JP2007238186A - 板状基材供給装置 - Google Patents

板状基材供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007238186A
JP2007238186A JP2006058475A JP2006058475A JP2007238186A JP 2007238186 A JP2007238186 A JP 2007238186A JP 2006058475 A JP2006058475 A JP 2006058475A JP 2006058475 A JP2006058475 A JP 2006058475A JP 2007238186 A JP2007238186 A JP 2007238186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
substrate
tip
base material
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006058475A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4656424B2 (ja
Inventor
Soichi Sakurai
壮一 櫻井
Noritaka Yuzuhara
徳崇 柚原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2006058475A priority Critical patent/JP4656424B2/ja
Publication of JP2007238186A publication Critical patent/JP2007238186A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4656424B2 publication Critical patent/JP4656424B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Abstract

【課題】 「複数枚取り」を防止し、積み重ねられた板状基材から一枚ずつ板状基材を確実に取り出し搬送供給できる板状基材供給装置を提供すること。
【解決手段】 シリンダ4を下降させパッド5により最上部の板状基材を吸着すると共にシリンダ7を下降させ段積みされた板状基材を上部より押圧する。そして、図2の(b)に示すようにシリンダ4を上昇させると同時にリンク機構によりレバー2が板状基材の先端部を下方内側へ押圧する。この際、図2の(c)、(d)に示すように最上部の板状基材の裏側に張り付いている板状基材を剥離すると共にシリンダスイッチ3にて保持枚数が一枚、つまりスイッチオンの状態のままであることを検知して、制御装置11によりシリンダ1を引き戻すことによって板状基材の先端部の押圧を開放し、シリンダ7を上昇させ板状基材全体を吊り上げ搬送する。
【選択図】図2

Description

本発明は、積層されている複数の板状基材から一枚ずつ板状基材を取り出して供給する板状基材供給装置に関する。
従来の板状基材供給装置において積層された板状基材から一枚ずつ板状基材を取り出し搬送供給する場合、確実に一枚ずつ板状基材を供給するためには、最上層にある板状基材を吸着し持ち上げた後、もしくは次工程へ搬送する途中でその板状基材の板厚を計測し、その計測結果をもとに供給される板状基材が一枚であるか否かを検知するようにしている。
しかし、このような板状基材が吸着保持された後、もしくは次工程へ搬送される途中で「複数枚取り」を検知する方式では、検知直前または検知中に、吸着され搬送されている板状基材の状態が変わった場合、例えば吸着されている最上層の板状基材に2枚目の板状基材が貼り付いている「複数枚取り」の状態において、前記2枚目の板状基材が剥離した場合には、剥がれた板材により板状基材供給装置の搬送機構などに不具合を及ぼすことや復帰までのダウンタイムを長くしてしまうなどの問題があった。
このような問題を解消するものとしては、板厚を非接触式センサーおよび接触式センサーにて測定し「複数枚取り」を検知するものがある(特許文献1参照)。
特開平09−263339号公報 特開平10−293012号公報
しかしながら、上述の方法では基材が板厚以上の不規則なたわみ、歪みを有する場合正確に基材が一枚であるかどうかを検知することが出来ないという課題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、「複数枚取り」を防止し、積み重ねられた板状基材から一枚ずつ板状基材を確実に取り出し搬送供給できる板状基材供給装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明にかかる板状基材供給装置は、積み重ねられた複数の板状基材の最上部の板状基材に対し上方から吸着して吊り上げ、搬送供給する板状基材供給装置であって、前記板状基材の先端の少なくとも一箇所以上を吸着し吊り上げる先端部吸着吊り上げ機構と、前記先端部吸着吊り上げ機構により吊り上げられた前記板状基材の先端を押圧する先端部押圧機構と、前記先端部吸着吊り上げ機構により吊り上げられた前記板状基材の先端を前記先端部押圧機構により押圧したときの反発力をもとに、先端が吸着され吊り上げられている前記板状基材の状態が「複数枚取り」の状態であるか否かを判定し、前記判定結果に応じ、前記先端部押圧機構による前記板状基材の先端に対する押圧操作を制御する制御装置とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、「複数枚取り」を防ぎ確実に次工程へ一枚ずつ板状基材を供給でき、また、保持枚数を一枚と検知したときには板状基材先端の押し圧を解除し基材への負荷を最小限に抑えることが可能であり、また、「複数枚取り」の状態を検知したときは押圧リトライ、エラー発信を行うことで板状基材の供給に際してのダウンタイムを抑制できる板状基材供給装置を提供できる効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態の板状基材供給装置の要部構成の一例を示す全体図である。図2は、本実施の形態の板状基材供給装置の動作を例示した説明図である。また、図3は本実施の形態の板状基材供給装置の動作を示すフローチャートである。
図1に示すように、この実施の形態の板状基材供給装置においては、基材搬送フレーム14に取付けられた基材昇降手段としてのシリンダ4と吸着手段としてのパッド5と基材のズレ及び浮上り防止手段としてのシリンダ7、シリンダ4の上昇と同時に板状基材の先端部を板状基材の下方内側へ押圧するレバー2、板状基材先端部の押圧解除、及び保持している板状基材の複数枚取り検知器用としてのシリンダ1およびシリンダスイッチ3とを有しておりリフター15上に段積みされた板状基材8の搬送供給を行うものである。レバー2における板状基材の先端を押圧する板状基材先端押圧部には樹脂プレート6が取り付けられている。
また、段積みされた板状基材群8の最上部の板状基材をパッド5により吸着するための負圧発生手段として真空ポンプ13を備えている。また、シリンダ1、シリンダ7およびシリンダ4に対し圧搾空気を供給するコンプレッサ9およびレギュレータ10と、シリンダ1、シリンダ7およびシリンダ4に対する圧搾空気の供給を制御するための電磁弁12と、電磁弁12を制御するための制御装置11とを備えている。
次に動作について説明する。
図2(a)および図3のフローチャートに示すように、シリンダ4を下降させパッド5により最上部の板状基材を吸着すると共にシリンダ7を下降させ段積みされた板状基材を吸着パッド7Aを介して上部より押圧する。そして、図2(b)に示すようにシリンダ4を上昇させると同時にリンク機構によりレバー2が板状基材の先端部を下方内側へ押圧する。この際、図2(c)、(d)に示すように最上部の板状基材の裏側に張り付いている板状基材を剥離すると共にシリンダスイッチ3にて保持枚数が一枚、つまりスイッチオンの状態のままであることを検知して、制御装置11によりシリンダ1を引き戻すことによって板状基材の先端部の押圧を開放し、シリンダ7を上昇させ板状基材全体を吊り上げ搬送する。
また、板状基材の先端部の押圧の際、吸着保持枚数が複数枚、つまり板状基材の反力に押し戻されシリンダスイッチ3がオフの状態であると制御装置11が検知すると、制御装置11はシリンダ7を上昇させる前にシリンダ1もしくはシリンダ4を押し引きすることにより板状基材の先端部を所定回数、繰り返し押圧し、剥離のリトライを行い、それでも「複数枚取り」の状態が解除しない、すなわち吸着保持された最上部の板状基材の裏側に張り付いている板状基材を剥離できない場合は動作をストップさせエラーの発信を行う。なお、シリンダ1の押出力はレギュレータ10により吸着保持枚数が2枚であるとぎりぎりシャフトを伸ばしきれないように調整を行なっておく。これらの動作、制御によって段積みされた板状基材は確実に一枚ずつ次工程へ搬送される。
なお、以上の説明は本発明の実施の一形態に過ぎず、本発明はその特許請求の範囲を逸脱しない範囲内において設計変更等の変形例を含むものである。
例えば基材複数枚取りの検出方法はエアーシリンダの反発力を用いたものに限らずスプリングを代用することや歪みゲージ、圧力計を用い直接、板状基材の先端部の反力を測定することを含むことである。
以上説明したように、本実施の形態によれば、吸着保持枚数を一枚と検知したときには板状基材先端部の押圧を解除し板状基材への負荷を最小限に抑えることが可能であり、また、「複数枚取り」の状態を検知したときは押圧リトライ、エラー発信を行うことが可能であり、「複数枚取り」を防ぎ確実に次工程へ一枚ずつ板状基材を供給でき、板状基材の供給に際してのダウンタイムを抑制できる板状基材供給装置を提供できる効果がある。
本発明の実施の形態の板状基材供給装置の要部構成の一例を示す全体図である。 本発明の実施の形態の板状基材供給装置の動作を例示した説明図である。 本発明の実施の形態の板状基材供給装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1……シリンダ(先端部押圧機構)、4……シリンダ(先端部吸着吊り上げ機構)、2……レバー(先端部押圧機構)、3……シリンダスイッチ、5……パッド(先端部吸着吊り上げ機構)、6……樹脂プレート(先端部押圧機構)、8……板状基材、11……制御装置、12……電磁弁。

Claims (5)

  1. 積み重ねられた複数の板状基材の最上部の板状基材に対し上方から吸着して吊り上げ、搬送供給する板状基材供給装置であって、
    前記板状基材の先端の少なくとも一箇所以上を吸着し吊り上げる先端部吸着吊り上げ機構と、
    前記先端部吸着吊り上げ機構により吊り上げられた前記板状基材の先端を押圧する先端部押圧機構と、
    前記先端部吸着吊り上げ機構により吊り上げられた前記板状基材の先端を前記先端部押圧機構により押圧したときの反発力をもとに、先端が吸着され吊り上げられている前記板状基材の状態が「複数枚取り」の状態であるか否かを判定し、前記判定結果に応じ、前記先端部押圧機構による前記板状基材の先端に対する押圧操作を制御する制御装置と、
    を備えたことを特徴とする板状基材供給装置。
  2. 前記制御装置は、先端が吸着され吊り上げられている前記板状基材の状態が「複数枚取り」の状態でないと判定すると、前記先端部押圧機構による前記板状基材の先端への押圧操作を解除することを特徴とする請求項1記載の板状基材供給装置。
  3. 前記制御装置は、先端が吸着され吊り上げられている前記板状基材の状態が「複数枚取り」の状態であると判定すると、前記先端部押圧機構による前記板状基材の先端への押圧操作を所定回繰り返すことを特徴とする請求項1記載の板状基材供給装置。
  4. 前記先端部押圧機構は、板状基材の先端を押圧する板状基材先端押圧部に樹脂プレートを備えていることを特徴とする請求項1記載の板状基材供給装置。
  5. 前記制御装置は、先端が吸着され吊り上げられている前記板状基材の状態が「複数枚取り」の状態であると判定し、前記先端部押圧機構による前記板状基材の先端への押圧操作を所定回繰り返したときに、前記板状基材の状態が再度「複数枚取り」の状態であると判定すると、エラー出力を行うことを特徴とする請求項1記載の板状基材供給装置。
JP2006058475A 2006-03-03 2006-03-03 板状基材供給装置 Expired - Fee Related JP4656424B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006058475A JP4656424B2 (ja) 2006-03-03 2006-03-03 板状基材供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006058475A JP4656424B2 (ja) 2006-03-03 2006-03-03 板状基材供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007238186A true JP2007238186A (ja) 2007-09-20
JP4656424B2 JP4656424B2 (ja) 2011-03-23

Family

ID=38584095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006058475A Expired - Fee Related JP4656424B2 (ja) 2006-03-03 2006-03-03 板状基材供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4656424B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103588018A (zh) * 2013-10-28 2014-02-19 杭州天堂伞业集团有限公司 伞用丝印自动铺面装置和方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54152478U (ja) * 1978-04-14 1979-10-23
JPH01126340U (ja) * 1988-02-23 1989-08-29
JPH037139U (ja) * 1989-06-09 1991-01-23
JPH04197945A (ja) * 1990-11-29 1992-07-17 Fuji Photo Film Co Ltd シート体枚葉制御方法
JPH06293448A (ja) * 1993-04-08 1994-10-21 Fuji Photo Film Co Ltd シート体枚葉方法
JPH09183530A (ja) * 1995-12-28 1997-07-15 Max Co Ltd 真空吸着装置における2枚同時吊り上げ防止装置
JPH1035950A (ja) * 1996-07-26 1998-02-10 Juki Corp 紙葉類分離装置
JP2005015101A (ja) * 2003-06-24 2005-01-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 印刷用プレート供給装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54152478U (ja) * 1978-04-14 1979-10-23
JPH01126340U (ja) * 1988-02-23 1989-08-29
JPH037139U (ja) * 1989-06-09 1991-01-23
JPH04197945A (ja) * 1990-11-29 1992-07-17 Fuji Photo Film Co Ltd シート体枚葉制御方法
JPH06293448A (ja) * 1993-04-08 1994-10-21 Fuji Photo Film Co Ltd シート体枚葉方法
JPH09183530A (ja) * 1995-12-28 1997-07-15 Max Co Ltd 真空吸着装置における2枚同時吊り上げ防止装置
JPH1035950A (ja) * 1996-07-26 1998-02-10 Juki Corp 紙葉類分離装置
JP2005015101A (ja) * 2003-06-24 2005-01-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 印刷用プレート供給装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103588018A (zh) * 2013-10-28 2014-02-19 杭州天堂伞业集团有限公司 伞用丝印自动铺面装置和方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4656424B2 (ja) 2011-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009249139A (ja) 巻取シート状物受取装置及びその制御方法
JP4656424B2 (ja) 板状基材供給装置
KR20180102295A (ko) 접착필름용 접착시트 부착장치
JP2008195537A (ja) 枚葉紙を処理する機械にニューマチック的な力を発生させるための装置
JP2013001436A (ja) シート貼付装置及び貼付方法
KR20190077218A (ko) 진공 흡착 방법 및 진공 흡착 장치
JP5004714B2 (ja) 印刷機の給紙装置
JP5170548B2 (ja) シート材分離機能付き把持ハンドとこれを用いたシート材分離把持方法
KR101257557B1 (ko) 시트 가공 장치
JP4245494B2 (ja) 積層薄板の払出し装置及び払出し方法
JPH05116831A (ja) シート状物積層装置
CN108857362B (zh) 锁螺丝装置及其螺丝锁附方法
JP4157811B2 (ja) 搬送装置及び搬送方法
JPH10167483A (ja) シート供給装置
JP4640059B2 (ja) シート状基材供給装置
JP2008179424A (ja) 給紙装置
JP2662090B2 (ja) シート体枚葉制御方法
JP2006306564A5 (ja)
JP5055838B2 (ja) ワーク折り返し装置及びワーク折り返し方法
JP5178050B2 (ja) ワーク搬送方法及びワーク搬送装置。
JP5671941B2 (ja) 板状被印刷体供給方法と装置
JP2015067445A (ja) 給紙装置、及び給紙方法
JP2011005557A (ja) 被切断物の切断機構、及び切断方法
JP6689728B2 (ja) 積層シートの分離装置
JP2006069728A (ja) 自動給紙装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090223

A977 Report on retrieval

Effective date: 20100903

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A521 Written amendment

Effective date: 20101104

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20101215

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees