JP2007244187A - 永久磁石の反発力を利用したエネルギー発生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の永久磁石によるエネルギー発生装置では、永久磁石の吸引や反発する力を利用し、エネルギーを発生させようとしていた。しかし、今までの永久磁石を利用したエネルギー発生装置では、作用、反作用の原理により一瞬の動きのみで、永久に駆動し続け、エネルギーを発生させるまでには至らなかった。
【解決手段】 一方の回転体には磁力の強弱をつけたことを特徴とする複数の永久磁石を、他の回転体には単体の永久磁石を同極が向き合うように設置する。そのことにより、少しずつズレながら回転体を回転させることができる。
このことは、回転体の直径を異ならせることができ、同一周期における各回転体のモーメント力の不均衡を生じさせることになる。そのモーメント力の不均衡を同径の歯車等で各回転体を回転させることにより、永久的にエネルギーを発生させることができる。
【選択図】図1
【解決手段】 一方の回転体には磁力の強弱をつけたことを特徴とする複数の永久磁石を、他の回転体には単体の永久磁石を同極が向き合うように設置する。そのことにより、少しずつズレながら回転体を回転させることができる。
このことは、回転体の直径を異ならせることができ、同一周期における各回転体のモーメント力の不均衡を生じさせることになる。そのモーメント力の不均衡を同径の歯車等で各回転体を回転させることにより、永久的にエネルギーを発生させることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、エネルギー発生装置に関するものであり、永久磁石の反発力を利用することによって、エネルギーを永久的に発生させようとするものである。
従来、エネルギーを生み出すには、化石燃料による内燃機関、原子核分裂を利用する原子力発電等が主流である。これらのシステムは、地球温暖化・化石燃料の枯渇・放射能汚染等、様々な問題を抱えており、石油や原子力に代わるクリーンで環境にやさしい安全なエネルギーの開発が模索されているところである。この技術開発模索の例として、特許文献1や、非特許文献1に開示された永久磁石モーターがある。
特許文献1、非特許文献1等に開示されている従来の永久磁石モーターでは、永久磁石の吸引や反発する力を利用し、エネルギーを発生させようとしているものの、これらの永久磁石モーターでは、作用・反作用の原理により一瞬の動きのみで、永久に駆動し続け、エネルギーを発生させるまでには至らなかった。
本発明は、このような従来の装置が有していた問題を解決しようとするものであり、永久磁石が有する反発力を利用し、作用・反作用の力を各々異なるモーメント力に置き換え、そのモーメント力の不均衡による回転力をエネルギーに変換させようとする装置である。
この課題を解決するための請求項1の発明は、一方の回転体には磁力の強弱をつけたことを特徴とする複数の永久磁石を1セットとし、他の回転体には単体の永久磁石を同極が向き合うように設置する。そのことにより、少しずつズレながら回転体を回転させることができる。
また、請求事項2の発明は、強弱をつけた1セットの永久磁石側の回転体を主とし、他の回転体よりも直径を大きくすることにより、各回転体にモーメント力の不均衡が生ずる。そのモーメント力の不均衡が生じた状態で、各回転体を少しずつズラしながら同一周期で回転させることができる。
本発明により、従来の装置の様に駆動部が一瞬で止まることはなく、同一運動を繰り返すことで、永久に回転をし続け、安全でクリーンなエネルギーを無尽蔵に供給することができる。
図1は、磁力に強弱をつけたことを特徴とする複数の永久磁石を1セットにした主たる磁石と、従たる単体の永久磁石を、直径が大きな回転体に主たる磁石を、他の回転体には従たる磁石を、同極同士が向き合うように設置した図である。
図2は、図1の各回転体に同径の歯車を取り付けた全体図である。
本発明に係る永久磁石エネルギー発生装置は、工業的に量産する事が可能であり、一度作動すれば半永久的に作動し続けるため、産業上の利用可能性を有する。
1 回転体の中心軸
2 直径が大きな回転体
3 直径が小さな回転体
4 回転体から生じたモーメント力を他の回転体に伝える歯車
5 単体磁石
6〜13 磁力が大きな磁石〜磁力が小さな磁石
2 直径が大きな回転体
3 直径が小さな回転体
4 回転体から生じたモーメント力を他の回転体に伝える歯車
5 単体磁石
6〜13 磁力が大きな磁石〜磁力が小さな磁石
Claims (2)
- 一方の回転体には磁力の強弱をつけたことを特徴とする複数の永久磁石を1セットとし、他の回転体には単体の永久磁石を同極が向き合うように設置した装置。
- 強弱をつけた1セットの永久磁石側の回転体を主とし、他の回転体よりも直径を大きくすることにより、各回転体にモーメント力の不均衡を発生させる装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006102441A JP2007244187A (ja) | 2006-03-06 | 2006-03-06 | 永久磁石の反発力を利用したエネルギー発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006102441A JP2007244187A (ja) | 2006-03-06 | 2006-03-06 | 永久磁石の反発力を利用したエネルギー発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007244187A true JP2007244187A (ja) | 2007-09-20 |
Family
ID=38589138
Family Applications (1)
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JP2006102441A Pending JP2007244187A (ja) | 2006-03-06 | 2006-03-06 | 永久磁石の反発力を利用したエネルギー発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007244187A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012244892A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-10 | Fuminori Suzuki | 磁石モーター |
JP2015056909A (ja) * | 2013-09-10 | 2015-03-23 | 導啓 金濱 | 動力増幅装置、動力発生機及び、発電機 |
-
2006
- 2006-03-06 JP JP2006102441A patent/JP2007244187A/ja active Pending
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