JP2007241442A - 個人情報読取記憶装置及び個人情報読取記憶システム - Google Patents

個人情報読取記憶装置及び個人情報読取記憶システム Download PDF

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Abstract

【課題】複数種類の身分証明書から個人情報を読取可能な個人情報読取記憶装置及び個人情報読取記憶システムを提供する。
【解決手段】顧客の個人情報が記載された身分証明書から個人情報を読み取って記憶する個人情報読取記憶装置に、複数種類の身分証明書に対応する各フォーム情報が記憶されているフォーム記憶部と、顧客の身分証明書の種類を入力するための入力部と、入力された身分証明書の種類に対応するフォーム情報をフォーム記憶部から読み出す読出部と、読み出されたフォーム情報に基づいて顧客の身分証明書から個人情報を含む画像情報を読み取る読取部と、読み取られた画像情報に含まれる個人情報を文字認識する認識部と、文字認識された個人情報を記憶する記憶部とを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、身分証明書から個人情報を読み取って記憶する個人情報読取記憶装置及び個人情報読取記憶システムに関し、特に、複数種類の身分証明書から個人情報を読取可能な個人情報読取記憶装置及び個人情報読取記憶システムに関する。
従来、本人確認法の制定により、金融機関等の窓口においては、本人確認書類により本人を特定するための本人特定情報を確認すること、即ち本人確認業務が義務化されている。また、このような本人確認業務は、金融機関の窓口においてだけではなく、例えば公共機関や医療機関、レンタル事業窓口等においても実施されている。
例えば、金融機関の窓口において、口座の開設を申し込む場合、申込者は、必要事項、即ち氏名や住所等からなる個人情報を、口座の開設を申し込むための申込書に記入する。そして、申込者は、該申込書と共に、本人確認業務のための本人確認書類として、申込者の本人特定情報が記載されている身分証明書或いは該身分証明書のコピーを、窓口に提出する。
窓口のオペレータは、申込書及び本人確認書類を受け取ると、申込書に記入された個人情報に含まれる本人特定情報と、本人確認書類に記載された記載情報に含まれる本人特定情報とを、それぞれ人的に読み取って比較し、これらが一致しているか否かに基づいて、本人確認を行う。
申込者が本人であると確認されると、窓口のオペレータは、申込者の口座を開設するために、申込書に記入された個人情報を、顧客情報として窓口端末に人的に入力する。入力された顧客情報は、窓口端末から顧客情報を管理するためのサーバに送信されて記憶される。
しかしながら、上記のような方法では、作業が煩雑であるうえ、入力ミスが発生する可能性があるという問題があった。
上記問題を解消するため、特許文献1では、運転免許証から個人情報を読み取って記憶する個人情報読取り記憶装置の技術が開示されている。
この個人情報読取り記憶装置は、申込者が本人確認書類として提出した運転免許証に記載されている記載情報を、個人情報として読み取って記憶することにより、上記した顧客情報の入力及び記憶を行う。
特開平5−120356号公報
しかしながら、本人確認業務のために提出される本人確認書類としての身分証明書は、運転免許証に限定されず、保険証やパスポート、年金手帳等、複数種類にわたる。これに対して、上記した個人情報読取り記憶装置は、運転免許証以外の身分証明書から個人情報を読み取ることは不可能である。
また、本人特定情報或いは顧客情報として必要な個人情報は、身分証明書に記載された記載情報の一部のみであるが、上記した個人情報読取り記憶装置を利用して本人確認業務を行う場合、全ての記載情報が窓口のオペレータの目に触れてしまうため、顧客のプライバシーが保護されないという問題があった。
このため、複数種類の身分証明書から個人情報を読取可能且つ顧客のプライバシーが守られる個人情報読取記憶装置及び個人情報読取記憶システムが望まれていた。
本発明は、以上の点を解決するために、次の構成を採用する。
〈構成1〉
本発明に係る個人情報読取記憶装置は、顧客の個人情報が記載された身分証明書から個人情報を読み取って記憶するために、複数種類の身分証明書に対応する各フォーム情報が記憶されているフォーム記憶部と、顧客の身分証明書の種類を入力するための入力部と、入力された身分証明書の種類に対応するフォーム情報をフォーム記憶部から読み出す読出部と、読み出されたフォーム情報に基づいて顧客の身分証明書から個人情報を含む画像情報を読み取る読取部と、読み取られた画像情報に含まれる個人情報を文字認識する認識部と、文字認識された個人情報を記憶する記憶部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る個人情報読取記憶装置は、認識部により文字認識された個人情報を表示する表示部を更に備えることができる。
本発明に係る個人情報読取記憶装置において、読取部として、イメージスキャナを採用することができる。
また、認識部による個人情報の文字認識は、OCR(Optical Character Reader)認識処理により行われる。
本発明に係る個人情報読取記憶装置において、個人情報は、複数の項目情報からなり、認識部は、複数の項目情報を文字認識し、記憶部は、文字認識された複数の項目情報を記憶することができる。
この場合、認識部により文字認識された複数の項目情報を表示する表示部を更に備えることができる。
本発明に係る個人情報読取記憶装置において、個人情報は、複数の項目情報からなり、認識部は、複数の項目情報を文字認識することができる。この場合、文字認識された複数の項目情報を表示するための表示部と、表示部による各項目情報に対する表示を許可するか否かを示すマスク情報が複数種類の身分証明書の項目情報に対応させて記憶されているマスク記憶部と、マスク情報に基づいて表示が不許可とされた項目情報に対する表示にマスク処理を行うマスク処理部とを更に備えることができる。
更に、マスク記憶部にマスク情報を設定するマスク設定部を備えることができる。
〈構成2〉
本発明に係る個人情報読取記憶システムは、顧客の個人情報が記載された身分証明書から個人情報を読み取る端末装置と、端末装置との間で通信を行うサーバとを含み、端末装置は、複数種類の身分証明書に対応する各フォーム情報が記憶されているフォーム記憶部と、顧客の身分証明書の種類を入力するための入力部と、入力された身分証明書の種類に対応するフォーム情報をフォーム記憶部から読み出す読出部と、読み出されたフォーム情報に基づいて顧客の身分証明書から個人情報を含む画像情報を読み取る読取部と、読み取られた画像情報に含まれる個人情報を文字認識する認識部と、文字認識された個人情報をサーバへ送信する装置送信部とを備え、サーバは、端末装置から受信した個人情報を記憶するサーバ記憶部を備えることを特徴とする。
本発明に係る個人情報読取記憶システムにおいて、端末装置は、認識部により文字認識された個人情報を表示する表示部を更に備えることができる。
本発明に係る個人情報読取記憶システムは、読取部として、イメージスキャナを採用することができる。
また、認識部による個人情報の文字認識は、OCR(Optical Character Reader)認識処理により行われる。
本発明に係る個人情報読取記憶システムにおいて、端末装置とサーバとの間の通信は、インターネットを介して行うことができる。
本発明に係る個人情報読取記憶システムにおいて、個人情報は、複数の項目情報からなり、認識部は、複数の項目情報を文字認識し、装置送信部は、文字認識された複数の項目情報をサーバへ送信し、サーバ記憶部は、端末装置から受信した複数の項目情報を記憶することができる。
この場合、端末装置は、認識部により文字認識された複数の項目情報を表示する表示部を更に備えることができる。
本発明に係る個人情報読取記憶システムにおいて、個人情報は、複数の項目情報からなり、認識部は、複数の項目情報を文字認識することができる。この場合、端末装置は、文字認識された複数の項目情報を表示するための表示部と、表示部による各項目情報に対する表示を許可するか否かを示すマスク情報が複数種類の身分証明書の項目情報に対応させて記憶されているマスク記憶部と、マスク情報に基づいて表示が不許可とされた項目情報に対する表示にマスク処理を行うマスク処理部とを更に備えることができる。
更に、端末装置は、マスク記憶部にマスク情報を設定するマスク設定部を備えることができる。
本発明の個人情報読取記憶装置及び個人情報読取記憶システムによれば、複数種類の身分証明書から顧客の個人情報を読み取って記憶することができるので、入力作業が効率化されると共に、利用範囲が拡大される。また、記憶が不要な個人情報にマスク情報を設定し、表示部における該個人情報の表示にマスク処理が行われるので、顧客のプライバシーが保護される。
以下、本発明の実施形態を図を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る個人情報読取記憶装置の構成を示すブロック図である。
この個人情報読取記憶装置10を利用して、複数種類の身分証明書から個人情報を読み取って記憶することができる。
個人情報読取記憶装置10は、例えばレンタル事業窓口等に設置されて顧客管理用データベースを構築するために利用されるパーソナルコンピュータ11及び該パーソナルコンピュータ11に接続されるイメージスキャナ12から構成される。
イメージスキャナ12は、載置された身分証明書の表裏両面を光学的に読み取って、該身分証明書の画像情報を取得する読取部としての機能を有する。イメージスキャナ12により取得された画像情報は、図示されないインタフェース部を介して、パーソナルコンピュータ11に送られる。
パーソナルコンピュータ11は、表示部13、入力部14、一時記憶部15、フォーム記憶部16、読出部17、認識部18、装置記憶部19及びこれら各部を制御するための装置制御部20を備えている。
表示部13は、例えばディスプレイからなり、選択画面や入力画面等を含む各種画面を表示する機能を有する。
入力部14は、例えばマウス及びキーボードからなり、表示部13に表示された各種画面において、選択データの選択や入力データの入力を行う機能を有する。
一時記憶部15は、イメージスキャナ12から受けた画像情報や、入力部14により入力された入力データ等を、一時的に記憶する機能を有する。
フォーム記憶部16は、個人情報読取記憶装置10により読取可能な複数種類の身分証明書それぞれに対応するフォーム情報を記憶する記憶部である。各身分証明書には、複数の項目情報からなる個人情報が記載されており、フォーム記憶部16に記憶される各フォーム情報は、これら複数の項目情報に対応する座標領域を、それぞれ指定している。
なお、本実施例では、フォーム記憶部16にフォーム情報が記憶される身分証明書は、運転免許証、保険証、パスポート、年金手帳及び外国人登録証であるが、これに限定されない。
読出部17は、フォーム記憶部16からフォーム情報を読み出す機能や一時記憶部15から画像情報を読み出す機能等を有する。
認識部18は、読出部17により読み出されたフォーム情報に基づいて、読出部17により読み出された画像情報に含まれる個人情報の各項目情報を、OCR(Optical Character Reader)認識処理により文字認識する機能を有する。
装置記憶部19は、認識部18により文字認識された複数の項目情報からなる顧客の個人情報を記憶する顧客管理用データベースを構成している。
図2は、実施例1の装置記憶部の構成を示す説明図である。
装置記憶部19には、図2に示されるように、顧客毎に、該顧客の個人情報の各項目情報が記憶されている。
装置制御部20は、上記各部13〜19及びイメージスキャナ12を制御する機能を有する。
続いて、個人情報読取記憶装置10を利用して、顧客が本人確認書類として提出した身分証明書から、個人情報を読み取って記憶する手順を、レンタル事業窓口において、会員加入の申込者が、必要事項を記入した申込書と共に保険証を提出した場合を例に、図に沿って説明する。
図3は、本発明に係る個人情報読取記憶装置の実施例1における読取記憶動作を示すフローチャートである。
申込者が、申込書と共に、本人確認書類として保険証を窓口のオペレータに提出すると、オペレータは、該保険証をイメージスキャナ12の所定位置に載置する。また、パーソナルコンピュータ11の表示部13には、装置制御部20の制御により、OCR読取画面21が表示されている(S101)。
図4は、実施例1のOCR読取画面の構成を示す説明図である。
OCR読取画面21には、図4に示されるように、載置された書類の読み取りを開始するための「読み取り」ボタン22、再度読み取りを行うための「再読み取り」ボタン23、載置された書類の種類を選択するための「書類選択」ボタン24、認識された個人情報を装置記憶部19に記憶させるための「保存」ボタン25、OCR読取画面21を閉じるための「閉じる」ボタン26が、それぞれ設けられている。
また、OCR読取画面21には、図4に示されるように、「上下」、「左右」、「拡大」、「縮小」、「表」、「裏」の各ボタンが設けられている。これらの各ボタンを選択することにより、OCR読取画面21上に表示された画像の位置或いはサイズの調整、表示面の変更等ができる。
OCR読取画面21において、オペレータが入力部14を操作して、「書類選択」ボタン24を選択すると、装置制御部20は、表示部13に、書類選択画面27を表示させる(S102)。
図5は、書類選択画面の構成を示す説明図である。
書類選択画面27には、図5に示されるように、個人情報読取記憶装置10を利用して個人情報の読取が可能な、即ちフォーム記憶部16にフォーム情報が記憶されている身分証明書の種類が表示されている。本実施例では、書類選択画面27に表示される身分証明書の種類は、運転免許証、保険証、年金手帳、パスポート及び外国人登録証である。
また、書類選択画面27には、図5に示されるように、該画面において選択された身分証明書を適用するための「適用」ボタン28、選択された身分証明書を適用してOCR読取画面21に戻るための「OK」ボタン29、身分証明書の選択を取り消すための「キャンセル」ボタンが設けられている。
書類選択画面27において、オペレータが入力部14を操作して、保険証を選択した後、「OK」ボタン29を選択すると、装置制御部20は、保険証が選択されたことを示す選択書類情報を一時記憶部15に記憶させ、表示部13に、OCR読取画面21(図4)を再度表示させる(S103)。
続いて、オペレータが、OCR読取画面21において、入力部14を操作して「読み取り」ボタン22を選択すると、装置制御部20は、イメージスキャナ12に、載置されている身分証明書の画像を読み取らせる(S104)。イメージスキャナ12は、載置されている保険証の表裏両面を読み取って画像情報を取得すると、取得した画像情報をパーソナルコンピュータ11に送る(S104)。送られた画像情報は、パーソナルコンピュータ11の一時記憶部15に記憶される(S104)。
次に、装置制御部20は、読出部17に、一時記憶部15から選択書類情報を読み出させ、該選択書類情報に基づいて、フォーム記憶部16から該当する身分証明書のフォーム情報を読み出させる(S105)。読出部17は、フォーム記憶部16から保険証のフォーム情報を読み出す。装置制御部20は、更に、読出部17に、一時記憶部15に記憶された申込者の身分証明書の画像情報を読み出させ、認識部18に、該画像情報に含まれる個人情報の各項目情報を、読み出されたフォーム情報に基づいて文字認識させる(S105)。読出部17は、保険証のフォーム情報に基づいて、各項目、即ち「氏名」、「氏名フリガナ」、「生年月日」、「事業所所在地」、「事業所名称」、「保険者所在地」、「保険者番号」、「保険者名称」等に対応する座標領域に記載されている文字を認識して、認識結果をそれぞれの項目情報とする。認識された各項目情報は、一時記憶部15に記憶される(S105)。
続いて、装置制御部20は、読出部17に、顧客の身分証明書から読み取った個人情報の各項目情報及び画像情報を、一時記憶部15から読み出させる(S106)。読出部17は、一時記憶部15から、「氏名」、「氏名フリガナ」、「生年月日」、「事業所所在地」、「事業所名称」、「保険者所在地」、「保険者番号」、「保険者名称」等に対応する項目情報及び保険証の画像情報を読み出す。
そして、装置制御部20は、読み出された各項目情報及び身分証明書の画像を、表示部13におけるOCR読取画面21に表示させる(S106)。
図6は、実施例1における保険証読取後のOCR読取画面を示す説明図である。
OCR読取画面21aには、図6に示されるように、顧客の保険証に記載されている個人情報の各項目に対する認識結果が表示されている。
また、OCR読取画面21aの右側には、イメージスキャナ12により取得された顧客の保険証の画像が表示されている。そして、OCR読取画面21aの右上方に設けられた「上下」、「左右」、「拡大」、「縮小」、「表」、「裏」の各ボタンを選択することにより、この画像の表示位置や表示サイズ、表示面の変更が可能となっている。
OCR読取画面21aにおいて、右側に表示された保険証の画像に含まれる各項目情報と、左側に表示された認識結果とを、オペレータが比較して、正しく認識されているか否かを判断する。認識結果が正しくない場合、オペレータが入力部14を操作して、身分証明書の画像を再度読み取らせた後、S104〜S106の動作を繰り返す。或いは、OCR読取画面21aにおいて、オペレータが入力部14により各項目の認識結果の訂正を行うことも可能である。また、オペレータは、申込者が記入して提出した申込書と、OCR読取画面21aに表示された項目情報とを比較し、本人確認業務を行う。
OCR読取画面21aにおいて、オペレータにより本人確認業務が実施され、また、個人情報の各項目情報が正しく認識されていると判断されると、入力部14により「保存」ボタン25が選択される。この選択を受けて、装置制御部20は、OCR読取画面21aに表示された各項目情報を、装置記憶部19に記憶させる(S107)。この際、装置制御部20は、顧客を特定する顧客番号を発行して、該顧客番号に対応させてこれらの項目情報を装置記憶部19に記憶させても良い。装置記憶部19が各項目情報を記憶すると、個人情報読取記憶装置10は処理を終了する。
上記のように、顧客の身分証明書から、記載されている個人情報を読み取り、該個人情報に含まれる複数の項目情報を認識して記憶することができる。
なお、顧客により本人確認書類として提出された身分証明書が運転免許証であった場合の、OCR読取画面の表示を図7に示す。
図7は、実施例1における運転免許証読取後のOCR読取画面を示す説明図である。
OCR読取画面21bには、図7に示されるように、運転免許証に記載される個人情報の各項目、即ち「氏名」、「生年月日」、「本籍」、「住所」、「交付」、「番号」、「免許の条件」に対応する項目情報が、それぞれ表示されている。
各身分証明書に対応するフォーム情報を予めフォーム記憶部16に記憶させておくことにより、複数種類の身分証明書から個人情報を読み取ることができる。また、身分証明書毎に異なる項目情報からなる個人情報を、各身分証明書から読み取って文字認識し、記憶することができる。
以上のように、本実施例の個人情報読取記憶装置によれば、複数種類の身分証明書のフォーム情報を予め記憶しておくことにより、本人確認業務の際に本人確認書類として顧客から提出される各種の身分証明書から、個人情報を読み取って記憶することが可能となるため、利用範囲が拡大されると共に、オペレータによる入力が不要となるため、作業が効率化される。
なお、本実施例の個人情報読取記憶装置では、身分証明書から読み取った個人情報に含まれる各項目情報を、全て表示及び記憶しているが、記憶が不要な項目情報に対して予めマスク情報を設定しておき、該項目情報に対する表示にマスク処理を行い、必要な項目情報のみを記憶することも可能である。このマスク処理については、次の実施例2で詳しく説明する。
また、顧客の個人情報を管理するためのサーバを更に設け、該サーバにおいて各項目情報を記憶することも可能である。サーバを設ける構成についても、次の実施例2で詳しく説明する。
図8は、本発明の実施例2に係る個人情報読取記憶システムの構成を示すブロック図である。
なお、本実施例において、実施例1と同様な構成及び動作を同一の符号で示し、これらについての説明を省略する。
個人情報読取記憶システム40は、例えば金融機関の営業店窓口やレンタル事業窓口等に設置される端末装置41と、該端末装置41に通信回線42を介して接続されるサーバ43とから構成される。
端末装置41は、パーソナルコンピュータ44及び該パーソナルコンピュータ44に接続されるイメージスキャナ12から構成される。
パーソナルコンピュータ44は、表示部13、入力部14、一時記憶部15、フォーム記憶部16、読出部17、認識部18、マスク設定部45、マスク記憶部46、マスク処理部47、装置通信部48及びこれら各部を制御するための装置制御部49を備えている。
マスク設定部45は、個人情報に含まれる各項目情報に対して、表示部13への表示及びサーバ43への登録を許可するか否かを示すマスク情報を設定する機能を有する。
マスク記憶部46は、マスク設定部45により設定されたマスク情報をフォーム記憶部16にフォームが記憶される各身分証明書の項目情報に対応させて記憶している。
図9は、マスク記憶部の構成を示す説明図である。
マスク記憶部46には、図9に示されるように、身分証明書毎に、該身分証明書に記載される個人情報の各項目が記憶されている。例えば、運転免許証の場合、マスク記憶部46に記憶される複数の項目は、本実施例では、「氏名」、「生年月日」、「本籍」、「住所」、「交付」、「番号」、「免許の条件」となっている。
また、マスク記憶部46には、マスク情報を記憶するためのマスク情報項目58が、各項目に対応させて設けられている。マスク情報項目58には、初期状態においてマスク情報は設定されておらず、マスク設定部45によりマスク情報が設定されると、後述するように、マスク情報を示すデータ「M」が記憶される。例えば、本実施例では、図9に示されるように、マスク記憶部46には、運転免許証に対応する複数の項目の中、「本籍」及び「免許の条件」項目に対してマスク情報が設定されており、対応するマスク情報項目58−3、58−7に、データ「M」が記憶されている。
マスク処理部47は、表示部13における画像表示にマスク処理を行う機能を有する。
装置通信部48は、認識部18により認識された項目情報をサーバ43へ送信する装置通信部としての機能を有し、通信回線42を介してサーバ43との間でデータの送受信を行う。
サーバ43は、サーバ通信部50、サーバ記憶部51及びこれら各部を制御するためのサーバ制御部57を備えている。
サーバ通信部50は、端末装置41から項目情報を受信する機能を有し、通信回線42を介して端末装置41との間でデータの送受信を行う。
サーバ記憶部51は、サーバ通信部50により受信した複数の項目情報からなる顧客の個人情報を記憶する顧客管理用データベースを構成している。
図10は、サーバ記憶部の構成を示す説明図である。
サーバ記憶部51には、図10に示されるように、顧客を特定する顧客番号に対応させて、該顧客の個人情報の各項目情報が記憶されている。
続いて、個人情報読取記憶システム40の初期設定時において、マスク記憶部46にマスク情報を設定する手順について、運転免許証の場合を例に、図に沿って説明する。
図11は、本発明の実施例2に係る個人情報読取記憶システムのマスク情報設定動作を示すフローチャートである。
パーソナルコンピュータ44の表示部13には、装置制御部49の制御により、OCR読取画面52が表示されている(S201)。
図12は、実施例2のOCR読取画面の構成を示す説明図である。
OCR読取画面52には、図12に示されるように、実施例1におけるOCR読取画面21(図4)の構成に加えて、更に、マスク情報を設定するための「マスク」ボタン53が設けられている。
OCR読取画面52において、入力部14により「書類選択」ボタン24が選択されると、装置制御部49は、表示部13に、書類選択画面27(図5)を表示させる(S202)。
書類選択画面27において、入力部14により運転免許証が選択された後、「OK」ボタン29が選択されると、装置制御部49は、運転免許証が選択されたことを示す選択書類情報を一時記憶部15に記憶させ、表示部13にOCR読取画面52(図12)を再度表示させる(S203)。
続いて、OCR読取画面52において、入力部14により「マスク」ボタン53が選択されると、装置制御部49は、読出部17に、一時記憶部15から選択書類情報を読み出させ、該選択書類情報に基づいて、マスク記憶部46から対応する各項目及びマスク情報を読み出させる(S204)。一時記憶部15には運転免許証が選択されたことを示す選択書類情報が記憶されているので、読出部17は、マスク記憶部46から運転免許証に対応して記憶されている複数の項目、即ち「氏名」、「生年月日」、「本籍」、「住所」、「交付」、「番号」、「免許の条件」を読み出す。また、初期状態においてマスク情報は設定されていないので、マスク情報は読み出されない。
そして、装置制御部49は、表示部13にマスク設定画面54を表示させる(S204)。
図13は、マスク設定画面の構成を示す説明図である。
マスク設定画面54には、図13に示されるように、身分証明書に記載される個人情報に含まれる複数の項目を表示するための項目表示領域55と、各項目に対応するマスク情報の設定の有無を表示するためのマスク表示領域56とが設けられている。
初期状態(図13(a))において、マスク記憶部46にはマスク情報は設定されていないので、マスク設定画面54aのマスク表示領域56aには、マスク情報の設定が有ることを示す表示は存在しない。
マスク情報を設定する場合、特別な権限を有するオペレータ又は上席の管理者が、特定の認証番号の入力のみで表示可能なマスク設定画面54を表示させ、このマスク設定画面54において、マスク情報を設定する項目に対応するマスク表示領域56を、入力部14により選択する。例えば、「本籍」項目表示領域55a−1に対応するマスク表示領域56a−1を選択すると、該マスク表示領域56b−1には、図13(b)に示されるように、チェックが表示される。同様に、オペレータが「免許の条件」項目表示領域55a−2に対応するマスク表示領域56a−2を入力部14により選択すると、該マスク表示領域56b−2にチェックが表示される。
その後、入力部14によりOKボタン29を選択すると、装置制御部49は、マスク設定部45にマスク情報の設定を行わせる(S205)。マスク設定部45は、マスク設定画面54における各項目に対応するマスク表示領域56へのチェックの有無に基づいて、マスク記憶部46に対するマスク情報の設定を行う(S205)。これにより、マスク記憶部46の「本籍」及び「免許の条件」項目に対応するマスク情報項目58−3、58−7に、それぞれマスク情報を示すデータ「M」が記憶される(図9)。マスク記憶部46にマスク情報が設定されると、装置制御部49は、表示部13にOCR読取画面52を表示させ、個人情報読取記憶システム40はマスク情報設定処理を終了する。
上記のように、各身分証明書に記載される個人情報の各項目に対応させて、管理者等においてマスク情報の設定を行うことができる。
なお、設定したマスク情報を変更することも可能である。この場合、上記したマスク情報設定処理と同様の手順で、マスク設定画面54を表示させ、該画面上で、新たにマスク情報を設定する項目に対応するマスク表示領域56を、入力部14により選択する。これにより、該マスク表示領域56にチェックが表示される。その後、入力部14により適用ボタン28或いはOKボタン29を選択すると、装置制御部49の制御により、マスク設定部45がマスク記憶部46の該当するマスク情報項目58にマスク情報を設定する。
また、既にマスク情報が設定されている項目からマスク情報の設定を解除する場合、該マスク表示領域56を入力部14により選択すると、表示されていたチェックが消去される。その後、適用ボタン28或いはOKボタン29が選択されると、マスク設定部45がマスク記憶部46の該マスク情報項目58からマスク情報を示すデータ「M」を削除し、マスク情報の設定が解除される。
次に、個人情報読取記憶システム40を利用して、顧客の本人確認書類としての身分証明書から、個人情報を読み取って記憶する手順を、金融機関の営業店窓口において、運転免許証を持参した口座開設の申込者が、口座開設のための申込書に必要事項を記入して提出した場合を例に、図に沿って説明する。
図14は、本発明に係る個人情報読取記憶システムの実施例2における読取記憶動作を示すフローチャートである。
申込者が、申込書を窓口の通常のオペレータに提出し、本人確認書類としての運転免許証を、窓口に設置されたイメージスキャナ12の所定位置に載置する。このとき、パーソナルコンピュータ44の表示部13には、装置制御部49の制御により、OCR読取画面52(図12)が表示されている(S301)。
イメージスキャナ12に載置された身分証明書から画像情報を読み取って、各項目情報を認識するまでの動作は、実施例1における図3のフローチャートに示されたS102からS105までの動作と同一なので、説明を省略する。
運転免許証から読み取られ、認識された各項目情報、即ち「氏名」、「生年月日」、「本籍」、「住所」、「交付」、「番号」、「免許の条件」項目に対応する各項目情報が、一時記憶部15に記憶される(S105)と、装置制御部49は、読出部17に、マスク記憶部46から各項目に対応するマスク情報を読み出させ、マスク情報の設定の有無を判断する(S302)。装置制御部49は、運転免許証に対応する各項目の中、「本籍」及び「免許の条件」項目に対して、それぞれマスク情報が設定されていると判断する。
続いて、装置制御部49は、読出部17に、一時記憶部15に記憶されている身分証明書の画像情報を読み出させ、また、フォーム記憶部16から該身分証明書のフォームを読み出させる(S303)。読出部17は、運転免許証の画像情報とフォームとを読み出す。
そして、装置制御部49は、マスク処理部47に、マスク情報の判断結果及びフォームに基づいて、読み出された画像情報に対して、マスク情報を設定すべき項目情報に対応する座標領域に、マスク処理を行わせる(S303)。マスク処理部47は、運転免許証の画像情報における「本籍」及び「免許の条件」の項目情報を表示する座標領域に、マスク処理を行う。マスク処理が行われた画像、即ちマスク画像のマスク画像情報は、一時記憶部15に記憶される(S303)。
続いて、装置制御部49は、読出部17に、一時記憶部15からマスク情報が設定されていない項目情報と、マスク画像情報とを読み出させる(S304)。読出部17は、一時記憶部15から、「氏名」、「生年月日」、「住所」、「交付」、「番号」項目に対応する項目情報及びマスク処理が施された運転免許証のマスク画像情報を読み出す。
そして、装置制御部49は、読み出された各項目情報及びマスク画像を、表示部13におけるOCR読取画面52に表示させる(S304)。
図15は、実施例2における運転免許証読取後のOCR読取画面を示す説明図である。
OCR読取画面52bには、図15に示されるように、顧客の運転免許証に記載されている個人情報の各項目情報の中、マスク情報が設定されていない項目情報、即ち「氏名」、「生年月日」、「住所」、「交付」、「番号」項目に対する認識結果が表示されている。マスク情報が設定されている項目情報、即ち「本籍」及び「免許の条件」項目に対する認識結果は表示されず、「****」等の表示がなされる。
また、OCR読取画面52bの右側には、イメージスキャナ12により取得され、マスク処理部47によりマスク処理が行われた運転免許証のマスク画像が表示されている。マスク画像には、マスク情報が設定されている項目情報を表示する座標領域に、マスク処理が施されているため、オペレータが該項目情報、即ち「本籍」及び「免許の条件」項目に対応する項目情報を知ることは不可能となっている。
OCR読取画面52bにおいて、表示された運転免許証のマスク画像に含まれる各項目情報と、表示された認識結果とをオペレータが比較して、正しく認識されているか否かを判断する。また、オペレータは、申込者が記入して提出した申込書と、OCR読取画面52bに表示された項目情報とを比較し、本人確認業務を行う。
OCR読取画面52bにおいて、オペレータにより本人確認業務が実施され、また、個人情報の各項目情報が正しく認識されていると判断されると、入力部14により「保存」ボタン25が選択される。この選択を受けて、装置制御部49は、読出部17に、一時記憶部15からマスク情報が設定されていない各項目情報を読み出させ、装置通信部48にこれらの項目情報をサーバ43へ送信させる(S305)。
サーバ43において、サーバ通信部50が端末装置41から項目情報を受信すると、サーバ制御部57は、申込者、即ち顧客を特定する顧客番号を発行して、受信した項目情報を該顧客番号と対応させて、サーバ記憶部51に記憶させる(S306)。サーバ制御部57は、顧客番号「1234567」を発行して、該顧客番号と、受信した各項目情報、即ち「氏名」、「生年月日」、「住所」、「交付」、「番号」項目に対応する各項目情報、「沖 太郎」、「昭和54年9月25日」、「東京都港区虎ノ門1−7−12」、「平成16年08月27日 00000」、「112233445566」を、サーバ記憶部51に対応させて記憶させる(図10)。
なお、サーバ制御部57により発行される顧客番号は、本実施例では、開設される口座の口座番号である。
続いて、サーバ制御部57は、顧客の個人情報のサーバ43への登録が完了したことを示す登録完了信号を生成して、サーバ通信部50により端末装置41へ送信させる(S307)。端末装置41のパーソナルコンピュータ44において、装置通信部48が登録完了信号を受信すると、個人情報読取記憶システム40は処理を終了する。
上記のように、顧客の身分証明書から読み取った個人情報の各項目情報の中、マスク情報が設定されている項目情報の表示にはマスク処理を行うと共に、マスク情報が設定されていない項目情報に対してのみ表示及びサーバへの登録を行うことができる。
以上のように、本実施例の個人情報読取記憶システムによれば、各身分証明書に記載される個人情報に含まれる各項目情報に対して、予め特定の管理者等によりマスク情報を設定しておき、該マスク情報に基づいて、必要な項目情報のみをデータベースに登録させることが可能となるため、顧客のプライバシーが保護される。更に、本人確認書類としての身分証明書のイメージスキャナへの載置を、顧客本人に行わせ、窓口の端末装置において、本人確認業務のために身分証明書の画像を表示する際に、身分証明書毎に設定されているマスク情報に基づいて、サーバへの登録が不要な個人情報の表示部分にマスク処理を行うので、不要な個人情報を窓口のオペレータに知られることなく本人確認業務を実行させることが可能となり、顧客のプライバシーの更なる保護が実現される。
本発明の実施例1に係る個人情報読取記憶装置の構成を示すブロック図である。 実施例1の装置記憶部の構成を示す説明図である。 本発明に係る個人情報読取記憶装置の実施例1における読取記憶動作を示すフローチャートである。 実施例1のOCR読取画面の構成を示す説明図である。 書類選択画面の構成を示す説明図である。 実施例1における保険証読取後のOCR読取画面を示す説明図である。 実施例1における運転免許証読取後のOCR読取画面を示す説明図である。 本発明の実施例2に係る個人情報読取記憶システムの構成を示すブロック図である。 マスク記憶部の構成を示す説明図である。 サーバ記憶部の構成を示す説明図である。 本発明の実施例2に係る個人情報読取記憶システムのマスク情報設定動作を示すフローチャートである。 実施例2のOCR読取画面の構成を示す説明図である。 マスク設定画面の構成を示す説明図である。 本発明に係る個人情報読取記憶システムの実施例2における読取記憶動作を示すフローチャートである。 実施例2における運転免許証読取後のOCR読取画面を示す説明図である。
符号の説明
10 個人情報読取記憶装置
11、44 パーソナルコンピュータ
12 イメージスキャナ
13 表示部
14 入力部
15 一時記憶部
16 フォーム記憶部
17 読出部
18 認識部
19 装置記憶部
20、49 装置制御部
40 個人情報読取記憶システム
41 端末装置
42 通信回線
43 サーバ
45 マスク設定部
46 マスク記憶部
47 マスク処理部
48 装置通信部
50 サーバ通信部
51 サーバ記憶部
57 サーバ制御部

Claims (17)

  1. 顧客の個人情報が記載された身分証明書から前記個人情報を読み取って記憶する個人情報読取記憶装置であって、
    複数種類の身分証明書に対応する各フォーム情報が記憶されているフォーム記憶部と、
    前記顧客の身分証明書の種類を入力するための入力部と、
    入力された前記身分証明書の種類に対応する前記フォーム情報を前記フォーム記憶部から読み出す読出部と、
    読み出された前記フォーム情報に基づいて前記顧客の身分証明書から前記個人情報を含む画像情報を読み取る読取部と、
    読み取られた前記画像情報に含まれる前記個人情報を文字認識する認識部と、
    文字認識された前記個人情報を記憶する記憶部と、
    を備えることを特徴とする個人情報読取記憶装置。
  2. 前記認識部により文字認識された前記個人情報を表示する表示部を更に備えることを特徴とする請求項1記載の個人情報読取記憶装置。
  3. 前記読取部は、イメージスキャナからなることを特徴とする請求項1記載の個人情報読取記憶装置。
  4. 前記認識部による前記個人情報の文字認識は、OCR(Optical Character Reader)認識処理により行われることを特徴とする請求項1記載の個人情報読取記憶装置。
  5. 前記個人情報は、複数の項目情報からなり、前記認識部は、前記複数の項目情報を文字認識し、前記記憶部は、文字認識された前記複数の項目情報を記憶することを特徴とする請求項1記載の個人情報読取記憶装置。
  6. 前記認識部により文字認識された前記複数の項目情報を表示する表示部を更に備えることを特徴とする請求項5記載の個人情報読取記憶装置。
  7. 前記個人情報は、複数の項目情報からなり、前記認識部は、前記複数の項目情報を文字認識し、
    文字認識された前記複数の項目情報を表示するための表示部と、前記表示部による前記各項目情報に対する前記表示を許可するか否かを示すマスク情報が複数種類の身分証明書の項目情報に対応させて記憶されているマスク記憶部と、前記マスク情報に基づいて前記表示が不許可とされた前記項目情報に対する前記表示にマスク処理を行うマスク処理部とを更に備えることを特徴とする請求項1記載の個人情報読取記憶装置。
  8. 前記マスク記憶部に前記マスク情報を設定するマスク設定部を更に備えることを特徴とする請求項7記載の個人情報読取記憶装置。
  9. 顧客の個人情報が記載された身分証明書から前記個人情報を読み取る端末装置と、前記端末装置との間で通信を行うサーバとを含む個人情報読取記憶システムであって、
    前記端末装置は、
    複数種類の身分証明書に対応する各フォーム情報が記憶されているフォーム記憶部と、
    前記顧客の身分証明書の種類を入力するための入力部と、
    入力された前記身分証明書の種類に対応する前記フォーム情報を前記フォーム記憶部から読み出す読出部と、
    読み出された前記フォーム情報に基づいて前記顧客の身分証明書から前記個人情報を含む画像情報を読み取る読取部と、
    読み取られた前記画像情報に含まれる前記個人情報を文字認識する認識部と、
    文字認識された前記個人情報を前記サーバへ送信する装置送信部とを備え、
    前記サーバは、
    前記端末装置から受信した前記個人情報を記憶するサーバ記憶部を備える
    ことを特徴とする個人情報読取記憶システム。
  10. 前記端末装置は、前記認識部により文字認識された前記個人情報を表示する表示部を更に備えることを特徴とする請求項9記載の個人情報読取記憶システム。
  11. 前記読取部は、イメージスキャナからなることを特徴とする請求項9記載の個人情報読取記憶システム。
  12. 前記認識部による前記個人情報の文字認識は、OCR(Optical Character Reader)認識処理により行われることを特徴とする請求項9記載の個人情報読取記憶システム。
  13. 前記端末装置と前記サーバとの間の通信は、インターネットを介して行われることを特徴とする請求項9記載の個人情報読取記憶システム。
  14. 前記個人情報は、複数の項目情報からなり、前記認識部は、前記複数の項目情報を文字認識し、前記装置送信部は、文字認識された前記複数の項目情報を前記サーバへ送信し、前記サーバ記憶部は、前記端末装置から受信した前記複数の項目情報を記憶することを特徴とする請求項9記載の個人情報読取記憶システム。
  15. 前記端末装置は、前記認識部により文字認識された前記複数の項目情報を表示する表示部を更に備えることを特徴とする請求項14記載の個人情報読取記憶システム。
  16. 前記個人情報は、複数の項目情報からなり、前記認識部は、前記複数の項目情報を文字認識し、
    前記端末装置は、文字認識された前記複数の項目情報を表示するための表示部と、前記表示部による前記各項目情報に対する前記表示を許可するか否かを示すマスク情報が複数種類の身分証明書の項目情報に対応させて記憶されているマスク記憶部と、前記マスク情報に基づいて前記表示が不許可とされた前記項目情報に対する前記表示にマスク処理を行うマスク処理部とを更に備えることを特徴とする請求項9記載の個人情報読取記憶システム。
  17. 前記端末装置は、前記マスク記憶部に前記マスク情報を設定するマスク設定部を更に備えることを特徴とする請求項16記載の個人情報読取記憶システム。
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