JP2008204137A - オークションシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の技術を利用して、携帯電話を用いて出品のためのオークション情報をウェブページに入力しようとすると、携帯電話の利用者が直面する困難を解決する。
【解決手段】端末装置と、その端末装置と通信網を介して通信するオークションサーバと、からなるオークションシステムであって、端末装置は、オークション情報を取得し、オークションサーバ宛ての電子メールとして送信を行ない、オークションサーバは、電子メールを受信し、受信した電子メールが所定のフォーマットで記述されたオークション情報であれば、所定の項目の値を抽出し、抽出された値を利用してオークション画面情報を構成し、構成されたオークション画面情報を用いてオークションの実行を行なうオークションシステムを提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、オークションシステムに関し、特に、携帯電話などの携帯端末のメール送信機能を用いてオークションへの出品などのためのオークション情報の送信ができるオークションシステムなどに関する。
インターネットを用いたオークションが近年、盛んに行なわれるようになってきた(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。このようなオークションにおいては、サーバ装置に、オークションの出品者が出品などのためのオークション情報を登録し、入札者が登録されたオークション情報から生成されるウェブ画面などを閲覧して、入札を行なう。
より詳細に説明すれば、サーバ装置としては、HTTP(HyperText Transfer Protocol)を用いるウェブサーバとして機能する計算機が用いられる。出品者は、端末装置を用いてサーバ装置が提供するウェブページを閲覧し、自身の個人情報を登録する。登録の際には、HTTPでサポートされているCGI(Common Gateway Interface)などが用いられる。その後、出品者は、オークションに出品する物品・役務の属するカテゴリ、物品・役務の名称、数量、また、オークション開始価格、入札単位の額、物品・役務の説明、物品の写真画像や関連する画像などからなるオークション情報をウェブページ画面に入力し、CGIなどを用いてサーバ装置にオークション情報の登録を行なう。そして、入札者は、サーバ装置が提供するウェブページを閲覧し、入札を行なう。
このように、インターネットを用いたオークションにおいては、サーバ装置と、出品者や入札者が用いる端末装置と、の間の通信はHTTPのみが用いられており、端末装置としてウェブブラウザが動作するパーソナルコンピュータが使われているならば、HTTPで充分であると考えられていた。
特開2002−83170号公報 特開2003−132245号公報
一方、携帯電話が、インターネットにアクセスするための端末装置として使用可能になってきた。すなわち、携帯電話でウェブページの閲覧を可能とするためのブラウザプログラムが開発され、インターネットに接続された計算機(サーバ装置)が提供するウェブページを携帯電話で閲覧可能となってきた。このような携帯電話を用いればいつでもどこでもインターネットにアクセスが可能となり、特に、インターネットを用いたオークションにおける出品や入札の時間や場所に制限がされることなく、自由に行なえるようになってきている。
しかし、従来の技術において、携帯電話を用いてオークション情報を登録しようとすると、携帯電話のユーザはいくつかの困難に直面せざるを得ない。例えば、携帯電話で文字を入力するには、一般のキーボードではなく、テンキーからの入力が主になるため、オークション情報の入力に時間がかかる。例えば、出品する物品・役務の説明の文章の入力にかなりの時間がかかってしまう。このため、サーバ装置から見れば、長時間、入力が無い状態が発生するので、文章の入力の途中でセッションタイムアウトを発生せざるを得ず、携帯電話のユーザがサブミットボタンなどを押下などして、オークション情報をサーバ装置に送信しようとしてもエラーになってしまう。また、携帯電話のブラウザプログラムによっては、パーソナルコンピュータで動作するブラウザプログラムの全ての機能が実装されていないために、例えば、物品の写真画像などをアップロードできず、別のプログラムを用いて異なるセッションでアップロードしなくてはならず、手間が二重になるなどの問題がある。
そこで、かかる問題を解決するためのオークションシステムなどとして、以下では、端末装置と、その端末装置と通信網を介して通信するオークションサーバと、からなるオークションシステムであって、端末装置は、オークション情報を取得し、オークションサーバ宛ての電子メールとして送信を行ない、オークションサーバは、電子メールを受信し、受信した電子メールが所定のフォーマットで記述されたオークション情報であれば、所定の項目の値を抽出し、抽出された値を利用してオークション画面情報を構成し、構成されたオークション画面情報を用いてオークションの実行を行なうオークションシステムについて開示を行なう。
かかるオークションシステムによれば、電子メールを用いてオークション情報が端末装置からオークションサーバへ送信されるので、オークション情報の入力の際、すなわち、電子メールの文章の入力の際に、セッションタイムアウトなどが発生することがないので、課題が解決される。
また、端末装置は、映像情報を取得し、その映像情報を電子メールに添付することが行なえるようになっていてもよい。
例えば、電子メールの送受信ができ、また、カメラが装備された携帯電話では、そのカメラにより撮影して取得された画像データを電子メールに添付することが標準機能として備わっているので、物品・役務の写真画像などを含むオークション情報を簡便にオークションサーバに登録することができ、課題が解決される。
また、オークションサーバは、受信した電子メールの送信者識別情報を取得し、送信者識別情報に基づいて電子メールの受信後処理を定めるようになっていてもよい。
これにより、例えば、オークション情報を送信した出品者ごとに、オークション情報の項目のデフォルト値を設定することなどが可能となり、オークション情報の入力の手間が削減できる。
また、オークションサーバは、受信した電子メールのあて先に基づいて電子メールの受信後処理を定めるようになっていてもよい。例えば、電子メールのあて先により、オークションの開始価格が設定されるようになっていてもよい。
これにより、オークションサーバ向けの電子メールの送信アドレスにオークション情報を含ませることなどが可能となり、オークション情報のうち、物品・役務の説明などは電子メールの本文とし、その他の定型的な情報は、送信先の電子メールアドレスに含ませることが可能となり、自然な入力が可能となる。
また、オークションサーバから端末装置に電子メールを送信し、その電子メールの返信としてオークション情報を含む電子メールが受信された場合に、所定の項目の値を抽出するようになっていてもよい。
これにより、オークション情報の雛形を端末装置に配信することが可能となり、オークション情報の入力をスムーズに行なうことができる。また、電子メールアドレスの偽装などを防止することができる。
また、オークションサーバから端末装置に電子メールを送信する場合には、電子メールアドレスを生成して、その電子メールアドレスに返信がされた場合に、所定の項目の値を抽出するようになっていてもよい。
これにより、より確実に、電子メールの送信元の存在の確認を行なうことができ、電子メールの送信者の偽装による虚偽の出品を防止することができる。
また、オークションサーバは、端末装置からのアクセスを受け付け、オークション画面情報を修正することができるようになっていたり、オークション情報を含む電子メールの返信などに、アクセスのためのパスワードなどを含ませたりしてもよい。
これにより、出品者以外の者によるオークション情報の改変を防止することなどができる。
以上により、本発明によれば、電子メールを用いてオークション情報が端末装置からオークションサーバへ送信され、オークション情報の入力の際、すなわち、電子メールの文章の入力の際に、セッションタイムアウトなどの不具合が発生することなく、オークションの出品者は、スムーズに出品のための処理を行なうことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照して実施形態として説明する。なお、本発明は、これら実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の態様で実施し得る。
(実施形態1)
実施形態1として、端末装置と、その端末装置と通信網を介して通信するオークションサーバと、からなるオークションシステムであって、端末装置は、オークション情報を取得し、オークションサーバ宛ての電子メールとして送信を行ない、オークションサーバは、電子メールを受信し、受信した電子メールが所定のフォーマットで記述されたオークション情報であれば、所定の項目の値を抽出し、抽出された値を利用してオークション画面情報を構成し、構成されたオークション画面情報を用いてオークションの実行を行なうオークションシステムについて説明を行なう。
図1は、実施形態1に係るオークションシステムの概要図を例示する。オークションシステム100は、複数存在し得る端末装置101、102と、その端末装置とインターネットなどに代表される通信網103を介して通信するオークションサーバ104と、からなる。端末装置は、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assicetant)、携帯電話など、通信網103を介して通信を行なう機能を有する機器である。特に、本実施形態では、端末装置は、オークションの出品の処理に使用するのであれば、電子メールの送信ができればよく、ウェブページを閲覧するためのブラウザは必須ではない。したがって、端末装置は、電話機、ファクシミリ送信機、テレビ受像機、ゲーム装置、その他の通信機器を有する家電製品であってもよい。オークションサーバは、一般的には計算機であり、HTTPによる通信と、本実施形態では、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)などによる電子メールを用いた通信が行なえる計算機である。オークションサーバは、一台のコンピュータによって実装される必要はなく、機能毎に、例えば、HTTPの処理を行なうためのもの、SMTPの処理を行なうためのもの、など複数台の計算機から構成されていてもよい。
図2は、実施形態1に係るオークションシステムの機能ブロック図を例示する。オークションシステム200は、上述したように、端末装置201と、オークションサーバ202と、からなる。図2では、通信網の図示は省略されている。また、代表的な端末装置が一台だけ図示されている。
端末装置201は、取得部203と、電子メール送信部204と、を有する。
オークションサーバ202は、電子メール受信部205と、項目抽出部206と、オークション画面情報構成部207と、オークション実行部208と、を有する。また、出品受付完了通知部をさらに有していてもよい。
「取得部」203は、オークションサーバ202に送信すべき情報であるオークション情報を取得する部である。「オークション情報」とは、オークションサーバ202でのオークションの開始、実行に必要となる情報を構成する。例えば、オークションに出品する物品・役務の名称、説明文、オークションの開始価格などを含む。また、オークション入札者の検索などの便宜のために物品・役務のカテゴリ、サブカテゴリを含んでいてもよい。また、オークションの期間や期限、この価格に達したら直ちに落札の処理をしてオークションを終了する価格、入札の価格の上昇単位、オークションのキャンセルの条件(例えば、出品後2日経過しても入札する人がいなければ、オークションの出品をキャンセルするなど)などが含まれていてもよい。また、取得部203は、オークション情報という特定の情報のみを取得できると限定されることは必要ではなく、例えば、一般のテキスト情報も取得できるようになっていてもよい。例えば、携帯電話で電子メールの作成のためのプログラムを起動した場合におけるメール本文等を書き込み、書き込みが終了した後に、電子メールを送信するためのボタン等を押下等した場合に、その書き込まれたメール本文を取得するプログラムモジュールが取得部に相当し得る。
「電子メール送信部」204は、取得したオークション情報をオークションサーバ202宛ての電子メールとして送信する部である。「取得したオークション情報」とは取得部203が取得した情報である。電子メール送信部204は、オークション情報という情報のみが扱える必要はなく、任意の情報が扱えるようになっていてもよい。「オークションサーバ202宛て」とは、オークションサーバ202へ向けて、ということであり、「オークションサーバ202宛ての電子メール」とは、オークションサーバ202へ向けて送信される電子メールをいう。例えば、電子メールの「@」の右側のドメインのMX(Mail Exchange)レコードの値がオークションサーバ202のFQDN(Fully Qualified Domain Name)やIPアドレスとなる送信メールアドレスを有する電子メールである。
また、「電子メールとして送信する」とは、送信される情報の形態が電子メールの形態である必要はなく、オークションサーバ202に情報が到達した場合に、その情報が電子メールの形態になっていればよいことを意味する。例えば、端末装置201の中でブラウザが動作し、そのブラウザを介したウェブメールによって、オークション情報が送信されるようになっていてもよい。この場合、そのブラウザに表示されたテキストエリアからメールの本文を読み取るブラウザのモジュールが取得部であり、読取った本文など、をHTTPによってウェブメールを受信するウェブサーバへ、送信するモジュールが電子メール送信部となり得る。
図3は、携帯端末の電子メールの作成機能を用いて、オークション情報を携帯端末に入力した画面例を示す。オークション情報を電子メールとして送信する際のあて先として、entry@auction.foo.co.jpが使用され、件名として、オークションに出品することを表わす「出品」が用いられている。その下には、オークション情報を構成するテキスト情報が入力されており、カテゴリとして「フランス語」、サブカテゴリとして「辞書」が入力されている。これらは、オークションサーバでオークションを実行する際の物品・役務の分類のために用いられることがあり得るのであり、必須の要素ではない。そして、出品する物品・役務の名前として、「青空社仏和辞典第5版」が示され、オークションの開始価格として、100円、入札単位は10円となっていることが示されている。このほかに、「多少の書き込みがあります」や「ノークレームノーリターンで御願いします」などの説明文があってもよい。また、決済方法、物品の送料を誰が負担するのかなどの記述があってもよい。
図4は、図3に例示された画面に入力されたオークション情報が電子メールとして送信される際の一例を示す。電子メール送信部204は、例えば、電子メールを一意に特定するための情報を示すMessage−ID、電子メールの送信日時を示すDate、電子メールの送信者を示すFrom、電子メールのあて先を示すTo、使用するMIME(Multipurpose Internet Mail Extention)のバージョン番号を示すMime−Version、件名を示すSubject、電子メールのボディ部の型を示すContent−type、ボディ部のエンコーディング方法を示すContet−Transfer−Encodingなどのヘッダ情報からなるヘッダ部に続けて、本文をボディ部に配置した情報を生成して、SMTPなどを用いて取得した情報を、電子メールを中継するメールサーバなどにSMTPなどの所定のプロトコルを用いて送信する。
「電子メール受信部」205は、電子メールを受信する部である。例えば、TCP/IPの25番ポートを監視し、メールサーバなどからの接続の要求があるまで待ち、要求があれば、そのメールサーバなどと通信を行ない、送られてくる電子メールを受信する。受信した電子メールは、その宛て先がオークションの出品用のメールアドレスであれば、次に説明する項目抽出部206で処理が行なわれるようにするために、オークションサーバ202の所定の一時記憶部などに蓄積される。
「項目抽出部」206は、受信した電子メールの内容が所定のフォーマットで記述されているオークション情報である場合に、その受信した電子メールからオークション画面情報の構成に必要な所定の項目の値を抽出する。「所定のフォーマット」とは、所定の書式を意味する。書式の例としては、例えば、図3に示された電子メールの本文のように、「:」で区分けされた行の集まりとして記述されたものがある。また、この場合、所定のフォーマットであるかどうかは、さらに「:」の左側に示される項目に漏れがなく、あるいは漏れがあったとしても補間が可能であるかどうかを判断されて決定されてもよい。この判断のために、項目抽出部206は、電子メールに対して構文解析などを行ない、所定の文法などに適合しているかどうかの判断を行なう。
「オークション画面情報」とはオークションの入札者が閲覧する画面を表示するのに必要な情報を意味する。所定の項目として何があるかは、オークションサーバの仕様に依存するが、例えば、オークションの出品者を特定する情報(例えば、電子メールのアドレス)、物品・役務の名前、説明、オークションの開始価格などである。
図5は、項目抽出部206が、図4の電子メールを受信した場合に、抽出した項目の値をXML(eXtensible Markup Language)で示した例である。図4の例では、受信日タグの値は、電子メールのDateヘッダの値から抽出され、送信者タグの値は、Fromヘッダの値から抽出される。また、送信者のメールアドレスとオークションの利用者IDとがオークションサーバ内で関連付けられている場合には、送信者タグの値は、関連付けられた利用者IDに置き換えられていてもよい。受信メールアドレスタグは、Toヘッダの値から抽出され、以下、カテゴリタグ、サブカテゴリタグ、品名タグ、開始価格タグ、入札単位タグなどは、電子メールの本文から抽出されている。このように抽出された結果は、例えば、オークションサーバが管理するデータベース管理システム等に入力等され、その際、URL(Uniform Resource Locator)などが生成されて、抽出された結果と関連付けられる。また、そのデータベース管理システムで、オークションの履歴(現在の価格、その価格での最高額入札者の利用者ID、過去の価格とその価格で入札した利用者の利用者IDなど)を管理する場合には、それらのフィールド等はオークション開始時の初期値に設定される。
また、送信者タグの値は、Fromヘッダの値のみから抽出されるものである必要はない。例えば、電子メールを送信した端末装置が携帯電話などの個体を識別する個体識別番号などが割り当てられている場合には、この個体識別番号などを、送信者タグの値として用いてもよい。また、個体識別番号などにオークションの利用者IDが関連付けられている場合には、個体識別番号などに関連付けられている利用者IDに置き換えられてもよいことは上記と同様である。なお、個体識別番号などは、例えば、携帯電話のキャリア会社が取得してオークションサーバに伝達されるようになっていてもよい。また、携帯電話から送信される電子メールのヘッダなどに平文としてあるいは暗号化などされた結果として含まれ、オークションサーバは、必要であれば、キャリア会社から復号鍵を得て、電子メールのヘッダなどから個体識別番号を取得してもよい。
「オークション画面情報構成部」207は、抽出された項目の値を用いてオークション画面情報を構成する。例えば、抽出された結果と関連付けられたURLへのアクセスがあった場合に、データベース管理システム等に入力等されている抽出された結果を読み出して、HTML(HyperText Markup Language)によるオークション画面の記述を生成して、URLを要求した端末へ返送などする。
「オークション実行部」208は、構成されたオークション画面情報を用いてオークションの実行をする部である。例えば、入札の要求があれば、入札された金額が、現在の価格よりも高く、入札単位の倍数だけ離れているかどうかなどのチェックを行ない、データベース管理システム等に入力等されている現在の価格や最高額入札者名などを更新する。
「出品受付完了部」は、所定の項目が抽出されオークション画面情報が構成されたことを通知する部である。すなわち、電子メール受信部205により電子メールが受信され、項目抽出部206によりその電子メールの内容が所定のフォーマットで記述されたオークション情報であると判断され所定の項目の値が抽出され、抽出された所定の項目の値を用いて、オークション画面情報が構成され、オークションへの出品受付が完了したことを、その電子メールの返信メールなどによって通知する。その返信メールなどには、URLが含まれており、そのURLをアクセスすることにより、構成されたオークション画面情報を取得することができるようになっていてもよい。出品受付完了部が備わっていることにより、返信メールなどとして出品受付が端末装置201などに通知されるので、電子メールの送信者は、電子メールに記述したオークション情報に構文エラーなどが含まれず、オークションサーバ202で処理が行なわれた結果、オークションの実行が可能になったことを知ることができる。なお、出品受付が完了した旨は、オークションサーバ202などにより提供されるウェブページなどである、端末装置210の所持者専用のポータルページなどに表示されるようになっていてもよい。
ただし、出品受付完了部は必須の構成要素ではない。例えば、端末装置で電子メールを作成する際には、Java(登録商標)などを動作させて、記述されたオークション情報にエラーが含まれていれば警告などを発するようにして、また、電子メールの到達性が保証されている環境では、出品受付完了部が必須であるとは限らない。また、電子メール送信者がオークションサーバなどに利用者登録がされており、登録された利用者に関する情報をその利用者ごと提供するマイページなどを用いてオークション画面情報を確認できるようになっている場合にも出品受付完了部が必須であるとは限らない。
図6は、図5のように抽出された結果から構成されたオークション画面情報の例を示す。オークション画面情報は、ここに例示された画面を記述するHTMLとなる。図5の品名タグには、「青空社仏和辞典第5版」がデータベース等に格納等されているので、この文字が画面の最上部に表示されるようになる。画面の左側は、オークションの出品者と入札者のための表示であり、上部に出品者のメールアドレスや利用者IDが表示される。メールアドレスの場合には、プライバシ保護のために、メールアドレスの一部のみが表示されるのが望ましい。あるいは、メールアドレスに利用者IDが関連付けられている場合には、利用者IDが表示されるようになっていてもよい。画面の右側には、出品された商品等の情報が表示され、現在の価格、オークションの残り時間、最高額入札者の利用者ID、オークション出品数量、入札の件数、オークションの開始価格、入札単位が表示されている。これらの情報を見た入札者は、左下の入札欄に、利用者ID、パスワード、入札額を入力し、入札のボタンを押下する。利用者IDとパスワードが適合し、認証が成功し、また、入札額が現在の価格よりも大きいなどの入札の条件が満たされれば、データベース等がアップデート等される。
図7は、端末装置の処理を説明するフローチャートを例示する。ステップS701において、取得部203により、オークション情報を取得する。そして、ステップS702において、電子メール送信部204により、オークション情報をオークションサーバ宛ての電子メールとして送信することを行なう。
図8は、オークションサーバの処理を説明するフローチャートを例示する。ステップS801において、電子メール受信部205により、電子メールを受信する。ステップS802において、項目抽出部206により、受信した電子メールの内容が所定のフォーマットで記述されているかどうかを構文解析などを行ない判断し、そうであれば、オークション画面の構成に必要な所定の項目の値を抽出する。もし、受信した電子メールの内容が所定のフォーマットで記述されていないとその旨の返信が行なわれるようになっていてもよい。抽出の結果は、上述したようにデータベースに入力されたり、また、URLと関連付けが行なわれたりする。あるいは、所定の項目の値から、オークション画面を記述するURLが生成され、URLと関連付けがされて記憶されてもよい。
そのURLへのアクセスがあれば、データベースに入力された値を読み取り、あるいは、記憶されたHTMLの記述を読出し、オークション画面の返信を行ない、その後、入札の要求があれば、入札の条件が満たされているかどうかを判断し、もしそうであればデータベースのアップデートを行なったり、記憶されたHTMLの記述を変更したりする。もし、入札の条件が満たされていなければ、その旨の画面の返信を行なうようになっていてもよい。
また、上述の動作に加えて、ステップS802の後に、電子メールを送信した端末装置へオークション情報を受け取った旨の電子メールを返信してもよい。その返信には、乱数などに基づいて生成されたURLが含まれており、端末装置からそのURLへアクセスを行なうと、端末装置のブラウザにより図6に示すような画面が表示され、正しくオークション情報が登録されたかどうかの確認が端末装置からできるようになっていてもよい。また、確認ができたかどうかのボタンがその画面に表示され、そのボタンが押下されれば、オークションが開始するようになっていてもよい。このような処理を加えることにより、電子メールの送信者の端末装置から、オークションを実行するためのオークション情報が登録されたことが確認できる。
以上のように、本実施形態では、電子メールでオークション情報を送信することができるようにしたので、従来のHTTPなどを用いてオークション情報を登録する場合と比較すれば、セッションタイムアウトのエラーなどが発生することなく、オークションの出品者は、出品する物品・役務の説明文に充分な時間をかけることができる。また、端末装置が携帯電話のように入力手段に制限があっても、充分な時間をかけて入力が行なえるので、オークション情報に含まれる誤りが減り、オークション情報の送信の後の訂正などのために端末装置とオークションサーバとの間で行なわれる通信の通信量を減らすことなどができる。
(実施形態2)
実施形態2として、端末装置が映像情報を取得可能であり、その映像情報をオークション情報の一部として送信することができるオークションシステムについて説明する。
図9は、実施形態2に係るオークションシステムの機能ブロック図を例示する。オークションシステム900は、実施形態1に係るオークションシステムと同様に、端末装置901と、オークションサーバ902と、からなり、端末装置901は、取得部903と、電子メール送信部904と、を有し、オークションサーバ902は、電子メール受信部905と、項目抽出部906と、オークション画面情報構成部907と、オークション実行部908と、を有する。本実施形態では、端末装置901が、映像情報取得部909をさらに有し、その取得部903が、映像情報取得手段910をさらに有する。
「映像情報取得部」909は、映像情報を取得する。「映像情報」とは、再生時に人の感覚、特に視覚に訴求することができる情報である。例えば、静止画、動画の情報である。また、視覚以外の感覚、例えば、聴覚に訴求する音声情報が含まれていてもよい。映像情報は、主に、出品に係る物品・役務に関連するものであり、物品であれば、そのものを撮影して得られる映像情報であり、役務であれば、役務の提供者などを撮影して得られる映像情報である。取得は、外部に存在する映像情報を読み込むなどにより、端末装置の内部に取り込んで行なわれてもよいし、カメラなどの撮像部が端末装置に設けられており、その撮像部から映像情報が得られるようになっていてもよい。
「映像情報取得手段」910は、前記映像情報を前記所定の項目の値として取得可能な手段である。「前記映像情報」とは、映像情報取得部909で取得した映像情報であり、「前記所定の項目」とは、オークションサーバ902の項目抽出部906で値が抽出される項目をいう。「取得可能な」とは、映像情報が項目の値として存在することは必須でないことを意味し、必要ならば映像情報を付加(添付)することができることを意味する。
図10は、映像情報が取得され、オークション情報に映像情報が付加された場合に、電子メール送信部904により送信される電子メールの例を示す。この例では、------------040708050907000309060605により電子メールのボディ部が複数のセクションで区切られており、最初のセクションには、端末装置の利用者がテンキーなどを走査して入力したテキスト情報で記述されたオークション情報の一部が配置され、2番目のセクションには、静止画像をbase64などでエンコードして得られる文字列が配置されている。この例では、静止画像は、青空社仏和辞典第5版の外観の映像であることが主に想定される。
図11は、図10に例示された電子メールがオークションサーバ902宛てに送信されたことにより、項目抽出部906により抽出される項目の値を示した例である。図5との違いは、図11においては、映像情報タグが追加されており、映像情報が格納されたファイル名が値となっている。
本実施形態は、端末装置として、例えば、カメラ付きの携帯電話が用いられる場合に好適な形態であり、物品・役務の写真画像などを含むオークション情報を簡便にオークションサーバに登録することができる。
(実施形態3)
実施形態3として、オークションサーバが、受信した電子メールの送信者識別情報を取得し、送信者識別情報に基づいて電子メールの受信後処理を定めるオークションシステムについて説明する。
図12は、実施形態3に係るオークションシステムの機能ブロック図を例示する。オークションシステム1200は、実施形態1または2に係るオークションシステムと同様に、端末装置1201と、オークションサーバ1202と、からなり、端末装置1201は、取得部1203と、電子メール送信部1204と、を有し、オークションサーバ1202は、電子メール受信部1205と、項目抽出部1206と、オークション画面情報構成部1207と、オークション実行部1208を有し、本実施形態では、さらに送信者識別情報取得部1209と、第一受信後処理決定部1210と、を有する。
「送信者識別情報取得部」1209は、受信した電子メールから送信者を識別する送信者識別情報を取得する。例えば、電子メールのToヘッダから電子メールの送信者の電子メールアドレスを取得する。また、電子メールアドレスとオークションの利用者IDとが関連付けられている場合には、電子メールアドレスに関連付けられている利用者IDが取得されてもよい。また、電子メールのボディ部やヘッダ部に、利用者IDが記載されている場合には、その利用者IDが取得されてもよい。また、携帯電話の場合には、携帯電話のキャリア会社は、携帯電話を識別する情報(例えば、個体識別番号)を取得し、その情報から携帯電話の契約者を特定することも可能であるので、本実施形態に係るオークションシステムがキャリア会社そのもの、あるいは関連する会社により運営される場合には、契約者を特定する情報が送信者識別情報取得部1209により取得されてもよい。また、項目抽出部1206が抽出した項目の値から送信者識別情報が取得されるようになっていてもよい。
「第一受信後処理決定部」1210は、取得した送信者識別情報に基づいてその送信者が送信した電子メールの受信後処理を定める部である。「取得した送信者識別情報」とは、送信者識別情報取得部1209が取得した送信者識別情報である。「送信した電子メールの受信後処理」とは、電子メール受信部1205で電子メールが受信されてから、項目抽出部1206で行なわれる処理、オークション画面情報構成部1207で行なわれる処理、オークション実行部1208で行なわれる処理、のいずれか一以上を含む。「基づいて」とは、取得した送信者識別情報と電子メールの受信後処理との間に一定の相関関係が成り立つことをいう。例えば、送信者識別情報取得部1209で取得される送信者識別情報が、電子メールの送信者の電子メールアドレスであれば、その電子メールアドレスにより、受信後処理が決定されることを意味する。
図13は、電子メールの送信者の電子メールアドレスに対して、受信後処理を決定するためのテーブルを例示する。例えば、ume@example.ne.jpという電子メールアドレスが送信者識別情報として取得されると、処理1024が受信後処理として決定される。「処理1024」は、例えば、第一受信後処理決定部1210を実現するプログラムモジュール内の関数や手続の名前であったり、受信後処理を行なう処理回路を特定する識別情報であったりする。図13では、個々の具体的な電子メールアドレスに対して受信後処理を定めているが、具体的な電子メールアドレスの代わりに、ワイルドカードや正規表現などにより、複数の電子メールアドレスにマッチし得る表現に対して受信後処理が決定されるようになっていてもよい。例えば、*@example.ne.jpにより、example.ne.jpをドメイン部分として有する全ての電子メールアドレスが表現される。また、master@*.jpにより、ユーザ名がmasterであるjpドメインの全ての電子メールアドレスが表現される。
受信後処理としては、種々のものがある。例えば、項目抽出部で抽出されるべき項目の値が電子メールに含まれていない場合には、送信者識別情報などに応じて、デフォルトの値を用いる処理がある。例を挙げると次の通りである。送信者識別情報Aが送信した電子メールに、入札単位の項目の値が含まれていなければ、送信者識別情報Aに対して設定されている入札単位の項目のデフォルト値として、例えば、10円を表わす10が設定されていれば、その10が指定されたとみなして、入札単位を10円とし、送信者識別情報Bが送信した電子メールに、入札単位の項目の値が含まれていなければ、送信者識別情報Bに対して設定されているデフォルト値である20円を表わす20が指定されたとみなすといった具合である。また、送信者識別情報によっては、出品ができないカテゴリなどが定められている場合には、カテゴリをチェックしてもよい。例えば、未成年者が、いわゆるブルセラのカテゴリに出品を行なおうとした場合には、エラーのメールを返信したり、その親権者に対して確認を求めるといった具合である。
図14は、実施形態3に係るオークションシステムのオークションサーバにおける処理の一例を示すフローチャートである。ステップS1401において、電子メール受信部1205により、電子メールを受信する。ステップS1402においては、項目抽出部1206により、オークション画面の構成に必要な所定の項目の値を抽出する。ステップS1403においては、送信者識別情報取得部1209により、送信者識別情報を取得する。ステップS1403とステップS1404とは、同時あるいは並列して、あるいは、時間的に前後して行なわれるようになっていてもよい。ステップS1404では、第一受信後処理決定部1201により定められる受信後処理を求める。そして、ステップS1405では、受信後処理を実行する。受信後処理は、項目抽出部1206、オークション画面情報構成部1207、オークション実行部1208のいずれか一以上の部の動作に対して影響を与え得る。
このように、送信者識別情報に基づいて、電子メールの受信後処理が定められていることにより、所定の項目の値のデフォルト値を送信者ごとに設定したり、未成年者の権利の保護や犯罪などに巻き込まれることに対する保護の処理などを行なうことができる。
(実施形態4)
実施形態4として、オークションサーバが、受信した電子メールのあて先に基づいて電子メールの受信後処理を定めるようになっているオークションシステムについて説明する。
図15は、実施形態4に係るオークションシステムの機能ブロック図を例示する。オークションシステム1500は、実施形態1から3のいずれかに係るオークションシステムのように、端末装置1501と、オークションサーバ1502とからなり、端末装置は、取得部1503と、電子メール送信部1504とを有し、オークションサーバ1502は、電子メール受信部1505と、項目抽出部1506と、オークション画面情報構成部1507と、オークション実行部1508と、を有する。本実施形態では、オークションサーバは、自身宛ての電子メールのアドレスとして複数の電子メールアドレスを利用可能であるとする。例えば、複数のドメインに対するMXレコードが、オークションサーバ1502に向けて設定されていたり、複数のユーザ名のメールアドレスがオークションサーバ1502に割り当てられていたりするとする。オークションサーバ1502の電子メール受信部1505は、このような複数のメールアドレスを自身宛てのメールアドレスとして受信する。また、本実施形態では、オークションサーバ1502は、さらに、受信者識別情報取得部1509と、第二受信後処理決定部1510とを有する。
「受信者識別情報取得部」1509は、受信した電子メールからあて先の電子メールアドレスを取得する。例えば、電子メールのあて先の電子メールアドレスが、entry1000@foo.co.jpであれば、entry1000@foo.co.jpを取得する。また、電子メールのアドレスの全てが取得される必要はなく、一部であってもよく、より具体的には「@」より左の部分のユーザ名を現すentry1000が取得されるようになっていてもよい。
「第二受信後処理決定部」1510は、取得した宛て先の電子メールアドレスに基づいて、受信した電子メールの受信後処理を定める部である。例えば、entry1000@foo.co.jpに基づいて、項目抽出部1206や、オークション画面情報構成部1207、オークション実行部1208のいずれか一以上における処理に対して影響を与える処理である受信後処理を定める。例えば、entry1000@foo.co.jpのentry1000により、オークションの開始価格の項目の値として、1000が指定されたとみなされるように項目抽出部1206などにおける処理に影響を与える。また、categoryFrench−subcatDictionary−entry1000−step50@foo.co.jpのように「−」などのセパレータで宛て先の電子メールアドレスを区分けして、さらに、数字、アルファベット、小文字、大文字などの文字種でさらに区切り分けを行ない、entry1000のcategoryFrenchにより、カテゴリの項目の値がフランス語で、subcatDictionaryにより、サブカテゴリの項目の値が辞書で、entry1000により開始価格の項目の値が1000円で、step50により入札単位の項目の値が50であるとみなして、項目抽出部1506と、オークション画面情報構成部1507と、オークション実行部1508などに処理を行なわせるようにしてもよい。
電子メールアドレスのユーザ名の部分を区切る代わりに、「%」などの文字を用いて、ドメイン名の部分を区切り、entry%subcat=dictionary%category=french%step=50@foo.co.jpなどのようにあて先の電子メールアドレスが指定されるようになっていたり、あるいは、項目をサブドメインなどして表わして、entry@subcat=dictionary.category=french.step=50.foo.co.jpとしたりしてもよい。
以上の説明において、「−」や「%」、「.」で区切られるオークション情報を表わす部分の出現の順序は問わないようにし、また、例えば、step=50とstep=70のように重複した指定があれば、先に現れた方を選ぶ、後ろに現れた方選ぶ、エラーとする、などの処理がある。どの処理を選ぶかは、例えば、送信者識別情報に関連付けられた受信後処理として決められていてもよい。
このように、電子メールのあて先の電子メールアドレスに基づいて、電子メールの受信後処理が定められていることにより、所定の項目のうち、定型的に指定される項目の値を電子メールアドレスにより指定して、自由形式で記述される物品・役務の名前や説明を本文に記述するようにすることができ、電子メールならではのオークションの出品処理を行なうことができる。
(実施形態5)
実施形態5として、オークションサーバから端末装置に電子メールを送信し、その電子メールの返信としてオークション情報を含む電子メールが受信された場合に、所定の項目の値を抽出するオークションシステムについて説明する。
図16は、実施形態5に係るオークションシステムの機能ブロック図を例示する。オークションシステム1600は、実施形態3に係るオークションシステムのように、端末装置1601と、オークションサーバ1602と、からなり、端末装置1601は、取得部1603と、電子メール送信部1604と、を有し、オークションサーバ1602は、電子メール受信部1605と、項目抽出部1506と、オークション画面情報構成部1607と、オークション実行部1608と、送信者識別情報取得部1609と、第一受信後処理決定部1610と、を有し、本実施形態では、第一受信後処理決定部1610は、返信手段1611と、応答判断手段1612と、を有するようになっている。
「返信手段」1611は、受信した電子メールの送信元に対して電子メールにより返信を行なう手段である。例えば、受信した電子メールの送信者の電子メールアドレスが、sakura@example.ne.jpであれば、このsakura@example.ne.jpという電子メールアドレスに対して電子メールを送信する。「受信した電子メール」とは、上述したように、電子メール受信部1605が受信した電子メールであるが、特に本実施形態では、その電子メールにオークション情報が含まれていなくてもよい。また、返信手段1611が送信する電子メールは、受信した電子メールのあて先の電子メールアドレスを送信元とする必要はない。例えば、実施形態6などで説明するように、電子メールアドレスを生成するなどして、その電子メールアドレスを送信元としてもよい。
「応答判断手段」1612は、返信手段1611で返信された電子メールに対する応答であるかどうかを判断する。「応答」とは、返信手段1611で返信された電子メールに対して、その電子メールの受信者が返信の操作を行なって生成された電子メールをいう。応答であるかどうかの判断の方法としては種々のものがある。例えば、返信手段1611で返信として電子メールを送信した宛て先の電子メールアドレスを送信元の電子メールアドレスとする電子メールが、応答判断手段で判断を行なう電子メールであるかどうかを判断する。あるいは、電子メールアドレス返信手段1611で返信された電子メールのMessage−IDが、応答判断手段で判断を行なう電子メールのIn−Reply−Toヘッダの値や、Referenceヘッダの値であるかどうかで判断する方法がある。また、返信手段1611は、乱数を生成して、その乱数から得られる文字列を、返信の本文に含ませ、その文字列が応答判断手段で判断を行なう電子メールのボディ部に引用符号などが付加されて含まれるかどうかで判断を行なう方法がある。
本実施形態では、項目抽出部1606は、応答判断手段による判断が肯定的であれば、項目の抽出を実行する。例えば、まず、オークション情報を含むメールAが電子メール受信部1605で受信されると、返信手段1611が、メールAに対する返信である電子メールBを送信した後、電子メールCが電子メール受信部1605で受信され、電子メールCが電子メールBの応答であると判断された場合に、項目抽出部1606は、電子メールAに含まれるオークション情報から、所定の項目の値を抽出する。あるいは、電子メール受信部1605が、オークションの出品の申し込みの意思などを表示などする電子メールを受信すると、返信手段1611が、電子メールDにより返信を行ない、その後、電子メールEが電子メール受信部1605により受信され、電子メールEが、電子メールDの応答であると、判断されれば、項目抽出部1606は、電子メールEに含まれるオークション情報から所定の項目の値を抽出する。
図17は、実施形態5に係るオークションシステムにおける電子メールのやり取りのシーケンスを示すシーケンス図を例示する。ステップS1701において、端末装置からオークションサーバへ、オークションの出品の申し込みの意思などを表示などする電子メールが送信されると、ステップS1702において、その電子メールに対する返信がされる。この返信に対して、ステップS1703において、端末装置から、オークション情報を含む電子メールが応答して返信されれば、所定の項目の値の抽出がされ、オークション画面情報が構成されて、オークションの実行がされる。
なお、ステップS1701において、オークションの出品の申し込みの意思などを表示などする電子メールは、ボディ部の無い、あるいは、ボディ部が空白などの文字からなるいわゆる空メールであってもよい。また、ステップS1702において返信されるメールには、オークション情報の雛形、例えば、所定の項目の名前だけを羅列した文字列からなっていてもよい。
このように返信に対する応答を判断して項目を抽出することで、返信される雛形に記入することでオークション情報の入力がスムーズに行なえたり、オークションの出品者の電子メールが実際に存在することを確認できたりするという効果がある。
(実施形態6)
実施形態6として、オークションサーバから端末装置に電子メールを送信する場合には、新たな電子メールアドレスを生成して、その電子メールアドレスに返信がされた場合に、所定の項目の値を抽出するオークションシステムについて説明を行なう。
図18は、実施形態6に係るオークションシステムの機能ブロック図を例示する。オークションシステム1800は、実施形態5に係るオークションシステムと同様に、端末装置1801と、オークションサーバ1802と、からなり、端末装置1801は、取得部1803と、電子メール送信部1804と、を有し、オークションサーバ1802は、電子メール受信部1805と、項目抽出部1806と、オークション画面情報構成部1807と、オークション実行部1808と、送信者識別情報取得部1809と、第一受信後処理決定部1810と、を有し、第一受信後処理決定部1810は、返信手段1811と、応答判断手段1812と、を有し、さらに電子メールアドレス生成手段1813を有する。
「電子メールアドレス生成手段」1813は、返信手段1811による電子メールによる返信に関連付けて、電子メールアドレスを生成する。例えば、図17のステップS1702において、返信を行なう際には、乱数を生成し、その乱数から所定の規則で得られる電子メールアドレスを、オークションサーバ宛ての電子メールの電子メールアドレスとして登録して、その登録された電子メールアドレスが、ステップS1702の返信の送信元の電子メールアドレスとなるようにすることが望ましい。また、あらかじめいくつかの電子メールアドレスを用意しておき、ランダムにその中の電子メールアドレスを一つ選択して、その電子メールアドレスがステップS1702の返信の送信元の電子メールアドレスとなるようにしてもよい。
本実施形態では、応答判断手段は、電子メールアドレス生成手段1813にて、その電子メールに関連付けて生成した電子メールアドレスに対してその応答である電子メールの返信があったかを判断する。
例えば、図17において、ステップS1702において、e1h5e6f1a@foo.co.jpを送信元とする返信がされた場合、ステップS1703において、オークション情報を含む電子メールのあて先が、e1h5e6f1a@foo.co.jpであるかどうかを判断し、もしそうであれば、ステップS1702における返信に対して応答があったと判断が行なわれる。
電子メールアドレス生成手段1813で生成される電子メールアドレスが、乱数などに基づいて生成されるなどの理由により次に生成されたり用いられる電子メールアドレスが予測困難であれば、その電子メールアドレスを送信元して用いた電子メールの返信に対する応答かどうかを確認することで、オークション情報を含む電子メールの送信元が偽装されていないかどうかを知ることができ、実体のないオークションの出品などを防止することができる。
(実施形態7)
実施形態7として、オークションサーバが端末装置からのアクセスを受け付け、オークション画面情報を修正することができるように構成されているオークションシステムについて説明する。
図19は、実施形態7に係るオークションシステムの機能ブロック図を例示する。オークションシステム1900は、実施形態1から6のいずれかに係るオークションシステムと同様に、端末装置1901と、オークションサーバ1902と、からなり、端末装置1901は、取得部1903と、電子メール送信部1904と、を有し、オークションサーバ1902は、電子メール受信部1905と、項目抽出部1906と、オークション画面情報構成部1907と、オークション実行部1908と、を有し、さらに、修正受付部1911を有する構成となっている。なお、図19は、オークションシステム1900が、実施形態3に係るオークションシステムを基にしている場合を例示しており、オークションサーバは、送信者識別情報取得部1909と、第一受信後処理決定部1910を有するように図示されているが、これらの部は本実施形態では必須ではない。
「修正受付部」1911は、オークション画面情報構成部1907で構成されたオークション画面情報を端末装置1901からのアクセスによって修正する部である。例えば、項目抽出部1906で所定の項目の値が抽出された電子メールを送信した端末装置のIPアドレスや個体識別番号などを記憶しておき、そのIPアドレスや個体識別番号などを有する端末装置からアクセスがあれば、オークション画面情報構成部1907で構成されたオークション画面情報を修正する。修正は、例えば、画面情報に表示されているオークションの開始価格や物品・役務の説明文などの訂正が主に想定されるが、例えば、Ajax(Asynchronous javascript+xml)等の技術を用いた画面の配置の変更などもできるようになっていてもよい。また、送信者識別情報取得部1909で取得された送信者識別情報で識別される利用者に対して、オークション画面情報を修正するためのウェブページへのアクセスが受け付けられるようになっていてもよい。
図20は、ume@example.ne.jpという電子メールアドレスを有する利用者からオークション情報を含む電子メールの送信がされ、その電子メールから所定の項目が抽出され、オークション画面情報が構成された場合に、そのオークション画面情報を修正するためのURLを含む電子メールを例示する。この電子メールは、オークション情報を含む電子メールを送信したume@example.ne.jpへの返信であり、この返信を受け取った利用者は、最下行に例示されるURLにアクセスを行なうことにより、オークション画面情報を修正することができる。このURLは、オークション画面情報が構成さるごとに乱数などを用いて生成され、オークション情報を電子メールとして送信された者以外には、予測が困難なものであってもよい。また、オークション画面情報を修正するためには、さらに、利用者IDとパスワードを入力して、ログインなどのための認証が行なわれた後であってもよい。また、オークション画面情報を修正するためのアクセスが所定の条件(例えば、所定のチェックボックスにチェックが入力されていること)下で終了(例えば、ログアウト)することなどを条件に、オークション実行部1908によるオークションが実行されるようになっていてもよい。
このように構成することにより、オークションの出品者の成りすまし、出品者のオークション開始の意思の確認をすることができる。
(実施形態8)
実施形態8として、オークションサーバが、オークション情報を含む電子メールの返信などに、アクセスのためのパスワードなどを含ませるオークションシステムについて説明する。
図21は、実施形態8に係るオークションシステムの機能ブロック図を例示する。オークションシステム2100は、実施形態7と同様に、端末装置2101と、オークションサーバ2102と、からなり、端末装置2101は、取得部2103と、電子メール送信部2104と、を有し、オークションサーバ2102は、電子メール受信部2105と、項目抽出部2106と、オークション画面情報構成部2107と、オークション実行部2108と、送信者識別情報取得部2109と、第一受信後処理決定部2110と、修正受付部2111と、を有し、本実施形態では、第一受信後処理決定部2110は、許可情報送信手段2112を有する。
「許可情報送信手段」2112は、端末装置2101に対して、前記アクセスを許可するための情報を送信する。「前記アクセス」とは、修正受付部2111にてオークション画面情報を修正するために行なわれるアクセスである。例えば、電子メールから所定の項目が抽出され、オークション画面情報が構成された場合に、その電子メールの送信者宛てに、修正受付部2111でログインを行なうためのパスワードなどを、アクセスを許可するための情報として、電子メールとして返信する。
図22は、返信される電子メールを例示しており、その中のxx6x5yzが、修正受付部2111でログインなどのアクセスを行なうためのパスワードである。このパスワードは、ume@example.ne.jpの電子メールアドレスを有する利用者が、例えば、オークションサーバ2102により個々の利用者に提供されるポータルページなどであるマイページにログインするためのパスワードと同じであっても良いし、異なっていてもよい。異なっている場合には、このパスワードは一回のログインに限りに有効なものであってもよい。このように一回のログインに限り有効なものとすることで、オークション画面情報の更新をできる者が、オークション情報を含む電子メールを送信した者であることを確認でき、オークションをセキュアに行なうことができる。
(実施例1)
図23は、本発明の実施の一例図である。オークションの出品者は、端末装置より、オークション情報を含む電子メール2301を、オークションサーバの予め定められた電子メールアドレスへ送信する。送信先の電子メールアドレスは、例えば、オークションの出品者の区別によらず、共通の電子メールアドレスであってもよい。もちろん、オークションの出品者毎に送信先の電子メールアドレスが定められていてもよい。なお、電子メール2301には、オークションの出品物などの映像情報などが添付されていてもよい。
オークションサーバが、電子メール2301を受信すると、その電子メールから所定の項目の値を抽出し、それらの値を記憶などして、オークション情報の登録が行なわれる。もし、電子メール2301に映像情報などが添付されていれば、その映像情報なども所定の項目の値の一つとして登録される。そして、受信した電子メールの返信として、出品受付メール2302がオークションサーバから端末装置へ送信されるようになっていてもよい。出品受付メール2302には、例えば、ユニークなURL等が記載され、そのURL等にアクセスを行なうことにより、登録されたオークション情報から所定の画面情報の構成が行なわれ、オークション情報の閲覧や修正、確認が行なえるようになっていてもよい。また、そのURL等にアクセスした際に、ユーザ名やパスワードが求められるようになっていれば、ユーザ名やパスワードなども記載されていてもよい。
出品受付メール2302を端末装置で受信したオークションの出品者は、出品受付メール2302に記載されたURL等を参照してオークションサーバやオークションサイトなどにアクセスしたり、予め定められたアドレスなどにアクセスしたりすることで、オークションサーバにより登録されたオークション情報を閲覧することができる。また、必要に応じて、映像情報を追加したり、誤記などの誤りを訂正などしたり、オークション画面情報の閲覧の際に参照されるスタイルシートなどの選択を行なったりして、修正などを行なうこともできる。出品者が、登録されたオークション情報を確認し、「これでよい」などと判断すれば、ボタンなどの操作を行なうことで、出品が完了する。
なお、オークションサーバが、電子メール2301を送信した端末装置の個体識別情報などを取得する場合において、オークションの出品者が電子メール2301を受け取った後、好ましくは、出品受付メールを受け取った後、登録されたオークション情報の閲覧や修正、確認を行なうためのアクセスがオークションサーバなどにされた場合、アクセスされたオークションサーバなどは、アクセスを行なった端末装置の個体識別情報などを取得し、その個体識別情報などと、電子メール2301を受信した際に取得された端末装置の個体識別情報などとが同じかどうかを判断し、同じであれば、ユーザ名、パスワードなどによる認証なしで登録されたオークション情報の閲覧や修正、確認のためのアクセスが許可されるようになっていてもよい。また、同じでなければ、無条件でアクセスが拒否されるようになっていたり、ユーザ名、パスワードなどが要求されるようになっていてもよい。また、同じであったとしても、IPアドレスのように、時間の経過とともに、端末装置への割当が変化するものが個体識別情報などとして用いられる場合には、所定長の時間が経過していれば、アクセスが拒否など(ユーザ名、パスワードが要求されることも含み得る)されるようになっていてもよい。また、オークションサーバの運営者がインターネットサービスプロバイダなどであり、端末装置に対するIPアドレスの割当状況や端末装置の接続状況をRADIUS(Remote Authentication Dial−In User Service)サーバなどから取得できる場合には、接続が終了して一旦解放されたIPアドレスからのアクセスは拒否などされるように構成されていてもよい。
図24は、別の実施例を示す。図24においては、オークション情報を含む電子メール2401を送信する前に、オークションの出品者は、オークションサーバなどへ空のメールを送信したり、所定のURLにアクセスをしたりして端末装置の電子メールアドレスや個体識別情報などを通知する。そのような通知がされたオークションサーバなどは、通知がされる都度、異なる電子メールアドレスを発行し、通知を行なった端末装置に電子メールなどで返信を行ない、発行された電子メールアドレスを伝達する。また、発行された電子メールアドレスを端末装置の電子メールアドレスや個体識別情報などと関連付ける。そして、オークションサーバが電子メール2401を受け取った際には、電子メール2401の送信先の電子メールアドレスと、電子メールを送信した端末装置の電子メールアドレスや個体識別情報などとが関連付けられているかどうかを判断する。もし、電子メール2401の送信先の電子メールアドレスと、電子メールを送信した端末装置の電子メールアドレスや個体識別情報などとが関連付けられているならば、オークション情報の登録を行ない、出品受付メール2402を返信し、以降は、図23と同様の処理がされる。なお、出品の完了がされた際には、上述した関連付が不要となるので、その関連付を解除してもよい。
実施形態1に係るオークションシステムの概要図 実施形態1に係るオークションシステムの機能ブロック図 オークション情報を携帯端末に入力した画面の一例図 オークション情報が電子メールとして送信される際の一例図 図4に例示された電子メールから抽出された項目の値の一例図 オークション画面の一例図 端末装置の処理を説明するフローチャート オークションサーバの処理を説明するフローチャート 実施形態2に係るオークションシステムの機能ブロック図 電子メール送信部により送信される電子メールの一例図 図10に例示された電子メールから抽出された項目の値の一例図 実施形態3に係るオークションシステムの機能ブロック図 受信後処理を決定するためのテーブルの一例図 オークションサーバにおける処理を説明するフローチャート 実施形態4に係るオークションシステムの機能ブロック図 実施形態5に係るオークションシステムの機能ブロック図 実施形態5に係るオークションシステムにおける電子メールの交換の過程を説明するシーケンス図 実施形態6に係るオークションシステムの機能ブロック図 実施形態7に係るオークションシステムの機能ブロック図 オークション画面情報を修正するためのURLを含む電子メールの一例図 実施形態8に係るオークションシステムの機能ブロック図 ログインアクセスを許可するための情報を含む電子メールの一例図 本発明の実施の態様の一例図 本発明の実施の態様の一例図
符号の説明
200 オークションシステム
201 端末装置
202 オークションサーバ
203 取得部
204 電子メール送信部
205 電子メール受信部
206 項目抽出部
207 オークション画面情報構成部
208 オークション実行部

Claims (11)

  1. 端末装置と、その端末装置と通信網を介して通信するオークションサーバと、からなるオークションシステムであって、
    前記端末装置は、
    オークションサーバに送信すべき情報であるオークション情報を取得する取得部と、
    取得したオークション情報を前記オークションサーバ宛ての電子メールとして送信する電子メール送信部と、
    を有し、
    前記オークションサーバは、
    電子メールを受信する電子メール受信部と、
    受信した電子メールの内容が所定のフォーマットで記述されているオークション情報である場合に、その受信した電子メールからオークション画面情報の構成に必要な所定の項目の値を抽出する項目抽出部と、
    抽出された項目の値を利用してオークション画面情報を構成するオークション画面情報構成部と、
    構成されたオークション画面情報を用いてウェブ上でのオークションの実行をするオークション実行部と、
    を有するオークションシステム。
  2. 前記端末装置は、
    映像情報を取得するための映像情報取得部を有し、
    取得部は、前記映像情報を前記所定の項目の値として取得可能な映像情報取得手段を有する請求項1に記載のオークションシステム。
  3. 前記オークションサーバは、
    受信した電子メールから送信者を識別する送信者識別情報を取得する送信者識別情報取得部と、
    取得した送信者識別情報に基づいてその送信者が送信した電子メールの受信後処理を定める第一受信後処理決定部と、
    を有する請求項1又は2に記載のオークションシステム。
  4. 前記オークションサーバは、
    自身宛ての電子メールのアドレスとして複数の電子メールアドレスを利用可能であり、
    受信した電子メールから宛て先の電子メールアドレスを取得する受信者識別情報取得部と、
    取得された宛て先の電子メールアドレスに基づいて、取得した電子メールの受信後処理を定める第二受信後処理決定部と、
    を有する請求項1から3のいずれか一に記載のオークションシステム。
  5. 前記オークションサーバの第二受信後処理決定部は、
    取得された宛て先の電子メールアドレスに基づいて、その電子メールで実行されるべきオークションを所定の開始価格から実行するための処理を定める請求項4に記載のオークションシステム。
  6. 前記オークションサーバの第一受信後処理決定部は、
    受信した電子メールの送信元に対して電子メールにより返信を行なう返信手段と、
    前記返信手段で返信された電子メールに対する応答であるかどうかを判断する応答判断手段を有し、
    項目抽出部は、応答判断手段による判断が肯定的であれば抽出を行なう請求項3に記載のオークションシステム。
  7. 前記オークションサーバの第一受信後処理決定部は、
    前記返信手段による電子メールによる返信と関連付けて、電子メールアドレスを生成する電子メールアドレス生成手段を有し、
    応答判断手段は、電子メールアドレス生成手段にてその電子メールに関連付けて生成した電子メールアドレスに対してその応答である電子メールの返信があったか判断する請求項6に記載のオークションシステム。
  8. 前記オークションサーバは、
    オークション画面情報構成部にて構成されたオークション画面情報を前記端末装置からのアクセスによって修正する修正受付部をさらに有する請求項1から7のいずれか一に記載のオークションシステム。
  9. 前記オークションサーバの第一受信後処理決定部は、
    前記端末装置に対して前記アクセスを許可するための情報を送信する許可情報送信手段を有する請求項8に記載のオークションシステムのうち請求項3に記載に従属するオークションシステム。
  10. 前記オークションサーバは、
    所定の項目が抽出されオークション画面情報が構成されたことを通知する出品受付完了通知部をさらに有する請求項1から9のいずれか一に記載のオークションシステム。
  11. 端末装置と、その端末装置と通信網を介して通信するオークションサーバと、からなるオークションシステムを用いたオークション方法であって、
    前記端末装置において、
    オークションサーバに送信すべき情報であるオークション情報を取得する取得ステップと、
    取得したオークション情報を前記オークションサーバ宛ての電子メールとして送信する電子メール送信ステップと、
    を実行し、
    前記オークションサーバにおいて、
    電子メールを受信する電子メール受信ステップと、
    受信した電子メールの内容が所定のフォーマットで記述されているオークション情報である場合に、その受信した電子メールからオークション画面情報の構成に必要な所定の項目の値を抽出する項目抽出ステップと、
    抽出された項目の値を利用してオークション画面情報を構成するオークション画面情報構成ステップと、
    構成されたオークション画面情報を用いてウェブ上でのオークションの実行をするオークション実行ステップと、
    を実行するオークション方法。
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