JP2007245037A - 抗菌、脱臭装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気流路の途中に装置を容易に取付けることができるとともに、装置のメンテナンス作業を容易に実施可能としつつメンテナンスコストを低廉に維持でき、しかも簡単なメンテナンス作業で分解・吸着能力を回復させて半永久的に使用可能な抗菌・脱臭装置を提供する。
【解決手段】空気流路14に連通する機枠12と、機枠12に着脱可能に装着され、空気流路14に介在する光触媒フィルタ16と、光触媒フィルタ16近傍に設置された光源18と、を有し、光触媒フィルタ16は、光触媒を担持し空気の流れと略直交するように板面を向けて配置された厚板状の高強度連続空隙多孔質成型体を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビル等の空調機器に用いられる抗菌、脱臭装置に関し、特に病院や動物育舎等の室内で発生する雑菌や臭気等を除去する抗菌、脱臭装置に関する。
従来、例えばビル等の空調機器において、一部外気を取込みつつ室内の空気を循環させる空調方式が取られている。その際、室内で発生する臭気や雑菌等の除去のために、例えば活性炭等を利用した空気フィルタを空気循環ルートに介設させることが行われる。しかしながら、活性炭等の場合には、ある程度の期間使用されて該活性炭の吸着容量が飽和すると脱臭、除菌性能は著しく低下する。従って、新しいものと定期的に交換しなければならないため、空調機器のランニングコストが高くなってしまうという問題があった。また、活性炭等では微粒子粉体を扱うので、具体的に空気フィルタとして適用する場合に、その詰め替えや、交換作業を伴い、煩雑で交換作業時間もかかるものであった。これに対し、例えば、特許文献1に示すものが開示されている。
特許文献1の図1ないし図3では、酸化チタン等の光触媒を担持させた縦長矩形状の光触媒フィルタ7を、所要の間隔を設けつつ空気の通風方向と所定の角度θ°を有して平行となるように複数枚配置させるとともに、吸込口1から吸込んだ空気を、それらのフィルタ7の間を通過させつつ臭気等を吸着させるものが開示されている。
特開2005−337549
しかし、特許文献1によれば、光触媒フィルタは、その本体が薄い不織布で形成され、その図3に示すように、該光触媒フィルタ自体を例えば数mm程度の間隔を維持しつつ数十枚立設支持させる必要があり、そのため空気流路中にそれらのフィルタを配設施工する際に、それぞれの不織布フィルタやその本体等の細かな位置決めや風量調整が必要であり、フィルタの取付、取外し作業が煩雑で時間がかかるという難点があった。また該薄い不織布状のフィルタを例えば数mm程度の間隔を維持しつつ平行にした状態で数十枚立設支持させることが可能な複雑な構造のフレームが必要になるという問題や、そのため装置の構造複雑化や製作コストが高くなるという問題があった。また、該光触媒フィルタをメンテナンスする際には、例えば一枚ごとに洗浄する必要がある等で、メンテナンス作業が煩雑になるとともに、薄い不織布で破れ易いという問題や、そのため組立作業やメンテナンス作業時の取り扱いが煩雑になるという問題があった。さらに、例えば該光触媒フィルタの洗浄等のメンテナンス作業のたびに光触媒を担持させた不織布の繊維が徐々に離脱し、フィルタの吸着能力が劣化しやすいという問題があった。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、例えば空気流路の途中に装置を容易に取付けることができるとともに、装置のメンテナンス作業を容易に実施可能としつつメンテナンスコストを低廉に維持でき、しかも簡単なメンテナンス作業で吸着能力を回復させて半永久的に使用可能な抗菌・脱臭装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、空気流路14に介設されて空気の抗菌・脱臭を行う抗菌・脱臭装置10であり、空気流路14に連通する機枠12に着脱可能に装着され、空気流路14に介在する光触媒フィルタ16と、光触媒フィルタ16近傍に設置された光源18と、を有し、光触媒フィルタ16は、光触媒を担持し空気の流れと略直交するように板面を向けて配置された厚板状の高強度連続空隙多孔質成型体を含む構成としている。
その際、光触媒フィルタ16は、本体22とその支持枠24と、を含み、光触媒本体22は、多角形厚板体からなり、光触媒フィルタの支持枠24は、該多角形厚板体を着脱自在に嵌着保持させる構造からなっていてもよいし、光触媒フィルタ本体22は、空気の流れと略直交するように板面を向けて配置した際に支持枠24の下部枠28上に載置されて該下部枠28に沿ってスライド出し入れ可能に設けられていてもよい。
また、光源18は、電源線36の長手方向に並列接続されて少なくとも空気流路14を横切る方向yに長い列状に設置された複数個の発光ダイオードランプ30からなっていてもよい。さらに、機枠12は光触媒フィルタの支持枠24自体を収容する収容部32と、収容部32に対向し空気流路の外部と内部とを気密閉鎖する開閉扉34と、を含み、光触媒フィルタの支持枠24は、開閉扉34を介して外部からスライド出し入れ自在に案内し、収容部32内に装着保持されていてもよい。
空気流路に介設されて空気の抗菌・脱臭を行う抗菌・脱臭装置であり、空気流路に連通する機枠に着脱可能に装着され、空気流路に介在する光触媒フィルタと、光触媒フィルタ近傍に設置された光源と、を有し、光触媒フィルタは、光触媒を担持し空気の流れと略直交するように板面を向けて配置された厚板状の高強度連続空隙多孔質成型体を含む構成であるから、例えば、該厚板状の高強度連続空隙多孔質成型体の板面を空気の流れと略直交するよう向けた状態で、空気流路に設けられた機枠に光触媒フィルタを装着すれば済むので、特許文献1の不織布フィルタのような細かな位置決め風量調整作業等が不要となり、該フィルタの取付、取り外し操作が簡単になるとともに、取付、取り外し作業を極めて短時間で行うことができる。また、光触媒フィルタは、厚板状の高強度連続空隙多孔質成型体で形成されているので、例えば特許文献1の不織布によるフィルタを保持させる複雑な構造のフレーム等でなくとも簡単な構造のフレームでも確実に保持できるので、抗菌・脱臭装置の構造簡略化や低コスト化を図ることができる。さらに、使用により該フィルタの吸着能力が低下した場合には、該フィルタを機枠から取外して該多孔質成型体を例えば水で洗浄すること等で吸着能力を初期の状態に容易に回復させることができるので、該フィルタの吸着能力を回復させるためのメンテナンス作業を容易に行うことができるとともに、半永久的に使用可能な抗菌・脱臭装置を提供できる。加えて、光触媒フィルタの取り扱い時に破損させる虞も極めて少なく、該フィルタの取付けや取り外し作業時の煩雑性を軽減できるとともに、破損させて吸着能力を劣化させることもない。
また、光触媒フィルタは、本体とその支持枠と、を含み、光触媒フィルタ本体は、多角形厚板体からなり、光触媒フィルタの支持枠は、該多角形厚板体を着脱自在に嵌着保持させる構造からなる構成であるから、例えば該光触媒フィルタ本体の板面を空気の流れと略直交する様に配置させた状態で支持枠に確実に保持できるとともに、該フィルタ本体の支持枠への組み込みや取り外しを容易に行うことができる。
また、光触媒フィルタ本体は、空気の流れと略直交するように板面を向けて配置した際に支持枠の下部枠上に載置されて該下部枠に沿ってスライド出し入れ可能に設けられている構成であるから、該フィルタを支持枠の下部枠上をスライドさせて出し入れさせるという簡単な操作で光触媒フィルタ本体を支持枠に装着あるいは取外すことができるので、該フィルタの取付けや取り外し操作を容易かつ短時間で行うことができる。
また、光源は、電源線の長手方向に並列接続されて少なくとも空気流路を横切る方向に長い列状に設置された複数個の発光ダイオードランプからなる構成であるから、光触媒フィルタ本体を活性化させるために発光ダイオードランプを点灯させても例えば蛍光灯等よりも発熱量が少ないので、使用中の安全性が高まるとともに、従来発熱のために使用が制限されていた場所等への応用範囲が広まる。また、発光ダイオードランプは電源線の長手方向に列状に設置されているので、例えば電源線を折曲させて配列させる等の設置場所の構造に応じて配列させることができ、該発光ダイオードランプの取付け自由度が高まる。
また、機枠は光触媒フィルタの支持枠自体を収容する収容部と、収容部に対向し空気流路の外部と内部とを気密閉鎖する開閉扉と、を含み、光触媒フィルタの支持枠は、開閉扉を介して外部からスライド出し入れ自在に案内し、収容部内に装着保持される構成であるから、例えば開閉扉を開いて光触媒フィルタの支持枠をスライドさせつつ収容部内に出し入れ自在に装着できるので、光触媒フィルタの取付や取り外し操作の容易化が図れ、組み込み時間やメンテナンス作業時間の短時間化を図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。本発明の抗菌・脱臭装置は、光触媒を担持した板状の高強度連続空隙多孔質成型体を含む光触媒フィルタを、空気の流れと略直交するように該フィルタの板面を向けて配置させた状態で、空気流路に設けられた機枠に着脱自在に装着させるもので、そのため例えば空気流路の途中に装置を容易に取付けることができるとともに、装置のメンテナンス作業を容易に実施可能としつつメンテナンスコストを低廉に維持でき、しかも簡単なメンテナンス作業で吸着能力を回復させて半永久的に使用可能なものである。
図1ないし図9は、本発明に係る抗菌・脱臭装置の実施形態を示しており、本実施形態において抗菌・脱臭装置は、例えば図9に示すように、室内Rから排出される空気を再度室内に循環させる空気流路14の途中に介設されて実施される。なお、図9において、空気流路14を形成するダクト44とは別体の機枠12を該ダクト44に連結させ、該機枠12の中に光触媒フィルタ16を装着させているが、例えばダクト44の途中に開口を設けて該開口を介して光触媒フィルタ16をダクト44内に直接装着させてもよい。本実施形態において、抗菌・脱臭装置は、光触媒フィルタ16と、光源18と、厚板状の高強度連続空隙多孔質成型体(以下「成型体」という。)と、を有する。
本実施形態において、光触媒フィルタ16は、空気中の菌類や臭気成分等を分解して吸着させるための分解吸着手段であり、光触媒フィルタ本体22と、支持枠24と、を含む。本実施形態において、光触媒フィルタ本体22は、多角形厚板体からなり、該多角形厚板体は上述した成型体から構成されている。光触媒フィルタ本体22は、以下のようにして得ることができる。まず、例えばポリウレタンフォームを、例えば3cm〜5cm程度の厚みで略30cm程度の辺を有する略正方形厚板状に形成し、これを例えば炭化ケイ素粉末等を有機バインダと一緒に水等に分散させて調整したセラミックスラリに含浸し、その後これを乾燥・焼成してセラミック多孔質成型体を形成する。次に、このセラミック多孔質成型体に、光触媒物質である例えば酸化チタン等の粒子を水や溶媒に分散させた酸化チタンゾルに浸漬してこれらの酸化チタンを該成型体の表面にコーティングし、これを焼き付けることで、該成型体を得ることができる。したがって、例えば該光触媒フィルタ本体22をその板面が空気の流れと略直交するように配置するだけで、該光触媒フィルタ本体22を通過する空気は多孔質部に形成される連続空隙(図示しない)を通過しつつ空気中の菌類や臭気成分を多孔質部の表面に十分吸着させることができる。また、本実施形態の光触媒フィルタ本体22は四角形厚板体(図4)で形成されているので、例えば該本体22を空気の流れに直交する方向に向けた状態で保持させるための複雑な構造のフレーム等は不要となり、抗菌・脱臭装置の構造の簡略化を図ることができる。また、該光触媒フィルタ本体22は、例えば取り扱い時に機枠12等にぶつけても破損することもない程度の強度を有する。さらに、ある程度使用して分解・吸着能力が低下した場合には、例えば水等で光触媒フィルタ本体22の表面を洗浄することで、該表面の吸着物質を洗い流して分解・吸着能力を容易に回復させることができる。なお、該光触媒フィルタ本体22の寸法は、本実施形態のものに限らず、空気流路の断面やそこを通過させる空気の流量等に応じた任意の寸法に設定することができる。また、光触媒フィルタ本体は本実施形態の略正方形厚板状に限らず、長方形や六角形等の多角形状や円形厚板状に形成されていてもよい。
本実施形態において、支持枠24は、光触媒フィルタ本体22を着脱自在に嵌着保持する。図3に示すように、支持枠24は、光触媒フィルタ本体22を例えば4枚分保持できるように、全体が正面視で田字状に形成される。より詳しくは、図3、図4に示すように、例えば該光触媒フィルタ本体22の横辺の略2倍の長さで該光触媒フィルタ本体22の幅よりやや広い幅を有する3本のH鋼部材60を水平に向け、該光触媒フィルタ本体22の略縦辺の長さの間隔を空けた状態で上中下の三列平行状態に配置し、これらのH鋼部材60の長さ方向の中央部を垂直方向に横架する垂直なH鋼部材62を配置した状態で、これらのH鋼部材60、62を例えば溶接等で連結固定する。次に、図3、図4に示すように、上述した垂直H鋼部材62と略同じ長さと幅を有する断面コ字状部材64を、水平なH鋼部材60の両端部を垂直方向にそれぞれ横架させて配置する。その際、上述したコ字状部材64は、図4に示すように、その下端部を最下列の水平H鋼部材60の両端側に、例えば該水平H鋼部材60を幅方向に貫通させるピン部材66に軸支されつつ枢支連結される。そして、図4に示すように、該コ字状部材64は該ピン部材66に軸支されて垂直面を回動するとともに、その上端部を最上列に位置する水平H鋼部材60の両端に、着脱自在にネジ部材68等でそれぞれ係止連結される。したがって、図4に示すように、コ字状部材64を枢支させて水平状態にすれば、上述した水平なH鋼部材の間70に光触媒フィルタ本体22を着脱自在に装着できる。その際、図4に示すように、光触媒フィルタ本体22を立設させた状態で、その下側を例えばH鋼部材60の溝で挟み込むようにしてその上をスライドさせることができる。すなわち、光触媒フィルタ本体22はH鋼部材60及びコ字状部材64を下部枠28として該下部枠28に沿って簡単にスライド出し入れできる。なお、支持枠に支持される光触媒フィルタ本体の枚数は任意の枚数とすることができるし、支持枠の形状は本実施形態の形状に限定されるものではなく、装着される光触媒フィルタ本体の枚数や形状等に応じて例えば正面視で長方形や六角形等の多角形状や円形状に形成されていてもよい。
本実施形態において機枠12は、収容部32と、開閉扉34と、機枠本体38と、を含む。図5に示すように、収容部32は、光触媒フィルタの支持枠24自体を、その板面を空気の流れと略直交するように向けて収容させるための収容手段である。図5に示すように、収容部32は、底板部材26と、天井部材80と、支柱76と、を含み、全体が四角柱状の枠体で形成される。本実施形態において、底板部材26は、長方形薄板材72と、案内部材74a、74bと、を含む。図5、図6に示すように、長方形薄板材72は、上述した光触媒フィルタの支持枠24の横辺と略同じ長さの長辺と所要の幅を有する薄い鋼板部材で形成される。本実施形態において、案内部材74a、74bは、上述した光触媒フィルタの支持枠24を底板部材26上でスライドさせる際の案内手段である。図5、図6に示すように、案内部材74aは、上述した長方形薄板材72の長辺と略同じ長辺と所要の幅である程度の厚さを有する短冊状板部材で形成される。また案内部材74bは、上述した案内部材74aの長さと略同じ長さで、案内部材74aの厚さと略同じ厚さと幅を有する四角柱棒部材で形成される。そして、案内部材74a、74bは、図5、図6に示すように、その長辺を該長方形薄板材72の長辺と平行にした状態で、光触媒フィルタ本体22の幅と略同じ間隔を設けて該長方形薄板材72上にネジ止め等で固定して設けられる。
次に、本実施形態において、収容部32は、図5に示すように、光触媒フィルタの支持枠24の縦辺と略同じ長さの支柱76を、底板部材26の四角のそれぞれに溶接等で垂設固定し、該底板部材26と同じ構造で案内部材74a、74bを設けた天井部材80を底板部材26と対向させて配置し、これらの支柱の他端側に固定している。したがって、図5に示すように、収容部32は、底板部材26の短辺側を光触媒フィルタの支持枠24の入出口82とし、光触媒フィルタの支持枠24を底板部材26に立設させた状態で案内部材74a、74bに案内されつつ収容部32にスライド出し入れ可能となる。また、収容部32は、図5に示すように、該入出口82を閉鎖させる側板78を備え、該側板78は支柱76にネジ等で着脱可能に固定される。したがって、光触媒フィルタの支持枠24を収容部32に装着後は、該側板78で入出口82を閉鎖して光触媒フィルタの支持枠24を収容部32中に装着保持できるとともに、必要に応じて側板82を外して光触媒フィルタの支持枠24を取り出すことができる。また、本実施形態において、収容部32には2個分の光触媒フィルタの支持枠24を装着可能(図5)となっているが、必要に応じた任意の枚数とすることができることはいうまでもない。さらに、収容部は、本実施形態における全体が四角柱状の枠体に限らず、光触媒フィルタ本体の形状に応じた例えば円柱状の枠体で形成されていてもよい。
本実施形態において、機枠本体38は、図1、図2に示すように、上述した収容部32をその中に配置させる。その際、後述するプレフィルタ46及びアフターフィルタ48等を一緒に収容させてもよい。したがって、機枠本体38は該収容部32や他のフィルタ46、48を収容できる程度の大きさを有する全体が四角柱状の鋼製箱体で形成される。また、機枠本体38は、図1、図2示すように、その箱体の一つの面を作業開口52とし、光触媒フィルタ16およびプレフィルタ46等を出し入れさせる。そして、図2に示すように、機枠本体38は、該作業開口52を挟む両側の対向する面に連結管53を設け、ダクト44と連結している。よって、図2に示すように、空気流路(44)を流れて来た空気は、機枠12内をIN側からOUT側へと流れてゆく。そして、収容部32は、図1、図2、図6に示すように、光触媒フィルタ本体22を収容部32に収容させた状態で、該本体22の板面が上述した空気の流れと略直交するように向けられて、作業開口52の横辺の中央近傍の機枠本体38内に例えばガイド部材40等で挟持されて配置される。なお、図1、図2に示すように、光触媒フィルタ16の前方にプレフィルタ46を設け、室内で発生する埃等によって光触媒フィルタ16の多孔質部が目詰まりしないようにすることが望ましい。さらに、図1、図2に示すように、例えば光触媒フィルタ16の後方に、アフターフィルタ48を設け、室内等への埃の侵入を防止してもよい。また、機枠本体38は、本実施形態における四角柱状に限らず、収容部の形状に応じた例えば円柱状としてもよいし、六角柱状等の多角柱状に形成されていてもよい。また、鋼製に限らず例えばステンレス製等の他の金属製や、合成樹脂製であってもよい。
本実施形態において、開閉扉34は、空気流路の外部と内部とを気密閉鎖する。図1、図6に示すように、開閉扉34は、上述した機枠本体38の作業開口52の全体を覆う程度の大きさで所要の厚みを有する長方形状の板部材で形成される。そして、図1に示すように、一つの縦辺を例えば蝶番54を介して機枠本体38に枢支連結され、蝶番54側と対向する縦辺側に係止部材56を設け、該扉34を係止している。したがって、図2に示すように、作業開口52を開閉させる開閉扉34(後述)は収容部32に対向して配置される。したがって、図6に示すように、一旦収容部32を機枠本体38内に配置させれば、図7に示すように、光触媒フィルタの支持枠24は、開閉扉34を介して外部からスライド出し入れ自在に案内し、収容部32内に装着保持される。また、開閉扉34と機枠本体38とが当接する部位に、例えばある程度弾性を有する合成樹脂(図示しない)を設けて空気流路の内外を気密閉鎖している。なお、開閉扉は、本実施形態の一個のものに限らず、例えば作業開口を機枠本体の対向する二面に設け、その二面のそれぞれに設けてもよい。また、例えばダクトに直接作業開口を設ける場合には、開閉扉をダクト等に直接取り付けてもよい。
本実施形態において、光源18は、その光を光触媒フィルタ16に照射することで、光触媒フィルタ本体22に担持された酸化チタン等の光触媒を活性化させる。本実施形態において、光源18は、複数個の発光ダイオードランプ30を、空気流路を横切る方向に長い列状に設置されて形成される。より詳しくは、図6に示すように、単体の発光ダイオードランプ30を例えば4個(301、302、303、304)並列接続させて形成されたランプユニット84を、電源線36の長手方向に沿って所要の間隔を設けつつ長い列状にそれらのランプユニット84を複数個接続配置して形成される。したがって、光源18は、電源線36が柔軟に変形可能だから、全体が柔軟性、可撓性を有している。そして、これらのランプユニット84は、図5、図6に示すように、上述した収容部32の底板部材26および天井部材80に設置された案内部材74a、74a上に、その長さ方向全体に渡って長い列状に配置され、ネジ止め等で固設されている。すなわち、ランプユニット84は、空気流路14を横切るように長い列状に設置される。したがって、光触媒フィルタ支持枠24を収容部32に装着させれば発光ダイオードランプ30の光は、光触媒フィルタ16の上部側及び下部側から板面全体を満遍なく照射して効率的に光触媒を活性化する。なお、発光ダイオードランプ30は、公知の発光ダイオードランプを用いることができるが、光触媒が例えば酸化チタンの場合には380nm以下の発光波長のものを選択する等、光触媒の種類に応じた波長のものを選択することが好ましい。以上のように、発光ダイオードランプ30を用いることで、従来の蛍光灯等に比較して発熱量を抑えることが可能となり、従来発熱のために使用が制限されていた場所等への応用範囲が広まる。また、ランプユニット84は電源線36の長手方向に沿って所要の間隔を空けて列状に配置されるので、電源線36を例えば柔軟性、可撓性を有する公知の電気コード等で形成し、下地の凹凸等の必要に応じて該電源線36を折曲させつつ配置させることもでき、施工自由度が高まる。また、本実施形態において、光源18は発光ダイオードランプのランプユニット84を単位としているが、これに限るものではなく、例えば個々の発光ダイオードランプ30をメッシュ状に組んで光触媒フィルタの板面に近接させて配置させ、該板面の全体を照射させるよう形成してもよいし、所要の位置に反射板等を配置させてもよい。また、図8に示すように、公知の水銀ランプ86等で形成してもよい。
次に、本実施形態による抗菌・脱臭装置の作用について図1ないし図9に基づいて説明する。まず、図1に示すように、例えばダクト44の途中の所要位置に、連結管53を介して機枠12を設置する。つぎに、図6に示すように、開閉扉34を開け、収容部32を機枠12内に配置させる。次に、光触媒フィルタの支持枠24に光触媒フィルタ本体22を嵌着保持させる。その際光触媒フィルタ本体22は、図4に示すように、空気の流れと略直交するようにその板面を向けて、支持枠24の下部枠28上に載置させつつ該下部枠28に沿って容易にスライド出し入れできる。次に、図7に示すように、光触媒フィルタ支持枠24を収容部32内に装着する。その際、光触媒フィルタの支持枠24は、開閉扉34を介して外部からスライド出し入れ自在に案内されて、収容部内に装着保持される。その後、図7に示すように、収容部32の入出口82を側板78で閉鎖させる。次に、必要に応じて、プレフィルタ46やアフターフィルタ48を装着し、開閉扉34で作業開口52を気密閉鎖する。その後、例えばファン(図9)がONの状態の時に、光源18をONにして光触媒フィルタ16を活性化させつつ空気循環を行う。その際、例えば抗菌・脱臭装置のIN側およびOUT側に差圧計を設置し、光触媒フィルタ16のメンテナンス時期を通報させてもよい。そして、該光触媒フィルタ16の分解・吸着能力が低下した等の必要に応じて、光触媒フィルタの支持枠24を収容部32からスライド自在に引き抜き、さらに図4に示すように、光触媒フィルタ本体22を該支持枠24から外して光触媒フィルタ本体22自体を水等で洗浄して分解・吸着能力を回復させ、再利用させることができる。もちろん、光触媒フィルタ支持枠24を収容部32に最初に装着しておいて、その後収容部32ごと機枠12に収容することもできる。
以上のように、本発明の抗菌・脱臭装置によれば、空気流路の途中に装置を容易に取付け、取外すことができ、そのため、短時間で装置を組み込む、組み外すことができるとともに、装置のメンテナンス作業を容易に実施可能としつつメンテナンスコストを低廉に維持でき、しかも簡単なメンテナンス作業で分解・吸着能力を回復させて半永久的に使用可能な抗菌・脱臭装置を提供できる。
以上説明した本発明の空気流路に設置される抗菌、脱臭装置は、上記した実施例のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。
本発明の抗菌・脱臭装置は、ビル等の空調システムのみならず一般家庭の空調機器に至るまで幅広く適用し得る。
本発明の実施形態に係る抗菌・脱臭装置の一部切り欠いた正面図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明の実施形態に係る光触媒フィルタの正面図である。 本発明の実施形態に係る光触媒フィルタの説明斜視図である。 本発明の実施形態に係る光触媒フィルタの収容部を説明する概略斜視図である。 本発明の実施形態に係る抗菌・脱臭装置を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態に係る抗菌・脱臭装置を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態に係る抗菌・脱臭装置の他の実施例の説明斜視図である。 本発明の実施形態に係る抗菌・脱臭装置を組み込んだ空調システムの概略説明図である。
符号の説明
10 抗菌・脱臭装置
12 機枠
14 空気流路
16 光触媒フィルタ
22 本体
24 支持枠
28 下部枠
30 発光ダイオードランプ
32 収容部
34 開閉扉
36 電源線

Claims (5)

  1. 空気流路に介設されて空気の抗菌・脱臭を行う抗菌・脱臭装置であり、
    空気流路に連通する機枠に着脱可能に装着され、空気流路に介在する光触媒フィルタと、
    光触媒フィルタ近傍に設置された光源と、を有し、
    光触媒フィルタは、光触媒を担持し空気の流れと略直交するように板面を向けて配置された厚板状の高強度連続空隙多孔質成型体を含むことを特徴とする抗菌・脱臭装置。
  2. 光触媒フィルタは、本体とその支持枠と、を含み、
    光触媒フィルタ本体は、多角形厚板体からなり、
    光触媒フィルタの支持枠は、該多角形厚板体を着脱自在に嵌着保持させる構造からなることを特徴とする請求項1記載の抗菌・脱臭装置。
  3. 光触媒フィルタ本体は、空気の流れと略直交するように板面を向けて配置した際に支持枠の下部枠上に載置されて該下部枠に沿ってスライド出し入れ可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の抗菌・脱臭装置。
  4. 光源は、電源線の長手方向に並列接続されて少なくとも空気流路を横切る方向に長い列状に設置された複数個の発光ダイオードランプからなる請求項1ないし3のいずれかに記載の抗菌・脱臭装置。
  5. 機枠は光触媒フィルタの支持枠自体を収容する収容部と、収容部に対向し空気流路の外部と内部とを気密閉鎖する開閉扉と、を含み、
    光触媒フィルタの支持枠は、開閉扉を介して外部からスライド出し入れ自在に案内し、収容部内に装着保持されることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の抗菌・脱臭装置。
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