JP2007238255A - エレベータの扉開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】かごの乗り場側の先端を示すかご敷居線と、乗り場のかご側の先端を示す乗り場敷居線の間隔を狭くできるエレベータの扉開閉装置を提供する。
【解決手段】エレベータの扉開閉装置は、かごに設置され、かご側係合装置9を有するかご側扉2と、乗り場に設置され、乗り場側係合装置を有する乗り場側扉とを備え、かご側係合装置と乗り場側係合装置とが係合し、かご側扉と乗り場側扉とが一体となって開閉する。また、かご側係合装置がかご側扉の全閉時に乗り場側扉からかご側扉の方向に近づいて位置する案内手段をかごに設置し、かご側扉と乗り場側扉が係合して開閉する間、かご側係合装置が上下に移動しないようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、エレベータの扉開閉装置に係り、特に、乗り場敷居線とかご敷居線の間隔を狭めることのできるエレベータの扉開閉装置に関するものである。
近年、建築物、特に公共性の高い建築物に対しては身障者あるいは高齢者に対する利便性の向上が要求されることが多く、その建築物に設置されるエレベータに対する要求も同様である。このため、エレベータを設置する場合に、乗り場敷居線とかご敷居線の間隔を狭めることへの要望が強くなっている。
このような要望に答えた技術の一つとして、従来、次の技術が提案されている。即ち、かごに設置され、かご側係合装置を有するかご側扉と、乗り場に設置され、乗り場側係合装置を有する乗り場側扉とを備え、かご側係合装置と乗り場側係合装置とが係合し、かご側扉と乗り場側扉が一体となって開閉するエレベータの扉開閉装置であって、かご側係合装置に上方から下方に傾斜面を付け、このかご側係合装置に扉駆動用リンクの先端を連結し、扉開放時の最初の力を利用してかご側係合装置を下方に移動させることにより、かご側係合装置を乗り場側係合装置の方向に移動させ、両者を確実に係合させるようにした技術が提案されている。この技術によれば、かご側係合装置が乗り場側の扉方向へ移動可能に構成されているので、乗り場敷居線とかご敷居線の間隔を狭めることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−348177号公報(要約の欄、図1)
しかし、上記特許文献に開示された技術は、かご側扉と乗り場側扉が係合して開閉する間、かご側係合装置が上下方向に移動するものであって、かご側係合装置を上下方向に長くしなければならない欠点がある。特に、片開きや出入口幅の大きいエレベータの扉開閉装置においては、この欠点が顕著になり、かご側係合装置と乗り場側係合装置との係合部分のスペースを大きく確保する必要があるなどの課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、かご側係合装置と乗り場側係合装置との係合部分において、かご側係合装置の簡単な移動手段を採用することにより、乗り場敷居線とかご敷居線の間隔を狭めることができるエレベータの扉開閉装置を提供するものである。
この発明に係るエレベータの扉開閉装置は、かごに設置され、かご側係合装置が上下動可能に取り付けられたかご側扉と、乗り場に設置され、乗り場側係合装置が取り付けられた乗り場側扉とを含む構成とし、上記かご側係合装置と上記乗り場側係合装置が係合することにより、かご側扉と乗り場側扉が一体となって開閉するエレベータの扉開閉装置であって、上記かご側扉の開閉時に、上記かご側扉を上記乗り場側扉方向へ移動させるエレベータの扉開閉装置において、上記かご側扉の閉成終了時に、上記かご側係合装置を上方向に吊り上げるかご側係合装置吊り上げ手段と、上記かご側扉に取り付けられ、上記かご側扉の開放開始時に上記かご側係合装置吊り上げ手段から開放されて下降するかご側係合装置の上記下降距離を所定距離に制限するストッパー手段と、上記かご側係合装置と上記かご側扉との間に回動可能に取り付けられ、上記かご側係合装置の上記下降に伴い上記かご側係合装置を上記乗り場側扉に向かって移動させるかご側係合装置移動手段と、を備えたものである。
この発明に係るエレベータの扉開閉装置は、かご側扉の閉成終了時に、かご側係合装置がかご側に近づくよう移動するため、かご敷居線と乗り場敷居線との敷居間隔を狭くすることができる。
また、かご側扉の閉成終了時に、上記かご側係合装置を上方向に吊り上げるかご側係合装置吊り上げ手段を設けたものであって、かご側扉と乗り場側扉が係合して開閉する間、かご側係合装置が上下方向に移動するものではないので、かご側係合装置の長さを必要以上に長くする必要がなくなり、従って、かご側係合装置と乗り場側係合装置との係合部分のスペースを大きく確保する必要がなくなる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るエレベータの扉開閉装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
実施の形態1.
図1から図8はこの発明の実施の形態1を説明する図で、図1はかご側扉の全閉時あるいはエレベータ走行時における状態を示す全体正面図、図2は図1のA部を拡大して示す部分拡大図、図3は図1に示すかご側係合装置の拡大斜視図、図4はかご側扉が図1の状態におけるかご側扉と乗り場側扉との位置関係を説明する縦断面図、図5はかご側係合装置と乗り場側係合装置との係合状態を説明する横断面図である。また、図6はかご側扉が全開時あるいは開放途中におけるかご側扉と乗り場側扉との位置関係を説明する縦断面図、図7はかご側扉の開放途中における状態を示す全体正面図、図8はかご側扉の全開時における状態を示す全体正面図である。
図1において、かごの上方部には筐体1が設置されており、この筐体1内には、かご側扉2の開閉時にその移動をガイドするドアレール3が布設され、また、駆動手段4により伝達装置5を介して駆動される無端状ベルト6が収納されている。無端状ベルト6にはかご側扉2を吊り下げる吊り具7が取り付けられており、駆動装置4を駆動すると無端状ベルト6が移動し、吊り具7と共にかご側扉2が図1において左右方向に移動し、開閉する。
図2あるいは図3の拡大図から理解されるように、かご側扉2には、側面に一対の縦長の係合部9aを有する断面コ字形状のかご側係合装置9が、後述する方法により乗り場側係合装置8方向に開口する開口部を有して取り付けられている。かご側係合装置9は、後述する動作により上下方向に移動し、この移動に伴って乗り場側係合装置8がかご側係合装置9の上記コ字形状の区画内を出入りする。乗り場側係合装置8がかご側係合装置9の上記コ字形状の区画内にある場合は、乗り場側係合装置8とかご側係合装置9が係合する場合であり、乗り場側係合装置8がかご側係合装置9の上記コ字形状の区画から外に出た場合は、乗り場側係合装置8とかご側係合装置9との係合が解除される場合である。
なお、図4から理解されるように、かご側係合装置9はかご敷居線10を突出しない位置となるように構成されると共に、乗り場側係合装置8は乗り場敷居線11を突出しない位置となるように構成されており、かご敷居線10と乗り場敷居線11とは、所望距離となるように構成されている。
次に、かご側扉2へのかご側係合装置9の取り付け方法について図3を用いて説明する。かご側扉2には、L型金具からなる取付金12がかご側係合装置9の両側に位置するように並列的に取り付けられている。取付金12とかご側係合装置9の係合部9aとの間は、それぞれベアリングで連結された腕13aを上下方向に2つ並べて形成されたかご側係合装置移動手段13により連結されている。即ち、かご側係合装置9とかご側扉2との間には、かご側係合装置移動手段13が回動可能に取り付けられており、このかご側係合装置移動手段13の回動により、かご側係合装置9をかご側扉2から乗り場側扉14に向かって平行に移動させるように構成されており、その移動後の状態が図6に示されている。
かご側扉2には、かご側係合装置9の下方に位置する部位に、ストッパー手段15がかご側係合装置9と所定距離を介して取り付けられており、かご側扉2の開放時にかご側係合装置9を支えるように構成されている。このストッパー手段15は、例えば、ねじ孔に螺合するねじ状体からなり、ねじ状体の螺合位置を調整することにより、かご側係合装置9を支える高さが調整できるように構成されている。かご側係合装置9を支える高さを調整することにより、乗り場側係合装置8とかご側係合装置9の係合状態が調整できる利点がある。
かご側係合装置9の係合部9aの上部には、回転体、例えば、ローラ16がベアリングにより回動可能に取り付けられており、このローラ16は、かご側扉2の閉成終了時に筐体1に取り付けられた案内手段17により支えられるように構成されている。案内手段17のローラ16を支える部位には、ローラの回転移動を容易にする傾斜面が形成されており、かご側扉2の閉成終了時にローラ16が案内手段17の傾斜面に沿って回転しながら上昇し、これによってかご側係合装置9が僅かに上方へ引っ張られる状態になる。従って、ローラ16と案内手段17により、かご側係合装置吊り上げ手段18を構成することになる。なお、案内手段17は、かご側扉2の開放動作と同期してローラ16の支えを解除するように、かご側扉2に加わる開放力により案内手段17の傾斜面が回転する機構が採用されている。
上記においては、かご側係合装置移動手段13を、かご側係合装置9とべアリングで連結された腕13aを上下方向に2つ並べる構成としたが、例えば、傾きを有し、かご側係合装置9を上下に案内することにより、かご側扉2から乗り場側扉14に向かって移動させる座としてもよく、その構造を前述の腕13aによる機構に限定するものではない。
また、ローラ16は、かご側係合装置9の係合部9aの上部にベアリングにより取り付けられたローラとして説明したが、案内手段17に沿ってかご側扉2の開閉方向だけでなく、乗り場側扉14からかご側扉2の方向にも抵抗無く移動し、かご側係合装置移動手段13に左右方向の動きが拘束されているかご側係合装置9を上下方向に移動させることが可能であればどのような構造であっても構わない。
実施の形態1によるエレベータの扉開閉装置は上記のように構成されており、次にその動作について説明する。
先ず、エレベータの走行時について説明する。エレベータの走行時においては、かご側扉2が閉まっている状態、即ち、図1に示す状態である。また、かご側係合装置9は、かご側係合装置移動手段13に左右方向の動きが拘束されながら上下方向に移動可能に構成されているので、かご側扉2に対する駆動装置4の駆動力の作用と共に、ローラ16により案内手段17に沿って上方へ引っ張られた状態になっている。
上記におけるかご側係合装置9の状態を図4および図5を用いて説明する。前述のように、かご側係合装置移動手段13は、かご側係合装置9が図4に示すように上方に位置する時に、かご側係合装置9をかご側扉2に近い位置に移動させるように取付金12を介してかご側扉8に取り付けられている。従って、かご側係合装置9が案内手段17に沿ってローラ16により上方へ引っ張られた状態、即ち、かご側扉2の全閉時あるいはエレベータ走行時においては、図5(a)に示すように、かご側係合装置9と乗り場側係合装置8とは互いに離れた状態となる。これにより、かご敷居線10と乗り場敷居線11の間に突出している機器等の障害物を無くすことができ、かご敷居線10と乗り場敷居線11との間隔をエレベータ走行時に必要な最小間隔にまで縮小することができる。上記のように、かご敷居線10と乗り場敷居線11との間隔をエレベータ走行時に必要な最小間隔にまで縮小することのできるかご側係合装置9の構成は、乗降のしやすいエレベータの設置を可能とする。
次に、かご側扉2の開閉時の動作について説明する。先ず、かご側扉2の開放時の動作について図1と、図4から図8を用いて説明する。エレベータの走行中は、図4のようにローラ16が案内手段17に支えられ、図5(a)のようにかご側係合装置9はかご側扉2に近い位置に引き込まれている。そして、かごが所望の階に着床した後、かご側扉2及び乗り場側扉14が開くことになる。
図1に示すかご側扉2の全閉時あるいはエレベータ走行時における状態からかご側扉2が開き始めるのと同期して、案内手段17はローラ16の支えを解除し、ローラ16は案内手段17から離れる。次に、ローラ16が案内手段17から離れた瞬間、かご側係合装置9は自重により降下し、ストッパー手段15により支えられて図6の状態になる。この時、図5(b)に示すように乗り場側係合装置8はかご側係合装置9のコ字形状の区画内で係合部9aに接触しない状態にある。その後、かご側扉2が更に開放動作を続けると、図5(c)に示すように、かご側係合装置9の片側の係合部9aへ乗り場側係合装置8が押し付けられ、乗り場側扉14も開放方向へ移動する。即ち、かご側扉2と乗り場側扉14とが一体となって開くことになる。そのまま、図7、図8に示すように扉の半開時から全開時まで、かご側係合装置9は移動せず、かご側扉2と相対的に一定の位置にあり続ける。
次に、かご側扉2の閉成時の動作について図1と図5を用いて説明する。利用者の乗り降り等が終了すると、かご側扉2が閉成することになる。かご側扉2の全開時には、図5(c)に示すように、乗り場側係合装置8とかご側係合装置9の係合部9aとは係合した状態にあり、かご側扉2が閉まり始めるとかご側係合装置9の片側の係合部9aに押し付けられていた乗り場側係合装置8は他方の係合部9aに押し付けられて図5(d)のようになり、かご側扉2と乗り場側扉14は一体となって閉成動作を行う。かご側係合装置9と乗り場側係合装置8は、かご側扉2が全閉になるまでこの図5(d)の状態を保ったままである。
かご側扉2が全閉すると、図1に示すように、ローラ16は案内手段17と接触したあと、案内手段17の傾斜部位に沿って上方に移動し、それに伴ってかご側係合装置9は上方に引き上げられ、かご側係合装置移動手段13によりかご側扉2の方向に引き込まれた位置となる。これにより、かご側係合装置9と乗り場側係合装置8との係合は解除され、かご側扉2の全閉時あるいはエレベータ走行時の状態と同じ状態になる。当然、かご側扉2の閉成中はかご側係合装置9が引き込まれたままの状態を維持し、かご側扉が開放しないようにする必要があるので、押圧手段によりかご側扉2を全閉方向へ常に押し付けて置く必要があるが、この押圧手段としては、駆動手段4によりかご側扉2に少しの力を作用させるか、またはターミナルクローザなどによる手段が考えられる。
実施の形態2.
実施の形態1においては、かご側係合装置9はかご敷居線10を突出しない位置となるように構成されると共に、乗り場側係合装置8は乗り場敷居線11を突出しない位置となるように構成した実施の形態について説明した。しかし、かご側係合装置9とかご敷居線10との位置関係、あるいは乗り場側係合装置8と乗り場敷居線11との位置関係は、必ずしも上記の位置関係である必要はなく、以下、その説明を実施の形態2として説明する。
なお、実施の形態2におけるエレベータの扉開閉装置は、実施の形態1と同様の構成であるので、同一符号を付すことによりその説明を省略する。また、かご側扉の動作、及びかご側係合装置の動作についても実施の形態1と同様であるのでその説明を省略する。
図9は、実施の形態2におけるエレベータ走行時のかご側係合装置と乗り場側係合装置の係合状態を、実施の形態1におけるエレベータ走行時のかご側係合装置と乗り場側係合装置の係合状態と比較して説明する横断面図である。
実施の形態2においては、図9(a)に示すように、かご側係合装置9はその先端部がかご敷居線10から乗り揚側に突出し、また、乗り場側係合装置8はその先端部が乗り場敷居線11からかご側に突出して位置している。これに対し、実施の形態1においては、図9(b)に示すように、かご側係合装置9はその先端部がかご敷居線10から乗り揚側に突出しないように位置し、また、乗り場側係合装置8はその先端部が乗り場敷居線11からかご側に突出しないように位置している。
これらの図において、A1はかご側係合装置9の先端部と乗り場敷居線11の距離、A2は乗り場側係合装置8の先端部とかご敷居線10の距雄、A3はかご敷居線10と乗り場敷居線11の距離、A4はかご側扉2と乗り場側扉14の間隔、A5はかご側扉2とかご側係合装置9の先端部との距離、A6は乗り場側扉14と乗り場側係合装置8の先端部との距離を示すものである。
ところで、エレベータが走行するためにはかご側機器と昇降路側機器の間にある程度の間隔Aminが必要である。この為、A1、A2、A3はそれぞれAminより大きく設定する必要がある。すなわち、敷居間隔A3については、図9(a)ではA3<A1+A2(≧2×Amin)、図9(b)ではA3≧Aminとなる。また、かご側扉2と乗り場側扉14との距離A4については、図9(a)ではA4<A2(≧Amin)+A5+A6、図9(b)ではA4≧A3(≧Amin)+A5+A6となる。
この為、実施の形態2のエレベータの扉開閉装置によれば、かご敷居線10と乗り場敷居線11の距離、即ち、敷居間隔については、実施の形態1に比べて大きくなるものの、かご側扉2と乗り場側扉14の間隔については、実施の形態1よりも小さくすることができ、既存のエレベータに適用しやすくなる。
上記のように、かご側係合装置9はかご敷居線10から突出しないように位置し、乗り場側係合装置8は乗り場敷居線11から突出しないように位置している必要性は必ずしもなく、かご側係合装置9はかご敷居線10からの乗り揚側に突出して位置し、乗り場側係合装置8は乗り場敷居線11からかご側に突出して位置していても、次の条件を満足すれば良い。
即ち、A1をかご側係合装置9の先端部と乗り場敷居線11の距離、A2を乗り場側係合装置8の先端部とかご敷居線10の距雄、A3をかご敷居線10と乗り場敷居線11の距離、Aminをエレベータが走行するために必要とするかご側機器と乗り場側若しくは昇降路側機器との間隔とした場合、A1、A2、A3をそれぞれAminより大きく設定すれば良いことが理解される。
上記各実施の形態については、この発明によるエレベータの扉開閉装置を片開き扉のエレベータに適用した例について図示説明したが、両開き扉のエレベータに適用しても同等の効果を奏することは言うまでもない。
以上のように、この発明によるエレベータの扉開閉装置は、乗り場敷居線とかご敷居線の間隔を狭めることを可能とし、公共性の高い建築物に設置される片開き扉のエレベータや出入口幅の大きいエレベータの扉開閉装置への利用可能性が大である。
この発明の実施の形態1によるエレベータの扉開閉装置のかご側扉の全閉時あるいはエレベータ走行時における状態を示す全体正面図である。 この発明の実施の形態1によるエレベータの扉開閉装置の一部を拡大して示す部分拡大図である。 この発明の実施の形態1によるエレベータの扉開閉装置のかご側係合装置の拡大斜視図である。 この発明の実施の形態1によるエレベータのドア開閉装置のかご側扉と乗り場側扉との位置関係を説明する縦断面図である。 この発明の実施の形態1によるかご側係合装置と乗り場側係合装置との係合状態を説明する横断面図である。 この発明の実施の形態1によるかご側扉が全開時あるいは開放途中におけるかご側扉と乗り場側扉との位置関係を説明する縦断面図である。 この発明の実施の形態1によるかご側扉の開放途中の状態を示す全体正面図である。 この発明の実施の形態1によるかご側扉の全開時の状態を示す全体正面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータ走行時のかご側係合装置と乗り場側係合装置の係合状態を説明する横断面図である。
符号の説明
1 筐体 2 かご側扉
3 ドアレール 4 駆動手段
5 伝達装置 6 無端状ベルト
7 吊り具 8 乗り場側係合装置
9 かご側係合装置 10 かご敷居線
11 乗り場敷居線 12 取付金
13 かご側係合装置移動手段 14 乗り場側扉
15 ストッパー手段 16 ローラ
17 案内手段 18 かご側係合装置吊り上げ手段

Claims (6)

  1. かごに設置され、かご側係合装置が上下動可能に取り付けられたかご側扉と、乗り場に設置され、乗り場側係合装置が取り付けられた乗り場側扉とを含む構成とし、上記かご側係合装置と上記乗り場側係合装置が係合することにより、かご側扉と乗り場側扉が一体となって開閉するエレベータの扉開閉装置であって、上記かご側扉の開閉時に、上記かご側扉を上記乗り場側扉方向へ移動させるエレベータの扉開閉装置において、
    上記かご側扉の閉成終了時に、上記かご側係合装置を上方向に吊り上げるかご側係合装置吊り上げ手段と、
    上記かご側扉に取り付けられ、上記かご側扉の開放開始時に上記かご側係合装置吊り上げ手段から開放されて下降するかご側係合装置の上記下降距離を所定距離に制限するストッパー手段と、
    上記かご側係合装置と上記かご側扉との間に回動可能に取り付けられ、上記かご側係合装置の上記下降に伴い上記かご側係合装置を上記乗り場側扉に向かって移動させるかご側係合装置移動手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベータの扉開閉装置。
  2. 上記かご側係合装置吊り上げ手段は、かご側係合装置の上端部に回転可能に取り付けられた回転体と、かごに取り付けられ、上記回転体を支える案内手段とを含み、上記案内手段の上記回転体を支える部位に傾斜面を形成したことを特徴とする請求項1記載のエレベータの扉開閉装置。
  3. 上記かご側係合装置吊り上げ手段は、かご側係合装置の上端部に回転可能に取り付けられた回転体と、かごに取り付けられ、上記回転体を支える案内手段とを含み、上記かご側扉の閉成時に、上記回転体を上記案内手段に押し付ける押圧手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベータの扉開閉装置。
  4. 上記案内手段の回転体を支える部位に傾斜面を形成したことを特徴とする請求項3記載のエレベータの扉開閉装置。
  5. 上記ストッパー手段は、かご側係合装置を支える高さが調整できるものであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエレベータの扉開閉装置。
  6. かご側係合装置の先端部と乗り場敷居線の距離をA1、乗り場側係合装置の先端部とかご敷居線の距離をA2、かご敷居線と乗り場敷居線の距離をA3、エレベータが走行するために必要とするかご側機器と乗り場側若しくは昇降路側機器との間隔をAminとした場合、A1、A2、A3をそれぞれAminより大きく設定したことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のエレベータの扉開閉装置。
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