JP2011091987A - 永久磁石の反発モーメント力を回転力に変換する装置。 - Google Patents

永久磁石の反発モーメント力を回転力に変換する装置。 Download PDF

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JP2011091987A JP2009261332A JP2009261332A JP2011091987A JP 2011091987 A JP2011091987 A JP 2011091987A JP 2009261332 A JP2009261332 A JP 2009261332A JP 2009261332 A JP2009261332 A JP 2009261332A JP 2011091987 A JP2011091987 A JP 2011091987A
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Abstract

【課題】 従来の永久磁石を利用したエネルギー発生装置は、磁力による作用、反作用の原理により、一瞬の動きのみで、エネルギーを発生させることはなかった。
【解決手段】 直径の異なる回転体に、磁力の強弱をつけたことを特長とする複数の永久磁石及び、単体の永久磁石を同極が向き合うように設置し、反発する力のモーメントに差をつける。
それらの径の異なる回転体に、同じ径の歯車等を取り付けることにより、同角度の回転になり、また、回転体の円周が異なることにより、永久磁石同士が少しずつズレながら回転体を元の相に戻すことになる。
モーメントによるエネルギーは反発力×半径であり、永久磁石同士が少しずつズレながら元の相に戻る限り、モーメント力の差をエネルギーとして取り出すことが出来る。
【選択図】図1

Description

本発明は、エネルギー発生装置に関するものであり、永久磁石の反発力をモーメント力に変換し、そのモーメント力の差を利用することにより、回転力つまりエネルギーを発生させようとするものである。
従来、エネルギーを生み出すには、化石燃料による内燃機関、原子核分裂を利用する原子力発電等が主流である。これらのシステムは、地球温暖化・化石燃料の枯渇・放射能汚染等、様々な問題を抱えており、石油や原子力に代わるクリーンで環境にやさしい安全なエネルギーの開発が模索されているところである。この技術開発模索の例として、特許文献1や、非特許文献1に開示された永久磁石モーターがある。
米国特許第4,179,633号 D.ケリー著(井原宇玉、井原真人、唐沢宏之共訳)、「フリーエネルギー技術開発の動向」、技術出版、1995年2月10日発行、P196〜P201
特許文献1、非特許文献1等に開示されている従来の永久磁石モーターでは、永久磁石の引っ張りや反発する力を利用し、エネルギーを発生させようとしているものの、これらの永久磁石モーターでは、作用・反作用の原理により一瞬の動きのみで、永久に駆動し続けることはなかった。
本発明は、このような従来の装置が有していた問題を解決しようとするものであり、永久磁石が有する反発力のみを利用し、作用・反作用の力を各々異なるモーメント力に変換し、そのモーメント力の不均衡による差をエネルギーに変換させようとする装置である。
この課題を解決するための請求項1の発明は、一方の回転体には磁力の強弱をつけたことを特長とする複数の永久磁石を1セットとし、他の直径の小さな回転体には単体の永久磁石を同極が向き合うように設置する。そのため各回転体に設置された永久磁石は同じ力で反発しあい、同周りへ回転しようとするモーメント力が発生するが、直径が異なる故、モーメント力に差が生じる。
また、請求項2の発明は、同回転角で回転するようにするため、同径の歯車等を各回転体に取り付ける。各回転体にはモーメント力に差が生じており、同径の歯車等でそのモーメント力をお互いに伝達させた場合、直径の大きな主たる回転体のモーメント力の方が径の差の分だけ大きい。その差で生じたモーメント力は、各々の回転体の径が異なるために生ずる相対的なズレが生じ、同一周期で回転体を回転させることができる。
請求項3の発明は、逆回転を阻止するためのものであり、単体永久磁石が主たる回転体の永久磁石群の近時点に来た場合、その反発力を利用し、単体永久磁石を中心軸側へ移動させる。
本発明により、従来の装置の様に駆動部が一瞬で止まることはなく、同一運動を繰り返すことで、永久に回転をし続け、安全でクリーンなエネルギーを無尽蔵に供給することができる。
図1は、磁力に強弱をつけたことを特長とする複数の永久磁石を1セットにした径の大なる主たる回転体と、主たる回転体に設置した永久磁石と同極が向き合うように単体の永久磁石を設置した径の小なる回転体の図である。
図2は、図1の各回転体に同径の歯車を取り付けた全体図である。
図3は、従たる回転体の単体の永久磁石が、主たる回転体の永久磁石との近時点における動きを表したものである。
本発明に係る永久磁石エネルギー発生装置は、工業的に量産する事が可能であり、一度作動すれば半永久的に作動し続けるため、産業上の利用可能性を有する。
磁力の強い方から弱い方へ一列に並べた複数の主たる磁石と、従たる単体の磁石とを直径の異なる回転体に、同極が向き合うように設置した図である。 各回転体に同径の歯車を取り付けた全体図である。 永久磁石の反発力を利用しているため、逆方向への回転を阻止するための図である。
1 回転体の中心軸
2 直径が大きな回転体
3 直径が小さな回転体
4 回転体から生じたモーメント力を他の回転体に伝える歯車
5 単体磁石
6〜13 磁力が大きな磁石〜磁力が小さな磁石
14 単体永久磁石を中心軸側へ移動させる装置

Claims (3)

  1. 主たる回転体には、磁力の強弱をつけたことを特長とする複数の永久磁石を1セットとし、主たる回転体よりも直径を小さくした他の回転体には、単体の永久磁石を同極が向き合うように設置することにより、各回転体に生ずる反発力を、その径の違いにより、モーメント力に差を生じさせる装置。
  2. モーメント力の異なる各回転体に同じ径の歯車等を設置し、それらの回転体を回転させることにより、同回転角で回転することとなる。
    そのことにより、各回転体は常にモーメント力に差を生じさせ、少しずつ位相させながら反対方向へ回転させ、結果として、元の相へ戻ることができる。
    このようにして、回転時のモーメント力の差をエネルギーに変換し、利用しようとする装置。
  3. 単体永久磁石が主たる回転体に設置した永久磁石群の近時点に来た時、その反発力を利用し、単体永久磁石を中心軸側へ移動させ、作用・反作用の原理による逆回転を阻止するための装置。
JP2009261332A 2009-10-26 2009-10-26 永久磁石の反発モーメント力を回転力に変換する装置。 Pending JP2011091987A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012007602A1 (de) 2011-04-18 2012-10-18 Tokai Kogyo Mishin K.K. Herstellen eines Dekormusters mit Dekorelementen, die in frei beweglicher Weise angeordnet sind

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DE102012007602A1 (de) 2011-04-18 2012-10-18 Tokai Kogyo Mishin K.K. Herstellen eines Dekormusters mit Dekorelementen, die in frei beweglicher Weise angeordnet sind

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