JP2016523463A - 動的スペクトルアービトラージユーザプロファイル管理のための方法及びシステム - Google Patents

動的スペクトルアービトラージユーザプロファイル管理のための方法及びシステム Download PDF

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Abstract

動的スペクトルアービトラージ(DSA)システムは、ホーム加入者サーバ(HSS)と、移動性管理実体(MME)と、eNodeBと、動的スペクトルコントローラ(DSC)と、動的スペクトルポリシコントローラ(DPC)とを備える。DSCは、DPCから資源割り当て情報を受信し、更新された情報及び指示をHSSに送信し得る。HSSは、DSCから情報を受信し、HSS加入情報(例えば、ユーザプロファイル情報)への変更を検出し、変更が、MMEコンポーネントによって管理/記憶された情報に影響するかどうかを判断し、変更がMMEによって管理/記憶された情報に影響するとHSSが判断する場合、検出された変更をMMEコンポーネントに送信するように構成され得る。MMEコンポーネントは、受信したメッセージに含まれる情報を使用して、MMEの記憶された加入情報又はユーザプロファイル情報の追加、除去、又は変更を行い得る。次に、MMEコンポーネントは、これらの更新、追加、又は変更をHSSコンポーネントに通信し得る。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2013年5月29日に出願された「Methods and Systems for Dynamic Spectrum Arbitrage User Profile Management」という名称の米国仮特許出願第61/828,335号明細書の優先権の利益を主張し、その内容全体は参照により本明細書に組み込まれる。
ネットワークにアクセスし、大容量のファイル(例えば、ビデオファイル)をダウンロードするためのワイヤレス通信デバイスの使用が増え続けることで、無線周波数スペクトルに対する需要がますます増えている。スマートフォンユーザは、あまりにも多くのデバイスがそのようなサービスに割り当てられた有限のRF帯域幅へのアクセスを試みることが主因である、通話途切れ、インターネットへの低速アクセス及び同様の問題について不平を言う。それにもかかわらず、救急サービス(例えば、警察、消防、救助など)専用のRF帯域などのRFスペクトルの一部は、そのような音声・無線通信帯域の非継続的で一時的な使用が原因で、大部分が未使用のままである。従って、他のネットワークに加入しているワイヤレスデバイスによるアクセス及び使用のために第1の電気通信ネットワークの活用されていない電気通信資源(例えば、RFスペクトルなど)を動的に割り当てるための改善された方法及びソリューションは、電気通信ネットワーク、サービスプロバイダ及び電気通信サービスの消費者にとって有益となる。
様々な実施形態は、ホーム加入者サーバ(HSS)プロセッサを有するHSSと、第1の通信リンクを介してHSSと結合された移動性管理実体(MME)プロセッサを有するMMEと、第2の通信リンクを介してMMEと結合されたeNodeBプロセッサを有するeNodeBと、第3の通信リンクを介してeNodeBと結合された動的スペクトルコントローラ(DSC)プロセッサを有するDSCと、第4の通信リンクを介してDSCと結合された動的スペクトルポリシコントローラ(DPC)プロセッサを有するDPCと、を含む、動的スペクトルアービトラージ(DSA)システムを含む。
実施形態では、HSSプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、HSSのメモリに記憶されたHSS情報(例えば、HSSユーザプロファイル情報)が、ワイヤレスデバイスに関して変更されたかどうかを判断し、HSS情報が変更されたとの判断に応答して、変更が、MMEのユーザプロファイルリポジトリに記憶されたユーザプロファイル情報に影響するかどうかを判断し、変更を識別する情報を含む変更データ通信メッセージを生成し、第1の通信リンクを介して、生成された変更データ通信メッセージをMMEに送信すること、を含む動作を実行するように構成され得る。
さらなる実施形態では、MMEプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、第1の通信リンクを介して変更データ通信メッセージを受信し、受信した変更データ通信メッセージに含まれるユーザプロファイル情報をユーザプロファイルリポジトリに追加すること、を含む動作を実行するように構成され得る。さらなる実施形態では、MMEプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、第1の通信リンクを介して変更データ通信メッセージを受信し、受信した変更データ通信メッセージに含まれる情報を使用して、ユーザプロファイルリポジトリに記憶されたユーザプロファイル情報を変更すること、を含む動作を実行するように構成され得る。
さらなる実施形態では、MMEプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、第1の通信リンクを介して変更データ通信メッセージを受信し、受信した変更データ通信メッセージに含まれる情報を使用して、公衆データネットワーク(PDN)加入コンテキストが、MME内に関連するアクティブPDN接続を有するかどうかを判断し、加入サービス品質(QoS)プロファイルが変更されたかどうかを判断し、加入QoSプロファイルが変更されたとの判断に応答して、加入QoS変更動作を実行すること、を含む動作を実行するように構成され得る。
さらなる実施形態では、MMEプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、切断されたワイヤレスの加入データ及びモバイル管理コンテキストが削除されたかどうかを判断し、切断されたワイヤレスの加入データ及びモバイル管理コンテキストが削除されたとの判断に応答して、第1の通信リンクを介してパージ通信メッセージをHSSに送信すること、を含む動作を実行するように構成され得る。
さらなる実施形態では、HSSプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、第1の通信リンクを介してパージ通信メッセージを受信し、パージ通信メッセージの受信に応答して、パージフラグを設定すること、を含む動作を実行するように構成され得る。
さらなる実施形態では、DPCプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、オークションに提出された資源がオークションから撤回すべきであることを示す資源撤回通信メッセージを第2のDSCから受信し、第4の通信リンクを介して、受信した資源撤回通信メッセージをDSCに送信すること、を含む動作を実行するように構成され得る。
さらなる実施形態では、DSCプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、DPCから第4の通信リンクを介して資源撤回通信メッセージを受信し、第3の通信リンクを介して、撤回された資源と関連付けられたクローズド加入者グループ識別子を削除する要求をeNodeBに送信すること、を含む動作を実行するように構成され得る。
さらなる実施形態では、eNodeBプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、第3の通信リンクを介して、クローズド加入者グループ識別子を削除する要求をDSCから受信し、アクティブ資源のリストからクローズド加入者グループ識別子を除去することにより、アクティブ資源のリストを更新し、更新されたアクティブ資源のリストを含む構成更新通信メッセージを生成し、第2の通信リンクを介して、構成更新通信メッセージをMMEに送信すること、を含む動作を実行するように構成され得る。
さらなる実施形態では、DSCプロセッサが、第5の通信リンクを介してHSSと結合し得、及びDSCプロセッサが、第6の通信リンクを介してMMEと結合し得る。さらなる実施形態では、HSSプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、第5の通信リンクを介して、更新HSS情報をDSCから受信し、更新HSS情報が、MMEのユーザプロファイルリポジトリに記憶されたユーザプロファイル情報に影響するかどうかを判断し、変更を識別する情報を含む変更データ通信メッセージを生成し、第1の通信リンクを介して、生成された変更データ通信メッセージをMMEに送信すること、を含む動作を実行するように構成され得る。
さらなる実施形態は、情報を同期する動的スペクトルアービトラージ(DSA)方法を含み、本方法は、ホーム加入者サーバ(HSS)のメモリに記憶されたHSS情報が、ワイヤレスデバイスに関して変更されたかどうかをHSSのプロセッサにおいて判断し、HSS情報が変更されたとの判断に応答して、変更が、移動性管理実体(MME)のユーザプロファイルリポジトリに記憶されたユーザプロファイル情報に影響するかどうかを判断し、変更を識別する情報を含む変更データ通信メッセージを生成し、生成された変更データ通信メッセージをMMEに送信すること、を含み得る。
実施形態では、本方法は、MMEのMMEプロセッサにおいて、変更データ通信メッセージを受信し、受信した変更データ通信メッセージに含まれるユーザプロファイル情報をMMEのユーザプロファイルリポジトリに追加すること、をさらに含み得る。さらなる実施形態では、本方法は、MMEのMMEプロセッサにおいて、変更データ通信メッセージを受信し、受信した変更データ通信メッセージに含まれる情報を使用して、MMEのユーザプロファイルリポジトリに記憶されたユーザプロファイル情報を変更すること、を含み得る。さらなる実施形態では、本方法は、MMEのMMEプロセッサにおいて、変更データ通信メッセージを受信し、受信した変更データ通信メッセージに含まれる情報を使用して、公衆データネットワーク(PDN)加入コンテキストが、MME内に関連するアクティブPDN接続を有するかどうかを判断し、加入サービス品質(QoS)プロファイルが変更されたかどうかをMMEプロセッサによって判断し、加入QoSプロファイルが変更されたとの判断に応答して、MMEプロセッサによって加入QoS変更動作を実行すること、を含み得る。
さらなる実施形態は、ホーム加入者サーバ(HSS)を含み、HSSは、メモリと、メモリと結合されたプロセッサとを含み、プロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、移動性管理実体(MME)サーバへの第1の通信リンクを確立し、メモリに記憶されたHSS情報が、ワイヤレスデバイスに関して変更されたかどうかを判断し、HSS情報が変更されたとの判断に応答して、変更が、移動性管理実体(MME)のユーザプロファイルリポジトリに記憶されたユーザプロファイル情報に影響するかどうかを判断し、変更を識別する情報を含む変更データ通信メッセージを生成し、第1の通信リンクを介して、生成された変更データ通信メッセージをMMEに送信すること、を含む動作を実行するように構成される。さらなる実施形態では、HSSプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、動的スペクトルコントローラ(DSC)サーバへの第2の通信リンクを確立し、第2の通信リンクを介して、加入者情報への要求をDSCから受信し、要求の受信に応答して、HSS情報をDSCに送信すること、をさらに含む動作を実行するように構成され得る。さらなる実施形態では、HSSプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、変更データ通信メッセージを生成することが、公衆データネットワーク(PDN)加入コンテキストが、MME内に関連するアクティブPDN接続を有するかどうかを判断するための情報を含むように変更データ通信メッセージを生成することを含むような動作を実行するように構成され得る。さらなる実施形態では、HSSプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、変更データ通信メッセージを生成することが、加入サービス品質(QoS)プロファイルがワイヤレスデバイスに関して変更されたと判断するための情報を含むように変更データ通信メッセージを生成することを含むような動作を実行するように構成され得る。
さらなる実施形態は、プロセッサ実行可能命令を用いて、上記で論じられる操作/方法に対応する様々な動作を実行するように構成されたプロセッサ(又は処理コア)を有するコンピューティングデバイスを含む。
さらなる実施形態は、上記で論じられる操作/方法に対応する機能を実行するための様々な手段を含むコンピューティングデバイスを含む。
さらなる実施形態は、上記で論じられる操作/方法に対応する様々な動作をプロセッサ/処理コアに実行させるように構成されたプロセッサ実行可能命令がその上に格納された非一時的なプロセッサ可読記憶媒体を含む。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付の図面は、本発明の例示的な実施形態を示し、上記で与えられる一般的な説明や、下記で与えられる詳細な説明と共に、本発明の特徴を説明する上で役立つ。
様々な実施形態を実装するために使用することができる通信システムの様々な論理及び機能コンポーネントならびに通信リンクを示すシステムブロック図である。 様々な実施形態を実装するために使用することができる通信システムの様々な論理及び機能コンポーネントならびに通信リンクを示すシステムブロック図である。 様々な実施形態を実装するために使用することができる通信システムの様々な論理及び機能コンポーネントならびに通信リンクを示すシステムブロック図である。 様々な実施形態を実装するために使用することができる通信システムの様々な論理及び機能コンポーネントならびに通信リンクを示すシステムブロック図である。 様々な実施形態を実装するために使用することができる通信システムの様々な論理及び機能コンポーネントならびに通信リンクを示すシステムブロック図である。 実施形態による、動的スペクトルポリシコントローラ(DPC)の観点から資源を割り当てるための動的スペクトルアービトラージ(DSA)方法を示すプロセスフロー図である。 実施形態による、資源を割り当てる際のDSA通信システムのコンポーネント間のメッセージ通信を示すメッセージフロー図である。 DPC、2つの動的スペクトルコントローラ(DSC)及びワイヤレスデバイスを含む通信システムにおける資源の割り当て及びアクセスを行うDSA方法の実施形態を示すプロセスフロー図である。 DPC、2つの動的スペクトルコントローラ(DSC)及びワイヤレスデバイスを含む通信システムにおける資源の割り当て及びアクセスを行うDSA方法の実施形態を示すプロセスフロー図である。 DPC、2つの動的スペクトルコントローラ(DSC)及びワイヤレスデバイスを含む通信システムにおける資源の割り当て及びアクセスを行うDSA方法の実施形態を示すプロセスフロー図である。 DPC、2つの動的スペクトルコントローラ(DSC)及びワイヤレスデバイスを含む通信システムにおける資源の割り当て及びアクセスを行うDSA方法の実施形態を示すプロセスフロー図である。 DPC、2つの動的スペクトルコントローラ(DSC)及びワイヤレスデバイスを含む通信システムにおける資源の割り当て及びアクセスを行うDSA方法の実施形態を示すプロセスフロー図である。 動的スペクトルアービトラージアプリケーションパート(DSAAP)登録方法の実施形態を示すメッセージフロー図である。 動的スペクトルアービトラージアプリケーションパート(DSAAP)登録方法の実施形態を示すメッセージフロー図である。 動的スペクトルアービトラージアプリケーションパート(DSAAP)登録方法の実施形態を示すメッセージフロー図である。 DSAAP広告方法の実施形態を示すメッセージフロー図である。 DSAAP広告方法の実施形態を示すメッセージフロー図である。 利用可能な資源のリストを伝達するためのDSAAP方法の実施形態を示すメッセージフロー図である。 利用可能な資源のリストを伝達するためのDSAAP方法の実施形態を示すメッセージフロー図である。 DSAAP入札方法の実施形態を示すメッセージフロー図である。 DSAAP入札方法の実施形態を示すメッセージフロー図である。 入札動作の結果を参加ネットワークに通知するためのDSAAP通知方法の実施形態を示すメッセージフロー図である。 入札動作の結果を参加ネットワークに通知するためのDSAAP通知方法の実施形態を示すメッセージフロー図である。 入札動作の結果を参加ネットワークに通知するためのDSAAP通知方法の実施形態を示すメッセージフロー図である。 入札動作の結果を参加ネットワークに通知するためのDSAAP通知方法の実施形態を示すメッセージフロー図である。 資源を速やかに(又はほぼ速やかに)購入するためのDSAAP購入方法の実施形態を示すメッセージフロー図である。 資源を速やかに(又はほぼ速やかに)購入するためのDSAAP購入方法の実施形態を示すメッセージフロー図である。 借主ネットワークのコンポーネントによるアクセス及び使用のために貸主ネットワークの資源を割り当てるためのDSAAP割り当て方法の実施形態を示すメッセージフロー図である。 借主ネットワークのコンポーネントによるアクセス及び使用のために貸主ネットワークの資源を割り当てるためのDSAAP割り当て方法の実施形態を示すメッセージフロー図である。 貸主ネットワークから借主ネットワーク(すなわち、そのホームのPLMN)にワイヤレスデバイスを選択的に引き戻すDSAAPバックオフ方法の実施形態を示すメッセージフロー図である。 貸主ネットワークから借主ネットワーク(すなわち、そのホームのPLMN)にワイヤレスデバイスを選択的に引き戻すDSAAPバックオフ方法の実施形態を示すメッセージフロー図である。 DSA動作を終了させるためのDSC始動DSAAP登録解除方法の実施形態を示すメッセージフロー図である。 DSA動作を終了させるためのDPC始動DSAAP登録解除方法の実施形態を示すメッセージフロー図である。 エラーを報告するためのDSC始動DSAAPエラー表示方法を示すメッセージフロー図である。 エラーを報告するためのDPC始動DSAAPエラー表示方法を示すメッセージフロー図である。 ユーザプロファイル管理方法の実施形態を示すメッセージ流れ図である。 ユーザプロファイル管理方法の実施形態を示すメッセージ流れ図である。 ホーム加入者サーバ(HSS)から加入者データを要求するDSC方法の実施形態を示すメッセージ流れ図である。 移動性管理実体(MME)内のユーザプロファイル情報を更新するHSS方法の実施形態を示すプロセス流れ図である。 更新ユーザプロファイル情報に基づいて、ユーザプロファイル情報を更新し、ワイヤレスデバイスのサービス品質(QoS)レベルを変更するMME方法の実施形態を示すプロセス流れ図である。 様々な実施形態での使用に適した例示的なワイヤレスデバイスのコンポーネントブロック図である。 実施形態での使用に適したサーバのコンポーネントブロック図である。
添付の図面を参照して様々な実施形態について詳細に説明する。可能な限り、図面全体を通じて、同じ又は同様の部分を指すために同じ参照番号を使用する。特定の例及び実装形態への言及は、例示を目的とし、本発明又は請求項の範囲を限定することを意図しない。
本明細書で使用されるように、「モバイルデバイス」、「ワイヤレスデバイス」及び「ユーザ機器(UE)」という用語は、交換可能に使用することができ、様々なセルラフォン、パーソナルデータアシスタント(PDA)、パームトップコンピュータ、ワイヤレスモデムを有するラップトップコンピュータ、ワイヤレス電子メールレシーバ(例えば、Blackberry(登録商標)及びTreo(登録商標)デバイス)、マルチメディアインターネット可セルラフォン(例えば、iPhone(登録商標))及び同様のパーソナル電子デバイスのいずれか1つを指す。ワイヤレスデバイスは、プログラマブルプロセッサ及びメモリを含み得る。好ましい実施形態では、ワイヤレスデバイスは、セルラフォン通信ネットワークを介して通信することができるセルラハンドヘルドデバイス(例えば、ワイヤレスデバイス)である。
本出願で使用されるように、「コンポーネント」、「モジュール」、「エンジン」、「マネージャ」という用語は、これらに限定されないが、特定の動作又は機能を実行するように構成された、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア又は実行中のソフトウェアなどのコンピュータ関連の実体を含むことを意図する。例えば、コンポーネントは、これらに限定されないが、プロセッサ上で実行しているプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能なもの、実行スレッド、プログラム、コンピュータ、サーバ、ネットワークハードウェアなどであり得る。例示として、コンピューティングデバイス上で実行しているアプリケーション及びコンピューティングデバイスは両方とも、コンポーネントと呼ぶことができる。1つ又は複数のコンポーネントは、プロセス及び/又は実行スレッド内に存在し得て、コンポーネントは、1つのプロセッサもしくはコア上に局在させること及び/又は2つ以上のプロセッサもしくはコア間で分散させることができる。それに加えて、これらのコンポーネントは、様々な命令及び/又はデータ構造がその上に格納される様々な非一時的なコンピュータ可読媒体から実行することができる。
多くの異なるセルラ及びモバイル通信サービス及び規格が将来利用可能であるか又は企図され、サービス及び規格の全てを実装して様々な実施形態から利益を得ることができる。そのようなサービス及び規格は、例えば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:third generation partnership project)、ロングタームエボリューション(LTE:long term evolution)システム、第3世代ワイヤレスモバイル通信技術(3G)、第4世代ワイヤレスモバイル通信技術(4G)、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):global system for mobile communications)、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS:universal mobile telecommunications system)、3GSM、汎用パケット無線サービス(GPRS:general packet radio service)、符号分割多重アクセス(CDMA:code division multiple access)システム(例えば、cdmaOne、CDMA2000(登録商標))、GSM進化型高速データレート(EDGE:enhanced data rates for GSM evolution)、先進移動電話システム(AMPS:advanced mobile phone system)、デジタルAMPS(IS−136/TDMA)、進化データ最適化(EV−DO:evolution−data optimized)、デジタル強化コードレス電気通信(DECT:digital enhanced cordless telecommunications)、マイクロ波アクセスのための世界規模の相互運用(WiMAX:Worldwide Interoperability for Microwave Access)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN:wireless local area network)、公衆交換電話網(PSTN:public switched telephone network)、Wi−Fi保護アクセスI&II(WPA、WPA2)、Bluetooth(登録商標)、統合デジタル強化ネットワーク(iden:integrated digital enhanced network)、陸上移動無線(LMR:land mobile radio)及び進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:evolved universal terrestrial radio access network)を含む。これらの技術の各々は、例えば、音声、データ、信号及び/又はコンテンツメッセージの送信及び受信に関与する。特に請求項の用語での記述がない限り、個々の電気通信規格又は技術に関連する専門用語及び/又は技術詳細へのいかなる言及も、単なる例示を目的とし、請求項の範囲を特定の通信システム又は技術に限定することを意図しないことを理解すべきである。
いかなる緊急事態又は災害状況にも応じる最優先事項は、効果的な通信を確立することである。大規模な緊急事態又は災害状況(人的と自然の両方)では、緊急事態に効果的に応答し、管理し、制御するために全ての第1の応答者と救急隊員との間の通信を維持することが最も重要である。第1の応答者及び他の救急隊員間の効果的な通信がない場合は、資源が最も必要とされるエリアに資源を効果的に結集することができない。大して緊急を要する事態ではない場合(例えば、交通事故及び火事)でさえ、第1の応答者は、支援資産を要請し、他のサービス(例えば、公益事業、病院など)と連携を取ることができなければならない。
ワイヤレスデバイスの所有権及び使用の遍在によって、商用のセルラ通信ネットワークを使用したワイヤレスデバイスを介する緊急通信は、救急救命要員及び資源を結集するための最も効率的で効果的な手段である場合が多い。ワイヤレスデバイスによる効果的な緊急通信の提供を可能にすることにより、様々な第1の応答機関(例えば、警察、消防、救急車、FEMA、公益事業など)間の無線周波数の調整における技術的な課題及び費用を未然に防ぐ。また、非番の又は普段は無線を装着していない事故に対する有資格の第1の応答者(例えば、医師、看護師、元警察又は軍人)は、ワイヤレスデバイスを持つか又は素早く借りることができる。
しかし、セルラ通信ネットワーク上での緊急通信に問題がないわけではない。セルラ及び他の電気通信ネットワーク(「ネットワーク」)は、特定のセルのワイヤレスデバイスの総数のうちのごく一部からのアクセス要求のみに対応するように設計される。緊急事態又は危機の発生時、その状況に対する予測可能な人間の応答により、特定のセル内の並外れた数のワイヤレスデバイスユーザがネットワークに同時にアクセスするように促され、ネットワーク資源が酷使される可能性がある。ワイヤレスデバイスユーザは、緊急事態について救急隊員に警告すること(911緊急通報など)、又は、ユーザは緊急事態のエリアにいるが無事であることを友人又は家族に警告することを試みることができる。一部のユーザは、緊急状態(火事、事故など)の画像を通信社又は友人に送信している場合がある。大規模な状況では、緊急通信のためにワイヤレスデバイスを使用する救急応答者は、通話量を増加させることになる。それにもかかわらず、緊急事態の間の通話量の予測可能な増加は、特に緊急事態が及んでいるセルゾーンにおいて、商用のセルラ通信ネットワークを制圧することができ、従って、救急救命要員の通信使用に対して、ネットワークは信頼できないものになる。
既存のソリューションのこれらの及び他の制限を克服するため、様々な実施形態は、第1の応答者のためのサービス品質(QoS)及びサービス程度(GoS)に基づくワイヤレスデバイス通信を届けるための階層式の優先アクセス(TPA)能力を提供するように構成されたコンポーネントを含む。例示的なTPAシステムの詳細な説明は、その内容全体が全体として及び全ての目的で参照により本明細書に組み込まれる、2102年9月25日付けの米国特許第8,275,349号明細書で提供されている。
概観すると、TPAシステム又はソリューションは、大混雑の間又は緊急事態の際に最優先ユーザ(例えば、救急隊員)へのワイヤレス通信資源を調整する、利用可能にする及び/又は提供するために様々なTPA動作を実行するように構成された様々なコンポーネントを含み得る。例えば、TPAコンポーネントは、ワイヤレスネットワークの通話量をモニタし、ワイヤレスネットワークの通話量が第1の既定の閾値を超えるかどうかを判断し、ワイヤレスネットワークの通話量が第1の既定の閾値を超える際に、優先度に基づいてワイヤレスネットワーク資源を分配し、最優先利用(すなわち、認可された救急隊員のワイヤレスデバイスによる使用)のために分配された資源の一部を確保するように構成することができる。TPAコンポーネントは、最優先デバイスから電話がかかってきているかどうか又は最優先デバイスに電話をかけているかどうかを判断するために(事前登録されたワイヤレスデバイスもしくは認可された救急隊員のワイヤレスデバイスに、又は、事前登録されたワイヤレスデバイスもしくは認可された救急隊員のワイヤレスデバイスから)、電話の着信及び発信をモニタし、最優先デバイスから電話がかかってきていない又は最優先デバイスに電話をかけていない限り、ワイヤレスネットワーク資源への一般アクセスを可能にし、最優先デバイスから電話がかかってきている又は最優先デバイスに電話をかけているという判断に応答して、ワイヤレスネットワーク資源への一般アクセスを制限するようにさらに構成することができる。従って、TPAソリューションは、電気通信システムが利用可能な資源をより多く使用できるようにし、最優先ユーザが必要な時にシステムへのアクセス及びシステムの使用を行えることを保証する。
様々な実施形態では、これらの及び他のTPA動作は、2つ以上のネットワーク間(例えば、貸主ネットワークと借主ネットワークとの間)の電気通信資源(例えば、RFスペクトルなど)の利用可能性、割り当て、アクセス及び使用を動的に管理するように構成された動的スペクトルアービトラージ(DSA)システムで実行することができる。例示的なDSAシステムの詳細な説明は、その内容全体が全体として及び全ての目的で参照により本明細書に組み込まれる、2014年4月29日付けの米国特許第8,711,721号明細書で提供されている。
簡潔には、DSAシステムは、2つ以上のネットワーク間(例えば、貸主ネットワークと借主ネットワークとの間)のDSA動作及び相互作用を管理するように構成された動的スペクトルポリシコントローラ(DPC)を含み得る。DPCは、ネットワークプロバイダネットワークの様々なネットワークコンポーネントと直接又は1つ又は複数の動的スペクトルコントローラ(DSC)コンポーネントを通じて通信することができる。例えば、DPCは、ホーム加入者サーバ(HSS)と直接又はDSCを介して通信し得る。HSSは、加入者関連情報(すなわち、加入プロファイル、ユーザプロファイルなど)と、加入者の場所及びIP情報についての情報とを記憶/包含するマスタユーザデータベースであり得る。すなわち、HSSは、加入QoSプロファイル、ローミングのアクセス制限などの各ワイヤレスデバイスの加入情報を記憶し得る。それに加えて、HSSは、ワイヤレスデバイスが接続に割り当てられるパケットデータネットワーク(PDN)についての情報を記憶し得る。例えば、HSSは、1つ又は複数の加入IPアドレスを示すアクセスポイント名(APN)又はPDNアドレスを記憶し得る。HSSは、ワイヤレスデバイスが現在取り付けられているか、又は登録されている移動性管理実体(MME)の識別情報などの動的加入情報を記憶することもできる。MME及びHSSコンポーネントについては、以下にさらに詳細に考察する。
DSA−TPA動作の一環として、DPCは、HSSコンポーネントと通信して、ワイヤレスデバイスの優先度及びアクセス権を決定し得る。DPCは、HSSコンポーネントによって記憶/維持された情報を更新することもでき、これにより、HSS及びMMEコンポーネントは、一貫しないか、競合するか、又は矛盾する情報を記憶し得る。その結果、DSAシステムは、特にDSA動作が階層に基づき、且つ/又は加入者の選択されたサブセットに対するものである場合、適切なサービスを提供することができないことがある。
これら及び他の制限を解消するために、様々な実施形態は、通信して、様々なDSA−HSSユーザプロファイル管理動作を実行し、加入者情報及びプロファイルを動的に追加、除去、及び変更して、HSS及びMMEコンポーネントが情報記憶及び動作を自動的に同期できるようにするよう構成されたDSAコンポーネントを含む。これにより、DSAシステムは、階層に基づいて、且つ/又は加入者の選択されたサブセットに対してDSAサービスをよりよく提供することができる。
実施形態では、HSSコンポーネントは、HSS加入情報(例えば、ユーザプロファイル情報)への変更を検出し、変更がMMEコンポーネントによって管理/記憶される情報に影響するかどうかを判断するように構成し得る。変更がMMEによって管理/記憶されるユーザプロファイル情報に影響するとHSSが判断する場合、HSSは、検出された変更をMMEコンポーネントに通信し得る。様々な実施形態では、HSSは、変更データ通信メッセージ又は「加入者データ挿入」を介してこれらの変更を通信し得る。
MMEコンポーネントは、加入情報(例えば、HSS情報)への変更を識別する通信メッセージを受信し、受信したメッセージに含まれた情報を使用して、MMEの記憶された加入情報又はユーザプロファイル情報を追加、除去、又は変更するように構成し得る。次に、MMEコンポーネントは、HSSコンポーネントへのこれらの更新、追加、又は変更を通信し得る。これらの動作により、HSSコンポーネント及びMMEコンポーネントは、データベース、情報記憶、及び動作を自動的に同期することができ、これは、資源が階層に基づき、及び/又は加入者の選択されたサブセットに対して割り当てられる場合に特に重要である。
それに加えて、MMEコンポーネントは、検出された変更に応答して、様々な追加の動作を実行して、適切な活動を開始するように構成し得る。例えば、実施形態では、MMEコンポーネントは、加入情報(例えば、HSS情報)への変更を識別する通信メッセージの受信に応答して、ワイヤレスデバイスが現在のネットワーク内でローミングすることが許可されているかどうかを判断するように構成し得る。MMEコンポーネントは、ワイヤレスデバイスが現在のネットワーク内をローミングすることが許可されていないとの判断に応答して、切断手順を開始するようにさらに構成し得る。
別の例として、MMEコンポーネントは、受信した公衆データネットワーク(PDN)加入コンテキストがMME内に関連するアクティブPDN接続を有するかどうかを判断し、加入QoSプロファイルが変更されたかどうかを判断し、ワイヤレスデバイスがECM接続状態又はECMアイドル状態の1つであるかどうかを判断し、アイドル状態シグナリング低減(ISR)機能がワイヤレスデバイスに対してアクティブになっているかどうかを判断するように構成し得る。MMEコンポーネントは、加入QoSプロファイルが変更され、ワイヤレスデバイスがECM接続状態又はECMアイドル状態の1つであり、且つ/又はISRがアクティブ化されたとの判断に応答して、加入QoS変更手順/方法を開始する(又はHSSコンポーネントに開始させる)ようにさらに構成し得る。さらなる実施形態では、MMEコンポーネントは、ワイヤレスデバイスがECMアイドル状態であり、ISRがアクティブ化されたとの判断に応答して次のECMアイドルからECM接続への遷移後、加入QoS変更手順/方法を開始する(又はHSSコンポーネントに開始させる)ように構成し得る。
詳細にさらに後述するように、実施形態では、貸主DSCは、オークションに提出された資源を撤回すべきであるとの貸主DSCの判断(例えば、管理上の理由に起因して)に応答して、資源撤回メッセージをDPCに送信するように構成し得る。DPCは、資源撤回メッセージを受信し、借主DSCに資源撤回を通知し得る。借主DSCは、借主ネットワーク(すなわち、借主DSCによって管理される)内の影響を受ける全てのeNodeBから、撤回された資源と関連付けられた特定のCSG IDを削除し得る。これは、現在サポートされているCSG IDのリスト(撤回された資源と関連付けられたCSG IDはもやは存在しない)と共に、借主ネットワーク内のeNodeBが構成更新メッセージを借主MMEに送信することをトリガし得る。それに加えて、DPCは、撤回された資源と関連付けられたCSG IDの除去についてHSSに通知し得る。HSSは、借主ワイヤレスデバイスのCSGメンバシップ変更の通知の受信に応答して、借主ネットワーク及び貸主ネットワーク内のMMEに変更データ通信メッセージ又は「加入者データ挿入」メッセージを送信するように構成し得る。
様々な実施形態は、HSSコンポーネントと、MMEコンポーネントと、eNodeBと、DSCと、DPCとを含むDSAシステムを含み得る。DPCはDSCと結合し得て、DSCはeNodeBと結合し得る。eNodeBはMMEと結合し得て、MMEはHSSと結合し得る。それに加えて、様々な実施形態では、DSC及び/又はDPCはHSS及び/又はMMEに結合し得る。
HSSは、HSSのメモリに記憶された加入情報(又はHSS情報)がワイヤレスデバイスに関して変更されたかどうかを判断するように構成し得る。HSSは、HSS情報が変更されたとの判断に応答して、変更が、MMEのユーザプロファイルリポジトリに記憶されたユーザプロファイル情報に影響するかどうかを判断し得る。HSSは、HSS情報への変更を識別する情報を含む変更データ通信メッセージを生成し、生成された変更データ通信メッセージをMMEに送信し得る。
MMEは、変更データ通信メッセージを受信し、受信した変更データ通信メッセージに含まれる情報に基づいて様々な動作を実行するように構成し得る。例えば、MMEは、受信した変更データ通信メッセージに含まれる加入情報(又はユーザプロファイル情報)をユーザプロファイルリポジトリに追加し得る。MMEは、受信した変更データ通信メッセージに含まれる情報を使用して、ユーザプロファイルリポジトリに記憶された加入情報(又はユーザプロファイル情報)を変更又は削除することもできる。それに加えて、MMEは、受信した変更データ通信メッセージに含まれる情報を使用して、公衆データネットワーク(PDN)加入コンテキストがMME内に関連するアクティブPDN接続を有するかどうかを判断し、加入サービス品質(QoS)プロファイルが変更されたかどうかを判断し、加入QoS変更動作を実行するように構成し得る。
実施形態では、MMEは、切断されたワイヤレスの加入情報及びモバイル管理コンテキストが削除されたかどうかを判断し、切断されたワイヤレスの加入データ及びモバイル管理コンテキストが削除されたとの判断に応答して、第1の通信リンクを介してパージ通信メッセージをHSSに送信するように構成し得る。HSSは、パージ通信メッセージを受信し、パージ通信メッセージの受信に応答して、パージフラグを設定するように構成し得る。すなわち、MMEコンポーネントは、切断されたワイヤレスの加入データ及びモバイル管理(MM)コンテキストが削除又は除去されたとのMMEの判断に応答して、パージメッセージをHSSコンポーネントに送信して、HSSコンポーネントに「E−UTRANのUEパージ」フラグを設定させるように構成し得る。
様々な実施形態では、DPC及び/又はDSCコンポーネントは、ワイヤレスデバイス加入情報又はユーザプロファイル情報を交換するなど、HSSコンポーネントと通信するように構成し得る。実施形態では、DSCコンポーネントは、ユーザプロファイル情報、加入情報、及びDSA−TPA情報を要求し、HSSから受信するように構成し得る。例えば、借主DSCは、「落札」メッセージをDPCから受信することに応答して、借主HSSから加入情報を要求するように構成し得る。借主HSSは、借主ネットワークが落札した資源(例えば、「落札」メッセージを介して識別される資源)へのアクセスが割り当てられる借主ネットワークのワイヤレスデバイス加入者を識別する借主DSC加入情報を送信し得る。次に、借主DSCは、ワイヤレスデバイス加入者(HSSによって識別される)と関連付けられた1つ又は複数の借主MMEと通信して、それらのワイヤレスデバイスがリース資源を使用することが許されることをMMEに通知し得る。
様々な実施形態は、DSA方法を実行して、HSS及び/又はMMEコンポーネントによって記憶、管理、又は保持されるユーザプロファイル、加入情報、及び/又はDSA情報を同期するように構成されたコンポーネントを含むこともできる。例えば、実施形態では、HSSコンポーネントは、HSSのメモリに記憶されたHSS情報がワイヤレスデバイスに関して変更されたかどうかを判断するように構成し得る。次に、HSSコンポーネントは、変更が、移動性管理実体(MME)のユーザプロファイルリポジトリに記憶されたユーザプロファイル情報に影響するかどうかを判断し得る。HSSコンポーネントは、変更を識別する情報を含む変更データ通信メッセージを生成し、生成された変更データ通信メッセージをMMEに送信することもできる。実施形態では、HSSコンポーネントは、変更がMMEのユーザプロファイルリポジトリに記憶されたユーザプロファイル情報に影響するとの判断に応答して、変更データ通信メッセージを生成するように構成し得る。
MMEコンポーネントは、変更データ通信メッセージを受信し、受信された変更データ通信メッセージに含まれる情報をMMEのユーザプロファイルリポジトリに追加するように構成し得る。MMEは、受信されたメッセージに含まれる情報を使用して、ユーザプロファイルリポジトリに記憶された情報を変更することもできる。それに加えて、MMEは、受信した変更データ通信メッセージに含まれる情報を使用して、公衆データネットワーク(PDN)加入コンテキストがMME内に関連するアクティブPDN接続を有するかどうかを判断し、且つ/又は加入サービス品質(QoS)プロファイルが変更されたかどうかを判断し得る。MMEコンポーネントは、QoSプロファイルが変更されたとの判断に応答して、加入QoS変更動作を実行するように構成し得る。
様々な実施形態は、各種の通信システム内で実装することができ、その例が図1A〜1Eに示される。図1Aを参照すると、ワイヤレスデバイス102は、基地局111に及び基地局111から音声、データ及び制御信号を送信及び受信するように構成することができ、基地局111は、ベーストランシーバ基地局(BTS)、NodeB、eNodeBなどであり得る。基地局111は、アクセスゲートウェイ113と通信することができ、アクセスゲートウェイ113は、コントローラ、ゲートウェイ、サービングゲートウェイ(SGW)、パケットデータネットワークゲートウェイ(PGW)、進化型パケットデータゲートウェイ(ePDG)、パケットデータサービングノード(PDSN)、サービングGPRSサポートノード(SGSN)、任意の同様のコンポーネント又はそれらの提供される特徴/機能の組合せのうちの1つ又は複数を含み得る。これらの構造はよく知られているため及び/又は以下でさらに詳細に論じているため、最も関連する特徴に関する説明に焦点を置くために図1Aからある特定の詳細を省略している。
アクセスゲートウェイ113は、ワイヤレスデバイスのトラフィックの出入りの主要点の働きをするならびに/あるいはワイヤレスデバイス102をワイヤレスデバイス102の即時のサービスプロバイダ及び/又はパケットデータネットワーク(PDN)に接続するいかなる論理及び/又は機能コンポーネントでもあり得る。アクセスゲートウェイ113は、音声、データ及び制御信号をユーザデータパケットとして他のネットワークコンポーネントに転送すること、外部のパケットデータネットワークへの接続性を提供すること、コンテキスト(例えば、ネットワーク内部ルーティング情報など)を管理及び格納すること、ならびに、異なる技術(例えば、3GPP及び非3GPPシステム)間のアンカの役割を果たすことができる。アクセスゲートウェイ113は、インターネット105への及びインターネット105からのデータの送信及び受信、ならびに、外部のサービスネットワーク104、インターネット105、他の基地局111、ワイヤレスデバイス102への及び外部のサービスネットワーク104、インターネット105、他の基地局111、ワイヤレスデバイス102からの音声、データ及び制御信号の送信及び受信を調整することができる。
様々な実施形態では、基地局111及び/又はアクセスゲートウェイ113は、様々なネットワーク資源(例えば、RFスペクトル、RFスペクトル資源など)の利用可能性、割り当て、アクセス及び使用を動的に管理するように構成された動的スペクトルアービトラージ(DSA)システムと結合することができる(例えば、有線又は無線通信リンクを介して)。DSAシステムについては、以下でさらに詳細に論じる。
図1Bは、各種の通信システム/技術(例えば、GPRS、UMTS、LTE、cdmaOne、CDMA2000(登録商標))を使用してサービスネットワーク104(そして最終的にインターネット105)に及びサービスネットワーク104から音声、データ及び制御信号を送信及び受信するようにワイヤレスデバイス102を構成できることを示し、それらのいずれか又は全ては、様々な実施形態によってサポートすること又は様々な実施形態の実装に使用することができる。
図1Bに示される例では、ワイヤレスデバイス102から送信されたロングタームエボリューション(LTE)及び/又は進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:evolved universal terrestrial radio access network)データは、eNodeB 116によって受信され、コアネットワーク120内に位置するサービングゲートウェイ(SGW)118に送信される。eNodeB 116は、シグナリング/制御情報(例えば、呼び出しセットアップ、セキュリティ、認証などについての情報)を移動性管理実体(MME)130に送信することができる。MME 130は、ホーム加入者サーバ(HSS)132からユーザ/予約購入情報を要求すること、他のMMEコンポーネントと通信すること、様々な管理タスク(例えば、ユーザ認証、ローミング制限の実施など)を実行すること、SGW 118を選択すること、ならびに、認証及び管理情報をeNodeB 116及び/又はSGW 118に送信することができる。MME 130から認証情報(例えば、認証完了表示、選択されたSGWの識別子など)が受信され次第、eNodeB 116は、ワイヤレスデバイス102から受信されたデータを選択されたSGW 118に送信することができる。SGW 118は、受信されたデータについての情報(例えば、IPベアラサービスのパラメータ、ネットワーク内部ルーティング情報など)を格納し、ユーザデータパケットをポリシ制御実施機能(PCEF)及び/又はパケットデータネットワークゲートウェイ(PGW)128に転送することができる。
図1Bは、ワイヤレスデバイス102から送信された汎用パケット無線サービス(GPRS:general packet radio service)データをベーストランシーバ基地局(BTS)106によって受信し、基地局コントローラ(BSC)及び/又はパケット制御ユニット(PCU)コンポーネント(BSC/PCU)108に送信できることをさらに示す。ワイヤレスデバイス102から送信された符号分割多重アクセス(CDMA:code division multiple access)データは、ベーストランシーバ基地局106によって受信し、基地局コントローラ(BSC)及び/又はパケット制御機能(PCF)コンポーネント(BSC/PCF)110に送信することができる。ワイヤレスデバイス102から送信されたユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS:universal mobile telecommunications system)データは、NodeB 112によって受信し、無線ネットワークコントローラ(RNC)114に送信することができる。
BSC/PCU 108、BSC/PCF 110及びRNC 114コンポーネントは、GPRS、CDMA及びUMTSデータをそれぞれ処理し、処理されたデータをコアネットワーク120内のコンポーネントに送信することができる。より具体的には、BSC/PCU 108及びRNC 114ユニットは、処理されたデータをサービングGPRSサポートノード(SGSN)122に送信することができ、BSC/PCF 110は、処理されたデータをパケットデータサービングノード(PDSN)及び/又は高速パケットデータサービングゲートウェイ(HSGW)コンポーネント(PDSN/HSGW)126に送信することができる。PDSN/HSGW 126は、無線アクセスネットワークとIPベースのPCEF/PGW 128との間の接続点の役割を果たし得る。SGSN 122は、特定の地理的サービスエリア内のデータのルーティングに対する責任を有し得て、シグナリング(制御プレーン)情報(例えば、呼び出しセットアップ、セキュリティ、認証などについての情報)をMME 130に送信することができる。MME 130は、ホーム加入者サーバ(HSS)132からユーザ及び予約購入情報を要求すること、様々な管理タスク(例えば、ユーザ認証、ローミング制限の実施など)を実行すること、SGW 118を選択すること、ならびに、管理及び/又は認証情報をSGSN 122に送信することができる。
SGSN 122は、MME 130からの認証情報の受信に応答して、GPRS/UMTSデータを選択されたSGW 118に送信することができる。SGW 118は、データについての情報(例えば、IPベアラサービスのパラメータ、ネットワーク内部ルーティング情報など)を格納し、ユーザデータパケットをPCEF/PGW 128に転送することができる。PCEF/PGW 128は、シグナリング(制御プレーン)情報をポリシ制御規則機能(PCRF)134に送信することができる。PCRF 134は、加入者データベースにアクセスすること、一連のポリシ規則を作成すること、及び、他の専門的な機能を実行する(例えば、オンライン/オフライン請求システム、アプリケーション機能などと相互作用する)ことができる。次いで、PCRF 134は、実施のためにポリシ規則をPCEF/PGW 128に送信することができる。PCEF/PGW 128は、帯域幅、サービス品質(QoS)、データの特徴、及び、サービスネットワーク104とエンドユーザとの間で伝達されるサービスを制御するためにポリシ規則を実装することができる。
様々な実施形態では、上記で論じられるコンポーネントのいずれか又は全て(例えば、コンポーネント102〜134)は、電気通信資源の利用可能性、割り当て、アクセス及び使用を動的に管理するように構成されたDSAシステムと結合するか又はDSAシステムに含めることができる。
図1Cは、DSAシステム142及び進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:evolved universal terrestrial radio access network)140を含むシステム100の実施形態における様々な論理コンポーネント及び通信リンクを示す。図1Cに示される例では、DSAシステム142は、動的スペクトルコントローラ(DSC)144コンポーネントと、動的スペクトルポリシコントローラ(DPC)146コンポーネントとを含む。E−UTRAN 140は、コアネットワーク120と結合された(例えば、MME、SGWなどへの接続を介して)多数の相互接続されたeNodeB 116を含む。
様々な実施形態では、DSC 144は、E−UTRAN 140に含めるか又はE−UTRAN 140と結合することができ、いずれの場合も、そのコアネットワーク120の一部として又はコアネットワーク120外に含めるか又は結合することができる。実施形態では、DSC 144は、1つ又は複数のeNodeB 116と直接結合することができる(例えば、有線又は無線通信リンクを介して)。
eNodeB 116は、Xeインタフェース/基準点を介してDSC 144と通信するように構成することができる。様々な実施形態では、DSCとeNodeB 116との間のXe基準点は、DSAAPプロトコル、TR−069プロトコル及び/又はTR−192データモデル拡張を使用して、eNodeB 116における利用可能な資源のリストアップ及びeNodeB 116への入札/買い確認についての通知をサポートすることができる。DSC 144は、Xdインタフェース/基準点を介してDPC 146と通信するように構成することができる。DSCとDPCとの間のXd基準点は、動的スペクトル及び資源アービトラージ動作のためのDSAAPプロトコルを使用することができる。eNodeB 116は、相互接続することができ、X2インタフェース/基準点を介して通信するように構成することができ、X2インタフェース/基準点もまた、情報を伝達するためにDSAAPプロトコルを使用することができる。eNodeB 116は、S1インタフェースを介してコアネットワーク120のコンポーネントと通信するように構成することができる。例えば、eNodeB 116は、S1−MMEインタフェースを介してMME 130に接続すること、及び、S1−Uインタフェースを介してSGW 118に接続することができる。S1インタフェースは、MME 130と、SGW 118と、eNodeB 116との間の多対多関係をサポートすることができる。実施形態では、DPC及び/又はDSCコンポーネントは、HSS 132コンポーネントと通信するように構成することもできる。
eNodeB 116は、ワイヤレスデバイス102に対するユーザプレーン(例えば、PDCP、RLC、MAC、PHY)及び制御プレーン(RRC)プロトコル終端を提供するように構成することができる。すなわち、eNodeB 116は、ワイヤレスデバイス102に対する全ての無線プロトコルの終端点の働きをし、音声(例えば、VoIPなど)、データ及び制御信号をコアネットワーク120のネットワークコンポーネントに中継することによって、ワイヤレスデバイス102とコアネットワーク120との間のブリッジ(例えば、層2ブリッジ)の役割を果たし得る。また、eNodeB 116は、無線インタフェースの使用を制御すること、要求に基づいて資源を割り当てること、様々なサービス品質(QoS)要件に従ってトラフィックの優先順位付け及びスケジューリングを行うこと、ネットワーク資源の使用をモニタすることなど、様々な無線資源管理動作を実行するように構成することもできる。それに加えて、eNodeB 116は、無線信号レベル測定値を収集し、収集された無線信号レベル測定値を分析し、分析の結果に基づいてワイヤレスデバイス102(又はモバイルデバイスへの接続)を別の基地局(例えば、第2のeNodeB)に引き渡すように構成することができる。
DSC 144及びDPC 146は、異なるE−UTRAN 140間で無線周波数及び他のネットワーク資源を共有するための動的スペクトルアービトラージプロセスを管理するように構成された機能コンポーネントであり得る。例えば、DPC 146コンポーネントは、E−UTRANネットワークのDSC 144と通信することによって、複数のE−UTRANネットワーク間のDSA動作及び相互作用を管理するように構成することができる。
図1Dは、様々な実施形態によるDSA動作の実行における使用に適した通信システム101に含めることができる様々な論理及び機能コンポーネントを示す。図1Dに示される例では、通信システム101は、eNodeB 116、DSC 144、DPC 146、MME 130、SGW 118及びPGW 128を含む。
eNodeB 116は、DSCアプリケーションプロトコル及び混雑モニタリングモジュール150、セル間無線資源管理(RRM)モジュール151、無線ベアラ(RB)制御モジュール152、接続移動性制御モジュール153、無線許可制御モジュール154、eNodeB測定配置及び規定モジュール155、ならびに、動的な資源割り当てモジュール156を含み得る。これらのモジュール150〜156の各々は、ハードウェア、ソフトウェア又はハードウェアとソフトウェアの組合せで実装することができる。
それに加えて、eNodeB 116は、無線資源制御(RRC)層157、パケットデータ収束プロトコル(PDCP)層158、無線リンク制御(RLC)層159、媒体アクセス制御(MAC)層160及び物理(PHY)層161を含む様々なプロトコル層を含み得る。これらのプロトコル層の各々では、様々なハードウェア及び/又はソフトウェアコンポーネントは、その層に割り当てられた責任に見合った機能性を実装することができる。例えば、データストリームは、物理層161で受信することができ、物理層161は、無線受信機、バッファ、ならびに、復調、無線周波数(RF)信号内のシンボルの認識及び受信されたRF信号から生のデータを抽出するための他の動作の実行の動作を実行する処理コンポーネントを含み得る。
DSC 144は、eNodeB地理的境界管理モジュール162、eNodeB資源及び混雑管理モジュール163、ストリーム制御伝送プロトコル(SCTP)モジュール164、層2(L2)バッファモジュール165及び層1(L1)バッファモジュール166を含み得る。DPC 146は、eNodeB資源入札管理モジュール167、DSC間通信モジュール168、SCTP/DIAMETERモジュール169、L2バッファモジュール170及びL1バッファモジュール171を含み得る。MME 130は、非アクセス層(NAS)セキュリティモジュール172、アイドル状態移動性処理モジュール173及び進化型パケットシステム(EPS)ベアラ制御モジュール174を含み得る。SGW 118は、移動性アンカリングモジュール176を含み得る。PGW 128は、UE IPアドレス割り当てモジュール178及びパケットフィルタリングモジュール179を含み得る。これらのモジュール162〜179の各々は、ハードウェア、ソフトウェア又はハードウェアとソフトウェアの組合せで実装することができる。
eNodeB 116は、S1インタフェース/プロトコルを介してSGW 118及び/又はMME 130と通信するように構成することができる。また、eNodeB 116は、Xeインタフェース/プロトコルを介してDSC 144と通信するように構成することもできる。DSC 144は、Xdインタフェース/プロトコルを介してDPC 146と通信するように構成することができる。
eNodeB 116は、無線ベアラ制御、無線許可制御、接続移動性制御、アップリンクとダウンリンク(スケジューリング)の両方におけるワイヤレスデバイス102への資源の動的割り当てなどの無線資源管理のための機能を含む様々な機能を提供するために様々な動作を実行する(例えば、モジュール/層150〜161を介して)ように構成することができる。また、これらの機能は、IPヘッダ圧縮及びユーザデータストリームの暗号化、UEによって提供された情報からMME 130へのルーティングが決定されない際のUEアタッチメントにおけるMMEの選択、SGW 118に対するユーザプレーンデータのルーティング、ページングメッセージのスケジューリング及び伝送(MMEから生じる)、放送情報のスケジューリング及び伝送(MMEから生じる)、移動性及びスケジューリングのための測定及び測定レポート構成、公的警報システム(例えば、地震及び津波警報システム、商用モバイル警告サービスなど)メッセージのスケジューリング及び伝送(MMEから生じる)、閉鎖された加入者グループ(CSG)取り扱い、ならびに、アップリンクにおけるトランスポートレベルパケットマーキングも含み得る。実施形態では、eNodeB 116は、S1/X2プロキシ機能性、S11終端及び/又は中継ノード(RN)をサポートするためのSGW/PGW機能性などの追加の機能を提供するために様々な動作を実行するように構成されたドナーeNodeB(DeNB)であり得る。
MME 130は、非アクセス層(NAS)シグナリング、NASシグナリングセキュリティ、アクセス層(AS)セキュリティ制御、3GPPアクセスネットワーク間の移動性のためのCNノード間シグナリング、アイドルモードUE到達可能性(ページング再伝送の制御及び実行を含む)、追跡エリアリスト管理(例えば、アイドル及びアクティブモードのワイヤレスデバイスのため)、PGW及びSGW選択、MME変更に伴うハンドオーバのためのMME選択、2G又は3G 3GPPアクセスネットワークへのハンドオーバのためのSGSN選択、ローミング、認証、専用ベアラ確立を含むベアラ管理機能、公的警報システム(例えば、地震及び津波警報システム、商用モバイル警告サービスなど)メッセージ伝送のためのサポート、ならびに、ページング最適化の実行を含む様々な機能を提供するために様々な動作を実行する(例えば、モジュール172〜175を介して)ように構成することができる。また、MMEモジュールは、様々なデバイス状態及び取り付け/取り外し状態情報をDSCに伝達することもできる。実施形態では、MME 130は、マクロeNodeBに対するCSG IDに基づいてページングマッサージをフィルタリングしないように構成することができる。
SGW 118は、移動性アンカリング(例えば、3GPP間の移動性のため)、eNodeB間ハンドオーバのためのローカル移動性アンカポイントとしての働き、E−UTRANアイドルモードダウンリンクパケットバッファリング、ネットワークトリガサービス要求手順の開始、合法的通信傍受、パケットルーティング及び転送、アップリンク(UL)及びダウンリンク(DL)におけるトランスポートレベルパケットマーキング、オペレータ間請求のためのユーザ及びQoSクラス識別子(QCI)粒度に関する説明、アップリンク(UL)及びダウンリンク(DL)請求(例えば、デバイス、PDN及び/又はQCI毎)などを含む様々な機能を提供するために様々な動作を実行する(例えば、モジュール176を介して)ように構成することができる。
PGW 128は、ユーザ毎のパケットフィルタリング(例えば、徹底的なパケット検査によって)、合法的通信傍受、UE IPアドレス割り当て、アップリンク及びダウンリンクにおけるトランスポートレベルパケットマーキング、UL及びDLサービスレベル請求、ゲーティング及びレート実施、APN総最大ビットレート(AMBR)に基づくDLレート実施などを含む様々な機能を提供するために様々な動作を実行する(例えば、モジュール178〜179を介して)ように構成することができる。
DSC 144は、ネットワーク(例えば、PLMN)内の資源アービトレーション動作の管理、ネットワーク資源リストの追跡、進行中の現在の入札の追跡、実行された入札の追跡、ならびに、貸主ネットワークにおける借主ワイヤレスデバイス102の移動性管理のための入札特有の閉鎖された加入者グループ(CSG)識別子(CSG−ID)の追跡を含む様々な機能を提供するために様々な動作を実行する(例えば、モジュール162〜166を介して)ように構成することができる。DSC 144は、借主ネットワークから貸主ネットワークにワイヤレスデバイス102を引き渡し(すなわち、ハンドインを実行する)、貸主ネットワークから借主ネットワークにワイヤレスデバイス102を引き戻す(すなわち、バックオフを実行する)ように構成することができる。
また、DSC 144は、eNodeBの混雑状態を追跡し、ハンドオーバに対する対象eNodeBを選択し、貸主eNodeB上のトラフィックを管理するように構成することもできる。DSC 144は、構成されたポリシに基づいて、借主ネットワークから貸主ネットワーク内の他の負荷が少ないeNodeB 116にユーザトラフィックをオフロードする(例えば、優先度の低いユーザトラフィックをオフロードする、優先度の高いユーザトラフィックをオフロードする、特定のQoSを有するユーザトラフィックをオフロードするなど)ように構成することができる。また、DSC 144は、貸主ネットワークから借主ネットワークにワイヤレスデバイス102を引き戻すためにバックオフ動作を実行することもできる。また、DSC 144は、システムの1つ又は複数のeNodeBから収集又は受信される歴史的な混雑情報をモニタ、管理及び/又は維持するように構成することもできる。
DPC 146は、貸主及び借主ネットワーク(例えば、PLMN)のDSC 144間の資源アービトラージブローカとしての機能、オークションのための様々な貸主ネットワークからの資源のリストアップ、オークションプロセスの管理を含む様々な機能を提供するために様々な動作を実行する(例えば、モジュール167〜171を介して)ように構成することができる。DPC 146は、高値での入札、落札、入札取消、入札撤回及び入札終了の通知をDSC 144に送信し、借主及び貸主ネットワークのオンライン及び/又はオフライン請求システムで入札特有の請求規則をインストールし、借主及び貸主DSC 144間のゲートウェイの役割を果たすことによってDSC 144間の資源使用量を調整するように構成することができる。
図1Eは、DSA動作及び相互作用を管理するように構成されたDPC 146によって相互接続された2つのE−UTRAN 140a、140bを含む例示的な通信システム103のネットワークコンポーネント及び情報フローを示す。図1Eに示される例では、各E−UTRAN 140a、140bは、そのコアネットワーク120a、120bの外側のeNodeB 116a、116bと、コアネットワーク120a、120bの内側のDSC 144a、144bとを含む。
DSC 144a、144bは、Xdインタフェースを介してDPC 146と通信するように構成することができる。また、DSC 144a、144bは、PCRF 134、HSS 132及びPCEF/PGW 128(図1Eでは図示せず)など、DSC 144a、144bのそれぞれのコアネットワーク120a、120bの様々なネットワークコンポーネントに直接又は間接的に接続することもできる。実施形態では、DSC 144a、144bのうちの1つ又は複数は、eNodeB 116a、116bのうちの1つ又は複数に直接接続することができる。
上記で言及される接続及び通信リンクに加えて、システム103は、異なるE−UTRAN(例えば、E−UTRAN 140a及び140b)のコンポーネント間のデータフロー及び通信に対応するために追加の接続/リンクを含み得る。例えば、システム103は、第2のE−UTRAN 140bのeNodeB 116bと第1のE−UTRAN 140aのSGW 118との間の接続/通信リンクを含み得る。別の例として、システム103は、第2のE−UTRAN 140bのSGW 118と第1のE−UTRAN 140aのPGW 128との間の接続/通信リンクを含み得る。関連実施形態の論考に焦点を置くため、図1Eでは、これらの追加のコンポーネント、接続及び通信リンクは示さない。
以下でさらに詳細に論じられるように、DSC 144a、144bは、スペクトル資源の利用可能性に関する情報(例えば、eNodeB、PCRF、PCEF、PGWなどから受信された情報)をDPC 146に送信するように構成することができる。この情報は、各ネットワーク又はサブネットワークの現在の及び予想される将来の使用及び/又は容量に関連するデータを含み得る。DPC 146は、そのような情報を受信及び使用して、第1のE−UTRAN 140aからの第2のE−UTRAN 140bへの(逆もまた同様)利用可能な資源の知的な割り当て、転移、管理、調整又はリースを行うように構成することができる。
例えば、DPC 146は、動的スペクトルアービトラージ動作の一部として、E−UTRAN 140a(すなわち、貸主ネットワーク)から第2のE−UTRAN 140b(すなわち、借主ネットワーク)へのスペクトル資源の割り当てを調整するように構成することができる。そのような動作は、第1のE−UTRAN 140aの割り当てられたスペクトル資源を使用できるように、通信リンク143を介して第2のE−UTRAN 140bのeNodeB 116bにワイヤレスで接続されたワイヤレスデバイス102を第1のE−UTRAN 140aのeNodeB 116aに受け渡すことができるようにすることができる。このハンドオフ手順の一部として、ワイヤレスデバイス102は、第1のE−UTRAN 140aのeNodeB 116aへの新しい接続141を確立し、元のeNodeB 116bへのワイヤレス接続143を終了し、まるで第2のE−UTRAN 140bに含まれているかのように、第1のE−UTRAN 140aの割り当てられた資源を使用することができる。DSA動作は、第1のDSC 144aが、第1の資源/時間帯に対しては貸主DSCであり、第2の資源又は別の時間帯に対しては借主DSCであるように実行することができる。
実施形態では、DSA及び/又はハンドオフ動作は、ワイヤレスデバイス102が受け渡された後に元のネットワークへのデータ接続(又は元のネットワークによって管理されるデータ接続)を維持するように実行することができる。例えば、DSA及び/又はハンドオフ動作は、ワイヤレスデバイス102が第1のE−UTRAN 140aのeNodeB 116aに受け渡された後に第2のE−UTRAN 140bのPGW 128へのデータフロー接続を維持するように実行することができる。
図2Aは、実施形態による、資源を割り当てる例示的なDSA方法200を示す。方法200は、DPC 146コンポーネントの処理コア(例えば、サーバコンピューティングデバイスなど)によって実行することができる。
ブロック202では、DPC 146は、第1の通信ネットワーク(例えば、E−UTRANなど)の第1のDSC 144aへの第1の通信リンクを確立することができる。ブロック204では、DPC 146は、第2の通信ネットワークの第2のDSC 144bへの第2の通信リンクを確立することができる。ブロック206では、DPC 146は、無線周波数(RF)スペクトル資源が第2の通信ネットワーク内での割り当てに対して利用可能であるかどうかを判断することができる。このことは、DSAAPプロトコルを使用して第2の通信リンクを介して第2の通信ネットワークのDSC 144と通信することによって実現することができ、第2の通信リンクは、有線又は無線通信リンクであり得る。ブロック208では、DPC 146は、割り当てに対して利用可能なRFスペクトル資源の量を決定することができる。ブロック210では、DPC 146は、第1の通信ネットワークのワイヤレスデバイス102によるアクセス及び使用のために第2の通信ネットワークの利用可能なRF資源の全て又は一部分を割り当てるために様々な動作を実行することができる。
ブロック212では、DPC 146は、割り当てられたRFスペクトル資源の使用を開始できることを第1の通信ネットワークに通知するため、通信メッセージを第1のDSC 144aに送信することができる(例えば、DSAAPプロトコルを使用することによって)。ブロック214では、DPC 146は、第1の通信ネットワークによる使用のために割り当てられたRFスペクトル資源の量を特定するトランザクションをトランザクションデータベースに記録することができる。
ブロック216では、DPC 146は、割り当てられた資源が消費されたことを示す及び/又は割り当てられた資源のリリースを要求する情報を含む通信メッセージを第2のDSC 144bから受信することができる。ブロック218では、DPC 146は、第1のネットワークによる割り当てられた資源のその使用を終了させるため、資源消費/リリースメッセージを第1のDSC 144aに送信することができる。
図2Bは、資源を割り当てるためのDSA方法250の別の実施形態を実行する際のDPC 146と多数のDSC 144a〜dとの間の例示的な情報フローを示す。以下の説明では、DSA方法250は、DPC 146コンポーネントの観点から論じており、DPC 146の処理コアによって実行することができる。しかし、DPC 146コンポーネントの処理コア、DSC 144a〜dの処理コア又はそれらの組合せによってDSA方法250を実行できることを理解すべきである。それに加えて、DPC 146と他のコンポーネントとの間の全ての相互作用及び通信はDSAAPコンポーネントによって及び/又はDSAAPプロトコルを使用して実現できることを理解すべきである。従って、そのような全ての相互作用及び通信はDSAAPプロトコルに含めることができる。
動作252では、DPC 146コンポーネントの処理コアは、第1のネットワーク(例えば、E−UTRANなど)の第1のDSC 144aコンポーネントから「資源要求」通信メッセージを受信することができる。本出願で論じられる「資源要求」通信メッセージ及び他の全ての通信メッセージはDSAAPメッセージであり得ることを理解すべきである。
「資源要求」通信メッセージは、第1のネットワークが他のネットワークからの資源の購入、リース、アクセス及び/又は使用に関心を示していることをDPC 146に通知するのに適した情報を含み得る。また、「資源要求」通信メッセージは、第1のネットワークによって要求された資源(例えば、RFスペクトル資源など)のタイプ及び/又は量、要求された資源が割り当てられるワイヤレスデバイス102のタイプ及び能力、ならびに、他の同様の情報を特定するのに適した情報も含み得る。
動作254、256及び258では、DPC 146は、「資源問い合わせ」通信メッセージを生成し、第2のネットワークの第2のDSC 144bコンポーネント、第3のネットワークの第3のDSC 144cコンポーネント及び第4のネットワークの第4のDSC 144dコンポーネントの各々にそれぞれ送信することができる。DPC 146は、様々なコンポーネント、デバイス及び資源の要件、基準及び情報を含む「資源問い合わせ」通信メッセージを生成するように構成することができる。例えば、DPC 146は、資源が割り当てられる予定の第1のネットワーク(及び他のネットワーク)のユーザワイヤレスデバイス102のタイプ、能力及び地理的基準を特定する情報を含む「資源問い合わせ」通信メッセージを生成することができる。地理的基準は、資源が割り当てられる予定のユーザワイヤレスデバイス102の地理的場所、地理的多角形及び/又はライセンスエリアを含み得る。
動作260及び262では、DPC 146は、第2及び第3のDSC 144b、144cから「資源問い合わせに対する応答」通信メッセージを受信することができる。これらの「資源問い合わせに対する応答」通信メッセージは、資源問い合わせメッセージに含まれる要件/基準に準拠する余分な資源の利用可能性を特定する情報を含み得る。動作264では、DPC 146は、第4のDSC 144dから別の「資源問い合わせに対する応答」通信メッセージを受信することができる。この「資源問い合わせに対する応答」通信メッセージは、第4のネットワークが要求された要件/基準を満たす資源を含まないことを示す情報を含み得る。
実施形態では、動作260〜264の一部として、DPC 146は、割り当てに対して利用可能な資源を有するものとして第2及び第3のネットワークを特定するため、ならびに/あるいは、そのような資源を含まないものとして第4のネットワークを特定するため、データベース記録を更新することができる。
動作266では、DPC 146は、「資源の利用可能性」通信メッセージを生成し、第1のネットワークの第1のDSC 144aを含む多数のネットワークの多数のDSCに送信することができる。DPC 146は、資源が割り当てに対して利用可能であることをネットワークに通知するのに適した情報を含む「資源の利用可能性」通信メッセージを生成するように構成することができる。実施形態では、DPC 146は、オークションを介して資源が割り当てに対して利用可能であること及び/又はオークションに対するオークション開始時刻をネットワークに通知するのに適した情報を含む通信信号を放送することによって、資源が割り当てに対して利用可能であることをネットワークに通知するように構成することができる。
動作268では、DPC 146は、第1のDSC 144aから「資源確保要求」通信メッセージを受信することができる。受信された「資源確保要求」通信メッセージは、第1のネットワークが利用可能な資源の少なくとも一部分に対するオークション及び/又は入札に参加するつもりであることをDPC 146に通知するのに適した情報を含み得る。
動作270及び272では、DPC 146は、第2及び第3のDSC 144b、144cにそれぞれ「資源確保要求」通信メッセージを送信することができる。「資源確保要求」通信メッセージは、他のネットワークによる割り当て及び使用に対して利用可能な資源の全て又は一部分を第2及び第3のDSC 144b、144cに確保させるのに適した情報を含み得る。
動作274及び276では、DPC 146は、第2及び第3のDSC 144b、144cの各々から「資源確保に対する応答」通信メッセージを受信することができる。「資源確保に対する応答」メッセージは、確保された要求資源について及び/又は確保された資源の特定に適した情報についてDPC 146に通知するのに適した情報を含み得る。
任意選択により、動作ブロック278では、DPC 146は、他のネットワーク(例えば、第1のネットワーク)のワイヤレスデバイス102による割り当て及び使用のために確保された資源をプールすることができる。例えば、DPC 146は、第2のネットワークで確保されたスペクトル群を第3のネットワークで確保されたスペクトル群と組み合わせることができる。別の例として、DPC 146は、第2のネットワークで確保されたスペクトル群の第1及び第4のチャネルに利用可能な資源をプールすることができる。
動作280では、DPC 146は、第1のネットワークの第1のDSC 144aからを含む多数のネットワークから「資源入札」通信メッセージを受信することができる。各「資源入札」通信メッセージは、資源のアクセス、使用、リース及び/又は購入に対する入札又は申し出、ならびに、他の関連入札情報(例えば、価格、要求された割り当て/アクセス方法など)を含み得る。動作280の一部として、DPC 146は、受信された資源入札がDSAシステムのポリシ及び規則ならびに/あるいは割り当てのための資源を申し出るネットワークによって規定された要件(例えば、最低希望価格を満たすなど)に準拠するかどうかを判断することができる。
動作282では、DPC 146は、第1のネットワークから受信された資源入札がDSAシステムのポリシ/規則及び資源を申し出るネットワークによって規定された要件(例えば、第2のネットワークによって指定された最低金額以上の、利用可能な資源のプールの資源の全て又は一部分の使用に対する金額を申し出る)に準拠するという判断に応答して、第1のネットワークからの入札/申し出を受諾することができる。また、動作282では、DPC 146は、「入札受諾」通信メッセージを生成し、第1のDSC 144aに送信することもできる。
動作284では、DPC 146は、「資源割り当て要求」通信メッセージを第2のDSC 144bに送信することによって、第1のネットワークのワイヤレスデバイス102によるアクセス及び使用のために第2のネットワークの資源を割り当てることができる。すなわち、動作284では、DPCは、第1のDSC 144aによって落札された資源の一部分(例えば、利用可能な資源のプールの)が第2のネットワークを介して完全に利用可能であると判断し、それに応答して、資源割り当て要求メッセージを第2のネットワークにのみ送信することができる。
動作286では、DPC 146は、第2のDSC 144bから「資源割り当て済み」通信メッセージを受信することができる。動作288では、DPC 146は、そのワイヤレスデバイス102によるアクセス及び使用のために資源が割り当てられたことならびに/あるいは割り当てられた資源の使用を開始できることを第1のネットワークに通知するため、「資源割り当て済み」通信メッセージを第1のDSC 144aに送信することができる。動作ブロック290では、DPC 146は、第1のネットワークによるアクセス及び使用のために割り当てられたものとしてこれらの資源を特定するトランザクションをトランザクションデータベースに記録することができる。
動作292では、DPC 146は、割り当てられた資源が消費されたことを示す情報及び/又は割り当てられた資源のリリースを要求するのに適した情報を含む「資源のリリース」通信メッセージを第2のDSC 144bから受信することができる。動作294では、DPC 146は、割り当てられた資源のその使用を第1のネットワークに終了させるため、資源消費済み/リリースメッセージを第1のDSC 144aに送信することができる。
図3〜7は、DPC 146コンポーネント、2つのDSC 144a、144bコンポーネント及びワイヤレスデバイス102を含む通信システムにおける資源の割り当て及びアクセスを行うためのDSA方法300の実施形態を示す。全て又は一定の部分のDSA方法300は、DPC 146、DSC 144a〜b及び/又はワイヤレスデバイス102の処理コアによって実行することができる。様々な実施形態では、コンポーネント146、144a、144b及び102間の相互作用及び通信の全てのいずれかは、DSAAPコンポーネントによって及び/又はDSAAPプロトコルを使用して実現又は促進することができる。従って、そのような全ての相互作用及び通信は、DSAAPプロトコルに含めることができる。
図3を参照すると、ブロック302では、第1のネットワークの第1のDSC 144aは、第1のネットワークが利用可能な全スペクトル資源と比べて、ユーザトラフィック(例えば、通話及びデータトラフィックなど)をモニタすることができる。ブロック304では、第1のDSC 144aは、そのモニタリングの結果に基づいて資源状態レポートを生成し、資源状態レポートをメモリに記録/格納し、資源状態レポート通信メッセージを介して資源状態レポートをDPC 146に送信することができる。判断ブロック306では、第1のDSC 144aは、第1のネットワークの既存のワイヤレスデバイス102に適切なサービスを提供するため、受信された資源状態レポートに基づいて、追加の資源が必要かどうか(及び/又は近い将来に追加の資源が必要になる確率が高いかどうか)を判断することができる。追加の資源が必要であるという判断(すなわち、判断ブロック306=「はい」)に応答して、ブロック308では、第1のDSC 144aは、「資源要求」通信メッセージをDPC 146に送信することができる。追加の資源が必要でないという判断(すなわち、判断ブロック306=「いいえ」)に応答して、ブロック302では、第1のDSC 144aは、ユーザトラフィックのモニタリングを続行すること及び/又は他のDSC動作を実行することができる。
ブロック310では、第2のネットワークの第2のDSC 144bは、第2のネットワークが利用可能な全スペクトル資源と比べて、ユーザトラフィックをモニタすること、資源状態レポートを生成すること及び/又は本出願で論じられるDSC動作のいずれかもしくは全てを実行することができる。判断ブロック312では、第2のDSC 144bは、第2のネットワークに余分な量の利用可能な資源があるかどうかを判断することができる。第2のネットワークに余分な利用可能な資源がないという判断(すなわち、判断ブロック312=「いいえ」)に応答して、ブロック310では、第2のDSC 144bは、ユーザトラフィックのモニタリングを続行すること及び/又は他のDSC動作を実行することができる。
第2のネットワークに余分な利用可能な資源があるという判断(すなわち、判断ブロック312=「はい」)に応答して、ブロック314では、第2のDSC 144bは、他のネットワーク(例えば、第1のネットワークなど)によるアクセス及び使用のために全て又は一定の部分のその余分な資源のマーク付け、指定又は割り当てを行うことができる。ブロック316では、第2のDSC 144bは、資源割り当てレポートを生成し、生成された資源割り当てレポートをDPC 146に送信することができる(例えば、資源通信メッセージを介して)。DSC 144bは、割り当てに対して利用可能な及び/又は第2のネットワークによるマーク付け、指定もしくは割り当てが行われた資源(又は一定の部分もしくは一定の量の資源)を特定する情報を含む資源割り当てレポートを生成するように構成することができる。
ブロック320では、DPC 146は、第1及び第2のネットワークの第1及び第2のDSC 144a、144bを含む多くの異なるネットワークのDSC 144から様々な資源状態及び割り当てレポートを受信することができる。これらのレポートは、利用可能な全スペクトル資源に対する検出されたユーザトラフィックの比率、ネットワークによって必要とされる資源の量、ネットワークでの割り当てに対して利用可能な資源の量、割り当てられた資源を使用するワイヤレスデバイス102のタイプ及び能力、ワイヤレスデバイス102が割り当てられた資源にアクセスする前に満たさなければならないシステム要件、資源のアクセス及び使用に関するネットワーク規則及びポリシ、ならびに、他の同様の情報など、ネットワーク及びそれらのコンポーネントの様々な特徴、基準、要件及び条件を特定する情報を含み得る。
ブロック322では、DPC 146は、受信レポート(例えば、資源状態レポート、資源割り当てレポートなど)をメモリ(例えば、不揮発性メモリ)に格納することができる。ブロック324では、DPC 146は、第1のネットワークの第1のDSC 144aを含む異なるネットワークのDSC 144から資源要求を受信することができる。ブロック326では、DPC 146は、受信された/格納された情報(例えば、資源要求、資源割り当てレポート、資源状態レポートなどで受信された情報)を使用して、第1のネットワークが追加の資源をリースするか又は購入することができる最適な/最良の利用可能なネットワークを特定及び選択することができる。図3に示される例では、DPC 146は、第1のネットワークに資源を提供する最適なネットワークとして第2のネットワークを特定及び選択している。
ブロック328では、DPC 146は、資源問い合わせ通信メッセージを第2のDSC 1144bに送信することができる。ブロック330では、第2のDSC 1144bは、資源問い合わせ通信メッセージを受信することができる。ブロック332では、第2のDSC 1144bは、第2のネットワークによるマーク付け、指定又は割り当てが行われた余分な資源の利用可能性、金額及び/又は量を決定することができる。ブロック334では、第2のDSC 1144bは、「資源問い合わせに対する応答」通信メッセージを生成し、DPC 146に送信することができる。第2のDSC 1144bは、他のネットワーク(例えば、第1のネットワーク)によるアクセス及び使用のためにマーク付け、指定又は割り当てが行われた資源の利用可能性及び量の特定における使用に適した情報を含む資源問い合わせに対する応答を生成することができる。ブロック336では、DPC 146は、第2のDSC 1144bから「資源問い合わせに対する応答」通信メッセージを受信し、それに応答して、図4に示される判断ブロック400の動作を実行することができる。
図4を参照すると、判断ブロック400では、DPC 146は、第2のネットワークの第2のDSC 144bから受信されたデータ(例えば、資源問い合わせに対する応答メッセージ)に基づいて資源が利用可能であるかどうかを判断することができる。例えば、DPC 146は、確保される前に資源の全て又は一部分が他の入札者により購入されたか又は落札されたという判断に応答して、特定された資源が利用可能ではないと判断することができる。
資源が利用可能ではないという判断(すなわち、判断ブロック400=「いいえ」)に応答して、ブロック402では、DPC 146は、「資源利用不可能」通信メッセージを第1のネットワークの第1のDSC 144aに送信することができる。ブロック404では、第1のDSC 144aは、「資源利用不可能」通信メッセージを受信することができる。ブロック406では、第1のDSC 144aは、他の利用可能な資源を探索すること(例えば、DPC 146を介して)、異なるネットワークからの資源を要求すること、異なる資源を要求すること、資源を解放するためにユーザとの接続もしくは通信セッションを終了すること、又は、第1のネットワークのネットワークトラフィック及び混雑を管理するために他の同様の動作を実行することができる。
資源が利用可能であるという判断(すなわち、判断ブロック400=「はい」)に応答して、ブロック408では、DPC 146は、「資源利用可能」通信メッセージを第1のDSC 144aに送信することができる。資源利用可能メッセージは、第1のネットワークのワイヤレスデバイス102によって使用することができる第2のネットワークの資源の品質及び量を決定するために第1のDSC 144aによって使用することができる情報を含み得る。
ブロック410では、第1のDSC 144aは、DPC 146から送信された資源利用可能通信メッセージを受信することができる。ブロック412では、第1のDSC 144aは、第1のネットワークが必要とする及び/又は取得を試みる資源の金額/量を決定し、この及び他の資源情報を「資源要求」通信メッセージでDPC 146に送信することができる。
ブロック414では、DPC 146は、第1のDSC 144aから「資源要求」メッセージを受信することができる。ブロック416では、DPC 146は、受信されたれたメッセージに含まれる情報を使用して、「資源確保要求」通信メッセージを生成し、第2のネットワークの第2のDSC 144bに送信することができる。
ブロック418では、第2のDSC 144bは、DPC 146から「資源確保要求」メッセージを受信することができる。ブロック420では、第2のDSC 144bは、受信された「資源確保要求」メッセージに含まれる情報を使用して、他のネットワークのコンポーネントによるアクセス及び使用のために割り当てられた資源の要求量を確保することができる。ブロック422では、第2のDSC 144bは、「資源確保済み」通信メッセージをDPC 146に送信して、資源の要求量が確保されたことを確認すること及び/又は確保された資源を特定することができる。
ブロック424では、DPC 146は、第2のDSC 144bから「資源確保済み」通信メッセージを受信することができる。ブロック426では、DPC 146は、オークションのための確保された資源を提供すること及び/又は確保された資源に対する資源入札の受諾を開始することができる。
図5は、DPC 146が、オークションのための確保された資源を提供した後及び/又は確保された資源に対する資源入札の受諾を開始した後(例えば、図4に示されるブロック426の動作を実行した後)に実行することができるDSA方法300の入札手順を示す。
図5を参照すると、ブロック500では、第1のネットワークの第1のDSC 144aは、DPC 146に資源入札を送信することによって(例えば、通信メッセージを介して)、第2のネットワークの確保された資源へのアクセスについて交渉することができる。ブロック502では、DPC 146は、第1のDSC 144aから資源入札を受信することができる。
判断ブロック504では、DPC 146は、受信された資源入札を受諾すべきかどうかを判断することができ、このことは、資源入札がDSAシステムのポリシ及び規則ならびに第2のネットワークの要件(例えば、最低金額を超えるなど)に準拠するかどうかを判断することによって実現することができる。第1のDSC 144aから受信された資源入札を受諾すべきであるという判断(すなわち、判断ブロック504=「はい」)に応答して、ブロック506では、DPC 146は、「入札受諾」通信メッセージを第1のDSC 144aに送信することができる。ブロック508では、第1のDSC 144aは、「入札受諾」メッセージを受信し、資源アクセス指示の受信を待つことができる。ブロック510では、DPC 146は、「資源割り当て」通信メッセージを第2のネットワークの第2のDSC 144bに送信することができる。
ブロック512では、第2のDSC 144bは、DPC 146から「資源割り当て」通信メッセージを受信することができる。ブロック514では、第2のDSC 144bは、受信された「資源割り当て」メッセージに含まれる情報を使用して、第1のネットワークのコンポーネントによるアクセス及び使用のために確保された全て又は一定の部分の資源を割り当てることができる。ブロック516では、第2のDSC 144bは、割り当てられた資源にアクセスするためにワイヤレスデバイス102(すなわち、第1のネットワークの)によって使用することができる情報(例えば、アクセスパラメータなど)を含む「資源アクセス」通信メッセージを生成し、「資源アクセス」メッセージをDPC 146に送信することができる。ブロック518では、第2のDSC 144bは、音声又はデータ呼び出しを構成又は準備することによってなど、第1のネットワークのワイヤレスデバイス102への通信セッション/リンクの確立に備えるために様々な動作を実行することができる。
ブロック522では、DPC 146は、第2のDSC 144bから「資源アクセス」通信メッセージを受信し、資源アクセスメッセージを第1のDSC 144aに中継することができる。ブロック524では、第1のDSC 144aは、DPC 146から「資源アクセス」メッセージを受信することができる。受信された「資源アクセス」メッセージは、第2のネットワークの割り当てられた資源にアクセスするためにワイヤレスデバイス102によって使用することができるアクセスパラメータを含み得る。ブロック526では、第1のDSC 144aは、第1のネットワークとの通信セッションを有するワイヤレスデバイス102及び/又は他のネットワークへの移動のために第1のネットワークが指定/マーク付けしたワイヤレスデバイス102にアクセスパラメータを送信することができる。
ブロック528では、ワイヤレスデバイス102は、第1のDSC 144aから第2のネットワークのアクセスパラメータを受信することができる。ブロック530及び520では、ワイヤレスデバイス102及び/又は第2のDSC 142bは、ワイヤレスデバイス102と第2のネットワークとの間の通信セッション/リンクを確立するために様々な動作を実行することができる。次いで、第2のDSC 144bは、図7に示されるブロック700の動作を実行することができ、ブロック700の動作については以下でさらに論じる。
上記で言及されるように、判断ブロック504では、DPC 146は、第1のDSC 144aから受信された資源入札を受諾すべきかどうかを判断することができる。第1のDSC 144aから受信された資源入札を受諾すべきではないという判断(すなわち、判断ブロック504=「いいえ」)に応答して、DPC 146は、図6に示されるブロック600の動作を実行することができる。
図6を参照すると、ブロック600では、DPC 146は、「入札拒否」通信メッセージを第1のDSC 144aに送信することができる。ブロック602では、第1のDSC 144aは、DPC 146から、「入札拒否」メッセージを受信することができる。判断ブロック604では、第1のDSC 144aは、第1のネットワークが資源に対する再入札を行う/行うべきかどうかを判断することができる。第1のネットワークが資源に対する再入札を行う/行うべきであるという判断(すなわち、判断ブロック604=「はい」)に応答して、ブロック606では、第1のDSC 144aは、新しい資源入札をDPC 146に送信することができる(例えば、資源入札通信メッセージで)。
ブロック608では、DPC 146は、第1のDSC 144aから新しい資源入札(又は再入札)を受信することができる。判断ブロック610では、DPC 146は、新しい資源入札がDSAシステムのポリシ及び規則ならびに第2のネットワークの要件に準拠するかどうかを判断することによって、新しい資源入札を受諾するかどうかを判断することができる。新しい資源入札を受諾すべきであるという判断(すなわち、判断ブロック610=「はい」)に応答して、DPC 146は、図5に示されるブロック506の動作を実行することができる。新しい資源入札を受諾すべきではないという判断(すなわち、判断ブロック610=「いいえ」)に応答して、DPC 146は、ブロック600の動作を実行することができる。
第1のネットワークが資源に対する再入札を行うべきであるという判断(すなわち、判断ブロック604=「いいえ」)に応答して、ブロック612では、第1のDSC 144aは、「資源取消要求」通信メッセージをDPC 146に送信することができる。ブロック614では、DPC 146は、第1のDSC 144aから「資源取消要求」メッセージを受信することができる。ブロック616では、DPC 146は、「資源のリリース」通信メッセージを第2のDSC 144bに送信することができる。
ブロック618では、第2のDSC 144bは、DPC 146から「資源のリリース」メッセージを受信することができる。ブロック620では、第2のDSC 144bは、他のネットワークが資源を使用できるように、確保された資源をリリースすることができる。次いで、第2のDSC 144bは、割り当てられた資源の状態をDPC 146に報告することができ、このことは、図3に示されて上記で論じられるブロック316の動作を実行することによって実現することができる。
図7は、第2のネットワークが第1のネットワークの二次ユーザワイヤレスデバイス102へのアクセスを提供した後(すなわち、図5に示されるブロック520の動作を実行した後)に実行することができるDSA方法300の清算手順を示す。
ブロック700では、第2のDSC 144bは、第1のネットワークによる割り当てられた資源の使用に関連するインボイス及び支払い指示をDPC 146に送信することができる。ブロック704では、DPC 146は、受信されたインボイス及び支払い指示を第1のDSC 144aに中継することができる。ブロック706では、第1のDSC 144aは、インボイス及び支払い指示を受信し、ブロック718では、第2のネットワークから課された料金を清算することができる。
任意選択により又は代替として、ブロック708では、第2のDSC 144bは、使用パラメータ及び支払い指示をDPC 146に送信することができる。ブロック710では、DPC 146は、第2のDSC 144bから使用パラメータ及び支払い指示を受信することができる。ブロック712では、DPC 146は、資源のアクセス及び使用に対するインボイスを作成することができる。ブロック714では、DPC 146は、第1のネットワークの第1のDSC 144aにインボイスを送信することができる。ブロック716では、第1のDSC 144aは、インボイス及び支払い指示を受信し、ブロック718では、第2のネットワークから課された料金を清算するために様々な動作を実行することができる。
様々な実施形態では、DPC 146及びDSC 144コンポーネントは、インタフェースを介して通信するように構成することができ、インタフェースは、Xe及び/又はXd基準点上で定義される動的スペクトルアービトラージアプリケーションパート(DSAAP)プロトコル/モジュール/コンポーネントに実装するか又はそれを介して提供することができる。DSAAPは、DSAシステム及び電気通信ネットワークの効率及び速度を向上させるため、DPC 146とDSC 144との間の通信を可能にする、促進する、サポートする又は増大することができる。様々な実施形態では、全て又は一定の部分のDSAAPモジュール/コンポーネントは、DPC 146コンポーネント、DSC 144コンポーネント、DPC 146及びDSC 144コンポーネントとは無関係のコンポーネント、又は、それらの任意の組合せに含めることができる。DSAAPモジュール/コンポーネントは、これらの及び他のDSAコンポーネントがDSAAPプロトコルを使用して情報を伝達できるようにすることができる。
例えば、DSAAPは、DPC 146及びDSC 144コンポーネントが、特定の情報を伝達できるように、ならびに/あるいは、DSC登録機能、資源利用可能性広告機能、資源の入札及び割り当て機能、借主ユーザから貸主ネットワークへのハンドイン機能、貸主ネットワークからのバックオフ機能、エラー処理機能(例えば、機能特有のエラーメッセージが定義されない一般エラー状況の報告など)、DSC登録解除機能、エラー表示機能、DSC落札成功及び落札失敗表示機能、DSC資源割り当て撤回機能を含む様々な機能を共に提供する動作を実行できるようにすることができる。様々な実施形態では、これらの機能は、図8A〜17Bを参照して以下で論じられるDSAAP方法のうちの1つ又は組合せを実行するようにDPC 146及び/又はDSC 144コンポーネントを構成することによって提供、実装又は実現することができる。DSAAPプロトコルの使用及びDSAAP方法の実行は、1つ又は複数のDSAAPメッセージを介する通信を含み得る。
様々な実施形態では、DSC 144とDPC 146との間の情報の伝達に使用されるDSAAPメッセージは、DSC登録要求メッセージ、DSC登録受諾メッセージ、DSC登録拒否メッセージ、DSC登録解除メッセージ、DSC資源登録要求メッセージ、DSC資源登録受諾メッセージ、DSC資源登録拒否メッセージ、利用可能な入札要求メッセージ、利用可能な入札応答メッセージ、利用可能な入札拒否メッセージ、DSC入札要求メッセージ、DSC入札受諾メッセージ、DSC入札拒否メッセージ、DSC高値での入札メッセージ、DSC落札メッセージ、DSC落札失敗メッセージ、DSC入札取消メッセージ、DSC買い要求メッセージ、DSC買い受諾メッセージ、DSCを買い拒否メッセージ、DSC資源割り当て済みメッセージ、DSC資源撤回済みメッセージ及び/又はDSCバックオフコマンドメッセージを含み得る。これらのメッセージの各々は、臨界情報、存在情報、範囲情報及び割り当てられた臨界情報を含み得るか又はそれらと関連付けることができる。これらのメッセージ及びそれらのコンテンツについては、以下でさらに詳細に論じる。
様々な実施形態では、DSAAP方法は、第1の電気通信ネットワーク(例えば、借主ネットワーク)の第1のDSCサーバと、第2の電気通信ネットワーク(例えば、貸主ネットワーク)の第2のDSCサーバと、第1及び第2の電気通信ネットワーク外のDPCサーバとを含むDSAシステムで実行することができる。第1のDSCは、第1の通信リンクを介してDPCと結合された第1のDSCプロセッサを含み得て、第2のDSCは、第2の通信リンクを介してDPCと結合された第2のDSCプロセッサを含み得る。第2のDSCは、第3の通信リンクを介して第2の電気通信ネットワークのeNodeBと結合することができる。第1及び第2の通信リンクは、Xdインタフェース上で定義することができ、第3の通信リンクは、Xeインタフェース上で定義される。
図8A〜8Cは、DPC 146がDSC 144に様々なサービス(例えば、入札のために貸主DSCの144の資源を広告すること、借主DSC 144が他のネットワークによって提供される資源に対する入札を行えるようにすることなど)を提供できるようにするため、DSC 144 コンポーネントをDPC 146に登録するためのDSAAP登録方法800の実施形態を示す。図8A〜8Cに示される例では、DSAAP登録方法800は、DPC 146コンポーネント及びDSC 144コンポーネントの処理コアによって実行され、それらの各々は、全て又は一定の部分のDSAAPモジュール/コンポーネントを含み得る。DSAAP登録方法800の動作は、XEシグナリングトランスポート又は通信リンクが確立されたことをDSC 144又はDPC 146が検出した後又はその検出に応答して実行することができる。
図8A〜8Cに示される動作802では、DSC 144は、DSC登録要求メッセージを生成し、DPC 146に送信することによって、DSAAP登録方法800を開始することができる。実施形態では、DSC 144は、DPC 146からのサービスを必要とするという判断に応答して、DSC登録要求メッセージを生成及び/又は送信するように構成することができる。例えば、DSC 144は、その対応するネットワーク(すなわち、DSCによって表されるネットワーク)が他のネットワークに割り当てることができる余分な資源を含むという判断に応答して、DSC登録要求メッセージを生成するように構成することができる。別の例として、DSC 144は、現在の又は予想される将来のユーザトラフィック、ネットワーク混雑などを考慮してその既存のワイヤレスデバイス102に適切なサービスを提供するためにそのネットワークが追加の資源を必要とするという判断に応答して、DSC登録要求メッセージを生成するように構成することができる。
様々な実施形態では、DSC 144は、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、DSCアイデンティティIE、DSC インターネットプロトコル(IP)アドレスIE、DSCタイプIE、DSC PLMN−ID IE、PLMNタイプIE及びDSC資源更新タイマIEのいずれか又は全てを含むDSC登録要求メッセージを生成するように構成することができる。DSC PLMN−ID IEは、DSC 144と関連付けられるか又はDSC 144によって表されるネットワーク(例えば、E−UTRAN)の特定における使用に適したPLMN IDを含み得る。PLMNタイプIEは、DSC 144によって表されるネットワークのタイプ(例えば、公安、商用など)の決定における使用に適した情報を含み得る。DSC IPアドレスIEは、DSAAPのXEインタフェースの管理、維持又は提供に対する責任を有するDSC 144のIPアドレスを含み得る。
図8A及び8Bに示される動作ブロック804では、DPC 146は、DSC 144をDPC 146に登録するために様々な登録動作(すなわち、DSCの認証、メモリへのDSC識別子情報の格納など)を実行することができる。実施形態では、これらの登録動作の一部として、DPC 146は、重複DSC登録要求メッセージの受信に応答して(すなわち、同じ一意DSCアイデンティティによって識別された既に登録されているDSCに対して)など、既存の登録を新しい登録で上書き/オーバーライドすることができる。
図8Aに示される動作ブロック806では、DPC 146は、登録動作が成功したと判断することができる。動作808では、DPC 146は、DSC 144の受諾及び登録を示すため、DSC登録受諾メッセージを生成し、DSC 144に送信することができる。様々な実施形態では、DPC 146は、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、DPC ID IE、XEhシグナリングトランスポートネットワーク層(TNL)アドレスIE及びトンネリング情報IEのいずれか又は全てを含むDSC登録受諾メッセージを生成することができる。XEhシグナリングTNLアドレスIEは、トランスポート層セッションの確立における使用に適したアドレス値を含み得る。トンネリング情報IEは、異なるペイロードプロトコルをカプセル化するため、信頼できないもしくは未証明のネットワークを通じて安全な通信を確立するため、互換性がない配信ネットワーク上でペイロードを運ぶため、及び/又は、他の同様のトンネリング動作を実行するために使用することができる情報を含み得る。
DPC 146を介する/DPC 146へのXEh接続性をサポートするため、動作ブロック810では、DSC 144は、DSC登録受諾メッセージのXEhシグナリングTNLアドレスIEに含まれるアドレス値を使用して、トランスポート層セッションを確立することができる。実施形態では、DSC 144は、DSC登録受諾メッセージがXEhシグナリングTNLアドレス情報要素にアドレス値を含むという判断に応答して、トランスポート層セッションを確立するように構成することができる。実施形態では、DSC 144は、XEhシグナリングTNLアドレス情報要素が存在しない、ヌルである、空である又は有効でないという判断に応答して、DPC 146を介する/DPC 146へのXEh接続性がサポートされない又は必要とされないと判断するように構成することができる。
図8Bを参照すると、動作ブロック812では、DPC 146は、動作804の一部として実行された登録動作が失敗したと判断することができる。DPC 146は、DSCの認証又は許可の失敗、ネットワーク又はコンポーネントの過負荷、DSCパラメータの不一致を含む各種の状態/事象のいずれかの検出に応答して、登録が失敗したと判断することができる。動作814では、DPC 146は、登録が失敗したこと及び/又はDPC 146がDSC 144を登録できないことをDSC 144に通知するため、DSC登録拒否メッセージを生成し、DSC 144に送信することができる。様々な実施形態では、DPC 146は、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、原因IE、臨界診断IE及びバックオフタイマIEのいずれか又は全てを含むDSC登録拒否メッセージを生成することができる。原因IEは、失敗の具体的な理由(例えば、過負荷がかかっているなど)を特定するか又は失敗の理由が知られていないもしくは詳細不明であることを示すのに適した情報を含み得る。
動作ブロック816では、DSC 144は、受信された登録拒否メッセージに含まれる情報に基づいて、様々な登録失敗に対する応答動作を実行することができる。例えば、DSC 144は、受信された登録拒否メッセージの原因IEの値が「過負荷」に設定されたという判断に応答して、その同じDPC 146への登録に再度試みる前に、受信された登録拒否メッセージのバックオフタイマIEに示される時間の間待つことができる。
図8Cを参照すると、動作ブロック852では、DSC 144は、DPC 146へのDSC登録要求メッセージの送信(例えば、動作802の一部として)に応答して、登録応答タイマを開始することができる。動作ブロック854では、DSC 144は、DSC 144がDSC登録応答メッセージを受信する前に登録応答タイマが切れたと判断することができる。動作856では、DSC 144は、対応するDSC登録応答メッセージを受信する前にタイマが切れたという判断に応答して、DSC登録要求メッセージをDPC 146に再送信することができる。動作ブロック858では、DSC 144は、登録応答タイマをリスタート又はリセットすることができる。動作860では、DPCは、DSC登録応答メッセージをDSC 144に送信することができる。動作ブロック862では、DSC 144は、DSC登録応答メッセージの受信に応答して、登録応答タイマを止めることができる。
図9A及び9Bは、DPC 146が金融仲介プラットフォームを介して入札/割り当てのためにそれらの資源を格納、組織化及び/又は利用可能にすることができるようにするため、入札/買いに対して利用可能な資源を広告するためのDSAAP広告方法900を示す。図9A及び9Bに示される例では、DSAAP広告方法900は、DPC 146コンポーネント及びDSC 144コンポーネントの処理コアによって実行され、それらの各々は、全て又は一定の部分のDSAAPモジュール/コンポーネントを含み得る。
図9A及び9Bに示される動作ブロック902では、DSC 144は、そのDSC 144によってサービス提供されるセル内に、割り当てに対して利用可能な資源があると判断することができる。動作ブロック904では、DSC 144は、DSC資源登録要求メッセージを生成し、DPC 146に送信することができる。様々な実施形態では、DSC 144は、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、DSCアイデンティティIE、DSCタイプIE、PLMN−IDリストIE、資源利用可能性IE、資源利用可能性開始時刻IE、データ帯域幅IE、グリッドリストIE、入札又は買いIE、最小入札額IE、資源利用可能性終了時刻IE、時刻IE、継続時間IE、1秒当たりのメガビット(MBPS)IE及びセルアイデンティティIEのいずれか又は全てを含むDSC資源登録要求メッセージを生成することができる。
DSCアイデンティティIEは、DSC 144のアイデンティティを決定するためにDPC 146によって使用することができる情報を含み得る。例えば、DSCアイデンティティIEは、DSCプールID、DSCインスタンス情報、及び、DSCが管理しているか又は表しているネットワークのPLMN IDを含み得る。DSCプールIDは、利用可能な資源のプールの一意識別子であり、ならびに/あるいは、3GPP EPCアーキテクチャのMMEプールID及びMME IDと同じ又は同様であり得る。
メッセージID IEは、DSC 144から送信される特定のDSC資源登録要求メッセージのためのメッセージ識別子を含み得る。DSC 144及びDPC 146は、シーケンス番号としてメッセージID IEを使用して、DSC資源登録要求、DSC資源登録受諾及び/又はDSC資源登録拒否メッセージを特定及び相関するように構成することができる。
資源利用可能性IEは、他のネットワークによる割り当て及び使用のために資源について広告するネットワークのPLMN IDを決定する際のDPC 146による使用に適した情報を含み得る。DPC 146は、複数のDSCのため及び/又は複数の異なるネットワーク(すなわち、異なるPLMN ID)のための資源利用可能性IEを受信、格納及び/又は維持するように構成することができる。従って、各資源利用可能性IEは、資源について広告するネットワークのうちの1つ又は複数の特定に適した情報を含み得る。
時刻IEは、DSC 144がDSC資源登録要求メッセージを送信した時刻を決定する際のDPC 146による使用に適した情報を含み得る。継続時間IEは、入札又は買いのために資源を利用可能にすべき時間帯の決定における使用に適した情報を含み得る。
データ帯域幅IEは、任意選択の継続時間IEで指定された継続時間に対して利用可能な帯域幅(例えば、単位:MBPS)の決定における使用に適した情報を含み得る。DPC 146は、受信されたDSC資源登録要求メッセージに継続時間IEが含まれていないという判断に応答して(又は継続時間IEが有効値を含まないという判断に応答して)、MBPS IEで指定された帯域幅が落札者又は購入者によって消費されるまでその帯域幅を利用可能にすべきであると判断することができる。
グリッドリストIEは、入札又は買いに対して利用可能にすべきネットワーク帯域幅の場所に対するグリッド識別子の決定における使用に適した情報を含み得る。セルアイデンティティIEは、DSC資源登録要求メッセージで申し出の一部として入札又は買いのために提供された利用可能な資源を有する各グリッド内の個々のセル(グリッドID及びセルIDによって特定される)の決定における使用に適した情報を含み得る。最小入札額IEは、米ドル(USD)などの額面又は貨幣の金額を含み得る。
図9Aに示される動作ブロック906では、DPC 146は、入札に対してDSC 144の資源を受諾することができる。動作908では、DPC 146は、資源が受諾されたことを認めるため、DSC資源登録応答又はDSC資源登録受諾メッセージを生成し、DSC 144に送信することができる。様々な実施形態では、DPC 146は、メッセージタイプ情報要素(IE)、入札ID IE及びメッセージID IEのいずれか又は全てを含むDSC資源登録メッセージを生成することができる。メッセージID IEは、受信されたDSC資源登録要求メッセージに含まれるものと同じメッセージ識別子値を含み得る。DPC 146及び/又はDSCは、メッセージID IEの値を使用して、DSC資源登録要求及びDSC資源登録受諾メッセージを特定及び相関するように構成することができる。動作ブロック910では、DPC 146は、金融仲介プラットフォームを介して入札又は買いのためにネットワーク資源を格納、組織化及び/又は利用可能にすることができる。
図9Bに示される動作912では、DPC 146は、DSC資源登録要求メッセージを拒否すること及び/又は受信されたDSC資源登録要求メッセージで特定された資源を入札に対して拒否することができる。DPC 146は、各種の理由で及び/又は各種の事象もしくは状態のいずれかの検出に応答して、メッセージ/資源を拒否することができる。例えば、DPC 146は、DPC 146がどのオペレータからの資源も受諾していない、受信メッセージで特定された特定のオペレータに対する資源を受諾していない、メッセージで特定された資源を受諾していないという判断、DPCに過負荷がかかっているという判断、入札に対して利用可能な資源を格納及びサービス提供するための十分なメモリがないという判断などに応答して、資源を拒否することができる。また、DPC 146は、DPC 146の管理者が、全てのネットワーク(例えば、全てのPLMN ID)から、DSC資源登録要求メッセージに含まれる特定のPLMN IDからのさらなる入札を無効にしたという判断などに応答して、資源利用可能メッセージを拒否することもできる。
図9Bに示される動作914では、DPC 146は、DSC資源登録拒否メッセージを生成し、DSC 144に送信することができる。様々な実施形態では、DPC 146は、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、原因IE及び臨界診断IEのいずれか又は全てを含むDSC資源登録拒否メッセージを生成することができる。また、DPC 146は、DSC 144から受信されたDSC資源登録要求メッセージに含まれるメッセージ識別子と同じ値を含むメッセージID IEを含むDSC資源登録拒否メッセージを生成することもできる。DPC 146及び/又はDSC 144は、メッセージID IEの値を使用して、DSC資源登録要求及びDSC資源登録拒否メッセージを特定及び相関するように構成することができる。
動作ブロック916では、DSC 144は、受信されたDSC資源登録拒否メッセージに含まれる情報に基づいて、様々な資源登録失敗に対する応答動作を実行することができる。例えば、DSC 144は、DSC資源登録拒否メッセージに含まれる情報を使用して、DPC 146への資源登録を再度試みるか、別のDPCへの資源の登録を試みるか、異なる資源への登録を再度試みるか、又は、本出願で論じられる他のDSC動作のいずれかを実行するかを判断することができる。
図10A及び10Bは、実施形態による、利用可能な資源のリストを伝達するためのDSAAP方法1000を示す。DSAAP方法1000は、入札/買いに対して利用可能な資源入札又は資源について借主ネットワークに通知するために実行することができる。図10A及び10Bに示される例では、DSAAP方法1000は、DPC 146コンポーネント及びDSC 144コンポーネントの処理コアによって実行され、それらの各々は、全て又は一定の部分のDSAAPモジュール/コンポーネントを含み得る。実施形態では、借主DSC 144は、そのDSC 144がDPC 146からの資源に対する入札又はリースもしくは購入要求を行う前に、利用可能な資源のリストを回収/受信するためにDSAAP方法1000を実行するように構成することができる。
図10A及び10Bに示される動作1002では、借主DSC 144は、入札又は買いのために貸主ネットワークから割り当てに対して利用可能な資源入札に関する情報を要求するため、利用可能な入札要求メッセージを生成し、DPC 146に送信することができる。様々な実施形態では、借主DSC 144は、シーケンス番号情報要素(IE)、メッセージタイプIE、1つ又は複数のPLMN ID IEを含むPLMNリストIE、1つ又は複数のグリッドID IEを含むグリッドIDリストIEのいずれか又は全てを含む利用可能な入札要求メッセージを生成することができる。
実施形態では、借主DSC 144は、利用可能な入札要求メッセージのPLMNリストIEのPLMN ID IEに含まれ得る所望のネットワークのPLMN IDを含む利用可能な入札要求メッセージを生成することによって、特定のネットワークから特定の資源を要求するように構成することができる。
実施形態では、借主DSC 144は、利用可能な入札要求メッセージのPLMNリストIEに入力しないことによってならびに/あるいはPLMNリストIE及び/又はPLMN ID値を含まない利用可能な入札要求メッセージを生成することによって、利用可能ないかなるネットワークからも資源を要求するように構成することができる。
実施形態では、借主DSC 144は、利用可能な入札要求メッセージのグリッドIDリストIEのグリッドID IEに含まれ得る所望のグリッドのグリッドIDを含む利用可能な入札要求メッセージを生成することによって、貸主ネットワーク内の特定のグリッドから資源を要求するように構成することができる。
実施形態では、借主DSC 144は、生成された利用可能な入札要求メッセージのグリッドIDリストIEに入力しないことによってならびに/あるいはグリッドIDを含まない利用可能な入札要求メッセージを生成することによって、PLMN ID IEグリッドの指定されたPLMN ID内のグリッドのいずれか又は全てから資源を要求するように構成することができる。
図10A及び10Bに示される動作ブロック1004では、DPC 146は、受信された利用可能な入札要求メッセージに含まれるPLMN ID及びグリッドIDが有効であるかどうかを判断することができる。PLMN ID及びグリッドIDが間違っていれば、動作ブロック1005では、DPC 146は、エラー/間違った値の理由コードを決定することができる。動作ブロック1006では、DPC 146は、受信された利用可能な入札要求メッセージで特定された各グリッドに対して又は全ての利用可能なグリッドに対して(例えば、受信された利用可能な入札要求メッセージのグリッドIDリストIEが有効値を含まない時)利用可能な資源/入札があるかどうかを判断することができる。
図10Aに示される動作1008では、DPC 146は、利用可能な入札応答メッセージを生成し、DSC 144に送信することができる。DPC 146は、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、DSCアイデンティティIE、PLMN−IDグリッドセル入札情報リストIE、シーケンス番号IE、1つ又は複数のPLMN ID IEを含むPLMNリストIE及びグリッドリストIEのいずれか又は全てを含む利用可能な入札応答メッセージを生成するように構成することができる。実施形態では、PLMNリストIE及びグリッドリストIEは、PLMN−IDグリッドセル入札情報リストIEに含めることができる。実施形態では、グリッドリストIEは、1つ又は複数のセルID IEを含む1つ又は複数のセルIDリストIEを含み得る。
様々な実施形態では、DPC 146は、絶対無線周波数チャネル数(ARFCN)IE、チャネル帯域幅IE、利用可能な全帯域幅を特定するためのメガビット又はメガバイトIE、資源のピークデータレートを特定するためのMBPS IE、資源利用可能時間IE、資源有効時間IE、入札/買いIE、入札/買い終了時刻IE、最小入札額IE及び買値IEのいずれか又は全ても含む利用可能な入札応答メッセージを生成することができる。DPC 146は、メッセージで特定された各PMLN、各資源、各グリッド及び/又は各セルに対するそのような情報を含む利用可能な入札応答メッセージを生成することができる。
実施形態では、DPC 146は、オークションに対して利用可能な資源に対する入札があるという判断に応答して、PLMN IDのリスト、各PLMN内のグリッドIDのリスト及び各グリッド内の利用可能な資源/入札を含む利用可能な入札応答メッセージを生成するように構成することができる。
実施形態では、DPC 146は、関連ネットワーク/PLMN IDのためのそのDPC 146による、オークションに対して利用可能な資源/資源に対する入札がないという判断に応答して、メッセージタイプ及びシーケンス番号IE(又はこれらのIEの有効値)を含む利用可能な入札応答メッセージを生成するように構成することができる。実施形態では、DPC 146は、受信された利用可能な入札要求メッセージに含まれるシーケンス番号IEと同じ値を有するシーケンス番号IEを含む利用可能な入札応答メッセージを生成するように構成することができる。実施形態では、DSC 144は、これらの要求及び応答メッセージのシーケンス番号IEを使用して、メッセージを相関させるように構成することができる。
実施形態では、DPC 146は、PLMN IDを含むPLMNリストIE及びグリッドIDリストIEを含む利用可能な入札応答メッセージを生成するように構成することができる。グリッドIDリストIEは、グリッド内のオークションに対して利用可能なセルのリストを含み得る。セルIDリストIEは、セルIDを含み得て、各セルに対し、ARFCN、チャネル帯域幅、利用可能な全帯域幅、許容ピークデータレート、資源が利用可能な及び資源の有効期限が切れる/終了する時刻(例えば、UTC)、入札タイプオークションか又は買いタイプオークションか、最小入札額又は買値、入札終了時刻(例えば、UTC)ならびに他の同様の情報を含み得る。
動作ブロック1010では、DSC 144は、利用可能な入札応答メッセージに含まれる情報を使用して、入札に対して利用可能な資源を特定すること、DSC 144が利用可能な資源に対する入札を提出するかどうかを判断すること、DSC 144が入札を提出する資源を決定すること、及び/又は、他の同様の動作を実行することができる。
図10Bを参照すると、動作1012では、DPC 146は、利用可能な入札拒否メッセージを生成し、DSC 144に送信することによって、借主DSC 144から受信された利用可能な入札要求メッセージを拒否することができる。DPC 146は、要求メッセージで供給されるPLMN IDのうちの1つ又は複数が公知のネットワークのいずれかからのものではないという判断(例えば、動作1004又は1006の一部として)、要求メッセージで供給されるグリッドIDのうちの1つ又は複数が供給されたPLMN IDに関して有効ではないという判断、ならびに/あるいは、関連グリッドで利用可能な資源/入札がないという判断に応答して、利用可能な入札要求メッセージを拒否するように構成することができる。
実施形態では、DPC 146は、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、原因IE、臨界診断IE及びシーケンス番号IEを含む利用可能な入札拒否メッセージを生成するように構成することができる。原因IEは、動作ブロック1005で決定することができる利用可能な入札要求の拒否に対する理由コード(例えば、無効なPLMN ID、無効なグリッドIDなど)を含み得る。シーケンス番号IEは、借主DSC 144から受信された利用可能な入札要求メッセージに含まれているものと同じシーケンス番号値を含み得る。従って、DPC 146及び/又はDSC 144は、要求及び応答メッセージのシーケンス番号IEを使用して、それらのメッセージを相関させるように構成することができる。
動作ブロック1014では、DSC 144は、利用可能な入札拒否メッセージに含まれる情報を使用して、様々な失敗に対する応答動作を実行することができる。例えば、DSC 144は、別の利用可能な入札要求メッセージをDPC 146に送信するかどうかを判断すること、別の利用可能な入札要求メッセージを異なるDPCに送信するかどうかを判断することなどができる。
図11A及び11Bは、DSC資源に対して入札するDSAAP入札方法1100を示し、これにより、異なる借主ネットワークは、貸主ネットワークから利用可能な資源に対する入札を行うことができる。図11A及び11Bに示される例では、DSAAP方法1100は、DPC 146コンポーネント及びDSC 144コンポーネントの処理コアによって実行され、それらの各々は、全て又は一定の部分のDSAAPモジュール/コンポーネントを含み得る。
実施形態では、DSC 144及び/又はDPC 146は、DSC 144が入札に対して利用可能な資源のリストを回収した後(例えば、DSAAP方法1000を実行した後)にDSAAP方法1100を実行するように構成することができる。様々な実施形態では、DSC 144及び/又はDPC 146は、入札時間切れになるまで連続して又は繰り返してDSAAP方法1100を実行するように構成することができる。実施形態では、DPC 146は、入札時間切れ時に落札した入札(すなわち、最高入札値が付いたもの)を選択するように構成することができる。
図11A及び11Bに示される方法1100の動作1102では、貸主ネットワークから利用可能であると判断された資源のうちの1つ又は複数(すなわち、方法1000の実行を介して得られた資源のリストに含まれる資源のうちの1つ又は複数)に対する入札を行うため、借主DSC 144は、DSC入札要求メッセージを生成し、DPC 146に送信することができる。借主DSC 144は、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、DSCアイデンティティIE、DSCタイプIE、入札ID IE、PLMN ID IE及び入札額IEのいずれか又は全てを含むDSC入札要求メッセージを生成するように構成することができる。入札ID IEは、借主DSC 144が入札を行う特定の資源の特定に適した情報を含み得る。PLMN ID IEは、入札ID IEで特定された資源と関連付けられたネットワークのPLMN IDの特定における使用に適した情報を含み得る。入札額IEは、貨幣(例えば、USD)の金額又は入札値を含み得る。
実施形態では、借主DSC 144は、特定の資源/入札IDの入札リストで指定される最小入札額より大きい入札額IE値を含むDSC入札要求メッセージを生成するように構成することができる。実施形態では、借主DSC 144は、受信された利用可能な入札応答メッセージ(例えば、図10Aに示される動作1008の一部として送信されたメッセージ)から最小入札額及び/又は入札リストを得るように構成することができる。
図11Aに示される動作ブロック1104では、DPC 146は、受信されたDSC入札要求メッセージに含まれる情報を使用して、入札がDSAシステムのポリシ及び規則ならびに貸主ネットワークの要件に準拠するかどうかを判断することによってなど、入札(資源入札)が有効であるかどうか及び受諾すべきかどうかを判断することができる。動作1106では、DPC 146は、入札が有効である及び/又は受諾すべきであるという判断に応答して、DSC入札受諾メッセージを生成し、DSCに送信することができる。DPC 146は、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、入札ID IE、ならびに、入札が有効であると判断されたこと及び/又は受諾されたことをDSC 144に通知するのに適した他の情報のいずれか又は全てを含むDSC入札受諾メッセージを生成するように構成することができる。
上記で論じられる例では、DSC入札受諾メッセージは、入札が有効である/受諾されたことをDSC 144に通知するものであり、借主DSC 144が落札したことを通知するものではないことに留意すべきである。落札した借主DSCは、入札時間切れとなり、入札終了時に借主DSCが最高入札者であるとDPC 146が判断した際に、DSC落札メッセージを介して通知を受けることができる。同様に、DPC 146は、DSC落札失敗メッセージを介して、入札プロセスに参加したが落札失敗入札を提出した借主DSCに、落札入札を提出しなかったことを通知することができる。DSC落札メッセージ及びDSC落札失敗メッセージについては、以下でさらに詳細に論じる。
図11Bを参照すると、動作ブロック1108では、DPC 146は、受信されたDSC入札要求メッセージに含まれる情報を使用して、入札が有効ではない及び受諾すべきではないと判断することができる。例えば、DPC 146は、受信された情報を使用して、入札がDSAシステムのポリシ/規則に準拠しない及び/又は貸主ネットワークの要件に準拠しない(例えば、最小希望価格を満たさない)と判断することができる。さらなる例として、DPC 146は、入札要求メッセージの入札額IEで指定される入札額が最小入札より高いものではないという判断、入札額が現在申し出を受けている入札の中で最も高いものではないという判断、入札ID IEに含まれる入札IDが無効であるという判断、又は、入札/資源が入札に対してもはや利用可能ではない(例えば、有効期限切れ、オークションの終了、入札撤回又は無効な入札IDが原因で)という判断に応答して、入札が有効ではない又は受諾すべきではないと判断するように構成することができる。
動作1110では、DPC 146は、DSC入札拒否メッセージを生成し、DSC 144に送信することができる。DPC 146は、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、入札ID IE、原因IE及び臨界診断IEのいずれか又は全てを含むDSC入札拒否メッセージを生成するように構成することができる。DSC入札拒否メッセージの入札ID IEは、受信されたDSC入札要求メッセージに含まれる入札識別子と同じ値を含み得る。原因IEは、入札が拒否された理由(例えば、最小入札が満たされていない、高値での入札、入札が見つからないなど)を特定する理由コードを含み得る。動作ブロック1112では、DSC 144は、DSC入札拒否メッセージに含まれる情報を使用して、資源に対する再入札を行うかどうかを判断する動作、有効な入札IDを含む新しいDSC入札要求メッセージを生成する動作など、様々な入札要求失敗に対する応答動作を実行することができる。
図12A〜12Dは、参加ネットワークに入札動作の結果を通知するDSAAP通知書方法1200を示す。すなわち、DSAAP通知方法1200は、オークションの結果(例えば、DSC 144が落札入札を提出したこと、DSC 144が高値で入札したこと、DSC 144が落札失敗入札を提出したこと、オークションが取り消されたことなど)をDSC 144に通知するために実行することができる。図12A〜12Dに示される例では、DSAAP通知方法1200は、DPC 146コンポーネント及びDSC 144コンポーネントの処理コアによって実行され、それらの各々は、全て又は一定の部分のDSAAPモジュール/コンポーネントを含み得る。
DSAAP通知方法1200は、入札が受諾されたことをDPC 146がDSC 144に通知した後(例えば、図11に示される動作1106の後)に実行することができる。また、DSAAP通知方法1200は、入札時間切れの後に及び/又はDPC 146による事象もしくは状態(例えば、新しい入札が受信されたこと、高値で入札されたことなど)の検出に応答して実行することもできる。
図12Aに示される動作ブロック1202では、DPC 146は、DSC 144から受信された最後の、最近の又は最新の入札要求メッセージの入札額IEで指定される入札額が現在の入札の中で最も高いものではないと判断することができる。動作1204では、DPC 146は、その前の入札が別の借主DSCからのより高い入札によって高値が付けられたこと及び/又は前の入札がもはや有効ではないことを借主DSC 144に通知するため、DSC高値での入札メッセージを生成し、借主DSC 144に送信することができる。様々な実施形態では、DPC 146は、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、原因IE、入札情報IE、臨界診断IE、DSC ID IE及び入札ID IEのいずれか又は全てを含むDSC高値での入札メッセージを生成することができる。
DSC ID IEは、特定の借主DSC 144の特定における使用に適した情報を含み得る。入札ID IEは、高値が付けられた提出入札の特定における使用に適した入札IDを含み得る。動作ブロック1206では、借主DSC 144は、資源に対してより高い入札をそのDPC 146に提出するか、異なるDPC 146に入札を提出するか、帯域幅を解放するために既存の通話を終えるかなどを判断することによってなど、様々な高値での入札失敗に対する応答動作を実行することができる。
図12Bを参照すると、動作ブロック1210では、DPC 146は、入札時間切れとなり、DSC 144から受信された最後の、最近の又は最新の入札要求メッセージの入札額IEで指定される入札額が現在の入札の中で最も高いものであると判断することができる。動作1212では、DPC 146は、前の入札が落札入札であることを借主DSC 144に通知するため、DSC落札メッセージを生成し、借主DSC 144に送信することができる。様々な実施形態では、DPC 146は、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、入札ID IE、入札情報IE、DSC ID IE、ならびに、帯域幅、MBPS、時間及び落札した入札額などの元の入札詳細などのいずれか又は全てを含むDSC落札メッセージを生成することができる。DSC ID IEは、特定の借主DSC 144の特定における使用に適した情報を含み得る。入札ID IEは、資源オークション/入札動作を落札した入札の特定に適した入札識別子を含み得る。
動作ブロック1214では、落札した借主DSC 144は、そのネットワーク機器及びデバイス(例えば、ワイヤレスデバイス)が資源の使用を開始する及び/又は使用のために資源を利用可能にするスケジューリングを行う(すなわち、落札した借主ネットワークによる資源の使用準備を整える時刻のスケジューリングを行う)前に、DPC 146からのDSC資源割り当て済みメッセージの受信を待つことができる。動作ブロック1216では、DPC 146は、借主DSC 144によって提出された入札によって落札された資源に対する他のネットワークからのさらなる入札を拒否することによってなど、オークションを閉鎖することができる。
図12Cを参照すると、動作ブロック1220では、DPC 146は、入札時間切れとなり、DSC 144から受信された最後の、最近の又は最新の入札要求メッセージの入札額IEで指定される入札額が現在の入札の中で最も高いものではないと判断することができる。動作1222では、DPC 146は、前の入札が落札入札ではなく、別の借主DSCがオークションで落札したためにオークション/入札が閉鎖されたことを借主DSC 144に通知するため、DSC落札失敗メッセージを生成し、DSC 144に送信することができる。様々な実施形態では、DPC 146は、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、入札ID IE及びDSC ID IEのいずれか又は全てを含むDSC落札失敗メッセージを生成することができる。DSC ID IEは、落札失敗入札を提出した及び/又はDSC落札失敗メッセージが送信される特定の借主DSC 144の特定における使用に適した情報を含み得る。入札ID IEは、提出された入札の特定における使用に適した入札識別子を含み得る。
動作ブロック1224では、借主DSC 144は、他の利用可能な資源に対する入札を提出するか、資源を解放するために既存の通話を終えるかなどを判断することなど、様々な失敗に対する応答動作を実行することができる。動作ブロック1226では、DPC 146は、オークションを閉鎖すること及び/又は落札に失敗した借主DSCが他の利用可能な資源に対する入札を行えるようにすることができる。
図12Dを参照すると、動作ブロック1230では、DPC 146は、DSC 144が以前に入札を提出したネットワーク資源に対するオークションが取り消されたと判断することができる。例えば、DPC 146は、貸主ネットワークオペレータによってオークションが撤回された又は管理上の理由でDPCオペレータによってオークションが取り消されたと判断することができる。動作1232では、DPC 146は、オークションが取り消されたことを借主DSC 144通知するため、DSC入札取消済みメッセージを生成し、借主DSC 144に送信することができる。様々な実施形態では、DPC 146は、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、入札ID IE、DSC ID IE及び原因IEのいずれか又は全てを含むDSC入札取消済みメッセージを生成することができる。DSC ID IEは、特定の借主DSC 144の特定における使用に適した情報を含み得る。入札ID IEは、オークションが取り消された資源/入札の特定における使用に適した入札識別子を含み得る。原因IEは、入札取消に対する理由コード(例えば、オークションが撤回された、オークションが取り消されたなど)を含み得る。動作ブロック1234では、借主DSC 144は、異なるDPC 146に入札を提出するか、通話を終えるかなどを判断することによってなど、様々な失敗に対する応答動作を実行することができる。
図13A及び13Bは、借主ネットワークが貸主ネットワークによって割り当てに対して利用可能にされた資源に対する即時の(又はほぼ即時の)購入及び/又は使用の主張を行えるようにするDSAAP購入方法1300を示す。図13A及び13Bに示される例では、DSAAP購入方法1300は、DPC 146コンポーネント及びDSC 144コンポーネントの処理コアによって実行され、それらの各々は、全て又は一定の部分のDSAAPモジュール/コンポーネントを含み得る。実施形態では、DSC 144及びDPC 146は、DSC 144が購入に対して利用可能な資源のリストを回収/受信した後(例えば、図10を参照して上記で論じられるDSAAP方法1000を実行した後)にDSAAP方法1300を実行するように構成することができる。
図13A及び13Bに示される動作ブロック1302では、借主DSC 144は、資源のリスト(例えば、上記で論じられるDSAAP方法1000の実行から得られた資源のリスト)から即時の購入のための特定の資源を特定及び選択することができる。様々な実施形態では、借主DSC 144は、入札に対してスケジューリングが行われた資源、現在オークションが行われている資源、即時の購入に対してのみ利用可能にされた資源などを選択することができる。動作1304では、DSC 144は、貸主ネットワークから特定/選択した資源の買いを要求するため、DSC買い要求メッセージを生成し、DPC 146に送信することができる。
様々な実施形態では、DSC 144は、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、DSCアイデンティティIE、DSCタイプIE、入札ID IE、買値IE及びPLMN ID IEのいずれか又は全てを含むDSC買い要求メッセージを生成することができる。PLMN ID IEは、入札ID IEを介して特定することができる入札と関連付けられたネットワークのPLMN IDの特定における使用に適した情報を含み得る。買値IEは、借主DSC 144によって提出された入札の金額(例えば、USD)(すなわち、入札値)を含み得る。
実施形態では、DSC 144は、受信された利用可能な入札応答メッセージ(図10を参照して上記で論じられる)に含まれる入札IDのリストの買値IEを介して特定された金額と等しい買値を含むDSC買い要求メッセージを生成するように構成することができる。
図13Aに示される動作ブロック1306では、DPC 146は、受信されたDSC買い要求メッセージに含まれる情報を使用して、要求された資源、要求された資源と関連付けられたネットワーク、要求された資源が現在オークションにかけられているかどうか、要求された資源が即時の購入に対して利用可能にされているかどうか、その資源の即時の購入に対して要求された最小購入額、及び/又は、受信されたDSC買い要求メッセージに含まれる買値が要求された購入額と等しい(又はそれより大きい)かどうかを特定することができる。図13Aに示される例では、動作ブロック1306の一部として、DPC 146は、受信されたDSC買い要求メッセージに含まれる買値が要求された購入額以上であると判断することができる。
動作1308では、DPC 146は、使用のための資源の購入/リースに成功したことを借主DSC 144に通知するため、DSC買い受諾メッセージを生成し、借主DSC 144に送信することができる。様々な実施形態では、DPC 146は、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE及び入札ID IEのいずれか又は全てを含むDSC買い受諾メッセージを生成することができる。動作ブロック1310では、DPC 146は、資源がもはや他の借主DSCによる入札又は買いに対して利用可能ではなくなるように、その資源に対するアクティブなオークションを終了、停止もしくは閉鎖すること及び/又は同様の動作を実行することができる。
図13Bを参照すると、動作ブロック1312では、DPC 146は、受信されたDSC買い要求メッセージ(例えば、動作1304の一部として)に含まれる情報を使用して、入札(買い要求)を拒否すべきであると判断することができる。例えば、DPC 146は、受信されたDSC買い要求メッセージの買値IEで指定される買値が要求された購入額より少ないと判断することができる。別の例として、DPC 146は、入札ID IEに含まれる入札ID値が無効であるか、又は、資源/入札がもはや入札に対して利用可能ではない(例えば、有効期限切れ、オークションの終了、入札撤回又は無効な入札IDなどが原因で)と判断することができる。
動作1314では、DPC 146は、DSC買い拒否メッセージを生成し、DSC 144に送信することができる。様々な実施形態では、DPC 146は、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、入札ID IE及び原因IEのいずれか又は全てを含むDSC買い拒否メッセージを生成することができる。入札ID IEの値は、動作1304の一部として受信されたDSC買い要求メッセージに含まれる入札識別子と同じであり得る。原因IEは、買い要求の拒否に対する理由コード(例えば、要求された購入価格が満たされていない、入札が見つからないなど)を含み得る。動作ブロック1316では、DSC 1316は、より高い入札額で新しい購入要求を提出するかどうかを判断するなどの様々な失敗に対する応答動作を実行することができる。動作ブロック1318では、DPC 146は、他の借主DSCによる入札又は買いに対してその資源が利用可能になるように様々な動作を実行する。
図14A及び14Bは、借主ネットワークのコンポーネントによるアクセス及び使用のために貸主ネットワークの資源を割り当てるDSAAP資源割り当て方法1400を示す。図14A及び14Bに示される例では、DSAAP資源割り当て方法1400は、DPC 146コンポーネント、借主DSC 144aコンポーネント及び貸主DSC 144bコンポーネントの処理コアによって実行され、それらの各々は、全て又は一定の部分のDSAAPモジュール/コンポーネントを含み得る。
図14A及び14Bに示される動作ブロック1402では、DPC 146は、借主DSC 144aが貸主DSC 144bによって表される貸主ネットワークの資源の購入又は資源に対するオークションでの落札に成功したと判断することができる。図14Aに示される動作1404では、DPC 146は、その割り当てられた資源/入札のうちの1つ又は複数が借主DSC 144aによって落札されたことを貸主ネットワーク通知するため、DSC落札成功メッセージを生成し、貸主DSC 144bに送信することができる。
様々な実施形態では、DPC 146は、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、原因IE及び臨界診断IEのいずれか又は全てを含むDSC落札成功メッセージを生成することができる。さらなる実施形態では、DPC 146は、入札ID IE、DSC ID IE及び入札値IEのいずれか又は全ても含むDSC落札成功メッセージを生成するように構成することができる。これらの追加の情報要素は、落札入札に関する情報を伝達するために使用することができる。例えば、入札ID IEは、資源に対するオークションへの参加及びオークションでの落札に成功した入札に相当する入札IDを含み得る。DSC ID IEは、オークション勝者(すなわち、借主DSC 144a)のDSC IDを含み得る。入札値IEは、資源の落札入札額及び/又は購入価格を含み得る。
動作1404では、貸主DSC 144bは、借主ネットワークのコンポーネントによるアクセス及び使用のための資源の割り当て/委任を行うため、DSC資源割り当て済みメッセージを生成し、DPC 146に送信することができる。貸主DSC 144bは、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、入札ID、PLMN−IDグリッドIDセルIDリストIE、PLMN ID IE、グリッドID IE、セルIDリストIE及び様々なオークション/資源詳細(例えば、帯域幅、MBPS、時間など)のいずれか又は全てを含むDSC資源割り当て済みメッセージを生成するように構成することができる。実施形態では、PLMN ID IE、グリッドID IE及びセルIDリストIEは、PLMN−IDグリッドIDセルIDリストIEに含めることができる。PLMN ID IEは、資源を割り当てる貸主ネットワークのPLMN IDを含み得、落札入札で特定されたものと同じPLMN ID/ネットワークであり得る。グリッドID IE及びセルIDリストIEは、資源と関連付けられたグリッド/セルの特定に適した情報を含み得る。これらの値は、落札入札に含まれるグリッド/セル値と同じであり得る。
動作1406では、DPC 146は、借主DSC 144aが貸主ネットワーク資源のうちの割り当てられた資源の使用を開始できるようにするため、受信されたDSC資源割り当て済みメッセージを落札した借主DSC 144aに転送することができる。動作ブロック1408では、借主DSC 144aは、そのネットワーク機器が、入札の一部として指定される及び/又は受信されたDSC資源割り当て済みメッセージに含まれる時刻から貸主ネットワーク資源の使用を開始するスケジューリングを行うことができる。
図14Bを参照すると、動作ブロック1410では、貸主DSC 144bは、オークションの勝者への提出された資源の割り当てに先行して、オークションに対して提出された資源を撤回すべきであると判断することができる。貸主DSC 144bは、各種の理由(例えば、思いがけない又は管理上の理由など)で、借主ネットワークがそれらの資源を購入した又は資源に対するオークションで落札したとDPC 146が判断した後に、資源を撤回すると判断することができる。
動作1412では、貸主DSC 144bは、資源を撤回するため、DSC資源撤回済みメッセージを生成し、DPC 146に送信することができる。貸主DSC 144bは、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、入札ID IE、原因IE及びPLMN−IDグリッドIDセルIDリストIEのいずれか又は全てを含むDSC資源撤回済みメッセージを生成することができる。入札ID IEは、入札の特定における使用に適した情報を含み得る。原因IEは、資源割り当ての撤回の理由(例えば、資源が利用可能ではない、資源が撤回された、管理上のなど)について説明する理由コードを含み得る。
動作1414では、DPC 146は、受信されたDSC資源撤回済みメッセージを、撤回された資源に対して落札入札を提出した借主DSC 144aに転送することができる。動作ブロック1416では、借主DSC 144aは、別のオークションに参加するかどうかの判断、異なる資源に対する入札を行うかどうかの判断、資源を解放するために通話を終えるかどうかの判断など、様々な失敗に対する応答動作を実行することができる。
図15A及び15Bは、貸主ネットワークからワイヤレスデバイスが加入している借主ネットワーク(すなわち、そのホームのPLMN)にワイヤレスデバイスを選択的に引き戻すDSAAPバックオフ方法1500の実施形態を示す。図15A及び15Bに示される例では、DSAAPバックオフ方法1500は、DPC 146コンポーネント、借主DSC 144aコンポーネント及び貸主DSC 144bコンポーネントの処理コアによって実行され、それらの各々は、全て又は一定の部分のDSAAPモジュール/コンポーネントを含み得る。
図15A及び15Bに示される動作ブロック1502では、貸主DSC 144bは、前のオークションの一部であるセルからのそのネットワーク資源が混雑状態であると判断することができる。すなわち、貸主DSC 144bは、その割り当てられた資源のアクセス又は使用を必要とすると判断することができる。動作1504では、貸主DSC 144bは、借主ネットワーク(すなわち、そのホームのPLMN)に貸主ネットワークの割り当てられた資源を使用するワイヤレスデバイスを選択的に引き戻すため、DSCバックオフコマンドメッセージを生成し、DPC 146に送信することができる。
貸主DSC 144bは、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、入札ID IE、UEアイデンティティIE、測定レポートIE、ハンドオフセル情報IE、原因IE及びDSCバックオフ応答タイマIEのいずれか又は全てを含むDSCバックオフコマンドメッセージを生成するように構成することができる。
UEアイデンティティIEは、ワイヤレスデバイス又はそのネットワークの国際移動電話加入者識別番号(IMSI)など、ワイヤレスデバイス(又はUE)のアイデンティティ関連情報の決定における使用に適した情報を含み得る。
測定レポートIEは、特定されたワイヤレスデバイス(すなわち、借主ネットワークへのバックオフが要求されたワイヤレスデバイス)に対して貸主ネットワークによって受信された最後の、最近の又は最新の測定レポートE−UTRAN RRCメッセージを含み得る。
入札ID IEは、オークションへの参加及びオークションの完了/オークションでの落札に成功した入札に相当する入札ID値を含み得る。入札IDは、バックオフ動作と関連付けられたオークション/契約(すなわち、資源が割り当てられたオークション/契約)を特定するために使用することができる。
実施形態では、貸主DSC 144bは、混雑したセルに対応する入札IDが複数あるかどうかを判断するように構成することができる。実施形態では、貸主DSC 144bは、混雑したセルに対応する入札IDが複数あるという判断に応答して、多数の入札IDから入札ID値を選択するように構成することができる。様々な実施形態では、貸主DSC 144bは、貸主DSC 144bで規定されるオペレータポリシに基づいて、以前の合意に基づいて、以前に貸主及び借主ネットワークオペレータによって協議されたポリシ/規則に基づいてなど、入札ID値を選択するように構成することができる。
動作1506では、DPC 146は、受信されたDSCバックオフコマンドメッセージを借主DSC 144aに転送することができる。動作ブロック1508では、借主DSC 144aは、受信されたDSCバックオフコマンドメッセージのUEアイデンティティIEの情報を使用して、バックオフ動作の対象となるワイヤレスデバイス(すなわち、引き戻されるべきワイヤレスデバイス)を特定することができる。
動作ブロック1510では、借主DSC 144aは、受信されたDSCバックオフコマンドメッセージの測定レポートIEに含まれる情報を使用して、特定されたワイヤレスデバイスが引き渡されるべき対象セル(借主ネットワーク内の)を決定、特定及び/又は選択することができる(貸主ネットワークは、ワイヤレスデバイスが貸主ネットワークに取り付けられている時又は引き渡された時など、以前に、ワイヤレスデバイスからの測定レポートを可能にした可能性がある)。
動作1512では、借主DSC 144aは、DSCバックオフ応答メッセージを生成し、DPC 146に送信することができる。借主DSC 144aは、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、入札ID IE、UEアイデンティティIE、ハンドオフセル情報IE及び原因IEのいずれか又は全てを含むDSCバックオフ応答メッセージを生成するように構成することができる。実施形態では、借主DSC 144aは、ハンドオーバのための適切な対象セル(借主ネットワーク内の)を特定又は選択できなかったという判断に応答して、原因IE(又は原因IEの値)を含むDSCバックオフ応答メッセージを生成するように構成することができる。原因IEの値は、ネットワーク過負荷、適切な対象セルが見つからない又は未知のワイヤレスデバイス/UEなどの失敗の原因を特定することができる。実施形態では、借主DSC 144aは、ワイヤレスデバイスが引き渡され得る対象セル(借主ネットワーク内の)の特定の成功に応答して、ハンドオフセル情報IEに対する値(例えば、対象セル情報)を含むDSCバックオフ応答メッセージを生成するように構成することができる。
動作1514では、DPC 146は、受信されたDSCバックオフ応答メッセージに含まれる入札ID IEに基づいて貸主DSC 144aを特定し、受信されたDSCバックオフ応答メッセージを貸主DSC 144bに転送することができる。動作ブロック1516では、貸主DSC 144bは、受信されたDSCバックオフ応答メッセージがハンドオフセル情報IE(又はハンドオフセル情報IEに対する有効値)を含むかどうかを判断することができる。受信されたDSCバックオフ応答メッセージがハンドオフセル情報IE(又はハンドオフセル情報IEに対する有効値)を含むという判断に応答して、動作ブロック1518では、貸主DSC 144bは、ハンドオフセル情報IEに含まれる対象セル情報を使用して、ハンドオーバ要メッセージを符号化することができる。動作ブロック1520では、貸主DSC 144bは、貸主ネットワークから借主ネットワークにワイヤレスデバイスを引き渡すためにS1ベースのハンドオーバ手順を開始することができる。
図15Bを参照すると、動作ブロック1552では、貸主DSC 144bは、DPC 146がDSCバックオフコマンドメッセージに含まれるDSCバックオフ応答タイマIEで特定された時間内にDSCバックオフコマンドメッセージ(動作1504の一部として送信された)に応答しなかったと判断することができる。その代替として又はそれに加えて、動作ブロック1554では、貸主DSC 144bは、DSCバックオフコマンドメッセージに含まれるか又はDSCバックオフコマンドメッセージで特定された資源/入札IDに関する全ての残りのネットワーク資源の割り当ての撤回を必要とするかなりのもしくは激しいネットワーク混雑又は管理上の理由があると判断することができる。
動作1556では、貸主DSC 144bは、DSC資源撤回済みメッセージを生成し、DPC 146に送信することができる。動作1558では、DPC 146は、残りのネットワーク資源の割り当てを撤回するため、受信されたDSC資源撤回済みメッセージを借主DSC 144aに転送することができる。動作ブロック1560では、借主DSC 144aは、通話を終える、新しい資源に対する入札を行うかどうかの判断など、様々な資源撤回失敗に対する応答動作を実行することができる。
図16Aは、動作を終了するためのDSC始動DSAAP登録解除方法1600の実施形態を示す。図16Aに示される例では、DSC始動DSAAP登録解除方法1600は、DPC 146コンポーネント及びDSC 144コンポーネントの処理コアによって実行され、それらの各々は、全て又は一定の部分のDSAAPモジュール/コンポーネントを含み得る。
動作ブロック1602では、DSC 144は、DSA動作を終了する必要があると判断することができる。動作1604では、DSC 144は、DSC登録解除メッセージを生成し、DPC 146に送信することができる。DSC 144は、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、バックオフタイマIE、及び、動作終了の原因を特定する原因IEのいずれか又は全てを含むDSC登録解除メッセージを生成するように構成することができる。動作ブロック1606では、DPC 146は、DSC登録解除メッセージの受信に応答して、DSC 144と関連付けられた全ての関連資源を消去すること及び/又はDSC 144を登録解除するための他の同様の動作を実行することができる。
図16Bは、動作を終了するためのDPC始動DSAAP登録解除方法1650の実施形態を示す。図16Bに示される例では、DPC始動DSAAP登録解除方法1650は、DPC 146コンポーネント及びDSC 144コンポーネントの処理コアによって実行され、それらの各々は、全て又は一定の部分のDSAAPモジュール/コンポーネントを含み得る。
動作ブロック1652では、DPC 146は、DSC 144とのDSA動作を終了する必要があると判断することができる。動作1654では、DPC 146は、DSC登録解除メッセージを生成し、DSC 144に送信することができる。DPC 146は、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、バックオフタイマIE、及び、動作終了の原因(例えば、過負荷、詳細不明であるなど)を特定する原因IEのいずれか又は全てを含むDSC登録解除メッセージを生成するように構成することができる。動作ブロック1656では、DPC 146は、DSC 144と関連付けられた全ての関連資源を消去すること及び/又はDSC 144を登録解除するための他の同様の動作を実行することができる。
動作ブロック1658では、DSC 144は、受信されたDSC登録解除メッセージに含まれる情報に基づいて様々な登録解除失敗に対する応答動作を実行することができる。例えば、DSC 144は、DSC登録解除メッセージの原因IEの値が「過負荷」に設定されている際は、少なくとも受信されたDSC登録解除メッセージに含まれるバックオフタイマIEで示される時間の間に同じDPC 146への登録を再度試みることがないように構成することができる。
図17Aは、実施形態によるエラーを報告するためのDSC始動DSAAPエラー表示方法1700を示す。図17Aに示される例では、方法1700は、DPC 146コンポーネント及びDSC 144コンポーネントの処理コアによって実行され、それらの各々は、全て又は一定の部分のDSAAPモジュール/コンポーネントを含み得る。
動作ブロック1702では、DSC 144は、エラー又はエラー状態(例えば、プロトコルエラーなど)を検出することができる。動作1704では、DSC 144は、エラー表示メッセージを生成し、DPC 146に送信することができる。DSC 144は、メッセージタイプ情報要素(IE)、メッセージID IE、原因IE及び臨界診断IEのいずれか又は全てを含むエラー表示メッセージを生成するように構成することができる。原因IEは、エラーの原因又はタイプ(例えば、転送構文エラー、抽象構文エラー、論理エラーなど)の特定における使用に適した情報を含み得る。臨界診断IEは、手順コードIE、トリガメッセージIE及び手順臨界IEを含み得る。動作ブロック1706では、DSC 144及び/又はDPC 146は、受信されたエラー表示メッセージに含まれる検出されたエラー又は情報に基づいて様々なエラーに対する応答動作を実行することができる。エラー検出及び応答動作については、以下でさらに詳細に論じる。
図17Bは、別の実施形態によるエラーを報告するためのDPC始動DSAAPエラー表示方法1750の実施形態を示す。図17Bに示される例では、方法1750は、DPC 146コンポーネント及びDSC 144コンポーネントの処理コアによって実行され、それらの各々は、全て又は一定の部分のDSAAPモジュール/コンポーネントを含み得る。
動作ブロック1752では、DPC 146は、エラー状態を検出することができる。動作1754では、DPC 146は、エラー表示メッセージを生成し、DSC 144に送信することができる。DPC 146は、エラーの原因を特定する原因情報要素(IE)を含むエラー表示メッセージを生成するように構成することができる。動作ブロック1756では、DSC 144及び/又はDPC 146は、受信されたエラー表示メッセージに含まれる情報に基づいて様々なエラーに対する応答動作を実行することができる。
上記で言及されるように、DSC 144及びDPC 146は、エラー又は失敗状態の検出に応答して、様々なエラーに対する応答又は失敗に対する応答動作を実行するように構成することができる。これらの動作の一部として、DSC 144及び/又はDPC 146は、エラー/失敗状態のタイプ又は原因を特定し、特定されたタイプ又は原因に基づいてそれらの応答を調整することができる。例えば、DSC 144及び/又はDPC 146は、検出されたエラーがプロトコルエラーかどうかを判断し、それらの応答を相応に調整するように構成することができる。
プロトコルエラーは、転送構文エラー、抽象構文エラー及び論理エラーを含む。転送構文エラーは、受信側の機能DSAAP実体(例えば、DSC、DPCなど)が受信した物理的なメッセージを復号できない際に起こり得る。例えば、転送構文エラーは、受信メッセージのASN.1情報の復号の間に検出することができる。実施形態では、DSC 144及びDPC 146コンポーネントは、検出されたエラーが転送構文エラーであるという判断に応答して、DSAAPメッセージを再伝送又は再要求する(例えば、エラーに対する応答動作の一部として)ように構成することができる。
抽象構文エラーは、受信側の機能DSAAP実体(例えば、DSC、DPCなど)が把握又は理解できない情報要素(IE)又はIEグループ(すなわち、未知のIE ID)を受信した際に起こり得る。また、抽象構文エラーは、実体が論理的な範囲(例えば、コピーの許容数)に違反した情報要素(IE)を受信した際にも起こり得る。DSC 144及びDPC 146コンポーネントは、これらのタイプの抽象構文エラー(すなわち、把握できない抽象構文エラー)を検出又は特定し、それに応答して、対応するDSAAPメッセージに含まれる臨界情報に基づいてエラーに対する応答動作を実行するように構成することができる。これらの動作及び臨界情報に関する追加の詳細については、以下でさらに提供する。
また、抽象構文エラーは、受信側の機能DSAAP実体がIE又はIEグループを受信しなかったが、オブジェクトの指定された存在によれば、IE又はIEグループが受信メッセージに存在すべきであった際にも起こり得る。DSC 144及びDPC 146コンポーネントは、これらの特定のタイプの抽象構文エラー(すなわち、不在のIE又はIEグループ)を検出又は特定し、それに応答して、不在のIE/IEグループの臨界情報及び存在情報に基づいてエラーに対する応答動作を実行するように構成することができる。これらの動作、臨界情報及び存在情報に関する追加の詳細については、以下でさらに提供する。
また、抽象構文エラーは、受信側の実体が、間違った順番の又は同じIEもしくはIEグループの発生が多過ぎる、そのメッセージの一部であるように定義されるIE又はIEグループを受信した際にも起こり得る。それに加えて、抽象構文エラーは、受信側の実体がIE又はIEグループを受信したが、関係オブジェクトの条件付きの存在及び指定された条件によれば、IE又はIEグループが受信メッセージに存在すべきではなかった際にも起こり得る。DSC 144及びDPC 146コンポーネントは、そのような抽象構文エラー(すなわち、間違った順番、多過ぎる発生、誤った存在など)を検出又は特定し、それに応答して、エラーと関連付けられた手順又は方法(例えば、エラーを引き起こした方法)を拒否又は終了するように構成することができる。DSC 144及びDPC 146コンポーネントは、エラーに対する応答動作の一部として手順/方法を拒否又は終了することができる。
様々な実施形態では、DSC 144及びDPC 146コンポーネントは、そのメッセージに対して抽象構文エラーが起こったことを検出、特定又は判断した後に、DSAAPメッセージの復号、読み取り又は処理を続行するように構成することができる。例えば、DSC 144及びDPC 146コンポーネントは、エラーを含むメッセージの一部分を飛ばして進み、メッセージの他の部分の処理を続行することができる。この続行処理の一部として、DSC 144及びDPC 146コンポーネントは、追加の抽象構文エラーを検出又は特定することができる。
実施形態では、DSC 144及びDPC 146コンポーネントは、検出された各抽象構文エラーに対してならびに/あるいは抽象構文エラーと関連付けられたIE/IEグループの臨界情報及び存在情報に基づいてエラーに対する応答動作を実行するように構成することができる。
上記で言及されるように、各DSAAPメッセージは、臨界情報、存在情報、範囲情報及び割り当てられた臨界情報を含むこと又はそれらと関連付けることができる。様々な実施形態では、受信側の機能DSAAP実体(例えば、DSC、DPCなど)は、エラーを検出するか、エラーのタイプを特定するか又は実行すべき特定のエラーに対する応答を特定する際に、そのような情報(例えば、臨界情報、存在情報など)のいずれか又は全てを使用するように構成することができる。すなわち、実体は、臨界情報、存在情報、範囲情報及び/又は割り当てられた臨界情報の値に応じて異なる動作を実行することができる。
実施形態では、受信側の機能DSAAP実体(例えば、DSC、DPCなど)は、エラーのタイプを特定する際及び特定されたエラータイプに対して実行すべき特定のエラーに対する応答動作を特定する際に、DSAAPメッセージに含まれる存在情報を使用するように構成することができる。例えば、実体は、存在情報を使用して、情報要素(IE)の存在がそのメッセージ又は通信に対して任意選択のものであるか、条件付きのものであるか又は義務的なものであるか(例えば、RNSアプリケーションに関して)どうかを判断することができる。実体は、受信したメッセージが義務的なものである(又は条件が真の場合は条件付きのものである)と判断された1つ又は複数の情報要素を欠如している際に抽象構文エラーが起こったと判断することができる。
実施形態では、受信側の機能DSAAP実体(例えば、DSC、DPCなど)は、実行すべき特定のエラーに対する応答動作を特定する際に、臨界情報を使用するように構成することができる。すなわち、各DSAAPメッセージは、そのメッセージに含まれる個々の情報要素(IE)又はIEグループの各々に対する臨界情報を含み得る。各IE又はIEグループに対する臨界情報の値は、「IEを拒否」「IEを無視して送信者に通知」及び「IEを無視」を含み得る。受信側の実体(例えば、DSC、DPCなど)は、この臨界情報を使用して、IE、IEグループ又はEPが把握できないと判断すること、抽象構文エラー(すなわち、把握できない抽象構文エラー)として状態を特定すること、ならびに/あるいは、実行すべきエラーに対する応答動作(例えば、拒否する、無視する、通知するなど)を特定することができる。
実施形態では、受信側の実体(例えば、DSC、DPCなど)は、その方法/手順の実行の間に受信されたメッセージに含まれる情報要素(IE)が把握できないという判断、及び、そのIEに対する臨界情報のその値が「IEを拒否」に設定されているという判断に応答して、方法/手順を拒否し、DSAAPエラー表示方法(図17A〜Bを参照して上記で論じられる)を開始するように構成することができる。
例えば、方法/手順(例えば、DSC登録要求メッセージなど)を開始するメッセージが受信され、把握できない1つ又は複数のIE/IEグループを含むと判断され、「IEを拒否」とマーク付けされた際は、受信側の実体は、そのメッセージに含まれる機能要求のいずれも実行しないことによって、方法/手順を拒否することができる。また、受信側の実体は、普段は手順の不成功結果の報告に使用されるメッセージを使用して、1つ又は複数のIE/IEグループの拒否について報告することができる。受信された開始メッセージの情報が不十分であり、手順の不成功結果の報告に使用されるメッセージに存在する必要がある全てのIEの値の決定に使用できない際は、受信側の実体は、手順を終了し、DSAAPエラー表示方法/手順を開始することができる。
さらなる例として、不成功結果を報告するためのメッセージを有さない方法/手順を開始するメッセージが受信され、そのメッセージが受信側の実体が把握できない「IEを拒否」とマーク付けされた1つ又は複数のIE/IEグループを含む際は、受信側の実体は、方法/手順を終了し、DSAAPエラー表示方法/手順を開始することができる。
さらなる別の例として、受信側の実体が把握できない「IEを拒否」とマーク付けされた1つ又は複数のIEを含む応答メッセージ(例えば、DSC登録応答メッセージなど)が受信された際は、受信側の実体は、方法/手順を終了に失敗したものと見なし、ローカルエラー処理方法を開始することができる。
実施形態では、受信側の実体(例えば、DSC、DPCなど)は、方法/手順を無視するか又は飛ばして進み、その方法/手順の実行の間に受信されたメッセージに含まれる情報要素(IE)が把握できないという判断、及び、そのIEに対する臨界情報のその値が「IEを無視して送信者に通知」に設定されているという判断に応答してDSAAPエラー表示方法(図17A〜Bを参照して上記で論じられる)を開始するように構成することができる。
例として、受信側の実体が把握できない「IEを無視して送信者に通知」とマーク付けされた1つ又は複数のIE/IEグループを含む、方法/手順を開始するメッセージが受信された際は、受信側の実体は、把握できないIE/IEグループのコンテンツを無視し、把握されたIE/IEグループを使用して、把握できないIE/IEグループが受信されなかったかのように方法/手順を続行し(報告を除いて)、1つ又は複数のIE/IEグループが無視されたことを方法/手順の応答メッセージで報告することができる。開始メッセージで受信された情報が応答メッセージに存在する必要がある全てのIEの値の決定に不十分である際は、受信側の実体は、方法/手順を終了し、DSAAPエラー表示方法/手順を開始することができる。
さらなる例として、受信側の実体が把握できない「IEを無視して送信者に通知」とマーク付けされた1つ又は複数のIE/IEグループを含む方法/手順の結果を報告するためのメッセージを有さない方法/手順を開始するメッセージが受信された際は、受信側の実体は、把握できないIE/IEグループのコンテンツを無視し、理解されたIE/IEグループを使用して、把握できないIE/IEグループが受信されなかったかのように方法/手順を続行し(報告を除いて)、1つ又は複数のIE/IEグループが無視されたことを報告するためにDSAAPエラー表示方法/手順を開始することができる。
さらなる別の例として、受信側の実体が把握できない「IEを無視して送信者に通知」とマーク付けされた1つ又は複数のIE/IEグループを含む応答メッセージが受信された際は、受信側の実体は、把握できないIE/IEグループのコンテンツを無視し、理解されたIE/IEグループを使用して、把握できないIE/IEグループが受信されなかったかのように方法/手順を続行し(報告を除いて)、DSAAPエラー表示方法/手順を開始することができる。
実施形態では、受信側の実体(例えば、DSC、DPCなど)は、その方法/手順の実行の間に受信されたメッセージに含まれる情報要素(IE)が把握できないという判断、及び、そのIEに対する臨界情報の値が「IEを無視」に設定されているという判断に応答して、方法/手順を無視するか又は飛ばして進むように構成することができる。
例として、受信側の実体が把握できない「IEを無視」とマーク付けされた1つ又は複数のIE/IEグループを含む方法/手順を開始するメッセージが受信された際は、受信側の実体は、把握できないIE/IEグループのコンテンツを無視し、理解されたIE/IEグループのみを使用して、把握できないIE/IEグループが受信されなかったかのように方法/手順を続行することができる。
さらなる例として、受信側の実体が把握できない「IEを無視」とマーク付けされた1つ又は複数のIE/IEグループを含む応答メッセージが受信された際は、受信側の実体は、把握できないIE/IEグループのコンテンツを無視し、理解されたIE/IEグループを使用して、把握できないIE/IEグループが受信されなかったかのように方法/手順を続行することができる。
方法/手順のために定義された応答メッセージを使用して「IEを拒否」又は「IEを無視して送信者に通知」とマーク付けされた把握できないIE/IEグループについて報告する際は、情報要素臨界診断IEは、報告された各IE/IEグループに対する臨界診断IEに含めることができる。
実施形態では、受信側の実体(例えば、DSC、DPCなど)は、受信メッセージのあるタイプのメッセージIEを復号できないという判断に応答してDSAAPエラー表示方法(図17A〜Bを参照して上記で論じられる)を開始するように構成することができる。実施形態では、実体は、メッセージに含まれるIEに対する正しい順番を決定する際にコンポーネントによって使用される仕様バージョンで指定されたIEのみ考慮するように構成することができる。
実施形態では、受信側の実体(例えば、DSC、DPCなど)は、レシーバによって使用される現在の文書のバージョンで指定された受信メッセージの不在のIE/IEグループに対する臨界情報に従って不在のIE/IEグループを処理するように構成することができる。
例として、受信側の実体(例えば、DSC、DPCなど)は、受信メッセージが指定された臨界「IEを拒否」を有する1つ又は複数のIE/IEグループを欠如しているという判断に応答して、受信された開始メッセージの機能要求のいずれも実行しないように構成することができる。受信側の実体は、方法/手順を拒否し、普段は方法/手順の不成功結果の報告に使用されるメッセージを使用して、不在のIE/IEグループについて報告することができる。開始メッセージで受信された情報が方法/手順の不成功結果の報告に使用されるメッセージに存在する必要がある全てのIEの値の決定に不十分であると判断された際は、受信側の実体は、方法/手順を終了し、DSAAPエラー表示方法/手順を開始することができる。
さらなる例として、不成功結果を報告するためのメッセージを有さない方法/手順を開始する受信メッセージが指定された臨界「IEを拒否」を有する1つ又は複数のIE/IEグループを欠如している際は、受信側の実体は、方法/手順を終了し、DSAAPエラー表示方法/手順を開始することができる。
さらなる別の例として、受信された応答メッセージが指定された臨界「IEを拒否」を有する1つ又は複数のIE/IEグループを欠如している際は、受信側の実体は、方法/手順を終了に失敗したものと見なし、ローカルエラー処理方法/手順を開始することができる。
別の例として、方法/手順を開始する受信メッセージが指定された臨界「IEを無視して送信者に通知」を有する1つ又は複数のIE/IEグループを欠如している際は、受信側の実体は、それらのIEを欠如していることを無視し、メッセージに存在する他のIE/IEグループに基づいて方法/手順を続行し、1つ又は複数のIE/IEグループを欠如していたことを方法/手順の応答メッセージで報告することができる。開始メッセージで受信された情報が応答メッセージに存在する必要がある全てのIEの値の決定に不十分である際は、受信側の実体は、方法/手順を終了し、DSAAPエラー表示方法/手順を開始することができる。
別の例として、方法/手順の結果を報告するためのメッセージを有さない方法/手順を開始する受信メッセージが指定された臨界「IEを無視して送信者に通知」を有する1つ又は複数のIE/IEグループを欠如している際は、受信側の実体は、それらのIEを欠如していることを無視し、メッセージに存在する他のIE/IEグループに基づいて方法/手順を続行し、1つ又は複数のIE/IEグループを欠如していたことを報告するためにDSAAPエラー表示方法/手順を開始することができる。
別の例として、受信メッセージ受信された応答メッセージが指定された臨界「IEを無視して送信者に通知」を有する1つ又は複数のIE/IEグループを欠如している際は、受信側の実体は、それらのIEを欠如していることを無視し、メッセージに存在する他のIE/IEグループに基づいて方法/手順を続行し、1つ又は複数のIE/IEグループを欠如していたことを報告するためにDSAAPエラー表示方法/手順を開始することができる。
別の例として、方法/手順を開始する受信メッセージが指定された臨界「IEを無視」を有する1つ又は複数のIE/IEグループを欠如している際は、受信側の実体は、それらのIEを欠如していることを無視し、メッセージに存在する他のIE/IEグループに基づいて方法/手順を続行することができる。
別の例として、受信された応答メッセージが指定された臨界「IEを無視」を有する1つ又は複数のIE/IEグループを欠如している際は、受信側の実体は、それらのIE/IEグループを欠如していることを無視し、メッセージに存在する他のIE/IEグループに基づいて方法/手順を続行することができる。
受信側の実体(例えば、DSC、DPCなど)は、様々な方法で、間違った順番で受信されるか、多過ぎる発生を含むか又は誤って存在する(すなわち、条件が満たされない際に「条件付き」として含まれるか又はマーク付けされる)IE又はIEグループを含むメッセージに応答するように構成することができる。例えば、受信側の実体(例えば、DSC、DPCなど)は、受信メッセージが間違った順番のIEもしくはIEグループを含むか、発生が多過ぎるIEを含むか又は誤って存在するIEを含むという判断に応答して、受信された開始メッセージの機能要求のいずれも実行しないように構成することができる。受信側の実体は、方法/手順を拒否し、普段は方法/手順の不成功結果の報告に使用されるメッセージを使用して、原因値「抽象構文エラー(偽って構築されたメッセージ)」について報告することができる。開始メッセージで受信された情報が方法/手順の不成功結果の報告に使用されるメッセージに存在する必要がある全てのIEの値の決定に不十分である際は、受信側の実体は、方法/手順を終了し、DSAAPエラー表示方法/手順を開始することができる。
別の例として、間違った順番の、発生が多過ぎる又は誤って存在するIE又はIEグループを含む、不成功結果を報告するためのメッセージを有さない方法/手順を開始するメッセージが受信された際は、受信側の実体は、方法/手順を終了し、原因値「抽象構文エラー(偽って構築されたメッセージ)」を使用してDSAAPエラー表示方法/手順を開始することができる。
別の例として、間違った順番の、発生が多過ぎる又は誤って存在するIE又はIEグループを含む応答メッセージが受信された際は、受信側の実体は、方法/手順を終了に失敗したものと見なし、ローカルエラー処理を開始することができる。
上記で言及されるように、プロトコルエラーは、転送構文エラー、抽象構文エラー及び論理エラーを含む。論理エラーは、メッセージが正しく把握されたが、メッセージ内に含まれる情報が有効ではない(すなわち、意味エラー)か又は受信側の実体の状態との互換性がない方法/手順について説明する際に起こる。
実施形態では、受信側の実体(例えば、DSC、DPCなど)は、論理エラーの決定/検出に応答して、方法/手順のクラスに基づいて及び誤った値を含むIE/IEグループの臨界情報に関係なく、エラーに対する応答動作を実行するように構成することができる。
例えば、クラス1の方法/手順の要求メッセージで論理エラーが検出され、方法/手順がこの不成功結果について報告するためのメッセージを有する際は、このメッセージは、「意味エラー」又は「レシーバ状態との互換性がないメッセージ」などの適切な原因値(すなわち、原因IEの)と共に送信することができる。クラス1の方法/手順の要求メッセージで論理エラーが検出され、方法/手順がこの不成功結果について報告するためのメッセージを有さない際は、方法/手順を終了し、適切な原因値でDSAAPエラー表示方法/手順を開始することができる。論理エラーがクラス1の手順の応答メッセージに存在する場合は、手順を終了に失敗したものと見なし、ローカルエラー処理を開始することができる。
クラス2の手順のメッセージで論理エラーが検出された際は、手順を終了し、適切な原因値でDSAAPエラー表示手順を開始することができる。
様々な実施形態では、受信側の実体(例えば、DSC、DPCなど)は、エラー表示メッセージでプロトコルエラーが検出された際には、ローカルエラー処理方法/手順(DSAAPエラー表示方法/手順とは対照的に)を実行するように構成することができる。応答メッセージ又はエラー表示メッセージを返送する必要があるが、そのメッセージのレシーバの決定に必要な情報を欠如している場合は、手順を終了に失敗したものと見なし、ローカルエラー処理を開始することができる。手順を終了するエラーが起こった際には、返された原因値は、臨界「無視して通知」を有する1つ又は複数の抽象構文エラーが同じ手順内で以前に起こった場合でさえ、手順の終了を引き起こしたエラーを反映することができる。
図18Aは、MME 130によって記憶又は管理される情報を更新するHSSユーザプロファイル管理方法の実施形態1800を示す。HSSユーザプロファイル管理方法1800は、HSS 130コンポーネント及びMME 130コンポーネント内の処理コアによって実行し得、HSS 130コンポーネント及びMME 130コンポーネントは各々、DSAAPモジュール/コンポーネントの全て又は部分を含み得る。
動作ブロック1802において、HSS 132は、HSSユーザプロファイルリポジトリをモニタして、HSS情報(例えば、HSSユーザプロファイル情報)がワイヤレスデバイス(又はワイヤレスデバイスユーザ/加入者)に関して変更されたかどうかを判断し得る。図18Aに示される例では、ブロック1802において、HSS 132は、HSS情報が変更されたことを検出する。動作ブロック1804において、HSS 132は、検出された変更が、ワイヤレスデバイスと関連付けられたMME130に記憶されたHSSユーザプロファイルに影響するかどうかを判断し得る。例えば、HSS132は、変更されたHSS情報が、ワイヤレスデバイスに提供される新しいQoSレベルを識別するかどうか、ワイヤレスデバイスが貸主ネットワークの資源を使用する許可を有する(例えば、借主ネットワークの落札を介して)ことなどを判断し得る。
動作1806において、HSS 132は、検出された変更がMME 130に影響するとの判断に応答して、HSS加入者データ挿入通信メッセージを生成し、MME 130に送信し得る。HSS 132は、IMSI値及び変更加入情報データ/データなどのHSS情報への変更をMME 130に通知するのに適する情報を含むように、HSS加入者データ挿入メッセージを生成し得る。実施形態では、HSS加入者データ挿入メッセージは、「変更データ」通信メッセージであり得る。
動作ブロック1808において、MME 130は、HSS加入者データ挿入メッセージを受信し、受信したメッセージに含まれる情報を使用して、MME 130の記憶されたユーザプロファイル情報を追加、除去、又は変更し得る。動作ブロック1812において、MME処理コアは、必要な場合、変更に応答して追加の動作を実行して、適切な行動を開始し得る。例えば、動作ブロック1812において、MME130は、HSS加入者データ挿入に含まれる情報に基づいて、ワイヤレスデバイスがネットワーク内でローミングすることが許可されていないとの判断に応答して、切断手順を開始し得る。MME 130内に関連するアクティブPDN接続を有さない受信したPDN加入テキストの場合、ブロック1812において、さらなる動作は必要ない。それ以外、加入QoSプロファイルが変更されており、ISRがアクティブ化されていない時、ワイヤレスデバイスがECM接続状態又はECMアイドル状態である場合、ブロック1812において、HSS開始の加入QoS変更手順/方法を呼び出すか、又は実行し得る。ワイヤレスデバイスがECMアイドル状態であり、且つISRがアクティブ化されている場合、MME 130は、次のECMアイドルからECM接続への遷移時に、HSS開始の加入QoS変更手順/方法を呼び出すか、又は実行し得る。ワイヤレスデバイスがECMアイドル状態であり、且つISRがアクティブ化されていない場合(且つ加入変更により、もはやPDN接続が許可されない場合)、MME 130はPDN切断手順を開始して、関係するPDN接続を削除し得る。ワイヤレスデバイスがECM接続状態であり、CSG又はハイブリッドセルを介して接続される場合、MME 130は、受信したCSG加入データをチェックして、そのセルへのCSGメンバシップが変更されたか、又は期限切れしたかを判断し得る。そのセルへのCSGメンバシップが変更されるか、又は期限切れしたことをMME 130が検出する場合、MME 130はそれに従って様々な動作を実行して、応答し得る。
動作1812において、MME 130は、HSS加入データ挿入肯定応答メッセージを生成し、HSS 132に送信し得る。MME 130は、ユーザプロファイル情報への変更及び/又は追加の動作の結果をMME 130に通知するのに適するIMSI値及び情報を含むように、HSS加入データ挿入肯定応答メッセージを生成し得る。動作1812において、HSS処理コアは、HSS加入データ挿入肯定応答メッセージを受信し、受信したメッセージに含まれる情報を使用して、MME 130に一致するように情報を更新し得る。
図18Bは、情報をパージする方法の実施形態1850を示す。方法1850は、HSS 130コンポーネント及びMME 130コンポーネント内の処理コアによって実行し得て、HSS 130コンポーネント及びMME 130コンポーネントは各々、DSAAPモジュール/コンポーネントの全て又は部分を含み得る。
動作ブロック1852において、MME 130は、切断されたワイヤレスデバイスの加入データ及び移動性管理コンテキスト情報が削除されたかどうかを判断してもよく、切断されたワイヤレスデバイスに対応するユーザプロファイル情報及び加入データを削除し得る。MME 130は、暗黙的もしくは明示的な切断直後に加入データ及び移動性管理コンテキスト譲歩を削除するか、又はHSS 132にアクセスせずに後に取り付けた時にデータを再使用し得るように、事前設定された時間期間にわたり、情報を保持し得る。
動作1854において、MME 130は、UEパージ通信メッセージを生成し、HSS 132に送信し得る。動作ブロック1856において、HSS 132は、ワイヤレスデバイスが切断されたことを反映するように、情報及び記録を更新し得る。例えば、HSS 132は、「E−UTRANのUEパージ」フラグを設定し得る。動作1858において、HSS 132は、UEパージ肯定応答メッセージを生成し、MME 130に送信し得る。
図18Cは、ホーム加入者サーバ(HSS)から加入者データを要求する方法の実施形態1870を示す。方法1870は、HSS 130コンポーネント及びDSC 1144コンポーネント内の処理コアによって実行し得、HSS 130コンポーネント及びDSC 1144コンポーネントは各々、DSAAPモジュール/コンポーネントの全て又は部分を含み得る。
動作ブロック1854において、DSC 144は、DSAリースへのリース割り当て動作を実行中であり得る(例えば、借主ネットワークが貸主ネットワークの資源を使用することを許可する落札)。動作ブロック1874において、DSC 144は、リースのネットワーク識別子又はPLMN(例えば、落札で識別される)を取得し、借主HSS 132への問い合わせを開始し得る。動作1876において、DSC 144は、加入者データ要求メッセージを生成し、HSS 132コンポーネントに送信し得る。
動作ブロック1878において、HSS 132は、受信した加入者データ要求メッセージに含まれる情報を使用して、DSAリース下で貸主資源を使用することが許可されたワイヤレスデバイス加入者を、QoS又はサービスパック定義情報などのそれらのユーザプロファイル情報と共に識別し選択し得る。それに加えて、HSS 132は、必要であれば、受信した加入者データ要求メッセージに含まれる情報、ユーザプロファイル情報を更新し得る。動作1880において、HSS 132は、加入者データ応答メッセージを生成し、DSC 144コンポーネントに送信し得る。様々な実施形態では、HSS 132は、ワイヤレスデバイスの場所、IPアドレス、QoSプロファイル、ローミングのアクセス制限、ワイヤレスデバイスが接続許可されたPDN、1つ又は複数の加入IPアドレスを示すAPN又はPDNアドレス、ワイヤレスデバイスが現在取り付けられているか、又は登録されているMMEの識別情報などについての情報を含むように加入者データ応答メッセージを生成し得る。
図19は、移動性管理実体(MME)内のユーザプロファイル情報を更新するHSS方法の実施形態1900を示す。方法1900は、HSSコンポーネントの処理コアにおいて実行し得る。
ブロック1902において、処理コアは、ユーザプロファイル情報、加入者データ、ワイヤレスデバイス情報、及び/又はDSA情報をDSCから受信し得る。例えば、処理コアは、ワイヤレスデバイスの場所、IPアドレス、QoSプロファイル、ローミングのアクセス制限、ワイヤレスデバイスが接続許可されるPDN、1つ又は複数の加入IPアドレスを示すAPN又はPDNアドレス、ワイヤレスデバイスが現在取り付けられているか、又は登録されているMMEの識別情報などについての更新情報を受信し得る。また、ブロック1902において、処理コアは、HSSコンポーネントのメモリに記憶された任意のHSS情報をDSCコンポーネントから受信された情報に鑑みて更新すべきであるかどうかを判断し得る。
ブロック1904において、処理コアは、HSSのメモリに記憶されたHSS情報(例えば、HSSユーザプロファイル情報)がワイヤレスデバイスに関して変更された(例えば、DSCからの更新情報の受信に応答して)かどうかを判断し得る。様々な実施形態では、HSS情報は、ユーザプロファイル情報、加入情報、ワイヤレスデバイス場所情報、IPアドレス情報、QoSプロファイル情報、ローミングのアクセス制限、ワイヤレスデバイスが接続許可されたPDN、1つ又は複数の加入IPアドレスを示すAPN又はPDNアドレス、ワイヤレスデバイスが現在取り付けられているか、又は登録されているMMEの識別情報などについての更新情報、国際モバイル加入者識別(IMSI)値、ネットワークアクセスモード(NAM)値、国際モバイル機器識別情報(IMEI)、ワイヤレスデバイスタイプ識別子、認証及び暗号化に関連するデータ、ローミング許可に関連するデータ、ワイヤレスデバイスステータス情報、オペレータ決定制約に関連するデータ、トレース情報、プライバシー例外リスト、サービスタイプ情報、請求情報、及び/又はHSSコンポーネントによって一般的に記憶される任意の情報を含み得て、及び/又は加入者プロファイルリポジトリである。
ブロック1906において、処理コアは、HSS情報への変更が、MMEのユーザプロファイルリポジトリに記憶された情報に影響するかどうかを判断し得る。ブロック1908において、処理コアは、HSSのメモリに記憶されたHSS情報への変更を識別する情報を含む変更データ通信メッセージを生成し得る。ブロック1910において、処理コアは、第1の通信リンクを介して、生成された変更データ通信メッセージをMMEに送信し得る。
図20は、ユーザプロファイル情報を更新し、ワイヤレスデバイスのサービス品質(QoS)を変更するMME方法の実施形態2000を示す。方法2000は、MMEコンポーネントの処理コアで実行し得る。ブロック2002において、処理コアは、変更データ通信メッセージをHSSコンポーネントから受信し得る。ブロック2004において、処理コアは、受信した変更データ通信メッセージに含まれる情報を使用して、MMEのユーザプロファイルリポジトリに記憶されたユーザプロファイル情報を変更し得る。ブロック2006において、処理コアは、受信した変更データ通信メッセージに含まれる情報を使用して、公衆データネットワーク(PDN)加入コンテキストが、MME内に関連するアクティブPDN接続を有するかどうかを判断し得る。ブロック2008において、処理コアは、受信した変更データ通信メッセージに含まれる情報を使用して、加入サービス品質(QoS)プロファイルが変更されたかどうかを判断し得る。
ブロック2010において、処理コアは、QoSプロファイルが変更されたとの判断に応答して、加入QoS変更動作を実行し得る。加入QoS変更手順/方法の実行は、加入者グループ又はワイヤレスデバイスに提供されるQoSを増減し(例えば、データ接続のQoSを低下させて、eNodeBでの輻輳を低減し)、且つ/又はMME又はHSSコンポーネントによって記憶又は管理されるQoS情報を更新する様々な動作を実行することを含み得る。実施形態では、ブロック2010において、処理コアは、加入QoSプロファイルが変更された、ワイヤレスデバイスがECM接続状態又はECMアイドル状態の1つであり、且つ/又はISRがアクティブ化されていないとの判断に応答して、QoS変更手順/方法を開始し得る。さらなる実施形態では、ブロック2010において、処理コアは、ワイヤレスデバイスがECMアイドル状態であり、ISRがアクティブ化されたとの判断に応答して、次のECMアイドルからECM接続への遷移後、加入QoS変更手順/方法を開始し得る(又はHSSコンポーネントに開始させ得る)。
様々な実施形態は、DSAシステムの効率及び速度を向上させるため、2つ以上のDSAコンポーネント(例えば、DPC、DSC、eNodeB、MME、HSSなど)間の通信を可能にする、促進する、サポートする又は増大するように構成された動的スペクトルアービトラージアプリケーションパート(DSAAP)プロトコル及び/又はコンポーネントを含むか又は使用することができる。DSAコンポーネントは、本出願で論じられるいかなるコンポーネントでも及び/又は本出願で論じられるDSA動作、通信もしくは方法のいずれかに参加するいかなるコンポーネントでもあり得る。従って、DSAAPコンポーネントは、本出願で論じられるいかなるコンポーネント間の通信(DPCコンポーネントとDSCコンポーネントとの間、DSCコンポーネントとeNodeBコンポーネントとの間、DSCコンポーネントとMMEコンポーネントとの間、DSCコンポーネントとHSSコンポーネントとの間、MMEコンポーネントとHSSコンポーネントとの間、eNodeBコンポーネントとワイヤレスデバイスとの間などの通信を含む)も可能にする、促進する、サポートする又は増大するように構成することができる。
2つ以上のDSAコンポーネント間の通信を促進するため、DSAAPコンポーネントは、アプリケーションプログラミングインタフェース(API)を公開すること及び/又はDSAコンポーネント間の通信を促進するクライアントモジュールを含むことができる。それに加えて、DSAAPコンポーネントは、DSAコンポーネントが特定の情報の伝達、使用特有の通信メッセージの使用、ならびに/あるいは、DSAシステム及び参加ネットワークの効率及び速度をさらに向上する様々なDSA機能を共に提供する特定の動作の実行を行えるように構成することができる。
例として、DSAAPコンポーネントは、eNodeBがDSCコンポーネントと(例えば、Xeインタフェースを介して)、他のeNodeBと(例えば、X2インタフェースを介して)及び様々な他のコンポーネントと(例えば、S1インタフェースを介して)と通信できるように構成することができる。さらなる例として、DPC及び/又はDSCコンポーネントが異なるネットワークにわたって資源をより良くプールできるように、様々なネットワークにおけるトラフィック及び資源使用をより良くモニタできるように、入札及び入札情報についてより効率的に伝達できるように、素早く且つ効率的にコンポーネントの登録及び登録解除を行えるように、ならびに、バックオフ動作をより良く実行できるように、DSAAPコンポーネントは、DSCコンポーネントとDPCコンポーネントとの間の通信を可能にする、促進する、サポートする又は増大するように構成することができる。また、DSAAPコンポーネントは、入札、インボイスの生成、資源の広告、資源の要求、資源の購入、入札認証情報の有効性の確認などの手順の性能及び効率を向上することによって、DSA資源オークション動作を改善することもできる。
様々な実施形態では、全て又は一定の部分のDSAAPコンポーネントは、DPCコンポーネント、DSCコンポーネント、eNodeBコンポーネント、MMEコンポーネント、HSSコンポーネントなどの1つ又は複数のDSAコンポーネントに含めることができる。DSAAPコンポーネントは、ハードウェア、ソフトウェア、又は、ハードウェアとソフトウェアの組合せで実装することができる。実施形態では、DSAAPコンポーネントは、Xe、Xd及び/又はX2基準点上で定義することができるDSAAPプロトコルを実装するように構成することができる。様々な実施形態では、DSCとeNodeBとの間のXe基準点は、DSAAPプロトコル、TR−069プロトコル及び/又はTR−192データモデル拡張を使用して、eNodeBにおける利用可能な資源のリストアップ及びeNodeBへの入札/買い確認の通知をサポートすることができる。DSCとDPCとの間のXd基準点は、動的スペクトル及び資源アービトラージ動作のためのDSAAPプロトコルを使用することができる。eNodeB間のX2インタフェース/基準点もまた、DSAAPプロトコルを使用して、情報を伝達することができる。
様々な実施形態では、DSAAPコンポーネントは、様々なDSAコンポーネント(例えば、DSC、DPC、eNodeBなど)がDSAAPプロトコルをした通信及び/又は様々なDSAAP方法の実行を行えるように構成することができる。DSAAP方法は、第1の電気通信ネットワーク(例えば、借主ネットワーク)の第1のDSCサーバ、第2の電気通信ネットワーク(例えば、貸主ネットワーク)の第2のDSCサーバ、ならびに、第1及び第2の電気通信ネットワーク外のDPCサーバを含むシステムなど、本出願で論じられるいずれのDSAシステムでも実行することができる。
様々な実施形態は、各種のモバイルワイヤレスコンピューティングデバイス上で実装することができ、その例を図21に示す。具体的には、図21は、実施形態のいずれかでの使用に適したスマートフォン/セルフォン2100の形態のモバイルトランシーバデバイスのシステムブロック図である。セルフォン2100は、内部メモリ2102と結合されたプロセッサ2101と、ディスプレイ2103と、スピーカ2104とを含み得る。それに加えて、セルフォン2100は、ワイヤレスデータリンクに接続することができる電磁放射線を送信及び受信するためのアンテナ2105及び/又はプロセッサ2101と結合されたセルラフォントランシーバ2106を含み得る。また、セルフォン2100は、通常、ユーザ入力を受信するためのメニュー選択ボタン又はロッカスイッチ2107も含み得る。
また、典型的なセルフォン2100は、マイクロフォンから受信された音声をワイヤレス伝送に適したデータパケットにデジタル化し、受信された音声データパケットを復号してアナログ信号を生成し、音声を生成するためにスピーカ2104にアナログ信号を提供する音声符号化/復号(CODEC)回路2108も含み得る。また、プロセッサ2101、ワイヤレストランシーバ2106及びCODEC 2108のうちの1つ又は複数は、デジタル信号プロセッサ(DSP)回路(別々に図示せず)を含み得る。セルフォン2100は、ワイヤレスデバイス間の低出力狭域通信のためのZigBeeトランシーバ(すなわち、IEEE802.15.4トランシーバ)又は他の同様の通信回路(例えば、Bluetooth(登録商標)もしくはWiFiプロトコルなどを実装している回路)をさらに含み得る。
スペクトルアービトラージ機能を含む上記で説明される実施形態は、図22に示されるサーバ2200などの各種の市販のサーバデバイス上の放送システム内で実装することができる。そのようなサーバ2200は、通常、揮発性メモリ2202及び大容量不揮発性メモリ(ディスクドライブ2203など)と結合されたプロセッサ2201を含む。また、サーバ2200は、プロセッサ2201と結合されたフロッピー(登録商標)ディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)又はDVDディスクドライブ2204も含み得る。また、サーバ2200は、他の通信システムコンピュータ及びサーバと結合されたローカルエリアネットワークなどのネットワーク2207とのデータ接続を確立するためにプロセッサ2201と結合されたネットワークアクセスポート2206も含み得る。
プロセッサ2101、2201は、以下で説明される様々な実施形態の機能を含む各種の機能を実行するようにソフトウェア命令(アプリケーション)によって構成することができる、いかなるプログラマブルマイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ又は複数のプロセッサチップもしくはチップでもあり得る。いくつかのワイヤレスデバイスでは、あるプロセッサはワイヤレス通信機能専用であり、あるプロセッサは他のアプリケーションの実行専用である、複数のプロセッサ2201を提供することができる。通常、ソフトウェアアプリケーションは、アクセスされたり、プロセッサ2101、2201にロードされたりする前に、内部メモリ2102、2202に格納することができる。プロセッサ2101、2201は、アプリケーションソフトウェア命令の格納に十分な内部メモリを含み得る。いくつかのサーバでは、プロセッサ2201は、アプリケーションソフトウェア命令の格納に十分な内部メモリを含み得る。いくつかのレシーバデバイスでは、セキュアメモリが、プロセッサ2101と結合された別々のメモリチップにあり得る。内部メモリ2102、2202は、揮発性又は不揮発性メモリ(フラッシュメモリなど)あるいは両方の混合物であり得る。この説明の目的のため、メモリへの一般的な言及は、プロセッサ2101、2201によるアクセスが可能な全てのメモリを指し、内部メモリ2102、2202、デバイスに差し込まれた取り外し可能メモリ及びプロセッサ2101、2201自体内のメモリを含む。
前述の方法説明及びプロセスフロー図は、単に例示的な例として提供され、提示される順番で様々な実施形態のステップを実行しなければならないことを必要とするか又は含意することを意図しない。当業者によって理解されるように、前述の実施形態のステップの順番は、いかなる順番でも実行することができる。「その後」、「次いで」「次に」などの用語は、ステップの順番を限定することを意図しない。すなわち、これらの用語は、単に、方法の説明を通じて読者を導くために使用される。さらに、例えば、冠詞(「a」、「an」又は「the」)を使用した単数形でのクレーム要素へのいかなる言及も、要素を単数形に限定するものと解釈してはならない。
本明細書で開示される実施形態に関連して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア又は両方の組合せとして実装することができる。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すため、上記では、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路及びステップについて、一般に、それらの機能性の観点から説明してきた。そのような機能性がハードウェアとして実装されるか又はソフトウェアとして実装されるかは、全システムに課される特定のアプリケーション及び設計制約に依存する。当業者は、特定のアプリケーションの各々に対して様々な方法で説明される機能性を実装することができるが、そのような実装決定は、本発明の範囲からの逸脱を引き起こすものと解釈すべきではない。
本明細書で開示される実施形態に関連して説明される様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール及び回路を実装するために使用されるハードウェアは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DPC)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、離散ゲートもしくはトランジスタ論理、離散ハードウェアコンポーネント、又は、本明細書で説明される機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せで実装又は実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替の方法では、プロセッサは、いかなる従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ又は状態マシンでもあり得る。また、プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ(例えば、DPCとマイクロプロセッサの組合せ、多数のマイクロプロセッサ、DPCコアと連結された1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、又は、他の任意のそのような構成)として実装することもできる。あるいは、いくつかのステップ又は方法は、所与の機能に特有の回路によって実行することができる。
1つ又は複数の例示的な実施形態では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はそれらの任意の組合せで実装することができる。ソフトウェアで実装される場合は、機能は、非一時的なコンピュータ可読媒体又は非一時的なプロセッサ可読媒体上に1つ又は複数の命令又はコードとして格納することができる。本明細書で開示される方法又はアルゴリズムのステップは、非一時的なコンピュータ可読又はプロセッサ可読記憶媒体上に存在し得るプロセッサ実行可能ソフトウェアモジュールで実施することができる。非一時的なコンピュータ可読又はプロセッサ可読記憶媒体は、コンピュータ又はプロセッサによるアクセスが可能ないかなる記憶媒体でもあり得る。限定ではなく、例として、そのような非一時的なコンピュータ可読又はプロセッサ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、CD−ROMもしくは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶デバイス、又は、命令もしくはデータ構造の形態での所望のプログラムコードの格納に使用することができ、コンピュータによるアクセスが可能な他の任意の媒体を含み得る。ディスク(「Disk」及び「disc」)は、本明細書で使用されるように、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク及びブルーレイディスクを含み、通常はディスクはデータを磁気的に再生するが、ディスクはレーザを用いてデータを光学的に再生する。上記の組合せもまた、非一時的なコンピュータ可読及びプロセッサ可読媒体の範囲内に含まれる。それに加えて、方法又はアルゴリズムの動作は、非一時的なプロセッサ可読媒体及び/又はコンピュータ可読媒体上にコード及び/又は命令の1つ、任意の組合せ又はセットとして存在し得て、コンピュータプログラム製品に組み込むことができる。
開示される実施形態の先行する説明は、当業者が本発明を作成又は使用できるようにするために提供される。これらの実施形態への様々な変更は、当業者であれば容易に明らかであり、本明細書で定義される一般原理は、本発明の精神又は範囲から逸脱することなく、他の実施形態に適用することができる。従って、本発明は、本明細書に示される実施形態に限定されることを意図しないが、以下の請求項の範囲ならびに本明細書で開示される原理及び新規の特徴と一致する最も広い範囲が与えられるべきである。

Claims (20)

  1. 動的スペクトルアービトラージ(DSA)システムであって、
    ホーム加入者サーバ(HSS)プロセッサを備えるHSSと、
    第1の通信リンクを介して前記HSSと結合された移動性管理実体(MME)プロセッサを備えるMMEと、
    第2の通信リンクを介して前記MMEと結合されたeNodeBプロセッサを備えるeNodeBと、
    第3の通信リンクを介して前記eNodeBと結合された動的スペクトルコントローラ(DSC)プロセッサを備えるDSCと、
    第4の通信リンクを介して前記DSCと結合された動的スペクトルポリシコントローラ(DPC)プロセッサを備えるDPCと、
    を備える、動的スペクトルアービトラージ(DSA)システム。
  2. 前記HSSプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、
    前記HSSのメモリに記憶されたHSS情報が、ワイヤレスデバイスに関して変更されたかどうかを判断し、
    前記HSS情報が変更されたとの判断に応答して、前記変更が、前記MMEのユーザプロファイルリポジトリに記憶されたユーザプロファイル情報に影響するかどうかを判断し、
    前記変更を識別する情報を含む変更データ通信メッセージを生成し、
    前記第1の通信リンクを介して、前記生成された変更データ通信メッセージを前記MMEに送信すること、
    を含む動作を実行するように構成される、請求項1に記載のDSAシステム。
  3. 前記MMEプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、
    前記第1の通信リンクを介して前記変更データ通信メッセージを受信し、
    前記受信した変更データ通信メッセージに含まれるユーザプロファイル情報を前記ユーザプロファイルリポジトリに追加すること、
    を含む動作を実行するように構成される、請求項2に記載のDSAシステム。
  4. 前記MMEプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、
    前記第1の通信リンクを介して前記変更データ通信メッセージを受信し、
    前記受信した変更データ通信メッセージに含まれる情報を使用して、前記ユーザプロファイルリポジトリに記憶されたユーザプロファイル情報を変更すること、
    を含む動作を実行するように構成される、請求項2に記載のDSAシステム。
  5. 前記MMEプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、
    前記第1の通信リンクを介して前記変更データ通信メッセージを受信し、
    前記受信した変更データ通信メッセージに含まれる情報を使用して、公衆データネットワーク(PDN)加入コンテキストが、前記MME内に関連するアクティブPDN接続を有するかどうかを判断し、
    加入サービス品質(QoS)プロファイルが変更されたかどうかを判断し、
    前記加入QoSプロファイルが変更されたとの判断に応答して、加入QoS変更動作を実行すること、
    を含む動作を実行するように構成される、請求項2に記載のDSAシステム。
  6. 前記MMEプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、
    切断されたワイヤレスの加入データ及びモバイル管理コンテキストが削除されたかどうかを判断し、
    前記切断されたワイヤレスの前記加入データ及び前記モバイル管理コンテキストが削除されたとの判断に応答して、前記第1の通信リンクを介してパージ通信メッセージを前記HSSに送信すること、
    を含む動作を実行するように構成される、請求項1に記載のDSAシステム。
  7. 前記HSSプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、
    前記第1の通信リンクを介して前記パージ通信メッセージを受信し、
    前記パージ通信メッセージの受信に応答して、パージフラグを設定すること、
    を含む動作を実行するように構成される、請求項6に記載のDSAシステム。
  8. 前記DPCプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、
    オークションに提出された資源が前記オークションから撤回すべきであることを示す資源撤回通信メッセージを第2のDSCから受信し、
    前記第4の通信リンクを介して、前記受信した資源撤回通信メッセージを前記DSCに送信すること、
    を含む動作を実行するように構成される、請求項1に記載のDSAシステム。
  9. 前記DSCプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、
    前記DPCから第4の通信リンクを介して前記資源撤回通信メッセージを受信し、
    前記第3の通信リンクを介して、前記示された資源と関連付けられたクローズド加入者グループ識別子を削除する要求を前記eNodeBに送信すること、
    を含む動作を実行するように構成される、請求項8に記載のDSAシステム。
  10. 前記eNodeBプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、
    前記第3の通信リンクを介して、前記クローズド加入者グループ識別子を削除する前記要求を前記DSCから受信し、
    アクティブ資源のリストから前記クローズド加入者グループ識別子を除去することにより、前記アクティブ資源のリストを更新し、
    前記更新されたアクティブ資源のリストを含む構成更新通信メッセージを生成し、
    前記第2の通信リンクを介して、前記構成更新通信メッセージを前記MMEに送信すること、
    を含む動作を実行するように構成される、請求項9に記載のDSAシステム。
  11. 前記DSCプロセッサが、第5の通信リンクを介して前記HSSと結合し、及び
    前記DSCプロセッサが、第6の通信リンクを介して前記MMEと結合する、請求項1に記載のDSAシステム。
  12. 前記HSSプロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、
    前記第5の通信リンクを介して、更新HSS情報を前記DSCから受信し、
    前記更新HSS情報が、前記MMEのユーザプロファイルリポジトリに記憶されたユーザプロファイル情報に影響するかどうかを判断し、
    前記変更を識別する情報を含む変更データ通信メッセージを生成し、
    前記第1の通信リンクを介して、前記生成された変更データ通信メッセージを前記MMEに送信すること、
    を含む動作を実行するように構成される、請求項11に記載のDSAシステム。
  13. 情報を同期する動的スペクトルアービトラージ(DSA)方法であって、
    ホーム加入者サーバ(HSS)のメモリに記憶されたHSS情報が、ワイヤレスデバイスに関して変更されたかどうかを前記HSSのプロセッサにおいて判断し、
    前記HSS情報が変更されたとの判断に応答して、前記変更が、移動性管理実体(MME)のユーザプロファイルリポジトリに記憶されたユーザプロファイル情報に影響するかどうかを判断し、
    前記変更を識別する情報を含む変更データ通信メッセージを生成し、
    前記生成された変更データ通信メッセージを前記MMEに送信すること、
    を含む、動的スペクトルアービトラージ(DSA)方法。
  14. 前記MMEのMMEプロセッサにおいて、前記変更データ通信メッセージを受信し、
    前記受信した変更データ通信メッセージに含まれるユーザプロファイル情報を前記MMEの前記ユーザプロファイルリポジトリに追加すること、
    をさらに含む、請求項13に記載のDSA方法。
  15. 前記MMEのMMEプロセッサにおいて、前記変更データ通信メッセージを受信し、
    前記受信した変更データ通信メッセージに含まれる情報を使用して、前記MMEの前記ユーザプロファイルリポジトリに記憶されたユーザプロファイル情報を変更すること、
    をさらに含む、請求項13に記載のDSA方法。
  16. 前記MMEのMMEプロセッサにおいて、前記変更データ通信メッセージを受信し、
    前記受信した変更データ通信メッセージに含まれる情報を使用して、公衆データネットワーク(PDN)加入コンテキストが、前記MME内に関連するアクティブPDN接続を有するかどうかを判断し、
    加入サービス品質(QoS)プロファイルが変更されたかどうかを前記MMEプロセッサによって判断し、
    前記加入QoSプロファイルが変更されたとの判断に応答して、前記MMEプロセッサによって加入QoS変更動作を実行すること、
    をさらに含む、請求項13に記載のDSAシステム。
  17. ホーム加入者サーバ(HSS)であって、
    メモリと、
    前記メモリと結合されたプロセッサと
    を備え、前記プロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、
    移動性管理実体(MME)サーバへの第1の通信リンクを確立し、
    前記メモリに記憶されたHSS情報が、ワイヤレスデバイスに関して変更されたかどうかを判断し、
    前記HSS情報が変更されたとの判断に応答して、前記変更が、移動性管理実体(MME)のユーザプロファイルリポジトリに記憶されたユーザプロファイル情報に影響するかどうかを判断し、
    前記変更を識別する情報を含む変更データ通信メッセージを生成し、
    前記第1の通信リンクを介して、前記生成された変更データ通信メッセージを前記MMEに送信すること、
    を含む動作を実行するように構成される、ホーム加入者サーバ(HSS)。
  18. 前記プロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、
    動的スペクトルコントローラ(DSC)サーバへの第2の通信リンクを確立し、
    前記第2の通信リンクを介して、加入者情報への要求を前記DSCから受信し、
    前記要求の受信に応答して、前記HSS情報を前記DSCに送信すること、
    をさらに含む動作を実行するように構成される、請求項17に記載のHSS。
  19. 前記プロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、前記変更データ通信メッセージを生成することが、公衆データネットワーク(PDN)加入コンテキストが、前記MME内に関連するアクティブPDN接続を有するかどうかを判断するための情報を含むように前記変更データ通信メッセージを生成することを含むような動作を実行するように構成される、請求項17に記載のHSS。
  20. 前記プロセッサは、プロセッサ実行可能命令を用いて、前記変更データ通信メッセージを生成することが、加入サービス品質(QoS)プロファイルが前記ワイヤレスデバイスに関して変更されたと判断するための情報を含むように前記変更データ通信メッセージを生成することを含むような動作を実行するように構成される、請求項17に記載のHSS。
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