JP4860529B2 - 顧客リレーションシステム、顧客リレーション方法、及びプログラム - Google Patents

顧客リレーションシステム、顧客リレーション方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、顧客リレーションシステムに関し、特に二次元バーコードを利用する顧客リレーションシステムに関する。
従来、FTTH(Fiber To The Home)若しくはADSL回線(Asymmetric Digital Subscriber Line)を利用したインターネット接続をするためには、ISP(Internet Services Provider)に入会した後、回線接続のための調査や工事等で日数を要する。インターネット接続通信回線の開通前に顧客が開通状況等を知るには、ISPのコールセンター(サポートセンター)に電話で問い合わせするしかなかった。このため、ISPのコールセンターは、回線が混雑することが多い。
ISPのコールセンターに対する負担を削減するための従来技術として、特開2005−286640号公報(特許文献1)にネットワークアクセス装置とそのプログラム、及び自動接続設定システムと方法が開示されている。
この従来技術では、回線状況に応じて回線接続を切り替える。具体的には、ユーザ端末を接続したネットワークアクセス装置から電話回線(電話網)を利用して、プロバイダの設定格納サーバに記憶されたネットワーク接続設定情報を取得する。取得したネットワーク接続設定情報に基づいて、ネットワークアクセス装置に自動的にネットワーク接続設定を行うとともに、当該設定情報をユーザ端末へ転送し、同様に接続設定を可能とする。ネットワークアクセス装置は、ユーザ端末に対するインターネット接続環境として、インターネットアクセス回線が開通するまでは電話回線を利用する。ネットワークアクセス装置は、インターネットアクセス回線の開通通知を受信したときに、自動的に電話回線からインターネットアクセス回線に切り替える。
しかし、上記の従来技術では、インターネットアクセス回線の開通作業が現在どの段階にあるのかを知ることができない。顧客はインターネットアクセス回線が開通するまで状況がわからないまま待ち続けなければならない。
また、電話以外の問い合わせ手段を用いることが考えられる。例えば、携帯電話や、開通前のインターネット接続通信回線以外の別の回線を用いて電子メールで問い合わせることも可能である。しかし、電子メール対応では、ISP側の負担が大きいという点で電話と大差がない。そこで、ホームページを利用することが考えられる。
昨今、携帯電話やTVの高機能化に伴い、パーソナルコンピュータ以外でもインターネットなどのネットワークに接続してホームページを閲覧するための機能が搭載されており、これらの機能を用いてホームページを閲覧する利用者が増加している。
ところが、携帯電話等では、パーソナルコンピュータのようにホームページの所在情報であるURL(Uniform Resource Locator)を入力することが困難であるため、URLを二次元バーコード化して、それをカメラで撮像しコード解読することで所望のURLのホームページに接続して閲覧する機会が増えている。二次元バーコードの代表的な例として、QRコード(登録商標)が知られている。
この場合、ホームページの内容毎にURLを割り当てているため、ホームページ毎に二次元バーコードを複数作成しなければならず、全てのホームページの二次元バーコードを紙面や画面に掲載できず、また、顧客がどの二次元バーコードを使えば良いかわからず、結局、コールセンターに問い合わせする事態になる可能性がある。
関連する技術として、特開2006−155536号公報(特許文献2)に個別QRコードを用いたQRコードリーダー付インターネット接続可能携帯端末による簡易認証予約システム及び方法が開示されている。
この従来技術では、診察券、メンバカード等に記載された個別QRコードを患者、顧客の持つQRコードリーダー付インターネット接続可能携帯端末のカメラ機能を用いて読み込み、当該個別QRコード内に記載されたURL、ユーザIDをもとに、管理・蓄積サーバに問い合わせ、患者、顧客毎の個別予約・確認サイトを表示する。当該個別QRコードは各専門サービス機関の診察券番号、メンバカード番号毎に作成され、当該ユーザIDには、診察券番号、メンバカード番号及び病院、店舗情報などが割り当てられている。当該QRコードを用いたインターネット接続できる携帯電話による簡易認証予約システムにより、URLの入力、ID、PW入力による認証を簡素化することができる。
また、特開2006−004025号公報(特許文献3)に二次元コードを使用した個人認証システム及び個人認証方法が開示されている。
この従来技術では、所定のWWWサーバのURLアドレスと個人識別番号をコード化手段によりコード化し、その二次元コードを携帯電話又はクライアント端末又は携帯端末にて読み取ることにより、個人識別番号を含んだURLアドレスにインターネットを介してWWWサーバに直接アクセスすることが可能となり、その個人識別番号に基づき生成された記述言語をWWWブラウザに表示することが出来る。また、携帯電話の端末固有のモバイルIDを利用することにより安全性を確保しながら操作手順を削減することが可能となる。
特開2005−286640号公報 特開2006−155536号公報 特開2006−004025号公報
本発明の目的は、二次元バーコードにコード化したURLに対応するホームページにおいて顧客の状況に応じた情報を提供する顧客リレーションシステムを提供することである。
本発明の他の目的は、1つの二次元バーコードに含まれるURLに対して、顧客の状況に応じて提供するホームページを切り替える顧客リレーションシステムを提供することである。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。但し、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の顧客リレーションシステムは、インターネット接続通信回線(11)に接続された第1の情報処理装置(10)と、インターネット接続通信回線(11)を介して第1の情報処理装置(10)に接続された接続サーバ(30)と、インターネット接続通信回線(11)の開通状況及び第1の情報処理装置(10)と接続サーバ(30)との間の接続の有無を示す顧客状況データを顧客ID(識別情報)に関連付けて保持する顧客情報サーバ(40)と、インターネット接続通信回線(11)を利用する顧客の会員証(21)に含まれる顧客ID及びURL(データ所在情報)を読み取り、顧客IDと共にURLにアクセスする第2の情報処理装置(20)と、第2の情報処理装置(20)から顧客IDを取得し、顧客情報サーバ(40)から顧客IDに対応する顧客状況データを取得し、顧客IDに対応する顧客状況データに応じたホームページデータを選択し、URLにアクセスした第2の情報処理装置(20)に選択されたホームページデータを提供するホームページサーバ(50)とを含む。
ホームページサーバ(50)は、インターネット接続通信回線(11)の開通前に選択されるホームページデータと、インターネット接続通信回線(11)の開通後、第1の情報処理装置(10)と接続サーバ(30)との接続前に選択されるホームページデータと、第1の情報処理装置(10)と接続サーバ(30)との接続後に選択されるホームページデータとを少なくとも有する。
ホームページサーバ(50)は、第1の情報処理装置(10)と接続サーバ(30)との間の接続に障害が発生した旨を示す障害フラグが有る場合、URLにアクセスした第2の情報処理装置(20)に、第1の情報処理装置(10)と接続サーバ(30)との接続における障害時に選択されるホームページデータを提供する。
本発明の顧客リレーションシステムは、第2の情報処理装置(20)からホームページサーバ(50)を介して顧客IDが含まれた電話サポート要求を受信し、電話サポート要求に含まれる顧客IDに対応する顧客連絡先データを顧客情報サーバ(40)に要求して取得し、顧客連絡先データに基づき、第2の情報処理装置(20)に連絡する連絡用サーバ(60,70)を更に含む。
本発明の他の顧客リレーションシステムは、所定の経路(11)を利用する監視対象物(10)と、所定の経路(11)の状況及び監視対象物(10)の状況を監視する監視サーバと、所定の経路(11)の状況及び監視対象物(10)の状況に関する顧客状況データを顧客ID(識別情報)に関連付けて保持する顧客情報サーバ(40)と、監視対象物(10)を利用する顧客の会員証(21)に含まれる顧客ID及びURL(データ所在情報)を読み取り、顧客IDと共にURLにアクセスする読み取り装置(20)と、読み取り装置(20)から顧客IDを取得し、顧客情報サーバ(40)から顧客IDに対応する顧客状況データを取得し、顧客IDに対応する顧客状況データに応じたホームページデータを選択し、URLにアクセスした読み取り装置(20)に選択されたホームページデータを提供するホームページサーバ(50)とを含む。なお、経路(11)とは、通信経路(11)も含む。すなわち、経路(11)は、インターネット接続通信回線(11)を示す場合もある。
本発明の顧客情報サーバ(40)は、顧客に提供されるインターネット接続通信回線(11)の開通状況を調べる開通状況更新部(43)と、インターネット接続通信回線(11)を介したインターネット接続の有無を調べる接続有無更新部(44)と、インターネット接続通信回線(11)の開通状況及び接続の有無に関する顧客状況データを、顧客を示す顧客ID(識別情報)に関連付けて格納する記憶部(45)と、顧客状況データに応じて異なるホームページデータを顧客に提供するホームページサーバ(50)から顧客IDを受信し、受信した顧客IDに対応する顧客状況データを記憶部(45)から取得してホームページサーバ(50)に送信する制御部(42)とを具備する。
記憶部(45)は、顧客から修理を依頼された対象物(10)の修理状況を示す修理状況データを、顧客IDに関連付けて格納する。制御部(42)は、ホームページサーバ(50)から受信した顧客IDに対応する修理状況データを記憶部(45)から取得してホームページサーバ(50)に送信する。
本発明の他の顧客情報サーバ(40)は、顧客に利用される監視対象物(10)の状況を調べる開通状況更新部(43)と、監視対象物(10)が利用する所定の経路(11)の状況を調べる接続有無更新部(44)と、監視対象物(10)の状況及び所定の経路(11)の状況に関する顧客状況データを、顧客を示す顧客ID(識別情報)に関連付けて格納する記憶部(45)と、顧客状況データに応じて異なるホームページデータを顧客に提供するホームページサーバ(50)から顧客IDを受信し、受信した顧客IDに対応する顧客状況データを記憶部(45)から取得してホームページサーバ(50)に送信する制御部(42)とを具備する。
本発明のホームページサーバ(50)は、顧客を示す顧客ID(識別情報)及びURL(データ所在情報)を含む二次元バーコードを読み取りURLに従ってアクセスしてきた読み取り装置(20)から顧客IDを受信し、顧客IDを顧客情報サーバ(40)に送信し、顧客情報サーバ(40)から顧客IDに対応する顧客状況データを受信する送受信部(51)と、複数のホームページデータを格納する記憶部(54)と、顧客状況データに基づき、URLに対応するホームページデータを、複数のホームページデータのうち顧客状況データの内容に応じたホームページデータに変更するホームページ変更部(53)とを具備する。
記憶部(54)は、顧客が利用する顧客情報処理装置(10)と接続サーバ(30)との間のインターネット接続通信回線(11)の開通前に選択されるホームページデータと、インターネット接続通信回線(11)の開通後、顧客情報処理装置(10)と接続サーバ(30)との接続前に選択されるホームページデータと、顧客情報処理装置(10)と接続サーバ(30)との接続後に選択されるホームページデータとを少なくとも有する。
記憶部(54)は、顧客情報処理装置(10)と接続サーバ(30)との接続における障害時に選択されるホームページデータを更に有する。ホームページ変更部(53)は、顧客情報処理装置(10)と接続サーバ(30)との間の接続に障害が発生した旨を示す障害フラグが有る場合、URLにアクセスした読み取り装置(20)に障害時に選択されるホームページデータを提供する。
本発明の顧客リレーション方法は、顧客の読み取り装置(20)が、会員証(21)に印刷された二次元バーコードを撮像し読み取り、読み取された二次元バーコードをURLデータと顧客IDデータとにデコードし、URLデータと顧客IDデータを用いて、ホームページサーバ(50)に、顧客向けホームページへの接続要求を送信するステップと、ホームページサーバ(50)が、顧客向けホームページへの接続要求を受信すると、接続要求に含まれる顧客IDを用いて、顧客情報サーバ(40)に、顧客IDに対応する開通状況と接続有無とを含む顧客状況データを要求するための顧客状況データ送信要求を送信するステップと、顧客情報サーバ(40)が、顧客状況データ送信要求を受信すると、顧客状況データ送信要求に含まれる顧客IDに対応する開通状況と接続有無を抽出し、顧客状況データ送信要求に含まれる顧客IDと、抽出された開通状況と、接続有無とにより、顧客状況データを生成し、ホームページサーバ(50)に送信するステップと、ホームページサーバ(50)が、顧客状況データを受信すると、複数のホームページデータから、受信した顧客状況データのパターンに対応するホームページデータを選択し、顧客状況データに含まれる顧客IDと同じ顧客IDの顧客向けホームページとして割り当て、割り当てられたホームページデータを、顧客の読み取り装置(20)に送信するステップと、顧客の読み取り装置(20)が、受信したホームページデータを表示するステップとを具備する。
本発明の顧客リレーション方法は、連絡用サーバ(60,70)が、顧客の読み取り装置(20)からホームページサーバ(50)を介して顧客IDが含まれた電話サポート要求を受信し、電話サポート要求に含まれる顧客IDに対応する顧客連絡先データを顧客情報サーバ(40)に要求して取得し、顧客連絡先データに基づき、第2の情報処理装置(20)に連絡するステップを更に含む。
本発明の他の顧客リレーション方法は、所定の経路(11)の状況及び所定の経路(11)を利用する監視対象物(10)の状況を監視するステップと、所定の経路(11)の状況及び監視対象物(10)の状況に関する顧客状況データを顧客ID(識別情報)に関連付けて保持するステップと、監視対象物(10)を利用する顧客の会員証(21)に含まれる顧客ID及びURL(データ所在情報)を読み取り、顧客IDと共にURLにアクセスするステップと、顧客IDに対応する顧客状況データを取得し、顧客IDに対応する顧客状況データに応じたホームページデータを選択し、選択されたホームページをURLに対応するホームページとして割り当てるステップとを含む。
本発明の更に他の顧客リレーション方法は、顧客に利用される監視対象物(10)の状況を調べるステップと、監視対象物(10)が利用する所定の経路(11)の状況を調べるステップと、監視対象物(10)の状況及び所定の経路(11)の状況に関する顧客状況データを、顧客を示す顧客ID(識別情報)に関連付けて格納するステップと、顧客状況データに応じて異なるホームページデータを顧客に提供するホームページサーバ(50)から顧客IDを受信し、受信した顧客IDに対応する顧客状況データを記憶部から取得してホームページサーバ(50)に送信するステップとを具備する。
本発明の更に他の顧客リレーション方法は、顧客を示す顧客ID(識別情報)及びURL(データ所在情報)を含む二次元バーコードを読み取りURLに従ってアクセスしてきた読み取り装置(20)から顧客IDを受信し、顧客IDを顧客情報サーバ(40)に送信し、顧客情報サーバ(40)から顧客IDに対応する顧客状況データを受信するステップと、顧客状況データに基づき、URLに対応するホームページデータを、複数のホームページデータのうち顧客状況データの内容に応じたホームページデータに変更するステップとを具備する
顧客リレーション方法。
本発明のプログラムは、上記のいずれかの顧客リレーション方法をコンピュータに実行させる。
1つの二次元バーコードで顧客の状況に応じた情報を選択して出力できるので、顧客は会員証に記載の二次元バーコードのみを所有していれば良いため、状況に応じた二次元バーコードを探さなくても良く、結果的に顧客のコールセンターに対する開通状況などに関する問い合わせ数を削減できる。
以下に、本発明の第1実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の顧客リレーションシステムは、第1の情報処理装置10と、第2の情報処理装置20と、接続サーバ30と、顧客情報サーバ40と、ホームページサーバ50を含む。
ここでは、第1の情報処理装置10及び第2の情報処理装置20は、インターネット接続通信回線を利用する顧客が保有するものとする。また、接続サーバ30、顧客情報サーバ40、及びホームページサーバ50は、第1の情報処理装置10にインターネット接続通信回線を提供するISPが保有するものとする。第1の情報処理装置10は、接続サーバ30を介してインターネット100に接続されている。第2の情報処理装置20とホームページサーバ50は、インターネット100を介して通信可能である。但し、実際には、上記の例に限定されない。
第1の情報処理装置10は、インターネット接続通信回線11を利用する情報処理装置である。第1の情報処理装置10の例として、パーソナルコンピュータ(PC)、インターネット対応のテレビ(TV)又は家電製品が考えられる。なお、インターネット接続通信回線11は、ISPにより提供されるインターネット接続用の通信回線であり、有線、無線を問わない。インターネット接続通信回線11の例として、LAN(Local Area Network)、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、光ファイバー(optical fiber)、公衆電話網や専用線が考えられる。
第2の情報処理装置20は、ISPから提供される顧客の会員証21に掲載された二次元バーコードを読み取るための読み取り装置を搭載した情報処理装置である。第2の情報処理装置20は、第1の情報処理装置10により使用されるインターネット接続通信回線11とは別の通信回線を使用する。例えば、公衆電話網や外部の無線LANを介してインターネット100に接続する。第2の情報処理装置20の例として、カメラ付の携帯電話が考えられる。実際には、ネットワークに接続できればPHS(Personal Handyphone System)や、PDA(Personal Digital Assistants)、TV、ゲーム機、パーソナルコンピュータでも良い。読み取り装置もカメラだけでなく、スキャナでも良い。二次元バーコードは、第1の情報処理装置10を利用する顧客を特定できる識別情報である顧客ID(IDentifier)と、ホームページサーバ50が提供するホームページデータの所在を示すURLをコード化したものである。必要であれば、URLの中にURLを入れることも可能である。なお、会員証21は、インターネット接続通信回線11の利用を所望する顧客に対して、ISPから提供される会員証である。会員証21には、前述の通り、顧客IDとURLをコード化した二次元バーコードが掲載されている。
接続サーバ30は、インターネット接続通信回線11を介して第1の情報処理装置10により接続されるサーバである。すなわち、接続サーバ30は、第1の情報処理装置10のIPアドレス等を制御/管理して、第1の情報処理装置10をインターネット100に論理的に接続させるサーバである。従って、接続サーバ30は、通信時に第1の情報処理装置10により最初にアクセスされるサーバであることが好適である。例えば、ポータルサイトを提供するサーバや、ゲートウェイサーバが考えられる。但し、実際には、第1の情報処理装置10が通信に利用する中継装置や、インターネット100上の特定のサーバでも良い。
接続サーバ30は、インターネット接続部31と、送受信部32と、制御部33と、接続判断部34を備える。
インターネット接続部31は、インターネット接続通信回線11やインターネット100と接続するためのインターフェース(interface)である。送受信部32は、顧客情報サーバ40と通信するためのインターフェースである。制御部33は、接続サーバ30内の各部を制御し、各種データを処理する。接続判断部34は、インターネット接続通信回線11を介して第1の情報処理装置10が接続されているか否かを判断する。なお、制御部33は、第1の情報処理装置10からのインターネット100への接続要求(顧客IDとパスワードを含む)に対して、記憶部に記憶された顧客IDとパスワードと比較することで認証し、インターネット接続部31により第1の情報処理装置10をインターネット100に接続させる。第1の情報処理装置10がインターネット100に接続すると、接続判断部34は、送受信部32を介して、顧客情報サーバ40に顧客IDが接続した旨を通知する。ここで、第1の情報処理装置10がインターネット100に接続する際の認証に使う顧客IDは別のIDを用いて認証し、接続サーバ30の記憶部内のテーブルで別のIDと顧客IDを対応付けさせても良い。
顧客情報サーバ40は、第1の情報処理装置10と接続サーバ30との間のインターネット接続通信回線11の開通状況や接続の有無、接続サーバ30の稼動状況を監視し、監視結果を顧客IDと関連付けて管理する。
顧客情報サーバ40は、送受信部41と、制御部42と、開通状況更新部43と、接続有無更新部44と、記憶部45を備える。
送受信部41は、接続サーバ30やホームページサーバ50と接続するためのインターフェースである。制御部42は、顧客情報サーバ40内の各部を制御し、各種データを処理する。開通状況更新部43は、インターネット接続通信回線11の開通状況を確認し、記録する。接続有無更新部44は、第1の情報処理装置10と接続サーバ30との間の接続の有無を確認し、記録する。このとき、同時に、接続サーバ30とインターネット100との間の接続の有無についても記録するようにしても良い。記憶部45は、第1の情報処理装置10と接続サーバ30との間のインターネット接続通信回線11の開通状況や接続の有無に関する顧客状況データを格納する。ここでは、顧客IDに関連付けて、開通状況や接続の有無を記憶する。
ホームページサーバ50は、顧客情報サーバ40と通信し、二次元バーコードを読み取った第2の情報処理装置20からの問い合わせがあれば、二次元バーコードに含まれた顧客IDと顧客情報サーバ40が管理する情報に基づき、顧客の状況に即した情報を、二次元バーコードに含まれたURLに対応するホームページ(Webページ)に掲載する。
ホームページサーバ50は、送受信部51と、制御部52と、ホームページ変更部53と、記憶部54を備える。
送受信部51は、顧客情報サーバ40やインターネット100と接続するためのインターフェースである。制御部52は、接続サーバ30内の各部を制御し、各種データを処理する。ホームページ変更部53は、二次元バーコードを読み取った第2の情報処理装置20から取得した顧客IDと、顧客情報サーバ40が有する開通状況や接続の有無に関する顧客状況データに基づき、顧客の状況に即した情報が掲載されたホームページを、二次元バーコードに含まれたURLに対応するホームページとして提供するために、URLのホームページデータを、顧客IDに対応する顧客状況データの内容(パターン)に応じたホームページデータに変更する。記憶部54は、顧客状況データの内容に応じたホームページデータの各々を格納する。
すなわち、ホームページサーバ50は、二次元バーコードを読み取った第2の情報処理装置20から二次元バーコードに含まれたURLへのアクセスがあれば、顧客の状況に応じたホームページを提供する。例えば、インターネット接続通信回線11の開通前であれば「開通前のホームページ」を提供する。インターネット接続通信回線11の開通後で第1の情報処理装置10と接続サーバ30との接続前であれば「開通後接続前のホームページ」を提供する。第1の情報処理装置10と接続サーバ30との接続後であれば「接続後のホームページ」を提供する。これらのホームページのURLは、二次元バーコードに含まれた同一のURLである。若しくは、二次元バーコードに含まれたURLから顧客の状況毎のURLにジャンプした先のURLである。二次元バーコードに含まれた顧客IDと顧客情報サーバ40が管理する情報に基づいて、顧客に提供するホームページを決定する。
図2を参照して、「開通前のホームページ」の表示画面例について説明する。
「開通前のホームページ」では、顧客の名称や顧客ID、現在の作業状況、開通までに要する時間(日数)が表示される。ここでは、インターネット接続通信回線11の開通前における作業状況を、「調査」「局内工事」、「利用者宅外配線工事」、「利用者宅内工事」、「開通」の5つの段階で表している。図2では、現在の作業状況が「利用者宅外配線工事」である場合の例を示す。
図3を参照して、「開通後接続前のホームページ」の表示画面例について説明する。
「開通後接続前のホームページ」では、顧客の名称や顧客ID、インターネット接続通信回線11が開通した旨、接続のための設定方法、設定方法のサポートの連絡先の情報が表示される。ここでは、「情報処理装置とモデムの設定方法」と表示された領域をクリックすると設定方法画面が表示される。表示された領域の例としては、ボタンやアイコン、リンク表示が考えられる。或いは、表示のための操作方法が記載されていても良い。設定方法画面には、第1の情報処理装置10のインターネット接続のための設定方法が表示される。また、「設定方法の電話サポート」と表示された領域をクリックすると、コールセンターから電話をしてもらうための電話サポートの予約が行われる。なお、電話サポートの予約に限らず、ISPから設定内容に関するFAXや電子メールを送信してもらうための送信要求や、設定内容に関する資料の郵送依頼、出張サービスの予約が行われるようにしても良い。
図4を参照して、「接続後のホームページ」の表示画面例について説明する。
「接続後のホームページ」では、連絡事項や、インターネット100に第1の情報処理装置10が一旦接続した後に急に接続ができなくなった場合等の機器確認や接続設定確認に関するFAQ(Frequently Asked Question)が表示される。
ここでは、連絡事項として、クレジットカード番号や銀行口座などの決算情報の未登録が通知されているため、「決済情報の登録」が表示される。「決済情報の登録」と表示された領域をクリックすると決算情報の登録画面が表示される。また、顧客の状況に応じて、「接続設定に関するFAQ」の他、「ウイルス駆除ソフト送付依頼」や、「第1の情報処理装置の修理状況」が表示される場合もある。「接続設定に関するFAQ」と表示された領域をクリックすると対処法画面が表示される。対処法画面には、第1の情報処理装置10のインターネット接続に不具合が生じた場合の対処法が表示される。「ウイルス駆除ソフト送付依頼」と表示された領域をクリックすると、第1の情報処理装置10が感染したウイルスを駆除するためのウイルス駆除ソフトを第2の情報処理装置20に送信する。ウイルス駆除ソフトは、格納した第2の情報処理装置20のSDメモリーカード(Secure Digital Memory Card)等を介して第1の情報処理装置10に導入される。また、「第1の情報処理装置の修理状況」と表示された領域をクリックすると、故障し修理に出した第1の情報処理装置10の修理状況が表示される。
図5を参照して、本発明の動作について詳細に説明する。
(1)ステップS101
パーソナルコンピュータ等の第1の情報処理装置10でインターネット接続通信回線11を利用するためにISPに入会の申し込みをした顧客宛に、URLと顧客IDをコード化した二次元バーコードを印刷した会員証21を送付する。
(2)ステップS102
顧客は、会員証21に印刷された二次元バーコードを、カメラ付の携帯電話におけるカメラ等、第2の情報処理装置20の読み取り装置で撮像し読み取る。
(3)ステップS103
第2の情報処理装置20の制御部(マイクロプロセッサ等)は、読み取った二次元バーコードを、URLデータと顧客IDデータにデコードする。
(4)ステップS104
第2の情報処理装置20の制御部は、URLデータと顧客IDデータを用いて、ホームページサーバ50の顧客向けホームページに接続要求を送受信部(アンテナ等)を介して送信する。ここで、顧客向けホームページは、顧客ID毎に用意され、URLに顧客IDを組み合わせることで、顧客向けホームページを特定したり、一旦URLでログインページに接続した後に顧客IDが入力されて顧客向けホームページに接続要求が出されたりするようにしても良い。URLに顧客IDを組み合わせる場合、例えば、URL「http://www.abc○○○.jp」を顧客ID「abc000001」毎に用意し、「http://www.abc○○○.jp/abc000001/」や「http://www.abc000001.abc○○○.jp/」とする。なお、個人情報保護の観点から、顧客IDの送信の際には顧客IDを暗号化、又は秘匿化(隠蔽)することが好適である。URLに顧客IDを組み合わせる場合は、顧客IDと組み合わせたURLを暗号化(秘匿化)して送信し、送信先で復号化(顕在化)することが考えられる。或いは、URLと暗号化(秘匿化)された顧客IDを送信し、送信先で暗号化(秘匿化)された顧客IDを復号化(顕在化)してURLと組み合わせることが考えられる。
(5)ステップS105
ホームページサーバ50の制御部33は、送受信部32に顧客向けホームページへの接続要求を受信すると、接続要求に含まれる顧客IDを用いて、送受信部32を介して顧客情報サーバ40に、顧客IDに対応する開通状況と接続有無とを含む顧客状況データを要求するための顧客状況データ送信要求を送信する。
(6)ステップS106
顧客情報サーバ40の制御部42は、送受信部41に顧客状況データ送信要求を受信すると、顧客状況データ送信要求に含まれる顧客IDをキーに記憶部45を検索し、顧客IDに対応する開通状況と接続有無を抽出する。
(7)ステップS107
顧客情報サーバ40の制御部42は、顧客IDと、抽出された開通状況と接続有無により、顧客状況データを生成し、送受信部41を介してホームページサーバ50に送信する。ここで、顧客状況データの開通状況とは、顧客がインターネット接続通信回線11を利用できるようにするための回線調査や回線工事など回線接続作業の進捗具合を示す。まだ回線接続作業の作業中であれば「非開通」であり、回線接続作業が終了していれば「開通」と記憶部45に記憶する。接続有無とは、顧客の第1の情報処理装置10がインターネット接続通信回線11を介して接続サーバ30に接続したかどうかを示す。接続サーバ30は、第1の情報処理装置10がインターネット接続通信回線11を介して接続サーバ30に接続したことを接続した際に入力される顧客IDを参照して判断し、顧客情報サーバ40に当該顧客IDが接続したことを示す接続通知情報を送信する。顧客情報サーバ40は、接続通知情報を受信すると、記憶部45の顧客状況データの顧客IDに対応する接続有無を「接続なし」から「接続あり」に変更する。ここでは、顧客状況データは、「開通状況が非開通で、接続有無が接続なし」、「開通状況が開通で、接続有無が接続なし」、「開通状況が開通で、接続有無が接続あり」の3パターンがある。但し、実際には、顧客状況データは3パターンに限らず、開通状況は開通、非開通だけでなく、多段階にするなどして、4パターン以上にしても良い。
(8)ステップS108
ホームページサーバ50のホームページ変更部53は、送受信部51に顧客状況データを受信すると、記憶部54に用意された3パターンに対応するホームページデータから、受信した顧客状況データのパターンに対応するホームページデータを、顧客状況データに含まれる顧客IDと同じ顧客IDの顧客向けホームページとして割り当てる。また、顧客状況データのパターンと各ホームページデータの対応テーブル(図示されず)をホームページサーバ50の記憶部54に記憶し、この対応テーブルを参照することで、顧客状況テーブルに応じて、顧客の状況に即した情報が掲載されたホームページデータに変更することも可能である。ここでは、顧客状況データの「開通状況が非開通で、接続有無が接続なし」に対応するホームページデータは、顧客IDに対応する顧客のインターネット接続通信回線11の開通状況が現在どのような状況かに関する情報を含んでいる。顧客状況データの「開通状況が開通で、接続有無が接続なし」に対応するホームページデータは、インターネット接続通信回線11が開通した旨と、顧客が第1の情報処理装置10を接続サーバ30に接続するための初期設定情報を含んでいる。顧客状況データの「開通状況が開通で、接続有無が接続あり」に対応するホームページデータは、機器の故障や顧客の設定不手際等により接続ができなくなった可能性が高いため、機器確認や接続設定確認に関するFAQ(Frequently Asked Question)を含む。
(9)ステップS109
ホームページサーバ50のホームページ変更部53は、割り当てられたホームページデータを、送受信部51を介して第2の情報処理装置20に送信する。
(10)ステップS110
第2の情報処理装置20は、ホームページデータを受信すると、表示装置(ディスプレイ)にホームページデータを表示する。
ここで、図6を参照して、各装置間のデータの流れについて説明する。
(1)ステップS201
第1の情報処置装置10は、接続サーバ30へ接続要求を送信する。このとき、接続要求と共に顧客IDを送信する。これは、インターネット接続通信回線11が開通し正常に接続されている場合であり、それ以外の場合では第1の情報処置装置10から接続サーバ30へ接続要求を送信することはできない。
(2)ステップS202
接続サーバ30は、第1の情報処置装置10から接続要求と共に顧客IDを受信し、顧客IDに対応した開通状況や接続の有無を顧客情報サーバ40に通知する。或いは、顧客情報サーバ40から問い合わせがあった顧客IDに対応した開通状況や接続の有無を顧客情報サーバ40に通知する。
(3)ステップS203
第2の情報処理装置20は、会員証21に掲載された二次元バーコードを読み取り、二次元バーコードに含まれたURLに基づきホームページサーバ50へ接続要求を送信する。このとき、接続要求と共に二次元バーコードに含まれる顧客IDを送信する。
(4)ステップS204
ホームページサーバ50は、第2の情報処理装置20から接続要求と共に顧客IDを受信し、顧客情報サーバ40に、顧客IDに対応した開通状況や接続の有無を示す顧客状況データを要求する。
(5)ステップS205
顧客情報サーバ40は、顧客IDに対応した開通状況や接続の有無を示す顧客状況データを抽出し、ホームページサーバ50に通知する。
(6)ステップS206
ホームページサーバ50は、顧客IDに対応した開通状況や接続の有無を示す顧客状況データに基づいて二次元バーコードに含まれたURLに対応するホームページデータを選択又は生成し、当該ホームページデータを第2の情報処理装置20に送信する。
このとき、第2の情報処理装置20でホームページを閲覧した顧客が、「開通後接続前のホームページ」における「設定方法の電話サポート」のように、状況によってはコールセンターに電話による対応を要求する場合がある。しかし、コールセンターの回線が混雑している場合は即座に対応してもらうことができない。そこで、電話予約をすることが考えられる。以下に、電話予約を行う場合について説明する。
電話予約を行う場合、本発明の顧客リレーションシステムは、更に、電話予約サーバ60を含む。
電話予約サーバ60は、顧客からの電話予約に関する情報を管理する。電話予約サーバ60は、接続サーバ30、顧客情報サーバ40、及びホームページサーバ50と同様に、第1の情報処理装置10にインターネット接続通信回線を提供するISPが保有するものとする。但し、実際には、上記の例に限定されない。なお、電話予約サーバ60は、顧客情報サーバ40又はホームページサーバ50と同一のサーバでも良い。
図7を参照して、顧客が第2の情報処理装置20でホームページを閲覧し、電話予約を行う場合における各装置間のデータの流れについて説明する。
(1)ステップS301
第2の情報処理装置20が、ホームページサーバ50に電話サポート依頼を送信する。電話サポート依頼には顧客IDが含まれる。このとき、第2の情報処理装置20は、「開通後接続前のホームページ」における「設定方法の電話サポート」のように、ホームページに掲載された電話サポート依頼のための表示領域の操作に応じて、ホームページサーバ50に電話サポート依頼を送信する。
(2)ステップS302
ホームページサーバ50は、第2の情報処理装置20から受信した電話サポート依頼に基づく電話サポート要求を、電話予約サーバ60に送信する。電話サポート要求には顧客IDが含まれる。
(3)ステップS303
電話予約サーバ60は、電話サポート要求に含まれる顧客IDに対応する顧客の連絡先情報を、顧客情報サーバ40に要求する。
(4)ステップS304
顧客情報サーバ40は、電話予約サーバ60から受信した顧客の連絡先情報の要求に応じて、顧客の氏名や電話番号を含む顧客連絡先データを、電話予約サーバ60に送信する。ここでは、顧客の電話番号は、第2の情報処理装置20の電話番号とする。
(5)ステップS305
電話予約サーバ60は、顧客連絡先データに含まれる顧客の氏名や電話番号に基づき、第2の情報処理装置20に電話発信する。このとき、電話予約サーバ60からコールセンターに顧客連絡先データを通知し、コールセンターから第2の情報処理装置20に電話発信するようにしても良い。顧客に対する電話発信のスケジュールは、電話予約サーバ60又はコールセンターが決定するものとする。なお、電話に限らず、FAXや電子メール、関連資料の郵送、出張サポートでも良い。この場合、ステップS304の電話番号は、FAX番号や電子メールアドレス、住所になり、ステップS305ではFAXや電子メール、郵送確認、出張サポート確認が発信される。
図8を参照して、顧客情報サーバ40の記憶部45に格納された顧客状況データについて詳述する。
顧客状況データは、基本的には、図8の(a)に示すように、「顧客ID」、「開通状況」、「接続有無」を含む。「顧客ID」、「開通状況」、「接続有無」については、先に説明した通りである。これらは必須情報といえる。実際には、様々な情報を付加することもできる。例えば、図8の(b)に示すように、「顧客ID」、「氏名」、「開通状況」、「接続有無」、「電話番号」、「電子メール」、「決算情報」を含むようにしても良い。ここで、「氏名」は顧客の氏名を示す。「電話番号」は、顧客の連絡先となる電話番号を示す。例えば、第2の情報処理装置20の電話番号を示す。「電子メール」は、顧客の連絡先となる電子メールアドレスを示す。例えば、第2の情報処理装置20の電子メールアドレスを示す。「決算情報」は、インターネット接続通信回線11の使用に対しての、顧客の決算に関する情報を示す。「決算情報」は、「種別」と「番号」を含む。「種別」は、クレジットカードや口座振込みといった決算方法を示す。「番号」は、クレジットカードや口座振込みといった夫々の決算方法における、クレジットカード番号や口座番号を示す。また、正常に決算できているか否かを示す情報を記載するようにしても良い。正常に決算できていない場合は、その顧客のインターネット接続通信回線11の使用が停止され、第1の情報処置装置10のインターネット接続が遮断されることがある。
また、「接続後のホームページ」における「第1の情報処理装置の修理状況」のように、第1の情報処置装置10を修理に出した場合における修理状況を示す修理状況データを顧客情報サーバ40の記憶部45に格納することも考えられる。修理状況データは、図8の(c)に示すように、「顧客ID」と「修理状況」を含む。「修理状況」は、「故障内容」、「現在の作業内容」、「完了時期」を含む。「故障内容」は、修理の対象となる第1の情報処置装置10の故障の内容や原因を示す。「現在の作業内容」は、第1の情報処置装置10の修理における現時点での作業の内容や進捗状況を示す。「完了時期」は、第1の情報処置装置10の修理が完了する時期を示す。なお、修理状況データは、顧客状況データに含まれていても良い。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態では、接続サーバ30に顧客毎のインターネット接続通信回線11とインターネット100との接続に障害が発生すると、記憶部の障害データに障害フラグを生成する。
本実施形態において、ホームページサーバ50は、顧客状況データ送信要求を送信して、顧客状況データを得るだけでなく、顧客状況データの開通状況が開通であった場合、接続サーバ30に障害情報要求を送信する。接続サーバ30は、障害情報要求を受信すると記憶部の障害データの障害フラグの有無をホームページサーバ50に送信する。ホームページサーバ50は、障害フラグの有無を受信し、障害フラグが有りの場合は、障害時のホームページデータを顧客向けホームページとして割り当てる。ここで、障害時のホームページデータは、接続サーバ30に障害が起きている旨の障害情報を含んでいる。障害フラグが無しの場合は、第1の実施形態と同様に顧客状況データのパターンに対応したホームページデータを顧客向けホームページとして割り当てる。
ここでは、図9に示すように、接続サーバ30は、更に、障害情報検出部35と、記憶部36を備える。
障害情報検出部35は、インターネット接続通信回線11や接続サーバ30における障害の発生を監視し、障害の発生を検出した場合は記憶部36に障害フラグを記憶する。また、ホームページサーバ50から障害情報要求を受信すると記憶部36の障害データの障害フラグの有無をホームページサーバ50に送信する。障害フラグは、障害の有無を示す情報である。なお、障害フラグに障害の種類や原因を示す情報を付加するようにしても良い。但し、実際には、顧客情報サーバ40又はホームページサーバ50が、障害情報検出部35と、記憶部36を備えていても良い。接続サーバ30に障害が発生した場合、障害情報検出部35及び記憶部36が接続サーバ30上にあれば使用不可になる可能性があるが、顧客情報サーバ40又はホームページサーバ50上にあれば問題なく稼動する。すなわち、障害情報検出部35及び記憶部36は、接続サーバ30から物理的に独立していても良い。
また、ホームページサーバ50は、第1実施形態の3パターンのホームページに加えて、通信回線又は接続における障害発生時であれば「障害時のホームページ」を提供する。このホームページのURLは、第1実施形態と同様、二次元バーコードに含まれた同一のURLである。二次元バーコードに含まれた顧客IDと顧客情報サーバ40が管理する情報に基づいて、顧客に提供するホームページを決定する。
図10を参照して、「障害時のホームページ」の表示画面例について説明する。
「障害時のホームページ」では、障害の内容、障害の復旧予定日時が表示される。障害の内容には、接続停止の理由が表示される。障害の復旧予定日時には、ISPの管理下にあるインターネット接続通信回線11や接続サーバ30の障害が接続停止の理由であれば、復旧作業の完了予定の日時が表示される。また、「障害時のホームページ」では、復旧後の連絡要求の有無を確認するためのボタンが表示される。ここでは、「復旧後の連絡依頼」と表示された領域をクリックすると復旧した際に電子メールによる通知が受けられる。なお、電子メールに限らず、電話やFAX、郵送でも良い。
電子メールによる通知を行う場合、本発明の顧客リレーションシステムは、更に、メールサーバ70を含む。
メールサーバ70は、顧客からのメール要求に関する情報を管理する。メールサーバ70は、接続サーバ30、顧客情報サーバ40、及びホームページサーバ50と同様に、第1の情報処理装置10にインターネット接続通信回線を提供するISPが保有するものとする。但し、実際には、上記の例に限定されない。なお、メールサーバ70は、顧客情報サーバ40又はホームページサーバ50と同一のサーバでも良い。
図11を参照して、障害時に、顧客が電子メールによる通知を要求した場合における各装置間のデータの流れについて説明する。
(1)ステップS401
第1の情報処置装置10は、接続サーバ30へ接続要求を送信する。このとき、接続要求と共に顧客IDを送信する。これは、インターネット接続通信回線11が開通し正常に接続されている場合であり、それ以外の場合では第1の情報処置装置10から接続サーバ30へ接続要求を送信することはできない。
(2)ステップS402
接続サーバ30は、第1の情報処置装置10から接続要求と共に顧客IDを受信し、顧客IDに対応した開通状況や接続の有無を顧客情報サーバ40に通知する。或いは、顧客情報サーバ40から問い合わせがあった顧客IDに対応した開通状況や接続の有無を顧客情報サーバ40に通知する。
(3)ステップS403
第2の情報処理装置20は、会員証21に掲載された二次元バーコードを読み取り、二次元バーコードに含まれたURLに基づきホームページサーバ50へ接続要求を送信する。このとき、接続要求と共に二次元バーコードに含まれる顧客IDを送信する。
(4)ステップS404
ホームページサーバ50は、第2の情報処理装置20から接続要求と共に顧客IDを受信し、顧客情報サーバ40に、顧客IDに対応した開通状況や接続の有無を示す顧客状況データを要求する。
(5)ステップS405
顧客情報サーバ40は、顧客IDに対応した開通状況や接続の有無を示す顧客状況データを抽出し、ホームページサーバ50に通知する。
(6)ステップS406
ホームページサーバ50は、顧客状況データの開通状況が開通であった場合、接続サーバ30に障害情報要求を送信する。
(7)ステップS407
接続サーバ30は、障害情報要求を受信すると記憶部36の障害データの障害フラグの有無をホームページサーバ50に送信する。
(8)ステップS408
ホームページサーバ50は、障害フラグの有無を受信し、障害フラグが有りの場合は、障害時のホームページデータを顧客向けホームページとして割り当てる。ここで、障害時のホームページデータは、接続サーバ30に障害が起きている旨の障害情報を含んでいる。障害フラグが無しの場合は、第1の実施形態と同様に顧客状況データのパターンに対応したホームページデータを顧客向けホームページとして割り当てる。
(9)ステップS409
第2の情報処理装置20が、ホームページサーバ50にメール連絡依頼を送信する。メール連絡依頼には顧客IDが含まれる。このとき、第2の情報処理装置20は、「障害時のホームページ」における「復旧後の連絡依頼」のように、ホームページに掲載されたメール連絡依頼のための表示領域の操作に応じて、ホームページサーバ50にメール連絡依頼を送信する。
(10)ステップS410
接続サーバ30は、障害から復旧すると記憶部36の障害データの障害フラグが無しになった旨をホームページサーバ50に通知する。このとき、障害から復旧した時点で接続サーバ30からホームページサーバ50に障害フラグ無しを示す障害データを送信する。
(11)ステップS411
ホームページサーバ50は、接続サーバ30が障害から復旧していれば、或いは、接続サーバ30が障害から復旧した時点で、第2の情報処理装置20から受信したメール連絡依頼に基づくメール要求を、メールサーバ70に送信する。メール要求には顧客IDが含まれる。
(12)ステップS412
メールサーバ70は、メール要求に含まれる顧客IDに対応する顧客の連絡先情報を、顧客情報サーバ40に要求する。
(13)ステップS413
顧客情報サーバ40は、メールサーバ70から受信した顧客の連絡先情報の要求に応じて、顧客の氏名や電子メールアドレスを含む顧客連絡先データを、メールサーバ70に送信する。ここでは、顧客の電子メールアドレスは、第2の情報処理装置20の電子メールアドレスとする。なお、電子メールによる通知において、ショートメッセージサービス(Short Message Service)を利用する場合は、電子メールアドレスの代わりに電話番号を用いても良い。
(14)ステップS414
メールサーバ70は、顧客連絡先データに含まれる顧客の氏名や電子メールアドレスに基づき、第2の情報処理装置20に電子メールで接続サーバ30の障害復旧通知を行う。このとき、メールサーバ70からコールセンターに顧客連絡先データを通知し、コールセンターから第2の情報処理装置20に電子メールで接続サーバ30の障害復旧通知を行うようにしても良い。顧客に対する電話発信のスケジュールは、メールサーバ70又はコールセンターが決定するものとする。
なお、ここでは二次元バーコードを使用しているが、実際には、二次元バーコードに限定されない。例えば、二次元バーコード以外に、通常のバーコードや、RF−ID(Radio Frequency Identification)タグ等の無線ICタグを使用することが可能である。また、会員証自体をデータ格納可能な記憶媒体にすることも考えられる。例えば、磁気カードやICカード、フラッシュメモリ(flash memory)、SDメモリーカードを会員証にする。この場合、第2の情報処理装置20に搭載された読み取り装置もそれに対応したものとなる。
また、実際には、ホームページサーバ50が第2の情報処理装置20に提供するホームページデータは、テキストデータや画像データ、映像データ等のデータファイルでも良い。すなわち、第2の情報処理装置20が受信可能で表示可能なデータであれば良い。
ホームページデータの代わりに、RSS(Rich Site Summary(別名:Really Simple Syndication、又は、RDF Site Summary))フィードを用いることも考えられる。
本発明の応用例として、電車等の運行状況の監視に用いることが考えられる。この場合、第1の情報処理装置10は、電車やバス、航空機、船舶等の公共交通機関を示す。インターネット接続通信回線11は、これらの公共交通機関の通行する経路を示す。接続サーバ30は、これらの公共交通機関の運行状況や経路の開通状況を監視する監視サーバ又は監視システムを示す。例えば、接続サーバ30を駅の改札装置として各駅に設け、顧客IDが含まれる非接触IDカードを複数の接続サーバ30間で認識させると、その認識した駅間ルートが顧客情報サーバ40に顧客が利用する公共交通機関のルート情報として、顧客ID(識別情報)に関連付けて保持される。ここでは、各日毎に顧客が利用した公共交通機関に関するルート情報に顧客IDを関連付けたものを顧客状況データとする。接続サーバ30は、これらの顧客IDが認識された駅間の公共交通機関(インターネット接続通信回線11に相当)が正常に運行しているかを示す運行情報(障害データ)を管理し、正常に運行していない場合は、障害フラグとその原因が公共交通機関自体の故障によるものか、事故等により経路が不通になったことによるものかをホームページサーバ50に通知する。ホームページサーバ50は、顧客が利用する第2の情報処理装置20から取得した顧客IDに対応する顧客状況データを顧客情報サーバ40から取得し、この顧客状況データに応じて、まだ昨日利用した駅間を往復利用していない場合は昨日利用した駅間の運行状況、往復利用した場合は明日の駅付近の天気等といったホームページデータを選択して第2の情報処理装置20に提供する。故障や事故等の有事の際には、第2の情報処理装置20に提供されるホームページデータに代替の公共交通機関を掲載するようにしても良い。但し、実際には、上記の例に限定されない。但し、実際には、上記の例に限定されない。例えば、公共交通機関以外にも、工場内の生産ラインや流通/配送の分野において、所定の経路を通過する顧客ID付きの物品とその所定の経路を監視する際に用いることが考えられる。この場合、例えば、顧客が注文した物品が製造されて顧客の手元に届くまでは、顧客の要求に応じて、顧客IDに割り当てられたURLのホームページに現時点の物品の位置状況を提供し、届いたあとは、物品のサポート情報を示すホームページを顧客に提供することが可能になる。
以上のように、本発明の顧客リレーションシステムでは、サービス事業者が顧客に対して発行する会員証に、顧客を特定できる情報とURLを特定できる情報を含む二次元バーコードを掲載する。経路(通信経路/移動経路)が開通しているか否かの条件と、当該経路を利用する監視対象物が正常に稼動/移動しているか否かの条件により、二次元バーコードにコード化したURLのホームページ内容を書き換える。カメラ付の携帯電話等の読み取り装置が二次元バーコードを読み取り、顧客情報とURLを用いて、顧客の状況に即した情報をホームページで提供する。なお、経路とは、通信経路も含む。すなわち、経路は、インターネット接続通信回線を示す場合もある。
また、単に顧客に何らかの状況を示す情報を提供するだけではなく、会員証に顧客IDとURLの1セットが含まれる二次元バーコード等を書き込めば、接続サーバ30での顧客IDの利用状況と、インターネット接続通信回線11等の所定の経路の状況のパターンにより、URLの接続先のホームページデータが変更されるので、複数の二次元バーコードのURLを使い分け/使い捨てしなくても良くなる。
図1は、本発明の第1実施形態を示すブロック図である。 図2は、「開通前のホームページ」の表示画面例を示す図である。 図3は、「開通後接続前のホームページ」の表示画面例を示す図である。 図4は、「接続後のホームページ」の表示画面例を示す図である。 図5は、本発明における全体動作を示すフローチャートである。 図6は、第1実施形態での各装置間のデータの流れを示すシーケンス図である。 図7は、電話予約を行う場合における各装置間のデータの流れを示すシーケンス図である。 図8は、顧客状況データのテーブル例を示す図である。 図9は、本発明の第2実施形態を示すブロック図である。 図10は、「障害時のホームページ」の表示画面例を示す図である。 図11は、第2実施形態での各装置間のデータの流れを示すシーケンス図である。
符号の説明
10… 第1の情報処理装置
11… インターネット接続通信回線
20… 第2の情報処理装置
21… 会員証
30… 接続サーバ
31… インターネット接続部
32… 送受信部
33… 制御部
34… 接続判断部
35… 障害情報検出部
36… 記憶部
40… 顧客情報サーバ
41… 送受信部
42… 制御部
43… 開通状況更新部
44… 接続有無更新部
45… 記憶部
50… ホームページサーバ
51… 送受信部
52… 制御部
53… ホームページ変更部
54… 記憶部
60… 電話予約サーバ
70… メールサーバ
100… インターネット

Claims (11)

  1. インターネット接続通信回線に接続された第1の情報処理装置と、
    前記インターネット接続通信回線を介して前記第1の情報処理装置と接続し、前記第1の情報処理装置からの顧客ID(識別情報)とパスワードを含む接続要求を基に認証を行い、前記第1の情報処理装置が認証に合格した場合、前記第1の情報処理装置とインターネットとを接続する接続サーバと、
    前記インターネット接続通信回線の開通状況及び前記第1の情報処理装置と前記接続サーバとの間の接続有無を示す顧客状況データを前記顧客IDに関連付けて保持し、前記接続サーバから前記第1の情報処理装置が前記顧客IDを用いてインターネットに接続した旨の通知を受けた際に、前記第1の情報処理装置と前記接続サーバとの間の接続有無について前記顧客状況データを変更する顧客情報サーバと、
    前記インターネット接続通信回線を利用する顧客の会員証から顧客ID及びURL(データ所在情報)を含む二次元バーコードを読み取り、前記顧客IDと共に前記URLにアクセスする第2の情報処理装置と、
    前記第2の情報処理装置から前記顧客IDを取得し、前記顧客情報サーバから前記顧客IDに対応する顧客状況データを取得し、前記顧客IDに対応する顧客状況データに応じたホームページデータを選択し、前記URLにアクセスした前記第2の情報処理装置に前記選択されたホームページデータを提供するホームページサーバと
    を含む
    顧客リレーションシステム。
  2. 請求項1に記載の顧客リレーションシステムであって、
    前記ホームページサーバは、
    前記インターネット接続通信回線の開通前に選択されるホームページデータと、
    前記インターネット接続通信回線の開通後、前記第1の情報処理装置と前記接続サーバとの接続前に選択されるホームページデータと、
    前記第1の情報処理装置と前記接続サーバとの接続後に選択されるホームページデータと
    を少なくとも有する
    顧客リレーションシステム。
  3. 請求項2に記載の顧客リレーションシステムであって、
    前記ホームページサーバは、前記第1の情報処理装置と前記接続サーバとの間の接続に障害が発生した旨を示す障害フラグが有る場合、前記URLにアクセスした前記第2の情報処理装置に、前記第1の情報処理装置と前記接続サーバとの接続における障害時に選択されるホームページデータを提供する
    顧客リレーションシステム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の顧客リレーションシステムであって、
    前記第2の情報処理装置から前記ホームページサーバを介して顧客IDが含まれた電話サポート要求を受信し、前記電話サポート要求に含まれる顧客IDに対応する顧客連絡先データを前記顧客情報サーバに要求して取得し、前記顧客連絡先データに基づき、前記第2の情報処理装置に連絡する連絡用サーバ
    を更に含む
    顧客リレーションシステム。
  5. 顧客の第1の情報処理装置と接続サーバとの間のインターネット接続通信回線の開通状況を調べる開通状況更新部と、
    前記接続サーバから、前記第1の情報処理装置が前記顧客を示す顧客ID(識別情報)を用いてインターネットに接続した旨の通知を受信する送受信部と、
    前記第1の情報処理装置と前記接続サーバとの間の接続有無を調べる接続有無更新部と、
    前記インターネット接続通信回線の開通状況及び前記第1の情報処理装置と前記接続サーバとの間の接続有無を示す顧客状況データを、前記顧客IDに関連付けて保持し、前記顧客の第2の情報処理端末により読み取られた二次元バーコードに含まれる顧客ID及びURL(データ所在情報)を基に、前記顧客状況データに応じて異なるホームページデータを前記第2の情報処理装置に提供するホームページサーバから、当該顧客IDを受信した際に、当該顧客IDに対応する顧客状況データを前記ホームページサーバに提供する制御部と
    を具備する
    顧客情報サーバ。
  6. 請求項に記載の顧客情報サーバであって、
    前記制御部は、前記顧客から修理を依頼された対象物の修理状況を示す修理状況データを、前記顧客IDに関連付けて保持し、前記ホームページサーバから受信した顧客IDに対応する修理状況データを前記ホームページサーバに送信する
    顧客情報サーバ。
  7. 接続サーバが、顧客の情報処理装置とインターネット接続通信回線を介して接続し、前記情報処理装置からの顧客ID(識別情報)とパスワードを含む接続要求を基に認証を行い、前記情報処理装置が認証に合格した場合、前記情報処理装置とインターネットとを接続するステップと、
    顧客情報サーバが、前記インターネット接続通信回線の開通状況及び前記情報処理装置と前記接続サーバとの間の接続有無を示す顧客状況データを顧客IDに関連付けて保持し、前記接続サーバから前記情報処理装置が前記顧客IDを用いてインターネットに接続した旨の通知を受けた際に、前記情報処理装置と前記接続サーバとの間の接続有無について前記顧客状況データを変更するステップと、
    前記顧客の読み取り装置が、会員証に印刷された二次元バーコードを撮像し読み取り、読み取された二次元バーコードを顧客ID及びURL(データ所在情報)にデコードし、当該顧客ID及び当該URLを用いて、ホームページサーバに、顧客向けホームページへの接続要求を送信するステップと、
    前記ホームページサーバが、顧客向けホームページへの接続要求を受信すると、接続要求に含まれる顧客IDを用いて、前記顧客情報サーバに、顧客IDに対応する開通状況と接続有無とを含む顧客状況データを要求するための顧客状況データ送信要求を送信するステップと、
    前記顧客情報サーバが、顧客状況データ送信要求を受信すると、顧客状況データ送信要求に含まれる顧客IDに対応する顧客状況データを、前記ホームページサーバに送信するステップと、
    前記ホームページサーバが、顧客状況データを受信すると、複数のホームページデータから、受信した顧客状況データのパターンに対応するホームページデータを選択し、顧客状況データに含まれる顧客IDと同じ顧客IDの顧客向けホームページとして割り当て、割り当てられたホームページデータを、前記顧客の読み取り装置に送信するステップと、
    前記顧客の読み取り装置が、受信したホームページデータを表示するステップと
    を含む
    顧客リレーション方法。
  8. 請求項に記載の顧客リレーション方法であって、
    連絡用サーバが、前記顧客の読み取り装置から前記ホームページサーバを介して顧客IDが含まれた電話サポート要求を受信し、前記電話サポート要求に含まれる顧客IDに対応する顧客連絡先データを前記顧客情報サーバに要求して取得し、前記顧客連絡先データに基づき、前記顧客の通信装置に連絡するステップ
    を更に含む
    顧客リレーション方法。
  9. コンピュータにより実施される顧客リレーション方法であって、
    顧客の第1の情報処理装置と接続サーバとの間のインターネット接続通信回線の開通状況を調べるステップと、
    前記接続サーバから、前記第1の情報処理装置が前記顧客を示す顧客ID(識別情報)を用いてインターネットに接続した旨の通知を受信するステップと、
    前記第1の情報処理装置と前記接続サーバとの間の接続有無を調べるステップと、
    前記インターネット接続通信回線の開通状況及び前記第1の情報処理装置と前記接続サーバとの間の接続有無を示す顧客状況データを、前記顧客IDに関連付けて保持するステップと、
    前記顧客の第2の情報処理端末により読み取られた二次元バーコードに含まれる顧客ID及びURL(データ所在情報)を基に、前記顧客状況データに応じて異なるホームページデータを前記第2の情報処理装置に提供するホームページサーバから、当該顧客IDを受信した際に、当該顧客IDに対応する顧客状況データを前記ホームページサーバに提供するステップと
    を含む
    顧客リレーション方法。
  10. 請求項に記載の顧客リレーション方法であって、
    前記顧客から修理を依頼された対象物の修理状況を示す修理状況データを、前記顧客IDに関連付けて保持するステップと、
    前記ホームページサーバから受信した顧客IDに対応する修理状況データを前記ホームページサーバに送信するステップと
    を更に含む
    顧客リレーション方法。
  11. 請求項乃至10のいずれか一項に記載の顧客リレーション方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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