JP2007244560A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】スロットマシン特有の遊技性を生かし、確率変動遊技を設ける。
【解決手段】2BBの当選時には、遊技者がどのタイミングでストップスイッチを操作しても、常に、当選した2BBを入賞させることができる。2BBが入賞したときは、2BB遊技に移行する。2BB遊技は、45枚(2BB−A〜2BB−C)又は30枚(2BB−D〜2BB−F)の払出しで終了する。また、2BB遊技中では、小役1が入賞するか、又は特定の出目が出現するように制御される。2BB−A、2BB−C、2BB−Eが入賞した2BB遊技の終了後は確率変動遊技に移行し、2BB−B、2BB−D、2BB−Fが入賞した2BB遊技の終了後は通常遊技に移行する。
【選択図】図5

Description

本発明は、通常遊技状態に加え、確率変動遊技状態を設けたスロットマシンに関するものである。
従来のスロットマシンにおいて、通常遊技状態と、確率変動遊技とを設けたスロットマシンが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、特別遊技の終了後の遊技では、リプレイの当選確率が高く設定され、メダルが減らないようにしたスロットマシンが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−55384号公報 特開2006−55385号公報
そして、近時、確率変動遊技を設けたスロットマシンが実際に市場に提案されつつある。この場合に、従来より広く知られている弾球遊技機の確率変動遊技に対して、スロットマシン特有の部分をどのように取り入れ、どのように差別化を図るかが問題となる。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、スロットマシン特有の遊技性を生かして、スロットマシンに確率変動遊技を設けることである。
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。
請求項1の発明は、遊技者にとって有利となる第1特別遊技を行わせるための第1特別役の当選確率がX1に設定され、遊技者に再遊技を行わせるためのリプレイの当選確率がX2に設定され、第2特別遊技に移行させるための第2特別役の当選領域、及び特定小役の当選領域を有する第1役抽選テーブルと、前記第1特別役の当選確率がY1(Y1>X1)に設定されているとともに、前記リプレイの当選確率がY2(Y2>X2)に設定された第2役抽選テーブルとを備え、遊技状態として、前記第1役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う通常遊技と、前記第2役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う確率変動遊技とを備え、前記通常遊技中又は前記確率変動遊技中に前記第1特別役に当選し、前記第1特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記第1特別遊技に移行するとともに、前記第1特別遊技中における遊技媒体の払出し数が規定値Z1以上となったときに、前記第1特別遊技を終了するように制御し、前記第2特別役の当選時には、遊技者がどのタイミングでストップスイッチを操作しても、常に、当選した前記第2特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するように、前記第2特別役に対応する図柄が配列されているとともに前記リールの停止制御が行われ、前記通常遊技中に前記第2特別役に当選し、前記第2特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記通常遊技から前記第2特別遊技に移行し、前記第2特別遊技では、前記特定小役を含めて役の抽選を行い、前記特定小役の当選時は、前記特定小役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止するように制御するとともに、前記特定小役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止することができないときは、特定小役当選時の特有の出目を表示するように制御し、前記第2特別遊技中における遊技媒体の払出し数が規定値Z2(Z2<Z1)以上となったときに、前記第2特別遊技を終了し、前記確率変動遊技に移行するように制御することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記通常遊技中は、小役を含めて役の抽選を行い、前記小役に対応する図柄の組合せは、「A」−「A」−「A」に設定されており、前記リプレイに対応する図柄の組合せは、「B」−「B」−「B」に設定されており、前記図柄「A」及び図柄「B」は、遊技者がどのタイミングでストップスイッチを操作しても、常に、前記図柄「A」及び前記図柄「B」を所望の有効ラインに停止させることができるように、前記図柄「A」及び前記図柄「B」が配列されているとともに前記リールの停止制御が行われ、前記第2特別役に対応する図柄の組合せは、前記図柄「A」及び前記図柄「B」の図柄の組合せからなることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、前記第2特別遊技は、前記リールの停止制御が前記通常遊技と異なる遊技であることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記第2特別役の当選遊技においては、役の非当選遊技で出力される演出と同様の演出を出力することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記第2特別遊技中は、前記リプレイを含めて役の抽選を行うことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記第1特別遊技の終了後は、前記確率変動遊技に移行することを特徴とする。
(作用)
上記発明においては、第2特別役の当選時には、常に、当選した第2特別役が入賞する。そして、通常遊技中に第2特別役が入賞したときは、第2特別遊技が実行される。第2特別遊技では、特定小役の当選時は、当選した特定小役が入賞するか、又は特有の出目が表示される。そして、第2特別遊技の終了後は、確率変動遊技が実行される。
したがって、例えば、第2特別役に係る図柄の組合せをわかりにくいものとすれば、第2特別役が入賞したことを遊技者に気づかれにくくすることができる。
さらに、規定値Z2を、例えばメダルでは数十枚とし、数遊技(例えば、5〜10遊技)で終了するようにすれば、第2特別遊技が実行されたことを遊技者に気づかれにくくすることができる。これにより、(第2特別役が入賞して第2特別遊技に移行し、その第2特別遊技の終了後に)確率変動遊技の開始の契機を認識することなく、確率変動遊技が開始されたかのような印象を遊技者に与えることができる。
(解決手段と第1実施形態との関係)
第1実施形態では、第1特別役(第1特別遊技)が1BB(1BB遊技)であり、第2特別役(第2特別遊技)が2BB−A、2BB−C、2BB−E(2BB遊技)である。
第1役抽選テーブル62Aの1BBの当選確率は、1/300(合算値)に設定され、リプレイの当選確率が1/7.3に設定されているのに対し、第2役抽選テーブル62Bの1BBの当選確率は、1/75(合算値)に設定され、リプレイの当選確率が1/2に設定されている。また、特定小役は、小役1である。
さらにまた、第1特別遊技中における遊技媒体の払出し数の規定値Z1は、345枚又は120枚に設定されており、第2特別遊技中における遊技媒体の払出し数の規定値Z2は、45枚又は30枚に設定されている。
さらに、請求項2において、小役に対応する図柄の組合せ「A」−「A」−「A」は、小役1に対応する図柄の組合せ「ベル」−「ベル」−「ベル」であり、リプレイに対応する図柄の組合せ「B」−「B」−「B」は、「R」−「R」−「R」である。そして、2BB−A及び2BB−Bは、「ベル」及び「R」の図柄から構成されている。
本発明によれば、遊技回数の短い第2特別遊技を用いて、その第2特別遊技の終了後に、確率変動遊技に移行するようにしたので、第2特別役の入賞や第2特別遊技を気づかれにくくし、突然、確率変動遊技が開始されたかのような印象を遊技者に与えることができる。また、第2特別遊技中に特定の出目が出現しやすくするとともに、特定の出目が出現したら、確率変動遊技に移行するかもしれないという期待を遊技者に持たせることができる。
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。
スロットマシン10の遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10全体を統括制御する手段であり、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行や、演出の出力等を制御するものである。遊技制御手段60は、制御基板上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
図1に示すように、遊技制御手段60の入力側(図1中、左側)には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42が電気的に接続されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが設定されるスイッチである。なお、図1では、メダル投入口を図示していないが、メダル投入口は、ベットスイッチ40と同様に、有効ラインを設定するために実際のメダルを投入する部分であり、メダル投入口からのメダルの投入は、ベットスイッチ40の操作に含まれるものである。
また、スタートスイッチ41は、リール31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
遊技制御手段60の出力側(図1中、右側)には、以下に示すモータ32等の周辺機器が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段60によって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
リール31は、本実施形態では並列に3つ設けられている。また、各リール31は、スロットマシン10のフロントパネルに設けられた表示窓(図示せず)から、上下に連続する3図柄が見えるように配置されている。よって、スロットマシン10の表示窓から、合計9個の図柄が見えるように配置されている。
ここで、本実施形態では、リール31は、左、中、右の3つが設けられており、これに対応して、ストップスイッチ42は、左、中、右の3つが設けられている。すなわち、左ストップスイッチ42に対応するリール31は左リール31であり、中ストップスイッチ42に対応するリール31は中リール31であり、右ストップスイッチ42に対応するリール31は右リール31である。
さらにまた、遊技制御手段60の出力側には、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23等の演出出力機器が電気的に接続されている。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置されたバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
また、スピーカ22は、遊技中に各種の演出を行うべく、所定の条件を満たしたときに、所定のサウンドを出力するものである。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
図示しないが、スロットマシン10の表示窓を含む部分には、図柄組合せライン(有効ライン)が設けられている。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段及び下段にそれぞれ設けられたラインと、右下がり及び左下がりの斜め方向の各ラインの合計5本から構成されている。そして、各リール31の上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せライン上に位置している。
さらに、5本の図柄組合せラインのうち、遊技者によって投入又は設定操作されたメダル枚数に応じて、図柄組合せラインの中から、有効ラインと無効ラインとが設定される。
ここで、「有効ライン」とは、本実施形態では、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
一方、「無効ライン」とは、メダル投入枚数が1枚又は2枚のときに生じ、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(メダルの払出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組合せの成立対象となっていないラインである。
また、1遊技でのメダル投入枚数は、1枚〜3枚の中から遊技者が選択可能である。そして、メダル投入枚数が1枚であるときには、水平方向中段の図柄組合せライン(1本)が有効ラインに設定されるとともに残りの4本の図柄組合せラインが無効ラインに設定される。また、メダル投入枚数が2枚であるときには、水平方向中段、上段及び下段の図柄組合せライン(合計3本)が有効ラインに設定されるとともに他の2本の図柄組合せラインが無効ラインに設定される。さらにまた、メダル投入枚数が3枚であるときには、全ての図柄組合せライン(合計5本)が有効ラインに設定され、無効ラインは存在しない。
図2は、第1実施形態における役(後述する役抽選手段61で抽選される役)の種類、払出し枚数等又は終了条件、図柄の組合せ及び当選確率を示す図である。図2に示すように、役としては、特別役、小役、リプレイ、及び所定役が設けられている。
特別役とは、通常遊技から特別遊技(通常遊技以上にメダルの獲得が期待できる遊技)に移行させる役である。本実施形態では、図2に示すように、特別役として、1BB(第1種ビッグボーナス)、及び2BB(第2種ビッグボーナス)が設けられている。1BBは、特別遊技の1つである1BB遊技に移行させる役であり、2BBは、特別遊技の他の1つである2BB遊技に移行させる役である。
なお、他の特別役として、RB(レギュラーボーナス)及びSB(シングルボーナス)が挙げられるが、本実施形態では設けられていない。
さらにまた、小役とは、予め定められた枚数のメダルが払い出される役であり、本実施形態では、小役1、小役2、及び小役3の3種類が設けられている。そして、各小役ごとに、図柄の組合せ及び入賞時の払出し枚数が異なるように設定されている。
さらに、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
また、所定役とは、1BB遊技中(RB遊技中)に抽選される役である。
以上の各役において、1つの役に対して複数種類設けられている役がある。その1つ目は、1BBであり、1BB−A〜1BB−Cの3種類が設けられている。また、2つ目は、2BBであり、2BB−A〜2BB−Fの6種類が設けられている。
以上の複数種類の役は、その1つの役の中でそれぞれ独立した役であり、例えば1BB−Aに当選したときは、1BB−Aのみの当選となり、1BB−Bや1BB−Cの当選とはならない。さらに、1BB−Aに当選したときは、1BB−Aのみが入賞可能となり、1BB−Bや1BB−Cは入賞しない。
2BBについても同様である。
さらに、図2に示すように、以上の各種の役に対応する、リール31の図柄の組合せが予め定められている。また、2BBの図柄の組合せは、小役1に係る「ベル」、小役2に係る「スイカ」、及びリプレイに係る「R」の各図柄の組合せから構成されている。特に、本実施形態では、リール31には、「ベル」と「R」の図柄が多く配置されている。これにより、2BBが入賞したことが気づかれにくくしている。
なお、小役3における「any」とは、どの図柄でも良いことを意味する。
そして、全てのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、その役の入賞となったときは、その役に対応する枚数のメダルが払い出される。
上述した各役において、役に当選した遊技でその役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しなかったときは、次遊技以降に持ち越される役と、持ち越されない役とが定められている。
持ち越される役としては、特別役(1BB及び2BB)が挙げられる。特別役に当選したときは、リール31の停止時に、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
このように、特別役の当選は持ち越されるのに対し、特別役以外の役は、持ち越されない。役の抽選において、特別役以外の役に当選したときは、当該遊技でのみその当選役が有効となり、その当選は次遊技以降に持ち越されない。すなわち、これらの役に当選した遊技では、その当選した役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止(入賞)可能なようにリール31が停止制御されるが、その当選役の入賞の有無にかかわらず、その遊技の終了時に、その当選役に係る権利は消滅する。
なお、特別役に当選していない遊技中(特別役の当選が持ち越されていない遊技中)を、「非内部中」という。また、当該遊技又はそれ以前の遊技において特別役に当選しているが、当選した特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止していない(入賞していない)遊技中(特別役の当選が持ち越されている遊技中)を「内部中」という。
なお、詳細は後述するが、2BBに当選したときは、常に、当該遊技で2BBが入賞するので、2BBの当選が次遊技以降に持ち越されることはない。
遊技の開始時には、遊技者は、ベットスイッチ40を操作して予め貯留されたメダルを投入するか、又はメダル投入口からメダルを投入し、スタートスイッチ41をオンする。スタートスイッチ41が操作されると、有効ラインが確定するとともに、そのときに発生する信号が遊技制御手段60に入力される。遊技制御手段60(具体的には、後述するリール制御手段64)は、この信号を受信すると、全てのモータ32を駆動制御して、全てのリール31を回転させるように制御する。このようにしてリール31がモータ32によって回転されることで、リール31上の図柄は、所定の速度で表示窓内で上下方向に移動表示される。
そして、遊技者は、各ストップスイッチ42を押すことで各リール31の回転を停止させる。ストップスイッチ42が操作されると、そのときに発生する信号が遊技制御手段60に入力される。遊技制御手段60(具体的には、後述するリール制御手段64)は、この信号を受信すると、そのストップスイッチ42に対応するモータ32を駆動制御して、そのモータ32に係るリール31の停止制御を行う。そして、全てのリール31の停止時に、有効ライン上に停止したリール31上の図柄の組合せが予め定められたいずれかの役の図柄の組合せと一致し、その役の入賞となったときは、成立役に応じてメダルの払出し等が行われる。
遊技制御手段60は、以下の役抽選手段61等を備える。なお、本実施形態における以下の各手段は例示であり、遊技制御手段60は、本実施形態で示した手段に限定されるものではない。
役抽選手段61は、役(上述した特別役、小役、リプレイ、及び所定役)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
乱数発生手段は、所定の領域(例えば10進法で0〜65535)の乱数を発生させる。乱数は、例えば200n(ナノ)secで1カウントを行うカウンターが0〜65535の範囲を1サイクルとしてカウントし続ける乱数であり、スロットマシン10の電源が投入されている間は、乱数をカウントし続ける。
乱数抽出手段は、乱数発生手段によって発生した乱数を、所定の時、本実施形態では遊技者によりスタートスイッチ41がオンされた時に抽出する。判定手段は、乱数抽出手段により抽出された乱数値を、後述する役抽選テーブル62と照合することにより、その乱数値が属する領域に対応する役を決定する。例えば、抽出した乱数値が小役1当選領域に属する場合は、小役1の当選と判定し、非当選領域に属する場合は、非当選と判定する。
役抽選テーブル62は、抽選される役の種類と、各役の当選確率とを定めたものである。役抽選テーブル62は、遊技状態ごとに、特有の役抽選テーブル62を備えている。そして、各役抽選テーブル62は、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有し、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が、予め設定された当選確率(図2に示す当選確率)となるように所定の割合に設定されている。
ここで、本実施形態の遊技状態としては、通常遊技中(非内部中)、確率変動遊技中、通常遊技(内部中)、1BB遊技中(RB遊技中)、2BB遊技中が設けられている。
そして、役抽選テーブル62としては、通常遊技中(非内部中)に用いられる役抽選テーブル62A、確率変動遊技中に用いられる役抽選テーブル62B、通常遊技の内部中に用いられる役抽選テーブル62C、1BB遊技中(RB遊技中)に用いられる役抽選テーブル62D、2BB遊技中に用いられる役抽選テーブル62Eが設けられている。
図3は、役抽選テーブル62A及び62Bを示す図である。なお、役抽選テーブル62C〜62Eの図示は、省略する。
役抽選テーブル62Aには、1BB(1BB−A〜1BB−C)、2BB(2BB−A〜2BB−F)、小役1、小役2、小役3、及びリプレイの当選領域が設けられている。そして、これら各役は、図2の当選確率中、「通常時」で示した当選確率となるように設定されている。
また、役抽選テーブル62Bには、1BB(1BB−A〜1BB−C)、2BB(2BB−A〜2BB−F)、小役1、小役2、小役3、及びリプレイの当選領域が設けられている。そして、これら各役は、図2の当選確率中、「確変時」で示した当選確率となるように設定されている。すなわち、役抽選テーブル62Bは、役抽選テーブル62Aと比較して、1BB及びリプレイの当選確率が高く設定されている。
さらにまた、役抽選テーブル62Cは、役抽選テーブル62Aと比較すると、1BB(1BB−A〜1BB−C)、及び2BB(2BB−A〜2BB−F)の当選領域がない(これらの当選領域が非当選領域に設定された)ものである。
さらに、役抽選テーブル62Dは、小役1、小役2、小役3、及び所定役の当選領域が設けられたものである。なお、小役1、小役2、小役3の当選確率は、図2の当選確率中、「通常時」で示した当選確率である。
また、役抽選テーブル62Eは、小役1、小役2及び小役3の当選領域を有するものである。なお、小役1、小役2、小役3の当選確率は、上記役抽選テーブル62Dと同様である。
特別役当選持越し手段63は、特別役に当選したときに、その特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで(特別役が入賞するまで)の遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
図示しないが、図柄の組合せごとに特別役フラグが設けられており、当選時にはオンとなり(例えば、1BB−Aの当選時には、1BB−Aに係る特別役フラグがオンとなり)、その特別役が入賞したときはオフにされる。
リール制御手段64は、スタートスイッチ41が操作されたときに、全てのリールの回転を開始するとともに、ストップスイッチ42が操作されたときに、モータ32を駆動制御して、リールの停止制御の範囲内において、そのストップスイッチ42に対応するリール31を停止させるように制御するものである。
ここで、「リール31の停止制御の範囲内」とは、ストップスイッチ42が操作された瞬間から実際にリール31が停止するまでのリール31の移動量(回転量)を意味し、特に本実施形態では、原則として、(1)ストップスイッチ42が操作された時(瞬間)からリール31を停止させるまでのリール31の移動制御量がその図柄を含めて5図柄以内、又は(2)ストップスイッチ42が操作された時(瞬間)からリール31を停止させるまでの停止制御時間が190ms以内である(以下、「第1停止制御」という)。
また、2BB遊技中における「リール31の停止制御の範囲内」とは、左リール31については、(1)ストップスイッチ42が操作された時(瞬間)の図柄から1図柄分だけ移動制御した図柄まで、又は(2)ストップスイッチ42が操作された時(瞬間)からリール31を停止させるまでの停止制御時間が75ms以内である(以下、「第2停止制御」という)。
なお、2BB遊技中における中リール31及び右リール31については、第1停止制御である。
停止位置決定テーブル65は、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置とから、リール31の停止位置(停止図柄)を定めたものである。
停止位置決定テーブル65は、各役ごとに対応して設けられ、1BB−A〜1BB−Cの当選時にそれぞれ用いられる1BBテーブル(3種類)、2BB−A〜2BB−Fの当選時にそれぞれ用いられる2BBテーブル(6種類)、小役1〜小役3の当選時にそれぞれ用いられる小役1テーブル〜小役3テーブルと、リプレイの当選時に用いられるリプレイテーブル、2BB遊技中に用いられる2BB遊技テーブル、非内部中において非当選時に用いられる非当選テーブルとを備える。
1BB−Aテーブルは、当該遊技で1BB−Aに当選したこと、又は当該遊技以前の遊技で1BB−Aに当選し、かつ当該遊技では非当選であることを条件として用いられ、リール31の停止制御の範囲内(第1停止制御の範囲内)において1BB−Aに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、1BB−A以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
また、1BB−B、1BB−Cについても上記と同様であり、上記の1BB−Aテーブルの「1BB−A」を、それぞれ「1BB−B」、「1BB−C」と読み替えたものとなる。
さらにまた、2BB−Aテーブルは、当該遊技で2BB−Aに当選したことを条件として用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、当選した2BB−Aに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、当選した2BB−A以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
また、2BB−B、2BB−C、2BB−D、2BB−E、2BB−F、小役1、小役2、小役3、リプレイについても上記と同様であり、上記の2BB−Aテーブルの「2BB−A」を、それぞれ「2BB−B」、「2BB−C」、「2BB−D」、「2BB−E」、「2BB−F」、「小役1」、「小役2」、「小役3」、「リプレイ」と読み替えたものとなる。
さらにまた、2BB遊技テーブルは、2BB遊技中において小役1〜小役3の当選/非当選にかかわらず用いられ、中リール31及び右リール31の停止制御時に用いられる。2BB遊技テーブルでは、小役1又は小役3に対応する図柄の組合せを優先的に有効ラインに停止するようにリール31の停止位置が定められている。なお、中リール31及び右リール31が停止する前に、左リール31が停止制御され、その結果、小役3に係る「チェリー」の図柄が有効ラインに停止したときは、小役3以外のいずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないようにリール31の停止位置が定められている。
さらに、BB遊技中における左リール31については、停止位置決定テーブル65を用いずにリール31のソフトウェアによる停止制御(第2停止制御)を行う。後述するように、左リール31を第2停止制御したときは、いずれの位置で左ストップスイッチ42が操作されても、「チェリー」又は「ベル」のいずれかを、いずれかの有効ラインに停止させることができる。したがって、2BB遊技中に左ストップスイッチ42が操作されたときは、その瞬間の左リール31の位置を基準として停止可能位置(「チェリー」又は「ベル」のいずれかがいずれかの有効ラインに停止できる位置)を検索し、その検索した位置に、第2停止制御によってリール31を停止制御する。なお、第2停止制御での停止位置は、ストップスイッチ42が操作された瞬間の位置、又は1図柄だけ移動制御した位置、のいずれかである。
さらに、非当選テーブルは、特別役の当選を持ち越していない非当選時の遊技で用いられ、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
次に、本実施形態におけるリール31上の図柄配列と、リール31の停止制御との関係について説明する。
図4は、第1実施形態における各リール31の外周面の図柄配列を示す平面図である。なお、図4では、「ベル」及び「チェリー」の図柄のみを示しているが、図中、空欄となっている部分にも所定の図柄が表示されており、図4では図示を省略している。
図4に示すように、各リール31には、21個の図柄が等間隔で配列されている。
また、全てのリール31において、「ベル」の図柄は、全て5図柄以内の間隔で配置されている。したがって、リール31の第1停止制御の範囲内(ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて5図柄以内)の間隔で、「ベル」の図柄がリール31に配列されている。
よって、「ベル」の図柄については、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31がどの位置であっても、常に、「ベル」の図柄を所望の有効ラインに停止させるように制御することができる(第1停止制御の場合)。
これにより、本実施形態では、小役1に当選した遊技では、常に、当選した小役1が入賞する。
さらに、図示しないが、全てのリール31において、「R」の図柄については、全て5図柄以内の間隔で配置されている。したがって、リール31の第1停止制御の範囲内(ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて5図柄以内)の間隔で、「R」の図柄がリール31に配列されている。
よって、「R」の図柄については、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31がどの位置であっても、常に、「R」の図柄を所望の有効ラインに停止させるように制御することができる(第1停止制御の場合)。
また、図示しないが、中リール31及び右リール31において、「スイカ」の図柄については、全て5図柄以内の間隔で配置されている。したがって、リール31の第1停止制御の範囲内(ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて5図柄以内)の間隔で、「スイカ」の図柄がリール31に配列されている。
よって、中リール31及び右リール31においては、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31がどの位置であっても、常に、「スイカ」の図柄を所望の有効ラインに停止させるように制御することができる(第1停止制御の場合)。
以上より、本実施形態では、全てのリール31で「ベル」及び「R」、中リール31及び右リール31「スイカ」の図柄が、常に、所望の有効ラインに停止させるように制御することができる。
これにより、「R」−「ベル」−「R」の図柄の組合せからなる2BB−A、「R」−「R」−「ベル」の図柄の組合せからなる2BB−B、「R」−「R」−「スイカ」の図柄の組合せからなる2BB−C、「R」−「ベル」−「スイカ」の図柄の組合せからなる2BB−D、「R」−「スイカ」−「ベル」の図柄の組合せからなる2BB−E、「R」−「スイカ」−「R」の図柄の組合せからなる2BB−F、「R」−「R」−「R」の図柄の組合せからなるリプレイ、「ベル」−「R」−「R」の図柄の組合せからなる所定役は、当選した遊技では、常に、入賞することとなる。
特に、2BBについては、6種類全てが当選した遊技で入賞する。このため、本来、2BBは特別役であるため当選が次遊技以降に持ち越される役であるが、本実施形態では、当選した遊技で、常に入賞するように設定している。
また、2BB遊技中において、左リール31については、第2停止制御よって停止されるが、いずれの位置で(左)ストップスイッチ42が操作されても、「チェリー」又は「ベル」のいずれか一方の図柄をいずれかの有効ラインに停止させることができる。例えば、図4の左リール31において、14番、15番、16番の図柄が表示窓内に位置する瞬間に左ストップスイッチ42が操作されたときは、その位置で停止すれば、14番の「ベル」の図柄を有効ラインに停止させることができる。また、15番、16番、17番の図柄が表示窓内に位置する瞬間に左ストップスイッチ42が操作されたときは、1図柄だけ移動制御し、16番、17番、18番の図柄が表示窓内に停止するようにすれば、18番の「ベル」の図柄を有効ラインに停止させることができる。
停止図柄判別手段66は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判別するものである。停止図柄判別手段66は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判別する。
なお、停止図柄判別手段66は、リール31が実際に停止してから図柄の組合せを判別するのではなく、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置から、そのリール31の停止位置が定められた時点で、有効ライン上の図柄の組合せを判別することが可能である。
払出し手段67は、停止図柄判別手段66により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判別され、その役の入賞となったときに、その入賞役に応じた所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。また、リプレイの入賞時は、メダルを払い出すことなく、メダルを自動投入するように制御する。
特別遊技制御手段68は、特別遊技への移行、特別遊技中の遊技の進行、及び特別遊技の終了等を制御するものである。
先ず、特別遊技御手段67は、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したこと、すなわち特別役が入賞したことを条件として、特別遊技に移行するように制御する。例えば、1BBの入賞時は、1BB遊技に移行し、2BBの入賞時は、2BB遊技に移行する。
また、1BB遊技、又は2BB遊技に移行したときには、役抽選テーブル62が、それぞれ上述したように特有の役抽選テーブル62(1BB遊技では、役抽選テーブル62D、2BB遊技では、役抽選テーブル62E)に切り替えられる。
先ず、1BBが入賞したときは、特別遊技制御手段68は、次遊技から、1BB遊技を開始するように制御する。特別遊技制御手段68は、1BB遊技を開始するときは、その遊技の開始直前に、遊技状態をRB遊技に設定するように制御する。このRB遊技において役抽選手段61で抽選される役は、上述したように、小役1、小役2、小役3、及び所定役である。ただし、RB遊技では、所定役は、1/1.2の高確率で当選するように役抽選テーブル62Dによって定められている。
そして、特別遊技制御手段68は、RB遊技中に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、その役に応じたメダルの払出しを行う。また、本実施形態のRB遊技は、役の入賞回数が規定回数(本実施形態では8回)に到達するまで、又は遊技回数が規定回数(本実施形態では12回)に到達するまで、継続される。
特別遊技制御手段68は、RB遊技での役の入賞回数又は遊技回数が規定回数に到達したときに、そのRB遊技を終了させるように制御する。ただし、次遊技の開始直前に、特別遊技制御手段68は、遊技状態を再度、RB遊技に設定するように制御する。
また、1BB遊技の終了条件は、1BB遊技中のメダルの払出し枚数が規定値に到達するまでと定められている。
ここで、図2に示すように、1BB−A又は1BB−Bが当選・入賞して1BB遊技に移行したときは、その1BB遊技の規定値は、345枚に設定されている。
これに対し、1BB−Cが当選・入賞して1BB遊技に移行したときは、その1BB遊技の規定値は、120枚に設定されている。
したがって、特別遊技制御手段68は、1BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、規定値に到達したときは、1BB遊技を終了させるように制御する。すなわち、RB遊技中に、役の入賞回数や遊技回数が規定回数に到達していない場合でも、メダルの払出し枚数が規定値に到達したときは、その時点で、1BB遊技を終了するように制御する。
また、2BBが入賞したときは、特別遊技制御手段68は、次遊技以降、2BB遊技を実行するように制御する。2BB遊技では、小役1〜小役3の抽選が行われるが、抽選結果にかかわらず、上述したように、小役1又は小役3が優先して入賞制御され、常に、いずれか一方が入賞する(15枚の払出しを受ける)ように制御される。
さらにまた、2BB遊技の終了条件は、2BB遊技中のメダルの払出し枚数が規定値に到達するまでと定められている。
ここで、図2に示すように、2BB−A〜2BB−Cが当選・入賞して2BB遊技に移行したときは、その2BB遊技の規定値は、45枚(すなわち、3遊技)に設定されている。
これに対し、2BB−D〜2BB−Fが当選・入賞して2BB遊技に移行したときは、その2BB遊技の規定値は、30枚(すなわち2遊技)に設定されている。
したがって、特別遊技制御手段68は、2BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、メダルの払出し枚数が規定値に到達したときは、その時点で、2BB遊技を終了するように制御する。
(演出制御手段)
演出制御手段69は、上述した演出出力機器(ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23)からの演出の出力を制御するものである。
演出制御手段69は、遊技ごとに、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、演出パターンを選択する。特に本実施形態では、複数種類の演出パターンが予め設けられている。そして、演出制御手段69は、遊技の開始時等に、役抽選手段61による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によっていずれか1つの演出パターンを選択する。
また、演出パターンは、当選役に応じて、それぞれ複数種類が設けられている。例えば、1BB当選時、小役当選時、リプレイ当選時、及び非当選時(非内部中又は内部中)等ごとに、それぞれ複数種類の演出パターンが設けられている。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、演出制御手段69は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
また、本実施形態では、2BB当選時の遊技では、役の非当選時の遊技と同様の演出を出力する。2BBは、上述したように、注意して見ていなければ見逃す可能性のある図柄の組合せに設定されている。
そして、2BBに当選し、この当選遊技で特有の演出が出力されなければ(役の非当選時の遊技と同様の演出を出力すれば)、遊技者に対し、2BBが入賞したことを、気づきにくくすることができる。
さらに、演出制御手段69は、2BB遊技に移行したときは、その2BB遊技中に、第2BB遊技の終了後の遊技が確率変動遊技であるか又は通常遊技であるかの演出を出力する。
また、演出としては、2BB遊技中は、複数の遊技(例えば、2BB−A〜2BB−Cの入賞による2BB遊技では、3遊技、2BB−D〜2BB−Fの入賞による2BB遊技では、2遊技)で連続する演出を出力するように制御する。そして、最後の2BB遊技の遊技(2BB遊技の規定枚数に到達した遊技)で、第2BB遊技の終了後の遊技が確率変動遊技であるか又は通常遊技であるかを告知するように制御する。
次に、第1実施形態の遊技の移行について説明する。図5は、第1実施形態における遊技状態の移行を示す図である。
先ず、通常遊技(非内部中)は、役抽選テーブル62Aを用いて役の抽選が行われる遊技であり、遊技回数に上限はない。通常遊技(非内部中)に1BBに当選すると、通常遊技(内部中)の遊技となる。この内部中の遊技もまた、遊技回数に上限はなく、当選した1BBが入賞するまで継続される。そして、当選した1BBが入賞すると、1BB遊技に移行する。1BBが終了すると、当該1BB遊技の入賞時の図柄に応じて、移行先が異なる。先ず、1BB−A又は1BB−Bが入賞して1BB遊技に移行したときは、その1BB遊技が終了すると、確率変動遊技に移行する。これに対し、1BB−Cが入賞して1BB遊技に移行したときは、その1BB遊技が終了すると、通常遊技(非内部中)に移行する。
また、通常遊技(非内部中)に2BBに当選・入賞すると、2BB遊技に移行する。2BBが終了すると、当該2BB遊技の入賞時の図柄に応じて、移行先が異なる。先ず、2BB−A、2BB−C、2BB−Eが入賞して2BB遊技に移行したときは、その2BB遊技が終了すると、確率変動遊技に移行する。これに対し、2BB−B、2BB−D、2BB−Fが入賞して2BB遊技に移行したときは、その2BB遊技が終了すると、通常遊技(非内部中)に移行する。
そして、確率変動遊技中に1BBに当選すると、上述した通常遊技(内部中)に移行する。また、確率変動遊技中に2BBに当選・入賞すると、上述した2BB遊技に移行する。
以上のスロットマシン10において、2BBの当選・入賞遊技で、特有の演出が行われず、かつ、2BBの図柄の組合せについても一見して通常の出目とさほど変わらないので、遊技者は、(2BBの入賞を)見落とす場合が多い。
また、2BB遊技中は、上述したように、確率変動遊技に移行するか、又は通常遊技に移行するかの演出が行われるので、遊技者は、当該遊技以前に、2BBが入賞したことを知ることとなる。
なお、2BBが当選・入賞しなくても、演出として、上記2BB遊技中での数遊技の演出を出力するようにしても良い。
そして、2BB−A、2BB−C、2BB−Eが入賞して2BB遊技に移行していたのであれば、その2BB遊技が終了すると、確率変動遊技に移行する。したがって、遊技者から見れば、2〜3遊技間の演出の後、確率変動遊技の開始の契機を認識することなく、確率変動遊技が開始されたかのような印象を受ける。
これに対し、2BB−B、2BB−D、2BB−Fが入賞して2BB遊技に移行していたのであれば、その演出の終了後は、通常遊技となる。
なお、2BB−A、2BB−C、2BB−Eは、終了条件として、それぞれ払出し枚数が45枚、45枚、30枚に設定されている。これに対し、2BB−B、2BB−D、2BB−Fは、終了条件として、それぞれ払出し枚数が45枚、30枚、30枚に設定されている。
このため、2BB遊技(演出出力中の遊技)が3遊技続けば、確率変動遊技に移行する確率が高い(2/3)こととなり、2BB遊技(演出出力中の遊技)が2遊技で終了すれば、確率変動遊技に移行する確率が低い(1/3)こととなる。
また、確率変動遊技では、リプレイの当選確率が高くなり(1/2)、所有メダルをあまり減らさずに遊技を継続することができるので、遊技者にとって有利となる。
さらに、確率変動遊技では、1BBの当選確率が、通常遊技に比べて高くなる。特に本実施形態では、通常遊技での1BBの当選確率(合算値)は、
1/800+1/800+1/1200
=1/300
である。
これに対し、確率変動遊技での1BBの当選確率(合算値)は、
1/200+1/200+1/300
=1/75
である。
したがって、確率変動遊技中の1BBの当選確率は、通常遊技中の4倍となり、通常遊技以上に、1BBの当選期待が高まる。
(第2実施形態)
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。以下の説明では、第1実施形態と異なる第2実施形態特有の点を主として説明する。
先ず、第2実施形態では、小役3の図柄の組合せが第1実施形態と異なる。第2実施形態の小役3の図柄の組合せは、「any」−「any」−「チェリー」に設定されている。
また、第2実施形態では、リール31上の図柄の配列のうち、「ベル」及び「チェリー」が異なる。
図6は、第2実施形態におけるリール31の図柄配列を示す図である。図6は、図4と同様に、「ベル」及び「チェリー」の図柄配列のみを図示しているが、「R」及び「スイカ」等の図柄についても、第1実施形態と同一に配列されている。
先ず、図6において、小役3に係る「チェリー」の図柄が右リール31に設けられている。
また、左リール31の「ベル」の図柄は、第1実施形態と異なり、5図柄間隔以内で配置されていない。したがって、小役1や所定役の当選時は、常に入賞するとは限らず、左リール31の「ベル」の図柄が有効ラインに停止するように狙って左リール31を操作する必要がある。
さらにまた、第2実施形態において、2BB遊技中では、小役1〜小役3、及びリプレイの抽選が行われる。したがって、役抽選テーブル62Eには、小役1〜小役3、及びリプレイの当選領域を有する。ただし、第1実施形態で示したように、小役1〜小役3の当選時及び非当選時には、2BB遊技中テーブルが用いられる。これに対し、リプレイに当選したときはリプレイテーブル(すなわち、リプレイの当選時は、通常のリプレイ当選時と同じ停止位置決定テーブル65)が用いられる。
さらに、2BB遊技中においてリプレイ当選時以外の遊技では、左リール31はソフトウェア制御により第2停止制御が行われ、中リール31及び右リール31は2BB遊技テーブルを用いて第1停止制御が行われる。
先ず、左リール31では、第2停止制御により、小役1に係る「ベル」の図柄が有効ラインに停止するように制御する。左リール31の「ベル」は、第2停止制御を行った場合、入賞するときと入賞しないときとがある。そして、左リール31を停止制御したときに、「ベル」の図柄が有効ラインに停止したときは、中リール31及び右リール31は、2BB遊技テーブルを用いて、「ベル」の図柄が有効ラインに停止するように制御する。
これに対し、左リール31を停止制御した結果、「ベル」の図柄が有効ラインに停止しなかったとき(例えば、図6中、17番、18番、19番の図柄が表示窓内に停止したとき)は、2BB遊技テーブルでは、特有の出目(以下、「チャンス目」という。)を表示するように定められている。
このチャンス目は、役の非当選時にはほとんど出現しない出目であり、リール31の停止制御の範囲内で出現させることができるものであれば、どのような出目であっても良い。例えば、中リール31は中段に「ベル」、右リール31は上段に「ベル」を停止させること等が挙げられる。
なお、通常遊技中の小役1の当選時に、左リール31に「ベル」の図柄を停止させることができないときも同様に、チャンス目が出現するように制御する。
以上の制御において、第2実施形態では、2BB遊技中は、チャンス目の出現が多くなる。そして、チャンス目が多く停止した場合には、遊技者は、当該遊技が2BB遊技であり、数遊技消化後、確率変動遊技に移行するかもしれないという期待感を与えることができる。
なお、第2実施形態では、2BB遊技中に、リプレイを含めて役の抽選が行われ、小役やリプレイが入賞する場合もあるので、当該遊技が通常遊技か2BB遊技かをわかりにくくすることができる。
(第3実施形態)
続いて、本発明の第3実施形態について説明する。以下の説明では、第1実施形態と異なる第3実施形態特有の点を主として説明する。
図7は、第3実施形態における役の種類、払出し枚数等又は終了条件、図柄の組合せ及び当選確率を示す図である。また、図8は、第3実施形態における遊技状態の移行を示す図である。
図7に示すように、第3実施形態では、2BBは設けられておらず、1BBのみが設けられている。これにより、役抽選テーブル62Eは設けられていない。
ここで、1BB−A〜1BB−Cは、第1実施形態と同一である。また、第1実施形態の2BB−A〜2BB−Fに対応する役として、1BB−D1〜1BB−D6が設けられている。
1BB−D1〜1BB−D6が当選・入賞すると、1BB遊技が実行される。この1BB遊技は、1BB−A〜1BB−Cが入賞して移行する1BB遊技と同一である(役抽選テーブル62Dが用いられる)。したがって、1BB遊技では、所定役が高確率で当選・入賞する。1BB遊技中は必ず所定役が入賞すると仮定すると、1BB−D1〜1BB−D3が入賞した1BB遊技では、3回継続し、1BB−D4〜1BB−D6が入賞した1BB遊技では、2回継続することとなる。そして、この1BB遊技中に、確率変動遊技に移行するか否かの演出を出力するように制御する。
このように、1BBだけで、本発明を適用することができる。また、1BBの遊技中は、通常遊技では抽選されない所定役(「ベル」−「R」−「R」)が入賞する確率が高くなる。これにより、突然、所定役が入賞したことによって、遊技者は、1BB−D1〜1BB−D6遊技中であることを知ることができる。そして、遊技者に対し、数遊技後、確率変動遊技に移行するかも知れないという期待感を持たせることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。以下の説明では、第1実施形態と異なる第4実施形態特有の点を主として説明する。
図9は、第4実施形態における役の種類、払出し枚数等又は終了条件、図柄の組合せ及び当選確率を示す図である。また、図10は、第4実施形態における遊技状態の移行を示す図である。
図9に示すように、第4実施形態では、1BBは設けられておらず、2BBのみが設けられている。ここで、2BB−A〜2BB−Fは、第1実施形態と同一である。
また、第1実施形態の1BB−A〜1BB−Cに対応する役として、2BB−X〜2BB−Zが設けられている。
2BB−X〜2BB−Zが当選すると、2BBの内部中の遊技となる。すなわち、2BB−X〜2BB−Zの図柄の組合せは、「赤7」又は「青7」の図柄から構成され、当選した遊技で必ず入賞するとは限らないからである。
2BB−X〜2BB−Zが当選し、2BBの内部中の遊技になったときは、第1実施形態と同様に、役抽選テーブル62Cが用いられる。2BB−X〜2BB−Zが入賞して2BB遊技に移行すると、2BB遊技の内容自体は、第1実施形態の2BB遊技と同一である。ただし、2BB−X〜2BB−Zが入賞したときの2BB遊技の上限枚数は、253枚に設定されている。2BB−X〜又は2BB−Yが入賞して2BB遊技が行われたときは、その終了後は、確率変動遊技に移行する(図10参照)。また、2BB−Zが入賞して2BB遊技が行われたときは、その終了後は、通常遊技に移行する(図10参照)。
このように、2BBだけで、本発明を適用することができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について説明する。以下の説明では、第1実施形態と異なる第5実施形態特有の点を主として説明する。
図11は、第5実施形態における役の種類、払出し枚数等又は終了条件、図柄の組合せ及び当選確率を示す図である。また、図12は、第5実施形態における遊技状態の移行を示す図である。
第5実施形態の特別役は、第4実施形態で設けられた2BB−X〜2BB−Zと、第3実施形態で設けられた1BB−D1〜1BB−D6とから構成されている。
すなわち、第1実施形態に対して、1BBと2BBとが入れ替わったものである。この場合の1BB遊技及び2BB遊技の遊技内容及び遊技状態の移行は、第3実施形態及び第4実施形態と同一である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、例えば遊技球等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
(2)本実施形態で示した各役の当選確率は、一例であり、必ずしもその当選確率に限定されるものではない。
(3)本実施形態では、2BB遊技中の役の非当選時において、左リール31に対して第2停止制御を実行するようにした。しかし、これに限らず、例えば2つ(例えば左リール31と右リール31等)、又は全てのリール31について第2停止制御を実行するようにしても良い。
(4)本実施形態で示した第1停止制御又は第2停止制御の範囲内である「5図柄以内(190ms以内)」、又は「2図柄以内(75ms以内)」は、例示であって、この値に限定されるものではない。
(5)第1実施形態において、2BB遊技中は、2BB遊技の終了後の遊技が通常遊技であるか又は確率変動遊技であるかの演出を出力するようにした。しかし、これに限らず、演出を出力しない(役の非当選時と同様の演出を出力する)ようにしても良い。このようにすれば、2BB遊技中を、遊技者に気づかれずに終了することが可能となる。これにより、確率変動遊技の開始の契機を認識することなく、確率変動遊技が開始されたかのような印象を遊技者に与えることができる。
(6)本実施形態では、遊技用リールとして、左リール31、中リール31、及び右リール31を設けた。しかし、これに限らず、複数のリールユニットを設け、小さい方をメインリールとしたときは、2BB(又は1BB)に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したことを、遊技者に気づかれにくくすることができる。例えば、特開2005−118330号公報において、2BB(又は1BB)の図柄の組合せとして、第1リール31の小役1や小役2の図柄の組合せを採用することが挙げられる。
第1実施形態におけるスロットマシンの制御の概略を示すブロック図である。 第1実施形態における役の種類、払出し枚数等又は終了条件、図柄の組合せ及び当選確率を示す図である。 役抽選テーブルを示す図である。 第1実施形態における各リールの外周面の図柄配列を示す平面図である。 第1実施形態における遊技状態の移行を示す図である。 第2実施形態におけるリール31の図柄配列を示す図である。 第3実施形態における役の種類、払出し枚数等又は終了条件、図柄の組合せ及び当選確率を示す図である。 第3実施形態における遊技状態の移行を示す図である。 第4実施形態における役の種類、払出し枚数等又は終了条件、図柄の組合せ及び当選確率を示す図である。 第4実施形態における遊技状態の移行を示す図である。 第5実施形態における役の種類、払出し枚数等又は終了条件、図柄の組合せ及び当選確率を示す図である。 第5実施形態における遊技状態の移行を示す図である。
符号の説明
10 スロットマシン
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
60 遊技制御手段
61 役抽選手段
62(62A〜62E) 役抽選テーブル
63 特別役当選持越し手段
64 リール制御手段
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判別手段
67 払出し手段
68 特別遊技制御手段
69 演出制御手段

Claims (6)

  1. 遊技者にとって有利となる第1特別遊技を行わせるための第1特別役の当選確率がX1に設定され、遊技者に再遊技を行わせるためのリプレイの当選確率がX2に設定され、第2特別遊技に移行させるための第2特別役の当選領域、及び特定小役の当選領域を有する第1役抽選テーブルと、
    前記第1特別役の当選確率がY1(Y1>X1)に設定されているとともに、前記リプレイの当選確率がY2(Y2>X2)に設定された第2役抽選テーブルとを備え、
    遊技状態として、
    前記第1役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う通常遊技と、
    前記第2役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う確率変動遊技とを備え、
    前記通常遊技中又は前記確率変動遊技中に前記第1特別役に当選し、前記第1特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記第1特別遊技に移行するとともに、前記第1特別遊技中における遊技媒体の払出し数が規定値Z1以上となったときに、前記第1特別遊技を終了するように制御し、
    前記第2特別役の当選時には、遊技者がどのタイミングでストップスイッチを操作しても、常に、当選した前記第2特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するように、前記第2特別役に対応する図柄が配列されているとともに前記リールの停止制御が行われ、
    前記通常遊技中に前記第2特別役に当選し、前記第2特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記通常遊技から前記第2特別遊技に移行し、
    前記第2特別遊技では、前記特定小役を含めて役の抽選を行い、
    前記特定小役の当選時は、前記特定小役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止するように制御するとともに、前記特定小役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止することができないときは、特定小役当選時の特有の出目を表示するように制御し、
    前記第2特別遊技中における遊技媒体の払出し数が規定値Z2(Z2<Z1)以上となったときに、前記第2特別遊技を終了し、前記確率変動遊技に移行するように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  2. 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
    前記通常遊技中は、小役を含めて役の抽選を行い、
    前記小役に対応する図柄の組合せは、「A」−「A」−「A」に設定されており、
    前記リプレイに対応する図柄の組合せは、「B」−「B」−「B」に設定されており、
    前記図柄「A」及び図柄「B」は、遊技者がどのタイミングでストップスイッチを操作しても、常に、前記図柄「A」及び前記図柄「B」を所望の有効ラインに停止させることができるように、前記図柄「A」及び前記図柄「B」が配列されているとともに前記リールの停止制御が行われ、
    前記第2特別役に対応する図柄の組合せは、前記図柄「A」及び前記図柄「B」の図柄の組合せからなる
    ことを特徴とするスロットマシン。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
    前記第2特別遊技は、前記リールの停止制御が前記通常遊技と異なる遊技である
    ことを特徴とするスロットマシン。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    前記第2特別役の当選遊技においては、役の非当選遊技で出力される演出と同様の演出を出力する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    前記第2特別遊技中は、前記リプレイを含めて役の抽選を行う
    ことを特徴とするスロットマシン。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    前記第1特別遊技の終了後は、前記確率変動遊技に移行する
    ことを特徴とするスロットマシン。
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