マイナス20度よりも低い温度での動作を避けることが望ましい。従って、この場合には、所定値A1をマイナス20度とすることができる。この点については、後に具体例を参照しつつ詳述する。
一方、温度が所定値A1以上となった場合(ステップS120:YES)は、初期化動作を実行する(ステップS130)。初期化動作の内容としては、例えば、吐水ノズル410を一定の時間、伸出させ、さらに一定の時間、後退させたり、また、流量調整弁ユニット300の流量調整弁を所定の方向に回転させ、さらに逆方向に回転させるなどの処理を実行させることができる。これら初期化動作の内容についても、後に具体例を参照しつつ詳述する。
所定の初期化動作を実行したら、駆動を停止し(ステップS140)、初期化動作のシーケンスが終了する(ステップS150)。
図4は、ノズルユニット400及び流路切替弁415の具体例を表す模式斜視図である。
本具体例の吐水ノズル410は、ノズル取付台450に進退自在に取り付けられている。また、ノズル洗浄室490は、ノズル取付台450に固定されている。一方、ノズルモータ480は、駆動プーリ482を介してタイミングベルト484を駆動する。タイミングベルト484は、従動プーリ486とテンショナー488とにより張支され、ラッチ部490で固定された吐水ノズル410に駆動力を付与して、矢印Aの方向に伸出・後退させる。吐水ノズル410の後端には、流路切替弁415が設けられている。
吐水ノズル410の先端付近には、例えば、「おしり」用の収束水流を噴射する吐水口402、「おしり」用の拡散水流を噴射する吐水口404、「ビデ」用の吐水口406などが適宜設けられている。これらの吐水口には、ステータ420から水路412、414、416を介して水が供給される。すなわち、ノズルユニット400には、複数の流路が設けられている。ここで、ステータ420は、吐水ノズル410の後端に設けられ、流路切替弁415の一部を構成している。
すなわち、流路切替弁415は、図6(a)に表したステータ420と、図6(b)に表したロータ430と、により構成されている。図6(a)に表したように、ステータ420には、吐水口402、404、406にそれぞれ連通する通水口422、424、426が設けられている。一方、ロータ430には、第1の通水口432と、第2の通水口434と、が設けられている。ステータ420は吐水ノズル410に対して固定され、ロータ430はステータ420に対して回転可能に重ね合わされて流路切替弁415を構成している。流量調整弁ユニット300(図2)から供給された水は、ロータ430の側に導入され、ロータ430の通水口432、434から、ステータ420の通水口422、424、426を介して、吐水口402、404、406に供給される。そして、流路切替モータ440でロータ430を回転させることにより、吐水口402、404、406への水の供給を切り替えることができる。
図7(a)に表した状態においては、ステータ420の通水口422、424、426と、ロータ430の通水口432、434と、がそれぞれ重なり合っている。この状態では、吐水口402、404、406のいずれにも水が供給される。
図7(b)に表した状態においては、ロータの通水口434がステータの通水口426と重なり合い、ステータの他の通水口422、424はロータ430により塞がれている。つまり、この状態においては、吐水口406からのみ水が噴射される。
図7(c)に表した状態においては、ロータの通水口434がステータの通水口422と重なり合い、ステータの他の通水口424、426はロータ430により塞がれている。つまり、この状態においては、吐水口402からのみ水が噴射される。
図7(d)に表した状態においては、ロータの通水口434がステータの通水口424と重なり合い、ステータの他の通水口422、426はロータ430により塞がれている。つまり、この状態においては、吐水口404からのみ水が噴射される。
以上、本実施形態のノズルユニット400の構成について説明した。
図8は、流量調整弁ユニット300の外観を例示する模式斜視図である。
流量調整弁ユニット300は、流量調整弁部310と、流量調整モータ350と、を有する。流量調整弁部310は、熱交換ユニット200から水を導入する導入口312と、ノズル洗浄室490に水を供給する導出口316と、吐水ノズル410に水を供給する導出口318と、を有する。
流量調整弁部310は、その内部に、遮断壁360により仕切られた入水室314を有する。遮断壁360は、Oリングなどの防水シール362により液密を維持しつつ回転可能に支持され、流量調整モータ350のドライブシャフト352と連動して回転する。ドライブシャフト352にはロータ320が接続され、流量調整モータ350により回転可能とされている。一方、ロータ320に対向し重なり合うようにステータ330が流量調整弁部310に固定されている。
ステータ330には、導出口316、318にそれぞれ連通する通水口332、334が設けられている。また、ロータ320には、切り欠き322が設けられている。流量調整モータ350がロータ320を回転させることにより、ロータの切り欠き322とステータの通水口332、334との重なり合い状態が変化し、通水路の開閉やその開度が制御される。つまり、入口312から入水室314に導入された水は、ロータ320の切り欠き322と、ステータ330の通水口332または334を介して、導出口316、318から導出される。
図11(a)に表したように、ストッパに当接した位置からロータ320が254度回転した状態は、「着座捨て水」を実行する状態である。この状態においては、吐水ノズル410の吐水口から水が放出される。これは、使用者が衛生洗浄装置の便座14(図1)に座ると、着座センサ600(図2)がこれを検知し、収納した状態の吐水ノズル410から予め吐水させて、流路から冷えた水を排出する状態である。
次に、図11(b)は、「前洗浄」の状態を表す。これは、使用者が「おしり」などを洗浄するためにリモコン700などを操作した時、吐水ノズル410が伸出する前に、予め吐水口から水を放出させる状態である。
以上説明した一連の動作により、流量調整弁ユニット300の初期化動作が完了する。
本具体例においても、電源が投入されたり、リセット信号が出力された時には、初期化動作のシーケンスが開始される(ステップS110)。そして、制御部500は、温度検出手段550の出力に基づいて、温度が第1の所定値A1以上であるか否か、を判断する(ステップS120)。この場合の第1の所定値A1も、例えば、初期化動作に際して、電動可動部に用いられる部材の変形や破損などが生じうる温度を考慮して、動作許容範囲の下限値に近い値を適宜決定できる。例えば、電動可動部の部材にポリウレタンエラストマーを用いている場合、低温脆化による損傷を防ぐための動作下限値として、第1の所定値A1をマイナス20度とすることができる。
一方、温度が第1の所定値A1よりも低い場合(ステップS120:NO)は、ステップS122に進み、第2の所定値A2を基準として温度の判定を実行する。そして、温度が第2の所定値A2以上となるまで、初期化動作を実行しない(ステップS122:NO)。
本具体例においても、電源が投入されたり、リセット信号が出力された時には、初期化動作のシーケンスが開始される(ステップS110)。そして、制御部500は、温度検出手段550の出力に基づいて、温度が所定値B1以下であるか否か、を判断する(ステップS124)。すなわち、本具体例においては、初期化動作を許容する上限の温度を設定し、これよりも高温においては、初期化動作を実行しない。
本具体例は、図13に関して前述した第2具体例と同様に、第1及び第2の所定値を設定して初期化動作を制御する。
すなわち、電源が投入されたり、リセット信号が出力された時には、初期化動作のシーケンスが開始され(ステップS110)、制御部500は、温度検出手段550の出力に基づいて、温度が第1の所定値B1以下であるか否か、を判断する(ステップS124)。この場合の第1の所定値B1も、図14に関して前述した具体例と同様に、例えば、初期化動作に際して、不完全動作や変形、破損などが生じうる温度を考慮して、動作許容範囲の上限値に近い値を適宜決定できる。例えば、電動可動部の部材にポリウレタンエラストマーを用いている場合、軟化による動作不良などを防ぐための動作上限値として、第1の所定値B1を摂氏プラス80度とすることができる。
一方、温度が第1の所定値B1よりも高い場合(ステップS124:NO)は、ステップS126に進み、第2の所定値B2を基準として温度の判定を実行する。そして、温度が第2の所定値B2以下となるまで、初期化動作を実行しない(ステップS126:NO)。
すなわち、本実施形態によれば、衛生洗浄装置が設置された環境条件を特に意識することなく、いつでも安心して電源の投入ができ、使い勝手にすぐれた衛生洗浄装置を提供できる。
例えば、図16は、第2具体例と第4具体例とを組み合わせた制御フローであり、この具体例によれば、使用温度範囲を下回る低温環境と、逆に使用温度範囲を上回る高温環境における初期化動作を制限することにより、衛生洗浄装置の初期化動作不良や変形、破損などをより確実に防止できる。
12 本体部
14 便座
16 便蓋
20 接続金具
22 給水配管
30 漏電保護プラグ
32 電源コード
34 アース線
100 バルブユニット
200 熱交換ユニット
300 流量調整弁ユニット
310 流量調整弁部
312 導入口
314 入水室
316 導出口
318 導出口
320 ロータ
322 切り欠き
330 ステータ
332、334 通水口
350 流量調整モータ
352 ドライブシャフト
360 遮断壁
362 防水シール
400 ノズルユニット
402、404、406 吐水口
410 吐水ノズル
412、414、416 水路
415 流路切替弁
420 ステータ
422、424、426 通水口
430 ロータ
432、434 通水口
440 流路切替モータ
450 ノズル取付台
480 ノズルモータ
482 駆動プーリ
484 タイミングベルト
486 従動プーリ
488 テンショナー
490 ノズル洗浄室
492 ラッチ部
500 制御部
550 温度検出手段
570 電源回路
600 着座センサ
700 リモコン
800 給水栓
810 分岐水路
900 コンセント
950 洋式腰掛便器
Claims (15)
- 吐水口から水を噴射する吐水ノズルを有するノズルユニットと、
前記吐水口に供給する水の流量を制御する流量調整弁機構と、
前記ノズルユニット及び前記流量調整弁機構を内蔵する本体部の内部の大気あるいは部材の温度を検出可能とする温度検出手段と、
を備え、
前記ノズルユニットと前記弁機構の少なくともいずれかは、電動可動部を有し、
前記温度検出手段により検出された温度に応じて、前記電動可動部の初期化動作の実行の可否を制御する制御部をさらに備えたことを特徴とする衛生洗浄装置。 - 吐水口から水を噴射する吐水ノズルを有するノズルユニットと、
前記吐水口に供給する水の流量を制御する流量調整弁機構と、
前記ノズルユニット及び前記流量調整弁機構を内蔵する本体部の外部の大気温度を検出する温度検出手段と、
を備え、
前記ノズルユニットと前記弁機構の少なくともいずれかは、電動可動部を有し、
前記温度検出手段により検出された温度に応じて、前記電動可動部の初期化動作の実行の可否を制御する制御部をさらに備えたことを特徴とする衛生洗浄装置。 - 吐水口から水を噴射する吐水ノズルと前記吐水ノズルに至る複数の流路とを有するノズルユニットと、
前記複数の流路のいずれかに水を供給する流路切替弁機構と、
前記ノズルユニット及び前記流路切替弁機構を内蔵する本体部の内部の大気あるいは部材の温度を検出可能とする温度検出手段と、
を備え、
前記ノズルユニットと前記弁機構の少なくともいずれかは、電動可動部を有し、
前記温度検出手段により検出された温度に応じて、前記電動可動部の初期化動作の実行の可否を制御する制御部をさらに備えたことを特徴とする衛生洗浄装置。 - 吐水口から水を噴射する吐水ノズルと前記吐水ノズルに至る複数の流路とを有するノズルユニットと、
前記複数の流路のいずれかに水を供給する流路切替弁機構と、
前記ノズルユニット及び前記流路切替弁機構を内蔵する本体部の外部の大気温度を検出する温度検出手段と、
を備え、
前記ノズルユニットと前記弁機構の少なくともいずれかは、電動可動部を有し、
前記温度検出手段により検出された温度に応じて、前記電動可動部の初期化動作の実行の可否を制御する制御部をさらに備えたことを特徴とする衛生洗浄装置。 - 前記初期化動作は、前記電動可動部を駆動させて、前記電動可動部の動作基準点に位置を合わせる動作であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
- 前記吐水ノズルは、伸出及び後退が可能とされ、
前記初期化動作は、前記吐水ノズルを前記伸出のストローク端及び前記後退のストローク端の少なくともいずれか一方まで駆動させる動作を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。 - 前記流量調整弁機構は、前記吐水口に至る前記水の流量を制御する流量調整弁を含み、
前記初期化動作は、前記流量調整弁をそのストロークの少なくともいずれか一端まで駆動させる動作を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の衛生洗浄装置。 - 前記吐水ノズルは、複数の前記吐水口を有し、
前記流路切替弁機構は、前記吐水ノズルに至る前記複数の水路のそれぞれを選択的に開閉可能な切替弁を含み、
前記初期化動作は、前記切替弁をそのストロークの少なくともいずれか一端まで駆動させる動作を含むことを特徴とする請求項3または4に記載の衛生洗浄装置。 - 前記制御部は、前記温度検出手段により検出された温度が所定値よりも低い場合に、前記電動可動部の初期化動作を禁止することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
- 前記制御部は、前記温度検出手段により検出された温度が第1の所定値よりも低い場合に、前記温度検出手段により検出された温度が前記第1の所定値よりも高い第2の所定値以上となるまで、前記電動可動部の初期化動作を禁止することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
- 前記制御部は、前記温度検出手段により検出された温度が所定値よりも高い場合に、前記電動可動部の初期化動作を禁止することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
- 前記制御部は、前記温度検出手段により検出された温度が第1の所定値よりも高い場合に、前記温度検出手段により検出された温度が前記第1の所定値よりも低い第2の所定値以下となるまで、前記電動可動部の初期化動作を禁止することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
- 前記吐水口に供給する水を加熱する加熱手段をさらに備え、
前記温度検出手段は、前記加熱手段における前記水の温度を検出する温度検出手段であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。 - 前記制御部は、前記衛生洗浄装置に電源が投入された場合に、前記温度検出手段により検出された温度に応じて、前記電動可動部の初期化動作の実行の可否を制御することを特徴とする請求項1〜13のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
- 腰掛便器と、
請求項1〜14のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置と、
を備えたことを特徴とするトイレ装置。
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