JP2006096489A - エレベータードア装置 - Google Patents

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Mitsuru Sakai
満 坂井
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Abstract

【課題】
ドアセフティシューの下端とシルの上端との間で乗客の足が挟まれるのを防ぎ、ドアセフティシューが故障する可能性の低いエレベータードア装置を提供する。
【解決手段】
エレベーターの出入口に設けられたドア1a,1bと、前記かごドア1a,1bと平行に水平方向へ動作するシュー5a,5bを有するドアセフティ6,7を備えたエレベータードア装置において、前記シュー5a,5bに対して、前記かごドア1a,1bの閉じる向きに、ウエイト14の自重によって力を付加するように構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、エレベータードア装置に関する。
従来から、エレベーターのかごドアの開閉動作に連動して進退するドアセフティのシューを、かごドアに対して平行に水平方向へ移動させるエレベータードア装置が、例えば下記特許文献1に、提案されている。このように、ドアセフティシューを水平方向にスライドさせる場合、ドアセフティシューを斜めにスライドさせる場合と違って、ドアセフティシューの下端とシルの上端との間の隙間を小さく維持できるので、乗客の足が挟まれることを防ぐことができる。
特開平8−59156号公報(段落番号0049等)
上記従来の技術のように、ドアセフティシューを水平方向にスライドさせる場合、ドアセフティシューを斜めにスライドさせる場合と違い、ドアセフティシューの自重によってかごドアの閉じる向きにモーメントのバランスをとることができない。このため、別の手段によってかごドアの閉じる向きに力を付加する必要があるが、上記特許文献1では、ばねを用いて力を付加している。しかし、ばねは経年的に弾性力が低下するため、動作して引っ込んだドアセフティシューが復帰しなくなって故障することが懸念される。また、上記特許文献1では、ドアセフティシューを動作させるためにリンクを多数使用しているため、コスト高になるだけでなく、故障の可能性も高くなる。
本発明の目的は、ドアセフティシューの下端とシルの上端との間で乗客の足が挟まれるのを防ぎ、ドアセフティシューが故障する可能性の低いエレベータードア装置を提供することである。
本発明は上記目的を達成するために、エレベーターの出入口に設けられたドアと、前記かごドアと平行に水平方向へ動作するシューを有するドアセフティを備えたエレベータードア装置において、前記シューに対して、前記かごドアの閉じる向きに、ウエイトの自重によって力を付加するようにしたのである。
以上説明したように、本発明の構成によれば、ドアセフティシューの下端とシルの上端との間で乗客の足が挟まれるのを防ぎ、ドアセフティシューが故障する可能性の低いエレベータードア装置を提供できる。
以下、本発明のエレベータードア装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示すエレベータードア装置の正面図であり、このエレベータードア装置は、出入口に設けられて互いに逆向きに開く左右のかごドア1a,1bを備えた中央両開き式のエレベータードア装置である。そして、かごドア1a,1bの上部には、ハンガローラ3a〜3dを備えたかごドアハンガ2a,2bが設けられている。このかごドアハンガ2a,2bは、ハンガローラ3a〜3dにより、レール4上を水平移動可能に構成されている。
また、かごドア1aには、かごドア1aが閉じたときかごドア1aの閉端よりも出張る出張り側ドアセフティシュー5aを有する出張り側ドアセフティ6が設けられている。一方のかごドア1bには、かごドア1bが閉じたときかごドア1bの閉端よりも引っ込む引込み側ドアセフティシュー5bを有する引込み側ドアセフティ7が設けられている。ここで、出張り側ドアセフティシュー5a及び引込み側ドアセフティシュー5bには、上レバー9及び下レバー10がそれぞれ設けられている。そして、上レバー9は、かごドアの上部に固定されたレバーガイド11によって、下レバー10は、かごドアの下部に固定されたレバーガイド12によって、それぞれ水平方向へ摺動可能に支持されている。これにより、出張り側ドアセフティシュー5a及び引込み側ドアセフティシュー5bも、かごドア1a,1bに対して水平方向へ摺動可能となっている。
ここで、出張り側ドアセフティシュー5a又は引込み側ドアセフティシュー5bが、異物などの挟み込みによりかごドアの開く向きすなわち戸袋側へ後退すると、下レバー10に設けられたスイッチカム15が下レバーと一体となって戸袋側へ後退し、ドアセフティスイッチ8が異物を検出する。
図2は、引込み側ドアセフティシュー5bに対して、かごドア1bの閉じる向きへ力を付加する機構の詳細を示している。ドアセフティシュー5bは、下レバー10及びブラケット24と一体となって、レバーガイド12により水平方向に摺動可能に支持されている。ブラケット24には、ロープ25が取付けられており、このロープ25は、ベース26を介してかごドア1bに回転可能に設けられたプーリ27を経て、ウエイト14とつながっている。このウエイト14は、ウエイトガイド31により、上下方向にのみ移動できるように拘束されている。
このように、ドアセフティシュー5bは、ウエイト14の自重により、かごドア1bの閉端よりも出張る向きに力が付加されるが、ブラケット24に取付けられた緩衝材28がストッパ29に接することで、平常開閉時のドアセフティシュー5bの位置が制限される。一方、異物を検出したときなどドアセフティシュー5bが戸袋側へ後退したときの限界位置は、図1の引込み側ストッパ16bにより制限される。ここでは、引込み側ドアセフティシュー5bについて説明したが、出張り側ドアセフティシュー5aについても同様である。
次に、図3〜図5は、かごドアが閉じるとき、引込み側ドアセフティシュー5bの上方のローラが、かごのカムに乗上げて、かごドアの閉端よりも引っ込んだ状態へ、引込み側ドアセフティシュー5bを後退させるための機構を示している。
この機構について詳細に述べると、まず、引込み側ドアセフティシュー5bの上部には、乗上げレバー18を回転可能に支持する乗上げブラケット19が設けられている。そして、乗上げレバー18の先端には乗上げローラ17が取付けられ、また乗上げレバー18の回転を制約するために、乗上げレバーストッパ20,21が備えられている。
図3に示すように、ドア開閉中では、ストッパ21により乗上げレバー18の反時計回りの回転を制約している。そして、乗上げローラ17は、かごドア1bが出入口の中央に近づくと、かごのドアレール4に固定された乗上げカム22に乗りあがり、乗上げレバー18が時計回りに回転する。
しかし、図4に示すように、乗上げローラ17が乗上げカム22に乗り上がると、乗上げレバー18はストッパ20によって時計回りの回転を止められ、このときからドアセフティシュー5bは後退し始める。
そして、図5に示すように、かごドア1a,1bが閉じたときに、ドアセフティシュー5bは、上述した乗上げカム22の作用により、ドアセフティシュー5aと先端が接触する位置まで後退する。このとき、ストッパ16bは、ドアセフティシュー5bと接しており、ドアセフティシュー5bはそれ以上後退できないようになっている。尚、ドアセフティシュー5bは、乗上げカム22に乗上げローラ17が乗りあがり始める少し前に、ドアセフティスイッチ8bの信号が無効となるように処理されており、ドアセフティシュー
5bが後退しても、かごドア1a,1bが反転して戸開することはない。
本実施形態によれば、ドアセフティシューに取付けられた水平のレバーとウエイトとをロープでつなぐことにより、かごドアの閉じる向きへ、ドアセフティシューに力を付加することができる。ウエイトの自重を利用した力であるから、ばねの弾性力のように経年的に低下することがなく、引っ込んだドアセフティシューが復帰しなくなるなどの故障の可能性が低くなる。また、構成部品が少ないので、故障の可能性を低くするだけでなく、コストの低減も期待できる。更に、ドアセフティシューが動作しても、シルの上端と間のギャップGは変動しないため、このギャップGが広がっているときに乗客が足を挟む危険性が低減できる。また、かごドアの下に挟まった異物でも検出できるため、信頼性が高くなる。
尚、本実施形態では、2枚戸中央開き形式を例に説明したが、ドア枚数が変わっても同じ構成である。また、片開き形式では、ドアが閉じたときドアセフティシューを引込ませる必要がないので、図1の左側のドアと同じ構成となる。
本発明の一実施形態を示すエレベータードア装置の全体正面図である。 図1のかごドア1bの下部の詳細を示す拡大斜視図である。 本実施形態のかごドア開閉中のドアセフティシュー上部の詳細を示す拡大正面図である。 本実施形態のかごドア戸閉直前のドアセフティシュー上部の詳細を示す拡大正面図である。 本実施形態のかごドア戸閉時のドアセフティシュー上部の詳細を示す拡大正面図である。
符号の説明
1…かごドア、2…ハンガ、3…ハンガローラ、4…レール、5a,5b…ドアセフティシュー、6…出張り側ドアセフティ、7…引込み側ドアセフティ、8…ドアセフティスイッチ、9…上レバー、10…下レバー、11,12…レバーガイド、14…ウエイト、15…スイッチカム、16,20,21,29…ストッパ、17…乗上げローラ、18…乗上げレバー、19…乗上げブラケット、22…乗上げカム、23…エレベーターかご、24…ブラケット、25…ロープ、26…ベース、27…プーリ、28…緩衝材、31…ウエイトガイド、33…シル、34…ドアシュー。

Claims (3)

  1. エレベーターの出入口に設けられたかごドアと、前記かごドアに対して平行に水平方向へ動作するシューを有するドアセフティを備えたエレベータードア装置において、前記シューが、前記かごドアの閉じる向きに、ウエイトの自重によって力を付加されていることを特徴とするエレベータードア装置。
  2. エレベーターの出入口に設けられて互いに逆向きに開く左右のかごドアと、前記かごドアが閉じたとき前記かごドアの閉端よりも出張る出張り側シューを有する出張り側ドアセフティと、前記かごドアが閉じたとき前記かごドアの閉端よりも引っ込む引込み側シューを有する引込み側ドアセフティを備え、前記出張り側シュー及び引込み側シューが前記かごドアに対して平行に水平方向へ動作する中央両開き式のエレベータードア装置において、前記出張り側シュー及び引込み側シューは、それぞれウエイトの自重により、前記かごドアの閉端よりも出張る向きに力が付加され、前記引込み側シューの上方のローラが、前記かごドアが閉じるときにかごのカムへ乗り上げて、前記かごドアの閉端よりも引っ込んだ状態へ前記引込み側シューが後退することを特徴とするエレベータードア装置。
  3. 請求項2において、前記ローラは、前記引込み側シューの上部に回転可能に支持されたレバーの先端に取付けられていることを特徴とするエレベータードア装置。
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