JP2015114045A - レンジフード用脱臭装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造を合理化することによって、各フィルタの取扱い性などを向上し得るようにする。
【解決手段】中空のレンジフード本体8の内部に設けられた、油煙5を下方から上方へ通すためのダクト部21に対して、脱臭ユニット25が設けられる。この脱臭ユニット25が、上下面に油煙5を通す開口、開口を有するものとされる。また、脱臭ユニット25が、ダクト部21に対し水平方向へのスライドにより着脱が可能な箱枠状のユニットケーシングを備えるものとされる。このユニットケーシングが、その内部に、少なくとも、グリスフィルタ26と、光触媒フィルタ27および光源31と、活性炭フィルタ33と、を下側から順番に収容設置可能なものとされる。
【選択図】図2

Description

この発明は、レンジフード用脱臭装置に関するものである。
例えば、飲食店やファーストフード店やコンビニエンスストアなどのような、調理機器を備えた店舗などでは、店舗内に、調理機器から出た油煙を集めて屋外へ排出するためのレンジフードが備えられる。
このようなレンジフードは、油煙を集めるフード部と、このフード部で集められた油煙を通すダクト部を内部に備えた中空のレンジフード本体と、を有するものとされる。
そして、上記したフード部やダクト部などに対し、グリスフィルタや、脱臭材や、活性炭フィルタや、除塵フィルタなどの各種のフィルタ類を個別に設置して、油煙に対する各種の処理を行なわせるようにしたものも存在している(例えば、特許文献1参照)。
特許第4833521号
しかしながら、上記特許文献1のレンジフードは、グリスフィルタや、脱臭材や、活性炭フィルタや、除塵フィルタなどの各種のフィルタ類を、フード部やダクト部などの各部に対して、それぞれ別個に分散配置するようにしていたので、構造が合理的ではなかった。そのため、例えば、各フィルタは、大きさや形状などがそれぞれ異なるものとなっていると共に、その配置なども相互に離れたものとなっており、各フィルタの取扱い要領や交換要領がそれぞれ異なってしまうので、構造に共通性がなく、取扱い性も極めて悪かった。
そこで、この発明は、構造を合理化することによって、各フィルタの取扱い性などを向上し得るようにすることを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、中空のレンジフード本体の内部に設けられた、油煙を下方から上方へ通すためのダクト部に対して、脱臭ユニットが設けられ、該脱臭ユニットが、上下面に油煙を通す開口を有して、前記ダクト部に対し水平方向へのスライドにより着脱が可能な箱枠状のユニットケーシングを備えると共に、該ユニットケーシングが、その内部に、少なくとも、油煙中に含まれる油脂ミストを捕集するグリスフィルタと、油煙中に含まれる臭気成分およびPAH(多環芳香族炭化水素)を光触媒反応によって分解可能な光触媒フィルタ、および、該光触媒フィルタに光触媒反応を生じさせる光源と、油煙中に含まれる臭気成分を吸着可能な活性炭フィルタと、を下側から順番に収容設置可能とされたレンジフード用脱臭装置を特徴とする。
本発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、箱枠状のユニットケーシングの内部に、グリスフィルタ、光触媒フィルタ、活性炭フィルタなどの各種フィルタ類と、光触媒フィルタに光触媒反応を起こさせるための光源とを設置して、ダクト部に対し水平方向に着脱可能な一体の脱臭ユニットを構成した。これにより、必要なフィルタ類を一まとめにしてコンパクトにユニット化して成る、合理的な構造の脱臭ユニットを得ることができる。以って、脱臭ユニットは、全体として取扱い性の良いものとなると共に、高い脱臭性能を得るのに有利な構造を備えたものとなる。
本発明の実施の形態にかかる脱臭ユニットを備えたレンジフードおよび調理機器の全体斜視図である。 図1のレンジフードの内部を側方から見た縦断面図である。 図1のレンジフードの内部を正面側から見た縦断面図である。 脱臭ユニットを取り外した状態を示すレンジフードの斜視図である。 図4の脱臭ユニットの斜視図である。 脱臭ユニットの上面を図中正面側に向けて見た斜視図である。 脱臭ユニットの底面を図中正面側に向けて見た斜視図である。 活性炭フィルタが見えるように分解した状態を示す脱臭ユニットの斜視図である。 図8の脱臭ユニットから、活性炭フィルタおよび光触媒フィルタを取り外した状態を示す斜視図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。図1〜図9は、この実施の形態を示すものである。
まず、この実施の形態の構成について説明する。
例えば、飲食店やファーストフード店やコンビニエンスストアなどのような、調理機器を備えた店舗などに対し、調理機器から出た油煙を集めて処理するためのレンジフードを設けるようにする。なお、店舗は上記に限るものではなく、また、レンジフードを設けることができるのは、店舗に限るものではない。
図1は、レンジフード1の全体を示す斜視図である。まず、図1の下部には、調理機器2の一例としてのフライヤー(揚げ物機)が設置されている。このフライヤーは、その上面側に、高温油槽3を有しており、この高温油槽3には、浸漬および引き上げ可能な揚物調理用網4が配設されている。揚物調理用網4には、取り扱いが容易なように、持ち手が取付けられている。但し、調理機器2は、フライヤーに限るものではない。
そして、この調理機器2の上方に対して、上記したレンジフード1が設置されている。このレンジフード1は、フライヤーなどの調理機器2から立ち上った油煙5などの処理対象ガスを集めるフード部6と、このフード部6に集められた油煙5を誘引して店舗内(屋内)に排気させるための屋内排気口7を上部に有するレンジフード本体8と、を備えたものとされる。
図2は、図1を側方から見た断面図である。上記したフード部6は、調理機器2よりも若干大きい矩形状をした平たい箱型のものとされており、調理機器2の上方を覆うように設けられている。このフード部6は、下面側が開放されており、この開放部分には、フード部6よりも一回り小さい整流板11が、フード部6の下縁部との間に吸入口部12となる隙間を形成するように設置されている。そして、上記した調理機器2からの油煙5は、整流板11に当たると、整流板11に沿って横方向へ導かれ、吸入口部12からフード部6の内部へと取り込まれるようになっている。
また、上記したレンジフード本体8は、フード部6よりも一回り小さい中空の箱状のものとされて、フード部6の上部に一体的に設置されている。レンジフード本体8の下面部分とフード部6の上面部分との間には、フード部6へ入った油煙5をレンジフード本体8側へ導くための本体入口部14が設けられている。そして、レンジフード本体8内部の下部には、フード部6の油煙5を、本体入口部14を介してレンジフード本体8の内部へと誘引するためのファン15が設置されている。
箱状のレンジフード本体8は、その前面パネル17を開くかまたは取り外すことによって、内部が露出されるようになっている。上記した屋内排気口7は、この前面パネル17の上部に、屋内へ臨むように形成されている。なお、このレンジフード本体8は、屋外排気口を備えていない。このように、屋外排気口部を設けないことにより、レンジフード1の構造を簡略化すると共に、店舗への入居時に、店舗の外壁などに排気用の穴を開ける工事を行う必要をなくすことができると共に、店舗からの退去時に、現状復帰のために上記した排気用の穴を塞ぐ工事を行う必要をなくすことができるので、費用面や工期面でメリットが大きく、しかも、近隣への臭気拡散を防止することができる。但し、屋外排気を行わずに屋内排気のみで済ませられるようにするためには、レンジフード1には、上記した油煙5などの処理対象ガスを高度に脱臭して、クリーンな処理済ガス18に変えることができるような、高い処理能力が必要となる。よって、上記したような高いレベルの処理能力を備えていないレンジフード1については、屋外排気口を設けて、屋外排気口を店舗の外壁に形成した排気用の穴に接続しなければならないのは勿論である。
そして、レンジフード本体8の内部には、上記したファン15(のファンケース)と、上記した屋内排気口7との間を接続するように、油煙5を下方から上方へ向けて通すためのダクト部21が設けられる。このダクト部21は、流路断面が矩形状のものとされて、その前部壁22が取り外せるようにビス23で固定されている。
このダクト部21の内部には、油煙5に対して脱臭などの処理を行うためのレンジフード用脱臭装置となる脱臭ユニット25が備えられる。この脱臭ユニット25は、少なくとも、油煙5中に含まれる油脂ミストを捕集するグリスフィルタ26と、油煙5中に含まれる臭気成分およびPAH(多環芳香族炭化水素)を光触媒反応によって分解可能な光触媒フィルタ27、および、この光触媒フィルタ27に光触媒反応を生じさせる光源31と、油煙5中に含まれる臭気成分を吸着可能な活性炭フィルタ33と、を油煙5の流れに沿って下側から順番に設置したものとされる。そして、グリスフィルタ26、光触媒フィルタ27、活性炭フィルタ33などの各フィルタは、全てほぼ同じ大きさの矩形状となるように形成されて、ダクト部21の流路断面を横切るように平行に設置される。なお、各種のフィルタの厚みや構成については、それぞれの機能に応じて最適化されるため、異なっても良いのは勿論である。
そして、上記した光触媒フィルタ27と光源31とによって、高い脱臭効率が得られる光脱臭部が形成される。この光脱臭部では、光触媒フィルタ27と光源31とは上下方向に対して、交互に設置される。この場合、高い脱臭性能と脱臭ユニット25のコンパクト化とを両立させるために、光触媒フィルタ27は、上下三段に設置されると共に、三段の光触媒フィルタ27の間に対して、光源31が二段に設置されている。但し、光触媒フィルタ27と光源31との設置段数はこれに限るものではない。
更に、脱臭ユニット25には、図示しないアセトアルデヒド分解フィルタを設置することもできる。このアセトアルデヒド分解フィルタは、臭気の種類や含まれる成分に応じて一番上又は一番下の光触媒フィルタ27に替えて設置される。このアセトアルデヒド分解フィルタも、各フィルタと同じ大きさのほぼ矩形状のものとされて、ダクト部21の流路断面を横切るように平行に設置される。
ここで、上記についての若干の補足説明を行うと、脱臭ユニット25は、各種のフィルタ類を、所要の間隔を有して上下方向にほぼ積層した状態にして、概ね、150ミリ〜250ミリ程度の高さ、より好ましくは、150ミリ〜200ミリの高さに収まるようにしたものとされる。即ち、この脱臭ユニット25の高さは、(通常の手の大きさを有する)作業者が支障なく手で掴んだり持ったりして取扱うことができる適度な厚み(把持可能厚または取扱容易厚)に構成される。なお、この場合の脱臭ユニット25の厚みは、その大部分が、光脱臭部の厚みとなる。そして、上記した厚み(把持可能厚または取扱容易厚)に構成されることにより、脱臭ユニット25は、小型化されて、取扱性や設置性および施工性が格段に良好なものとなる。
上記した油脂ミストは、調理臭などの臭気成分を含んだ細かい油の飛沫であり、レンジフード1にとっては、付着したり蓄積したりすると、非常にやっかいな汚れ成分(油汚れ)となるものである。
グリスフィルタ26は、例えば、繊維状のアルミニウムを布状に織ったものなどとされる。このグリスフィルタ26は、処理対象ガスでは腐食されない金属によって構成された枠部材などに取付けられたり収容されたりするなどして面状化される。
臭気成分には、上記した油脂ミスト以外にも、様々なものが存在している。この場合には、臭気成分は、主に調理臭を想定しているが、喫煙臭などを含んでも良い。更に、上記以外の臭気成分を含んでいても良い。
PAH(多環芳香族炭化水素)は、主に、上記した油脂ミストに含まれるものである。このPAHは、不完全燃焼などによって発生されるものであり、発がんリスクがあるとして、近年、特に懸念されているものである。この発がんリスクは、交通量の多い道路の道端付近と同程度のレベルのものであるとの研究結果も報告されている。
光触媒反応は、光触媒と光とを利用した酸化・還元反応などである。この光触媒反応によって、臭気成分やPAHや油脂ミストを分解することができると共に、これらは完全に酸化されると、水と二酸化炭素になる。
光触媒フィルタ27は、処理対象ガスが通過可能なセラミック多孔体の表面や内部に、光触媒となる酸化チタン(TiO)などの粉末を焼き付け固定したものなどとされる。この場合、光触媒フィルタ27は、所要厚さを有する面板状のものとされる。光触媒フィルタ27の厚さは、光源31からの光が、内部を通って反対面側へギリギリ到達し得るようなものとするのが、高い脱臭性能を得る上では好ましい。なお、光触媒フィルタ27には、光触媒以外にも、臭気成分の種類に応じて、銀や銅やその他の触媒成分を適宜担持させることが可能である。
光源31には、紫外線を発光するものや、紫外線を含む光を発光するものなどが使用される。光源31には、例えば、紫外線管(蛍光管タイプのもの)や、紫外線ランプ(電球タイプのもの)や、紫外線発光ダイオード(LED)などの各種のものを適宜使用することができる。このうち、紫外線発光ダイオードは、形状に自由度があるので、蛍光管型や電球型に構成することもできるし、それ以外の形状に構成することもできる。この場合、光源31には、蛍光管タイプのもの(紫外線管や紫外線発光ダイオードなど)が使用されている。
活性炭フィルタ33は、多数の微細な穴を有することで広い表面積を持つ多孔性の活性炭によって臭気成分を吸着除去させるようにしたフィルタのことである。この活性炭フィルタ33は、粉末活性炭や粒状活性炭を、例えば、不織布やウレタンフォームなどのシートに、挟み込んだり接着したりして成るシート状のもの(活性炭シート)などとされる。この活性炭フィルタ33は、例えば、処理対象ガスでは腐食されない金属によって構成された枠部材などに対して着脱自在に収容設置される。
アセトアルデヒドは、臭気成分の中でも、特に臭気が強く、最も苦情になり易いものの一つである。このアセトアルデヒドは、光脱臭部によって分解除去することができる。なお、アセトアルデヒドには、これと類似した成分を有するもの(アルデヒド類)をも含むことができる。
アセトアルデヒド分解フィルタは、アセトアルデヒドに特化した分解機能を有する専用フィルタである。このアセトアルデヒド分解フィルタには、例えば、金属酸化物触媒フィルタが用いられる。このアセトアルデヒド分解フィルタを用いることにより、光脱臭部のみによってアセトアルデヒドを分解する場合よりも、アセトアルデヒドを分解除去する性能を更に向上することが可能となる。
次に、図3は、図1を正面側から見た断面図である。この図では、上記したダクト部21は、棚枠状のものとされている。そして、この棚枠状のダクト部21に対して、脱臭ユニット25が着脱自在に収容設置されている。
図4は、棚枠状のダクト部21から脱臭ユニット25を取り外した状態を示す斜視図である。この棚枠状のダクト部21は、左右の内側壁部に対し、それぞれ前後方向へ延びる三本の棚桟部35を上下方向に間隔を有して三段に取付けたものとされる。そして、脱臭ユニット25は、箱状のものとされて、左右の各棚桟部35にその上下部および中間部を支持または案内されると共に、左右の棚桟部35に沿い、前後方向へ向けて水平にスライドさせて着脱し得るようになっている。
この場合、脱臭ユニット25の上面には、油煙5を通すための矩形状をした小さな開口39が複数形成されている。これらの開口39には、活性炭フィルタ33の一部が臨んでいる。また、脱臭ユニット25の前面上部からは、電源コード41が延びており、ダクト部21の前部壁22には、電源コード41を通すための切欠部42が形成されている。脱臭ユニット25の両側面には、中間の棚桟部35によって案内される凹溝部45が、前後方向へ延びるように形成されている。
図5は、図4の脱臭ユニット25の斜視図である。図6は、脱臭ユニット25の上面を図中正面側に向けて見た斜視図である。脱臭ユニット25は、その上面板46が、取り外せるようにビス47によって固定されている。また、図6に示すように、脱臭ユニット25は、その前面板48が、取り外せるようにビス49によって固定されている。
図7は、脱臭ユニット25の底面を図中正面側に向けて見た斜視図である。この場合、脱臭ユニット25の底面には、油煙5を通すための矩形状をした大きな開口51が1つ形成されている。この開口51には、グリスフィルタ26の中央部が臨んでいる。また、脱臭ユニット25の底面板52が、取り外せるようにビス53によって固定されている。
図8は、活性炭フィルタ33などが見えるように上面板46および前面板48(図示せず)を取り外した脱臭ユニット25を示す斜視図である。この脱臭ユニット25は、左右一対の側部枠56と、これら一対の側部枠56の後端部間を連結する後部枠58とを有する平面視コ字状(またはC字状)のケース本体を有するものとされる。そして、この平面視コ字状のケース本体における、側部枠56の前端部間の位置に、上記した前面板48を設置することによって、側部枠56の前端部間が連結または閉止され、箱枠状のユニットケーシング61が構成される。
そして、このようなユニットケーシング61に対し、グリスフィルタ26と、光触媒フィルタ27と、活性炭フィルタ33とは、それぞれ矢印で示すように、水平方向(この場合には、前後方向)へのスライドによって個別に着脱が可能とされている。
図9は、図8に対し、活性炭フィルタ33および光触媒フィルタ27を取り外した状態を示すユニットケーシング61の斜視図である。上記した光源31は、ユニットケーシング61に横向きに固定された矩形枠状の光源取付用フレーム65に備えられたソケット66に対して交換可能に取付けられる。光源31は、前後方向へ延びると共に、左右方向へ所要の間隔を有して複数本平行に設置されている。これに伴い、ソケット66は、光源取付用フレーム65の前後の辺部の内側面部分に対し、互いに対向した状態で、左右方向へ所要の間隔を有して複数対取付けられている。
この光源取付用フレーム65は、間に中間の光触媒フィルタ27が入る所要の間隔を有して上下二段に設置されている。そして、上下の光源取付用フレーム65の間と、上側の光源取付用フレーム65の上部と、下側の光源取付用フレーム65の下部とには、三段の光触媒フィルタ27をそれぞれ前後方向へスライドさせるための左右一対のスライドガイド部材67が設けられている。このスライドガイド部材67は、前後方向へ延びるコ字断面(またはC字断面)のものとされる。一対のスライドガイド部材67は、平面視コ字状をしたケース本体における左右一対の側部枠56の内面に対し、互いに向かい合わせにした状態で、ネジ68を用いて締結固定されている。
そして、最上部のスライドガイド部材67と上面板46との間の隙間に、上記した活性炭フィルタ33を載置した枠部材を前後方向にスライドさせるためのスライドガイド部が形成されるようにしている。同様に、最下部のスライドガイド部材67と底面板52との間の隙間に、グリスフィルタ26が取付けられた枠部材を前後方向にスライドさせるためのスライドガイド部が形成されるようにしている。
なお、上記した前面板48は、光源取付用フレーム65の前辺部分に対して取付けるようにしても良い。また、特に図示しないが、平面視コ字状のケース本体における後部枠58の内部には、光源31に電源を供給するための電源装置や安定器などが内蔵される。
次に、この実施の形態の作用について説明する。
レンジフード1の機能は、以下の通りである。即ち、店舗内に設置した調理機器2から発生された油煙5は、レンジフード1のファン15を回転させることにより、フード部6から吸い込まれて、レンジフード本体8内のダクト部21を通され、ダクト部21の内部に設けられた脱臭ユニット25によって脱臭などの処理を行われた後、屋内排気口7から店舗内へと排出される。そして、店舗内へ排出された処理済ガス18(油煙5から油脂ミストや臭気成分などを分解・除去した後のクリーンな排ガス)の一部は、調理機器2から発生された油煙5と共に再びレンジフード1へ吸引されて、循環処理される。
そして、脱臭ユニット25の機能は、以下の通りである。即ち、脱臭ユニット25では、油煙5は、先ず、グリスフィルタ26によって油脂ミストが捕集され、次に、光触媒フィルタ27に光源31からの光を照射することで生じる光触媒反応によって臭気成分およびPAH(多感芳香族炭化水素)が分解され、最後に、活性炭フィルタ33によって臭気成分を吸着されて、油脂ミストや臭気成分などがほぼ完全に除去されたクリーンな処理済ガス18となる。これにより、店舗内が油煙5によって曇ったり、店舗内に臭気成分が充満したりするようなことが防止され、店舗内の空気が清浄に保たれる。なお、脱臭ユニット25に対し、更に、アセトアルデヒド分解フィルタを設けて、アセトアルデヒドの分解を積極的に行わせるようにしても良い。
そして、フィルタの交換は、以下のようにして行われる。即ち、レンジフード1を長時間使用するなどによって各フィルタの機能が低下した場合には、レンジフード本体8の前面パネル17を開けて、ダクト部21の前部壁22を取り外すと、ダクト部21内に収容設置された脱臭ユニット25が露出されるので、ダクト部21内に設置した状態のまま脱臭ユニット25の前面板48を取外すようにする。すると、各フィルタが現れるので、各フィルタを前方へ引き出して、清掃や交換や反転作業などを行う。
なお、反転作業は、主に、上下の光触媒フィルタ27(特に、最初に油煙5に接する下側の光触媒フィルタ27)に対して行われるものである。この上下の光触媒フィルタ27は、光源31からの光が片面側からしか照射されないことによって、反対面側にグリスフィルタ26で除去しきれなかった油脂ミストなどの汚れが付着した場合に、汚れが光触媒反応で分解されずに残ってしまう可能性があるからである。そして、光触媒フィルタ27を反転させて油脂ミストなどの汚れが付着した面を光源31へ向け、光源31からの光を直接照射させることにより、光触媒反応で付着した汚れを分解して光触媒フィルタ27を再生させるようにする。
これに対し、中間の光触媒フィルタ27は、両面に上下の光源31からの光が直接照射されるようになっているため、両面にて活発に光触媒反応が行われることから、上記した汚れの分解も促進されるので、上下の光触媒フィルタ27と比べて格段に汚れの付着が少ないものとなり、破損時もしくは一度に多量の油脂ミストを吸い込ませてしまったような場合の特別なメンテナンス時以外には、反転作業は不要となる。或いは、中間の光触媒フィルタ27は、上記したように汚れの付着が格段に少ないので、上下の光触媒フィルタ27が汚れた場合に、汚れた光触媒フィルタ27と汚れのほとんどない中間の光触媒フィルタ27とを交換するようにしても良い。このように運用することにより、光触媒フィルタ27を全体としてより効率的に使用して、各光触媒フィルタ27の汚れ状況の平均化を図ることができる。
そして、各種フィルタのメンテナンス終了後は、上記とは反対の手順で、前面板48、前部壁22、前面パネル17を取付けるなどして、レンジフード1を使用できる状態にする。
また、光源31の交換は、以下のようにして行われる。即ち、光源31が球切れした場合、上記と同様にして、前面パネル17および前部壁22を取外すなどした後に、ダクト部21から脱臭ユニット25全体を前方へスライドさせて外部へ取り出す。
そして、外部で、脱臭ユニット25から前面板48や上面板46や底面板52などを取り外し、更に、グリスフィルタ26や光触媒フィルタ27や活性炭フィルタ33のうち光源31の交換に妨げとなっているものを脱臭ユニット25の前方に相当する方向へスライドさせて取り外す。これにより、光源31が露出されるので、光源取付用フレーム65に設けられたソケット66から球切れが生じた光源31を外して新しい光源31に交換する。なお、中間の光触媒フィルタ27については、邪魔にならない限り、特に取り外す必要はない。
そして、光源31の交換後は、上記とは反対の手順で、各種フィルタ、前面板48、上面板46、底面板52を取付けるなどにより、脱臭ユニット25を組み立て、この脱臭ユニット25を横方向にスライドさせてダクト部21へ内収容させ、前部壁22、前面パネル17を取付けるなどして、レンジフード1を使用できる状態にする。
最後に、上記をまとめると共に、この実施の形態の効果について説明する。
箱枠状のユニットケーシング61の内部に、グリスフィルタ26、光触媒フィルタ27、活性炭フィルタ33などの各種フィルタ類と、光触媒フィルタ27に光触媒反応を起こさせるための光源31とを設置して、ダクト部21に対し水平方向に着脱可能な一体の脱臭ユニット25を構成した。これにより、必要なフィルタ類を一まとめにしてコンパクトにユニット化して成る、合理的な構造の脱臭装置を得ることができる。以って、上記した脱臭ユニット25は、全体としての取扱い性が良いものとなると共に、高い脱臭性能を得るのに有利な構造を備えた装置となる。
そして、例えば、光源31の交換時などには、ダクト部21から脱臭ユニット25ごと全体を外部へ取り外して、脱臭ユニット25のユニットケーシング61から幾つかのフィルタを取り外すだけで、簡単に光源31が露出されるので、容易に光源31を交換することができる。この際、ダクト部21からの脱臭ユニット25の取り外しが容易なので、光源31の交換もスムーズに行うことができる。
更に、脱臭ユニット25は、非常にコンパクトにまとめられているため、ダクト部21にスペースさえ確保できるのであれば、既存のレンジフード1に対しても、これを改造して脱臭ユニット25を設置できるようにすることが可能である。
また、ユニットケーシング61に対する、グリスフィルタ26、光触媒フィルタ27、活性炭フィルタ33などの各種フィルタ類の着脱を、全て水平方向に対するスライドによって行わせるようにした。これにより、メンテナンス時やフィルタ交換時などに、ダクト部21に脱臭ユニット25を設置したままの状態で、フィルタのみユニットケーシング61から簡単に水平方向へ引き出して取り外すことができ、また、清掃や交換や反転作業などの後に、簡単に水平方向へ挿入して装着することができるようになる。しかも、各種フィルタ類は、全てほぼ同じ形状および大きさに揃えられて、一つのユニットケーシング61に対し、同じ方向にスライドされるように統一的に並べて配置されるので、着脱時の作業位置や操作などがほぼ同じとなって取扱い性が良い。
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、実施の形態はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、実施の形態に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成における可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
1 レンジフード
8 レンジフード本体
5 油煙
21 ダクト部
25 脱臭ユニット(レンジフード用脱臭装置)
26 グリスフィルタ
27 光触媒フィルタ
31 光源
33 活性炭フィルタ
39 開口
51 開口
61 ユニットケーシング

Claims (2)

  1. 中空のレンジフード本体の内部に設けられた、油煙を下方から上方へ通すためのダクト部に対して、脱臭ユニットが設けられ、
    該脱臭ユニットが、上下面に油煙を通す開口を有して、前記ダクト部に対し水平方向へのスライドにより着脱が可能な箱枠状のユニットケーシングを備えると共に、
    該ユニットケーシングが、その内部に、少なくとも、
    油煙中に含まれる油脂ミストを捕集するグリスフィルタと、
    油煙中に含まれる臭気成分およびPAH(多環芳香族炭化水素)を光触媒反応によって分解可能な光触媒フィルタ、および、該光触媒フィルタに光触媒反応を生じさせる光源と、
    油煙中に含まれる臭気成分を吸着可能な活性炭フィルタと、を下側から順番に収容設置可能とされたことを特徴とするレンジフード用脱臭装置。
  2. 請求項1に記載のレンジフード用脱臭装置であって、
    前記ユニットケーシングに対し、前記グリスフィルタと、前記光触媒フィルタと、前記活性炭フィルタとが、水平方向へのスライドによって着脱が可能に取付けられたことを特徴とするレンジフード用脱臭装置。
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