JP2007246365A - ディスプレイ用ガラス基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】650〜700℃で焼成されても熱変形が起こらず、ガラス基板上に形成される種々の膜の熱膨張係数と整合する熱膨張係数を有し、軽量化、大型化が可能なディスプレイ用ガラス基板を提供することである。
【解決手段】本発明のディスプレイ用ガラス基板は、質量百分率で、SiO2 50〜80%、Al23 4〜13%、B23 0〜10%、MgO 0〜10%、CaO 0〜10%、SrO 5〜15%、BaO 0〜8、Na2O 0〜6%、K2O 7〜15%、ZrO2 5〜15%を含有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶、プラズマディスプレイ、電界放射型ディスプレイ、無機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ等のフラットパネルディスプレイに用いられるディスプレイ用ガラス基板に関し、特に、無機ELディスプレイの背面板として好適なガラス基板に関するものである。
無機ELディスプレイは、薄型軽量で表示が鮮明であり、画像の微細化が容易であるため高品位画像が実現でき、フルカラー化が可能であるなど、多くの利点を有するため、今後表示装置として普及する傾向にある。
無機ELディスプレイは、例えば、図1に示すように、背面基板10上に金属電極11、第1の誘電体層12、無機EL発光体層13、第2の誘電体層14、ITO電極15、色変換層16、前面基板17が順番に積層された構造を有している。
このような構造を有する無機ELディスプレイは、金属電極11とITO電極15に電圧を印加して無機EL発光体層13を励起することにより光を発生させ、これを色変換層16で色変換するようになっている。
近年、無機ELディスプレイは、家庭用テレビ等に利用することが試みられており、大型ディスプレイ用として、40〜60型程度の大きさの基板が要求されている。また12型以下の小型ディスプレイを作製する場合でも、1枚毎に背面基板を作製するよりも、一旦大型基板を作製してから、それを複数枚に分割切断する方が、遙かに生産効率が高いため、この点からも基板の大型化が望まれている。
従来より無機ELディスプレイの製造工程において、背面基板に誘電体層や蛍光体層を形成するには、これらの材料をペースト法等で背面基板に塗布し、乾燥した後、約800℃で焼成する方法が採られている。そのため、背面基板としては、耐熱性の高いアルミナ基板が主に使用されている。
特開平7−50197号公報 特開2003−157972号公報
しかしながら、アルミナから大型基板を作製することは非常に困難であり、コストが極めて高くなるという問題がある。しかもアルミナ基板は、密度が4g/cm3程度と大きいため、無機ELディスプレイの軽量化を図る際の大きな障害となっている。
このような事情から、ガラス基板を背面基板として用いることが検討されている。そこで、まず、無機ELディスプレイの前面基板に使用されているソーダライムガラス基板を用いることが検討された。このガラス基板は、安価であり、また、大板状に成形可能で、密度も低いという特徴を有している。しかしながら、ソーダライムガラス基板は耐熱性が低く、これを800℃の高温で焼成すると、熱変形を起こすため、背面基板としては使用できない。
近年、無機ELディスプレイの生産コストを下げるため、焼成温度の低温化が図られ、現在では650〜700℃程度の温度で均一な誘電体層や発光体層を形成する技術が開発され、満足な色純度のディスプレイを作製できるようになってきている。しかしながら、このような焼成条件であっても、背面基板としてソーダライムガラス基板を使用すると、やはり熱変形を起こす。尚、ソーダライムガラス基板を背面基板に用いようとすると、誘電体層と発光体層の焼成を650℃以下の温度、すなわちガラス基板が熱変形しない温度で行う必要があるが、このような低温焼成では、均一な誘電体層や発光体層が得られず、無機ELディスプレイの色純度が著しく悪くなり、使用に耐えなくなる。
また、無機ELディスプレイ背面基板上には種々の膜が形成されるため、基板の熱膨張係数は、これらの熱膨張係数と整合するように60〜90×10-7/℃であることが望まれる。このような高い熱膨張係数を得るためには、アルカリ金属酸化物の含有量を多くすれば良いが、アルカリ金属酸化物の含有量が多くなりすぎると、歪点が低下しガラスの耐熱性が損なわれる。
本発明の目的は、上記事情に鑑みなされたものであり、650〜700℃で焼成されても熱変形が起こらず、ガラス基板上に形成される種々の膜の熱膨張係数と整合する熱膨張係数を有し、軽量化、大型化が可能なディスプレイ用ガラス基板を提供することである。
本発明のディスプレイ用ガラス基板は、質量百分率で、SiO2 50〜80%、Al23 4〜13%、B23 0〜10%、MgO 0〜10%、CaO 0〜10%、SrO 5〜15%、BaO 0〜8、Na2O 0〜6%、K2O 7〜15%、ZrO2 5〜15%を含有することを特徴とする。
本発明のガラス基板は、高い歪点を有しているため、ディスプレイを製造する際の熱工程で熱変形を抑制することができる。また、周辺材料と整合する熱膨張係数を有するため、周辺材料とガラス基板との間で発生する熱応力を抑えることができる。更に、低密度であるため軽量化を図ることができ、しかも、液相温度が低いため、大型基板を安価に作製することができる。それ故、フラットパネルディスプレイに用いられるディスプレイ用ガラス基板、特に、無機ELディスプレイの背面板用のガラス基板として好適である。
一般に、アルミノシリケート系ガラス基板は、ディスプレイを製造する際の熱工程で熱変形を抑制するために、歪点を高くすると、熱膨張係数が小さくなる傾向にあり、ガラス基板上に形成される種々の膜の熱膨張係数と整合し難くなり、これら周辺材料とガラス基板との間で熱応力が発生しやすくなる。しかし、本発明のディスプレイ用ガラス基板は、ガラス中に歪点を高める成分であるAl23及びZrO2と、歪点をあまり低下させずに熱膨張係数を大きくする成分であるK2Oを必須成分として含有させている。そのため、高い歪点と周辺材料と整合する熱膨張係数を有することができ、ディスプレイを製造する際の熱工程におけるガラス基板の熱変形を抑制すると共に、周辺材料とガラス基板との間で発生する熱応力を抑えることができる。
また、ガラス中のZrO2の含有量が多くなると、ZrO2に起因する失透物が発生して成形性が著しく低下する傾向にあるが、Al23及びSrOを必須成分として含有させ、これら成分の含有量を調整することで、ZrO2に起因する失透物の発生を抑えることができる。
尚、ディスプレイを製造する際の熱工程で、ガラス基板の熱変形を防止するには、歪点が630℃以上であることが好ましい。歪点が低くなると、ディスプレイを製造する際の熱工程で、熱変形が起こりやすくなる。より好ましくは640℃以上であり、さらに好ましくは650℃以上、特に好ましくは660℃以上、最も好ましくは670℃以上である。
また、周辺材料とガラス基板との間で発生する熱応力を抑えるには、30〜380℃における熱膨張係数は60〜90×10-7/℃であることが好ましい。熱膨張係数が大きすぎたり、小さすぎると、周辺材料の熱膨張係数と整合し難くなり、周辺材料とガラス基板との間で熱応力が発生し易くなる。より好ましい範囲は60〜80×10-7/℃であり、さらに好ましくは65〜75×10-7/℃である。
ディスプレイの軽量化を図るためには、密度は低い方が好ましく、2.80g/cm3以下であることが好ましい。より好ましくは2.75g/cm3以下、さらに好ましくは2.70g/cm3以下、最も好ましくは2.65g/cm3以下である。
更に、大型のガラス基板を安価に大量に生産するためには、優れた成形性を有する必要があり、液相温度は低く、また、液相粘度は高い方が好ましい。尚、液相温度は1250℃以下であることが好ましく、より好ましくは1200℃以下、さらに好ましくは1150℃以下、特に好ましくは1100℃以下、最も好ましくは1050℃以下である。また、液相粘度は、104.5dPa・s以上であることが好ましく、より好ましくは104.8dPa・s以上、さらに好ましくは105.0dPa・s以上、特に好ましくは105.3dPa・s以上、最も好ましくは105.5dPa・s以上である。特に、液相粘度を上記のようにすることで、周知の板ガラスの成形方法であるスロットダウンドロー法、オーバーフローダウンドロー法、フロート法、リドロー法、ロールアウト法等で板ガラスに成形することが可能となり、大型のガラス基板を安価に大量に得ることができる。
ガラスの溶融を良好に行うためには、102.5dPa・sの粘度におけるガラス融液の温度は低い方が好ましく、1600℃以下であることが好ましい。より好ましくは1590℃以下であり、更に好ましくは1580℃以下である。
本発明のディスプレイ用ガラス基板において、各成分の割合を上記のように限定した理由を以下に述べる。
SiO2は、ガラスのネットワークを形成する成分である。その含有量が50%より少なくなると、ガラスの歪点が低下する傾向にあり、ディスプレイ装置を製造する際の熱工程で、ガラス基板が熱変形しやすくなったり、熱膨張係数が大きくなりすぎて周辺材料の熱膨張係数と整合し難くなり、周辺材料とガラス基板との間で熱応力が発生し易くなる。一方、含有量が80%より多くなると、SiO2に起因する失透物が発生したり、ガラスの高温粘度が高くなる傾向にあり、溶融、成形が難しくなる。また、熱膨張係数が小さくなりすぎて周辺材料の熱膨張係数と整合し難くなり、周辺材料とガラス基板との間で熱応力が発生し易くなる。SiO2の好ましい範囲は53〜70%であり、より好ましくは53〜65%であり、さらに好ましくは54〜60%であり、特に好ましくは55〜58%である。
Al23は、ガラスの歪点を高めたり、ZrO2に起因する失透物の発生を抑える成分である。その含有量が4%より少なくなると、ガラスの歪点が低下してディスプレイ装置を製造する際の熱工程で、ガラス基板が熱変形しやすくなったり、ZrO2に起因する失透物が発生しやすくなる。一方、含有量が13%より多くなると、Al23に起因する失透物が発生したり、ガラスの高温粘度が高くなる傾向にあり、溶融、成形が難しくなる。Al23の好ましい範囲は5〜10%であり、より好ましくは5〜9%であり、さらに好ましくは5〜8%であり、特に好ましくは6〜8%である。
23は、ガラスの高温粘度を低下させてガラスの溶融性、成形性を高めたり、失透を抑制する成分である。その含有量が10%より多くなると、ガラスの歪点が低下する傾向にあり、ディスプレイ装置を製造する際の熱工程で、ガラス基板が熱変形しやすくなる。B23の好ましい範囲は0〜8%であり、より好ましくは0〜5%であり、さらに好ましくは0〜4%であり、特に好ましくは0〜2%である。
MgOは、ガラスの高温粘度を低下させてガラスの溶融性、成形性を高めたり、熱膨張係数を調整する成分である。その含有量が10%より多くなると、熱膨張係数が大きくなりすぎて周辺材料の熱膨張係数と整合し難くなり、周辺材料とガラス基板との間で熱応力が発生し易くなったり、密度が上昇して、ディスプレイの軽量化を図ることが難しくなる。また、ZrO2やMgOに起因する失透物が発生しやすくなる傾向にあり成形が難しくなる。MgOの好ましい範囲は0〜8%であり、より好ましくは0〜6%であり、さらに好ましくは0〜4%であり、特に好ましくは0〜3%である。
CaOは、ガラスの高温粘度を低下させてガラスの溶融性、成形性を高めたり、熱膨張係数を調整する成分である。その含有量が10%より多くなると、熱膨張係数が大きくなりすぎて周辺材料の熱膨張係数と整合し難くなり、周辺材料とガラス基板との間で熱応力が発生し易くなったり、密度が上昇して、ディスプレイの軽量化を図ることが難しくなる。また、ZrO2やCaOに起因する失透物の発生が著しくなり成形が難しくなる。CaOの好ましい範囲は0〜8%であり、より好ましくは0〜6%であり、さらに好ましくは0〜4%であり、特に好ましくは0〜2%である。
SrOは、ガラスの高温粘度を低下させてガラスの溶融性、成形性を高めたり、熱膨張係数を調整する成分である。また、ZrO2に起因する失透物の発生を抑える成分である。その含有量が5%より少なくなると、前記効果が得難くなる。一方、含有量が15%より多くなると、熱膨張係数が大きくなりすぎて周辺材料の熱膨張係数と整合し難くなり、周辺材料とガラス基板との間で熱応力が発生し易くなったり、密度が上昇して、ディスプレイの軽量化を図ることが難しくなる。また、SrOに起因する失透物が発生する傾向にあり成形が難しくなる。SrOの好ましい範囲は6〜14%であり、より好ましくは8〜13%であり、さらに好ましくは9〜12%であり、特に好ましくは10〜11%である。
BaOは、MgO、CaOに比べてガラスを失透させることなく、ガラスの高温粘度を低下させてガラスの溶融性、成形性を高めたり、熱膨張係数を調整する成分である。その含有量が8%より多くなると、熱膨張係数が大きくなりすぎて周辺材料の熱膨張係数と整合し難くなり、周辺材料とガラス基板との間で熱応力が発生し易くなったり、密度が上昇して、ディスプレイの軽量化を図ることが難しくなる。また、ガラスの歪点が著しく低下する傾向にあり、ディスプレイ装置を製造する際の熱工程で、ガラス基板が熱変形しやすくなる。BaOの好ましい範囲は0〜7%であり、より好ましくは1〜5%であり、さらに好ましくは1〜4%であり、特に好ましくは1.5〜3%である。
Na2Oは、ガラスの高温粘度を低下させて溶融性や成形性を高める成分である。また、ガラスの熱膨張係数を調整する成分でもある。その含有量が6%より多くなると、ガラスの歪点が著しく低下する傾向にあり、ディスプレイ装置を製造する際の熱工程で、ガラス基板が熱変形しやすくなったり、熱膨張係数が大きくなりすぎて周辺材料の熱膨張係数と整合し難くなり、周辺材料とガラス基板との間で熱応力が発生し易くなる。Na2Oの好ましい範囲は0〜5%であり、より好ましくは0〜4%であり、さらに好ましくは0〜2%であり、特に好ましくは0〜1%である。
2Oは、ガラスの歪点をあまり低下させずに、熱膨張係数を調整する成分である。その含有量が7%より少なくなると、熱膨張係数が小さくなる傾向にあり、ガラス基板上に形成される種々の膜の熱膨張係数と整合し難くなり、これら周辺材料とガラス基板との間で熱応力が発生しやすくなる。一方、含有量が15%より多くなると、ガラスの歪点が低下する傾向にあり、ディスプレイ装置を製造する際の熱工程で、ガラス基板が熱変形しやすくなったり、熱膨張係数が大きくなりすぎて周辺材料の熱膨張係数と整合し難くなり、周辺材料とガラス基板との間で熱応力が発生し易くなる。K2Oの好ましい範囲は8〜14%であり、より好ましくは9〜13%であり、さらに好ましくは10〜13%であり、特に好ましくは11〜12%である。
ZrO2は、ガラスの歪点を高める成分である。その含有量が5%より少なくなると、ガラスの歪点が著しく低下する傾向にあり、ディスプレイ装置を製造する際の熱工程で、ガラス基板が熱変形しやすくなる。一方、含有量が15%より多くなると、ZrO2に起因する失透物が発生しやすくなる。また、密度が上昇して、ディスプレイの軽量化を図ることが難しくなる。ZrO2の好ましい範囲は6〜13%であり、より好ましくは7〜10%であり、さらに好ましくは7〜9%であり、特に好ましくは7〜8%である。
尚、ガラスの歪点を高めるためにZrO2を5%以上含有させたガラス系において、ZrO2に起因する失透物及びZrO2以外に起因する失透物の発生を抑えるには、Al23/ZrO2の値が0.5〜2.5になるように調整したり、SrO/ZrO2の値が0.5〜2.0になるように調整したり、CaO/ZrO2の値が0〜1.0になるように調整することが好ましい。
Al23/ZrO2の値が小さくなると、ZrO2に起因する失透物が発生する傾向にあり、成形が難しくなる。一方、Al23/ZrO2の値が大きくなると、Al23に起因する失透物が発生する傾向にあり、成形が難しくなる。Al23/ZrO2のより好ましい範囲は0.5〜1.5であり、さらに好ましくは0.6〜1.0であり、特に好ましくは0.7〜0.9である。
また、SrO/ZrO2の値が小さくなると、ZrO2に起因する失透物の発生を抑える効果が得難くなる。一方、SrO/ZrO2の値が大きくなると、SrOに起因する失透物が発生する傾向にあり、成形が難しくなる。SrO/ZrO2のより好ましい範囲は0.7〜1.5であり、さらに好ましくは1.0〜1.4であり、特に好ましくは1.1〜1.3である。
さらに、CaO/ZrO2の値が大きくなると、CaOやZrO2に起因する失透物が著しく発生する傾向にあり、成形が難しくなる。CaO/ZrO2のより好ましい範囲は0〜0.7であり、さらに好ましくは0〜0.5であり、特に好ましくは0〜0.3である。
尚、本発明において、上記成分以外にも、以下の成分を添加してもよい。
ガラスの粘度を低下させて溶融性や成形性を高めるためにZnOを10%まで、好ましくは8%まで、より好ましくは5%まで添加してもよい。尚、ZnOの含有量が多くなると、密度が大きくなったり、歪点が低下する傾向にあるため、添加量を10%以下に抑えることが望ましい。
ガラスの歪点を高め、しかも、ガラスの高温粘度を低下させて溶融性や成形性を高めるためにNb25、WO3、Ta25を合量で10%まで、好ましくは8%まで、より好ましくは5%まで添加してもよい。尚、これら成分の合量が多くなると、密度が大きくなるため、添加量を合量で10%以下に抑えることが望ましい。
ガラスの失透を抑えるためにP25を3%まで、好ましくは2%まで、より好ましくは1%まで添加してもよい。尚、P25の含有量が多くなると、分相しやすくなるため、添加量を3%以下に抑えることが望ましい。
紫外線によるガラスの着色を抑えたり、化学的耐久性を高めるために、TiO2を10%まで、好ましくは5%まで、より好ましくは3%まで添加してもよい。尚、TiO2の含有量が多くなると、ガラスが着色する傾向にあるため、添加量を10%以下に抑えることが望ましい。
電子線によるガラスの着色を抑えるために、CeO2を5%まで、好ましくは3%まで、より好ましくは2%まで添加してもよい。尚、CeO2の含有量が多くなると、ガラスが着色する傾向にあるため、添加量を5%以下に抑えることが望ましい。
また、清澄剤として、As23、Sb23、SnO2、SO3、F、Cl等を各々3%まで添加することが可能である。尚、フロート法で成形する場合には、As23、Sb23はフロートバス中で還元されて金属異物となるため、導入は避けるべきであり、SO3を20ppm以上含有させることが好ましい。また、オーバーフローダウンドロー法で成形する場合には、Sb23、SnO2及びClを合量で0.1〜3%含有させることが好ましく、特に、Sb23を0.05〜2%、SnO2を0.01〜1%及びClを0、005〜1%の割合で含有させることが好ましい。尚、As23は有用な清澄効果を有するが、環境面から導入は避けることが望ましい。また、As23、Sb23の原料としては三酸化物(As23、Sb23)や五酸化物(As25、Sb25)等を原料として用いることができる。
次に、本発明のディスプレイ用ガラス基板の製造方法について説明する。
まず、上記のガラス組成範囲となるようにガラス原料を調合する。続いて、調合したガラス原料を連続溶融炉に投入して加熱溶融し、脱泡した後、成形装置に供給して板状に成形し徐冷することでガラス基板を得ることができる。
尚、ガラス基板の成形方法としては、スロットダウンドロー法、オーバーフローダウンドロー法、フロート法、リドロー法等の様々な成形方法があるが、ダウンドロー法、特に、オーバーフローダウンドロー法で板状に成形することが好ましい。その理由は、オーバーフローダウンドロー法の場合、他の成形方法と異なり、ガラス基板の表面は、成形体と接することがないため、汚染部のないガラス表面を有しており、未研磨であっても、表面品位の高いガラス基板を得られ、しかも、比較的安価に大型のガラス基板を得やすいためである。
また、無機ELディスプレイは、上記のようにして得られたガラス基板上に、印刷法等で金属電極、誘電体層を順に形成し、次いで、その上にスパッタリング法や蒸着法等で発光体層、誘電体層、透明電極を順に形成し、更に、フォトリソグラフィー等で色変換層を形成した背面基板と、前面基板を貼り合わせることで製造することができる。尚、前面基板としては、ソーダライムガラス基板、本発明のガラス基板のどちらを用いてもよい。
以下、実施例に基づいて本発明を説明する。
表1及び表2は、本発明の実施例を示すものである。
Figure 2007246365
Figure 2007246365
表中の各試料は、次のようにして作製した。
まず、表の組成となるようにガラス原料を調合し、白金ポットを用いて1500〜1600℃で6時間溶融した。その後、溶融ガラスをカーボン板の上に流し出して板状に成形し、徐冷後、板厚が0.7mmになるように両面研磨して、得られた板ガラスを200mm角の大きさに切断加工することで試料ガラスを作製した。
このようして得られた各試料について、密度、熱膨張係数、歪点、軟化点、104及び102.5dPa・sの粘度に相当するガラス融液の温度、液相温度及び液相粘度を測定した。その結果を表に示す。
表から明らかなように、試料No.1〜9の各試料は、歪点が658℃以上であり、熱処理工程におけるガラス基板の熱変形を抑えることができる。また、熱膨張係数が62〜75×10-7/℃であり、周辺材料と良好に整合する熱膨張係数を有しており、熱応力の発生を抑えることができる。更に、102.5dPa・sの粘度に相当するガラス融液の温度が1594℃以下と低く溶融性にも優れ、104dPa・sの粘度に相当するガラス融液の温度が1350℃以下、液相温度が1245℃以下であり成形性にも優れていた。また、液相粘度が104dPa・s以上と高く、大型のガラス基板を安価に大量に生産することができる。
尚、密度については、周知のアルキメデス法によって測定した。
熱膨張係数については、得られた各試料をリメルトし、直径5.0mm、長さ20mmの円柱状の試料を作製し、ディラトメーターで30〜380℃における平均熱膨張係数を測定した。
ガラスの粘度は、次のようにして測定した。
歪点については、得られた各試料をリメルトし、直径8.0mm、長さ100mmの円柱状試料を作製し、次いで、リドロー法でファイバー状に加工したものをASTM C336−71に基づいて測定した。尚、この温度が高い程、ディスプレイ装置を製造する際の熱工程におけるガラス基板の熱変形や熱収縮を抑えることができる。
軟化点については、歪点の測定試料と同様に円柱状試料をリドロー法でファイバー状に加工したものをASTM C336−93に基づいて測定した。
ガラスの粘度が104及び102.5dPa・sに相当するガラス融液の温度は、白金球引き上げ法により測定した。尚、104dPa・sに相当するガラス融液の温度は、ガラスを板状に成形する際の目安になり、この温度が低い方が成形性は良いことになる。また、102.5dPa・sに相当するガラス融液の温度は、ガラスを溶融する際の目安になり、この温度が低い方が溶融性は良いことになる。
また、液相温度の測定については、次の要領で行った。まず、各試料をそれぞれ300〜500μmの大きさに粉砕、混合し、これを白金製のボートに入れて980〜1300℃の温度勾配炉に移して24時間保持し、温度勾配炉より白金製のボートを取り出した。その後、白金製のボートからガラスを取り出した。このようにして得られたサンプルを偏光顕微鏡で観察し、結晶の析出点を測定した。
液相粘度は、上記方法で測定した粘度から粘度曲線を作成し、その粘度曲線から、液相温度に相当する粘度を求めた。
本発明のディスプレイ用ガラス基板は、無機ELディスプレイ用途に限られるものではなく、例えば、液晶、プラズマディスプレイ、電界放射型ディスプレイ用途に用いることも可能である。
無機ELディスプレイの構造を示す説明図である。
符号の説明
10 背面基板
11 金属電極
12 第1の誘電体層
13 無機EL発光体層
14 第2の誘電体層
15 ITO電極
16 色変換層
17 前面基板

Claims (11)

  1. 質量百分率で、SiO2 50〜80%、Al23 4〜13%、B23 0〜10%、MgO 0〜10%、CaO 0〜10%、SrO 5〜15%、BaO 0〜8、Na2O 0〜6%、K2O 7〜15%、ZrO2 5〜15%を含有することを特徴とするディスプレイ用ガラス基板。
  2. Al23/ZrO2が0.5〜2.5であることを特徴とする請求項1記載のディスプレイ用ガラス基板。
  3. CaO/ZrO2が0〜1.0であることを特徴とする請求項1または2に記載のディスプレイ用ガラス基板。
  4. SrO/ZrO2が0.5〜2.0であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のディスプレイ用ガラス基板。
  5. 歪点が630℃以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のディスプレイ用ガラス基板。
  6. 密度が2.80g/cm3以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のディスプレイ用ガラス基板。
  7. 30〜380℃における熱膨張係数が60〜90×10-7/℃であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のディスプレイ用ガラス基板。
  8. 102.5dPa・sの粘度に相当するガラス融液の温度が1600℃以下であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のディスプレイ用ガラス基板。
  9. 液相温度が1250℃以下であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のディスプレイ用ガラス基板。
  10. 液相粘度が104.5dPa・s以上であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のディスプレイ用ガラス基板。
  11. 無機ELディスプレイの背面板として用いることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のディスプレイ用ガラス基板。
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