JP2003157407A - Ocr帳票、帳票発行システム及び帳票読み取りシステム - Google Patents

Ocr帳票、帳票発行システム及び帳票読み取りシステム

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JP2003157407A
JP2003157407A JP2001354709A JP2001354709A JP2003157407A JP 2003157407 A JP2003157407 A JP 2003157407A JP 2001354709 A JP2001354709 A JP 2001354709A JP 2001354709 A JP2001354709 A JP 2001354709A JP 2003157407 A JP2003157407 A JP 2003157407A
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JP2001354709A
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Takayuki Mihashi
隆之 三橋
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み取り作業の負荷を低減し、作業効率の向
上を図ることができるOCR帳票、帳票発行システム及
び帳票読み取りシステムを提供する。 【解決手段】 記入事項を光学的文字認識で読み取るた
めのOCR帳票10であって、前記記入事項を記入する
場合にガイドとなり、ドロップアウトカラーで印刷され
ているレイアウト121,122,123,124,1
25と、このレイアウト121,122,123,12
4,125の情報であるレイアウトデータを記憶し、非
ドロップアウトカラーで印刷されている2次元バーコー
ド13とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的文字認識
(Optical Character Recogn
ition;以下、「OCR」という。)で記入事項を
読み取るためのOCR帳票、この帳票を発行する帳票発
行システム及びOCRで記入事項を読み取る帳票読み取
りシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、OCR帳票の記入事項をOCRで
読み取るため、文字を記入する際のガイドとなる文字枠
の位置、属性等を定義したレイアウトデータを予めシス
テムに登録していた(特開平6−290296参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のシステムでは、OCR帳票の文字枠の位置を定規で計
測し、数値を入力したり、OCR帳票をスキャナー等で
読み取り、イメージデータから文字枠の位置情報を自動
生成等することにより、アナログデータをデジタル化し
てレイアウトデータを作成し、予め登録しなければなら
ず、負荷がかかるという問題があった。また、OCR帳
票を改版する都度、レイアウトデータを登録しなければ
ならず、同様に負荷がかかるという問題があった。更
に、OCR帳票の読み取り作業をする場合には、どの種
類の帳票をこれから読み取るのかを予め選択する必要が
あり、特に、多種類のOCR帳票の読み取り作業をする
場合には、個々の種類ごとに選択を行う必要があり、負
荷がかかるとともに、作業効率が低下するという問題が
あった。
【0004】本発明の課題は、読み取り作業の負荷を低
減し、作業効率の向上を図ることができるOCR帳票、
帳票発行システム及び帳票読み取りシステムを提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。すな
わち、請求項1の発明は、記入事項(14)を光学的文
字認識で読み取るためのOCR帳票であって、前記記入
事項を記入する場合にガイドとなるガイド部(12)
と、前記ガイド部の情報を含むレイアウト情報を記憶す
るレイアウト情報記憶部(13,13−2)とを備える
こと、を特徴とするOCR帳票(10,10−2)であ
る。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のOC
R帳票において、帳票識別情報を記憶する帳票識別情報
記憶部(13,13−2,15)を備えること、を特徴
とするOCR帳票(10−2)である。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のOCR帳票において、前記レイアウト情報記憶
部及び/又は前記帳票識別情報記憶部は、前記レイアウ
ト情報及び/又は前記帳票識別情報を記憶する、バーコ
ード、又は、非接触ICチップ及び前記非接触ICチッ
プに接続されたアンテナを含む非接触ICタグであるこ
と、を特徴とするOCR帳票(10,10−2)であ
る。
【0008】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
までのいずれか1項に記載のOCR帳票において、前記
ガイド部は、光学的に認識することができないように形
成されていること、を特徴とするOCR帳票(10,1
0−2)である。
【0009】請求項5の発明は、記入事項(14)を光
学的文字認識で読み取るための帳票(10,10−2)
を発行する帳票発行システムであって、前記帳票の基材
に前記記入事項を記入する場合にガイドとなるガイド部
(12)を形成するガイド部形成手段(24,24−
2)と、前記帳票の基材に前記ガイド部の情報を含むレ
イアウト情報を記憶するレイアウト情報記憶部(13,
13−2)を形成するレイアウト情報記憶部形成手段
(24,24−2)とを備えること、を特徴とする帳票
発行システム(20,20−2)である。
【0010】請求項6の発明は、請求項5に記載の帳票
発行システムにおいて、前記レイアウト情報記憶部形成
手段は、前記レイアウト情報を記憶する、バーコード、
又は、非接触ICチップ及び前記非接触ICチップに接
続されたアンテナを含む非接触ICタグを形成するこ
と、を特徴とする帳票発行システム(20,20−2)
である。
【0011】請求項7の発明は、請求項5又は請求項6
に記載の帳票発行システムにおいて、前記ガイド部形成
手段は、光学的に認識することができないように前記ガ
イド部を形成すること、を特徴とする帳票発行システム
(20,20−2)である。
【0012】請求項8の発明は、帳票(10,10−
2)の記入事項(14)を光学的文字認識で読み取る帳
票読み取りシステムであって、前記記入事項の文字情報
を入力する文字情報入力手段(32,33、32,33
−2)と、前記記入事項を記入する場合にガイドとなる
ガイド部の情報を含むレイアウト情報を入力するレイア
ウト情報入力手段(31)とを備えること、を特徴とす
る帳票読み取りシステム(30,30−2)である。
【0013】請求項9の発明は、請求項8に記載の帳票
読み取りシステムにおいて、前記レイアウト情報入力手
段は、前記帳票のバーコード、又は、非接触ICチップ
及び前記非接触ICチップに接続されたアンテナとを含
む非接触ICタグに記憶されている前記レイアウト情報
を入力すること、を特徴とする帳票読み取りシステム
(30,30−2)である。
【0014】請求項10の発明は、請求項8又は請求項
9に記載の帳票読み取りシステムにおいて、前記文字情
報入力手段は、画像情報を入力する画像情報入力手段
(32)と、画像情報を文字情報に変換する情報変換手
段(33,33−2)とを備え、前記画像情報入力手段
は、前記レイアウト情報に基づいて前記記入事項の画像
情報を認識して入力すること、を特徴とする帳票読み取
りシステム(30,30−2)である。
【0015】請求項11の発明は、請求項8又は請求項
9に記載の帳票読み取りシステムにおいて、前記文字情
報入力手段は、画像情報を入力する画像情報入力手段
と、画像情報を文字情報に変換する情報変換手段とを備
え、前記画像情報入力手段によって入力された前記画像
情報と、前記レイアウト情報入力手段によって入力され
た前記レイアウト情報との排他的論理和演算を行うこと
により、前記帳票の画像情報から前記記入事項の画像情
報を抽出する抽出手段を備えること、を特徴とする帳票
読み取りシステムである。
【0016】請求項12の発明は、請求項8から請求項
11までのいずれか1項に記載の帳票読み取りシステム
において、前記帳票を識別する帳票識別情報を入力する
帳票識別情報入力手段を備えること、を特徴とする帳票
読み取りシステム(30−2)である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照しながら、本
発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明による帳票発行システ
ムの第1実施形態を説明するための模式図である。図1
に示すように、帳票発行システム20は、レイアウトデ
ータ等を帳票用紙11に出力し、OCR帳票10を発行
する帳票発行処理を行うシステムである。レイアウトデ
ータは、タイトル、OCR帳票10のサイズ、文字枠の
位置、文字枠のサイズや項目名、罫線等、記入する場合
にガイドとなるレイアウトを特定するデータである。
【0018】帳票発行システム20は、制御部211、
帳票設計ソフトウェア等を記憶する記憶部212等を備
えるコンピュータ本体21と、ディスプレイからなる表
示部22と、キーボード、マウス等からなるデータ入力
部23と、プリンタ24等を備えている。制御部211
は、記憶部212等と接続され、コンピュータ本体21
は、表示部22、データ入力部23、プリンタ24等に
接続されている。
【0019】制御部211は、帳票発行システム20を
統括制御する。制御部211は、レイアウト設計ソフト
ウェアを実行することにより、データ入力部23から入
力したデータに基づき、レイアウトデータを作成する。
制御部211は、このレイアウトデータをプリンタ24
及び表示部22へ出力するとともに、2次元バーコード
化してプリンタ24へ出力する。同様に、レイアウトデ
ータを表示部22へ出力する。帳票設計ソフトウェア
は、帳票サイズ、文字枠の位置、文字枠のサイズや項目
名、罫線等のレイアウトをデジタルで処理し、版下とな
るレイアウトデータを作成する。プリンタ24は、制御
部211の指示によって、レイアウトデータをドロップ
アウトカラーで、2次元バーコード13を非ドロップア
ウトカラーで帳票用紙11に印刷し、OCR帳票10を
発行するフォーム印刷機等の印刷機である。ドロップア
ウトカラーとは、相対反射率(PCS値)が極めて低
く、OCRで読み取ることができないインキをいう。
【0020】図2は、本発明によるOCR帳票の第1実
施形態を示す表面図である。OCR帳票10は、タイト
ル121、2次元バーコード13、氏名、住所及び生年
月日をそれぞれ記入する氏名欄122、住所欄123及
び生年月日欄124、罫線125等が帳票用紙11に印
刷された申込書である。2次元バーコード13以外のタ
イトル121、記入欄122,123,124,125
等(以下、まとめて「レイアウト12」という。)は、
レイアウトデータがプリンタ24によって出力されたも
のであり、ドロップアウトカラーで印刷されている。2
次元バーコード13は、2次元バーコード化されたレイ
アウトデータが非ドロップアウトカラーで印刷されたも
のである。
【0021】図3は、本発明による帳票発行システムの
第1実施形態を示すフローチャートである。S100に
おいて、帳票発行システム20は、帳票発行処理を開始
する。S101において、帳票発行システム20は、O
CR帳票10のレイアウトデータを作成する。制御部2
11は、帳票設計ソフトウェアを実行し、レイアウトデ
ータを作成する。S102において、制御部211は、
作成したレイアウトデータをプリンタ24から帳票用紙
11へ出力し、レイアウト12を印刷する。S103に
おいて、制御部211は、レイアウトデータを2次元バ
ーコード化し、プリンタ24から帳票用紙11へ出力
し、2次元バーコード13を印刷する。S104におい
て、帳票発行システム20は、OCR帳票10を発行
し、処理を終了する。
【0022】図4は、本発明による帳票読み取りシステ
ムの第1実施形態を説明する模式図である。図4に示す
ように、帳票読み取りシステム30は、バーコードリー
ダ31、イメージスキャナ32、文字認識部33等を備
え、データ保存・管理システム40に接続され、OCR
帳票10に関するデータをデータ保存・管理システム4
0へ入力する入力装置である。
【0023】バーコードリーダ31は、2次元バーコー
ド13を読み取り、記憶されているデータを入力する。
イメージスキャナ32は、OCR帳票10に手書きで記
入された文字14のイメージデータを入力する。文字認
識部33は、イメージデータを文字認識することによっ
てテキストデータへ変換する。データ保存・管理システ
ム40は、記憶手段であるテキストデータベース(以
下、「データベース」を「DB」という。)41、制御
部44、表示部45等を備え、帳票読み取りシステム3
0から入力したデータを保存、管理するシステムであ
る。制御部44は、テキストDB41、表示部45等と
接続されている。テキストDBは、OCR帳票10に記
入された文字14をテキストデータとして記憶してい
る。
【0024】図5は、本発明による帳票読み取りシステ
ムの第1実施形態を示すフローチャートである。S20
0において、帳票読み取りシステム30は、処理を開始
する。S201において、バーコードリーダ31は、2
次元バーコード13を読み取り、レイアウトデータを入
力し、文字認識部33へ送る。S202において、イメ
ージスキャナ32は、OCR帳票10のイメージデータ
を入力し、文字認識部33へ送る。この場合に、ドロッ
プアウトカラーで印刷されているレイアウト12は、ド
ロップアウトされ、認識されない。
【0025】S203において、文字認識部33は、バ
ーコードリーダ31から受けたレイアウトデータに含ま
れる文字枠の位置情報から、テキストデータ読み取り位
置としてOCR帳票10の文字14が記入された位置を
抽出する。S204において、文字認識部33は、イメ
ージスキャナ32から受けたOCR帳票10のイメージ
データの読み取り位置にある記入文字14のイメージデ
ータをテキストデータへ変換する。文字認識部33は、
このテキストデータをデータ保存・管理システム40へ
入力し、データ保存・管理システム40は、テキストD
B41へ登録する。S205において、帳票読み取りシ
ステム30は、処理を終了する。
【0026】このように、第1実施形態によれば、OC
R帳票10は、レイアウトデータを記憶する2次元バー
コード13を備えるため、帳票読み取りシステム30
は、記入文字14を読み取ることができ、OCR帳票1
0のレイアウト12をデジタル化してレイアウトデータ
を作成し、予め帳票読み取りシステム30へ登録する負
荷を軽減することが可能である。また、同様に、OCR
帳票10を改版する場合に、レイアウトデータを帳票読
み取りシステム30へ登録する負荷を軽減することが可
能である。更に、OCR帳票10は、2次元バーコード
13を備えるため、読み取りシステム30は、種類の異
なる複数のOCR帳票10に記入された記入文字14を
一括して読み取ることができ、処理の迅速化、効率化を
図ることができる。
【0027】(第2実施形態)図6は、本発明による帳
票発行システムの第2実施形態を説明するための模式図
である。図6に示すように、帳票発行システム20−2
は、制御部211−2、帳票設計ソフトウェア等を記憶
する記憶部212等を備えるコンピュータ本体21と、
ディスプレイからなる表示部22と、キーボード、マウ
ス等からなるデータ入力部23と、プリンタ24−2等
を備えている。制御部211−2は、レイアウト設計ソ
フトウェアを実行することにより、作成したレイアウト
データに帳票識別IDを割り当てる。プリンタ24−2
は、帳票識別ID欄15及び2次元バーコード13−2
を非ドロップアウトカラーで帳票用紙11に印刷し、O
CR帳票10−2を発行するフォーム印刷機等の印刷機
である。帳票識別ID欄15は、OCR帳票10−2の
形態であるレイアウト12を他の種類のレイアウト12
から識別する識別符号である帳票識別IDが印刷されて
いる欄である。同一種類のレイアウト12には、同一の
帳票識別IDが付される。2次元バーコード13−2
は、レイアウトデータ及び帳票識別IDを2次元バーコ
ード化したものである。
【0028】図7は、本発明による帳票読み取りシステ
ムの第2実施形態を説明するための模式図である。図7
に示すように、帳票読み取りシステム30−2は、バー
コードリーダ31、イメージスキャナ32、文字認識部
33等を備え、データ保存・管理システム40に接続さ
れている。帳票読み取りシステム30−2は、OCR帳
票10−2に関するデータをデータ保存・管理システム
40に入力する入力装置である。データ保存・管理シス
テム40は、記憶手段としてテキストDB41の他に、
イメージDB42及びレイアウトDB43等を備えてい
る。イメージDB42は、帳票識別IDにOCR帳票1
0−2のイメージデータを結び付けて記憶している。レ
イアウトDB43は、帳票識別IDにレイアウトデータ
を結び付けて記憶している。
【0029】図8は、本発明による帳票読み取りシステ
ムの第2実施形態を示すフローチャートである。S30
0において、帳票読み取りシステム30−2は、処理を
開始する。S301において、バーコードリーダ31
は、2次元バーコード13−2を読み取り、レイアウト
データ及び帳票識別IDをデータ保存・管理システム4
0へ入力し、レイアウトデータを文字認識部33へ送
る。
【0030】S302において、イメージスキャナ32
は、OCR帳票10−2のイメージデータをデータ保存
・管理システム40へ入力し、文字認識部33へ送る。
データ保存・管理システム40は、このイメージデータ
を帳票識別IDに結び付け、イメージDB42へ登録す
る。S303、S304において、帳票読み取りシステ
ム30は、第1実施形態のS203、S204と同様の
処理を行う。
【0031】S305において、データ保存・管理シス
テム40は、入力した帳票識別IDをレイアウトDB4
3で検索し、このOCR帳票10−2のレイアウトデー
タがすでに登録されているか否かを判定する。登録され
ていない場合には、データ保存・管理システム40は、
S301で入力したレイアウトデータを帳票識別IDに
結び付け、レイアウトDB43へ登録する(S30
6)。S307において、帳票読み取りシステム30−
2は、処理を終了する。
【0032】図9は、本発明による帳票読み取りシステ
ムによって入力した情報の出力を説明するための模式図
である。図9に示すように、データ保存・管理システム
40は、レイアウトDB43及びイメージDB42に登
録した帳票識別IDにより、レイアウトDB43に登録
したレイアウトデータと、イメージDB42に登録した
文字14及び帳票識別IDのイメージデータとをマッチ
ングして表示部44へ出力し、OCR帳票10−2を表
示する。また、データ保存・管理システム40は、同様
に、レイアウトデータ及びイメージデータとを帳票識別
IDにより、マッチングして接続されているプリンタ4
6へ出力し、OCR帳票10−2を発行する。
【0033】このように、第2実施形態によれば、第1
実施形態の効果に加え、記入済みのOCR帳票10−2
を読み取ることによって、データ保存・管理システム4
0へのレイアウトデータの登録をすることができるた
め、予めデータ保存・管理システム40にレイアウトデ
ータの登録をする負荷を軽減することができる。また、
OCR帳票10−2から読み取った記入文字14のテキ
ストデータ、イメージデータをテキストDB41、イメ
ージDB42、レイアウトデータをレイアウトDB43
に分離し、登録するため、情報の保存容量を少なくする
とともに、情報をネットワークで送信する場合には、ト
ラフィック等の負荷を軽減することができる。更に、O
CR帳票10−2は、帳票識別ID欄15を備えるた
め、既に登録されているレイアウトデータの登録処理を
省くことによって処理の効率化を図ることができる一
方、帳票識別IDを基にして、OCR帳票10−2から
読み取った情報を効率的に保存、管理することが可能と
なった。
【0034】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。例えば、各実施形
態において、レイアウト情報記憶部及び/又は帳票識別
情報記憶部は、機会読み取りが可能な方法であればよ
く、OCR帳票10,10−2に、2次元バーコード1
3,13−2の代わりに1次元バーコードを設けてもよ
い。また、レイアウトデータ等を記憶した非接触ICタ
グ(RF−ID)を貼付、又は、非接触ICタグを抄き
込んだ帳票用紙を作成し、データを後から記録してもよ
い。更に、1次元、2次元バーコードは、透明なバーコ
ードであるインビジブルバーコードを印刷して設けても
よい。OCR帳票10,10−2のレイアウト設計の幅
を拡げることが可能である。更にまた、これらの記憶手
段は、帳票用紙11の裏面に設けてもよい。同様にOC
R帳票10,10−2のレイアウト設計の幅を拡げるこ
とが可能である。
【0035】各実施形態において、レイアウトデータ
は、記録容量を少なくするため、データ圧縮処理して2
次元バーコード13,13−2、レイアウトDB43に
記憶してもよい。
【0036】各実施形態において、レイアウト12を非
ドロップアウトカラーで印刷し、OCR帳票10,10
−2を発行してもよい。また、この場合に、帳票読み取
りシステム30,30−2は、OCR帳票10,10−
2からレイアウトデータと、レイアウト12及び記入文
字14のイメージデータとを入力し、認識部33は、こ
のレイアウトデータと、イメージデータとの排他的論理
和演算を行い、レイアウト12を削除し、記入文字14
のみを文字認識してもよい。
【0037】各実施形態において、文字認識部33,3
3−2は、バーコードリーダ31から受けたレイアウト
データに含まれる文字枠の位置情報から、テキストデー
タ読み取り位置としてOCR帳票10,10−2の記入
文字14の位置を抽出するが、イメージスキャナ32が
バーコードリーダ31からレイアウトデータを受け、イ
メージデータ読み取り位置として記入文字14の位置を
抽出してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1、
請求項3、請求項5、請求項6、請求項8又は請求項9
の発明によれば、OCR帳票は、ガイド部の情報を含む
レイアウト情報を記憶し、帳票読み取りシステムは、レ
イアウト情報を入力するため、予めレイアウト情報を帳
票読み取りシステムへ登録する負担、ガイド部を改版し
た場合にレイアウト情報を登録する負担等、記入事項の
読み取りにかかる負担を軽減することが可能となった。
また、レイアウト情報から、ガイド部を認識することが
できるため、読み取り処理の迅速化、効率化を図ること
が可能となった。
【0039】請求項2、請求項3又は請求項12の発明
によれば、請求項1又は請求項8から請求項11までの
いずれか1項の発明の効果に加え、特に、OCR帳票
は、帳票識別情報を記憶するため、レイアウト情報等、
OCR帳票から読み取った情報を登録し、活用すること
が可能となった。
【0040】請求項4又は請求項7の発明によれば、請
求項1から請求項3までのいずれか1項の発明の効果に
加え、特に、ガイド部を光学的に認識できないため、記
入事項のみを容易に認識することが可能となった。
【0041】請求項10の発明によれば、請求項8又は
請求項9の発明の効果に加え、特に、レイアウト情報に
基づいて画像情報を入力するため、必要な画像情報を容
易に入力することが可能となった。
【0042】請求項11の発明によれば、請求項8又は
請求項9の発明の効果に加え、特に、入力した帳票の画
像情報から記入事項の画像情報を抽出することが可能と
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による帳票発行システムの第1実施形態
を説明するための模式図である。
【図2】本発明によるOCR帳票の第1実施形態を示す
表面図である。
【図3】本発明による帳票発行システムの第1実施形態
を示すフローチャートである。
【図4】本発明による帳票読み取りシステムの第1実施
形態を説明する模式図である。
【図5】本発明による帳票読み取りシステムの第1実施
形態を示すフローチャートである。
【図6】本発明による帳票発行システムの第2実施形態
を説明するための模式図である。
【図7】本発明による帳票読み取りシステムの第2実施
形態を説明するための模式図である。
【図8】本発明による帳票読み取りシステムの第2実施
形態を示すフローチャートである。
【図9】本発明による帳票読み取りシステムによって入
力した情報の出力を説明するための模式図である。
【符号の説明】 10,10−2 OCR帳票 11 帳票用紙 12 レイアウト 13,13−2 2次元バーコード 14 記入文字 15 帳票識別ID欄 20,20−2 帳票発行システム 30,30−2 帳票読み取りシステム 31 バーコードリーダ 32 イメージスキャナ 33,33−2 文字認識部 40 データ保存・管理システム 41 テキストDB 42 イメージDB 43 レイアウトDB

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記入事項を光学的文字認識で読み取るた
    めのOCR帳票であって、 前記記入事項を記入する場合にガイドとなるガイド部
    と、 前記ガイド部の情報を含むレイアウト情報を記憶するレ
    イアウト情報記憶部とを備えること、を特徴とするOC
    R帳票。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のOCR帳票において、 帳票識別情報を記憶する帳票識別情報記憶部を備えるこ
    と、を特徴とするOCR帳票。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のOCR帳
    票において、 前記レイアウト情報記憶部及び/又は前記帳票識別情報
    記憶部は、前記レイアウト情報及び/又は前記帳票識別
    情報を記憶する、バーコード、又は、非接触ICチップ
    及び前記非接触ICチップに接続されたアンテナを含む
    非接触ICタグであること、を特徴とするOCR帳票。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載のOCR帳票において、 前記ガイド部は、光学的に認識することができないよう
    に形成されていること、を特徴とするOCR帳票。
  5. 【請求項5】 記入事項を光学的文字認識で読み取るた
    めの帳票を発行する帳票発行システムであって、 前記帳票の基材に前記記入事項を記入する場合にガイド
    となるガイド部を形成するガイド部形成手段と、 前記帳票の基材に前記ガイド部の情報を含むレイアウト
    情報を記憶するレイアウト情報記憶部を形成するレイア
    ウト情報記憶部形成手段とを備えること、 を特徴とする帳票発行システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の帳票発行システムにお
    いて、 前記レイアウト情報記憶部形成手段は、前記レイアウト
    情報を記憶する、バーコード、又は、非接触ICチップ
    及び前記非接触ICチップに接続されたアンテナを含む
    非接触ICタグを形成すること、を特徴とする帳票発行
    システム。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6に記載の帳票発行
    システムにおいて、 前記ガイド部形成手段は、光学的に認識することができ
    ないように前記ガイド部を形成すること、を特徴とする
    帳票発行システム。
  8. 【請求項8】 帳票の記入事項を光学的文字認識で読み
    取る帳票読み取りシステムであって、 前記記入事項の文字情報を入力する文字情報入力手段
    と、 前記記入事項を記入する場合にガイドとなるガイド部の
    情報を含むレイアウト情報を入力するレイアウト情報入
    力手段とを備えること、を特徴とする帳票読み取りシス
    テム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の帳票読み取りシステム
    において、 前記レイアウト情報入力手段は、前記帳票のバーコー
    ド、又は、非接触ICチップ及び前記非接触ICチップ
    に接続されたアンテナとを含む非接触ICタグに記憶さ
    れている前記レイアウト情報を入力すること、を特徴と
    する帳票読み取りシステム。
  10. 【請求項10】 請求項8又は請求項9に記載の帳票読
    み取りシステムにおいて、 前記文字情報入力手段は、画像情報を入力する画像情報
    入力手段と、画像情報を文字情報に変換する情報変換手
    段とを備え、 前記画像情報入力手段は、前記レイアウト情報に基づい
    て前記記入事項の画像情報を認識して入力すること、を
    特徴とする帳票読み取りシステム。
  11. 【請求項11】 請求項8又は請求項9に記載の帳票読
    み取りシステムにおいて、 前記文字情報入力手段は、画像情報を入力する画像情報
    入力手段と、画像情報を文字情報に変換する情報変換手
    段とを備え、 前記画像情報入力手段によって入力された前記画像情報
    と、前記レイアウト情報入力手段によって入力された前
    記レイアウト情報との排他的論理和演算を行うことによ
    り、前記帳票の画像情報から前記記入事項の画像情報を
    抽出する抽出手段を備えること、を特徴とする帳票読み
    取りシステム。
  12. 【請求項12】 請求項8から請求項11までのいずれ
    か1項に記載の帳票読み取りシステムにおいて、 前記帳票を識別する帳票識別情報を入力する帳票識別情
    報入力手段を備えること、を特徴とする帳票読み取りシ
    ステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004049061A1 (ja) * 2002-11-22 2004-06-10 Konica Minolta Photo Imaging, Inc. プリント注文票、情報記録装置及びプリントシステム
JP2011138322A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Canon It Solutions Inc 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2015088011A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 ブラザー工業株式会社 読み取り装置及びプログラム

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