JP2007242941A - 電子デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、電気的な導通を確実にする電子デバイスを提供することにある。
【解決手段】電子デバイスは、複数の第1の端子11を有する第1の電子部品10と、複数の第2の端子21を有する第2の電子部品20と、を有する。複数の第1の端子11と、複数の第2の端子21と、が重なって電気的に接続されている。複数の第1の端子11は、それぞれ、1点Pを通って等角度の間隔で放射状に配列される複数の直線Lに沿って延びるように形成されている。放射状の最も外側を除く直線Lに沿って延びる前記第1の端子11は、直線Lが幅の中央を通るように形成されている。放射状の最も外側の直線Lに沿って延びる第1の端子11は、直線Lから放射状の外方向への幅が、その反対方向への幅よりも広くなるように形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子デバイスに関する。
従来、液晶パネルにフレキシブルプリント基板を接続するCOF実装のように、多数の電極同士を接続する場合、位置ズレが生じると電極間の導通を採ることができなくなる。特に、フレキシブルプリント基板のような薄い樹脂フィルムに形成された電極は、樹脂フィルムが熱や湿気によって膨張・収縮しやすいため、電極の位置ズレをなくすことは難しかった。
特開2001−85475号公報
本発明の目的は、電気的な導通を確実にする電子デバイスを提供することにある。
(1)本発明に係る電子デバイスは、
複数の第1の端子を有する第1の電子部品と、
複数の第2の端子を有する第2の電子部品と、
を有し、
前記複数の第1の端子と、前記複数の第2の端子と、が重なって電気的に接続され、
前記複数の第1の端子は、それぞれ、1点を通って等角度の間隔で放射状に配列される複数の直線に沿って延びるように形成され、
前記放射状の最も外側を除く前記直線に沿って延びる前記第1の端子は、前記直線が幅の中央を通るように形成され、
前記放射状の最も外側の前記直線に沿って延びる前記第1の端子は、前記直線から前記放射状の外方向への幅が、その反対方向への幅よりも広くなるように形成されてなる。本発明によれば、最も外側の第1の端子が、外方向に幅が広くなっているので、隣の第1の端子との間隔を狭めることなく、第2の端子との接続面積を拡大することができる。また、複数の第1の端子は、放射状に配置される複数の直線に沿って延びているので、第1の端子の支持部材が膨張・収縮しても、位置をずらすだけで第2の端子との重ねあわせが可能になる。
(2)この電子デバイスにおいて、
前記複数の第2の端子は、それぞれ、前記複数の直線に沿って延びるように形成され、
前記放射状の最も外側を除く前記直線に沿って延びる前記第2の端子は、前記直線が幅の中央を通るように形成され、
前記放射状の最も外側の前記直線に沿って延びる前記第2の端子は、前記直線から前記放射状の外方向への幅が、その反対方向への幅よりも広くなるように形成されていてもよい。
(3)本発明に係る電子デバイスは、
複数の第1の端子を有する第1の電子部品と、
複数の第2の端子を有する第2の電子部品と、
を有し、
前記複数の第1の端子と、前記複数の第2の端子と、が重なって電気的に接続され、
前記複数の第1の端子は、それぞれ、1点を通って放射状に配列されて前記1点を通らない他の直線との交点のピッチが均一である複数の直線に沿って前記交点に少なくとも接して延びるように形成され、
前記放射状の最も外側を除く前記直線に沿って延びる前記第1の端子は、前記直線が幅の中央を通るように形成され、
前記放射状の最も外側の前記直線に沿って延びる前記第1の端子は、前記直線から前記放射状の外方向への幅が、その反対方向への幅よりも広くなるように形成されてなる。本発明によれば、最も外側の第1の端子が、外方向に幅が広くなっているので、隣の第1の端子との間隔を狭めることなく、第2の端子との接続面積を拡大することができる。また、複数の第1の端子は、放射状に配置される複数の直線に沿って延びているので、第1の端子の支持部材が膨張・収縮しても、位置をずらすだけで第2の端子との重ねあわせが可能になる。
(4)この電子デバイスにおいて、
前記複数の第2の端子は、それぞれ、前記複数の直線に沿って前記交点に少なくとも接して延びるように形成され、
前記放射状の最も外側を除く前記直線に沿って延びる前記第2の端子は、前記直線が幅の中央を通るように形成され、
前記放射状の最も外側の前記直線に沿って延びる前記第2の端子は、前記直線から前記放射状の外方向への幅が、その反対方向への幅よりも広くなるように形成されていてもよい。
(5)この電子デバイスにおいて、
前記第1の電子部品は第1の基板を有し、前記第1の基板に、前記複数の第1の端子を含む第1の配線パターンが形成され、
前記第2の電子部品は第2の基板を有し、前記第2の基板に、前記複数の第2の端子を含む第2の配線パターンが形成されていてもよい。
(6)この電子デバイスにおいて、
前記第2の電子部品は、半導体チップであってもよい。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電子デバイスを説明する図である。電子デバイスは、第1及び第2の電子部品10,20を有する。
第1の電子部品10は、複数の第1の端子11を有する。第1の端子11は、他の部品との電気的な接続に使用される。第1の端子11は、第1の配線パターン12の一部である。第1の配線パターン12は、複数の第1の端子11にそれぞれ電気的に接続される複数の配線13を有する。
第1の端子11(第1の配線パターン12)は、基板14に形成されている。基板14の一方の面(図1において裏面)に、第1の端子11等を含む第1の配線パターン12が形成されている。第1の端子11の先端と基板14の先端が一致しているが、第1の端子11の先端が基板14の先端よりも中央側に位置していてもよい。基板14はフレキシブル基板であってもよい。基板14は、樹脂基板であってもよい。
第1の電子部品10は、チップ部品15を有している。チップ部品15は、いずれかの第1の端子11と電気的に接続される。COF(Chip On Film)実装を適用して、チップ部品15を基板14に搭載してもよい。第1の電子部品10には、TCP(Tape Carrier Package)が適用されてもよい。
第2の電子部品20は、複数の第2の端子21を有する。第2の端子21は、他の部品との電気的な接続に使用される。第2の端子21は、第2の配線パターン22の一部である。第2の電子部品20が電気光学パネル(液晶パネル等)である場合、第2の配線パターン22は、複数の第2の端子21と、電気光学物質(液晶等)に電圧を印加(又は電流を供給)するための電極23と、を有する。
第2の端子21(第2の配線パターン22)は、基板24に形成されている。基板24はガラス基板であってもよい。基板14,24は、熱膨張率(線膨張係数)において異なる材料で形成されている。第1の端子11についての上述した内容は、第2の端子21に適用してもよい。
複数の第1の端子11と、複数の第2の端子21と、が重なって電気的に接続されている。その電気的な接続には、異方性導電膜や異方性導電ペーストを使用してもよいし、金属接合を適用してもよいし、絶縁性の接着剤による圧着を適用してもよい。
本実施の形態では、第1及び第2の配線パターン12,22を支持する部材(基板14,24)は、熱や湿気等の影響で膨張・収縮することがある。図2(A)及び図2(B)では、図1に示す例と比較して、基板14が膨張した例が示してある。なお、図2(A)は、電気的に接続される前の第1及び第2の端子を説明する図であり、図2(B)は、電気的に接続された後の第1及び第2の端子を説明する図である。
複数の第1の端子11は、それぞれ、第1の点P1を通る複数の第1の直線L1に沿って延びるように形成されている。複数の第2の端子21は、それぞれ、第2の点P2を通る複数の第2の直線L2に沿って延びるように形成されている。第1の直線L1の配列と、第2の直線L2の配列は、同一である。すなわち、第1の直線L1と、第2の直線L2とは一致できるようになっている。第1の直線L1は等角度の間隔で放射状に配列されている。第2の直線L2は等角度の間隔で放射状に配列されている。
図3(A)及び図3(B)は、第1及び第2の端子の拡大図である。
放射状の最も外側(図3(B)で最も左側)を除く第1の直線L1に沿って延びる第1の端子11は、第1の直線L1が幅の中央を通るように形成されている。放射状の最も外側(図3(B)で最も左側)の、第1の直線L1に沿って延びる第1の端子11は、第1の直線L1から放射状の外方向(図3(B)で左方向)への幅が、その反対方向への幅よりも広くなるように形成されている。
放射状の最も外側(図3(A)で最も左側)を除く第2の直線Lに沿って延びる第2の端子21は、第2の直線Lが幅の中央を通るように形成されている。放射状の最も外側(図3(A)で最も左側)の、第2の直線Lに沿って延びる第2の端子21は、第2の直線Lから放射状の外方向(図3(A)で左方向)への幅が、その反対方向への幅よりも広くなるように形成されている。
本実施の形態では、基板14が基板24よりも、熱膨張率が大きい。例えば、第1の端子11が形成された基板14が樹脂基板であり、第2の端子21が形成された基板24がガラス基板である。
第1及び第2の端子11,21を支持する部材(基板14,24)の膨張・収縮が縦横同倍率でなされるときには、第1及び第2の端子11,21は、それぞれ、第1又は第2の直線L1,L2に沿って移動する。すなわち、第1及び第2の端子11,21は、これらの端子を支持する部材(基板14,24)が膨張・収縮しても、第1又は第2の直線L1,L2上に配置される。
図2(A)に示す例では、基板14の膨張に伴って、第1の端子11は、第1の直線L1に沿って、第1の点P1から離れる方向に移動したことになる。その場合であっても、図2(B)に示すように、第1及び第2の点P1,P2を一致させ、第1及び第2の直線L1,L2を一致させると、第1の端子11の少なくとも一部と、第2の端子21の少なくとも一部が重複するようになっている。ただし、基板14の膨張がない場合と比較して、第1の端子11における第1の点P1に近い部分が、第2の端子21と重複する。こうして、基板14が膨張しても、第1及び第2の端子11,21を電気的に接続することができる。
上記説明は、基板14が膨張した例であるが、基板24が膨張した場合も同様である。さらに、基板24よりも基板14が収縮した場合には、基板14の収縮に伴って、第1の端子11は、第1の直線L1に沿って、第1の点P1に近づく方向に移動する。そして、基板14の収縮がない場合と比較して、第1の端子11における第1の点P1から遠い部分が、第2の端子21と重複する。基板24が収縮した場合も同様である。
本実施の形態によれば、第1の端子11と第2の端子21が、一致した複数の第1又は第2の直線L1,L2のいずれかの上に配置されている。第1又は第2の端子11,21を支持する部材(基板14,24)が膨張・収縮すると、これらの端子11,21は、第1又は第2の直線L1,L2に沿って移動する。すなわち、第1の端子11と、第2の端子21は、第1又は第2の直線L1,L2に沿ってずれる。しかし、第1又は第2の端子11,21は、第1又は第2の直線L1,L2に沿って延びるように形成されているので、第1及び第2の端子11,21の電気的な接続は確保される。
本実施の形態によれば、最も外側の第1の端子11が、外方向に幅が広くなっているので、隣の第1の端子11との間隔を狭めることなく、第2の端子21との接続面積を拡大することができる。また、複数の第1の端子11は、放射状に配置される複数の第1の直線L1に沿って延びているので、第1の配線パターン12が膨張・収縮しても、位置をずらすだけで第2の端子21との重ねあわせが可能になる。
さらに、最も外側の第2の端子21が、外方向に幅が広くなっているので、隣の第2の端子21との間隔を狭めることなく、第1の端子11との接続面積を拡大することができる。また、複数の第2の端子21は、放射状に配置される複数の第2の直線Lに沿って延びているので、第2の配線パターン22が膨張・収縮しても、位置をずらすだけで第1の端子11との重ねあわせが可能になる。
図4(A)及び図4(B)は、本実施の形態の変形例に係る第1及び第2の端子の拡大図である。
図4(B)に示すように、複数の第1の端子111は、それぞれ、1点を通って放射状に配列されることは上記第1の端子11と同じであるが、その1点を通らない他の直線LX1との交点のピッチPが均一である複数の第1の直線L11に沿って延びている。第1の端子111は、直線LX1と複数の第1の直線L11との交点を通るように(少なくとも接して)延びる。
放射状の最も外側(図4(B)で最も左側)を除く第1の直線L11に沿って延びる第1の端子111は、第1の直線L11が幅の中央を通るように形成されている。放射状の最も外側(図4(B)で最も左側)の、第1の直線L11に沿って延びる第1の端子111は、第1の直線L11から放射状の外方向(図4(B)で左方向)への幅が、その反対方向への幅よりも広くなるように形成されている。
図4(A)に示すように、複数の第2の端子121は、それぞれ、1点を通って放射状に配列されることは上記第2の端子21と同じであるが、その1点を通らない他の直線LX2との交点のピッチPが均一である複数の第1の直線L12に沿って延びている。第2の端子121は、直線LX2と複数の第2の直線L22との交点に少なくとも接して(あるいは交点を通って)延びる。直線LX1と複数の第1の直線L11との交点のピッチPと、直線LX2と複数の第2の直線L12との交点のピッチPとは同じである。
放射状の最も外側(図4(A)で最も左側)を除く第2の直線L12に沿って延びる第2の端子121は、第2の直線L12が幅の中央を通るように形成されている。放射状の最も外側(図4(A)で最も左側)の、第2の直線L12に沿って延びる第2の端子121は、第2の直線L12から放射状の外方向(図4(A)で左方向)への幅が、その反対方向への幅よりも広くなるように形成されている。
この変形例でも、上述した実施の形態と同じ効果を達成することができる。
図5は、第1の実施の形態に係る電子デバイスの製造方法を説明する図である。電子デバイスの製造方法は、上述した第1の端子11と、上述した第2の端子21と、を位置合わせして電気的に接続することを含む。位置合わせでは、第1の端子11の少なくとも一部と、第2の端子21の少なくとも一部と、を重ねるために、第1及び第2の直線L1,L2を一致させる。例えば、第1及び第2の点P1,P2を一致させ、第1及び第2の点P1,P2を中心として、第1及び第2の端子11,21の位置を相対的に回転させる。そうすると、第1及び第2の直線L1,L2が一致するので、第1及び第2の端子11,21を重ねることができる。
本実施の形態によれば、第1及び第2の端子11,21は、それぞれ、第1又は第2の直線L1,L2の上に配置されている。第1又は第2の端子11,21を支持する部材(基板14,24)が膨張・収縮すると、第1又は第2の端子11,21は、第1又は第2の直線L1,L2に沿って移動する。すなわち、第1の端子11と、第2の端子21は、第1又は第2の直線L1,L2に沿ってずれる。しかし、第1又は第2の端子11,21は、第1又は第2の直線L1,L2に沿って延びるように形成されており、第1及び第2の直線L1,L2の配列は同一である。したがって、第1及び第2の直線L1,L2を一致させることで、第1の端子11の少なくとも一部と、第2の端子21の少なくとも一部を、位置合わせすることができる。
そして、位置合わせされた第1及び第2の端子11,21を電気的に接続する。その電気的接続には、異方性導電膜や異方性導電ペーストを使用してもよいし、金属接合を適用してもよいし、絶縁性の接着剤による圧着を適用してもよい。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る電子デバイスを示す図である。電子デバイスは、第1及び第2の電子部品210,220を有する。
第1の電子部品210は、複数の第1の端子211を有する。第1の端子211は、他の部品との電気的な接続に使用される。第1の端子211は、配線パターン212の一部である。配線パターン212は、複数の第1の端子211にそれぞれ電気的に接続される複数の配線213を有する。
第1の端子211(配線パターン212)は、基板214に形成されている。基板214は、半導体チップ(シリコン)とは、熱膨張率(線膨張係数)において異なる材料(例えば樹脂)で形成されている。基板214の一方の面に、第1の端子211等を含む配線パターン212が形成されている。基板214は、樹脂基板であってもよい。基板214はフレキシブル基板であってもよい。複数の第1の端子211は、基板214の中央部(端部を除く部分)に位置し、基板214の外方向へ延びている。一対の第1の端子211が、反対方向(180度逆方向)に延びている。
第2の電子部品220は、複数の第2の端子221を有する。第2の電子部品220は、半導体チップであって、図示しない集積回路が形成されており、第2の端子221は集積回路に電気的に接続されている。第2の端子221は、集積回路に電気的に接続された電極パッド上に形成されるバンプであってもよい。
複数の第1の端子211と、複数の第2の端子221と、は重なって電気的に接続されている。その電気的な接続には、異方性導電膜や異方性導電ペーストを使用してもよいし、金属接合を適用してもよいし、絶縁性の接着剤による圧着を適用してもよい。第2の電子部品220の、第1の電子部品210への実装には、COF(Chip On Film)実装を適用してもよいし、TCP(Tape Carrier Package)が適用されてもよい。
複数の第1の端子211は、それぞれ、点P20を通る複数の直線L20に沿って延びるように形成されている。また、1つの直線L20に沿って、複数(例えば2つ)の第1の端子211が延びるように形成されている。複数の第2の端子221は、それぞれ、複数の直線L20とオーバーラップするように形成されている。直線L20は等角度の間隔で放射状に配列されている。あるいは、変形例として、図4(A)又は図4(B)に示す例を適用してもよい。すなわち、複数の直線が、1点を通って放射状に配列されているが、その1点を通らない他の直線との交点のピッチが均一であってもよい。その場合、放射状の複数の直線の間隔は、等角度にはなっていない。
放射状の最も外側(図6で左右の両端)を除く直線L20に沿って延びる第1の端子211は、直線L20が幅の中央を通るように形成されている。放射状の最も外側(図6で左右の両端)の、直線L20に沿って延びる第1の端子211は、直線L20から放射状の外方向への幅が、その反対方向への幅よりも広くなるように形成されている。
本実施の形態では、基板214が第2の電子部品220よりも、熱膨張率が大きい。詳しくは、第1の端子211が形成された基板214が樹脂基板であり、第2の電子部品220がシリコンから形成されている。基板214は、縦横同倍率で膨張・収縮するので、第1及び第2の端子211,221は、それぞれ、直線L20に沿って移動する。すなわち、第1及び第2の端子211,221は、基板214が膨張・収縮しても、直線L20上に配置される。
例えば、基板214の膨張に伴って、第1の端子211は、直線L20に沿って、点P20から離れる方向に移動する。その場合であっても、元々、第1の端子211が直線L20に沿って延びているので、第1及び第2の端子211,221が重なった状態が維持される。そして、第1及び第2の端子211,221の電気的な接続は確保される。基板214が縮小した場合も同様である。本実施の形態でも、第1の実施の形態と同じ効果を達成することができる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び結果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電子デバイスを説明する図である。 図2(A)は、電気的に接続される前の第1及び第2の端子を説明する図であり、図2(B)は、電気的に接続された後の第1及び第2の端子を説明する図である。 図3(A)及び図3(B)は、第1及び第2の端子の拡大図である。 図4(A)及び図4(B)は、本実施の形態の変形例に係る第1及び第2の端子の拡大図である。 図5は、第1の実施の形態に係る電子デバイスの製造方法を説明する図である。 図6は、本発明の第2の実施の形態に係る電子デバイスを示す図である。
符号の説明
10…第1の電子部品、 11…第1の端子、 12…第1の配線パターン、 13…配線、 14…基板、 15…チップ部品、 20…第2の電子部品、 21…第2の端子、 22…第2の配線パターン、 22…第2の端子、 23…電極、 24…基板、 111…第1の端子、 121…第2の端子、 210…第1の電子部品、 211…第1の端子、 212…配線パターン、 213…配線、 214…基板、 220…第2の電子部品、 221…第2の端子

Claims (6)

  1. 複数の第1の端子を有する第1の電子部品と、
    複数の第2の端子を有する第2の電子部品と、
    を有し、
    前記複数の第1の端子と、前記複数の第2の端子と、が重なって電気的に接続され、
    前記複数の第1の端子は、それぞれ、1点を通って等角度の間隔で放射状に配列される複数の直線に沿って延びるように形成され、
    前記放射状の最も外側を除く前記直線に沿って延びる前記第1の端子は、前記直線が幅の中央を通るように形成され、
    前記放射状の最も外側の前記直線に沿って延びる前記第1の端子は、前記直線から前記放射状の外方向への幅が、その反対方向への幅よりも広くなるように形成されてなる電子デバイス。
  2. 請求項1に記載された電子デバイスにおいて、
    前記複数の第2の端子は、それぞれ、前記複数の直線に沿って延びるように形成され、
    前記放射状の最も外側を除く前記直線に沿って延びる前記第2の端子は、前記直線が幅の中央を通るように形成され、
    前記放射状の最も外側の前記直線に沿って延びる前記第2の端子は、前記直線から前記放射状の外方向への幅が、その反対方向への幅よりも広くなるように形成されてなる電子デバイス。
  3. 複数の第1の端子を有する第1の電子部品と、
    複数の第2の端子を有する第2の電子部品と、
    を有し、
    前記複数の第1の端子と、前記複数の第2の端子と、が重なって電気的に接続され、
    前記複数の第1の端子は、それぞれ、1点を通って放射状に配列されて前記1点を通らない他の直線との交点のピッチが均一である複数の直線に沿って前記交点に少なくとも接して延びるように形成され、
    前記放射状の最も外側を除く前記直線に沿って延びる前記第1の端子は、前記直線が幅の中央を通るように形成され、
    前記放射状の最も外側の前記直線に沿って延びる前記第1の端子は、前記直線から前記放射状の外方向への幅が、その反対方向への幅よりも広くなるように形成されてなる電子デバイス。
  4. 請求項3に記載された電子デバイスにおいて、
    前記複数の第2の端子は、それぞれ、前記複数の直線に沿って前記交点に少なくとも接して延びるように形成され、
    前記放射状の最も外側を除く前記直線に沿って延びる前記第2の端子は、前記直線が幅の中央を通るように形成され、
    前記放射状の最も外側の前記直線に沿って延びる前記第2の端子は、前記直線から前記放射状の外方向への幅が、その反対方向への幅よりも広くなるように形成されてなる電子デバイス。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載された電子デバイスにおいて、
    前記第1の電子部品は第1の基板を有し、前記第1の基板に、前記複数の第1の端子を含む第1の配線パターンが形成され、
    前記第2の電子部品は第2の基板を有し、前記第2の基板に、前記複数の第2の端子を含む第2の配線パターンが形成されてなる電子デバイス。
  6. 請求項1又は3に記載された電子デバイスにおいて、
    前記第2の電子部品は、半導体チップである電子デバイス。
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