JP2020181365A - 帳票作成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】入力者の熟練度や日本語の読解力によって入力データの正確性に大きく影響がでないよう、記入欄の難易度に応じて適切な入力者に振り分けることができる帳票作成システムを提供する。【解決手段】帳票作成システム10は、帳票における顧客が記入した記入欄ごとの記入欄画像データに基づいて作成される複数の記入欄入力データを、帳票を作成するための帳票XMLデータにおける所定位置に組み込んで登録データを作成する組込み部10cを備える。組込み部10cは、帳票XMLデータごとに付与される帳票識別情報と、記入欄ごとに付与される位置情報と、に基づいて帳票XMLデータにおける所定位置に記入欄入力データを組み込む。【選択図】図1

Description

本発明は、顧客が記入した帳票を電子データとして登録する帳票作成システムに関する。
近年、生命保険会社や損害保険会社などでは、帳票資源を電子データとして保存し、印刷出力に利用するシステムが開発されている。例えば、複数の帳票から出力要求のあった帳票を出力するシステムとして、用語等の情報が記載された文書データが保存されている文書保存部と、文書データが出力される際のレイアウトを示すレイアウト情報が複数保存されるレイアウト保存部と、を有するデータベースと、を備え、制御部が要求のあった帳票の文書データと選出された前記レイアウト情報とを組み合わせて出力するシステムが提案されている(例えば、特許文献1)。
生命保険会社や損害保険会社などが金融商品の契約で発行する各種通知書面や各種帳票は、膨大な種類があり、1つの保険会社だけでも千種類以上の帳票を使用している。しかも、これらの帳票類の記載内容については、監督官庁である金融庁の指導のもと、厳格な運用が求められている。
そこで、本発明者は、通常の帳票と高齢者対応の帳票とを顧客別可変情報に基づいて簡便な処理によって出力できる帳票作成装置を先に提案した(特許文献2)。
特開2014−209314号公報 実用新案登録第3197547号公報
このような帳票作成装置により作成された紙の帳票に顧客が手書きで記入するのであるが、この手書き情報を電子データとして登録するためには、手書き情報を見ながらテキスト入力する入力業者が必要となっていた。入力業者は、手書き情報の画像データを多数の入力者に発注している。近年では、海外の入力者に発注することも多くなっている。
しかしながら、入力者の熟練度や日本語の読解力によって入力データの正確性に大きな影響があるため優秀な入力者にテキスト入力を依頼したいが、優秀な入力者は時間単価が高いという問題がある。
本発明は上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様または適用例として実現することができる。
[1]本発明に係る帳票作成システムの一態様は、
帳票における顧客が記入した記入欄ごとの記入欄画像データに基づいて作成される複数の記入欄入力データを、前記帳票を作成するための帳票XMLデータにおける所定位置に組み込んで登録データを作成する組込み部を備え、
前記組込み部は、前記帳票XMLデータごとに付与される帳票識別情報と、前記記入欄ごとに付与される位置情報と、に基づいて前記帳票XMLデータにおける所定位置に前記
記入欄入力データを組み込むことを特徴とする。
上記帳票作成システムによれば、帳票識別情報と位置情報によって入力者が入力した記入欄入力データと帳票の元となった帳票XMLデータとが紐づけられているので、記入欄画像データを複数の入力者に振り分けても記入欄入力データを帳票XMLデータにおける所定位置に組み込むことができる。そのため、記入欄の難易度に応じて適切な入力者に振り分けることができる。例えば、電話番号や郵便番号などの数字だけの記入欄の画像データは日本語の読解力を要しないので、比較的時間単価の低い入力者にテキスト入力を依頼することができ、氏名や住所などの記入欄の入力作業をする時間単価の高い入力者の作業時間を短縮することができる。また、これにより優秀な入力者の負担を軽減することもできる。
[2]上記帳票作成システムの一態様において、
前記帳票を画像データとして取り込む読取部と、
前記読取部で取り込まれた前記画像データから複数の前記記入欄画像データを切り出す切出し部と、
をさらに含み、
前記切出し部は、前記帳票XMLデータを参照して、前記画像データにおける所定位置から前記記入欄画像データを切り出してもよい。
上記帳票作成システムによれば、記入欄画像データが帳票XMLデータを参照して切り出されることにより、入力者に振り分ける記入欄画像データと入力者から戻される記入欄入力データとの紐づけが容易である。
[3]上記帳票作成システムの一態様において、
前記帳票は、複数の前記記入欄と複数の印字欄とを顧客に応じて配置して作成してもよい。
上記帳票作成システムによれば、記入欄入力データを帳票XMLデータの所定位置に組み込むことができるので、顧客に応じた自由な帳票のレイアウトが可能となる。それにより、不要な記入欄や通知事項の欄を省略することができるので、顧客にわかりやすい帳票を提供できる。
本発明に係る帳票作成システムによれば、時間単価の高い入力者の作業時間を短縮することができるため、登録データの作成に係るコストダウンが可能になる。
本実施形態に係る帳票作成システムのブロック図である。 帳票作成システムによって作成される帳票の一例である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
本実施形態に係る帳票作成システムは、帳票における顧客が記入した記入欄ごとの記入欄画像データに基づいて作成される複数の記入欄入力データを、前記帳票を作成するための帳票XMLデータにおける所定位置に組み込んで登録データを作成する組込み部を備え
、前記組込み部は、前記帳票XMLデータごとに付与される帳票識別情報と、前記記入欄ごとに付与される位置情報と、に基づいて前記帳票XMLデータにおける所定位置に前記記入欄入力データを組み込むことを特徴とする。
1.帳票作成システム
図1を用いて本実施形態に係る帳票作成システム10について詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る帳票作成システム10のブロック図である。
図1に示すように、帳票を電子データとして登録するシステムは、帳票作成システム10の他に、帳票をXML形式で作成する作成部20と、帳票を記憶する記憶部22と、紙の帳票を出力する変換部24と、登録データを登録する登録部30と、を含むことができる。
作成部20は、XML形式の帳票XMLデータを作成する。帳票XMLデータは、複数の記入欄と複数の印字欄とを顧客に応じて配置して作成される。作成部20は、各種処理を実行するCPU(Central Processing Unit)、CPUによって実行される制御プログラム等を格納するROM(Read Only Memory)、CPUの作業領域を提供するRAM(Random Access Memory)などを含むサーバである。作成部20は、顧客の例えば生命保険などの契約内容に応じて複数の台紙部品(オーバーレイ)、複数のタイトル部品、複数の保険関連部品、複数の口座関連部品などの登録部品を選択し組み合わせて帳票テンプレートを作成する。帳票テンプレートは、顧客の契約内容等に合わせて複数の部品を組み合わせることにより多数のパターンを作成できるため、顧客に応じた自由な帳票のレイアウトが可能となる。それにより、不要な記入欄や通知事項の欄を省略することができるので、顧客にわかりやすい帳票を提供できる。帳票テンプレートに用いる部品は、イメージデータやXMLデータなどの電子データである。帳票テンプレートに用いる部品は、保険会社等の商品に合わせて複数種類があらかじめ準備され、作成部20のROMまたは他のクライアントコンピューターのROM等に保存され、オペレーターの要求に応じて選択することができる。
帳票テンプレートにおける各部品には、それぞれ印字定義体がマッピングされている。作成部20は、印字定義体(例えば印字項目名)に合致する記載事項(例えば印字用可変データ)を帳票テンプレートの各部品に埋め込んで帳票XMLデータを作成する。帳票テンプレートの各部品に埋め込まれる記載事項は、例えば、保険会社であれば保険契約管理システムのようなホストシステムから提供される。帳票XMLデータは、XML形式のデータである。
また、帳票テンプレートの部品には、顧客が記入するための複数の記入欄と、契約内容などの定型文が印刷される複数の印字欄とがある。記入欄には後述する帳票作成システム10によって画像データとして読み取るために必要な情報を含むことができる。当該必要な情報としては、例えば、記入欄を他の部品と区別可能な領域として認識させるために、例えば当該領域内を紙の帳票には印字されないハッチングパターンで属性制御してもよい。その場合、帳票テンプレートにより作成された帳票XMLデータにおけるハッチングパターンに対応する領域を後述する読取部10aで自動的に属性に応じた画像データとして取り込むことができる。また、帳票テンプレートは、記入欄が紙に印刷された帳票における座標情報として例えば横方向の始点及び終点の座標情報及び縦方向の始点及び終点の座標情報を含むことができる。
記憶部22は、作成部20で作成された帳票XMLデータを記憶する。記憶部22は、作成部20と同じサーバ内にあってもよい。記憶部22は、例えばハードディスクやソリッドステートドライブなどの記憶装置である。記憶部22は、帳票作成システム10から
の要求により、帳票XMLデータを帳票作成システム10へ送信することができる。
変換部24は、作成部20で作成された帳票XMLデータを顧客へ提供する形式に変換する。変換部24は、例えば、帳票XMLデータを印刷用のPDFデータに変換する。変換部24は、さらにPDFデータを紙の帳票として印刷する機能を有してもよい。変換部24は、XMLデータをPDFデータに変換するためのサーバと、PDFデータに基づいて紙に印刷するプリンタとを備えてもよい。
本実施形態に係る帳票作成システム10は、読取部10a、切出し部10b及び組込み部10cを備える。変換部24と帳票作成システム10との間には少なくとも顧客60が介在する。切出し部10bと組込み部10cとの間には少なくとも入力者70が介在する。
読取部10aは、顧客によって記入欄に所定事項が記入された紙の帳票を画像データとして取り込む。取り込まれた画像データは、帳票の記入欄を含む領域であればよく、必ずしも帳票の全体を画像データとしなくてもよい。例えば、取り込まれた画像データに印字欄を含んでいてもよく、その印字欄の画像データについても記入欄と同様に切出し部10bで入力者に送信されて、テキストデータとして組込み部10cで組み込まれてもよい。引っ越しや結婚により印字欄の記載に変更が生じて印字欄にも訂正がある場合があるからである。読取部10aは、例えばイメージスキャナを含むことができる。画像データは、例えばJPG形式、BMP形式などのデータとして読取部10aから出力される。読取部10aは、さらにOCR機能を有するプログラムを含んでもよい。読取部10aがOCR機能を有することにより、OCR機能によるテキストデータを切出し部10bから入力者70に画像データに付属して提供することで、入力者70の入力作業をさらに軽減することができる。
切出し部10bは、読取部10aで取り込まれた画像データから複数の記入欄画像データを切り出す。切出し部10bは、読取部10aで取り込まれた画像データに対応する帳票XMLデータを参照する。具体的には、帳票に付与された帳票識別情報に基づいて画像データに対応する帳票XMLデータを読み出し、その中の記入欄の座標情報、対象項目、属性等を記憶部22から取得する。帳票XMLデータに関する情報をあらかじめ記憶部22から帳票作成システム10に読み込んでおいてもよい。取得した帳票XMLデータには少なくとも帳票識別情報と座標情報とが含まれる。切出し部10bは、帳票XMLデータを他のデータ形式例えばCSVデータに変換して切出し部10bのシステムに取り扱いやすいデータ形式にしてもよい。
帳票識別情報は、帳票XMLデータごとに付与される例えば個別IDであり、変換部24で出力された紙の帳票にも印刷される。帳票識別情報は、帳票を自動認識するために帳票の所定位置に印刷される例えばQRコード(登録商標)、バーコード、OCR認識可能な文字列などを採用できる。
座標情報は、記入欄画像データに対応する紙の帳票における記入欄の位置に関する情報である。座標情報により紙の帳票の所定位置から記入欄画像データを切出し部10bが取得できる。座標情報は、帳票XMLデータに基づいて印刷した紙の帳票における座標を示すデータであることができ、例えば紙の帳票における横方向の始点及び終点の座標及び縦方向の始点及び終点の座標に関する情報としてもよい。また、座標情報と共に、対象となる記入欄がテキストであるのかマークであるのかといった属性に関する属性情報を切出し部10bが参照してもよい。属性情報は、PDFに印刷されないハッチングパターンの種類によって表すことができる。
切出し部10bは、帳票XMLデータを参照、例えば記憶部22から取得した帳票識別情報と座標情報とに基づいて、顧客が記入済みの紙の帳票の画像データにおける所定位置から記入欄画像データを切り出す。切出し部10bは、読取部10aで取り込まれた画像データにおける座標に対応する領域だけを切り出してもよいし、当該領域だけを画像データとして読み込んでもよい。切出し部10bは、読取部10aと共にイメージスキャナの一部の機能として設けられてもよいし、読取部10aのイメージスキャナに付随して切出し部10b用のCPU,RAM,ROM等が設けられてもよいし、イメージスキャナとは別体のサーバに設けられてもよい。サーバが設けられる場合には、サーバとイメージスキャナとは通信手段で接続され、サーバはイメージスキャナが出力した画像データを加工するプログラムを備えることができる。切出し部10bは、切出した記入欄画像データを複数の入力者70へ送信する。この際、切出し部10bは、記入欄画像データの難易度や内容に応じて適切な入力者70を選択するプログラムを備えてもよいし、システム管理者により適切な入力者を選択してもよい。
切出し部10bが帳票識別情報と座標情報とに基づいて記入欄画像データを切り出すことにより、入力者に振り分ける記入欄画像データと入力者から戻される記入欄入力データとの紐づけが容易である。
組込み部10cは、帳票における顧客が記入した記入欄ごとの記入欄画像データに基づいて作成される複数の記入欄入力データを、帳票を作成するための帳票XMLデータにおける所定位置に組み込んで登録データを作成する。組込み部10cは、帳票XMLデータごとに付与される帳票識別情報と、記入欄ごとに付与される位置情報と、に基づいて帳票XMLデータにおける所定位置に記入欄入力データを組み込む。
帳票識別情報は、切出し部10bで用いる帳票識別情報と同じであるが、切出し部10bで用いる帳票識別情報に対応する識別番号を新たに付与してもよい。
位置情報は、切出し部10bで用いる座標情報と連携した情報であればよく、例えば当該座標情報を用いてもよい。例えば、ある帳票識別情報が付与された帳票から切り出した記入欄画像データが3つある場合には、単に1〜3の番号を位置情報として帳票識別情報に枝番を付与してもよい。その場合、帳票識別情報が付与された帳票XMLデータの記入欄に、上から枝番の順に記入欄画像データを組み込むことができる。このように組込み部10cで用いる位置情報は、帳票XMLデータの所定位置に対応する情報であればよい。
組込み部10cは、読取部10aのイメージスキャナに付随してCPU,RAM,ROM等が設けられてもよいし、イメージスキャナとは別体のサーバに設けられてもよい。組込み部10cは、記入欄入力データを帳票XMLデータの所定位置に組み込んで登録データを作成するプログラムを備える。入力者70から送られる記入欄画像データは、例えばインターネットなどの通信手段により帳票作成システム10が受信し、組込み部10cに取り込まれる。
帳票識別情報と位置情報によって入力者が入力した記入欄入力データと帳票XMLデータとが紐づけられているので、切出し部10bで記入欄画像データを複数の入力者に振り分けても記入欄入力データを帳票XMLデータにおける所定位置に組み込むことができる。そのため、記入欄の難易度に応じて適切な入力者に振り分けることができる。例えば、電話番号や郵便番号などの数字だけの記入欄の画像データは日本語の読解力を要しないので、比較的時間単価の低い入力者にテキスト入力を依頼することができ、氏名や住所などの記入欄の入力作業をする時間単価の高い入力者の作業時間を短縮することができる。また、これにより優秀な入力者の負担を軽減することができる。
また、帳票識別情報と位置情報によって入力者が入力した記入欄入力データと帳票XMLデータとが紐づけられているので、作成部20で帳票のレイアウトを比較的自由に変更することができる。それにより、契約内容等によって不要となる記入欄及び記載事項を省略することができ、顧客にとって見やすい帳票を作成することができる。
登録部30は、組込み部10cで作成した登録データを顧客ごとに登録する。登録部30は、例えばCPU,RAM,ROMなどを備えるサーバであってもよいし、保険会社等のホストシステムであってもよい。登録データは、帳票XMLデータにおける記入欄のアドレスにテキストデータが組み込まれたXMLデータとして記憶される。
作成部20及び記憶部22の間と、作成部20及び変換部24の間とは、有線または無線の通信手段に接続されている。変換部24から顧客に対して送付される帳票は郵送に限らず、インターネットを介してPDFの帳票を送信してもよい。読取部10aと切出し部10bとの間は、有線または無線の通信手段に接続されてもよいし、読取部10a及び切出し部10bが一台の装置内に設けられていてもよい。切出し部10bと入力者70との間、入力者70と組込み部10cとの間、記憶部22と組込み部10cとの間、及び組込み部10cと登録部30との間は、有線または無線の通信手段により送受信される。
上記帳票作成システム10によれば、記入欄入力データを帳票XMLデータの所定位置に組み込むことができるので、顧客に応じた自由な帳票のレイアウトが可能となる。それにより、不要な記入欄や通知事項の欄を省略することができるので、顧客にわかりやすい帳票を提供できる。
2.帳票
図2を用いて帳票50について説明する。図2は、帳票作成システム10によって作成される帳票50の一例である。
帳票50は、複数の記入欄51、複数の印字欄52〜印字欄55及び二次元コード欄56を含む。帳票50は、複数の記入欄51と複数の印字欄52〜55とを顧客に応じて配置して作成される。各欄の項目数、行数、文字の大きさ、文字種、印字内容等は、帳票テンプレートによりあらかじめ設定されて印刷される。帳票テンプレートは、各欄の位置情報を有している。
記入欄51は、顧客により手書きで記入される欄である。記入欄51には複数の記入項目があり、帳票XMLデータではそれぞれの項目に対して座標情報として例えば縦横の始点及び終点の座標情報が付与される。帳票XMLデータに基づいて印刷した帳票50は、座標情報により所定位置に記入欄が配置されて印刷される。また、登録部30に登録された登録データに基づいて印刷した帳票50は、帳票XMLデータの位置情報に基づいて記入欄の中に記入欄入力データが埋め込まれた状態で印刷される。
印字欄52〜印字欄55は、保険会社等のホストシステムからの印字用可変データに基づいて印刷される欄である。印字欄52〜印字欄55は、読取部10aで画像データとして取得しなくてもよい。帳票50の印字欄52〜印字欄55は、帳票XMLデータと同じだからである。
二次元コード欄56は、帳票ごとに付与される帳票識別情報として二次元コードが印刷される。二次元コード欄56に印刷される情報は、二次元コードに限らず、上述した帳票を個別に識別することができるIDであればよい。
3.作業フロー
図1及び図2を用いて帳票作成システム10の作業フローについて説明する。
作成部20は、顧客に応じた帳票テンプレートを使用して自由な帳票レイアウトで帳票XMLデータを作成する。作成部20で作成された帳票XMLデータは、記憶部22に記憶される。また、作成部20で作成された帳票XMLデータは、変換部24で例えばPDFに変換された後、顧客60へ送付する紙の帳票50(図2)として印刷される。帳票50は、郵送等で顧客60に送付される。顧客60が記入欄51に手書きで入力した帳票50は、郵送等で保険会社等に返送され、帳票作成システム10により登録データが作成される。
帳票作成システム10は、読取部10aが記入済みの帳票50をスキャナ等で画像データとして取り込む。帳票テンプレートに従って印刷された帳票50の所定位置に所定の記入欄51が配置されている。
帳票50の二次元コード欄56には、帳票50ごとに付与された帳票識別情報としての二次元コードが印刷されているため、どの帳票テンプレートを用いて印刷された帳票50であるかを識別することができる。切出し部10bは、二次元コード欄56の読取情報に基づいて、記憶部22から画像データに対応する帳票XMLデータを読み出し、画像データにおける記入欄51の画像データに位置情報を付与する。切出し部10bは、記入欄51を複数の記載情報ごとに切り出して複数の記入欄画像データとして分割する。各記入欄画像データには、例えば、氏名、住所などの漢字情報が含まれる部分と、郵便番号、電話番号、生年月日等のアラビア数字により構成される部分とが含まれる。記入欄画像データには例えばそれぞれ位置情報及び帳票識別情報が付与されて、各入力者70へ送信される。漢字情報が含まれる記入欄画像データは、時間単価の高い例えば日本語を理解する入力者70へ送信される。アラビア数字で構成される記入欄画像データは、時間単価の低い例えば日本語の理解が十分ではない入力者70へ送信される。各入力者70は、記入欄画像データをテキストデータとしてタイプ入力して記入欄入力データを作成し、記入欄画像データに付与された位置情報及び帳票識別情報と共に記入欄入力データを帳票作成システム10へ送信する。
組込み部10cは、入力者70から受信した記入欄入力データの帳票識別情報に基づいて記憶部22に記憶された帳票XMLデータを選択して読み込む。そして、組込み部10cは、記入欄入力データに付与された位置情報に基づいて、帳票XMLデータの所定位置に記入欄入力データを組み込む。このようにして帳票作成システム10で作成された登録データは、登録部30に出力される。
登録部30は、帳票作成システム10から受信した登録データを顧客ごとに登録し、記憶する。このように帳票作成システム10によれば、時間単価の高い入力者の作業時間を短縮することができるため、登録データの作成に係るコストダウンが可能になる。
10…帳票作成システム、10a…読取部、10b…切出し部、10c…組込み部、20…作成部、22…記憶部、24…変換部、30…登録部、50…帳票、51…記入欄、52〜55…印字欄、56…二次元コード欄、60…顧客、70…入力者

Claims (3)

  1. 帳票における顧客が記入した記入欄ごとの記入欄画像データに基づいて作成される複数の記入欄入力データを、前記帳票を作成するための帳票XMLデータにおける所定位置に組み込んで登録データを作成する組込み部を備え、
    前記組込み部は、前記帳票XMLデータごとに付与される帳票識別情報と、前記記入欄ごとに付与される位置情報と、に基づいて前記帳票XMLデータにおける所定位置に前記記入欄入力データを組み込む、帳票作成システム。
  2. 請求項1において、
    前記帳票を画像データとして取り込む読取部と、
    前記読取部で取り込まれた前記画像データから複数の前記記入欄画像データを切り出す切出し部と、
    をさらに含み、
    前記切出し部は、前記帳票XMLデータを参照して、前記画像データにおける所定位置から前記記入欄画像データを切り出す、帳票作成システム。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記帳票は、複数の前記記入欄と複数の印字欄とを顧客に応じて配置して作成される、帳票作成システム。
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