JP5827263B2 - 情報更新システム、情報更新方法、及びプログラム - Google Patents

情報更新システム、情報更新方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報更新システム、情報更新方法、及びプログラムに関する。
商品、広告、通知などのような種々の配送物の配送を支援する仕組みがある。例えば特許文献1には、依頼者に配送物の配達完了を通知するための作業を効率よく行う配送管理システムが開示されている。
特開2012−076867号公報
転居や移転などによって配送先が変わったために配送物を正しい配送先に届けることができないことがある。とくに、配送物を学校の卒業生や種々の団体に所属する会員など複数の配送先に配送する場合、卒業生名簿や会員リストの情報は卒業生や会員が転居するごとに正しい情報ではなくなっていくため、配送物を正しい配送先に届けられないことが多かった。
さらには、集合住宅のように表札がない住宅も多いため、別人が入居している旧住所に配送物が配送されることも多く、入居者からのクレームの発生や個人情報の漏洩などのトラブルにつながる可能性もあった。一方で、配送先の変更手続きには手間がかかることも多く、差出人側で配送先の情報を最新に維持することが難しかった。そのため、配送先の情報を適切に管理・更新できる仕組みが求められていた。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、登録された配送先の情報の更新を促進し、配送先の情報を適切に管理することが可能な情報更新システム、情報更新方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る情報更新システムは、
配送先と配送先ごとに異なるように設定された識別子とを対応付けて記憶するデータベースを備える情報更新システムであって、
前記記憶された配送先への配送物に付すべき二次元コードであって、該配送先に対応付けて記憶された識別子を含む二次元コードを生成する生成手段と、
該情報更新システムとネットワークを介して接続された通信端末によって前記二次元コードが読み取られたことに応答して、該通信端末に対し、前記データベースに登録すべき新たな配送先を要求する要求手段と、
前記要求手段の要求に応答して前記通信端末から送信された新たな配送先を受け付ける受付け手段と、
前記通信端末によって読み取られた二次元コードに含まれる識別子に対応付けられて前記データベースに記憶された配送先を、前記受け付けた新たな配送先に更新する更新手段と、
を備え
前記受付け手段は、前記配送物が前記記憶された配送先とは異なる配送先に転送された際に該配送物に付されたコードであって、該異なる配送先を表現するコードの画像を前記通信端末から受け付け、
前記更新手段は、前記通信端末によって読み取られた二次元コードに含まれる識別子に対応付けられて前記データベースに記憶された配送先を、前記受け付けたコードの画像を所定の読取端末で読み取ることによって取得した該コードが表現する配送先に更新する、
ことを特徴とする。
上記情報更新システムにおいて、
前記データベースに記憶された配送先を消去するために指定された端末によって前記二次元コードが読み取られたことに応答して、該指定された端末によって読み取られた二次元コードに含まれる識別子に対応付けられて前記データベースに記憶された配送先を該データベースから消去する消去手段、
をさらに備えるようにしてもよい。
上記情報更新システムにおいて、
前記生成手段は、前記記憶された配送先のそれぞれへの配送物に付すべき前記二次元コードとして、該配送先のそれぞれに対応付けて記憶された前記識別子を含むURL(Uniform Resource Locator)であって、互いに同じウェブサイトのURLを表現する二次元コードを生成する、
ようにしてもよい。
上記情報更新システムにおいて、
前記二次元コードを読み取った通信端末からの前記ウェブサイトへのアクセスログを取得するアクセスログ取得手段と、
前記取得したアクセスログを、該通信端末によって読み取られた二次元コードに含まれる識別子に対応付けて前記データベースに記憶するアクセスログ記憶手段と、
をさらに備えるようにしてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る情報更新方法は、
配送先と配送先ごとに異なるように設定された識別子とを対応付けて記憶するデータベースを備える情報更新システムにおける情報更新方法であって、
前記記憶された配送先への配送物に付すべき二次元コードであって、該配送先に対応付けて記憶された識別子を含む二次元コードを生成する生成ステップと、
該情報更新システムとネットワークを介して接続された通信端末によって前記二次元コードが読み取られたことに応答して、該通信端末に対し、前記データベースに登録すべき新たな配送先を要求する要求ステップと、
前記要求ステップにおける要求に応答して前記通信端末から送信された新たな配送先を受け付ける受付けステップと、
前記通信端末によって読み取られた二次元コードに含まれる識別子に対応付けられて前記データベースに記憶された配送先を、前記受け付けた新たな配送先に更新する更新ステップと、
を備え
前記受付けステップは、前記配送物が前記記憶された配送先とは異なる配送先に転送された際に該配送物に付されたコードであって、該異なる配送先を表現するコードの画像を前記通信端末から受け付け、
前記更新ステップは、前記通信端末によって読み取られた二次元コードに含まれる識別子に対応付けられて前記データベースに記憶された配送先を、前記受け付けたコードの画像を所定の読取端末で読み取ることによって取得した該コードが表現する配送先に更新する、
ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係るプログラムは、
配送先と配送先ごとに異なるように設定された識別子とを対応付けて記憶するデータベースを備える情報更新システムのコンピュータに、
前記記憶された配送先への配送物に付すべき二次元コードであって、該配送先に対応付けて記憶された識別子を含む二次元コードを生成する生成手順と、
該情報更新システムとネットワークを介して接続された通信端末によって前記二次元コードが読み取られたことに応答して、該通信端末に対し、前記データベースに登録すべき新たな配送先を要求する要求手順と、
前記要求手順における要求に応答して前記通信端末から送信された新たな配送先を受け付ける受付け手順と、
前記通信端末によって読み取られた二次元コードに含まれる識別子に対応付けられて前記データベースに記憶された配送先を、前記受け付けた新たな配送先に更新する更新手順と、
を実行させ
前記受付け手順は、前記配送物が前記記憶された配送先とは異なる配送先に転送された際に該配送物に付されたコードであって、該異なる配送先を表現するコードの画像を前記通信端末から受け付け、
前記更新手順は、前記通信端末によって読み取られた二次元コードに含まれる識別子に対応付けられて前記データベースに記憶された配送先を、前記受け付けたコードの画像を所定の読取端末で読み取ることによって取得した該コードが表現する配送先に更新する。
本発明によれば、登録された配送先の情報の更新を促進し、配送先の情報を適切に管理することが可能な情報更新システム、情報更新方法、及びプログラムを提供することができる。
実施形態1に係る情報更新システムの構成例を示すブロック図である。 管理サーバの構成例を示すブロック図である。 会員DBに記憶されるデータの例を示す図である。 (a)は、二次元コードの一例を示す平面図である。(b)は、ロゴ付き二次元コードの一例を示す平面図である。 二次元コードが付された配送物の例を示す図である。 転居先に配送された配送物の例を示す図である。 会員端末の構成例を示すブロック図である。 (a)〜(d)共に、会員端末から会員情報の更新手続きがされる様子を示す図である。 会員DBに記憶されるデータが更新される様子を示す図である。 実施形態1に係る配送物の生成処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態1に係る会員情報の更新処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態2に係る情報更新システムの構成例を示すブロック図である。 実施形態2に係る差出人端末の構成例を示すブロック図である。 実施形態2に係る会員情報の更新処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態3に係るアクセスログのデータの一例を示す図である。 実施形態3に係る会員情報の更新処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態4に係る二次元コードが付された配送物の例を示す図である。 (a)、(b)共に、実施形態5において会員情報の更新手続きがされる様子を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
[第1の実施形態]
まず、実施形態1に係る情報更新システムの構成について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、情報更新システムの構成例を示すブロック図である。
実施形態1に係る情報更新システム1は、複数の会員端末20−k(kは自然数)とインターネット網などのネットワーク50を介して接続された管理サーバ10によって構成される。
実施形態1に係る情報更新システム1は、学校の卒業生や種々の集団・団体・組織に所属する会員・構成員などのようなメンバーの、住所などの配送先の情報を含む個人情報を管理・更新することができる。以下では、所定の団体に所属する会員の個人情報を管理・更新する場合を例にとって説明する。
管理サーバ10は、例えば情報更新システム1を管理する管理会社内に設置される情報処理装置であって、例えばフレームワークやワークステーションなどによって構成される。一方、複数の会員端末20−kは、それぞれ会員によって保有される情報通信端末であって、例えば携帯電話やスマートフォンなどによって構成される。
図2は、管理サーバ10の構成例を示すブロック図である。
管理サーバ10は、表示部11と、操作部12と、印刷部13と、通信部14と、記憶部15と、制御部16と、を備える。これら各部はバスを介して相互に接続される。
表示部11は、例えばCRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等のような表示装置(モニタ)によって構成される。表示部11は、制御部16による制御のもと、管理サーバ10の操作のための画像や各種処理の結果を表す画像など、種々の画像を表示する。
操作部12は、例えばキーボードや各種の入力ボタン、マウス等によって構成される。操作部12は、操作者によって操作され、配送物の出力指示などの各種の指示入力を受け付ける。
印刷部13は、例えばカラーレーザプリンタなどによって構成される。印刷部13は、配送物の出力指示に応じて生成された配送物や二次元コードを印刷する。二次元コードとは、詳細は後述するように、会員端末20−kによって読み取り可能な種々の情報を複数のセルの二次元分布によって表現するコードである。
通信部14は、例えばNIC(Network Interface Card)などの通信装置を含んで構成される。通信部14は、制御部16による制御のもと、ネットワーク50を介して接続される会員端末20−kとデータのやりとりを行う。
記憶部15は、例えばハードディスクドライブなどの記憶装置によって構成され、管理サーバ10が実行する処理に必要な種々のデータを記憶する。とくに記憶部15は、会員DB(Data Base)151と、モバイルサイトDB152と、を備える。
会員DB151は、本実施形態に係る情報更新システム1が更新処理の対象とする所定の団体に所属する会員の登録情報を記憶する。また、モバイルサイトDB152は、会員DB151に情報が登録された会員が所属する所定の団体に関するモバイルサイトのデータを記憶する。
モバイルサイトDB152に記憶されるモバイルサイトは、会員に様々なコンテンツメニューを提供するためのウェブサイトである。例えば、会員DB151が記憶する情報がレンタルショップやスポーツクラブの会員の登録情報であった場合には、そのレンタルショップやスポーツクラブのウェブサイトのデータがモバイルサイトDB152に記憶される。会員は、後述する二次元コードを会員端末20−kで読み取ってモバイルサイトにアクセスし、そこで提供されるコンテンツを利用することができる。
制御部16は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)などによって構成される。制御部16では、CPUが、RAMをワークメモリとして用いてROMや記憶部15などに記憶されている各種プログラムを適宜実行することにより、管理サーバ10の各部の動作を制御する。
図3は、会員DB151に記憶されるデータの例を示す図である。
会員DB151は、会員の氏名、会員ID(Identification Data)、現住所、性別、生年月日、固有ID、固有URL(Uniform Resource Locator)、電子メールなどのようなデータを会員ごとに記憶する。固有IDとは、文字や数字、記号などによって構成される識別子であって、各会員を特定できるように、現住所を含む会員情報ごとに異なるように設定された識別子である。
また、固有URLとは、固有IDを含むように構成されるURLであって、モバイルサイトDB152に記憶されたモバイルサイトのネットワーク50上におけるアドレスを示す指定子である。すなわち、固有URLは、固有IDを含むため、会員ごとに紐付けされた会員ごとに異なるURLであるが、ネットワーク50上の互いに同じ1つのモバイルサイトへアクセスできるURL(いわゆるパーソナライズURL)である。
管理サーバ10は、会員DB151に格納すべき氏名や現住所、生年月日などの会員情報を取得すると、このような固有IDと固有URLを会員ごとに異なるように設定し、会員情報のそれぞれに対応付けて会員DB151に記憶する。なお、会員DB151は、現住所のかわりに会員の居所や勤務先の所在地など、配送物を配送可能な他の配送先の情報を記憶するようにしてもよい。
管理サーバ10は、会員DB151にデータが記憶された会員のいずれかへの配送指示を受け付けると、その会員情報に設定された固有URLの情報を含む二次元コードを生成する。二次元コードとは、例えばQR(Quick Response)コード(登録商標)などのような、縦方向と横方向の二方向に情報をもつことができる表示形式のコードである。
図4(a)は、二次元コードの一例を示す平面図である。一方、図4(b)は、ロゴ付き二次元コードの一例を示す平面図である。
二次元コード2は、図4(a)に示すように、特定比率の正方形を組み合わせた3つの位置決めシンボル3a、3b、及び3cを備え、この位置決めシンボル3a、3b、及び3c間に、例えば複数の正方形のセルがマトリクス状に配置される。二次元コード2では、複数のセルのうち、所定明度未満のセル(この例では黒)と、所定明度以上のセル(この例では白)と、の分布パターンによって、各種情報が表現される。
二次元コード2は、ロゴが重ねられて表示されることが好適である。例えば図4(b)に示す「住所変更」との文字を視認可能に表現するロゴ付き二次元コード4aのように、図4(a)に示されたような明度の分布パターンをもつ複数のセル上に、図形、文字、記号、絵などのロゴが重ねてデザインされる。このようなロゴは、ロゴのうち所定明度以上の領域に所定明度未満の円形のセル(この例では黒色のセル)を重ね合わせる一方で、ロゴのうち所定明度未満の領域に所定明度以上の円形のセル(この例では白色のセル)を重ね合わせることによって形成される。
ロゴ付き二次元コード4aでは、ロゴのうち所定明度未満の領域及び所定明度未満のセルと、ロゴのうち所定明度以上の領域及び所定明度以上のセルと、の分布パターンによって、各種情報が表現される。このようなロゴ付き二次元コード4aは、偽造防止の観点から、フルカラーであることが好ましいが、グレースケールであってもよい。なお、ロゴを表すためのセルの形状は、任意であり、円形であってもよいし、多角形や星形などであってもよい。
管理サーバ10は、配送指示を受けた配送先のそれぞれについて、このような「住所変更」というロゴが付された同じデザインのロゴ付き二次元コード4aであって、配送先ごとに異なる固有のURL情報を表現する二次元コードを生成し、配送物に付する。
図5は、二次元コードが付された配送物の例を示す図である。
管理サーバ10は、例えば配送物5aのような会員の住所氏名を記した葉書の表側に、生成したロゴ付き二次元コード4aを貼付する。配送物5aは、例えばダイレクトメールのようなものである。葉書の裏側には、例えば会員となっている団体からの通知や宣伝など、各会員に知らせるべき内容が記される。
管理サーバ10は、配送指示を受けた会員のそれぞれについてロゴ付き二次元コード4aを付した配送物を生成し、印刷部13によって印刷する。なお、管理サーバ10は、シール状のロゴ付き二次元コード4aと所定の事項を記した葉書を別々に印刷し、ロゴ付き二次元コード4aを葉書に貼り付けることで配送物5aを生成するようにしてもよい。その後、生成された配送物5aは、宅配業者や郵便局員などのような配送者によって配送先の会員のもとへ配送される。
配送物5aの配送パターンは、配送物5aに記された住所氏名が正しいものか否かによって、主に以下の3通りに分けることができる。
(1)配送物5aに記された住所氏名が最新である場合、配送物5aは、配送すべき会員のもとへ適切に配送される。
(2)配送物5aに記された住所氏名が最新でなく、配送業者に転居届けが提出されている場合、配送物5aは、配送業者によって転居先に転送される。
(3)配送物5aに記された住所氏名が最新でなく、配送業者に転居届けが提出されていない場合、配送物5aは、差出人の元に返送される。
このうち(2)と(3)の場合は、会員DB151に記憶された会員の住所氏名が最新のものではないということであるため、会員DB151に記憶された会員情報の更新が必要となる。そのため、本実施形態に係る情報更新システム1は、(2)の場合には会員情報を最新のものに更新し、(3)の場合には古い会員情報を消し込む処理を行う。以下、まず(2)の配送物5aが転居先に転送される場合について説明する。
図6は、転居先に配送された配送物の例を示す図である。
配送物に記された住所氏名が最新でなく、配送業者に転居届けが提出されている場合、例えば配送物5bのように、元の住所の上に転送シール6が貼り付けられた配送物が、転居先の会員のもとに転送される。転送シール6には、配送業者に提出された転居先の住所が記される。また、転送シール6には、転居先の住所の情報を表す一次元状のコードであるカスタムバーコード7があわせて記される。
配送物5bには、「住所変更」というロゴ付き元コード4aとともに、「「転送期間:〜」と赤字で印字されたシールを貼られた方へ・・・」という住所変更の手続きを促すオファーが記される。二次元コードに付されたロゴとその横に記されたオファーは会員の目に留まりやすいため、配送物5bを受け取った会員による住所の更新率を高めることができる。
配送物5bを受け取った会員がロゴ付き二次元コード4aを会員が所持する会員端末20−kを用いて読み取り、二次元コードが表現する固有URLにアクセスすると、会員DB151に記憶された会員情報の更新処理が開始される。
図7は、会員端末20−kの構成例を示すブロック図である。
会員端末20−kは、会員DB151に住所氏名などの個人情報が記憶された会員が保有する端末である。会員端末20−kは、例えば携帯電話やスマートフォンなどのような、無線通信によって接続されたネットワーク50を介して種々の外部サーバのURLにアクセスできる情報処理装置によって構成される。
会員端末20−kは、表示部21と、操作部22と、読取部23と、通信部24と、記憶部25と、制御部26と、を備える。これら各部はバスを介して相互に接続される。
表示部21は、例えばLCD等のような表示装置によって構成される。表示部21は、制御部26による制御のもと、住所変更登録をするための入力画面や会員端末20−kの操作のための各種の画像を表示したり、読取部23によって撮像された画像をスルー画像として表示したりする。
操作部22は、例えば十字カーソルキーや、数字や文字を入力するための英数字ボタン等によって構成される。操作部22は、操作者である会員によって操作され、二次元コードの読み取り指示や各種ウェブサイトにアクセスするための指示、住所変更の入力などを受け付ける。
なお、表示部21と操作部22は、タッチパネル(タッチスクリーン)等によって構成されてもよい。この場合、タッチパネルに内蔵された表示装置と入力装置が、それぞれ表示部21と操作部22とを構成する。
読取部23は、例えば汎用の二次元コードリーダ等によって構成される。読取部23は、二次元コードを、例えばCCD(Charge-Coupled Device)等の撮像素子を用いて撮像する。そして、読取部23は、撮像によって得られた画像から二次元コードが表現するURL等の各種情報を読み取って制御部26に供給する。
通信部24は、例えば無線通信装置などによって構成される。通信部24は、制御部26による制御のもと、ネットワーク50を介して接続される管理サーバ10とデータのやりとりを行う。
記憶部25は、例えば不揮発性メモリなどによって構成される。記憶部25は、例えばOS(Operating System)や会員端末20−kの動作に必要となる各種プログラムなどを記憶する。
制御部26は、例えばCPU、ROM、及びRAMなどによって構成される。制御部26では、CPUが、RAMをワークメモリとして用いてROMや記憶部25などに記憶されている各種プログラムを適宜実行することにより、会員端末20−kの各部の動作を制御する。
図8は、会員端末20−kから会員情報の更新手続きがされる様子を示す図である。図8では、会員端末20−kとして、接触を検知するタッチセンサが操作部22として機能し、タッチセンサと表示部21とが重畳されたタッチパネル型の端末を例にとって説明する。
図8(a)に示すように、会員端末20−kにおいて、配送物5bに付されたロゴ付き二次元コード4aを読取部23によって読み取ると、制御部26は、通信部24を介して管理サーバ10内で管理されたモバイルサイトにアクセスする。管理サーバ10では、ロゴ付き二次元コード4aが会員端末20−kによって読み取られ、モバイルサイトへのアクセスが検知されると、アクセスされたURLから固有IDが通知される。
すなわち、配送物5bに付されたロゴ付き二次元コード4aが有するURLは会員ごとに異なる固有IDを含んだURLであるため、会員端末20−kがアクセスするURLは会員ごとに異なる。そのため、管理サーバ10では、アクセスされた固有URLに含まれる固有IDによって、どの会員のデータを更新すべきかを判別することができる。例えば図8(b)に示すように、読み取った二次元コードが固有ID“ad00002”を含むURLを有している場合、管理サーバ10には、この固有ID“ad00002”が通知される。
そして、管理サーバ10からアクセス元の会員端末20−kへ、転居した会員の新たな配送先を含む会員情報を更新するための所定の更新フォームが送信される。送信された更新フォームを受信すると、会員端末20−kでは、制御部26が受信した更新フォームを表示部21に表示する。具体的には図8(c)に示すように、住所変更登録をするためのメールを起動するためのアイコンや、個人情報の取扱いの告知及びドメイン指定を解除する旨の告知などが表示される。
このような更新フォーム画面において会員端末20−kを操作する会員が「メール起動」のアイコンを選択すると、例えば図8(d)に示すようなメール作成画面が表示部21に表示される。会員は、操作部22を操作してメールの本文に転居先の住所を入力し、管理サーバ10へ送信することができる。
このとき、メールの宛先には、会員の固有IDを含むメールアドレスが自動的に設定される。すなわち、管理サーバ10では、更新フォームにおけるメールの宛先に、モバイルサイトへのアクセスを検知したときに取得した固有IDを含んだメールアドレスを埋め込んで、会員ごとに固有の更新フォームを生成し、会員端末20−kに送信する。
管理サーバ10では、転居先の住所が入力されたメールを受信すると、制御部16が、送信されたメール本文から新たな住所の情報を取得し、会員DB151に記憶されたデータを更新する。その際、制御部16は、受信したメールの宛先に含まれる固有IDをもとにして、会員DB151に格納された会員情報のうち、どの会員のデータを更新するのかを判別する。
図9は、会員DB151に記憶されるデータが更新される様子を示す図である。
例えば、固有ID“ad00002”を含むメールアドレス宛に住所変更登録のメールが送信されてきた場合、管理サーバ10の制御部16は、会員DB151に格納された会員情報のうち、固有ID“ad00002“が設定されて記憶された”A田B郎“さんの住所データを、メール本文に記載された新住所データ”東京都台東区・・・”に更新する。
その際、住所データを更新することに加えて、電子メールアドレスのデータも更新するようにしてもよい。例えば、管理サーバ10の制御部16は、受信した住所変更登録のメールの送信元のメールアドレス“xxx@***.ne.jp”を取得し、固有ID“ad00002”が設定されて記憶された“A田B郎”さんの電子メールアドレスを、取得した新たなメールアドレスに更新するようにしてもよい。
このように会員DB151のデータが更新されることによって、その後別の配送物を配送するときには、更新された会員情報をもとに適切に配送することができるようになる。
以上説明したような情報更新システム1において実行される各種処理の流れについて、フローチャートを参照しつつ説明する。
図10は、管理サーバ10が実行する配送物の生成処理の一例を示すフローチャートである。
管理サーバ10の制御部16は、まず、配送物の生成指示があったか否かを判別する(ステップS1)。例えば、制御部16は、操作部12を介して操作者から配送物の出力指示を受け付けたか否かを判別する。配送物の生成指示がない場合(ステップS1;No)、制御部16は、指示があるまでループして待つ。
配送物の生成指示があると(ステップS1;Yes)、制御部16は、配送先の会員情報を、会員DB151から取得する(ステップS2)。具体的に制御部16は、会員DB151に記憶された種々のデータのうち、配送指示がされた会員のそれぞれについて、氏名、配送先となる現住所、固有URLなどの必要なデータを取得する。
会員情報を取得すると、制御部16は、取得した会員情報のうちの固有URLの情報を表現する二次元コードを生成する(ステップS3)。例えば、制御部16は、図4(b)に示したような、配送指示がされた配送先ごとに固有のURLを情報として有し、統一されたデザインのロゴ付き二次元コード4aを生成する。
二次元コードを生成すると、制御部16は、二次元コードを印刷して、配送物を生成する(ステップS4)。すなわち、制御部16は、生成したロゴ付き二次元コードや配送物を印刷部13によって出力し、例えば図5に示した配送物5aのようなロゴ付き二次元コード4aが記されたダイレクトメールを生成する。
その後、管理サーバ10が実行する配送物の生成処理は終了する。生成された配送物は、配送先の会員のもとへ配送される。そして、会員が配送物を受け取り、そこに付されたロゴ付き二次元コードを会員端末20−kの読み取り機能を用いて読み取ると、会員DB151に記憶された会員情報の更新処理が開始される。
図11は、管理サーバ10と会員端末20−kとによって実行される会員情報の更新処理の一例を示すフローチャートである。
会員端末20−kの制御部26は、まず二次元コードの読み取り指示がされたか否かを判別する(ステップS11)。例えば、制御部26は、操作部22を介して操作者から二次元コードの読み取り指示を受け付けたか否かを判別する。読み取り指示がない場合(ステップS11;No)、制御部26は、指示があるまでループして待つ。
二次元コードの読み取り指示があると(ステップS11;Yes)、制御部26は、読取部23の機能を用いて二次元コードを読み取り(ステップS12)、読み取った二次元コードが示すURLにアクセスする(ステップS13)。すなわち、制御部26は、二次元コードリーダによって撮像された二次元コードのセルの分布によって表現されたURLを取得する。そして、制御部26は、取得したURLが示すウェブサイト、すなわち管理サーバ10内に記憶されたモバイルサイトに通信部24を介して接続する。
会員端末20−kが二次元コードを読み取ってモバイルサイトにアクセスし、管理サーバ10の制御部16がモバイルサイトへのアクセスを検知すると(ステップS14)、管理サーバ10での更新処理が開始される。
管理サーバ10では、まず制御部16が、アクセスされたURLから固有IDを取得する(ステップS15)。すなわち、制御部16は、会員端末20−kからアクセスされた際の二次元コードに含まれる固有IDを取得し、会員DB151に格納された会員情報のうちのどの会員のデータを更新するかの判別に用いる。そして、制御部16は、更新すべき新たな配送先を要求するため、モバイルサイトにアクセスした会員端末20−kに会員情報の更新フォームを送信する(ステップS16)。
管理サーバ10から送信された更新フォームを会員端末20−kが受信すると(ステップS17)、会員端末20−kの制御部26は、受信した更新フォームを表示部21に表示する(ステップS18)。すなわち、例えば図8(c)に示したような住所の更新をするための画面が表示部21に表示される。
更新フォームを表示すると、制御部26は、更新データの入力を、会員端末20−kを所持する会員から受け付ける(ステップS19)。例えば、制御部26は、図8(d)に示したような転居先の住所の入力を受け付けるメール画面を表示する。
続いて、制御部26は、入力された更新データの送信指示がされたか否かを判別する(ステップS20)。例えば、制御部26は、操作部22を介して操作者から更新データを記入したメールの送信ボタンが選択されたか否かを判別する。送信指示がない場合(ステップS20;No)、制御部26は、指示があるまでループして待つ。
送信指示があると(ステップS20;Yes)、制御部26は、入力された更新データを管理サーバ10に送信する(ステップS21)。そして、管理サーバ10では、送信された更新データを受信すると(ステップS22)、制御部16は、受信した更新データを用いて会員DB151のデータを更新する(ステップS23)。すなわち、制御部16は、ステップS15において取得した固有IDが設定されて記憶された会員のデータを、受信した更新データで更新する。
会員DB151を更新すると、制御部16は、更新データを送信した会員端末20−kに、通信部14を介して更新の完了通知を送信する(ステップS24)。会員端末20−kでは、完了通知を受信すると(ステップS25)、制御部26が、受信した完了通知を表示部21に表示して(ステップS26)、更新が完了した旨を会員に伝える。その後、会員情報の更新処理は終了する。
このような更新処理が実行された後、管理サーバ10のモバイルサイトDB152に記憶された様々なコンテンツを会員が利用できるようにすることが好適である。そのため、例えば更新完了通知には、モバイルサイトDB152に記憶された様々なモバイルコンテンツへのアクセスを会員に誘導するような内容が含まれるようにしてもよい。このように、登録情報の更新を完了した後にモバイルコンテンツを利用できるようにすることで、会員のアクセス率を高めて登録情報の更新をより促進できるという効果がある。
以上説明したように、実施形態1に係る情報更新システム1は、配送先の会員の固有IDを埋め込んだ二次元コードを生成し、生成した二次元コードをこの会員への配送物に付する。配送物が会員の転居先に転送された場合、配送物を受け取った会員は、配送物に付された二次元コードを会員端末20−kで読み取ることで、転居先などの会員情報の更新手続きを簡便に行うことができる。そのため、会員DB151に登録された配送先などの会員情報の更新を促進し、登録された会員情報をなるべく最新に保つことができる。
[第2の実施形態]
次に、実施形態2に係る情報更新システムについて説明する。
実施形態1では、上述した配送物5aの3つの配送パターンのうち、配送パターン(2)の配送物5aが転居先に転送される場合について説明した。一方で、実施形態2では、配送パターン(3)の場合、すなわち配送物5aに記された住所氏名が最新でなく、配送業者に転居届けが提出されていないため、配送物5aが配送元に返送される場合について説明する。この場合、会員DB151に記憶された古い会員情報を消し込む処理が実行される。
図12は、実施形態2に係る情報更新システムの構成例を示すブロック図である。
実施形態2に係る情報更新システム1を構成する管理サーバ10は、複数の会員端末20−k(kは自然数)に加え、差出人端末30とネットワーク50を介して接続される。
差出人端末30は、配送物5aの差出人が保有する端末であって、返送された配送物5aの二次元コードを読み取って会員DB151の古い会員情報を消去するための端末としてあらかじめ指定された端末である。差出人端末30は、例えば汎用の二次元コードリーダなど、二次元コードの読み取り機能を備えた情報処理装置によって構成される。
差出人端末30は、管理サーバ10と同じく情報更新システム1の管理会社内に設置されるものであってもよいし、管理会社外に設置されるものであってもよい。例えば差出人と管理会社が異なる場合、すなわち配送物5aのようなダイレクトメールの作成と配送を差出人が管理会社に依頼したような場合には、差出人端末30は管理会社外に設置されることが想定される。
図13は、差出人端末30の構成例を示すブロック図である。
差出人端末30は、表示部31と、操作部32と、読取部33と、通信部34と、記憶部35と、制御部36と、を備える。これら各部はバスを介して相互に接続される。これら各部は、会員端末20−kにおける各部と同様に機能する。そのため、ここでは詳細な説明を省略する。
図14は、実施形態2において、管理サーバ10と差出人端末30とによって実行される会員情報の更新処理の一例を示すフローチャートである。
差出人端末30の制御部36は、まず二次元コードの読み取り指示がされたか否かを判別する(ステップS31)。例えば、制御部36は、操作部32を介して操作者から二次元コードの読み取り指示を受け付けたか否かを判別する。読み取り指示がない場合(ステップS31;No)、制御部36は、指示があるまでループして待つ。
二次元コードの読み取り指示があると(ステップS31;Yes)、制御部36は、読取部33の機能を用いて二次元コードを読み取り(ステップS32)、読み取った二次元コードが示すURLにアクセスする(ステップS33)。すなわち、制御部36は、二次元コードリーダによって撮像された二次元コードのセルの分布によって表現されたURLを取得する。そして、制御部36は、取得したURLが示すウェブサイト、すなわち管理サーバ10内に記憶されたモバイルサイトに通信部34を介して接続する。
差出人端末30が二次元コードを読み取ってモバイルサイトにアクセスし、管理サーバ10の制御部16が、あらかじめ指定された差出人端末30からのモバイルサイトへのアクセスを検知すると(ステップS34)、管理サーバ10での会員情報の消し込み処理が開始される。
管理サーバ10では、まず制御部16が、アクセスされたURLから固有IDを取得する(ステップS35)。すなわち、制御部16は、差出人端末30からアクセスされた際の二次元コードに含まれる固有IDを取得し、会員DB151に格納された会員情報のうちのどの会員のデータを消去するかの判別に用いる。
固有IDを取得すると、管理サーバ10の制御部16は、取得した固有IDに対応する会員DB151のデータを消去する(ステップS36)。すなわち、制御部16は、会員DB151に記憶された会員情報のうち、取得した固有IDに対応する住所のデータを消去することによって、会員DB151を更新する。
会員DB151を更新すると、制御部16は、モバイルサイトへアクセスした差出人端末30に、通信部14を介して更新の完了通知を送信する(ステップS37)。差出人端末30では、完了通知を受信すると(ステップS38)、制御部36が、受信した完了通知を表示部31に表示して(ステップS39)、更新が完了した旨を会員に伝える。その後、会員情報の消し込み処理は終了する。
以上説明したように、実施形態2に係る情報更新システム1は、会員DB151に記憶された住所が最新でなく、且つ、配送物が転居先に転送されずに差出人の元に返送された場合に、その配送物に付された二次元コードを差出人端末30で読み取ることによって、その会員情報を会員DB151から消し込む。その結果、不適切な会員情報が整理されるため、配送物が旧住所に入居している別人に届けられることを抑制し、クレームの発生や個人情報の漏洩などのトラブルを防止することができる。
[第3の実施形態]
次に、実施形態3に係る情報更新システムについて説明する。
上記実施形態では、会員DB151に記憶された会員の住所やメールアドレスなどの情報を更新した。一方で、実施形態3では、会員DB151は、会員情報として、会員端末20−kのそれぞれからモバイルサイトへのアクセスログをさらに記憶する。すなわち、会員DB151は、図3に示したような会員の住所氏名などの情報に加え、会員がモバイルサイトDB152に記憶されるモバイルサイトにアクセスした際のログを記憶する。
図15は、会員DB151に記憶されるアクセスログのデータの例を示す図である。
実施形態3に係る会員DB151は、モバイルサイトにアクセスされた日付と時刻、接続時間、アクセスした会員の氏名と固有ID、そのときの会員端末20−kのキャリアと機種などのデータを記憶する。他にも、会員DB151は、アクセス数やアクセスした曜日、アクセスサイトのどのページをいつどれくらいの時間閲覧したかなどのより詳細なデータを記憶するようにしてもよい。管理サーバ10の制御部16は、このようなアクセスログをいずれかの会員端末20−kからのアクセスが検知されるたびに取得し、会員DB151に記憶されるアクセスログを随時更新していく。
図16は、実施形態3に係る会員情報の更新処理の一例を示すフローチャートである。
処理が開始されると、実施形態1の会員情報の更新処理におけるステップS11〜S26と同様の処理により、会員DB151に記憶された会員情報の更新処理が実行される(ステップS41)。
会員DB151に記憶された会員情報の更新処理が行われ、会員端末20−kにおいてその完了通知が表示部21に表示されると(ステップS26)、会員端末20−kの制御部26は、いずれかのモバイルコンテンツへのアクセスが指示されたか否かを判別する(ステップS42)。例えば、制御部26は、操作部22を介して操作者からコンテンツメニューのアイコンが選択されたか否かを判別する。アクセス指示がない場合(ステップS42;No)、制御部26は、指示があるまでループして待つ。
アクセス指示があると(ステップS42;Yes)、制御部26は、指示があったモバイルコンテンツのURLにアクセスする(ステップS43)。すると、管理サーバ10では、会員端末20−kからのアクセスと検知すると(ステップS44)、制御部16が、そのアクセスログを取得し(ステップS45)、取得したアクセスログを会員DB151に記憶する(ステップS46)。
すなわち、管理サーバ10の制御部16は、会員端末20−kからアクセスされたコンテンツやその時間、会員端末20−kのキャリアや機種の情報を取得し、取得した情報をアクセスした会員ごとに会員DB151に記憶する。どの会員がアクセスしたかの情報は、アクセスされたURLに含まれる固有ID、すなわち会員端末20−kが読み取った二次元コードに含まれていた固有IDをもとに特定することができる。
アクセスログを取得すると、制御部16は、選択されたコンテンツデータをアクセス元の会員端末20−kに送信する(ステップS47)。会員端末20−kでは、コンテンツデータを受信すると(ステップS48)、制御部26が、受信したコンテンツデータを表示部21に表示することによって(ステップS49)、モバイルコンテンツを会員に提供する。
その後、会員端末20−kの処理はステップS42に戻る。すなわち、会員端末20−kの制御部26は、引き続きいずれかのモバイルコンテンツへのアクセスが指示されたか否かを判別し、アクセス指示があったモバイルコンテンツのURLにアクセスする。そして、管理サーバ10では、会員端末20−kからアクセスされるたびにそのログが取得され続ける。
会員DB151に格納されたアクセスログのデータは、必要があれば適宜のグラフなどに整理・視覚化されて会員が所属する所定の団体などに提供され、様々なマーケッティングに活用される。例えば、どの会員がどの時間帯にアクセスしやすいか、モバイルサイトのどのようなコンテンツに興味があるか、などのデータをアクセスログから抽出し、今後に配送するダイレクトメールの内容を会員ごとの趣向に沿った内容にすることができる。
以上説明したように、実施形態3に係る情報更新システムは、会員DB151に情報が記憶された会員ごとにモバイルサイトへのアクセスログを取得する。取得したアクセスログを会員DB151に格納された会員情報に紐付けることによって、単に会員の個人情報を有するデータベースよりも価値の高いDBを構築できる。
[第4の実施形態]
次に、実施形態4に係る情報更新システムについて説明する。
上記実施形態では、会員情報の更新を行うために、ダイレクトメールのような配送物5aに二次元コードが付されて配送された。一方で、本発明に係る情報更新システムは、他の配送物に二次元コードを付して配送してもよい。以下、実施形態4では、会員への支払い請求書に二次元コードを付して配送する。
図17は、実施形態4に係る二次元コードが付された配送物の例を示す図である。
配送物5cは、支払い用のロゴ付き二次元コード4b及び4cが記されたコンビニエンスストアやクレジット会社からの支払い請求書である。実施形態4の情報更新システムでは、このような支払い請求書に、住所変更登録のためのロゴ付き二次元コード4aが貼付される。
配送物5cを受け取った会員は、ロゴ付き二次元コード4b及び4cを会員端末20−kで読み取って支払いをするとともに、ロゴ付き二次元コード4aを読み取って住所変更の手続きもすることができる。
このように、二次元コードを利用して行うことができる他の手続きと住所変更登録とを一体化した配送物を生成することで、転居先に転送された配送物を受け取った会員は、他の手続きとともに住所変更の手続きも行うことができる。そのため、住所変更の手続きをより一層促進することができる。
[第5の実施形態]
次に、実施形態5に係る情報更新システムについて説明する。
上記実施形態では、図8(a)〜(d)に示したように、に転居先に転送された配送物を受け取った会員は、管理サーバ10から送信された更新フォームにおいて、メールの本文に転居先の住所を入力してメールを送信することで、住所の更新手続きを行った。一方で、本発明に係る情報更新システムは、他の方法によって更新手続きをしてもよい。以下、実施形態5では、転送された配送物に付されたカスタムバーコードを利用して住所の更新手続きを行う。
図18は、実施形態5において、会員情報の更新手続きがされる様子を示す図である。
転居先に転送された配送物を受け取った会員は、配送物に付されたカスタムバーコード7を、会員端末20−kの読取部23の機能を用いて読み取る。図18(a)は、読み取ったカスタムバーコード7の画像が会員端末20−kの表示部21に表示されている様子を示している。会員は、このようなカスタムバーコード7の画像のファイルを、上述した図8(d)に示したような住所変更登録のメールに添付して、管理サーバ10へ送信することができる。
管理サーバ10では、カスタムバーコード7の画像ファイルが添付されたメールを受信すると、制御部16が、受信したカスタムバーコード7の画像を表示する。図18(b)は、カスタムバーコード7の画像が管理サーバ10の表示部11に表示されている様子を示している。
管理サーバ10の操作者は、表示されたカスタムバーコード7の画像を管理サーバ10に備えられたカスタムバーコードの読取端末40を用いて読み取る。すると、管理サーバ10では、制御部16が、読取端末40によって読み取られたカスタムバーコード7が表現する住所の情報によって会員DB151に記憶される会員情報を更新する。この読取端末40は、例えば汎用のバーコードリーダなど、カスタムバーコードの読み取り機能を備えた情報処理装置によって構成される。
このように、実施形態5に係る情報更新システムは、カスタムバーコードを利用して会員情報の更新を行う。そのため、転居先に転送された配送物を受け取った会員は、わざわざ更新フォームに転居先の住所を打ち込む必要がなく、簡便に会員情報の更新の手続きをすることができる。
[その他の実施形態]
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記実施形態の変形態様について、説明する。
例えば、上記実施形態では、情報更新システム1は管理サーバ10によって構成されるものとして説明した。しかし本発明に係る情報更新システム1は、単一のサーバによって構成されることに限らない。例えば、本発明に係る情報更新システム1は、ロゴ付き二次元コード4aを生成するサーバと、会員DB151を更新するサーバと、に分けて構成するようにしてもよい。
また、上記実施形態の管理サーバ10は、表示部11と、操作部12と、印刷部13と、会員DB151等を含む記憶部15と、を備えていた。しかし本発明に係る管理サーバは、これら各部のいずれか又はすべてを備えず、ネットワーク50を介して接続された外部の装置がこれら各部を備えるように構成してもよい。例えば、本発明に係る管理サーバは、通信部14を介して外部端末の操作部によって受け付けられた指示入力を受け付け、生成した画像データを外部端末に送信して外部端末の表示部に画像を表示するようにしてもよい。同様に、本発明に係る管理サーバは、通信部14を介して、外部に設置された記憶装置に記憶された会員情報を取得し、印刷データを送信して外部に設置された印刷装置によって印刷するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、二次元コード2がQRコード(登録商標)であるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、二次元コード2は、データマトリクスや、アズテックコード、コードワン、アレイタグ、ボックス図形コード、マキシコード、ペリコード、ソフトストリップ、CPコード、カルラコード、ウルトラコードなどといった他のマトリクス式の二次元コードであってもよい。あるいは、PDF417、コード49、コード16k、コーダブロックなどといった一次元コードを縦に積み重ねたスタック式の二次元コードであっても構わない。
また、上記実施形態において、CPUが実行するプログラムは、予めROMや記憶部などに記憶されるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上述の処理を実行させるためのプログラムを、既存の汎用コンピュータに適用することで、上記実施形態に係る管理サーバ10、会員端末20−k、又は差出人端末30として機能させてもよい。
このようなプログラムの提供方法は任意であり、例えばコンピュータが読取可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROMなど)に格納して配布してもよいし、インターネットなどのネットワーク上のストレージにプログラムを格納しておき、これをダウンロードさせることにより提供してもよい。
さらに、上記の処理をOSとアプリケーションプログラムとの分担、又はOSとアプリケーションプログラムとの協働によって実行する場合には、アプリケーションプログラムのみを記録媒体やストレージに格納してもよい。また、搬送波にプログラムを重畳し、ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、ネットワーク上の掲示板(BBS:Bulletin Board System)に上記プログラムを掲示し、ネットワークを介してプログラムを配信してもよい。そして、このプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上記の処理を実行できるように構成してもよい。
1 情報更新システム
2 二次元コード
3a、3b、3c 位置決めシンボル
4a、4b、4c ロゴ付き二次元コード
5a、5b、5c 配送物
6 転送シール
7 カスタムバーコード
10 管理サーバ
20−k会員端末
30 差出人端末
40 読取端末
11、21、31 表示部
12、22、32 操作部
13 印刷部
23、33 読取部
14、24、34 通信部
15、25、35 記憶部
16、26、36 制御部
50 ネットワーク
151 会員DB
152 モバイルサイトDB

Claims (6)

  1. 配送先と配送先ごとに異なるように設定された識別子とを対応付けて記憶するデータベースを備える情報更新システムであって、
    前記記憶された配送先への配送物に付すべき二次元コードであって、該配送先に対応付けて記憶された識別子を含む二次元コードを生成する生成手段と、
    該情報更新システムとネットワークを介して接続された通信端末によって前記二次元コードが読み取られたことに応答して、該通信端末に対し、前記データベースに登録すべき新たな配送先を要求する要求手段と、
    前記要求手段の要求に応答して前記通信端末から送信された新たな配送先を受け付ける受付け手段と、
    前記通信端末によって読み取られた二次元コードに含まれる識別子に対応付けられて前記データベースに記憶された配送先を、前記受け付けた新たな配送先に更新する更新手段と、
    を備え
    前記受付け手段は、前記配送物が前記記憶された配送先とは異なる配送先に転送された際に該配送物に付されたコードであって、該異なる配送先を表現するコードの画像を前記通信端末から受け付け、
    前記更新手段は、前記通信端末によって読み取られた二次元コードに含まれる識別子に対応付けられて前記データベースに記憶された配送先を、前記受け付けたコードの画像を所定の読取端末で読み取ることによって取得した該コードが表現する配送先に更新する、
    ことを特徴とする情報更新システム。
  2. 前記データベースに記憶された配送先を消去するために指定された端末によって前記二次元コードが読み取られたことに応答して、該指定された端末によって読み取られた二次元コードに含まれる識別子に対応付けられて前記データベースに記憶された配送先を該データベースから消去する消去手段、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報更新システム。
  3. 前記生成手段は、前記記憶された配送先のそれぞれへの配送物に付すべき前記二次元コードとして、該配送先のそれぞれに対応付けて記憶された前記識別子を含むURL(Uniform Resource Locator)であって、互いに同じウェブサイトのURLを表現する二次元コードを生成する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報更新システム。
  4. 前記二次元コードを読み取った通信端末からの前記ウェブサイトへのアクセスログを取得するアクセスログ取得手段と、
    前記取得したアクセスログを、該通信端末によって読み取られた二次元コードに含まれる識別子に対応付けて前記データベースに記憶するアクセスログ記憶手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の情報更新システム。
  5. 配送先と配送先ごとに異なるように設定された識別子とを対応付けて記憶するデータベースを備える情報更新システムにおける情報更新方法であって、
    前記記憶された配送先への配送物に付すべき二次元コードであって、該配送先に対応付けて記憶された識別子を含む二次元コードを生成する生成ステップと、
    該情報更新システムとネットワークを介して接続された通信端末によって前記二次元コードが読み取られたことに応答して、該通信端末に対し、前記データベースに登録すべき新たな配送先を要求する要求ステップと、
    前記要求ステップにおける要求に応答して前記通信端末から送信された新たな配送先を受け付ける受付けステップと、
    前記通信端末によって読み取られた二次元コードに含まれる識別子に対応付けられて前記データベースに記憶された配送先を、前記受け付けた新たな配送先に更新する更新ステップと、
    を備え
    前記受付けステップは、前記配送物が前記記憶された配送先とは異なる配送先に転送された際に該配送物に付されたコードであって、該異なる配送先を表現するコードの画像を前記通信端末から受け付け、
    前記更新ステップは、前記通信端末によって読み取られた二次元コードに含まれる識別子に対応付けられて前記データベースに記憶された配送先を、前記受け付けたコードの画像を所定の読取端末で読み取ることによって取得した該コードが表現する配送先に更新する、
    ことを特徴とする情報更新方法。
  6. 配送先と配送先ごとに異なるように設定された識別子とを対応付けて記憶するデータベースを備える情報更新システムのコンピュータに、
    前記記憶された配送先への配送物に付すべき二次元コードであって、該配送先に対応付けて記憶された識別子を含む二次元コードを生成する生成手順と、
    該情報更新システムとネットワークを介して接続された通信端末によって前記二次元コードが読み取られたことに応答して、該通信端末に対し、前記データベースに登録すべき新たな配送先を要求する要求手順と、
    前記要求手順における要求に応答して前記通信端末から送信された新たな配送先を受け付ける受付け手順と、
    前記通信端末によって読み取られた二次元コードに含まれる識別子に対応付けられて前記データベースに記憶された配送先を、前記受け付けた新たな配送先に更新する更新手順と、
    を実行させ
    前記受付け手順は、前記配送物が前記記憶された配送先とは異なる配送先に転送された際に該配送物に付されたコードであって、該異なる配送先を表現するコードの画像を前記通信端末から受け付け、
    前記更新手順は、前記通信端末によって読み取られた二次元コードに含まれる識別子に対応付けられて前記データベースに記憶された配送先を、前記受け付けたコードの画像を所定の読取端末で読み取ることによって取得した該コードが表現する配送先に更新する、
    ためのプログラム。
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