JP2008175407A - 空気調和機 - Google Patents

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Takashi Sugio
孝 杉尾
Ikuo Akamine
育雄 赤嶺
Kimiyasu Honda
公康 本田
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Abstract

【課題】台所や料理店等、油分の飛散が多い環境でも、フィルタ清掃機能を十分に発揮する空気調和機を提供する。
【解決手段】熱交換器2と、前記熱交換器2の上流側に配されたフィルタ4と、前記フィルタ4に付着したホコリを除去する吸い込みノズル5と、除去したホコリを吸引・排気する吸引排気装置6とを備え、前記フィルタ4の表面または内部に光触媒を保持したもので、台所や料理店等、油分の飛散が多い環境でも、フィルタ清掃機能を十分に発揮すると共に、光触媒による抗菌効果により、室内空気の浄化や、フィルタ4上での菌の繁殖を抑制することができる空気調和機を提供できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、空気調和機に係わり、より詳細には、フィルタ上のホコリを自動的に清掃するフィルタ清掃機能を有する空気調和機に関するものである。
従来のこの種の空気調和機について図5を用いて説明する。図5は、従来の空気調和機のフィルタ清掃機構の斜視図である。
図5において、従来の空気調和機は、移動可能な吸い込みノズル5をフィルタ4の風上側に配し、さらに前記吸い込みノズル5からのホコリを吸引・排気する吸引排気装置6を配し、この吸引排気装置6はモータ(図示せず)を内蔵したシロッコファン(図示せず)と前記シロッコファンを囲むケーシング(図示せず)とから形成し、前記ケーシングの吸い込み口を前記吸い込みノズル5に連通する吸い込みダクト7と繋ぎ、前記ケーシングの吹き出し口を室外へ排気する排気ダクト8に連通させて、フィルタ4から吸引したホコリを室外に排出できるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−353966号公報
しかしながら、前記従来の空気調和機の構成では、以下のような課題を有していた。
上記空気調和機が、台所や料理店等に設置された場合等、空気中に油分が多く飛散する環境下では、油分がフィルタ4上に多く付着して、ホコリがフィルタ繊維から剥がれにくくなるため、フィルタ4に残ってしまうことがあり、フィルタ4の自動清掃が十分に行われないといった課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、台所や料理店等、油分の飛散が多い環境でも、フィルタ清掃機能を十分に発揮できる空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、熱交換器と、前記熱交換器の上流側に配されたフィルタと、前記フィルタに付着したホコリを除去するホコリ除去手段と、除去したホコリを吸引・排気する吸引排気装置とを備え、前記フィルタの表面または内部に光触媒を保持したもので、台所や料理店等、油分の飛散が多い環境でも、フィルタ清掃機能を十分に発揮する空気調和機を提供することができるというものである。さらに、光触媒による抗菌効果により、室内空気の浄化や、フィルタ上での菌の繁殖を抑制する効果も提供することができるものである。
本発明の空気調和機は、台所や料理店等、油分の飛散が多い環境でも、フィルタ清掃機能を十分に発揮する空気調和機を提供することができる。さらに、光触媒による抗菌効果により、室内空気の浄化や、フィルタ上での菌の繁殖を抑制する効果も提供することができるものである。
第1の発明は、熱交換器と、前記熱交換器の上流側に配されたフィルタと、前記フィルタに付着したホコリを除去するホコリ除去手段と、除去したホコリを吸引・排気する吸引
排気装置とを備え、前記フィルタの表面または内部に光触媒を保持したもので、台所や料理店等、油分の飛散が多い環境でも、フィルタ清掃機能を十分に発揮する空気調和機を提供することができるというものである。さらに、光触媒による抗菌効果により、室内空気の浄化や、フィルタ上での菌の繁殖を抑制する効果も提供することができるものである。
第2の発明は、特に、第1の発明のホコリ除去手段のフィルタ面に近い位置に、光触媒作用を起こさせる発光手段を配したもので、ホコリ除去手段をフィルタ上で移動するように設けた場合、わずかな発光手段で、フィルタ全面に光を照射できるので、安価に構成できる。
第3の発明は、特に、第2の発明のホコリ除去手段を、フィルタ面上を移動可能に設けたもので、少ない吸引力で、すなわち、小型の吸引排気装置で、フィルタの全面を清掃できるので、安価で、小型の空気調和機を提供できる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの発明の光触媒は、銀または銀系化合物からなるもので、油分の多いホコリを強力に分解してホコリの除去性能が向上すると共に、抗菌効果、空気の浄化能力が向上する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の断面図、図2は、同空気調和機のフィルタ清掃機構の斜視図、図3は、同フィルタ清掃機構の吸い込みノズルの分解斜視図と断面図、図4は、同吸い込みノズルの動作説明図である。
図1〜図4において、本実施の形態における空気調和機の室内機1の内部に、熱交換器2と本体送風ファン3を有し、室内機1のフィルタ4に付着するホコリを吸引し、フィルタ4上を、左右方向に図示しない駆動手段Aによって移動するホコリ除去手段として吸い込みノズル5をフィルタ4の風上側に配し、さらにホコリを吸引・排気する吸引排気装置6を室内機1の側面に配置している。
また、吸い込みノズル5と吸引排気装置6は、吸い込みダクト7で繋がれ、吸引排気装置6の排気側には、屋外につながる排気ダクト8が接続されている。さらに、吸い込みノズル5のフィルタ4に光を照射可能な位置に発光手段として、複数の紫外線LED11が列状に並んで設けられている。
一方、フィルタ4の枠および繊維部分の表面又は/及び内部には、光触媒が塗布されている。
吸い込みノズル5は、縦方向にスリット状の吸引口5aを有するノズル本体5bと、吸引口5aより開口面積が小さい第2の吸引口14aを有し、ノズル本体5bの表面に沿って図示しない駆動手段Bで上下方向に移動されるベルト状のフイルム14と、縦方向に、吸引口5aと略同幅のスリット状の第3の吸引口15aを有し、フイルム14を覆うフイルムカバー15から構成され、吸引口5aと、第2の吸引口14aと、第3の吸引口15aは、図3(b)に示すように、左右方向で同一箇所に位置している。14bは、フイルム14に設けた第2の吸引口14aに近接させて設けたブラシで、フィルタ4に付着したホコリを掻き取るものである。
次に、本実施の形態における空気調和機のフィルタ4の清掃時の動作について説明する
吸引排気装置6を運転すると、フィルタ4上のホコリは、第3の吸引口15a、第2の吸引口14a、吸引口5aを通って、吸い込みノズル5内に吸い込まれ、以後、吸い込みダクト7を通って、吸引排気装置6内に吸い込まれ、その後、ホコリは吸引排気装置6内で昇圧され、排出口10から排気ダクト8を通って屋外に排出される。ここで、予め、吸い込みノズル5をフィルタ4の右端に寄せておき、フイルム14に設けた第2の吸引口14aを下端に位置させておき、フイルム14の第2の吸引口14aを上方に移動させながら吸引排気装置6を運転することにより、フィルタ4の右端が清掃される。
フイルム14の第2の吸引口14aが上端に達したら、駆動手段Aを駆動して吸い込みノズル5を、第2の吸引口14aの幅の分だけ左に移動させ、駆動手段Bを駆動してフイルム14を下方に移動させながら吸引排気装置6を運転することで、フィルタ4が清掃される。これを順次繰り返すことにより、フィルタ4の全面を清掃することができる。
また、吸い込みノズル5の移動に伴い、紫外線LED11によりフィルタ4の全面に紫外光が照射される。
空気調和機が、台所や料理店等に設置された場合等、特に、空気中に油分が多く飛散する環境下では、油分がフィルタ4上に多く付着して、ホコリがフィルタ4の繊維から剥がれにくくなるため、通常の吸引清掃やブラシによる清掃のみでは、ホコリがフィルタに残ってしまうことがある。
しかし、本実施の形態では、フィルタ4の枠および繊維部分に塗布された光触媒が、吸い込みノズル5に設けられた紫外線LED11からの紫外光により励起され、油分のような有機物を、二酸化炭素と水に分解する。この結果、フィルタ4上のホコリが剥がれやすくなり、ホコリがフィルタ4に残ってしまうことがなくなる。
フィルタ4に塗布される光触媒としては、酸化チタン、酸化銀、酸化銅等があり、上記のように、油分等有機物の分解のみならず、抗菌、防カビ効果を持ち、室内空気の浄化や、フィルタ4上での菌の繁殖を抑制する効果も提供することができる。
また、酸化チタン、銀を坦持したリン酸ジルコニウムを塗布すれば、酸化チタン、銀を坦持したリン酸ジルコニウムは、元来抗菌効果を持つが、光で励起されるとさらに強い抗菌作用を示すため(可視光でも効果がある)、より強い抗菌効果が得られる。
なお、本実施の形態では、列状に並んだ複数の紫外線LED11が左右に動くとしたが、1個の紫外線LED11が上下左右に動くとしても、本実施の形態より劣るが同様の効果を奏する。
また、本実施の形態では、光触媒作用を起こさせる発光手段として、紫外線LED11を用いたが、やや波長の長い紫色や青色の光源を用いても、本実施の形態より劣るが同様の効果を奏する。
さらに、吸入グリル12の開口部12aより室内光が入るような構成とすることで、専用の発光手段を用いずとも、本実施の形態より劣るが同様の効果を奏する。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、台所や料理店等、油分の飛散が多い環境でも、フィルタ清掃機能を十分に発揮する空気調和機を提供することができるというもの
である。さらに、光触媒による抗菌効果により、室内空気の浄化や、フィルタ上での菌の繁殖を抑制する効果も提供することができるものであり、空気調和機の室内機以外に、送風機とフィルタを有する装置一般における、フィルタ清掃装置にも広く適用できる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の断面図 同空気調和機のフィルタ清掃機構の斜視図 (a)同フィルタ清掃機構の吸い込みノズルの分解斜視図(b)図3(a)のC部断面図 同吸い込みノズルの動作説明図 従来の空気調和機のフィルタ清掃機構の斜視図
符号の説明
1 室内機
2 熱交換器
3 本体送風ファン
4 フィルタ
5 吸い込みノズル(ホコリ除去手段)
6 吸引排気装置
7 吸い込みダクト
8 排気ダクト
10 排出口
11 紫外線LED(発光手段)

Claims (4)

  1. 熱交換器と、前記熱交換器の上流側に配されたフィルタと、前記フィルタに付着したホコリを除去するホコリ除去手段と、除去したホコリを吸引・排気する吸引排気装置とを備え、前記フィルタの表面または内部に光触媒を保持したことを特徴とする空気調和機。
  2. ホコリ除去手段のフィルタ面に近い位置に、光触媒作用を起こさせる発光手段を配したことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. ホコリ除去手段を、フィルタ面上を移動可能に設けたことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  4. 光触媒は、銀または銀系化合物からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機。
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