JPH11239238A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH11239238A
JPH11239238A JP10038455A JP3845598A JPH11239238A JP H11239238 A JPH11239238 A JP H11239238A JP 10038455 A JP10038455 A JP 10038455A JP 3845598 A JP3845598 A JP 3845598A JP H11239238 A JPH11239238 A JP H11239238A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ装置をWebサーバーにする
と、定期的にブラウザを用いてWebサーバーであるフ
ァクシミリ装置にアクセスをしなければならない。ま
た、ネットワークに接続されていれば、どのパソコンか
らもブラウザを利用して誰でも親展文書を閲覧可能とな
り、機密を守ることができない。 【要約】 ファクシミリ装置10は親展文書を受信する
と、記憶部12にある親展先ユーザの個人BOX121
にその親展文書を格納する。ファクシミリ装置10はW
ebサーバーとしての機能をもっており、Webサーバ
ー制御部13にこの親展文書の記憶先を登録する。次
に、受信通知部14によって親展先ユーザに電子メール
32が通知される。これを受けて親展先ユーザは、パソ
コン20からファクシミリ装置10にアクセスし、I
D、パスワードを入力する。すると、親展文書へのリン
ク先を通知されるので、これを用いて親展文書の閲覧を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ装置に
係り、特にパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと
略す)から、ワールドワイドウェブ(WWW)を閲覧可
能なブラウザを用いて、親展として個人宛てに届いた文
書を受信して閲覧できる親展文書受信用のファクシミリ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークシステムの普及によ
り、複数のパソコンがネットワークに接続され、あるパ
ソコンで作成されたデータをネットワークを通してほか
のパソコンで編集する等の処理が行われるようになっ
た。
【0003】更に、このような環境下において、ファク
シミリ装置が受信した文書をパソコンに転送したり、パ
ソコンで作成された文書をファクシミリ装置に転送して
送信させる、といったことが行われるようにもなってき
ている。
【0004】通常、このようなことをする場合、ファク
シミリ装置側には受信した文書をパソコンに転送するた
めに、サーバーとしての機能が必要になるため、サーバ
ーのソフトウェアが必要になる。一方、パソコン側には
クライアントとしての機能が必要になるため、クライア
ントのソフトウェアが必要となる。また、転送するデー
タに追加があったり、削除したいものがあった場合、ソ
フトウェアの改造に手間がかかってしまう。
【0005】このような問題を解決するために、インタ
ーネットにアクセスする際に利用されるようになった、
WWWを閲覧するためのブラウザ等のツールを利用して
情報を取り出すようになった。すなわち、ブラウザを利
用した場合、ブラウザには表示させるだけの最低限の機
能しか用意されておらず、ウェブ(Web)サーバー
に、ブラウザで表示させるためのソースを用意してい
る。
【0006】このため、転送するデータに追加があった
り、削除したいものがあった場合には、クライアントの
ソフトウェアであるブラウザに手を加えることなく、サ
ーバー側のソフトウェアに変更を加えればよいため、ソ
フトウェアの改造に手間が少なくて済む。また、パソコ
ンに対してクライアントソフトの再配布、再インストー
ルを必要とせず、利用者に対する影響も少ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常、
このようなブラウザは、Webサーバーに対して受信す
るデータの要求を出し、それに対してWebサーバーが
クライアントであるブラウザに対してデータ転送を行う
ようにしているため、ファクシミリ装置をWebサーバ
ーにすると、ファクシミリを受信した場合、受信したこ
とをパソコンに通知する手段がない。そのため、定期的
にブラウザを用いてWebサーバーであるファクシミリ
装置にアクセスをしなければならない。
【0008】また、ネットワークに接続されていれば、
どのパソコンからもブラウザを利用すれば、Webサー
バーにアクセス可能であり、ファクシミリ装置をWeb
サーバーにした場合、親展受信した文書であっても、ブ
ラウザを利用して誰でもこの文書を閲覧可能となり、機
密を守ることができない。
【0009】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
ネットワークに接続されたパソコンから、WWWを閲覧
可能なブラウザを用いて、親展として個人宛てに届いた
文書(ファクシミリで送受信が可能なデータすべてを指
す)を閲覧する際に機密を守ることができるファクシミ
リ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、ネットワークに接続されてサーバーとして
機能するファクシミリ装置であって、別のファクシミリ
装置との間でファクシミリ情報である文書データの送受
信を行うと共に、受信した文書データが個人宛ての親展
文書であるか否か判断する通信制御装置と、通信制御装
置により少なくとも親展文書であると判断された第1の
文書データと、親展文書でないと判断された第2の文書
データとを区別して別々の記憶領域に記憶する記憶手段
と、記憶手段に第1又は第2の文書データが記憶された
ときに、ネットワークを介してその記憶文書データに対
応するクライアントへ文書受信の電子メールを通知する
受信通知部と、記憶手段に第1又は第2の文書データが
記憶されたことが登録され、クライアントからネットワ
ークを介してそのクライアントの識別情報が入力された
ときに、記憶手段により識別情報が示すクライアント宛
ての第1の文書データがあるか否か検索させてその検索
結果を受け、第1の文書データがあるときにはその第1
の文書データが格納されている記憶領域へのリンク情報
をネットワークを介してクライアントへ通知し、第2の
文書データがあるときにはその第2の文書データが格納
されている記憶領域へのリンク情報をネットワークを介
してクライアントへ通知するサーバー制御部と、クライ
アントからのリンク情報に基づくアクセスがあったとき
に、そのリンク情報に対応する記憶手段の記憶領域から
第1の文書データ又は第2の文書データを読み出してク
ライアントへ送信するネットワーク制御部とを有する構
成としたものである。
【0011】本発明では、ファクシミリ装置内の親展文
書であると判断された第1の文書データ又は親展文書で
ないと判断された第2の文書データが記憶手段に記憶さ
れたときに、ネットワークを介してその記憶文書データ
に対応するクライアントへ文書受信の電子メールを通知
する。
【0012】また、本発明では、ネットワークに接続さ
れているクライアントは、ファクシミリ装置に入力した
識別情報に基づき、自己宛ての第1の文書データがある
ときにのみ、その第1の文書データが格納されている記
憶手段の記憶領域へのリンク情報をネットワークを介し
て通知される。
【0013】また、上記の通信制御装置は、受信した文
書データが親展文書であるときには、その親展受信のI
Dを取得し、上記の記憶手段は、通信制御装置から入力
される親展受信のIDが記憶されているかどうか検索
し、記憶されているときにはそのIDの専用記憶領域に
親展受信の文書データを第1の文書データとして記憶
し、記憶されていないとき又は親展受信でない文書デー
タであるときには、その受信文書データを第2の文書デ
ータとして、共有記憶領域に記憶することを特徴とす
る。
【0014】また、本発明は上記の受信通知部を、記憶
手段に第1の文書データが記憶されたときには、ネット
ワークを介して第1の文書データが記憶された専用記憶
領域に対応するIDのクライアントへ文書受信の電子メ
ールを通知し、第2の文書データが記憶されたときに
は、ネットワークを介して記憶手段にIDが登録されて
いるすべてのクライアントへ文書受信の電子メールを通
知する構成としたものである。
【0015】この発明では、親展文書でない文書データ
又は親展文書であっても記憶されているID以外の文書
データであるときには、記憶手段にIDが登録されてい
るすべてのクライアントにより当該文書データを閲覧す
ることができる。
【0016】また、本発明は、上記の通信制御装置を、
送信側の相手のファクシミリ装置から送信された非標準
機能設定信号中の親展受信ビットから、受信する文書デ
ータが個人宛ての親展文書であるか否か判断し、親展文
書であると判断したときには非標準機能設定信号中の親
展受信のIDを取り込み、記憶手段に通知することを特
徴とする。
【0017】また、本発明は、上記の記憶手段を、第1
の文書データを記録したときに、その第1の文書データ
が記憶された専用記憶領域に対応するリンク先情報を変
更して登録し、受信通知部は、ネットワークを介してそ
の登録文書データに対応するクライアントへ文書受信の
電子メールを変更後のリンク先情報を添付して通知する
ことを特徴とする。この発明では、リンク先情報が記憶
手段に第1の文書データが記憶される毎に変更される。
【0018】ここで、上記のリンク先情報はIDとパス
ワードからなり、リンク先情報の変更はパスワードを変
更することで行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明になるファクシミリ装置の一
実施の形態がネットワークを介してパソコンに接続され
たシステム構成図を示す。同図において、本実施の形態
のファクシミリ装置10は、パソコン20とネットワー
ク30を介して接続されており、互いにデータの送受信
が可能である。
【0020】ファクシミリ装置10は、ファクシミリの
送受信を制御する通信制御装置11と、中央処理装置
(CPU)による判断機能を有しており、文書データ等
を保持しておく記憶部12と、ファクシミリ装置10を
WebサーバーとするためのWebサーバー制御部13
と、文書が届いたことをユーザに通知するための受信通
知部14と、パソコン20とネットワーク30を介して
データの送受信を行うネットワーク制御部15とからな
る。
【0021】パソコン20は、ネットワークを介してデ
ータの送受信を行う、ネットワーク制御部21と、ブラ
ウザを実行するためのクライアント制御部22と、文書
を表示をするための出力部23と、キーボード等の入力
部24とからなる。
【0022】ファクシミリ装置10内の記憶部12に
は、ファクシミリ装置10に登録されているユーザのI
D、パスワードが格納されており、また、このユーザ宛
の文書を格納しておくID毎の専用の記憶領域である個
人ボックス(BOX)121がある。この個人BOX1
21には、ユーザのID、パスワードから計算すること
で一意に決まる記号(数字、アルファベット、等)をリ
ンク名として付けている。このリンク名は、ID、パス
ワードから容易に想像できないものであり、パスワード
を変更することで、このリンク名も変更されるものとす
る。
【0023】更に、記憶部12には親展受信でない通常
の文書を格納しておくために、誰でも閲覧可能な共有B
OX122があり、これもまた、リンク名を付けてい
る。また、記憶部12は、Webサーバー制御部13か
ら前記リンク名を参照でき、クライアント制御部22か
らURL(ユニフォーム・リソース・ロケータ)に前記
リンク名を指定することで、そこに格納してある文書を
閲覧できるものとする。
【0024】また、受信通知部14は、常に個人BOX
121を監視しており、新しい文書が個人BOX121
に格納された場合、このユーザに対して、ファクシミリ
装置10にファクシミリが届いたことを電子メール32
で通知することができる。
【0025】ファクシミリ装置10は親展文書を受信す
ると、記憶部12にある親展先ユーザの個人BOX12
1にその親展文書を格納する。ファクシミリ装置10は
Webサーバーとしての機能をもっており、Webサー
バー制御部13にこの親展文書の記憶部12内のどこに
記憶されたかの情報を登録する。
【0026】次に、受信通知部14によって親展先ユー
ザに電子メール32が通知される。これを受けて親展先
ユーザは、パソコン20からファクシミリ装置10にア
クセスする。このとき、パソコン20はファクシミリ装
置10からIDとパスワードを要求されるので、これに
対してID、パスワードを入力する。すると、親展文書
へのリンク先を通知されるので、これを用いて親展文書
の閲覧を行う。
【0027】次に、この実施の形態の動作について、更
に詳細に説明する。まず、ファクシミリ装置10の動作
について図1乃至図3と共に説明する。図1において、
ファクシミリ装置10は、ファクシミリ装置10と同様
構成のファクシミリ装置(図示せず)と接続されてお
り、この相手のファクシミリ装置からファクシミリ信号
が送信されてファクシミリ装置10の通信制御部11で
受信されたものとする(図2のステップA1)。
【0028】このファクシミリ装置10と相手のファク
シミリ装置との間の送受信は、図3(A)のシーケンス
図に従って行われる。まず、受信側のファクシミリ装置
10の通信制御装置11は着信があると、送信側の相手
のファクシミリ装置に対して、非標準機能識別信号(N
SF)が送信され(図3(A)のステップ41)、続い
てディジタル識別信号(DIS)が送信され、所定の受
信機能を有することを通知する(図3(A)のステップ
42)。
【0029】すると、送信側の相手のファクシミリ装置
から非標準機能設定(NSS:Non-Standard facilitie
s Set-up)信号がファクシミリ装置10に送信される
(図3(A)のステップ43)。このNSS信号は、図
3(B)に示す如きフォーマットとされており、送信す
るファクシミリ信号が親展文書に関するものであるか否
かを示す親展受信ビット50と、親展受信のID51と
を有している。そこで、通信制御装置11は、このNS
S信号中の親展受信ビット50から親展受信かどうか判
断し(図2のステップA2)、親展受信であるときには
NSS信号中の親展受信のID51を取得する(図2の
ステップA3)。
【0030】以後、送信側の相手のファクシミリ装置と
ファクシミリ装置10との間では、トレーニングチェッ
クが行われ(図3(A)のステップ44)、ファクシミ
リ装置10から手順完了を示す受信準備確認(CFR)
信号が送信され(図3(A)のステップ45)、これに
基づき相手のファクシミリ装置から画データやテンポフ
ァイルなどのファクシミリ情報がファクシミリ装置10
に送信されてくる(図3(A)のステップ46)。
【0031】上記のファクミリ情報の送信が終了する
と、相手の送信側ファクシミリ装置から手順終了(EO
P)信号が送出され(図3(A)のステップ47)、こ
れに応答してファクシミリ装置10がメッセージ確認
(MCF)信号によりファクシミリ情報を完全に受信し
たことを通知し(図3(A)のステップ48)、これを
受けて送信側ファクシミリ装置が切断命令(DCN)信
号を送信して(図3(A)のステップ49)、送信を終
了する。
【0032】一方、ファクシミリ装置10において、親
展受信であるときに伝送制御装置11により取得された
IDを、判断機能を有する記憶部12が受け、該当ID
を検索し(図2のステップA4)、該当個人BOXが存
在するかどうかチェックする(図2のステップA5)。
記憶部12は検索の結果、該当IDが存在する場合は、
個人BOX121のうちそのIDの個人BOXに上述し
たステップ46で受信した文書データ(ファクシミリ情
報)を格納する(図2のステップA6)。
【0033】他方、ステップA2で親展受信でないと判
断した場合、又は親展受信であってもステップA5で記
憶部12に該当IDが存在しないと判断した場合は、記
憶部12は通常の文書の受信として、誰でも閲覧可能な
共有BOX122に上述したステップ46で受信した文
書データ(ファクシミリ情報)を格納する(図2のステ
ップA7)。
【0034】上記のステップA6での個人BOXへの受
信文書データ格納後、又は上記のステップA7での共有
BOX122への受信文書データ格納後、その格納の通
知を受けたWebサーバー制御部13がパソコン20か
ら閲覧が可能になるように、記憶部12のどのBOX
(記憶領域)に記録されたかを示すアドレス情報の登録
を行う(図2のステップA8又はA9)。パソコン20
から閲覧する時には図6に60で示すような個人BOX
の内容一覧の表示に対応した情報が、Webサーバー制
御部13に用意しておかなければならない。この内容一
覧に上記文書データを追加することで登録は終了する。
【0035】次に、受信通知部14がそれぞれの個人B
OX及び共有BOX122に新しい文書がないかチェッ
クする。親展受信があった場合には、受信通知部14に
よってチェックされた個人BOXのユーザ(パソコン)
に対して、電子メール32が生成されてネットワーク3
0を介して通知される(図2のステップA10)。親展
受信でない場合、又は親展受信であってもIDが存在し
ない場合は、受信通知部14によってチェックされたフ
ァクシミリ装置10に登録されているユーザすべてに対
して、電子メール32が生成されて通知される(図2の
ステップA11)。
【0036】次に、図1、図4及び図5を参照して、パ
ソコン20の動作について説明する。まず、パソコン2
0は電子メール32を受信すると(図4のステップB
1)、クライアント制御部22でブラウザを実行し、W
ebサーバーであるファクシミリ装置10にアクセスす
る(図4のステップB2)。これにより、ファクシミリ
装置10内のWebサーバー制御部13は、ネットワー
ク制御部15を介してIDとパスワードを要求する。パ
ソコン20内のクライアント制御部22は、ファクシミ
リ装置10からのIDとパスワードを要求する表示を出
力部23に出力する。
【0037】これにより、パソコン20の使用者が入力
部24よりID、パスワードを入力すると(図4のステ
ップB3)、これを受けてクライアント制御部22はネ
ットワーク30及びネットワーク制御部15を介してW
ebサーバー制御部13にIDとパスワードを通知す
る。Webサーバー制御部13は、記憶部12に通知さ
れたID、パスワードの問い合わせを行う。
【0038】記憶部12は該当するID、パスワードを
検索し、該当データがあった場合、そのIDの個人BO
XへのリンクをWebサーバー制御部13へ通知する。
Webサーバー制御部13はこのリンク情報をネットワ
ーク制御部15を介してパソコン20内のクライアント
制御部22へ通知する。クライアント制御部22は通知
されたリンクへアクセスを行い、その個人BOXから受
信した親展文書を出力部23に出力し、親展文書を表示
させる(図4のステップB4)。
【0039】図5はこのときの入力画面を表す図であ
る。IDの表示領域61、パスワードの表示領域62に
それぞれ入力したIDとパスワードが表示され、親展文
書ボタン63を押す。親展文書ボタン63には前記リン
クが割り当てられており、前記個人BOXにある、親展
文書にアクセスができる。また、共有文書ボタン64を
押すと、共有BOX122へのリンクがあらかじめ設定
されており、通常文書に対しても同様にアクセスができ
る。
【0040】次に、本発明の他の実施の形態について図
1及び図7を参照して詳細に説明する。本実施の形態の
図7のフローチャートは、図2のフローチャートにステ
ップA12、A13の処理を加えたものである。図1、
図7を参照して、説明をする。まず、個人BOXに受信
文書データを格納する毎に(図7のステップA6)、新
しいパスワード(PW)を生成し、このユーザのパスワ
ードとして登録し、リンク先を変更する(図7のステッ
プA12)。
【0041】また、IDとパスワードから導き出される
個人BOXのリンク名もこれに応じて変更される。次
に、Webサーバー制御部13へ文書の登録を行う(図
7のステップA8)。次に、受信通知部14が、電子メ
ール32をこの個人ボックスのユーザに対して通知する
(図7のステップA13)。このとき、電子メールに
は、新しい文書が届いたことの通知のほかに、パスワー
ド(もしくは個人BOXを指し示すリンク名)を添付し
て送信する。
【0042】本実施の形態では、個人BOXに受信文書
データを格納する毎にパスワードが変更されるので、電
子メールの機密性が保たれるならば、図1の実施の形態
より更にセキュリティを高くできる。
【0043】また、電子メールにリンク名が載っていた
場合には、電子メールからブラウザを起動させることに
より、このリンク先にアクセスできるようにしておく。
この状態で前記パスワードの代わりに個人BOXを指し
示すリンク名を電子メールに添付することにより、さら
に手軽に文書を閲覧することが可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファクシミリ装置内の親展文書であると判断された第1
の文書データ又は親展文書でないと判断された第2の文
書データが記憶手段に記憶されたときに、ネットワーク
を介してその記憶文書データに対応するクライアントへ
文書受信の電子メールを通知するようにしたため、We
bサーバーであるファクシミリ装置に文書が届いている
か確認する必要がなく、クライアントの余分な手間を無
くすことができる。
【0045】また、本発明によれば、ネットワークに接
続されているクライアントは、ファクシミリ装置に入力
した識別情報に基づき、自己宛ての第1の文書データが
あるときにのみ、その第1の文書データが格納されてい
る記憶手段の記憶領域へのリンク情報をネットワークを
介して通知されるため、親展として個人宛に届いた第1
の文書データを他人に見られることなく、閲覧する事が
できる。
【0046】更に、本発明によれば、パスワードを変更
しなければ、IDとパスワードから割り出されるリンク
先は変わらないので、ブラウザにリンク先として登録し
ておくことで、後でIDとパスワードを入れなくて済
み、また、パスワードを変更することで、リンク先も変
更されるので、他人に見られる可能性が少ないという特
長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態がネットワークを介して
パソコンに接続されたシステム構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の一実施の形態の動作説明用フローチャ
ートである。
【図3】本発明の一実施の形態の通信シーケンスを示す
図である。
【図4】図1中のパソコンの動作説明用フローチャート
である。
【図5】図1中のパソコンで表示されるユーザ認証の説
明図である。
【図6】図1中のパソコンで表示される文書一覧の説明
図である。
【図7】本発明の他の実施の形態の動作説明用フローチ
ャートである。
【符号の説明】
10 ファクシミリ装置 11 通信制御装置 12 記憶部 13 Webサーバー制御部 14 受信通知部 15 ネットワーク制御部 20 パーソナルコンピュータ(パソコン) 21 ネットワーク制御部 22 クライアント制御部 23 出力部 24 入力部 30 ネットワーク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続されてサーバーとし
    て機能するファクシミリ装置であって、 別のファクシミリ装置との間でファクシミリ情報である
    文書データの送受信を行うと共に、受信した文書データ
    が個人宛ての親展文書であるか否か判断する通信制御装
    置と、 前記通信制御装置により少なくとも親展文書であると判
    断された第1の文書データと、親展文書でないと判断さ
    れた第2の文書データとを区別して別々の記憶領域に記
    憶する記憶手段と、 前記記憶手段に前記第1又は第2の文書データが記憶さ
    れたときに、前記ネットワークを介してその記憶文書デ
    ータに対応するクライアントへ文書受信の電子メールを
    通知する受信通知部と、 前記記憶手段に前記第1又は第2の文書データが記憶さ
    れたことが登録され、前記クライアントから前記ネット
    ワークを介してそのクライアントの識別情報が入力され
    たときに、前記記憶手段により該識別情報が示すクライ
    アント宛ての前記第1の文書データがあるか否か検索さ
    せてその検索結果を受け、前記第1の文書データがある
    ときにはその第1の文書データが格納されている記憶領
    域へのリンク情報を該ネットワークを介して前記クライ
    アントへ通知し、前記第2の文書データがあるときには
    その第2の文書データが格納されている記憶領域へのリ
    ンク情報を該ネットワークを介して前記クライアントへ
    通知するサーバー制御部と、 前記クライアントからの前記リンク情報に基づくアクセ
    スがあったときに、そのリンク情報に対応する記憶手段
    の記憶領域から前記第1の文書データ又は第2の文書デ
    ータを読み出して該クライアントへ送信するネットワー
    ク制御部とを有することを特徴とするファクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記通信制御装置は、受信した文書デー
    タが前記親展文書であるときには、その親展受信のID
    を取得し、前記記憶手段は、該通信制御装置から入力さ
    れる該親展受信のIDが記憶されているかどうか検索
    し、記憶されているときにはそのIDの専用記憶領域に
    前記親展受信の文書データを前記第1の文書データとし
    て記憶し、記憶されていないとき又は親展受信でない文
    書データであるときには、その受信文書データを前記第
    2の文書データとして、共有記憶領域に記憶することを
    特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記受信通知部は、前記記憶手段に前記
    第1の文書データが記憶されたときには、前記ネットワ
    ークを介して該第1の文書データが記憶された専用記憶
    領域に対応するIDのクライアントへ文書受信の電子メ
    ールを通知し、前記第2の文書データが記憶されたとき
    には、前記ネットワークを介して前記記憶手段にIDが
    登録されているすべてのクライアントへ文書受信の電子
    メールを通知することを特徴とする請求項2記載のファ
    クシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記通信制御装置は、送信側の相手のフ
    ァクシミリ装置から送信された非標準機能設定信号中の
    親展受信ビットから、受信する文書データが個人宛ての
    親展文書であるか否か判断し、親展文書であると判断し
    たときには該非標準機能設定信号中の親展受信のIDを
    取り込み、前記記憶手段に通知することを特徴とする請
    求項2記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、前記第1の文書データ
    を記録したときに、その第1の文書データが記憶された
    専用記憶領域に対応するリンク先情報を変更して登録
    し、前記受信通知部は、前記ネットワークを介してその
    登録文書データに対応するクライアントへ文書受信の電
    子メールを変更後のリンク先情報を添付して通知するこ
    とを特徴とする請求項4記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記リンク先情報はIDとパスワードか
    らなり、前記リンク先情報の変更は該パスワードを変更
    することで行うことを特徴とする請求項5記載のファク
    シミリ装置。
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