JP2007236624A - 磁気共鳴イメージング装置と磁気共鳴イメージング方法 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置と磁気共鳴イメージング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像品質を向上させる。
【解決手段】ダブルフリップアングル法によって送信感度分布算出部232が送信感度分布f(x,y)を算出する(S31)。つぎに、その算出した送信感度分布f(x,y)を閾値処理部233が閾値処理する(S41)。そして、その閾値処理後の送信感度分布fh(x,y)を用いて、画像補正部131が本スキャン画像AI(x,y)を補正する(S71)。
【選択図】図4

Description

本発明は、磁気共鳴イメージング装置および磁気共鳴イメージング方法に関し、特に、静磁場空間においてRFコイル部が被検体の撮影領域へRFパルスを送信し、そのRFパルスが送信された撮影領域にて発生する磁気共鳴信号をRFコイル部が受信する本スキャンを実施した後に、その本スキャンの実施によって得られた磁気共鳴信号に基づいて、撮影領域についての本スキャン画像を生成する磁気共鳴イメージング装置と磁気共鳴イメージング方法に関する。
磁気共鳴イメージング(MRI:Magnetic Resonance Imaging)装置は、核磁気共鳴(NMR:Nuclear Magnetic Resonance)現象を用いて、被検体の断層面についての画像を撮影する装置として、特に、医療用途において多く利用されている。
磁気共鳴イメージング装置においては、静磁場空間内に被検体を収容することによって、その被検体のプロトン(proton)のスピンを静磁場の方向へ整列させ、磁化ベクトルを発生させる。そして、共鳴周波数のRFパルスを照射することによって核磁気共鳴現象を発生させることにより、そのプロトンの磁化ベクトルを変化させる。その後、磁気共鳴イメージング装置は、そのプロトンが元の磁化ベクトルの状態に戻る際に生成される磁気共鳴(MR)信号を受信し、その受信された磁気共鳴信号に基づいて被検体の断層面についての断層画像を生成する。
磁気共鳴イメージング装置において磁気共鳴信号を受信するRF受信コイルとして、フェーズドアレイコイル(phased array coil)などの表面コイルが多く利用されている。しかし、この表面コイルは、その被検体内の磁気共鳴信号の発生源との距離が離れるに伴って、受信する感度が低下する特性を有しており、撮影領域全体での感度分布が空間的に均一でない。このため、表面コイルにより受信された磁気共鳴信号を用いて生成される断層画像は、アーチファクトが発生し、画像品質が低下する場合がある。
このため、このような表面コイルの受信感度不均一性に起因する不具合に対応するために、受信感度分布を用いて断層画像を補正処理している。具体的には、本スキャンの他に参照スキャンを実施することによって参照画像を取得し、その参照画像を用いて表面コイルの撮影領域における受信感度分布を計測する。その後、その計測された受信感度分布を用いて、本スキャンによって生成される断層画像を補正する(たとえば、特許文献1参照)。
しかし、たとえば、磁場強度が3テスラ以上である高い静磁場空間にて被検体を撮影する際においては、ボディコイル(body coil)などのRF送信コイルがRFパルスを送信することによって形成する高周波磁場が、誘電率効果によって不均一になる場合があるために、上記の受信感度分布を用いて断層画像を補正した場合であっても、アーチファクトの除去が十分できない場合がある。つまり、送信感度分布が空間的に均一でないことに起因して、画像品質を向上することが困難な場合がある。
そこで、送信感度分布を計測し、その計測した送信感度分布を用いて断層画像を補正している。たとえば、ダブルフリップアングル(Double flip angle)法によって送信感度分布を計測する。具体的には、互いに異なるフリップアングルで複数の参照スキャンを実施し、それぞれの参照スキャンにて得られた参照画像を用いて送信感度分布を計測する。その後、本スキャンによって得られた断層画像を、その送信感度分布で補正処理し、アーチファクトの発生を抑制している(たとえば、非特許文献1,非特許文献2参照)。
特開2005−177240号公報 ヒロアキ・ミハラ他(Hiroaki Mihara et.al.),ア・メソッド・オブ・アールエフ・インホモゲネイディ・コレクション・イン・エムアール・イメージング(A method of RF inhomogeneity correction in MR imaging),マグネティック・レゾナンス・マテリアルズ・イン・フィジックス・バイオロジー・アンド・メディシン・7(Magnetic Resonance Materials in Physics, Biology and Medicine 7),米国,1998,p.115−120 Jinghua Wang et.al.,イン・ビボ・メソッド・フォー・コレクティング・トランスミット/レシーブ・ノンユニフォーミニティ・ウィズ・フェーズド・アレイ・コイル(In vivo method for correcting transmit/receive nonuniformities with phased array coils),マグネティック・レゾナンス・イン・メディシン・53(Magnetic Resonance in Medicine 53),米国,2005,p.666−674
このように、受信感度分布と送信感度分布とのそれぞれを用いて、本スキャンにて得られる断層画像を補正し、画像品質を向上させている。
しかしながら、送信感度分布については、感受性(susceptibility)アーチファクトや、組織におけるT1値の違いの影響によって誤差が発生する場合がある。特に、送信感度分布は、陽(explicit)なフリップアングル依存性があり、フリップアングルが低くなるに伴って増幅率が大きくなるために、誤差が大きくなる。つまり、上記のように計測された送信感度分布においては、精度が低い部分を含んでいる。このため、そのような送信感度分布を用いて補正処理した場合には、別途、アーチファクトが画像に発生する場合がある。よって、画像品質を向上させることが困難な場合があった。
したがって、本発明の目的は、画像品質を向上できる磁気共鳴イメージング装置と磁気共鳴イメージング方法を提供することにある。
上記目的の達成のために本発明の磁気共鳴イメージング装置は、静磁場空間においてRFコイル部が被検体の撮影領域へRFパルスを送信し、前記RFパルスが送信された前記撮影領域にて発生する磁気共鳴信号を前記RFコイル部が受信する本スキャンを実施した後に、前記本スキャンの実施によって得られた磁気共鳴信号に基づいて、前記撮影領域についての本スキャン画像を生成する磁気共鳴イメージング装置であって、前記本スキャン画像を補正する画像補正部を有し、前記画像補正部は、前記撮影領域において前記RFコイル部が前記RFパルスを送信する際の送信感度分布を算出する送信感度分布算出部と、前記送信感度分布算出部により算出された前記送信感度分布を閾値処理する閾値処理部とを含み、前記閾値処理部によって閾値処理された前記送信感度分布を用いて、前記本スキャン画像を補正する。
上記目的の達成のために本発明の磁気共鳴イメージング方法は、静磁場空間においてRFコイル部が被検体の撮影領域へRFパルスを送信し、前記RFパルスが送信された前記撮影領域にて発生する磁気共鳴信号を前記RFコイル部が受信する本スキャンを実施した後に、前記本スキャンの実施によって得られた磁気共鳴信号に基づいて、前記撮影領域についての本スキャン画像を生成する磁気共鳴イメージング方法であって、前記本スキャン画像を補正する画像補正ステップを有し、前記画像補正ステップは、前記撮影領域において前記RFコイル部が前記RFパルスを送信する際の送信感度分布を算出する送信感度分布算出ステップと、前記送信感度分布算出部により算出された前記送信感度分布を閾値処理する閾値処理ステップとを含み、前記閾値処理ステップによって閾値処理された前記送信感度分布を用いて、前記本スキャン画像を補正する。
以上のように本発明によれば、画像品質を向上できる磁気共鳴イメージング装置と磁気共鳴イメージング方法を提供することができる。
以下より、本発明にかかる実施形態の一例について図面を参照して説明する。
(装置構成)
図1は、本発明にかかる実施形態において、磁気共鳴イメージング装置1の構成を示す構成図である。
図1に示すように、本実施形態の磁気共鳴イメージング装置1は、スキャン部2と、操作コンソール部3とを有する。
スキャン部2について説明する。
スキャン部2は、図1に示すように、静磁場マグネット部12と、勾配コイル部13と、RFコイル部14と、クレードル15と、RF駆動部22と、勾配駆動部23と、データ収集部24とを有している。スキャン部2は、静磁場が形成された撮影空間B内において、被検体SUのスピンを励起するように被検体SUにRFパルスを送信すると共に、そのRFパルスが送信された被検体SUに勾配パルスを送信することによって、被検体SUにおいて発生する磁気共鳴信号を本スキャンデータとして得る本スキャンASを実施する。そして、スキャン部2は、本スキャンASを実施する共に、この本スキャンASの実施前に、被検体SUについて参照スキャンRSを実施し、その参照スキャンRSにて発生する磁気共鳴信号を参照スキャンデータとして取得する。
スキャン部2の各構成要素について、順次、説明する。
静磁場マグネット部12は、たとえば、超伝導磁石(図示なし)により構成されており、被検体SUが収容される撮像空間Bに静磁場を形成する。ここでは、静磁場マグネット部12は、クレードル15に載置される被検体SUの体軸方向(z方向)に沿うように静磁場を形成する。なお、静磁場マグネット部12は、一対の永久磁石により構成されていてもよい。
勾配コイル部13は、静磁場が形成された撮像空間Bに勾配磁場を形成し、RFコイル部14が受信する磁気共鳴信号に空間位置情報を付加する。ここでは、勾配コイル部13は、静磁場方向に沿ったz方向と、x方向と、y方向との互いに直交する3軸方向に対応するように3系統からなる。これらは、撮像条件に応じて、周波数エンコード方向と位相エンコード方向とスライス選択方向とのそれぞれに勾配磁場を形成するように、勾配パルスを送信する。具体的には、勾配コイル部13は、被検体SUのスライス選択方向に勾配磁場を印加し、RFコイル部14がRFパルスを送信することによって励起させる被検体SUのスライスを選択する。また、勾配コイル13は、被検体SUの位相エンコード方向に勾配磁場を印加し、RFパルスにより励起されたスライスからの磁気共鳴信号を位相エンコードする。そして、勾配コイル部13は、被検体SUの周波数エンコード方向に勾配磁場を印加し、RFパルスにより励起されたスライスからの磁気共鳴信号を周波数エンコードする。
RFコイル部14は、静磁場マグネット部12によって静磁場が形成される撮像空間B内において、電磁波であるRFパルスを被検体SUの撮影領域に送信して高周波磁場を形成し、被検体SUのイメージング領域におけるプロトンのスピンを励起する。そして、RFコイル部14は、その励起された被検体SUの撮影領域内のプロトンから発生する電磁波を磁気共鳴信号として受信する。本実施形態においては、RFコイル部14は、図1に示すように、第1RFコイル14aと、第2RFコイル14bとを有する。ここで、第1RFコイル14aは、たとえば、バードゲージ型のボディコイルであり、被検体SUの撮影領域を囲むように配置されている。一方、第2RFコイル14bは、その撮影領域において第1RFコイル14aより受信感度分布が不均一なコイルであって、フェーズドアレイコイルであり、被検体SUの撮影領域の表面に沿って複数の表面コイルが配置されている。
クレードル15は、被検体SUを載置するテーブルを有する。クレードル15は、制御部30からの制御信号に基づいて、撮像空間Bの内部と外部との間においてテーブルを移動する。
RF駆動部22は、RFコイル部14を駆動させて撮像空間B内にRFパルスを送信させて、撮像空間Bに高周波磁場を形成させる。RF駆動部22は、制御部30からの制御信号に基づいて、ゲート変調器(図示なし)を用いてRF発振器(図示なし)からの信号を所定のタイミングおよび所定の包絡線の信号に変調した後に、そのゲート変調器により変調された信号を、RF電力増幅器(図示なし)によって増幅してRFコイル部14に出力し、RFパルスを送信させる。
勾配駆動部23は、制御部30からの制御信号に基づいて、勾配パルスを勾配コイル部13に印加して駆動させ、静磁場が形成されている撮像空間B内に勾配磁場を発生させる。勾配駆動部23は、3系統の勾配コイル部13に対応して3系統の駆動回路(図示なし)を有する。
データ収集部24は、制御部30からの制御信号に基づいて、RFコイル部14が受信する磁気共鳴信号を収集する。ここでは、データ収集部24は、RFコイル部14が受信する磁気共鳴信号をRF駆動部22のRF発振器(図示なし)の出力を参照信号として位相検波器(図示なし)が位相検波する。その後、A/D変換器(図示なし)を用いて、このアナログ信号である磁気共鳴信号をデジタル信号に変換して出力する。
操作コンソール部3について説明する。
操作コンソール部3は、図1に示すように、制御部30と、画像生成部31と、画像補正部31aと、操作部32と、表示部33と、記憶部34とを有する。
操作コンソール部3の各構成要素について、順次、説明する。
制御部30は、コンピュータと、コンピュータに所定のデータ処理を実行させるプログラムとを有しており、各部を制御する。ここでは、制御部30は、操作部32からの操作データが入力され、その操作部32から入力される操作データに基づいて、RF駆動部22と勾配駆動部23とデータ収集部24とのそれぞれに制御信号を出力し、所定のスキャンを実行させる。そして、これと共に、画像生成部31と表示部33と記憶部34とへ、制御信号を出力し、制御を行う。
画像生成部31は、コンピュータと、そのコンピュータを用いて所定のデータ処理を実行するプログラムとを有しており、制御部30からの制御信号に基づいて、画像を生成する。ここでは、画像生成部31は、スキャン部2がスキャンを実行することによって得られた磁気共鳴信号をローデータとし、被検体SUについての画像を再構成する。そして、画像生成部31は、その生成した画像を表示部33に出力する。
図2は、本発明にかかる実施形態において、画像生成部31を示すブロック図である。
図2に示すように、画像生成部31は、本スキャン画像生成部131と、参照画像生成部132と、画像補正部133とを有する。
ここで、本スキャン画像生成部131は、被検体SUの撮影領域についての本スキャンの実施によって得られた磁気共鳴信号を、ローデータとして、その被検体SUの撮影領域についての本スキャン画像を生成する。また、参照画像生成部132は、被検体SUの撮影領域についての本スキャンの実施前に実施された参照スキャンによって得られた磁気共鳴信号を、ローデータとして、その被検体SUの撮影領域についての参照スキャン画像を生成する。また、画像補正部133は、本スキャン画像生成部131が生成する本スキャン画像を補正する。
図3は、本発明にかかる実施形態において、画像補正部133を示すブロック図である。
図3に示すように、画像補正部133は、受信感度分布算出部231と、送信感度分布算出部232と、閾値処理部233とを有する。ここで、受信感度分布算出部231は、被検体SUの撮影領域においてRFコイル部14が磁気共鳴信号を受信する際の受信感度分布を算出する。また、送信感度分布算出部232は、被検体SUの撮影領域においてRFコイル部14がRFパルスを送信する際の送信感度分布を算出する。閾値処理部233は、送信感度分布算出部232により算出された送信感度分布を閾値処理する。そして、画像補正部133は、受信感度分布算出部により算出された受信感度分布と、閾値処理部233によって閾値処理された送信感度分布とを用いて、本スキャン画像を補正する。
画像生成部31については、上記のように構成されている。
操作部32は、キーボードやポインティングデバイスなどの操作デバイスにより構成されている。操作部32は、オペレータによって操作データが入力され、その操作データを制御部30に出力する。
表示部33は、CRTなどの表示デバイスにより構成されており、制御部30からの制御信号に基づいて、表示画面に画像を表示する。たとえば、表示部33は、オペレータによって操作部32に操作データが入力される入力項目についての画像を表示画面に複数表示する。また、表示部33は、被検体SUからの磁気共鳴信号に基づいて生成される被検体SUの画像についてのデータを画像生成部31から受け、表示画面にその画像を表示する。
記憶部34は、メモリにより構成されており、各種データを記憶している。記憶装置33は、その記憶されたデータが必要に応じて制御部30によってアクセスされる。
(動作)
以下より、上記の本発明にかかる実施形態の磁気共鳴イメージング装置1を用いて、被検体SUの撮影領域を撮像する際の動作について説明する。
図4は、本発明にかかる実施形態において、被検体SUの撮影領域を撮像する際の動作を示すフロー図である。図5は、本発明にかかる実施形態において、被検体SUの撮影領域を撮像する際のデータの流れを示す図である。
まず、図4に示すように、参照スキャンRSの実施を行う(S11)。
ここでは、本スキャンASにて撮像される被検体SUの撮影領域へRFコイル部14がRFパルスを送信し、その被検体SUの撮影領域にて発生する磁気共鳴信号をRFコイル部14が受信する参照スキャンRSをスキャン部2が実施する。
本実施形態においては、参照スキャンRSとして、第1参照スキャンRS1と、第2参照スキャンRS2と、第3参照スキャンRS3とのそれぞれを、スキャン部2が実施する。ここでは、第1参照スキャンRS1と第2参照スキャンRS2と第3スキャンRS3とのそれぞれを、グラディエントエコー法によって実施する。
具体的には、ボディコイルの第1RFコイル14aが被検体SUの撮影領域へ第1のフリップアングルα1のRFパルスを送信し、その撮影領域において発生する磁気共鳴信号を、そのボディコイルの第1RFコイル14aが受信するように、スキャン部2が第1参照スキャンRS1を実施する。そして、この第1参照スキャンRS1の実施によって得られる磁気共鳴信号を、第1参照スキャンデータRSα1として取得する。
また、ボディコイルの第1RFコイル14aが被検体SUの撮影領域へ第1のフリップアングルα1のRFパルスを送信し、その撮影領域において発生する磁気共鳴信号を、フェーズドアレイコイルの第2RFコイル14bが受信するように、スキャン部2が第2参照スキャンRS2を実施する。そして、この第2参照スキャンRS2の実施によって得られる磁気共鳴信号を、第2参照スキャンデータRSとして取得する。
また、その第1のフリップアングルα1と異なる第2のフリップアングルα2のRFパルスを、ボディコイルの第1RFコイル14aが被検体SUの撮影領域へ送信し、その撮影領域において発生する磁気共鳴信号を、ボディコイルの第1RFコイル14aが受信するように、スキャン部2が第3参照スキャンRF3を実施する。本実施形態においては、この第3参照スキャンRS3を実施する際においては、この第2のフリップアングルα2が、第1のフリップアングルα1の半分になるように、第1RFコイル14aが撮影領域へRFパルスを送信する。そして、この第3参照スキャンRS3の実施によって得られる磁気共鳴信号を、第3参照スキャンデータRSα2として取得する。なお、第2のフリップアングルα2を第1のフリップアングルα1の半分にすることによって、後述の数式(2)に示すように、計算式が簡略化できるために、B1分布θ(x,y)を算出する際のデータ処理を高速化することができる。
このようにして、本ステップ(S11)においては、図5に示すように、第1参照スキャンデータRSα1と、第2参照スキャンデータRSと、第3参照スキャンデータRSα2とのそれぞれを取得する。
つぎに、図2に示すように、参照画像RI(x,y)の生成を実施する(S21)。
ここでは、参照スキャンRSの実施によって得られた磁気共鳴信号に基づいて、撮影領域についての参照画像RI(x,y)を参照画像生成部132が生成する。本実施形態においては、参照画像RI(x,y)として、第1参照画像RIα1(x,y)と、第2参照画像RI(x,y)と、第3参照画像RIα2(x,y)とのそれぞれを生成する。
具体的には、図5に示すように、第1参照スキャンRS1の実施によって得られた第1参照スキャンデータRSα1に基づいて、被検体SUの撮影領域についての第1参照画像RIα1(x,y)を参照画像生成部132が生成する。
そして、図5に示すように、第2参照スキャンRS2の実施によって得られた第2参照スキャンデータRSに基づいて、被検体SUの撮影領域についての第2参照画像RI(x,y)を参照画像生成部132が生成する。
そして、図5に示すように、第3参照スキャンRS3の実施によって得られた第3参照スキャンデータRSα2に基づいて、被検体SUの撮影領域についての第3参照画像RIα2(x,y)を参照画像生成部132が生成する。
つぎに、図4に示すように、受信感度分布S(x,y)と送信感度分布f(x,y)との算出を実施する(S31)。
ここでは、受信感度分布S(x,y)については、図5に示すように、第1参照画像RIα1(x,y)と第2参照画像RI(x,y)とに基づいて、受信感度分布算出部231が算出する。
具体的には、以下の数式(1)に示すように、第1参照画像RIα1(x,y)の各画素データを、第2参照画像RI(x,y)の各画素データで受信感度分布算出部231が割ることによって、受信感度分布S(x,y)を算出する。
一方、送信感度分布f(x,y)については、図5に示すように、第1参照画像RIα1(x,y)と第3参照画像RIα2(x,y)とに基づいて、本スキャンASによって生成される本スキャン画像に生ずる送信感度分布(送信感度不均一)f(x,y)を算出する。ここでは、第1参照画像RIα1(x,y)と第3参照画像RIα2(x,y)とを用いて、送信感度分布算出部232がB1分布(フリップアングル分布)θ(x,y)を算出した後に、そのB1分布に基づいて、本スキャンASによって生成される本スキャン画像に生ずる送信感度分布(送信感度不均一)f(x,y)を算出する。
具体的には、以下の数式(2)に示すように、第1参照画像RIα1(x,y)と、第3参照画像RIα2(x,y)とを用いて、被検体SUの撮影領域についてのB1分布θ(x,y)を算出する。
そして、本スキャンASをスピンエコー系列にて実施することによって生成される本スキャン画像に関する送信感度分布f(x,y)は、以下の数式(3)に示すようにして算出する。
一方で、本スキャンASをグラディエントエコー系列にて実施することによって生成される本スキャン画像に関する送信感度分布f(x,y)は、以下の数式(4)に示すようにして算出する。
なお、上記の数式(3),数式(4)において、αは、第1参照スキャンを実施した際のフリップアングルであり、βは、グラディエントエコー系列にて本スキャンASを実施する際のフリップアングルである。
つぎに、図4に示すように、送信感度分布f(x,y)の閾値処理を実施する(S41)。
ここでは、図5に示すように、送信感度分布算出部232により算出された送信感度分布f(x,y)を閾値処理部233が閾値処理し、その閾値処理後の送信感度分布fh(x,y)を出力する
具体的には、送信感度分布f(x,y)と第1参照画像RIα1(x,y)との偏微分値(∂f(x,y)/∂RIα1(x,y))と、送信感度分布f(x,y)と第3参照画像RIα2(x,y)との偏微分値(∂f(x,y)/∂RIα2(x,y))とをそれぞれ算出すると共に、第1参照画像RIα1(x,y)の偏差σRIα1と第3参照画像RIα2(x,y)の偏差σRIα1とを算出する。
その後、以下の数式(5)に示すように、その送信感度分布f(x,y)と第1参照画像RIα1(x,y)との偏微分値(∂f(x,y)/∂RIα1(x,y))と、送信感度分布f(x,y)と第3参照画像RIα2(x,y)との偏微分値(∂f(x,y)/∂RIα2(x,y))とをそれぞれ算出すると共に、第1参照画像RIα1(x,y)の偏差σRIα1と第3参照画像RIα2(x,y)の偏差σRIα1とを用いて、送信感度分布f(x,y)の偏差σを算出する。
図6は、本発明にかかる実施形態において、送信感度分布f(x,y)の偏差σと、実測されるフリップアングルθの分布との関係を示す図である。図6においては、所定のフリップアングルを設定した際において、実測されるフリップアングルの分布θと、送信感度分布f(x,y)の偏差σとをの関係を示している。ここでは、50°と60°と70°とのそれぞれにフリップアングルを設定した際における結果を、M50,M60,M70として示している。
そして、この図6に示すように算出した送信感度分布f(x,y)の偏差σと、実測されたフリップアングルθの分布との関係から、送信感度分布f(x,y)の偏差σにおいて、予め設定された偏差範囲Rσに対応するフリップアングルθの範囲Rθを算出する。たとえば、図6に示すように、50°にフリップアングルを設定した際において、予め設定された偏差範囲Rσが−1.0から1.0の範囲である場合には、これに対応するフリップアングルθの範囲Rθが33°から75°までの範囲であることを求める。
そして、この求めたフリップアングルθの範囲Rθに対応する送信感度分布f(x,y)の範囲Rfを、数式(3)や数式(4)を用いて求め、その範囲を閾値として設定する。
その後、その設定した閾値を用いて送信感度分布f(x,y)を閾値処理し、閾値処理後の送信感度分布fh(x,y)を出力する。つまり、送信感度分布f(x,y)において閾値に対応する範囲内のデータを、閾値処理後の送信感度分布fh(x,y)として出力する。このように閾値処理を実施することによって、送信感度分布f(x,y)において偏差が大きい部分を除去し、小さい偏差範囲内に処理する。
なお、閾値処理によって除外された部分については、送信感度分布が不定になるため、その送信感度分布fh(x,y)において近傍に位置する部分の値を用いて、局所の多項式近似により外挿する。そして、その外挿されたデータを低周波通過フィルタによって処理する。
つぎに、図4に示すように、本スキャンASの実施を行なう(S51)。
ここでは、静磁場が形成された撮像空間BにおいてRFコイル部14が被検体SUの撮影領域へRFパルスを送信し、そのRFパルスが送信された撮影領域にて発生する磁気共鳴信号をRFコイル部14が本スキャンデータとして受信することによって、本スキャンASが実施される。たとえば、スピンエコー系列やグラディエントエコー系列のパルスシーケンスに従って、本スキャンASが実施される。
つぎに、図4に示すように、本スキャン画像AI(x,y)の生成を行なう(S61)。
ここでは、本スキャンASの実施によって本スキャンデータとして得られた磁気共鳴信号をローデータとし、その撮影領域についての本スキャン画像AI(x,y)を本スキャン画像生成部131が生成する。
つぎに、図4に示すように、本スキャン画像AI(x,y)の補正を行なう(S71)。
ここでは、図5に示すように、本スキャン画像生成部131が生成した本スキャン画像AI(x,y)を、画像補正部132が、受信感度分布S(x,y)と、閾値処理後の送信感度分布fh(x,y)とのそれぞれを用いて補正処理する。
具体的には、以下の数式(6)に示すように、本スキャン画像AI(x,y)に対して、受信感度分布S(x,y)と、閾値処理後の送信感度分布fh(x,y)とのそれぞれを、本スキャン画像AI(x,y)におけるx方向とy方向との各位置の画素ごとに積算することによって、補正処理後の本スキャン画像AIc(x,y)を生成する。
つぎに、図4に示すように、補正処理後の本スキャン画像AIc(x,y)の表示を行なう(S81)。
ここでは、画像補正部133によって補正処理された後の本スキャン画像AIc(x,y)を、表示部33が表示画面に表示する。
以上のように、本実施形態においては、受信感度分布算出部231が受信感度分布S(x,y)を算出する。そして、これと共に、ダブルフリップアングル法によって送信感度分布算出部232が送信感度分布f(x,y)を算出する。つぎに、その算出した送信感度分布f(x,y)を閾値処理部233が閾値処理する。ここでは、送信感度分布f(x,y)において偏差が小さい範囲を閾値処理によって求め、その範囲を閾値処理後の送信感度分布fh(x,y)として閾値処理部233が出力する。そして、その受信感度分布S(x,y)と、その閾値処理後の送信感度分布fh(x,y)とを用いて、画像補正部131が本スキャン画像AI(x,y)を補正する。
図7は、本発明にかかる実施形態において、被検体SUの撮影領域について得た本スキャン画像を示す図である。図7において、また、図7(a)は、補正処理前の本スキャン画像である。また、図7(b)は、閾値処理を実施していない送信感度分布f(x,y)を用いて補正処理された被検体SUの撮影領域についての本スキャン画像である。また、図7(c)は、本実施形態において閾値処理後の送信感度分布fh(x,y)を用いて補正処理された被検体SUの撮影領域についての本スキャン画像である。
図7(a)と図7(b)とに示すように、閾値処理を実施していない送信感度分布f(x,y)を用いて、本スキャン画像を補正処理した場合には、アーチファクトが発生している。しかし、図7(a)と図7(c)とに示すように、本実施形態において閾値処理を実施した送信感度分布fh(x,y)を用いて、本スキャン画像を補正処理した場合には、アーチファクトが発生していない。
このように、本実施形態は、送信感度分布f(x,y)において、偏差が大きく精度が低い部分を閾値処理によって排除することによって、偏差が小さく高精度に得られた部分からなる送信感度分布fh(x,y)を求め、その閾値処理後の送信感度分布fh(x,y)を用いて、本スキャン画像RI(x,y)を補正処理するため、アーチファクトが画像に発生することを防止することができる。つまり、本実施形態は、ノイズの増幅率を考慮して、計測信頼度の高い部位のデータのみを用いて感度補正を実施しているために、アーチファクトの発生が抑制でき、画像品質を向上させることが容易にできる。
なお、上記の実施形態の磁気共鳴イメージング装置1は、本発明の磁気共鳴イメージング装置に相当する。また、上記の実施形態のスキャン部2は、本発明の参照スキャン実施部に相当する。また、上記の実施形態のRFコイル部14は、本発明のRFコイル部に相当する。また、上記の実施形態の第1RFコイル14aは、本発明の第1RFコイルに相当する。また、上記の実施形態の第2RFコイル14bは、本発明の第2RFコイルに相当する。また、上記の実施形態の表示部33は、本発明の表示部に相当する。また、上記の実施形態の参照画像生成部132は、本発明の参照画像生成部に相当する。また、上記の実施形態の画像補正部133は、本発明の画像補正部に相当する。また、上記の実施形態の受信感度分布算出部231は、本発明の受信感度分布算出部に相当する。また、上記の実施形態の送信感度分布算出部232は、本発明の送信感度分布算出部に相当する。また、上記の実施形態の閾値処理部233は、本発明の閾値処理部に相当する。また、上記の実施形態の撮像空間Bは、本発明の静磁場空間に相当する。
また、本発明の実施に際しては、上記した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形例を採用することができる。
たとえば、上記の実施形態においては、第1参照画像の偏差と第3参照画像の偏差とに基づいて閾値を設定し、閾値処理を実施しているが、これに限定されない。たとえば、第1参照画像の偏差と第3参照画像の偏差とを算出せずに、B1値やフリップアングル値の範囲を予め閾値として設定し、閾値処理を実施しても良い。
また、上記の実施形態においては、送信感度分布f(x,y)の偏差σと、実測されたフリップアングルθの分布との関係から、送信感度分布f(x,y)の偏差σにおいて、予め設定された偏差範囲Rσに対応するフリップアングルθの範囲Rθを算出しているが、これに限定されない。たとえば、操作部32において入力されたスキャンパラメータに対応するように、この偏差範囲Rσを求めた後に、その求めた偏差範囲Rσに対応するフリップアングルθの範囲Rθを算出してもよい。
図1は、本発明にかかる実施形態において、磁気共鳴イメージング装置1の構成を示す構成図である。 図2は、本発明にかかる実施形態において、画像生成部31を示すブロック図である。 図3は、本発明にかかる実施形態において、画像補正部133を示すブロック図である。 図4は、本発明にかかる実施形態において、被検体SUの撮影領域を撮像する際の動作を示すフロー図である。 図5は、本発明にかかる実施形態において、被検体SUの撮影領域を撮像する際のデータの流れを示す図である。 図6は、本発明にかかる実施形態において、送信感度分布f(x,y)の偏差σと、実測されるフリップアングルθの分布との関係を示す図である。 図7は、本発明にかかる実施形態において、被検体SUの撮影領域について得た本スキャン画像を示す図である。
符号の説明
1:磁気共鳴イメージング装置(磁気共鳴イメージング装置)、
2:スキャン部(参照スキャン実施部)、
3:操作コンソール部、
12:静磁場マグネット部、
13:勾配コイル部、
14:RFコイル部(RFコイル部)、
14a…第1RFコイル(第1RFコイル)、
14b…第2RFコイル(第2RFコイル)、
15:クレードル、
22:RF駆動部、
23:勾配駆動部、
24:データ収集部、
30:制御部、
31:画像生成部、
32:操作部、
33:表示部(表示部)、
34:記憶部、
131…本スキャン画像生成部
132…参照画像生成部(参照画像生成部)、
133…画像補正部(画像補正部)、
231…受信感度分布算出部(受信感度分布算出部)、
232…送信感度分布算出部(送信感度分布算出部)、
233…閾値処理部(閾値処理部)、
B:撮像空間(静磁場空間)

Claims (16)

  1. 静磁場空間においてRFコイル部が被検体の撮影領域へRFパルスを送信し、前記RFパルスが送信された前記撮影領域にて発生する磁気共鳴信号を前記RFコイル部が受信する本スキャンを実施した後に、前記本スキャンの実施によって得られた磁気共鳴信号に基づいて、前記撮影領域についての本スキャン画像を生成する磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記本スキャン画像を補正する画像補正部
    を有し、
    前記画像補正部は、
    前記撮影領域において前記RFコイル部が前記RFパルスを送信する際の送信感度分布を算出する送信感度分布算出部と、
    前記送信感度分布算出部により算出された前記送信感度分布を閾値処理する閾値処理部と
    を含み、
    前記閾値処理部によって閾値処理された前記送信感度分布を用いて、前記本スキャン画像を補正する
    磁気共鳴イメージング装置。
  2. 前記画像補正部は、
    前記撮影領域において前記RFコイル部が前記磁気共鳴信号を受信する際の受信感度分布を算出する受信感度分布算出部
    を含み、
    前記受信分布算出部により算出された前記受信感度分布を用いて、前記本スキャン画像を補正する
    請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 前記静磁場空間において前記RFコイル部が前記撮影領域へRFパルスを送信し、前記撮影領域にて発生する磁気共鳴信号を前記RFコイル部が受信する参照スキャンを、前記本スキャンの実施前に実施する参照スキャン実施部と、
    前記参照スキャンの実施によって得られた磁気共鳴信号に基づいて、前記撮影領域についての参照画像を生成する参照画像生成部と
    を、さらに有し、
    前記RFコイル部は、
    第1RFコイルと、
    前記撮影領域において前記第1RFコイルより受信感度分布が不均一な第2RFコイルと
    を含み、
    前記参照スキャン実施部は、
    第1のフリップアングルにて前記第1RFコイルが前記撮影領域へRFパルスを送信し、前記撮影領域において発生する磁気共鳴信号を前記第1RFコイルが受信する第1参照スキャンと、
    前記第1のフリップアングルにて前記第1RFコイルが前記撮影領域へRFパルスを送信し、前記撮影領域において発生する磁気共鳴信号を前記第2RFコイルが受信する第2参照スキャンと、
    前記第1のフリップアングルと異なる第2のフリップアングルにて前記第1RFコイルが前記撮影領域へRFパルスを送信し、前記撮影領域において発生する磁気共鳴信号を前記第1RFコイルが受信する第3参照スキャンと
    を前記参照スキャンとして実施し、
    前記参照画像生成部は、前記第1参照スキャンの実施によって得られた磁気共鳴信号に基づいて、第1参照画像を生成し、前記第2参照スキャンの実施によって得られた磁気共鳴信号に基づいて、第2参照画像を生成し、前記第3参照スキャンの実施によって得られた磁気共鳴信号に基づいて、第3参照画像を生成し、
    前記受信感度分布算出部は、前記第1参照画像と前記第2参照画像とに基づいて、受信感度分布を算出し
    前記送信感度分布算出部は、前記第1参照画像と前記第3参照画像とに基づいて、送信感度分布を算出する
    請求項2に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記閾値処理部は、前記第1参照画像の偏差と前記第3参照画像の偏差とに基づいて閾値を設定し、当該設定した閾値を用いて前記閾値処理を実施する
    請求項3に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 前記参照スキャン実施部は、
    前記第3参照スキャンを実施する際においては、前記第2フリップアングルが、前記第1のフリップアングルの半分になるように前記第1RFコイルが前記撮影領域へRFパルスを送信する
    請求項4に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 前記参照スキャン実施部は、前記第1参照スキャンと前記第2参照スキャンと前記第3スキャンとのそれぞれを、グラディエントエコー法によって実施する
    請求項5に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  7. 前記第1RFコイルが、ボディコイルであり、
    前記第2RFコイルが、フェーズドアレイコイルである
    請求項3から6のいずれかに記載の磁気共鳴イメージング装置。
  8. 画像を表示する表示部
    を有し、
    前記表示部は、前記画像補正部によって補正された前記本スキャン画像を表示する
    請求項1から7のいずれかに記載の磁気共鳴イメージング装置。
  9. 静磁場空間においてRFコイル部が被検体の撮影領域へRFパルスを送信し、前記RFパルスが送信された前記撮影領域にて発生する磁気共鳴信号を前記RFコイル部が受信する本スキャンを実施した後に、前記本スキャンの実施によって得られた磁気共鳴信号に基づいて、前記撮影領域についての本スキャン画像を生成する磁気共鳴イメージング方法であって、
    前記本スキャン画像を補正する画像補正ステップ
    を有し、
    前記画像補正ステップは、
    前記撮影領域において前記RFコイル部が前記RFパルスを送信する際の送信感度分布を算出する送信感度分布算出ステップと、
    前記送信感度分布算出部により算出された前記送信感度分布を閾値処理する閾値処理ステップと
    を含み、
    前記閾値処理ステップによって閾値処理された前記送信感度分布を用いて、前記本スキャン画像を補正する
    磁気共鳴イメージング方法。
  10. 前記画像補正ステップは、
    前記撮影領域において前記RFコイル部が前記磁気共鳴信号を受信する際の受信感度分布を算出する受信感度分布算出ステップ
    を含み、
    前記受信分布算出ステップにより算出された前記受信感度分布を用いて、前記本スキャン画像を補正する
    請求項9に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  11. 第1RFコイルと、前記撮影領域において前記第1RFコイルより受信感度分布が不均一な第2RFコイルとを含む前記RFコイル部が前記静磁場空間において前記撮影領域へRFパルスを送信し、前記撮影領域にて発生する磁気共鳴信号を前記RFコイル部が受信する参照スキャンを、前記本スキャンの実施前に実施する参照スキャン実施ステップと、
    前記参照スキャンの実施によって得られた磁気共鳴信号に基づいて、前記撮影領域についての参照画像を生成する参照画像生成ステップと
    を、さらに有し、
    前記参照スキャン実施ステップにおいては、
    第1のフリップアングルにて前記第1コイルが前記撮影領域へRFパルスを送信し、前記撮影領域において発生する磁気共鳴信号を前記第1コイル部が受信する第1参照スキャンと、
    前記第1のフリップアングルにて前記第1コイルが前記撮影領域へRFパルスを送信し、前記撮影領域において発生する磁気共鳴信号を前記第2コイル部が受信する第2参照スキャンと、
    前記第1のフリップアングルと異なる第2のフリップアングルにて前記第1コイルが前記撮影領域へRFパルスを送信し、前記撮影領域において発生する磁気共鳴信号を前記第1コイル部が受信する第3参照スキャンと
    を前記参照スキャンとして実施し、
    前記参照画像生成ステップにおいては、前記第1参照スキャンの実施によって得られた磁気共鳴信号に基づいて、第1参照画像を生成し、前記第2参照スキャンの実施によって得られた磁気共鳴信号に基づいて、第2参照画像を生成し、前記第3参照スキャンの実施によって得られた磁気共鳴信号に基づいて、第3参照画像を生成し、
    前記受信感度分布算出ステップにおいては、前記第1参照画像と前記第2参照画像とに基づいて、受信感度分布を算出し
    前記送信感度分布算出ステップにおいては、前記第1参照画像と前記第3参照画像とに基づいて、送信感度分布を算出する
    請求項10に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  12. 前記閾値処理ステップにおいては、前記第1参照画像のノイズ成分と前記第3参照画像のノイズ成分とに基づいて閾値を設定し、当該設定した閾値を用いて前記閾値処理を実施する
    請求項11に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  13. 前記参照スキャン実施ステップにて前記第3参照スキャンを実施する際においては、前記第2フリップアングルが、前記第1のフリップアングルの半分になるように前記第1コイルが前記撮影領域へRFパルスを送信する
    請求項12に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  14. 前記参照スキャン実施ステップにおいては、前記第1参照スキャンと前記第2参照スキャンと前記第3スキャンとのそれぞれを、グラディエントエコー法によって実施する
    請求項13に記載の磁気共鳴イメージング方法。
  15. 前記第1RFコイルとして、ボディコイルを用い、
    前記第2RFコイルとして、表面コイルを用いる
    請求項11から14のいずれかに記載の磁気共鳴イメージング方法。
  16. 画像を表示する表示ステップ
    を有し、
    前記表示ステップにおいては、前記画像補正ステップによって補正された前記本スキャン画像を表示する
    請求項9から15のいずれかに記載の磁気共鳴イメージング方法。
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